JPH0613111Y2 - 容器等の係止装置 - Google Patents

容器等の係止装置

Info

Publication number
JPH0613111Y2
JPH0613111Y2 JP14908486U JP14908486U JPH0613111Y2 JP H0613111 Y2 JPH0613111 Y2 JP H0613111Y2 JP 14908486 U JP14908486 U JP 14908486U JP 14908486 U JP14908486 U JP 14908486U JP H0613111 Y2 JPH0613111 Y2 JP H0613111Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
protrusion
locking device
container
protrusions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14908486U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6354650U (ja
Inventor
政治 串岡
Original Assignee
キヨ−ラク株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キヨ−ラク株式会社 filed Critical キヨ−ラク株式会社
Priority to JP14908486U priority Critical patent/JPH0613111Y2/ja
Publication of JPS6354650U publication Critical patent/JPS6354650U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0613111Y2 publication Critical patent/JPH0613111Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、本体と蓋体のように、一対の半体で構成され
る容器等において、一対の半体を閉じた状態に保持する
ための係止装置に関するものである。
従来の技術 本体と蓋体のように一対の半体で構成される容器等にお
いて、一対の半体の壁面にそれぞれ長さの異なる突起
と、それを包持してスライド自在のラッチからなり、ラ
ッチをスライドさせることによって、係合状態または係
合解除状態とする係止装置は、例えば、実公昭53−3
7997号公報に記載されているものが知られている。
考案が解決しようとする問題点 ところで、上記のような従来の容器等においは、一対の
半体の壁面に形成された突起の両側面に凹部を形成し、
かつ、この凹部にラッチの突条を係合して、ラッチをス
ライド自在とした構造となっているから、突起に対する
ラッチの係合が不整合状態となる、いわゆるガタツキが
生じないようにするには、突起に対してラッチが緊密に
係合していることが必要であるが、その半面、ラッチの
スライドが円滑であるため、またラッチを突起に係合す
る組立て工程が容易であるためには、突起とラッチとの
間にかなりの隙間があることが望ましい。
本考案は、従来のものにおけるこのような種々の問題点
に鑑み、その相反する要件を共に満たし、突起に対して
ラッチが常に整合状態を保って係止状態が確実であり、
しかもスライド操作が円滑にできるうえ、ラッチの組込
み作業も容易にできる容器等の係止装置を提供すること
を目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、その目的を達成するための技術的手段を次の
ように構成した。
すなわち、本考案に係る容器等の係止装置は、一対の半
体で構成される容器等のそれぞれの壁面に長さの異なる
突起を形成し、この両突起を包持してスライド自在のラ
ッチを設け、ラッチのスライドによって上記両突起を係
合し、またその係合を解除する構成の係止装置におい
て、ラッチの天板部に、天板部との連接部を除いて周囲
を切り離したバネ部を形成し、このバネ部に上記突起に
対する摺動圧接部を設けたことを特徴とするものであ
る。
作用 本考案に係る容器等の係止装置において、ラッチを係合
解除位置にスライドさせると、両突起の係合状態が解除
され、一方の半体は他方の半体に対して開放自在とな
り、一対の半体を閉じてラッチを係合位置にスライドさ
せれば、一対の半体は閉じた状態に保持される。そし
て、ラッチにはその天板部にバネ部が有り、このバネ部
の摺動圧接部が突起に摺動圧接しているので、ラッチは
突起に対して整合状態を保ち、円滑にそのスライド操作
を行うことができる。
実施例 本考案の一実施例を図面について説明する。
図示の容器はプラスチック製であって、本体1およびそ
れに開閉自在の蓋体2からなる一対の半体で構成されて
いるものである。本体1の開放側壁面には長い突起3
が、また、蓋体2の開放側壁面には短い突起4がそれぞ
れ形成されている。5はラッチであって、このラッチ5
は長い突起3と短い突起4を包持し、かつその一側面6
と中間の舌片7によって長い突起3にスライド自在に係
合されており、他側面8が短い突起4と係合している。
すなわち、長い突起3の両側面には係合溝9,9′が形成
され、ラッチ5の一側面6と舌片7の内側には係合溝9,
9′に対応する突条10,10′が形成されていて、係合溝9,
9′に突条10,10′が係合してラッチ5がスライド自在と
なっている。短い突起4の一側面にも係合溝11が形成さ
れており、ラッチ5の他側面8にはそれに係合する突条
12が設けられている。
上記ラッチ5の長い突起3側の天板部13にはバネ部14が
形成されている。このバネ部14は天板部13の内側に連接
部15を有しており、その連接部15を除いた周囲を切り離
して舌片状に形成されているものである。20はその切り
離し部である。バネ部14の長い突起3に面した開放端縁
には、長い突起3の上面に摺動圧接される突部16が一体
に設けられている。この突部16はスライド方向に長くな
っている。ラッチ5の上面はその周端縁17を除いて一段
低い面に形成されており、この一段低い面にカバー18が
嵌込まれている。バネ部14はその上面がラッチ5の上面
よりさらに低くなっていてカバー18に対して間隙19を設
けている。この間隙19はバネ部14に弾性を保持させるた
めのものである。バネ部14の連接部15の付近には切込み
部20′があり、この切込み部20′によってバネ部14に適
度な弾性を持たせている。21はカバー18の嵌合孔であっ
て、この嵌合孔21にはカバー18の爪18′が嵌合されるよ
うになっている。22はスライド位置決め用のバネ片であ
って、このバネ片22は切り離し部22′によって形成さ
れ、そのの自由端には凸部23があって、ラッチ5をスラ
イドさせて係止位置に至ると長い突起3の凹部24に係合
し、その状態が確実に保持されるようになっている。な
お、このバネ片22によってラッチ5が開放位置でも係止
するように構成してもよい。
以上のような本実施例のものにおいては、ラッチ5がバ
ネ部14によって長い突起3に緊密状態に弾性保持される
ので、ラッチ5は常にいわゆるガタツキのない整合状態
を保ち、ラッチ5による係止状態が確実であり、しかも
そのスライド操作を円滑に行うことができる。また、ラ
ッチ5はバネ部14によって長い突起3に支持されるの
で、両者の間には適当な間隙を設けることができ、ラッ
チ5を長い突起3に係合する際の組立て工程が容易であ
る。
考案の効果 本考案は、前記のように、一対の半体で構成される容器
等のそれぞれの壁面に長さの異なる突起を形成し、この
両突起を包持してスライド自在のラッチを設け、ラッチ
のスライドによって上記両突起を係合し、またその係合
を解除する構成の係止装置において、ラッチの天板部
に、天板部との連接部を除いて周囲を切り離したバネ部
を形成し、このバネ部に上記突起に対する摺動圧接部を
設けたものであるから、突起に対してラッチが常に整合
状態を保って係止状態が確実であり、しかもスライド操
作が円滑にできるうえ、ラッチの組込み作業も容易にで
きる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は容器の全体斜
視図、第2図はカバーを外した態様を示すラッチの上面
図、第3図は第2図におけるA−A線断面図、第4図は
同上B−B線断面図、第5図は同上C−C線断面図、第
6図および第7図はそれぞれラッチの係止状態および開
放状態を示す容器の上面図である。 1……本体、2……蓋体、3……長い突起、4……短い
突起、5……ラッチ、6……ラッチの一側面、7……舌
片、8……ラッチの他側面、9,9′……係合溝、10,10′
……突条、11……係合溝、12……突条、13……天板部、
14……バネ部、15……連接部、16……突部、17……周端
縁、18……カバー、18……カバーの爪、19……間隙、20
……切り離し部、20′……切込み部、21……カバーの嵌
合孔、22……バネ片、22′……切り離し部、23……凸
部、24……凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の半体で構成される容器等のそれぞれ
    の壁面に長さの異なる突起を形成し、この両突起を包持
    してスライド自在のラッチを設け、ラッチのスライドに
    よって上記両突起を係合し、またその係合を解除する構
    成の係止装置において、ラッチの天板部に、天板部との
    連接部を除いて周囲を切り離したバネ部を形成し、この
    バネ部に上記突起に対する摺動圧接部を設けたことを特
    徴とする容器等の係止装置。
JP14908486U 1986-09-29 1986-09-29 容器等の係止装置 Expired - Lifetime JPH0613111Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14908486U JPH0613111Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29 容器等の係止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14908486U JPH0613111Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29 容器等の係止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6354650U JPS6354650U (ja) 1988-04-12
JPH0613111Y2 true JPH0613111Y2 (ja) 1994-04-06

Family

ID=31063959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14908486U Expired - Lifetime JPH0613111Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29 容器等の係止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0613111Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2539170Y2 (ja) * 1990-08-30 1997-06-25 旭光学工業株式会社 蓋の開閉操作機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6354650U (ja) 1988-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0719286Y2 (ja) バックル
US4664432A (en) Security seal and seal assembly
JPH0364237U (ja)
JPH0613111Y2 (ja) 容器等の係止装置
JPH06156519A (ja) シール容器
JP2003335353A (ja) 気密容器
CA1138387A (en) Reel container
JPH0331204Y2 (ja)
JPH0123295Y2 (ja)
JPH0440492Y2 (ja)
JP3010829U (ja) 開閉蓋のロック装置
JPS6033847Y2 (ja) 化粧用コンパクト
JPH0547088Y2 (ja)
JPS6035496Y2 (ja) 電気カミソリのケ−ス
JPS5815308Y2 (ja) ケ−ス蓋着脱構造
JPH0513736Y2 (ja)
JPH0212212Y2 (ja)
JPH0712287Y2 (ja) 容器の係止装置
JPS636044Y2 (ja)
JPS5856201Y2 (ja) 蓋開閉装置
JPS6026727Y2 (ja) コンパクト容器
JP2562370Y2 (ja) 容器等の係止装置
JP2570213Y2 (ja) 底容器付き容器
JPH0215326Y2 (ja)
JPH0613110Y2 (ja) 容器等の係止装置