JPH06131397A - 文書作成装置 - Google Patents

文書作成装置

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JPH06131397A
JPH06131397A JP4279943A JP27994392A JPH06131397A JP H06131397 A JPH06131397 A JP H06131397A JP 4279943 A JP4279943 A JP 4279943A JP 27994392 A JP27994392 A JP 27994392A JP H06131397 A JPH06131397 A JP H06131397A
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JP4279943A
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Jinichi Ito
仁一 伊藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書作成時にキーワード登録が行なえるよう
にする。 【構成】 文字等の各種の情報を入力し、その入力され
た情報によって文書データを作成し、その作成された文
書データを登録する。そして文書作成時に、第1の登録
手段23によって指定された任意の文字列を当該文書デ
ータ検索のためのキーワードとして登録し、第2の登録
手段24によって予め指定した書体に変更された文字列
を当該文書データ検索のためのキーワードとして登録
し、第3の登録手段25によって予め指定した文字の大
きさに変更された文字列を当該文書データ検索のための
キーワードとして登録し、又は第4の登録手段26によ
って予め指定した修飾がなされた文字列を当該文書デー
タ検索のためのキーワードとして登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デスクトップパブリ
ッシング(DTP),ワードプロセッサ(WP)等の文
書作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、DTP,WP等の文書作成装置が
多用されているが、その文書作成装置において作成した
文書を保管する場合、その文書に対して文書名を指定
し、その文書名に基づいてキャビネット,ホルダー等を
用いたディレクトリ管理による保管が主流であった。
【0003】しかし、記憶容量の大きいフロッピディス
ク装置,ハードディスク装置等の外部記憶装置が利用さ
れるにしたがって保管できる文書数が大幅に増加する
と、文書名のみではその文書の内容等が十分に把握でき
ないため、保管した文書から必要な文書を探し出す作業
が大変になる。
【0004】そこで、作成した文書に対してその内容を
示す目安となるような文字列等を付与し、それをキーワ
ードとして検索できるようにしたキーワード検索機能を
備えた文書作成装置が多用されている。
【0005】例えば、指定された日本語文章中から重要
語を抽出し、その重要語をキーワードとして文書を検索
する文書検索装置(例えば、特開平2−45876号公
報参照)がある。
【0006】ところで、作成した文書に対してキーワー
ドを登録をして保管する場合、従来は作成した文書を一
旦記憶させ、その記憶させた文書を再び呼び出し、その
文書を検索するためのキーワードを抽出して登録するよ
うにしていた。
【0007】ここで、従来の文書作成装置におけるキー
ワード登録及び検索の概要について説明する。図16は
従来の文書作成装置におけるキーワード登録の作業を示
すフローチャートである。まず、文章を作成するとそれ
を一旦登録し、その登録した文章を読み出し、その文章
のなかから検索する際のキーワードである検索キーワー
ドを決定(抽出)し、その検索キーワードを登録する。
【0008】図17はこのような文書作成装置における
文書ファイルの格納フォーマットの一例を示す図であ
り、その文書ファイル40は文字データ格納部41と検
索キーワードテーブル42の2種類の記憶エリアに大別
される。
【0009】図18はその文字データ格納部41の格納
フォーマットの一例を示す図であり、この文字データ格
納部41に作成した文書の文字データである文字コード
のファイルを格納する。図19はその検索キーワードテ
ーブル42の格納フォーマットの一例を示す図であり、
この検索キーワードテーブル42に作成した文書に対応
する検索キーワードのファイルを登録する。
【0010】このように、検索キーワードを文書ファイ
ル40内の検索キーワードテーブル42に登録したり、
または文書ファイルとは別に設けた検索キーワード格納
用テーブルに登録する。そして、キーワード検索時には
そのテーブルを参照して該当する文書ファイルを検索す
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の文書作成装置では、オペレータが文書作成
後にキーワード登録をしなければならないので、キーワ
ード登録が煩雑な作業になるという問題があった。ま
た、そのキーワードを考えなければならないので、キー
ワードの決定に手間取ってキーワード登録に時間がかか
るという問題もあった。
【0012】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、文書作成時にキーワード登録が行なえるように
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、文字等の各種の情報を入力する情報入力
手段と、その手段によって入力された情報によって文書
データを作成する文書作成手段と、その手段によって作
成された文書データを登録する文書登録手段とを備えた
文書作成装置において、文書作成手段による文書作成時
に指定された任意の文字列を当該文書データ検索のため
のキーワードとして登録する手段を設けたものである。
【0014】あるいは、上記と同様に文書作成手段によ
る文書作成時に、予め指定した書体に変更された文字
列、予め指定した文字の大きさに変更された文字列、又
は予め指定した修飾がなされた文字列等を当該文書デー
タ検索のためのキーワードとして登録する手段を設ける
ようにしてもよい。
【0015】
【作用】この発明による文書作成装置は、文書作成時に
指定された任意の文字列を当該文書データ検索のための
キーワードとして登録するので、文書を作成しながら任
意の文字列を指定してキーワードとして登録することが
できる。
【0016】また、文書作成時に予め指定した書体に変
更された文字列を当該文書データ検索のためのキーワー
ドとして登録するようにすれば、書体変更によって強調
された文字列をキーワードとして自動的に登録すること
ができる。
【0017】さらに、文書作成時に予め指定した文字の
大きさに変更された文字列を当該文書データ検索のため
のキーワードとして登録するようにすれば、文字の大き
さの変更によって強調された文字列をキーワードとして
自動的に登録することができる。
【0018】さらにまた、文書作成時に予め指定した修
飾がなされた文字列を当該文書データ検索のためのキー
ワードとして登録するようにすれば、修飾によって強調
された文字列をキーワードとして自動的に登録すること
ができる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2はこの発明による一実施例である
文書作成装置の外観図である。この文書作成装置は、キ
ーボード装置1,マウス2,フロッピディスク装置(F
DD)3,ハードディスク装置(HDD)4,ディスプ
レイ装置5,及び処理装置6からなる。
【0020】キーボード装置1は各種の入力キーを備え
た入力装置であり、マウス2は位置データを入力するた
めの入力装置である。フロッピディスク装置(FDD)
3はフロッピディスクに各種データを記憶又はそれを読
み出す記憶装置であり、処理装置6に一体に設けられて
いる。ハードディスク装置(HDD)4はハードディス
クに各種データを記憶又はそれを読み出す記憶装置であ
り、処理装置6にケーブルを介して接続されている。
【0021】ディスプレイ装置5は各種の文字データや
メッセージ等を表示するCRT,LCD等の表示装置で
あり、処理装置6はCPU,ROM,及びRAM等から
なるマイクロコンピュータを内蔵し、この文書作成装置
全体の制御等の各種の処理を行なう。
【0022】図3は図2に示した文書作成装置のハード
構成を示すブロック図である。キーボード装置1及びマ
ウス2は文字等の情報入力やキーワードとして登録する
任意の文字列を指定する入力等を行なう。FDD3及び
HDD4は文書データやキーワード等を記憶し、ディス
プレイ装置5は文書データや文書作成,文書検索,キー
ワード登録等の作業画面やそのときの各種メッセージ等
を表示する。
【0023】処理装置6は内部に、CPU7,ディスク
(DISK)コントローラ10,ディスプレイコントロ
ーラ11,圧縮・伸長コントローラ13,イメージ処理
コントローラ14,フォント(FONT)ROM15,
ビットマップメモリ16,及びバス17を備えている。
【0024】CPU7はROM8及びRAM9を備えて
おり、ROM8に格納されているプログラムに従ってR
AM9を用いてこの装置全体の制御及び文書作成,文書
検索,キーワード登録等の各種の処理等を行なう。
【0025】DISKコントローラ10はFDD3及び
HDD4に対する文書データ等の書き込み及び読み出し
の制御処理を行なう。ディスプレイコントローラ11は
ビデオラム(VRAM)12を備えており、そのVRA
M12に格納された表示データを基にして文書等をディ
スプレイ5に表示させる制御処理を行なう。
【0026】圧縮・伸長コントローラ13は文書データ
等の圧縮及び伸長の処理を行なう。イメージ処理コント
ローラ14はディスプレイ5の画素密度に応じた表示デ
ータの変倍処理を行なう。
【0027】フォントROM15は入力情報に対応する
各種の文字等の情報のフォントデータを格納している。
ビットマップメモリ16はフォントROM15のフォン
トデータを展開するためのメモリである。バス17は各
種データの遣り取りを行なうための通信線である。
【0028】すなわち、この処理装置の基本的な処理動
作は、キーボード装置1から入力された文字等の情報を
コードデータ形式でCPU7のRAM9に格納し、さら
にその入力情報に対応するフォントデータをFONTR
OM15から読み出してビットマップメモリ16に展開
する。
【0029】そのビットマップメモリ16に展開された
フォントデータに対して、ディスプレイ装置5の画素密
度に応じたイメージ処理コントローラ14の変倍機能等
の処理を施す。その変倍処理等を施した後のフォントデ
ータを、ディスプレイコントローラ11内のVRAM1
2に転送してディスプレイ装置5に表示させる。
【0030】そして、文書作成が終了して登録の指示が
入力されると、RAM9に格納されているコードデータ
をDISKコントローラ10によってFDD3又はHD
D4に記憶(セーブ)させる。
【0031】図1は図3に示した処理装置6のこの発明
にかかわる機能を示すブロック図である。この処理装置
6は、文字等の各種の情報を入力する情報入力手段20
と、その手段20によって入力された情報によって文書
データを作成する文書作成手段21と、その手段21に
よって作成された文書データを登録する文書登録手段2
2とを備えている。
【0032】さらに、文書作成手段21による文書作成
時に指定された任意の文字列を当該文書データ検索のた
めのキーワードとして登録する第1の登録手段23と、
文書作成手段21による文書作成時に予め指定した書体
に変更された文字列を当該文書データ検索のためのキー
ワードとして登録する第2の登録手段24を備えてい
る。
【0033】さらにまた、文書作成手段21による文書
作成時に予め指定した文字の大きさに変更された文字列
を当該文書データ検索のためのキーワードとして登録す
る第3の登録手段25と、文書作成手段21による文書
作成時に予め指定した修飾がなされた文字列を当該文書
データ検索のためのキーワードとして登録する第4の登
録手段26を備えている。
【0034】つまり、上記の第2〜4の登録手段によっ
て、文書作成及び編集作業によって入力された書体変更
の文字列,文字の大きさ変更の文字列,修飾された文字
列の強調文字列を検出し、その強調文字列を検索時のキ
ーワードとして自動的に検索キーワードテーブルに登録
する。
【0035】次に、この文書作成装置における第1の登
録処理について説明する。図4はその第1の登録処理を
示すフローチャートである。まず、文書作成時に任意の
文字列に対してキーワード登録の指定がされると、その
文字列を当該文書データを検索するときの検索キーワー
ドとして自動登録し、この処理を終了する。
【0036】次に、この文書作成装置における第2の登
録処理について説明する。図5はその第2の登録処理を
示すフローチャートである。この処理は、予め指定した
書体に変更された文字列を検索キーワードとするモード
が設定されている時に実行し、文書作成の後に文書作成
終了の指示がされると、指定された書体に変更された強
調文字列をサーチし、その強調文字列を検索キーワード
として自動登録してこの処理を終了する。
【0037】次に、この文書作成装置における第3の登
録処理について説明する。図6はその第3の登録処理を
示すフローチャートである。この処理は、予め指定した
文字の大きさに変更された文字列を検索キーワードとす
るモードが設定されている時に実行し、文書作成の後に
文書作成終了の指示がされると、指定された文字の大き
さに変更された強調文字列をサーチし、その強調文字列
を検索キーワードとして自動登録してこの処理を終了す
る。
【0038】次に、この文書作成装置における第4の登
録処理について説明する。図7はその第4の登録処理を
示すフローチャートである。この処理は、予め指定した
修飾がなされた文字列を検索キーワードとするモードが
設定されている時に実行し、文書作成の後に文書作成終
了の指示がされると、指定された修飾がなされた強調文
字列をサーチし、その強調文字列を検索キーワードとし
て自動登録してこの処理を終了する。
【0039】次に、上記の強調文字列の検出方法につい
て説明する。この文書作成装置によって作成・編集され
た文字列データには、その文字列に対する種々の情報が
付加されて格納される。その種々の情報のうち書体,文
字の大きさ,及び修飾モードについての情報を参照して
強調文字列を検出する。
【0040】図8はこの入力装置における文字列コード
データの格納フォーマットの一例を示す図である。その
文字列コードデータ格納エリアは、属性変更インデック
ス格納エリアE1と、属性コード格納エリアE2と、文
字コード格納エリアE3とからなる。
【0041】属性変更インデックス格納エリアE1に
は、文字列データに対する属性(モード)変更を示す属
性変更コードが格納される。例えば、特殊コード「ES
C」を用いて、書体の変更を示す場合は、図8の(a)
に示すようにフォント変更インデックスコードとして、
例えば「ESC,F」コードを格納する。
【0042】また、文字の大きさの変更を示す場合は、
同図の(b)に示すようにポイント変更インデックスコ
ードとして、例えば「ESC,P」コードを格納する。
さらに、修飾がなされていることを示す場合は、同図の
(c)に示すように修飾指定インデックスコードとし
て、例えば「ESC,M」コードを格納する。あるいは
また、特別のキーによる指定がされていることを示す場
合は、同図の(d)に示すように、例えば「ESC,
K」コードを格納する。
【0043】属性コード格納エリアE2には、それぞれ
の属性の種類を示すコードが格納される。例えば、書体
については明朝体,ゴシック体,毛筆体等の書体種類を
示すフォントコードを、文字の大きさについては10
P,12P等の文字のポイント数を示すポイント数コー
ドを、修飾についてはその修飾の種類を示す修飾コード
を、また特別のキー指定については特別キーコードをそ
れぞれ格納する。
【0044】文字コード格納エリアE3には、上記の属
性の対象である文字列の文字コードを格納する。例えば
同図に示すように文字列「ベクトル△フォント」の各文
字コードを格納する。
【0045】そして、強調文字列を検出するときには、
図8の文字列コードデータ格納エリアの属性変更インデ
ックス格納エリアE1を参照し、そこに属性変更コード
が格納されていれば文字コード格納エリアE3の文字コ
ードを抽出し、その文字コードを検索キーワードテーブ
ルに登録する。
【0046】図9はこの入力装置における第2の登録処
理のときの強調文字列検出の処理を示すフローチャート
である。まず、文書コードデータとして文字列コードデ
ータをサーチし、属性変更コードに書体変更を示す「E
SC,F」コードがあるか否かを判断し、なければ再び
文字列コードデータのサーチ処理に戻る。
【0047】一方、「ESC,F」コードがあればそれ
に該当する文字列、すなわち文字コード群を抽出して最
初の処理に戻る。そして、文字列コードデータがなくな
ればリターンして、登録処理または終了処理に移行す
る。
【0048】図10はこの入力装置における第3の登録
処理のときの強調文字列検出の処理を示すフローチャー
トである。この処理の場合は、文書コードデータとして
文字列コードデータをサーチし、属性変更コードに文字
の大きさ変更を示す「ESC,P」コードがあるか否か
を判断し、あればそれに該当する文字列、すなわち文字
コード群を抽出して最初の処理に戻る。
【0049】図11はこの入力装置における第4の登録
処理のときの強調文字列検出の処理を示すフローチャー
トである。この処理の場合は、文書コードデータとして
文字列コードデータをサーチし、属性変更コードに修飾
指定を示す「ESC,M」コードがあるか否かを判断
し、あればそれに該当する文字列、すなわち文字コード
群を抽出して最初の処理に戻る。
【0050】次に、この入力装置における第1の登録処
理のときのキーワード指定について説明する。図12は
文書作成時の表示画面の一例を示す図であり、その表示
画面には作成中の文書30が表示されている。
【0051】その文書作成中に、この文書を検索すると
きに用いるキーワードとして文字列「ベクトルフォン
ト」を登録したい場合、矩形枠31で囲んで示す文字
「ベ」にカーソルを合わせてキーワード登録キーを押下
し、次に矩形枠32で囲んで示す文字「ト」にカーソル
を合わせてキーワード登録キーを押下すると、その文字
列「ベクトルフォント」が検索キーワードとして登録さ
れる。
【0052】このように、文書作成中に検索時のキーワ
ードとして文書中の任意の文字列の前後の文字に対して
キーワード登録キーを押下することにより、その文字列
がキーワード登録されるので、文書作成中に随時キーワ
ード登録ができる。
【0053】次に、この入力装置における第2の登録処
理のときの具体的なキーワード登録について説明する。
図13は文書作成時の表示画面の一例を示す図であり、
その表示画面には作成中の文書30が表示されている。
【0054】この文書作成前の初期設定において書体は
明朝体が選択され、キーワード登録すべき書体属性がゴ
シック体に設定されており、文書30中の矩形枠33で
囲んで示す文字列は明朝体で、矩形枠34で囲んで示す
文字列「ベクトルフォント」はその書体がゴシック体に
変更されているものとする。
【0055】その文書作成を終了し、編集終了を示すキ
ーが入力されると、作成文書に対してキーワード登録す
べき文字列を検出する処理を開始し、その処理によって
書体がゴシック体に変更されている矩形枠34内の文字
列「ベクトルフォント」を検出し、それを検索キーワー
ドに登録する。
【0056】このように、文書作成の終了指示にしたが
って、その文書を検索するときのキーワードとして明朝
体,ゴシック体等の所定の書体に変更された文字列を検
出して、それをキーワード登録するので、文書作成時に
自動的にキーワード登録ができる。
【0057】すなわち、明朝体,ローマン体,イタリッ
ク体,パイカ体,ゴシック体,毛筆体等の各種の書体に
よるマルチ書体によって作成された文書においては、書
体が特定の書体に変更された文字列がその文書のキーワ
ードとして適当な場合が多いので、そのような文字列を
自動的にキーワード登録すれば、登録作業の必要がなく
なり、オペレータの作業を軽減させることができる。
【0058】次に、この入力装置における第3の登録処
理のときの具体的なキーワード登録について説明する。
図14は文書作成時の表示画面の一例を示す図であり、
その表示画面には作成中の文書30が表示されている。
【0059】この文書作成前の初期設定において文字の
大きさの10Pが選択され、キーワード登録すべき文字
の大きさ属性が20Pに設定されており、文書30中の
矩形枠35,36で囲んで示す文字列及び文字は10P
で、矩形枠37で囲んで示す文字列「ベクトルフォン
ト」はその文字の大きさが20Pに変更されているもの
とする。
【0060】その文書作成を終了し、編集終了を示すキ
ーが入力されると、作成文書に対してキーワード登録す
べき文字列を検出する処理を開始し、その処理によって
文字の大きさが20Pに変更されている矩形枠37内の
文字列「ベクトルフォント」を検出し、それを検索キー
ワードに登録する。
【0061】このように、文書作成の終了指示にしたが
って、その文書を検索するときのキーワードとして20
P等の所定の文字の大きさに変更された文字列を検出
し、それをキーワード登録するので、文書作成時に自動
的にキーワード登録ができる。
【0062】すなわち、10P,12P,20P等の等
の各種の文字の大きさによるマルチポイントによって作
成された文書においては、文字の大きさが大きなものに
変更された文字列がその文書のキーワードとして適当な
場合が多いので、そのような文字列を自動的にキーワー
ド登録すれば、登録作業の必要がなくなり、オペレータ
の作業を軽減させることができる。
【0063】次に、この入力装置における第4の登録処
理のときの具体的なキーワード登録について説明する。
図15は文書作成時の表示画面の一例を示す図であり、
その表示画面には作成中の文書30が表示されている。
この文書30中の矩形枠38で囲んで示す文字列は無修
飾であり、内部に斜線を施した矩形枠39で囲んで示す
文字列「ベクトルフォント」には網かけの修飾が施され
ている。
【0064】その文書作成を終了し、編集終了を示すキ
ーが入力されると、作成文書に対してキーワード登録す
べき文字列を検出する処理を開始し、その処理によって
修飾がなされている矩形枠39内の文字列「ベクトルフ
ォント」を検出し、それを検索キーワードに登録する。
【0065】このように、文書作成の終了指示にしたが
って、その文書を検索するときのキーワードとして網か
け,アンダーライン,変形文字等の修飾がなされた文字
列を検出し、それをキーワード登録するので、文書作成
時に自動的にキーワード登録ができる。
【0066】すなわち、網かけ,アンダーライン,オー
バーライン,変形文字等の各種の特殊な文字修飾によっ
て作成された文書においては、その修飾された文字列が
その文書のキーワードとして適当な場合が多いので、そ
のような文字列を自動的にキーワード登録すれば、登録
作業の必要がなくなり、オペレータの作業を軽減させる
ことができる。
【0067】さらに、上記のキーワード登録すべき文字
列に対する属性を複数指定するようにしてもよい。例え
ば、文書作成前の初期設定のときに、デフォルトとして
10Pの文字の大きさで明朝体の書体を選択し、キーワ
ードとして登録する強調文字を20P及びゴシック体に
指定して文書作成を行なう。
【0068】その後、文書作成を終えて編集終了が指示
されると、作成された文書中から20Pで且つゴシック
体の文字列を検索し、その検索によって検出された文字
列を当該文書検索のためのキーワードとして自動登録す
る。
【0069】なお、上述の実施例ではキーワード登録す
べき強調文字列の属性を文書作成前に選択して設定させ
るようにしたが、その設定を文書作成中に行なえるよう
にしてもよい。また、オペレータによる設定によらず、
書体,文字の大きさ,修飾について、作成した文書中に
発生する頻度が少ないものを強調文字列として認識し、
それをキーワード登録するようにしてもよい。さらに、
検出した文字列を表示してオペレータによる確認を取ら
せるようにしてもよい。
【0070】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る文書作成装置によれば、文書作成時に指定された任意
の文字列を当該文書データ検索のためのキーワードとし
て登録するので、文書作成中にキーワード登録を行なえ
る。
【0071】また、文書作成時に予め指定した書体に変
更された文字列、予め指定した文字の大きさに変更され
た文字列、あるいは予め指定した修飾がなされた文字列
を当該文書データ検索のためのキーワードとして登録す
れば、文書作成時に自動的にキーワード登録を行なえ
る。
【0072】したがって、オペレータは文書作成後にキ
ーワード登録をする必要や、キーワードの決定に手間取
ることもなくなり、キーワード登録を素早く簡単に行な
えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3に示す処理装置6のこの発明にかかわる機
能を示すブロック図である。
【図2】この発明による一実施例である文書作成装置の
外観図である。
【図3】図2に示す文書作成装置のハード構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図2に示す文書作成装置における第1の登録処
理を示すフローチャートである。
【図5】図2に示す文書作成装置における第2の登録処
理を示すフローチャートである。
【図6】図2に示す文書作成装置における第3の登録処
理を示すフローチャートである。
【図7】図2に示す文書作成装置における第4の登録処
理を示すフローチャートである。
【図8】文字列コードデータの格納フォーマットの一例
を示す図である。
【図9】図5に示す第2の登録処理における強調文字列
検出の処理を示すフローチャートである。
【図10】図6に示す第3の登録処理における強調文字
列検出の処理を示すフローチャートである。
【図11】図7に示す第4の登録処理における強調文字
列検出の処理を示すフローチャートである。
【図12】第1の登録処理のときのキーワード指定の説
明に供する文書作成時の表示画面の一例を示す図であ
る。
【図13】第2の登録処理のときの具体的なキーワード
登録の説明に供する文書作成時の表示画面の一例を示す
図である。
【図14】第3の登録処理のときの具体的なキーワード
登録の説明に供する文書作成時の表示画面の一例を示す
図である。
【図15】第4の登録処理のときの具体的なキーワード
登録の説明に供する文書作成時の表示画面の一例を示す
図である。
【図16】従来のキーワード登録の作業を示すフローチ
ャートである。
【図17】文書ファイルの格納フォーマットの一例を示
す図である。
【図18】図17に示す文字データ格納部の格納フォー
マットの一例を示す図である。
【図19】図17に示す検索キーワードテーブルの格納
フォーマットの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 キーボード装置 2 マウス 3 フロッピディスク装置(FDD) 4 ハードディスク装置(HDD) 5 ディスプレイ装置 6 処理装置 7 CPU 8 ROM
9 RAM 10 ディスク(DISK)コントローラ 11 ディスプレイコントローラ 12 ビデオラ
ム(VRAM) 13 圧縮・伸長コントローラ 14 イメージ
処理コントローラ 15 フォント(FONT)ROM 16 ビットマ
ップメモリ 17 バス 20 情報入力
手段 21 文書作成手段 22 文書登録
手段 23 第1の登録手段 24 第2の登
録手段 25 第3の登録手段 26 第4の登
録手段 E1 属性変更インデックス格納エリア E2 属性コード格納エリア E3 文字コー
ド格納エリア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字等の各種の情報を入力する情報入力
    手段と、該手段によって入力された情報によって文書デ
    ータを作成する文書作成手段と、該手段によって作成さ
    れた文書データを登録する文書登録手段とを備えた文書
    作成装置において、前記文書作成手段による文書作成時
    に指定された任意の文字列を当該文書データ検索のため
    のキーワードとして登録する手段を設けたことを特徴と
    する文書作成装置。
  2. 【請求項2】 文字等の各種の情報を入力する情報入力
    手段と、該手段によって入力された情報によって文書デ
    ータを作成する文書作成手段と、該手段によって作成さ
    れた文書データを登録する文書登録手段とを備えた文書
    作成装置において、前記文書作成手段による文書作成時
    に予め指定した書体に変更された文字列を当該文書デー
    タ検索のためのキーワードとして登録する手段を設けた
    ことを特徴とする文書作成装置。
  3. 【請求項3】 文字等の各種の情報を入力する情報入力
    手段と、該手段によって入力された情報によって文書デ
    ータを作成する文書作成手段と、該手段によって作成さ
    れた文書データを登録する文書登録手段とを備えた文書
    作成装置において、前記文書作成手段による文書作成時
    に予め指定した文字の大きさに変更された文字列を当該
    文書データ検索のためのキーワードとして登録する手段
    を設けたことを特徴とする文書作成装置。
  4. 【請求項4】 文字等の各種の情報を入力する情報入力
    手段と、該手段によって入力された情報によって文書デ
    ータを作成する文書作成手段と、該手段によって作成さ
    れた文書データを登録する文書登録手段とを備えた文書
    作成装置において、前記文書作成手段による文書作成時
    に予め指定した修飾がなされた文字列を当該文書データ
    検索のためのキーワードとして登録する手段を設けたこ
    とを特徴とする文書作成装置。
JP4279943A 1992-10-19 1992-10-19 文書作成装置 Pending JPH06131397A (ja)

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