JPH06134379A - 塗布装置 - Google Patents

塗布装置

Info

Publication number
JPH06134379A
JPH06134379A JP29058192A JP29058192A JPH06134379A JP H06134379 A JPH06134379 A JP H06134379A JP 29058192 A JP29058192 A JP 29058192A JP 29058192 A JP29058192 A JP 29058192A JP H06134379 A JPH06134379 A JP H06134379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
edge
film
alloy
doctor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29058192A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsunobu Kobayashi
達宜 小林
Minoru Sueki
稔 末木
Yosuke Ogasa
洋祐 織笠
Masahiro Yokomizo
昌弘 横溝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP29058192A priority Critical patent/JPH06134379A/ja
Publication of JPH06134379A publication Critical patent/JPH06134379A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】金属エッジの耐食性や耐摩耗性を向上させ、塗
布層でのスジ発生を抑制する。 【構成】フィルム1の塗布層の厚みを、塗布ヘッド4の
バックエッジ8及びドクターエッジ9で制御し且つドク
ターエッジ9で規制する。各エッジ8,9を構成する金
属は、Cr:14〜23%、Mo:14〜20%、W:
0.2〜5%、Fe:0.2〜7%、Co:0.2〜
2.5%、残部Ni及び不可避不純物からなる組成を有
するNi合金のインゴットに、熱間鍛造と熱間圧延を施
して熱延材として溶体化処理を施してオーステナイト組
織とし、冷間加工で加工率70%以上の塑性加工を与
え、450〜800℃で0.3時間以上保持することで
得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属箔、プラスチック
フィルム、紙等からなる可撓性支持体に、絶縁材、導電
材、接着剤、粘着剤、インキ、写真感光材、磁性物質等
の塗布液を塗布する塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、可撓性支持体(以下、フィルムと
いう)に例えば磁性物質等を塗布する塗布装置として、
例えば図1及び図2に示すものがある。図1はコーティ
ング機械の概略構成図、図2は図1における塗布装置の
要部拡大図である。図1に示すこの機械では、ロール状
に保持されたフィルム1が巻出され、塗布手段2へ送ら
れる。図2に示す塗布手段2には、フィルム1の走行を
ガイドするロール3と、これに近接して例えばエクスト
ルージョン型の塗布ヘッド4が配置されている。この塗
布ヘッド4は、フィルム1の幅方向に延びる本体5の内
部に、図示しない管を介して塗布液が供給される円筒状
の貯留部6が本体5の長手方向にほぼフィルム幅の長さ
に延びていて、貯留部6の上部には、フィルム走行面に
開口して塗布液が吐出されるスロット部7が連通して形
成されている。又、スロット部7のフィルム走行方向上
流側及び下流側の両面は、塗布液がフィルム1の幅方向
に均一な流量と液圧分布で層流を成すように、バックエ
ッジ8及びドクターエッジ9からなる一対の金属エッジ
が形成されて仕切られている。そして、スロット部7に
よって、走行するフィルム1上に塗布された塗布液は、
ドクターエッジ9によって塗布層の厚みが均一になるよ
うに規制される。尚、両エッジ8,9は本体5と一体に
形成されていてもよい。
【0003】又、ロール3には、塗布液が塗布されたフ
ィルム1を挟んでロール11が圧着され、ロール3と同
一方向に回転させられる。このロール11には、フィル
ム1から付着した余分の塗布液を梳き取るためのブレー
ド12が近接配置されている。そして、このフィルム1
は更に走行させられて、乾燥炉13で塗布層が乾燥させ
られ、冷却ロール14で冷却された後、巻取りロール1
5で巻取られるようになっている。
【0004】ところで、上述の塗布装置における、バッ
クエッジ8及びドクターエッジ9等は、WC(タングス
テンカーバイト)をCo(コバルト)等の結合金属によ
って結合した超硬合金によって構成されているために、
その真直度及び平面度を高めることができる。更に、バ
ックエッジ8及びドクターエッジ9等をフィルム1に近
接させながら塗布液を塗布及び塗布量を規制するもので
あるが、研磨剤が添加された塗布液等に対する塗布ヘッ
ド先端の耐摩耗性の向上にも役立つようになっている。
又、バックエッジ8及びドクターエッジ9等は、ステン
レス鋼によって構成されているものもある。ところで、
近年、磁気記録媒体の高密度化や多層化に伴って、非磁
性体のフィルム上に塗布する磁性分散液中に潤滑剤や分
散剤等の添加剤を添加して、磁気特性及び走行性を向上
させた磁気記録媒体等が製造されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような塗布ヘッドにこのような潤滑剤等の添加剤が添加
された磁性分散液を供給してフィルム1に塗布する場
合、バックエッジ8及びドクターエッジ9等が超硬合金
で形成されていると、塗布液中の潤滑剤や分散剤等に含
まれているステアリン酸等(通常、他にミスチリン酸、
アルミジン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸等
が磁性体分散液に含まれている)の高級脂肪酸が、超硬
合金に結合金属として含有するCoを酸化させて腐食さ
せ、これらエッジ表面の仕上げ精度を悪化させてしま
う。更には、これらエッジは、表面の腐食が進んで、W
Cが粒子単位で脱落する等して欠けや摩耗等を生じるこ
とになる。そのため、このようなバックエッジ8及びド
クターエッジ9によって塗布液の塗布や塗布量の規制を
行なうと、欠け部によってフィルム1の塗布面の塗布液
のメニスカスに乱れが生じたり、欠け部に塗布液中の異
物が捕捉されたりして、塗布層表面にスジが発生し、良
好な塗布層が得られないという欠点がある。この問題
は、フィルム1の走行速度の増大や、塗布層の厚みの減
少に従って大きくなる。又、ステンレス製のバックエッ
ジ8及びドクターエッジ9等を用いた場合には、耐食性
が超硬合金より更に低いために、塗布層表面に発生する
スジが大きくなる欠点がある。
【0006】本発明は、このような実情に鑑み、金属エ
ッジの耐食性や耐摩耗性がより高く、塗布液中に高級脂
肪酸等が含まれていても腐食や摩耗を抑制して、塗布層
にスジが発生することを抑制して良好な塗布層が得られ
るようにした塗布装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による塗布装置
は、連続的に走行する可撓性支持体の表面に、塗布ヘッ
ドによって塗布液が塗布され且つこの支持体上の塗布量
が塗布ヘッドの金属エッジで規制されるようにした塗布
装置において、この金属エッジは、Cr:14〜23
%、Mo:14〜20%、W:0.2〜5%、Fe:
0.2〜7%、Co:0.2〜2.5%、残部Ni及び
不可避不純物からなる組成を有するNi合金を圧延加工
処理と熱処理した合金からなることを特徴とするもので
ある。
【0008】又、金属エッジは、塗布ヘッドの塗布液を
吐出させるスロット部を仕切るために、支持体走行方向
上流側及び下流側に形成されたバックエッジ及びドクタ
ーエッジであることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】金属エッジを構成するNi合金は、素地中にN
i−Mo系金属間化合物が微細且つ均一に分散している
ので、塗布液の塗布及び塗布量の規制に十分な硬さを有
し、且つ高い耐食性と強度を有するから、塗布液中に酸
等が含まれていても金属エッジ表面の腐食を抑制し、
又、耐摩耗性が高い。そのため、金属エッジ表面の欠け
や摩耗を抑制して、走行する支持体上に塗布される塗布
液の塗布量が規制され、スジのない均一な塗布層が形成
される。
【0010】可撓性支持体に対して塗布ヘッドのバック
エッジ及びドクターエッジで塗布液の塗布量が制御され
て塗布され、且つドクターエッジで塗布層の厚みが規制
されて、支持体にスジのない均一な塗布層が形成され
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を上述の図1及
び図2を参照して説明する。本実施例においては、バッ
クエッジ8及びドクターエッジ9等を構成する金属とし
て、次の組成及び製造条件で得られたNi合金を用い
る。この合金は、各種塗布液の規制に十分な硬さで高強
度を有すると共に、高い耐食性と、耐摩耗性と、耐熱性
と、非磁性を有している。即ち、重量%で、Cr:14
〜23%、Mo:14〜20%、W:0.2〜5%、F
e:0.2〜7%、Co:0.2〜2.5%、残部Ni
及び不可避不純物、からなる組成を有するNi合金のイ
ンゴットに、通常の条件で熱間鍛造と熱間圧延を施して
熱延材とし、この熱延材に通常の条件(1100〜12
00℃)で溶体化処理を施してオーステナイト組織とす
る。そして、オーステナイト組織の状態で、冷間加工で
加工率70%以上、好ましくは80%以上の塑性加工を
与え、次いでこれを450〜800℃、好ましくは50
0〜600℃で、0.3時間以上、好ましくは0.5時
間以上保持することで、微細なNi−Mo系の金属間化
合物を素地中に析出させることができる。
【0012】従って、このようにして製造された合金に
よって、図2に示すバックエッジ8及びドクターエッジ
9を成形すれば、上述した従来の超硬合金からなるもの
と比較して、塗布液中の潤滑剤や分散剤等の添加剤に含
まれるステアリン酸等の高級脂肪酸に対して耐酸化性及
び耐食性が向上する。又、バックエッジ8及びドクター
エッジ9の強度が増して耐摩耗性が大きくなる。よっ
て、これらエッジ8,9の表面の欠けや摩耗などが起き
にくい。そのため、図2に示す塗布ヘッド4において
は、バックエッジ8及びドクターエッジ9で仕切られた
スロット部7で塗布液は均一な層流としてフィルム1に
塗布され、且つドクターエッジ9で塗布層が均一に規制
される。又、塗布装置におけるフィルム1の走行速度が
増したり、塗布層の厚みがより薄くなっても、同様の効
果が得られる。
【0013】次に、本実施例によるバックエッジ8及び
ドクターエッジ9を構成する上述した合金の成分組成及
び製造条件について、上述のように限定した理由を説明
する。 A.成分組成 a)Cr Cr成分には、オーステナイト素地の不動態化能力を著
しく向上させ、耐食性を向上させる作用があるが、その
含有量が14%未満では、特に酸化性雰囲気での腐食抵
抗が著しく低下するようになり、一方その含有量が23
%を越えると、オーステナイト組織が不安定になり、オ
ーステナイト素地中に微細なNi−Mo系金属間化合物
が析出した組織を安定的に形成することができなくな
り、耐食性低下の原因ともなることから、その含有量を
14〜23%に限定した。
【0014】b)Mo Mo成分には、Niと結合して前述の通り素地中に微細
均一に分散析出するNi−Mo系金属間化合物を形成し
て強度を向上させる作用があるが、その含有量が14%
未満ではこの作用に所望の効果が得られず、一方、その
含有量が20%を越えると、熱間及び冷間圧延性が低下
するようになることから、その含有量を14〜20%に
限定した。 c)W W成分には、オーステナイト素地に固溶して強度を向上
させる作用があるが、その含有量が0.2%未満では所
望の強度向上効果が得られず、一方その含有量が5%を
越えると、熱間及び冷間圧延性が低下することになるか
ら、含有量を0.2〜5%に限定した。
【0015】d)Fe Fe成分には、熱間及び冷間圧延性を向上させる作用が
あるが、その含有量が0.2%未満ではこの作用に所望
の効果が得られず、一方その含有量が7%を越えると強
度が低下するようになることから、その含有量を0.2
〜7%に限定した。 e)Co Co成分には、オーステナイト素地に固溶してこれを安
定化し、析出硬化処理時の金属間化合物の安定的析出を
図る作用があるが、その含有量が0.2%未満ではこの
作用に効果が得られず、一方その含有量が2.5%を越
えてもこの作用により一層の向上効果は現われないこと
から、経済性を考慮してその含有量を0.2〜2.5%
に限定した。
【0016】B.製造条件 a)冷間圧延率 冷間圧延率が70%未満では、冷間圧延後の析出硬化で
の金属間化合物の析出が十分に行なわれず、この場合、
HRCで48以上の硬さを得ることができなくなること
から、冷間圧延率を70%以上と限定した。又、特に冷
間圧延率が80%以上であれば、硬さがHRC56以上
のものが得られ、より好ましい。尚、この冷間加工を行
なう場合は、冷間用圧延機で1パスあたり3〜4%の圧
下率で合計圧下率(加工率)が70%(80%)以上に
なるように冷間圧延を継続すると、Ni合金の薄板が得
られる。この段階での薄板は加工硬化のために硬さがH
RCで45(50)以上になる。尚、加工率は95%以
上にすることが更に好ましい。前述した組成のNi合金
を95%以上の加工率で加工するには、超硬合金のロー
ルを用いることで加工を実施できる。このように95%
以上に加工し、後述するように析出硬化処理することで
HRCで60以上の薄板を得ることができる。
【0017】b)析出硬化処理 上述した薄板を温度450〜800℃で0.3時間以上
保持すれば、金属間化合物の析出がなされて硬さがHR
Cで48以上になる。ここで、処理温度が450℃未満
では、金属間化合物の析出に長時間を要し、生産性の点
で望ましくなく、一方その温度が800℃を越えると、
オーステナイト素地に固溶する合金成分の割合が多くな
って、金属間化合物の析出を満足に行なうことができ
ず、HRCで48以上の硬さを得ることができなくなる
ことから、その温度を450〜800℃に限定した。
又、上述した薄板を温度500〜600℃で0.5時間
以上保持すれば、HRC56以上の高硬度のものが得ら
れ、より好ましい。このようにして得られた薄板を、バ
ックエッジ8及びドクターエッジ9としてその形状に成
形加工すれば、Ni合金独特の高い耐食性と、高強度
と、耐摩耗性と、耐熱性と、靱性と、非磁性とを有する
ものが得られる。
【0018】以上のように、本実施例では、バックエッ
ジ8及びドクターエッジ9等を構成する金属の耐食性や
耐摩耗性を向上でき、各エッジ表面に欠けや摩耗等が起
きにくく、フィルム1の塗布面にスジが発生するのを抑
制できる。又、強度が高いために耐久性も向上する。
又、バックエッジ8及びドクターエッジ9が非磁性であ
るから、塗布液が磁性物質の場合、塗布量規制時に磁性
層に悪影響を与えることがなく、好ましい。
【0019】次に、本実施例によるNi合金製のバック
エッジ8及びドクターエッジ9等の金属エッジの製造方
法についての具体例を説明する。まず、高周波誘導炉を
用い、それぞれ下記の表1に示される成分組成をもった
Ni合金の溶湯を調製し、直径150mm、長さ400
mmのインゴットを鋳造し、このインゴットに1200
℃の開始温度にて熱間鍛造加工を施して厚さ50mmの
板材を得、この板材に1200℃の開始温度にて熱間圧
延加工を施して厚さ20mmの熱延材とし、次いでこの
熱延材に、1150℃に2時間保持の条件で溶体化処理
を施した後、同じく表1に示される圧延率で冷間加工を
施し、引き続いて同じく表1に示される条件で析出硬化
処理を施すことにより、本発明品製造方法1〜15を行
い、金属エッジを製造した。
【0020】次に、この結果得られた各金属エッジにつ
いて、引っ張り強さ、硬さ(HRC)及び耐食性をそれ
ぞれ測定し、測定結果を表1に示した。又、表1には、
比較の目的で従来品1,2として、超硬合金製及びステ
ンレス製の金属エッジについても同一条件下で同種の測
定を行い、得られた特性も併せて記載した。尚、耐食性
の測定は、JIS G 0578 ステンレス鋼の塩化
第二鉄腐食試験方法を用いた。
【0021】
【表1】
【0022】表1に示される測定結果から、本発明品1
〜15で製造された金属エッジは、いずれも従来品1,
2による金属エッジと比較して強度が高い。又、耐食性
も本発明品では重量減が全く見られず、極めて高い耐食
性が得られることが理解できる。これに対して、従来品
では、超硬合金のものは、硬さこそ本発明品より数値が
高いものの、強度は低く、耐食性に至ってはかなりの重
量減が見られ、耐食性が大きく劣るものであった。又、
ステンレス鋼では全ての測定結果で本発明品より大きく
劣るものであった。
【0023】尚、本発明による塗布装置は、上述の図2
に示す塗布ヘッドに限定されるものではなく、バックエ
ッジ8及びドクターエッジ9等の金属エッジを用いる他
の種類の塗布ヘッドにも適用されることはいうまでもな
い。
【0024】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る塗布装置
は、塗布ヘッドの金属エッジが、Cr:14〜23%、
Mo:14〜20%、W:0.2〜5%、Fe:0.2
〜7%、Co:0.2〜2.5%、残部Ni及び不可避
不純物からなる組成を有するNi合金を圧延加工処理と
熱処理した合金からなるから、金属エッジの耐食性を向
上できると共に、強度を高めて耐摩耗性を向上させるこ
とができて、金属エッジ表面の腐食等による欠けや摩耗
を抑制できる。そのため、支持体上の塗布液の塗布層に
スジが発生することを防止できる。又、金属エッジの耐
久性を向上できる。しかも、非磁性であるから、塗布液
が磁性物質の場合でも、磁性層に悪影響を与えることが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】塗布装置を含むコーティング機械の概略構成を
示す図である。
【図2】図1の塗布装置の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 フィルム 4 塗布ヘッド 7 スロット部 8 バックエッジ 9 ドクターエッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 織笠 洋祐 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社メカトロ・生産システ ム開発センター内 (72)発明者 横溝 昌弘 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社メカトロ・生産システ ム開発センター内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続的に走行する可撓性支持体の表面に、
    塗布ヘッドによって塗布液が塗布され且つ該支持体上の
    塗布量が該塗布ヘッドの金属エッジで規制されるように
    した塗布装置において、 前記金属エッジは、Cr:14〜23%、Mo:14〜
    20%、W:0.2〜5%、Fe:0.2〜7%、C
    o:0.2〜2.5%、残部Ni及び不可避不純物から
    なる組成を有するNi合金を圧延加工処理と熱処理した
    合金からなることを特徴とする塗布装置。
  2. 【請求項2】前記塗布ヘッドの金属エッジは、塗布液を
    吐出させるスロット部を仕切るために、支持体走行方向
    上流側及び下流側に形成されているバックエッジ及びド
    クターエッジであることを特徴とする請求項1に記載の
    塗布装置。
JP29058192A 1992-10-28 1992-10-28 塗布装置 Withdrawn JPH06134379A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29058192A JPH06134379A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29058192A JPH06134379A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 塗布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06134379A true JPH06134379A (ja) 1994-05-17

Family

ID=17757876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29058192A Withdrawn JPH06134379A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06134379A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018184676A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 株式会社ヒラノテクシード ウエブの冷却装置
WO2022131194A1 (ja) * 2020-12-16 2022-06-23 Mmcリョウテック株式会社 塗布装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018184676A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 株式会社ヒラノテクシード ウエブの冷却装置
WO2022131194A1 (ja) * 2020-12-16 2022-06-23 Mmcリョウテック株式会社 塗布装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE2253745C3 (de) Schneideinsätze
JP3376484B2 (ja) 熱延工場巻取設備各ロール
US8524375B2 (en) Thermal spray coated work rolls for use in metal and metal alloy sheet manufacture
EP1965939A1 (de) Bauteil eines stahlwerks, wie stranggussanlage oder walzwerk, verfahren zur herstellung eines solchen bauteils sowie anlage zur erzeugung oder verarbeitung von metallischen halbzeugen
JPH0714525B2 (ja) 軟質非鉄金属板搬送用ロール
DE2809837C2 (de) Verfahren zur Herstellung amorpher Metallbänder
EP0024506B1 (en) Apparatus and method for chill casting of metal strip employing a chromium chill surface
JP2815493B2 (ja) めっき浴用ロール
JPH06134379A (ja) 塗布装置
JPS60196209A (ja) 3層メツキ熱間圧延ロ−ル
KR101148631B1 (ko) 주조 롤 장치
Jiangzheng et al. Effects of La2O3 mass fraction on microstructure and friction-wear performances of WC− 10Co4Cr− Al2O3 coatings by laser cladding
JPH06277608A (ja) 塗布装置のドクターブレード
DE69019895T2 (de) Verfahren zum erzeugen von walzbarem metallblech auf der basis von abschreckverfestigtem gegossenem dünnblech.
JP3587351B2 (ja) 平版印刷版用アルミニウム合金支持体の製造方法
JP3598981B2 (ja) フェライト系ステンレス鋼板及びその製造法
JPH06254471A (ja) 塗布装置のスムーザー
JPH051357A (ja) 溶融金属めつき方法
JPH01258805A (ja) 圧延プロセス用ロール
JP6809184B2 (ja) 放電処理皮膜の形成方法
JP3445016B2 (ja) ステンレス鋼の熱間圧延法
JPH06101007A (ja) めっき浴用ロール
JP2023041425A (ja) ステンレス部材、ステンレス部材の製造方法、及び金属線材の製造方法
JPH10237573A (ja) めっき用通電ロール
JP2004225130A (ja) 溶融めっき鋼板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000104