JPH06135472A - エヤゾール容器 - Google Patents

エヤゾール容器

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JPH06135472A
JPH06135472A JP4312860A JP31286092A JPH06135472A JP H06135472 A JPH06135472 A JP H06135472A JP 4312860 A JP4312860 A JP 4312860A JP 31286092 A JP31286092 A JP 31286092A JP H06135472 A JPH06135472 A JP H06135472A
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JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
container
hole
resin film
aerosol container
Prior art date
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Pending
Application number
JP4312860A
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English (en)
Inventor
Satoshi Mekata
聡 目加多
Masazumi Tanaka
政澄 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Aerosol Industries Corp
Original Assignee
Osaka Aerosol Industries Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 廃棄する前に簡単に孔を明けることができ、
しかも誤ってそのまま廃棄しても、焼却炉中で破裂や爆
発をすることが少ない安全なエヤゾール容器を提供す
る。 【構成】 容器を構成する金属板の一部、たとえば容器
本体1の底部8となる部位に貫通孔9を形成し、容器の
内部側になる面に前記貫通孔9を塞ぐように合成樹脂シ
ート10をラミネートした上で容器本体1を成形し、さ
らにバルブユニットを取り付けてなるエヤゾール容器。 【効果】 貫通孔9は合成樹脂フィルム10で塞がれて
いるだけであるので、簡単に穿孔しうる。誤ってそのま
ま廃棄しても、焼却炉中で破裂または爆発する前に合成
樹脂フィルムが溶解し、内部のガスが抜けるので安全で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエヤゾール容器に関す
る。さらに詳しくは、使用後、廃棄するときに安全なエ
ヤゾール容器に関する。
【0002】
【従来の技術】エヤゾール容器は一般的に金属缶により
構成され、耐圧性を有する。そのため使用後にそのまま
廃棄処分すると、可燃性のプロペラントが残留している
ときは焼却炉内で爆発する危険性がある。また完全に内
部のガスを放出している場合でも、焼却のときに内部の
空気が膨張し、一気に破裂するに至る。したがっていず
れの場合でも作業者に危険であり、焼却炉を損傷するお
それもある。
【0003】そこで従来より、使用後に使用者が容器に
貫通孔をあけることが奨励され、貫通孔をあけやすいよ
うに、穿孔用の器具、たとえば先端のとがったピンなど
を付属品として容器に着脱自在に取り付けると共に、容
器を構成する金属板の一部、たとえば容器の底部などに
薄肉の凹部を形成することが提案されている。さらに低
温で溶ける金属で底板に栓をし、焼却炉中でその栓が溶
けて内部と外部とを連通させるようにしたエヤゾール容
器も提案されている(特開昭60−45175号公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の方法では、
金属板そのものをピンなどの器具で穿孔するので、使用
者にとって煩わしく、しかも器具が滑って使用者が怪我
をするおそれがある。そのため従来の穿孔用の器具はい
まだ充分に利用されているとはいいがたい。そのため依
然として焼却炉内でエヤゾール容器の爆発や破裂が起き
ているのが実情である。また前記特別な金属で栓をする
従来の方法は、可燃物が残っていれば爆発の危険性があ
り、また栓が溶ける前に破裂することがあるが、使用者
が栓の効果に頼って内容物の残量に関心を持たなくなり
がちになる。
【0005】本発明は前記従来のエヤゾール容器に穴を
あけやすくして安全を図るという趣旨を継承したうえ
で、穴開け作業が一層簡単にできるようにし、しかも穴
をあけずに廃棄された場合でも、従来の容器よりも爆発
や破裂を生じにくくすることを技術課題とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のエヤゾール容器
は、容器を構成する金属板に貫通孔が形成されており、
該貫通孔を塞ぐように前記金属板のいずれかの面に合成
樹脂フィルムがラミネートされていることを特徴として
いる。なお容器の内面側に、直接または合成樹脂フィル
ムの上から合成樹脂の塗装を施すのが好ましい。
【0007】かかるエヤゾール容器は、容器の金属部を
構成すべき素材の金属シートに貫通孔を形成し、該貫通
孔を塞ぐように前記金属シートの片面または両面に合成
樹脂フィルムをラミネートし、その後プレス加工により
部品を形成し、ついで組み立てることを特徴とする本発
明の第1の製造法により製造しうる。
【0008】さらに前記エヤゾール容器は、容器の金属
部を構成すべき素材の金属シートに貫通孔を形成し、該
貫通孔を塞ぐように前記金属シートの片面に合成樹脂フ
ィルムをラミネートし、他面に合成樹脂の塗装を施し、
その後プレス加工により部品を形成し、ついで組み立て
る本発明の第2の製法によっても製造しうる。
【0009】
【作用】本発明のエヤゾール容器においては、金属板に
あらかじめ貫通孔があいており、その上に合成樹脂フィ
ルムがラミネートされているだけであるので、使用者は
合成樹脂フィルムを穿孔するだけで容器を貫通させう
る。したがって穿孔作業がきわめて簡単である。また穿
孔する前は貫通孔を合成樹脂フィルムが塞いでいるの
で、5〜10atm程度の一般に使用されている内圧に
対しては充分に抵抗することができ、フィルムが破損さ
れることがない。
【0010】他方、誤って合成樹脂フィルムを穿孔せず
に廃棄した場合は、焼却炉中でエヤゾール容器が加熱さ
れるときに内圧が上昇するが、同時に合成樹脂フィルム
が熱で溶けだし、強度が低下する。そのため金属缶全体
が爆発または破裂する前にプロペラントまたは水蒸気な
どが合成樹脂フィルムを押し破り、外部に噴出するので
内圧が低下する。したがって爆発や破裂が防止され、安
全である。
【0011】請求項3の製造法においては、金属シート
に合成樹脂フィルムをラミネートした後にプレス加工す
るので、加工後も合成樹脂フィルムと金属板との密着性
が確保され、貫通孔の部分などから合成樹脂フィルムが
剥れるおそれがない。請求項4の製造法においては、金
属シートの片面に合成樹脂フィルムをラミネートして貫
通孔を塞いだ後、他面から合成樹脂の塗装を施すので、
貫通孔内に塗料が充填され、耐圧強度が向上する利点が
ある。
【0012】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明のエヤゾー
ル容器およびその製造法の実施例を説明する。図1は本
発明のエヤゾール容器の一実施例を示す断面図、図2は
図1のエヤゾール容器の要部拡大断面図、図3〜6は本
発明のエヤゾール容器の他の実施例を示す要部拡大断面
図、図7は本発明のエヤゾール容器の製造法の一実施例
を示す概略工程図である。
【0013】図1に示すエヤゾール容器(以下、単に容
器という)は、金属シートから一体にプレス成形した有
底筒状の容器本体1と、その容器本体1の上端開口部1
aに固着したバルブユニット2とから構成されている。
バルブユニット2は金属シートをプレス成形したバルブ
マウントキャップ3と、その中央にガスケット4を介し
て保持されるバルブハウジング5と、バルブハウジング
5内に収容される従来公知のバルブステム6およびスプ
リング7とを備えている。
【0014】前記容器本体1の底部8には貫通孔9が形
成されており、さらに容器本体1の内面全体に合成樹脂
フィルム10がラミネートされている。そのため前記貫
通孔9は合成樹脂フィルム10により塞がれている。図
2に示すように、底板8の厚さtは材料によって異なる
が、一般的に0.2〜0.5mm、とくに0.4mm前
後であり、貫通孔9の内径dは通常0.3〜2.0mm
程度である。なお前記厚さtの0.3〜1.5倍程度を
目安としてもよい。容器本体1の材料としては鋼板、と
くにスズメッキ鋼板あるいはアルミニウム合金板などが
一般的であるが、有底筒状に成形可能な金属板であれば
とくに制限はない。
【0015】前記合成樹脂フィルム10の材料として
は、強度が高く、内容物により侵されず、しかも熱可塑
性を有する合成樹脂、たとえばポリアミド系樹脂、ポリ
エチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹
脂、ポリエステル系樹脂などがあげられる。また合成樹
脂フィルム10の厚さt1 は前記貫通孔9の内径dによ
っても異なるが、通常0.02〜0.2mm程度であ
り、0.05〜0.15程度のものがとくに好ましい。
なお貫通孔9の内径dの0.3〜1.5倍程度、とくに
0.5〜1.2倍程度を目安としてもよい。合成樹脂フ
ィルム10は単一のフィルムでもよいが、2種以上のフ
ィルムを積層したものであってもよい。なお合成樹脂フ
ィルム10は、後述するように金属シートを立体的に加
工する前にラミネートしておくのが好ましい。
【0016】なお容器本体1としては、その上端にバル
ブマウントキャップ3を取り付けるドームを設けたもの
であってもよく、図3に示すように、円筒状に巻き形成
した胴部11とその下面を塞ぐ底板12とから構成した
ものであってもよい。請求項1にいう「容器を構成する
金属板」とは、金属板であるかぎり、前記一体型の容器
本体1、バルブマウントキャップ3、ドーム、あるいは
分離型の容器の胴部11、底板12のいずれをも含む概
念である。すなわち本発明にいう貫通孔の位置はとくに
制限がなく、合成樹脂フィルムを穿孔したとき、容器の
内部と外部とが連通する位置であれば、容器本体1また
は胴部11の上端ないし下部、または容器本体の肩部2
3など、いずれの位置であってもよい。ただしバルブマ
ウントキャップ3や分離型の底板8に貫通孔9を設ける
場合は、合成樹脂フィルム10はその部品だけにラミネ
ートすればよいので有利である。しかし他の部品にラミ
ネートしてもよい。なおバルブマウントキャップ3や分
離型の底板8に貫通孔9を設ける場合は、部品が小型で
あり、しかも加工の程度が少ないので、貫通孔を形成し
た後のラミネート加工および成形加工が行ないやすく、
成形時に貫通孔が変形しにくい利点がある。
【0017】上記のごとく構成されるエヤゾール容器に
おいては、使用者がエヤゾール製品を全量放出した後、
図2に示す付属のピンPなどで貫通孔9を塞いでいる合
成樹脂フィルム10を破るだけで容器の内部と外部とを
連通させることができる。さらに誤って合成樹脂フィル
ム10を破らずに廃棄した場合でも、焼却炉中で容器が
破裂や爆発をする前に合成樹脂フィルム10が溶解し、
内部のガスが抜けるので安全である。なお貫通孔9は合
成樹脂フィルム10が塞いでおり、内圧に対しては合成
樹脂フィルム10が抵抗するので、使用途中に内容物が
抜けることはない。さらに図2の容器では合成樹脂フィ
ルム10が内面側に設けられているので、内圧(矢印
A)に対してフィルムが大きく変形したり剥れたりする
おそれが少なく、内圧に対する抵抗が一層大きいという
利点がある。
【0018】他方、図2の想像線で示すように、合成樹
脂フィルム13を容器の外面側に設けるばあいは、内圧
により合成樹脂フィルム10がいくらか膨らむので、使
用者が貫通孔9の位置を見つけやすい利点がある。さら
に図4に示すように、合成樹脂フィルム10、13を内
面側と外面側の両方に設けてもよい。前記いずれの実施
例においても、内面側のフィルム10は内容物に対する
耐食性が高いものが用いられ、外面側の合成樹脂フィル
ム13には耐候性が高いものが用いられる。
【0019】図5に示すエヤゾール容器は容器の内面側
に合成樹脂フィルム10をラミネートし、その上に耐食
性の合成樹脂塗料14を塗布している。このものは合成
樹脂フィルムと塗膜の全体の強度が高くなるほか、内容
物に対する耐食性が一層高い利点がある。他方、図6に
示す実施例では、容器の外面側に合成樹脂フィルム13
を設けた後、内面側に塗料14を塗布している。このも
のは合成樹脂フィルム10で塞がれた貫通孔9内に塗料
が流れ込み(符号15)、貫通孔9内にある程度充填す
る。そのため内圧に対する合成樹脂フィルムの抵抗力を
高めることができる。
【0020】つぎに図7を参照して、図1〜2のエヤゾ
ール容器を本発明の製造法に従って製造する場合の手順
を説明する。図7の符号16は容器本体1を製造する材
料である金属シートのコイルであり、そのコイル16か
らほどき出される金属シート17は、ロールフィードな
いしグリッパフィードなどの送り装置18により一定の
送りピッチで間欠的にプレスなどの加工機械19に送ら
れ、連続シートのままで順次貫通孔が穿孔される。つい
で加工機械19から出てきた金属シート17はラミネー
タ20に送られ、その上に押し出し機21から供給され
る合成樹脂フィルム10がラミネートされる。その後積
層された材料シート22はトランスファープレスないし
プログレッシブ加工などの従来公知の方法で、円形にブ
ランキングされ(工程I)、深絞り加工され(工程I
I)、トリミング加工(工程III)、肩部(図1の2
3)の絞り成形(工程IV)およびフランジング加工
(V)を経て容器本体1が製造される。なお深絞り加工
IIの後、アイアニング加工を施す場合もある。
【0021】前記深絞り加工やアイアニング加工のと
き、合成樹脂フィルムは金属シートと共に伸ばされたり
しごかれたりする。その場合、容器の外面側の合成樹脂
フィルムは引き伸されて破れやすく、内面側の合成樹脂
フィルムはしわが寄りやすい。しかし合成樹脂フィルム
の種類、厚さなどに応じて適切な加工圧力および潤滑剤
を選択すれば、合成樹脂フィルムが破れたりしわが寄っ
たりすることを防止しうる。容器本体1が製造された後
は、従来公知の方法で図1のバルブユニット2を取り付
け、内容物を充填する。
【0022】前記貫通孔を穿孔する加工機械19がプレ
スなどの間欠的に加工する機械の場合は、ラミネータ2
0に送る前に一旦ループ部24で余裕を持たせ、その上
で連続的にラミネータ20に供給するのが好ましい。そ
の場合は貫通孔の位置をセンサで検出し、それを基準に
してブランキングを行なえばよい。またプレスに代えて
ロール式の穴明け加工機や送り速度に追従して往復移動
しながらパンチングする穴明け機など、一定速度での送
りを維持しながら穴明け加工ができる加工機械を用いる
ことができる。この場合においても、集積誤差を修正す
るために貫通孔の位置を検出しながらブランキング加工
を行なうのが好ましい。
【0023】貫通孔を図1のバルブマウントキャップ3
や図3の底板12に形成する場合も、図7と同様な製造
法で製造しうる。また両面に合成樹脂フィルムを設ける
場合についても、実質的に図7と同じ方法で製造しう
る。合成樹脂シートの上から、あるいは反対の面に合成
樹脂塗料を塗布する場合は、連続シートの状態で塗布し
てもよく、立体的に成形してから液状ないし粉体の塗料
を噴霧するなどして塗装してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明のエヤゾール容器においては、使
用者がエヤゾール製品を全量放出した後、付属のピンな
どで貫通孔を塞いでいる合成樹脂フィルムを破るだけで
容器の内部と外部とを連通させることができる。さらに
誤って合成樹脂フィルムを破らずに廃棄した場合でも、
焼却炉中で容器が破裂や爆発をする前に合成樹脂フィル
ムが溶解し、内部のガスが抜けるので安全である。なお
貫通孔は合成樹脂フィルムが塞いでおり、内圧に対して
合成樹脂フィルムが抵抗するので、使用途中に内容物が
抜けることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエヤゾール容器の一実施例を示す断面
図である。
【図2】図1のエヤゾール容器の要部拡大断面図であ
る。
【図3】本発明のエヤゾール容器の他の実施例を示す要
部拡大断面図である。
【図4】本発明のエヤゾール容器の他の実施例を示す要
部拡大断面図である。
【図5】本発明のエヤゾール容器の他の実施例を示す要
部拡大断面図である。
【図6】本発明のエヤゾール容器の他の実施例を示す要
部拡大断面図である。
【図7】本発明のエヤゾール容器の製造法の一実施例を
示す概略工程図である。
【符号の説明】
1 容器本体 3 バルブマウントキャップ 8 底部 9 貫通孔 10 合成樹脂フィルム 12 底板 13 合成樹脂フィルム 14 塗料
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 前記容器本体1の底部8には貫通孔9が
形成されており、さらに容器本体1の内面全体に合成樹
脂フィルム10がラミネートされている。そのため前記
貫通孔9は合成樹脂フィルム10により塞がれている。
図2に示すように、底板8の厚さtは材料によって異な
るが、一般的に0.2〜0.5mm、とくに0.4mm
前後であり、貫通孔9の内径dは通常0.3〜3.5
m程度である。容器本体1の材料としては鋼板、とくに
スズメッキ鋼板あるいはアルミニウム合金板などが一般
的であるが、有底筒状に成形可能な金属板であればとく
に制限はない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 前記合成樹脂フィルム10の材料として
は、強度が高く、内容物により侵されず、しかも熱可塑
性を有する合成樹脂、たとえばポリアミド系樹脂、ポリ
エチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹
脂、ポリエステル系樹脂などがあげられる。また合成樹
脂フィルム10の厚さtは前記貫通孔9の内径dによ
っても異なるが、通常0.02〜0.2mm程度であ
り、0.05〜0.15程度のものがとくに好ましい
成樹脂フィルム10は単一のフィルムでもよいが、2
種以上のフィルムを積層したものであってもよい。なお
合成樹脂フィルム10は、後述するように金属シートを
立体的に加工する前にラミネートしておくのが好まし
い。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器を構成する金属板に貫通孔が形成さ
    れており、該貫通孔を塞ぐように前記金属板のいずれか
    の面または両面に合成樹脂フィルムがラミネートされて
    いるエヤゾール容器。
  2. 【請求項2】 前記金属板における容器の内側となる面
    に、直接または合成樹脂フィルムの上から合成樹脂の塗
    装が施されている請求項1記載のエヤゾール容器。
  3. 【請求項3】 容器の金属部を構成すべき素材の金属シ
    ートに貫通孔を形成し、該貫通孔を塞ぐように前記金属
    シートの片面または両面に合成樹脂フィルムをラミネー
    トし、その後プレス加工により部品を形成し、ついで組
    み立てるエヤゾール容器の製造法。
  4. 【請求項4】 容器の金属部を構成すべき素材の金属シ
    ートに貫通孔を形成し、該貫通孔を塞ぐように前記金属
    シートの片面に合成樹脂フィルムをラミネートし、さら
    にいずれかの面に合成樹脂の塗装を施し、その後プレス
    加工により部品を形成し、ついで組み立てる請求項1記
    載のエヤゾール容器の製造法。
JP4312860A 1992-10-27 1992-10-27 エヤゾール容器 Pending JPH06135472A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001349440A (ja) * 2000-04-13 2001-12-21 Mtu Aero Engines Gmbh ブラシ形シール
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