JPH06129378A - ロータリー圧縮機 - Google Patents
ロータリー圧縮機Info
- Publication number
- JPH06129378A JPH06129378A JP27406692A JP27406692A JPH06129378A JP H06129378 A JPH06129378 A JP H06129378A JP 27406692 A JP27406692 A JP 27406692A JP 27406692 A JP27406692 A JP 27406692A JP H06129378 A JPH06129378 A JP H06129378A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- sub
- sliding surface
- discharge cover
- cast iron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2201/00—Metals
- F05C2201/04—Heavy metals
- F05C2201/0433—Iron group; Ferrous alloys, e.g. steel
- F05C2201/0436—Iron
- F05C2201/0439—Cast iron
- F05C2201/0442—Spheroidal graphite cast iron, e.g. nodular iron, ductile iron
Landscapes
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クランク軸及び副軸受けの摺動面の摩耗を少
なくし、品質の良い圧縮機を提供する。 【構成】 副軸受け24の材質を、ダクタイル鋳鉄とし
た構成になっている。
なくし、品質の良い圧縮機を提供する。 【構成】 副軸受け24の材質を、ダクタイル鋳鉄とし
た構成になっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は横型のローリングピスト
ンタイプのロータリー圧縮機に関わり、特に軸摺動部の
信頼性向上に関するものである。
ンタイプのロータリー圧縮機に関わり、特に軸摺動部の
信頼性向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ロータリー圧縮機に対する市場で
の期待寿命は増々、長寿化を要求する方向になってい
る。
の期待寿命は増々、長寿化を要求する方向になってい
る。
【0003】以下図面を参照しながら、特開昭57−1
46074号公報に示されている従来の圧縮機の一例に
ついて説明する。図3は従来のロータリー圧縮機の側面
断面図で図4はその要部拡大図である。
46074号公報に示されている従来の圧縮機の一例に
ついて説明する。図3は従来のロータリー圧縮機の側面
断面図で図4はその要部拡大図である。
【0004】1は密閉容器で、密閉容器1内には、圧縮
要素2と電動要素3とを備え、前記圧縮要素2を構成す
るシリンダー4の、反電動要素側に設けた副軸受け14
に給油管15と一体になった吐出カバー16が軸受部1
4外周に圧入固定されている。17はクランク軸で副軸
受け14の摺動面18上を回転する。19は非摺動面で
前記吐出カバー16を圧入するときのひずみを吸収する
為に設けられている。副軸受け14は、通常、加工性,
潤滑性に優れたねずみ鋳鉄が用いられる。
要素2と電動要素3とを備え、前記圧縮要素2を構成す
るシリンダー4の、反電動要素側に設けた副軸受け14
に給油管15と一体になった吐出カバー16が軸受部1
4外周に圧入固定されている。17はクランク軸で副軸
受け14の摺動面18上を回転する。19は非摺動面で
前記吐出カバー16を圧入するときのひずみを吸収する
為に設けられている。副軸受け14は、通常、加工性,
潤滑性に優れたねずみ鋳鉄が用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、吐出カバー16の圧入ひずみを吸収する
為に、非摺動面19を設けているので摺動面18が十分
確保できず、クランク軸17及び摺動面18の摩耗が大
きくなり、信頼性にかけるという課題があった。
来の構成では、吐出カバー16の圧入ひずみを吸収する
為に、非摺動面19を設けているので摺動面18が十分
確保できず、クランク軸17及び摺動面18の摩耗が大
きくなり、信頼性にかけるという課題があった。
【0006】本発明は上記課題に鑑み、クランク軸及び
摺動面の摩耗を少なくし、品質の良い圧縮機を提供する
ものである。
摺動面の摩耗を少なくし、品質の良い圧縮機を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明の圧縮機は、圧縮要素を構成するシ
リンダーの反電動要素側に設けた副軸受けの軸受部外周
に吐出カバーを圧入するとともに、前記副軸受けの材質
がダクタイル鋳鉄としたものである。
するために、本発明の圧縮機は、圧縮要素を構成するシ
リンダーの反電動要素側に設けた副軸受けの軸受部外周
に吐出カバーを圧入するとともに、前記副軸受けの材質
がダクタイル鋳鉄としたものである。
【0008】
【作用】吐出カバーの圧入によるひずみはヤング率の上
昇によって減少し、そのため非摺動面を減らす事がで
き、摺動面を十分確保することができる。
昇によって減少し、そのため非摺動面を減らす事がで
き、摺動面を十分確保することができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例の圧縮機について、図
面を参照しながら説明する。なお従来と同一部品につい
ては、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
面を参照しながら説明する。なお従来と同一部品につい
ては、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0010】図1、及び図2において、24は圧縮要素
系12を構成するシリンダー4の反電動要素側に設けた
副軸受けで、ヤング率15000kg/mm2以上の鋳
鉄でできている。
系12を構成するシリンダー4の反電動要素側に設けた
副軸受けで、ヤング率15000kg/mm2以上の鋳
鉄でできている。
【0011】以上の様な構成において、吐出カバー16
が軸受部24a外周に圧入固定されている。ここで副軸
受け24はダクタイル鋳鉄でできており、通常ヤング率
15000kg/mm2以上を有しているため、ヤング
率8000kg/mm2程度のねずみ鋳鉄に較べ、剛性
が高く、カバー16の圧入による軸受部24aの内径方
向へのひずみが減少し、このひずみの影響を逃がすため
の非摺動面19を減らす事で、摺動面18の面積を増や
す事ができ、クランク軸17及び摺動面18の摩耗を低
減する事ができる。
が軸受部24a外周に圧入固定されている。ここで副軸
受け24はダクタイル鋳鉄でできており、通常ヤング率
15000kg/mm2以上を有しているため、ヤング
率8000kg/mm2程度のねずみ鋳鉄に較べ、剛性
が高く、カバー16の圧入による軸受部24aの内径方
向へのひずみが減少し、このひずみの影響を逃がすため
の非摺動面19を減らす事で、摺動面18の面積を増や
す事ができ、クランク軸17及び摺動面18の摩耗を低
減する事ができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明は、シリンダーの反
電動要素側に設けた副軸受けの軸受部外周に吐出カバー
を圧入するとともに、前記副軸受けの材質がダクタイル
鋳鉄としたことで、軸受部の内径方向へのひずみが減少
し、摺動面の面積を増やす事で摩耗を低減でき、品質の
良い圧縮機を提供することができる。
電動要素側に設けた副軸受けの軸受部外周に吐出カバー
を圧入するとともに、前記副軸受けの材質がダクタイル
鋳鉄としたことで、軸受部の内径方向へのひずみが減少
し、摺動面の面積を増やす事で摩耗を低減でき、品質の
良い圧縮機を提供することができる。
【図1】本発明による圧縮機の一実施例の側面断面図
【図2】図1の要部拡大断面図
【図3】従来の圧縮機の側面断面図
【図4】図3の要部拡大断面図
1 密閉容器 2 圧縮要素 3 電動要素 4 シリンダー 24 副軸受け 24a 軸受部 16 吐出カバー
Claims (1)
- 【請求項1】 密閉容器内に圧縮要素と電動要素を設
け、前記圧縮要素を構成するシリンダーの反電動要素側
に設けた副軸受けの軸受部外周に吐出カバーを圧入する
とともに、前記副軸受けの材質がダクタイル鋳鉄である
ことを特徴としたロータリー圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27406692A JPH06129378A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | ロータリー圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27406692A JPH06129378A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | ロータリー圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06129378A true JPH06129378A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17536499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27406692A Pending JPH06129378A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | ロータリー圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06129378A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100755102B1 (ko) * | 2000-04-24 | 2007-09-04 | 오지 세이시 가부시키가이샤 | 자동차내장 천정성형용 부재 및 이를 사용한 자동차내장천정부재 |
-
1992
- 1992-10-13 JP JP27406692A patent/JPH06129378A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100755102B1 (ko) * | 2000-04-24 | 2007-09-04 | 오지 세이시 가부시키가이샤 | 자동차내장 천정성형용 부재 및 이를 사용한 자동차내장천정부재 |
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