JPH0613353U - 無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置

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JPH0613353U
JPH0613353U JP5524392U JP5524392U JPH0613353U JP H0613353 U JPH0613353 U JP H0613353U JP 5524392 U JP5524392 U JP 5524392U JP 5524392 U JP5524392 U JP 5524392U JP H0613353 U JPH0613353 U JP H0613353U
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JP
Japan
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power supply
storage battery
inverter
detection circuit
buzzer
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Application number
JP5524392U
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English (en)
Inventor
真司 麻生
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Sanken Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanken Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インバータから負荷に供給する電力の管理を
容易且つ確実に行うことができる無停電電源装置を提供
する。 【構成】 商用電源端子1とインバータ4とを第1及び
第2のスイッチ2、5を介して負荷3に択一的に接続す
る。停電検出回路8で停電が検出された時にはブザー1
0が鳴る。ブザー10を停止させるためのスイッチ11
がオン操作されてブザー10が非動作期間であっても、
インバータ4の電源としての蓄電池6の電圧が低下した
らブザー10が再び鳴る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、商用電源の停電時にインバータから負荷に電力を供給する構成の無 停電電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータシステム等のための無停電電源装置は商用電源の停電時にインバ ータ電源を負荷に接続するように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、インバータ電源は蓄電池でインバータを駆動するように構成されて いるために、インバータからの電力供給を継続すると、蓄電池の電圧が低下し、 負荷への電力を供給することが不可能になる。突然にインバータ電源からの電力 供給が不可能になると、コンピュータ等の負荷においてはデータの消滅や破壊と いう問題が生じる。なお、無停電電源装置として、停電時にこれを知らせるため の警報用ブザーを備えたものがある。しかし、この種の装置はブザーの音が耳障 りの時にこれを切るためのスイッチを備えている。従って、もしこのスイッチを 切った状態で負荷の動作を継続すると、負荷に対する電力供給が突然に不可能に なり、障害発生の恐れが生じる。
【0004】 そこで、本考案の目的はインバータからの電力供給の管理を容易且つ確実に行 うことができる無停電電源装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案は、商用電源端子と、蓄電池と、前記蓄電池 に接続されたインバータと、前記商用電源端子と前記インバータとを択一的に負 荷に接続するスイッチ手段とを備えた無停電電源装置において、前記商用電源端 子からの商用交流電力の供給の停止に基づく前記蓄電池の放電によって前記蓄電 池の蓄電量が所定値以下に減少したか否かを検出する蓄電量検出回路と、前記蓄 電量検出回路による前記所定値以下の検出を示す信号に応答して警報を発生する 警報器とを備えていることを特徴とする無停電電源装置に係わるものである。 なお、請求項2に示すように、停電検出回路の出力でも警報を発生するように 構成し、更に、停電検出を示す信号の送出期間を任意に設定する操作手段を設け ることができる。
【0006】
【考案の作用及び効果】
本考案の無停電電源装置の蓄電量検出回路は蓄電池の出力電圧、又は放電時間 、又は放電電流と放電時間との積、又はこれ等の組み合せ等によって蓄電池の蓄 電量(蓄電残量)が所定値以下か否かを検出する。蓄電量が所定値以下になると 、警報が発生するので、インバータからの負荷への電力供給が停止しても支障が 生じないように対応することが可能になる。 請求項2においては、停電検出に基づく警報の送出期間が操作手段によって任 意に設定されている場合であっても、蓄電池の蓄電量が所定値以下になると、警 報が発生するので、負荷に障害が発生しないように負荷を動作させることが可能 になる。
【0007】
【実施例】
次に、図1〜図3を参照して本考案の実施例に係わる無停電電源装置を説明す る。 図1において、商用電源に接続される商用電源端子1は第1のスイッチ2を介 してコンピュータシステムから成る負荷3に接続されている。インバータ(直流 −交流変換器)4は第2のスイッチ5を介して負荷3に接続されている。第1及 び第2のスイッチ2、5は商用電源端子1とインバータ4とを負荷3に択一的に 接続するためのスイッチ手段であり、図1では機械的スイッチで示されているが 、トランジスタ等の電子的スイッチに置き換えることができる。
【0008】 インバータ4は蓄電池6に接続されており、蓄電池6の直流電圧を交流電圧に 変換して負荷3に供給する。蓄電池6は例えば鉛電池から成り、商用電源端子1 と蓄電池6との間の充電回路7で充電される。
【0009】 商用電源端子1に接続された停電検出回路8は、電圧比較器を含み、これによ って商用電源電圧が所定基準値以下になったことを検出して停電を示す高レベル (H)の検出信号を出力する。この停電検出回路8の出力ラインは第1及び第2 のスイッチ2、5の制御端子に接続されており、高レベルの停電検出信号によっ て第1のスイッチ2がオフになり、逆に第2のスイッチ5がオンになる。商用電 源による給電中には停電検出回路8の出力は低レベル(L)であり、第1のスイ ッチ2がオンに、また第2のスイッチ5がオフに制御される。
【0010】 停電検出回路8の出力ライン8aは制御回路9に接続され、制御回路9は出力 ライン9aを介して警報手段としてのブザー10に接続されている。なお、停電 検出信号によるブザー10の付勢期間を任意に設定するための操作手段として常 開構成のブザー停止スイッチ11が電源端子12と制御回路9との間に設けられ ている。
【0011】 蓄電池6に接続された蓄電量検出回路としての電圧低下検出回路13は、蓄電 池6の蓄電量(残量)が所定値以下になったか否かを検出するものであり、蓄電 池6の電圧が所定値以下になったか否かを電圧比較器で検出するように構成され ており、電圧が所定値以下になると、高レベル(H)の電圧低下を示す信号を出 力する。電圧低下検出回路13の出力ライン13aは制御回路9に接続されてい る。制御回路9はライン13aの電圧低下を示す信号に応答してブザー10を付 勢する。なお、この電圧低下を示す信号によるブザー10の付勢は、ブザー停止 スイッチ11の操作に無関係に生じる。
【0012】 制御回路9には過電流過電圧検出回路14の出力ライン14aも接続されてい る。過電流過電圧検出回路14は、インバータ4及び負荷3の過電流及び過電圧 時に高レベルのアラーム信号を発生する。
【0013】 制御回路9は図2に示すように抵抗R1 、R2 と、コンデンサC1 と、Dフリ ップフロップ20と、NOT回路21と、パルス発生回路22と、ANDゲート 23と、ORゲート24と、ANDゲート25と、ORゲート26とから成る。 電源端子12に接続されたスイッチ11の出力ラインは抵抗R1 、R2 とコンデ ンサC1 とから成るチャタリング防止回路を介してフリップフロップ20のクロ ック入力端子CKに接続されている。従って、スイッチ11をオン操作して図3 (D)のパルスを発生させた時にフリップフロップ20のデータ入力端子Dの状 態がラッチされる。フリップフロップ20のデータ入力端子Dにはこの位相反転 出力端子が接続され、リセット端子Rはグランドに接続され、セット端子SはN OT回路21を介して停電検出回路8の出力ライン8aに接続されている。非停 電状態においては、ライン8aが低レベル、NOT回路21の出力が高レベルで あり、フリップフロップ20はセット状態となり、正相出力ライン20aは高レ ベル、逆相出力ライン20bは低レベルとなる。この非停電期間中にはフリップ フロップ20の出力が高レベルであっても、ライン8aが低レベルのためにAN Dゲート25の出力が低レベルになり、ブザー10は付勢されない。また非停電 時にはセット端子Sが高レベルのためにスイッチ11が誤まってオン操作されて もフリップフロップ20の出力状態は変化しない。 一方、停電状態においてはフリップフロップ20のセット端子Sが低レベルに なるので、スイッチ11をオン操作すると、フリップフロップ20のクロック入 力端子CKにクロックパルスが与えられ、フリップフロップ20はデータ入力端 子Dの低レベルをラッチし、正相出力ライン20aが低レベルに転換する。
【0014】 ANDゲート23の一方の入力端子はフリップフロップ20の出力ライン20 aに接続され、他方の入力端子はパルス発生回路22に接続されているので、フ リップフロップ20の出力が高レベルの時にはパルス発生回路22から一定周期 で繰返して発生するパルス列を通過させ、フリップフロップ20の出力が低レベ ルの時には上記のパルス列の通過を阻止する。ORゲート24の一方の入力端子 はANDゲート23に接続され、この他方の入力端子は電圧低下検出回路13の 出力ライン13aに接続されている。ANDゲート25の一方の入力端子はOR ゲート24に接続され、他方の入力端子は停電検出回路8の出力ライン8aに接 続されている。ORゲート26の一方の入力端子はANDゲート25に接続され 、この他方の入力端子は過電圧過電流検出回路14の出力ライン14aに接続さ れ、この出力ライン9aは図1のブザー10に接続されている。非停電時にパル ス発生回路22の出力パルス列はANDゲート23及びORゲート24を通過す るが、ANDゲート25で阻止される。即ち非停電時はANDゲート25の出力 が低レベルであるので、過電圧過電流の異常が発生しない限り、ブザー10は鳴 らない。
【0015】 図3のt1 において停電状態になると、パルス列がANDゲート25を通過し 、ブザー10に入力するので、ブザー10が断続的に鳴る。t2 時点でスイッチ 11をオン操作すると、フリップフロップ20の出力ライン20aが低レベルに 反転し、ANDゲート23の出力が低レベルになるので、停電検出出力ライン8 aが高レベルであってもANDゲート25の出力が低レベルとなり、ブザー10 の付勢が中断される。
【0016】 図3のt1 からインバータ4からの給電が開始し、蓄電池6の電圧が図3(E )に示すように徐々に低下し、t3 で所定レベルLr 以下になると、電圧低下検 出回路13から図3(F)に示すように高レベルの電圧低下を示す信号が発生し 、ORゲート24とANDゲート25とORゲート26の出力がいずれも高レベ ルになり、ブザー10が図3(C)に示すように付勢され、蓄電池6の電圧低下 が報知される。負荷3の使用者はt3 以後の警報が発生したらインバータ4から の給電が終了することを予想して負荷3を取扱う。例えば負荷3がコンピュータ システムの場合には必要なデータの保存を行う。
【0017】 上述から明らかなように停電後、蓄電池6の放電により電圧が低下すればブザ ー10が鳴るので、負荷3における障害の発生を防ぐことができる。また、停電 時にスイッチ11を操作してブザー10の付勢を中断しても、この中断に無関係 に蓄電池6の電圧低下を知ることができる。また、t1 〜t2 期間にはパルス列 によってブザー10が断続付勢され、t3 以後においてはブザー10が連続付勢 されるので、両者を区別することができる。
【0018】
【変形例】
本考案は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば次の変形が可能なもの である。 (1) 蓄電池6の蓄電残量の検出を電圧低下の検出に基づく代りに、停電時 におけるインバータ4による給電時間又は負荷3の駆動時間を計測し、これが所 定時間以上になったら蓄電残量が所定値以下になったとすること、又は蓄電池6 又はインバータ4の出力電流と給電時間の積が一定値以上になったら蓄電残量が 所定値以下とすることができる。 (2) ブザー10の代りに発光素子又はディスプレイを警報手段として使用 することができる。また、ブザー10の代りに別の発音装置を使用することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係わる無停電電源装置を示す
ブロック図である。
【図2】図1の制御回路を詳しく示す回路図である。
【図3】図1のA〜F点の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 商用電源端子 6 蓄電池 10 ブザー 13 電圧低下検出回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源端子と、蓄電池と、前記蓄電池
    に接続されたインバータと、前記商用電源端子と前記イ
    ンバータとを択一的に負荷に接続するスイッチ手段とを
    備えた無停電電源装置において、 前記商用電源端子からの商用交流電力の供給の停止に基
    づく前記蓄電池の放電によって前記蓄電池の蓄電量が所
    定値以下に減少したか否かを検出する蓄電量検出回路
    と、 前記蓄電量検出回路による前記所定値以下の検出を示す
    信号に応答して警報を発生する警報器とを備えているこ
    とを特徴とする無停電電源装置。
  2. 【請求項2】 商用電源端子と、蓄電池と、前記蓄電池
    に接続されたインバータと、前記商用電源端子と前記イ
    ンバータとを択一的に負荷に接続するスイッチ手段とを
    備えた無停電電源装置において、 前記商用電源端子からの商用交流電力の供給の停止を検
    出する停電検出回路と、 前記蓄電池の蓄電量が所定値
    以下になったか否かを検出する蓄電量検出回路と、 前
    記停電検出回路による停電の検出を示す信号と蓄電量検
    出回路による前記所定値以下の検出を示す信号とに応答
    して警報を発生する警報手段と、 前記停電検出回路の信号にもとづいて前記警報手段に付
    与する信号の送出期間を任意に設定する操作手段とを備
    えていることを特徴とする無停電電源装置。
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