JPH0613321U - ペア電線の仕分装置 - Google Patents

ペア電線の仕分装置

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JPH0613321U
JPH0613321U JP10355391U JP10355391U JPH0613321U JP H0613321 U JPH0613321 U JP H0613321U JP 10355391 U JP10355391 U JP 10355391U JP 10355391 U JP10355391 U JP 10355391U JP H0613321 U JPH0613321 U JP H0613321U
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pair
paired
cartridge
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wires
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藤 洋 佐
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ペア電線の仕分装置にて、この各ペア電線の
撚りを完全に戻してカートリッジに仕分して挿着し量産
による省力化を図るものである。 【構成】 撚り戻したペア電線において、機枠に支持部
材12を前後動及び左右動するように設け、支持部材1
2に一対のガイドレール14を垂設し、両ガイドレール
14に上部クランプ装置15及び下部クランプ装置16
を一定の間隔を存して摺動自在に設け、両クランプ装置
15、16に各一対の把持爪19a、19b、24a、
24bをペア電線を前後に並べて把持するように設け、
上部クランプ装置15を昇降シリンダー装置29で昇降
するように連結し、両クランプ装置15、16の水平移
動通路上の機枠に2条孔57aを有するカートリッジ5
7を着脱自在に設け、カートリッジ57の上位の機枠に
一対の案内杆58を垂設し、両案内杆58に仕分爪杆5
9をペア電線の間に挿入して2条孔57aへ仕分けて挿
入するように設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、パソコン、ワープロ等のOA機器におけるコンピュータ本 体とキーボードとを接続するインターフェースケーブルのコネクターを製造する 際の前処理工程としてのインターフェースケーブルにおける撚りを戻したペア電 線(ペアケーブル)の仕分けをするペア電線の仕分装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、インターフェースケーブルは図9及び図10に示されるように構成さ れている。
【0003】 即ち、図9及び図10に示されるようにコンピュータ本体aとキーボードbと はインターフェースケーブルcのコネクターd1 、d2 で接続されており、この インターフェースケーブルcの各端部の被覆を外したストリップ部には、色を異 にした複数(最大64本にして32組の電線)のペア電線(ペアケーブルともい う)w1 、w2 が撚り合されており、このペア電線w1 、w2 はコネクター d1 、d2 に接続する場合には、予め、上記ペア電線w1 、w2 の撚りを戻した 後、この撚りを戻した上記ペア電線w1 、w2 を上記コネクターd1 、d2 の各 接触子ピンと合致するように導通検査しながら正確に並べて接続しなければなら ない。
【0004】 そこで、従来は、図9に示されるように、手作業ににより上記各ペア電線 w1 、w2 の撚りを戻した後、この撚りを戻した上記各ペア電線w1 、w2 を上 記コネクターd1 、d2 の各接触子ピンと合致するように導通検査をしながら正 確に並べて接続している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したインターフェースケーブルのコネクター接続手段は、 手作業により上記各ペア電線w1 、w2 の撚りを戻した後、この撚りを戻した上 記ペア電線w1 、w2 を上記コネクターd1 、d2 の各接触子ピンと合致するよ うに導通検査をしながら正確に並べて接続している関係上、時間と労力を費やす ばかりでなく、省力化して大量生産することが困難である。
【0006】 本考案は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、手作業の代りに複数 のペア電線の異なる色を識別判断の基準にして各ペア電線を仕分してインターフ ェースケーブルのコネクターを製造する際の前処理工程としての撚りを戻した各 ペア電線を自動的に仕分をするペア電線の仕分装置を提供することを目的とする 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、撚り戻したペア電線において、機枠に支持部材を前後動及び左右動 するように設け、この支持部材に一対のガイドレールを垂設し、この両ガイドレ ールに上部クランプ装置及び下部クランプ装置を一定の間隔を存して摺動自在に 設け、この両クランプ装置に各一対の把持爪を上記ペア電線を前後に並べて把持 するように設け、上記上部クランプ装置を昇降シリンダー装置で昇降するように 連結し、上記両クランプ装置の水平移動通路上の上記機枠に2条孔を有するカー トリッジを着脱自在に設け、このカートリッジの上位の上記機枠に一対の案内杆 を垂設し、この両案内杆に仕分爪杆を上記ペア電線の間に挿入して上記2条孔へ 仕分けて挿入するように設けたものである。
【0008】
【作用】
本考案は、予め、ワイヤホルダの条孔に各ペア電線を一組づつ取出せるように 挿入して置き、しかる後、取出し用シャツター装置を作動して往動することによ り、この取出し用シャツター装置のシャツター部材のペア溝に上記ペア電線を一 組づつ取出し、次に、開爪した上下一対のクランプ装置及び把持爪を備えた撚り 戻し装置を上記ペア電線の位置まで降下し、この撚り戻し装置の一対の把持爪で 上記ペア電線を把持すると同時に上記取出し用シャツター装置を作動して復動す る共に上記撚り戻し装置の両把持爪を回転しながら所定の高さまで上昇して停止 することにより撚りを戻した上記ペア電線において、開爪した一対のクランプ装 置の各一対の把持爪で残存撚りのある上記ペア電線を把持すると共に上部クラン プ装置を扛上しながらその把持爪でしごくことにより上記ペア電線を前後に並べ て把持し、さらに、上下一対のクランプ装置をそのままの状態で水平移動して各 把持爪で把持された上記ペア電線の間に仕分爪杆を挿入して上記カートリッジの 2条孔へ仕分して挿入するものである。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図示のー実施例について説明する。
【0010】 図1乃至図8において、符号1は、図示されない機枠(フレーム)と一体の扁 平なテーブルであって、このテーブル1の一部1aには、ワイヤホルダ2が水平 にして着脱自在に設けられており、このワイヤホルダ2の条孔3には、インター フェースケーブルcにおける複数のペア電線wが一組づつ取出せるように挿入さ れている。又、図2に示されるように、インターフェースケーブルcは図示され ない機枠と一体の保持部材4に設置された把持爪5aを備えた把持装置5によっ て着脱自在に保持されている。さらに、図1及び図2に示されるように、上記ワ イヤホルダ2の一端部2aに位置する上記テーブル1の一部には、取出し用シャ ツター装置6が上記テーブル1に対して直交して往復動すると共に上記ペア電線 を一組づつ取出すように設けられている。
【0011】 即ち、この取出し用シャツター装置6は上記テーブル1の一部に設置されたシ リンダー装置6aとこれにより作動するシャッター部材6bとから構成されてお り、図1及び図4(A)(B)に示されるように、このシャッター部材6bの先 端部には、凹部によるペア溝6cが一組の上記ペア電線w1 、w2 のみを収容す るように形成されている。又、図2に示されるように、上記取出し用シャツター 装置6の上位の機枠と一体の保持部材7には、上下一対の案内杆(図では一本の み示す)8が前後方向へ水平に架装されており、この案内杆8の前端部には、ブ ロック状をなす中間支持部材9が前後方向へ摺動自在に取付けられている。さら に、上記保持部材7には、前後動シリンダー装置10が設けられており、この前 後動シリンダー装置10の出力軸10aは上記中間支持部材9に連結されている 。 従って、この中間支持部材9は上記前後動シリンダー装置10を駆動するこ とにより上記両案内杆8に沿って一定の距離だけ前後方向へ往復動する。
【0012】 他方、図2に示されるように、上記中間支持部材9には、上下一対の案内杆1 1が上記両案内杆8に対して直交して水平に架装されており、この案内杆11の 両端部には、エプロン状の支持部材12が左右方向へ摺動自在に設けられている 。又、上記中間支持部材9には、左右動シリンダー装置13が設けられており、 この左右動シリンダー装置13の出力軸13aは上記支持部材12にピンで連結 されている。
【0013】 従って、この支持部材12は上記左右動シリンダー装置13を駆動することに より上記両案内杆11に沿って一定の距離だけ左右動すると共に上記前後動シリ ンダー装置10を駆動することにより上記両案内杆8と共に前後動する。さらに 、上記支持部材12の一端部(図2では右端部)には、一対のガイドレール14 が平行して垂設されており、この両ガイドレール14には、上部クランプ装置1 5とこれと同形等大にして同じ構成の下部クランプ装置16が一定の間隔を存し て摺動自在に設けられている。
【0014】 即ち、図2に示されるように、上記上部クランプ装置15の摺動体17は上記 両ガイドレール14に上下方向へ摺動自在に嵌装されており、この摺動体17の 一部には、爪シリンダー装置18が前後方向へ向って水平に付設されており、こ の爪シリンダー装置18の出力軸18aは可動爪19aに連結している。又、上 記摺動体17aの正面には、支承部20が付設されており、この支承部20には 、略直線状の固定爪19bが前方へ水平に突出して設けられており、この固定爪 19bの傍らの支承部20には、上記出力軸18aに連結した可動爪19aがピ ン軸21で枢着されている。さらに、図2及び図5に示されるように、この可動 爪19aの自由端部には、ペア溝19cが上記ペア電線w1 、w2 を前後に並べ て把持するように形成されており、このペア溝19cのペア電線w1 、w2 は上 記固定爪19bとによって把持している。
【0015】 一方、図2及び図5に示されるように、上記下部クランプ装置16の摺動体2 2は上記両ガイドレール14に摺動自在に嵌装されており、この摺動体22の一 部には、爪シリンダー装置23が前後方向へ向って水平に付設されており、この 爪シリンダー装置23の出力軸23aは可動爪24aに連結している。又、上記 摺動体22の正面には、支承部25が付設されており、この支承部25には、略 直線状の固定爪24bが前方へ水平に突出して設けられており、この固定爪24 bの傍らの支承部25には、上記出力軸23aに連結した可動爪24aがピン軸 26で枢着されている。さらに、図5に示されるように、この可動爪24aの自 由端部には、ペア溝24cが上記ペア電線w1 、w2 を前後に並べて把持するよ うに形成されており、このペア溝24cのペア電線w1 、w2 は上記可動爪24 aと固定爪24bとによって把持されている。さらに又、上記支持部材12の一 端部(図2では右端部)には、コイルばね27の一端部が繋れており、このコイ ルばね27の他端部は上記摺動体22へ連結しており、この上記摺動体22はコ イルばね27の弾力で上方へ浮上するように付勢しているけれども静止部材に付 設されたストッパ(止め子)28で位置規制されており、これによって上記上部 クランプ装置15と下部クランプ装置16は一定の間隔を存して摺動自在に設け られている。さらに又、上記上部クランプ装置15には、昇降シリンダー装置2 9の出力軸29aが連結されており、この昇降シリンダー装置29は図示されな い静止部材に立設されている。
【0016】 従って、図示されない制御回路からの運転プログラムによる指令に基づき上記 上部クランプ装置15と下部クランプ装置16は各爪シリンダー装置18、23 と同期して上記各可動爪19a、24aの各ペア溝19c、24cで上記ペア電 線w1 、w2 を前後に並べて把持すると共に予め降下している上記上部クランプ 装置15を上記昇降シリンダー装置29で上記両ガイドレール14に沿って上昇 することにより、後述する一対の把持爪51a、51bを備えた撚り戻し装置5 4で残存している上記ペア電線w1 、w2 の残存撚りをしごいて解消し平行した ペア電線w1 、w2 に修正している。
【0017】 又一方、図1及び図3に示されるように、上記支持部材12の上位の上記機枠 と一体の取付柱30の取付板30aには、扛上シリンダー装置31が垂直に設け られており、この扛上シリンダー装置31の出力軸31aには、昇降板32が支 軸33で連結して昇降自在に設けられており、この昇降板32は上記取付板30 aの一部に平行して垂設された各案内レール34に沿って昇降している。又、上 記昇降板32の下部には、支持台32aが水平に設けられており、この支持台3 2aには、左右一対の軸受箱35、36が並設されている。さらに、この一方の 軸受箱35に軸装された回転軸37の上部には、例えば、パルスモータのような 撚りの戻しモータ38が接手39を介して連結されており、一方の軸受箱35を 貫通した上記回転軸37の下部には、駆動歯車40が軸着されている。さらに又 、上記他方の軸受箱36に軸装された回転軸41の上部には、周溝42aを有す る回転体(回転ローラ)42が軸着されており、上記軸受箱36の下部には、伝 動歯車43が上記駆動歯車40と噛み合って回転するように嵌装されている。又 、他方の軸受箱36の一側部には、ブラケット44が上記周溝42aの高さまで 延長して取付けられており、このブラケット44の上部には、シフターレバー4 5の基部が支軸46で揺動自在に枢着されている。さらに、このシフターレバー 45の自由端部に付設された各ローラ(図示されず)は上記周溝42aに係合さ れており、上記シフターレバー45の他端部には、クランプシリンダー装置47 の出力軸47aがピン軸48で連結されており、このクランプシリンダー装置4 7は上記昇降板32に取付部材49を介して垂直に設けられている。さらに又、 上記伝動歯車43の下部には、輪板状のクランプ取付座板50が設けられており 、このクランプ取付座板50には、一対の把持爪51a、51bが各ピン52で 枢着されており、この両把持爪51a、51bの各基部は上記軸受箱36を貫通 した上記回転軸41の下部に各ピン軸53で連結されている。
【0018】 このように上述した機構は一対の把持爪51a、51bを備えた撚り戻し装置 54を構成している。
【0019】 従って、図3及び図6(A)(B)(C)(D)(E)(F)に示されるよう に、図示されない制御回路の運転プログラムからの指令に基づき、上記扛上シリ ンダー装置31が作動して上記昇降板32を案内レール34に沿って所定の位置 まで降下すると、上記クランプシリンダー装置47が往動するから、このクラン プシリンダー装置47の出力軸47aが上記シフターレバー45を上方へ引上げ ることにより、このシフターレバー45は支軸46の周りに右旋し、このシフタ ーレバー45の各ローラ(図示されず)が上記回転体42を上方へ引上げるから 、この回転体42と一体の回転軸41も引上げられる。これによって、この回転 軸41に各ピン軸53で連結している開爪した両把持爪51a、51bを閉じる ことによりペア電線w1 、w2 を互いに把持する。すると、上記撚りの戻しモー タ38が駆動して上記回転軸37と一体の駆動歯車40を回転するから、この駆 動歯車40に噛合う伝動歯車43が両把持爪51a、51bと共にペア電線 w1 、w2 の撚りを戻す方向へ回転する。つまり、ペア電線w1 、w2 の撚りに 対して逆回転してペア電線w1 、w2 の撚りを戻して解消しながら上記扛上シリ ンダー装置31を作動して上記昇降板32を案内レール34に沿って元の位置ま で上昇して停止し、しかる後、上記クランプシリンダー装置47が復動するする ことにより、両把持爪51a、51bを開いて各ペア電線w1、w2 を解放する (図6(A)(B)(C)(D)参照)。
【0020】 他方、図1、図7及び図8に示されるように、上記両クランプ装置15、16 の水平移動路上の上記機枠と一体の垂直板55には、挿着部材56が水平に設け られており、この挿着部材56には、挿着溝56aが前記条孔3と平行して設け られている。又、この挿着溝56aには、2条孔57aを有するカートリッジ5 7が着脱自在に設けられており、このカートリッジ57の上位の上記垂直板55 には、一対の案内杆58が垂設されている。さらに、この両案内杆58には、仕 分爪杆59が昇降自在に嵌装されると共に上記ペア電線w1 、w2 の間に挿入し て上記2条孔57aへ仕分して挿入するように水平に設けられている。
【0021】 即ち、上記両案内杆58には、仕分爪杆59の基部59aが昇降自在に嵌装さ れており、上記垂直板55には、仕分シリンダー装置60が垂直に設置されてい る。又、図1、図7及び図8に示されるように、この仕分シリンダー装置60の 出力軸60aは上記基部59aの一部にピン軸61で連結されており、仕分爪杆 59の爪部59bは上記カートリッジ57の始端部に係合すると同時に上記2条 孔57aへ上記ペア電線w1 、w2 を仕分してそれぞれ挿入するように形成され ている。
【0022】 以下、本考案の作用について説明する。 従って、予め、ワイヤホルダ2の条孔3に各ペア電線wを一組づつ取出せるよ うに挿入して置く(図1及び図4(A)(B)参照)。
【0023】 次に、図4(A)(B)及び図6(A)(B)(C)(D)(E)(F)に示 されるように、図示されない制御回路の運転プログラムからの指令に基づき、取 出し用シャツター装置6を作動して往動することにより、この取出し用シャツタ ー装置6のシャツター部材6bのペア溝6cに上記ペア電線w1 、w2 を一組だ け取出す。
【0024】 次に、図2に示されるように、開爪したクランプ装置15を上記昇降シリンダ ー装置29で上記両ガイドレール14に沿って降下すると共に両把持爪51a、 51bを備えた撚り戻し装置54(図3参照)を扛上シリンダー装置31で上記 ペア電線w1 、w2 の上部の位置まで降下する。そして、この撚り戻し装置54 の両把持爪51a、51bが上記ペア電線w1 、w2 を把持すると同時に、上記 取出し用シャツター装置6を復動する共に上記撚り戻し装置54の両把持爪51 a、51bを回転しながら所定の位置まで上昇して停止して後、両把持爪51a 、51bを開爪することにより、上記ペア電線w1 、w2 の撚りを戻して略平行 なペア電線w1、w2 に形成すると同時に開爪したクランプ装置15を所定の位 置まで予め降下してあるので、開爪した一対のクランプ装置15、16の各一対 の把持爪19a、19bと24a、24bで残存撚りのある上記ペア電線w1 、 w2 を把持すると同時に上部クランプ装置15を昇降シリンダー装置29で上昇 しながら、その両把持爪19a、19bでしごくことにより残存している撚りを 無くして上記ペア電線w1、w2 を前後に並べて把持する(図6(E)参照)。
【0025】 特に、ここで注目すべき点は、図6(D)(E)及び図7に示されるように、 予め、開爪したクランプ装置15が所定の位置まで降下しているため、開爪した 一対のクランプ装置15、16の各把持爪19a、19bと24a、24bで残 存撚りのある上記ペア電線w1 、w2 を把持すると同時に、上部クランプ装置1 5が昇降シリンダー装置29で上昇しながら、その両把持爪19a、19bで上 記ペア電線w1 、w2 の自由な部分をしごくことにより残存している撚りを無く して上記ペア電線w1、w2 に緊張を与えながら前後方向へ並べて把持すること である。
【0026】 次に、図2に示されるように、上下一対のクランプ装置15、16は左右動シ リンダー装置13を作動することにより上記支持部材12を左方へ所定の位置ま で移動するから、この支持部材12に設けられた上下一対のクランプ装置15、 16を左方へ所定の位置まで水平移動し(図6(F)参照)、各把持爪19a、 19bと24a、24bで保持されて上記ペア電線w1 とw2 の間に仕分爪杆5 9を強制的に挿入して上記カートリッジ57の2条孔57aへ仕分して挿入する (図7及び図8参照)。 なお、上記上下一対のクランプ装置15、16が元の位置に復帰する場合には 、上述した逆の動作で元の位置に復帰する。
【0027】 即ち、上記上下一対のクランプ装置15、16は、図2に示されるように、前 後動シリンダー装置10を作動することにより上記支持部材12を後退し、しか る後、左右動シリンダー装置13を作動することにより上記支持部材12を右方 へ移動した後、再び、前後動シリンダー装置10を作動することにより上記支持 部材12を前進させて元の位置に復帰する。
【0028】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、撚り戻したペア電線において、機枠に支持 部材を前後動及び左右動するように設け、この支持部材に一対のガイドレールを 垂設し、この両ガイドレールに上部クランプ装置及び下部クランプ装置を一定の 間隔を存して摺動自在に設け、この両クランプ装置に各一対の把持爪を上記ペア 電線を前後に並べて把持するように設け、上記上部クランプ装置を昇降シリンダ ー装置で昇降するように連結し、上記両クランプ装置の水平移動通路上の上記機 枠に2条孔を有するカートリッジを着脱自在に設け、このカートリッジの上位の 上記機枠に一対の案内杆を垂設し、この両案内杆に仕分爪杆を上記ペア電線の間 に挿入して上記2条孔へ仕分けて挿入するように設けてあるので、インターフェ ースケーブルのコネクターを製造する際の前処理工程としての各ペア電線の撚り を戻して完全に解消して、カートリッジに仕分して挿着することができるから、 人手に頼らずに量産することができるばかりでなく、品質の向上を図ることがで きる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のペア電線のカートリッジ挿着装置の斜
面図。
【図2】本考案に組込まれるクランプ装置の斜面図。
【図3】本考案に組込まれる撚り戻し装置の斜面図。
【図4】本考案に組込まれる取出し用シャツター装置の
要部を示す各平面図。
【図5】本考案に組込まれる上記クランプ装置の要部を
示す平面図。
【図6】本考案の作用を説明するための各図。
【図7】本考案のクランプ装置と仕分爪杆との作用を説
明するための平面図。
【図8】本考案のカートリッジと仕分爪杆との作用を説
明するための斜面図。
【図9】インターフェースケーブルにおけるペア電線を
説明するための各図。
【図10】インターフェースケーブルのコネクターの関
係を説明するための図。
【符号の説明】
2 ワイヤホルダ 3 条孔 6 取出し用シャツター装置 10 前後動シリンダー装置 12 支持部材 13 左右動シリンダー装置 14 ガイドレール 15、16 クランプ装置 18、23 爪シリンダー装置 29 昇降シリンダー装置 54 撚り戻し装置 57 カートリッジ 58 案内杆 59 仕分爪杆

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】撚り戻したペア電線において、機枠に前後
    動及び左右動するように設けられた支持部材と、この支
    持部材に垂設された一対のガイドレールと、この両ガイ
    ドレールに一定の間隔を存して摺動自在に設けられた上
    部クランプ装置及び下部クランプ装置と、この両クラン
    プ装置に上記ペア電線を前後に並べて把持するように設
    けられた各一対の把持爪と、上記上部クランプ装置を昇
    降するように連結された昇降シリンダー装置と、上記両
    クランプ装置の水平移動通路上の上記機枠に着脱自在に
    設けられた2条孔を有するカートリッジと、このカート
    リッジの上位の上記機枠に垂設された一対の案内杆と、
    この両案内杆に上記ペア電線の間に挿入して上記2条孔
    へ仕分けて挿入するように設けられた仕分爪杆とを具備
    したことを特徴とするペア電線の仕分装置。
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WO2022091788A1 (ja) * 2020-10-27 2022-05-05 新明和工業株式会社 多芯ケーブルの撚り戻し装置

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