JPH06128901A - 道路用ゴム板 - Google Patents

道路用ゴム板

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Publication number
JPH06128901A
JPH06128901A JP4281851A JP28185192A JPH06128901A JP H06128901 A JPH06128901 A JP H06128901A JP 4281851 A JP4281851 A JP 4281851A JP 28185192 A JP28185192 A JP 28185192A JP H06128901 A JPH06128901 A JP H06128901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber plate
road
rubber
road surface
canvas
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Pending
Application number
JP4281851A
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English (en)
Inventor
Kuninori Aramaki
国紀 荒牧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/60Planning or developing urban green infrastructure

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冬期路面凍結時及び路面凍結時以外の時期に
おける降雨時においても優れた耐スリップ性能を有する
道路用ゴム板及び耐スリップ路面。 【構成】 帆布様の表面パターン12を有することを特
徴とする道路用ゴム板。帆布様の表面パターンを有する
ゴム板10を舗装面14がゴム板表面より1〜10mm高
くなるように路床16と一体に埋設する耐スリップ路
面。好ましくは、座金、織布又はすだれコード、金網、
金属板よりなる群から選択される一種または二種以上を
ゴム板に埋設する。さらに、好ましくは、前記ゴム板の
一部又は全部が独立気泡を有する発泡性ゴム材からな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路用ゴム板、詳しく
は路面と自動車のタイヤ間における摩擦係数を大きく
し、特に寒冷地においてスリップ防止効果に優れた道路
用ゴム板及びそれを用いた耐スリップ路面に関する。
【0002】
【従来の技術】寒冷地においては、冬期積雪が凍結して
滑りやすくなるため、坂道において車のスタートができ
ないという問題があった。
【0003】このため、凍結した氷が付着しにくく、さ
らに圧力を加えることにより氷が容易に割れるゴム板を
路面の一部に使用する方法が提案された。ゴム板を敷設
することにより、路面上に付着した氷は割れるものの、
該ゴム板とタイヤのゴム材と間の摩擦係数が低いため、
スリップ防止の効果が不充分であり、また、路面凍結時
以外の時期における降雨時には特に摩擦係数が低くな
り、坂道の下り車線においてブレーキが効きにくいとい
う欠点があった。
【0004】このため、ゴム表面上に道路の横断方向に
横溝をつけたり、特開昭55−164505公報に記載
の如く、ゴム表面にブロックパターンと称する円筒形の
突起を設けたりする方法が提案されたが、いずれも凍結
した氷の破砕、融解には効果があるものの、ゴム板とタ
イヤ間の摩擦係数を減少させるには至らず、耐スリップ
性が不充分であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、冬期
路面凍結時及び路面凍結時以外の時期における降雨時に
おいても優れた耐スリップ性能を有する道路用ゴム板、
及び該道路用ゴム板を用いた、優れた耐スリップ性能を
有し、耐久性に優れた耐スリップ路面を提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本出願に係る請求項1記
載の発明は、帆布様の表面パターンを有することを特徴
とする道路用ゴム板に関する。
【0007】本出願に係る請求項2記載の発明は、舗装
面の一部にゴム板を敷設した耐スリップ路面において、
該ゴム板が帆布転写の表面パターンを有しており、前記
舗装面がゴム板表面より1〜10mm高くなるよう、前記
ゴム板を路床と一体に埋設することを特徴とする耐スリ
ップ路面に関する。
【0008】本出願に係る請求項3記載の発明は、請求
項2記載の耐スリップ路面であって、前記ゴム板に、座
金、織布又はすだれコード、金網、金属板からなる群よ
り選択される一種または二種以上を埋設することを特徴
とするものである。
【0009】本出願に係る請求項4記載の発明は、請求
項2記載の耐スリップ路面であって、前記ゴム板の一部
又は全部が、独立気泡を有する発泡性ゴム材からなるこ
とを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明の道路用ゴム板は、表面に帆布様のパタ
ーンを有することから、前記ゴム板表面と自動車タイヤ
のゴム材との間の摩擦係数が高く、優れたスリップ防止
効果を有する。また、前記ゴム板を、路面の一部に敷設
する際、路面とゴム板表面との高さの差を1〜10mmと
すること、及び/又は前記ゴム板に座金、織布又はすだ
れコード、金網、金属等を埋設することにより、耐スリ
ップ性が良好で、路面への取付けが容易であり、耐久性
を有する耐スリップ路面を得ることができる。さらに、
前記ゴム板の一部又は全部を独立気泡を有する発泡性ゴ
ム材を用いることにより、加圧による弾性変形が大きく
なることから、氷を割りやすくなり、冬期凍結路面に対
する耐スリップ性が向上する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を更に詳しく説明する。
【0012】本発明の道路用ゴム板の素材となるゴムは
道路に敷設して用いるのに充分な強度を有すれば、いず
れのゴムも用いることができるが、耐候性に優れたゴム
材が好ましいのは言うまでもない。
【0013】道路用ゴム板の製造方法としては、例え
ば、ゴム配合物の片側に帆布を敷いてから加硫硬化さ
せ、帆布を引き剥がす方法、ゴムを加硫硬化させる工程
において、帆布様のパターンを有するベルト状ローラー
で表面を加圧し、表面に帆布様パターンを転写形成する
方法等が挙げられる。帆布様パターンを有する型による
モールド成形及び表面加圧による転写成形のいずれの場
合においても、片面に帆布様パターンが形成されれば本
発明の効果が得られる。好ましくは、帆布を直接モール
ドに使用して、反転模様を付与した帆布転写である。
【0014】図1は、本発明の道路用ゴム板表面を示す
部分拡大図である。本発明において、帆布様とは、帆布
等の布目パターンと同様な表面粗さを有する形状を表面
に形成したものの全てを指し、帆布をそのままゴム表面
と密着させ帆布の表面の凹凸を転写したもののみなら
ず、帆布様のパターンと同様な表面粗さを有する形状を
表面に形成したものは全て用いることができる。ゴム板
の表面の凹凸は、2mm〜6mm程度が好ましい。
【0015】ゴム板の厚さは、ゴム板の素材にもよる
が、自動車のタイヤの荷重によって氷が割れる程度の変
形を必要とするため、10mm〜35mm程度が好ましく、
20mm〜30mm程度がさらに好ましい。前記ゴム板を道
路のスリップ防止を必要とする場所、特に傾斜のある道
路に敷設することが好ましい。
【0016】本出願における第二の発明は、前記道路用
ゴム板を敷設した耐スリップ路面に関するものである。
【0017】図2は、本発明の耐スリップ路面の例を示
す断面図である。ゴム板10を路面に敷設する際は、舗
装面14の一部を堀り込み路床16と一体にゴム板10
を埋設し、舗装面14がゴム板表面より1〜10mm高く
なるよう敷設する。かくすれば、舗装面14とゴム板1
0の表面の段差により、耐スリップ性が向上し、さら
に、除雪作業によるゴム板表面の破損やゴム板の剥離が
防止できる。
【0018】ゴム板を路面に敷設する方法としては、路
床にそのまま接着剤、あるいは、路床に用いたモルタル
等の素材そのものを利用して接着し、一体化してもよ
く、ボルト等を利用して固定してもよい。使用するボル
トとしては、ゴム板を固定する強度が充分であれば特に
制限はなく、例えば、路床にナットを埋め込んで、ねじ
込み式のボルトを用いる方法、たたき込み式のアンカー
ボルトを用いる方法等が挙げられる。
【0019】前記耐スリップ路面にゴム板を敷設する
際、ゴム板を強固に路床に固定するために、ゴム板中
に、座金、織布又はすだれコード、金網、金属板よりな
る群から選択される一種または二種以上をゴム板と一体
に埋設することが好ましい。
【0020】図3は、ゴム板10に座金18を埋設した
本発明の耐スリップ路面の例を示す断面図である。
【0021】ゴム板10は、座金18、ボルト22及び
路床16に埋設されたナット24に路床16に固定され
ている。前記座金18は路面に使用可能な強度を有すれ
ば、素材、大きさは任意である。
【0022】また、ゴム板には、織布又はすだれコード
を埋設することができるが、ゴム板10内に埋設する織
布又はすだれコードはゴム板と一体に成形されているこ
とが好ましい。織布としては、キャンバス、帆布等の剛
性のある強度の高いものが好ましく、一枚もしくは数枚
重ねて埋設される。すだれコードは、コードファブリッ
クもしくはファブリックとよばれ、タイヤコードの如き
太糸を、ごく細い糸で簾状に織った布を差すものであ
り、路面がカーブ等で曲面の場合には、しわになりにく
く、変形が容易な、すだれコードを埋設することが好ま
しい。
【0023】図4は、ゴム板10内にキャンバス26を
三枚埋設した本発明の耐スリップ路面の例を示す断面図
である。
【0024】また、ゴム板には、金網又は金属板を埋設
することができるが、ゴム板に埋設される金網、金属板
としては、例えば、鋼、アルミ性のネットもしくは薄板
状のもの等が挙げられる。これらは、ゴム板に強度を付
与する物であれば、任意に選択でき、前記の例に限定さ
れるものではない。前記織布又はすだれコード、金網、
金属板等は、ゴム板内に一体的に埋設され、これらの一
種または二種以上を埋設したゴム板10は、ボルト22
を介して路床16に固定される。
【0025】図5は、ゴム板10内に金網28を埋設し
た本発明の耐スリップ路面の例を示す断面図である。
【0026】これらの、織布又はすだれコード、金網、
金属板等をゴム板に埋設するときは、ゴム板内に座金を
埋設しておくことがより好ましい。
【0027】前記耐スリップ路面に、ゴム板を敷設する
際、前記ゴム板は耐スリップ性の観点から、自動車のタ
イヤの荷重によって、大きく変形することが要望され
る。このため、前記表面に帆布用パターンを有するゴム
板の全部或いは一部が、独立気泡を有する発泡性ゴム材
で構成されることが好ましい。
【0028】図6は、ゴム板10の下層部分に発泡性ゴ
ム材20を用いた本発明の耐スリップ路面の例を示す断
面図である。
【0029】道路用ゴム板に用いられる独立気泡を有す
る発泡性ゴム材は、連続気泡を有するものに比べ、圧縮
弾性率に優れ、耐久性も良好なことから、タイヤのトレ
ッド等に用いられているが、本発明の前記ゴム板の素材
としての、発泡性ゴム材は、変形を大きくするという観
点から、比重が0.7〜1.0もしくは、発泡率が10
%〜30%程度の柔軟なものが好ましく用いられる。
【0030】前記ゴム板の全部が発泡性ゴム材によって
構成されていてもよいし、表面の帆布用パターンを有す
るゴム部は通常のゴム材で構成され、路床に密着する下
層部分のみ発泡性ゴム材を用いてもよい。また、表面及
び路床と密着する再下層部分を通常のゴム材で構成し、
変形に寄与する中間層のみに発泡性ゴム材を用いてもよ
い。
【0031】ゴム板の全部が発泡性ゴム材によって構成
されていてるばあい、発泡性ゴム材は、部分的に用いら
れる発泡性ゴム材よりも、加圧に対する変形が少ない、
即ち固いものが好ましい。
【0032】
【発明の効果】本発明の道路用ゴム板は、前記構成とし
たため、冬期の路面凍結時及び路面凍結時以外の時期に
おける降雨時にも優れた耐スリップ性能をしめす。ま
た。前記道路用ゴム板を用いた、耐スリップ路面は、優
れたスリップ防止性と耐久性をを示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴム板表面の一実施例を示す拡大図で
ある。
【図2】道路用ゴム板を敷設した耐スリップ路面の例を
示す断面図である。
【図3】座金を埋設し、ねじ込みボルトで固定した耐ス
リップ路面の例を示す断面図である。
【図4】座金及びキャンバスを埋設し、たたき込みボル
トで固定した耐スリップ路面の例を示す断面図である。
【図5】金網を埋設し、たたき込みボルトで固定した耐
スリップ路面の例を示す断面図である。
【図6】発泡性ゴム材を用いた耐スリップ路面の例を示
す断面図である。
【符号の説明】
10 ゴム板 12 帆布様パターン 14 舗装面 16 路床 18 座金 20 発泡性ゴム材 22 ボルト 24 ナット 26 キャンバス 28 金網

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帆布様の表面パターンを有することを特
    徴とする道路用ゴム板。
  2. 【請求項2】 舗装面の一部にゴム板を敷設した耐スリ
    ップ路面において、 該ゴム板が帆布転写の表面パターンを有しており、 該舗装面がゴム板表面より1〜10mm高くなるよう、該
    ゴム板を路床と一体に埋設することを特徴とする耐スリ
    ップ路面。
  3. 【請求項3】 前記ゴム板内に、下記の群から選択され
    る一種または二種以上を埋設することを特徴とする請求
    項2記載の耐スリップ路面。 (1) 座金 (2) 織布又はすだれコード (3) 金網 (4) 金属板
  4. 【請求項4】 前記ゴム板の一部又は全部が独立気泡を
    有する発泡ゴム材からなることを特徴とする請求項2記
    載の耐スリップ路面。
JP4281851A 1992-10-20 1992-10-20 道路用ゴム板 Pending JPH06128901A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100606480B1 (ko) * 2005-01-10 2006-08-01 백용호 탄성블록들을 이용한 탄성포장 구조체의 시공방법 및 이에따라 형성된 탄성포장 구조체
JP2012122223A (ja) * 2010-12-07 2012-06-28 Yokohama Rubber Co Ltd:The エントランスパッキン

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