JPH06127511A - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JPH06127511A
JPH06127511A JP27647492A JP27647492A JPH06127511A JP H06127511 A JPH06127511 A JP H06127511A JP 27647492 A JP27647492 A JP 27647492A JP 27647492 A JP27647492 A JP 27647492A JP H06127511 A JPH06127511 A JP H06127511A
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JP
Japan
Prior art keywords
packaging
adhesive tape
packaged
packaging sheet
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP27647492A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukasa Ito
宰 伊藤
Yoshihide Kanai
芳秀 金井
Takashi Iwakawa
隆 岩川
Mamoru Yasumatsu
守 安松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 蒸発した水分が出ていくことのできる包装装
置に関する。 【構成】 包装シート1が載置された包装台2に被包装
物Aを置くと、被包装物Aが包装シート1に包まれるよ
うに構成し、被包装物Aを包んだ包装シート1の上側に
粘着テープを貼り付けて、開かないように留めるように
構成した包装装置において、包装後に行う真空予冷操作
(乾燥した冷却室内で被包装物Aから水分を蒸発させ、
その気化熱で被包装物Aを冷却)において、水分が充分
に蒸発し包装シート1外に出ていけるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被包装物(例えば、レ
タスやキャベツ等の野菜、又はメロンやリンゴ等の果
物)を、包装シートにて包む農作物用の包装装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】前述のような包装装置として、例えば特
開平3−133710号公報に開示されているようなも
のがある。つまり、被包装物が落ち込む開孔を備えた包
装台を備えて、所定長さに切断された包装シートを包装
台に置き、上方から開孔内に被包装物を落とし込ませ
る。これにより、開孔の外縁にて包装シートが絞られ被
包装物が包装シートに包まれて下側の支持台に支持さ
れ、この後に絞られた包装シートの余分な部分の切断が
行われて、包装シートが開かないように留め操作が行わ
れる構造である。この構造ではヒーターで包装シートの
上側部分を加熱し溶着させて、包装シートが開かないよ
うに留めているが、このような加熱による溶着に代え
て、加熱せずに粘着テープを包装シートの上側部分に貼
り付けて、包装シートが開かないように留めるように構
成することが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】レタス等の野菜におい
ては前述のように包装した後において、真空予冷操作を
行って被包装物をある程度冷却することにより、品質の
維持を図ることがある。この真空予冷操作は、包装後の
被包装物を乾燥した冷却室に入れ、この冷却室を真空に
近い状態に設定して被包装物内の水分を蒸発させ、この
ときの気化熱が被包装物から奪われることにより被包装
物を冷却するようにして行われる。以上のような真空予
冷操作を行う場合、従来の技術のように被包装物に包装
シートを密着させて、包装シートにより略完全に密封す
るように被包装物を包装してしまうと、真空予冷操作時
に被包装物内の水分が蒸発して外に出ていこうとしても
包装シートにより外に出ていくことができず、充分な真
空予冷操作が行えない場合がある。本発明は被包装物を
包装シートにより包み粘着テープを貼り付けて留める包
装装置において、この包装後に行われる真空予冷操作も
充分に行われるように構成することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うな包装装置において、次のように構成することにあ
る。つまり、 〔1〕所定長さに切断された包装シート載置用の包装台
と、包装台上の包装シートに被包装物を包装する包装手
段と、被包装物を包んだ包装シートの上端に、通気孔を
備えた所定長さの粘着テープを貼り付けて、包装シート
が開かないように留めるテープ貼り手段とを備えてい
る。
【0005】〔2〕所定長さに切断された包装シート載
置用の包装台と、包装台上の包装シートに被包装物を包
装する包装手段と、被包装物を包んだ包装シートの上端
に所定長さの粘着テープを貼り付けて、包装シートが開
かないように留めるテープ貼り手段とを備えると共に、
包装シートに貼り付けられる粘着テープに通気孔を設け
る開孔手段を備えてある。
【0006】
【作用】
〔I〕前項〔1〕のように構成すると、通気孔を備えた
所定長さの粘着テープが包装シートに貼り付けられて留
められるので、真空予冷操作の際に被包装物内から蒸発
した水分が、粘着テープの通気孔を通り外に出ていくこ
とができる。これにより、被包装物内からの水分の蒸発
が妨げられることはなく、被包装物の充分な真空予冷操
作が行える。
【0007】〔II〕前項〔2〕のように構成すると前
項〔1〕の場合と同様に、真空予冷操作の際に被包装物
内から蒸発した水分が、粘着テープの通気孔を通り外に
出ていくことができ、被包装物内からの水分の蒸発が妨
げられることはなく、被包装物の充分な真空予冷操作が
行える。又、前項〔2〕の構成においては、通気孔を備
えていない所定長さの粘着テープに対し、開孔手段によ
り通気孔が設けられる。一般に市販されている粘着テー
プには通気孔が設けられているような特別なものはない
ので、前項〔2〕のような開孔手段を包装装置に備える
と、このような一般的な粘着テープも支障なく使用でき
る。
【0008】
【発明の効果】請求項1のように構成すると、真空予冷
操作時に被包装物内の水分が包装シートに邪魔されるこ
となく蒸発し、被包装物を充分に冷却できるようになっ
て、被包装物の充分な品質維持が行えるようになる。請
求項2のように構成すると、通気孔を備えた特別な粘着
テープを用意しなくても、通気孔を備えていない一般的
な粘着テープでも支障なく使用できるので、包装にかか
るコストの面で有利である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図6に包装装置の全体を示している。この包装装
置では包装台2に被包装物Aの落とし込み用の開孔2a
を備え、包装台2の一方の支持ローラー5に、包装シー
ト1をロール状に巻いて置いている。そして、包装台2
の反対側に包装シート1用の引き出し機構6を備えてい
る。 (1)先ず、本発明の包装装置における包装全体の流れ
を図3(イ)〜図5(ハ)に基づいて説明する。一回の
包装が終了すると、図6に示す位置にある引き出し機構
6が紙面左方に移動して包装シート1の端部を挟持し、
再び紙面右方に移動して包装シート1を引き出す。引き
出し機構6が包装シート1を所定長さ引き出すと、引き
出し機構6が停止してカッター7が下降し、包装シート
1が切断される。このようにして包装シート1を所定長
さに切断すると、引き出し機構6がさらに紙面右方に移
動して図6に示す位置に戻り停止して、切断された包装
シート1の端部を離す。
【0010】以上のように、所定長さに切断された包装
シート1が包装台2に載置された状態で、図3(イ)に
示すように作業者が被包装物Aを包装台2の開孔2a内
に落とし込ませると、被包装物Aが包装シート1に少し
包まれながら下方の支持台3内に落ちる。この後に、起
動スイッチ(図示せず)を操作すると、図3(ロ)に示
すように支持台3が下降操作されて、所定位置で停止操
作される。この場合、ゴム板状の複数の補助絞り部材1
1が開孔2aの下側に被包装物Aを取り囲むように設け
られており、この補助絞り部材11により包装シート1
がさらに良く絞られる。
【0011】次に、包装台2の下側に配置されている一
対の板状の挟持部材14が、図3(ハ)及び図4(イ)
に示すように包装シート1側に進行してきて、包装シー
ト1の上側部分1aを挟み込み小さく絞り込む。これに
より、被包装物Aが包装シート1に略完全に包まれる
(以上、包装手段に相当)。この後、図4(イ)に示す
ように一対の円盤カッター8が挟持部材14の上面に沿
って進行して、包装シート1の上側部分1aが切り取ら
れ、噴射ノズル9から圧縮空気が噴射されて、円盤カッ
ター8に付着した包装シート1の上側部分1aが吹き飛
ばされる。
【0012】次に、図4(ロ)に示すように所定長さに
切断された粘着テープ4が、包装シート1の上端及び挟
持部材14の端部に亘って置かれ、図4(ハ)に示すよ
うにスポンジ部材16により粘着テープ4が上側から押
圧される。そして、スポンジ部材16により粘着テープ
4を押圧した状態で、図5(イ)に示すように一対の挟
持部材14が開き操作され、再びスポンジ部材16が被
包装物A側に押圧操作されて、粘着テープ4が確実に包
装シート1に密着するようにする。この後、図5(ロ)
に示すように支持台3が横倒し操作されて、被包装物A
がすべり台15に放出され回収される。以上のようにし
て一回の包装が終了するのであり、包装の終了した被包
装物Aの状態を図5(ハ)に示す。そして、支持台3が
再び図3(イ)に示す元の位置まで上昇操作される。
【0013】(2)次に、粘着テープ4の貼り付け、及
び粘着テープ4に通気孔4aを設ける構成について説明
する。包装シート1に貼り付けられる粘着テープ4は、
包装シート1と同様にロール状に巻かれて、図6に示す
引き出し機構6付近の包装台2の下側に配置されてい
る。図4(イ)において包装シート1の上側部分1aの
切断が行われると、図4(ロ)に示すように、上側の前
後一対の丸棒状の支持棒10と下側の支持ローラー12
とにより、ロール状の粘着テープ4の先端が挟持され所
定長さに引き出されて、カッター(図示せず)により切
断される。この場合、図7に示すように下側の支持ロー
ラー12を中央が膨らんだ樽状に形成しており、支持棒
10と支持ローラー12との間に粘着テープ4を挟持し
た際に、粘着テープ4が支持ローラー12に沿って曲が
るようにしている。これにより、粘着テープ4自身に形
状の保持機能ができて粘着テープ4が上下に振れ難くな
る。
【0014】図4(ロ)に示すように、支持棒10及び
支持ローラー12の後側に配置された支持アーム13
に、錐部材17aを外周に多数備えた押さえローラー1
7(開孔手段に相当)が、自由回転自在に支持されてい
る。これにより、図4(ロ)に示すように所定長さに切
断された粘着テープ4を挟持した支持棒10及び支持ロ
ーラー12が被包装物A側に進行してくると、この後に
付いて押さえローラー17が被包装物A側に一緒に進行
してくる。そして、図1及び図2に示すように、粘着テ
ープ4が包装シート1の上端及び挟持部材14の端部に
達すると支持アーム13が下方に揺動操作されて、押さ
えローラー17が粘着テープ4の後端を包装シート1の
上端に押圧すると共に、支持棒10に対し支持ローラー
12が下方に離し操作される。
【0015】従って、図1に示す状態で支持棒10及び
支持ローラー12、押さえローラー17及び支持アーム
13が紙面左方に進行していくと、これに伴って押さえ
ローラー17が紙面反時計方向に回転して、粘着テープ
4を包装シート1の上端に押圧して貼り付けていくと共
に、支持ローラー12が紙面時計方向に自由回転して粘
着テープ4の前端が支持ローラー12から離れていく。
そして、これと同時に支持ローラー17の回転に伴い、
支持ローラー17の錐部材17aが粘着テープ4及び包
装シート1の上端に通気孔4aを開孔していく。
【0016】以上のようにして図1に示す状態から押さ
えローラー17が粘着テープ4の前端(紙面左端)にま
で達すると、支持アーム13及び押さえローラー17が
上方に移動して、粘着テープ4が支持ローラー12から
完全に離れて包装シート1の上端に貼られるのであり
(以上、テープ貼り手段に相当)、この後に図4(ハ)
に示すようにスポンジ部材16が下降操作されてくる。
このようにして、一回の包装が終了すると図5(ハ)に
示すように、通気孔4aを多数備えた粘着テープ4が貼
り付けられた状態となり、包装シート1が留められるの
である。
【0017】〔別実施例〕前述の実施例では、通気孔4
aを備えていない粘着テープ4を用意して、図1に示す
ように錐部材17aを備えた押さえローラー17によ
り、粘着テープ4に通気孔4aを開孔していったが、こ
れを図8に示すように既に通気孔4aが連続的に設けら
れている粘着テープ4を用意して、これを包装シート1
に貼り付けるように構成してもよい。この場合、図1に
示すように押さえローラー17に錐部材17aを備える
必要はない。又、包装台2に図6に示すような開孔2a
を装備せずに、包装台2の包装シート1上に被包装物A
を置くと、包装シート1の外周部が持ち上げられて被包
装物Aを包むように構成した包装装置にも本発明は適用
できる。
【0018】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】押さえローラーにより粘着テープを包装シート
の上端に押圧しながら通気孔を開孔している状態を示す
側面図
【図2】押さえローラーにより粘着テープを包装シート
の上端に押圧しながら通気孔を開孔している状態を示す
平面図
【図3】被包装物の開孔への投入から挟持部材による包
装シートの絞り込みまでの包装の流れを示す斜視図
【図4】包装シートの上側部分の切り取りからスポンジ
部材による粘着テープの押圧までの包装の流れを示す斜
視図
【図5】挟持部材の開き操作から被包装物の放出までの
包装の流れ及び包装の終了した状態を示す斜視図
【図6】包装装置の全体斜視図
【図7】粘着テープ用の支持棒及び支持ローラー付近の
背面図
【図8】別実施例における粘着テープの全体斜視図
【符号の説明】
1 包装シート 2 包装台 4 粘着テープ 4a 通気孔 17 開孔手段 A 被包装物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安松 守 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長さに切断された包装シート(1)
    載置用の包装台(2)と、前記包装台(2)上の包装シ
    ート(1)に被包装物(A)を包装する包装手段と、被
    包装物(A)を包んだ包装シート(1)の上端に、通気
    孔(4a)を備えた所定長さの粘着テープ(4)を貼り
    付けて、包装シート(4)が開かないように留めるテー
    プ貼り手段とを備えた包装装置。
  2. 【請求項2】 所定長さに切断された包装シート(1)
    載置用の包装台(2)と、前記包装台(2)上の包装シ
    ート(1)に被包装物(A)を包装する包装手段と、被
    包装物(A)を包んだ包装シート(1)の上端に所定長
    さの粘着テープ(4)を貼り付けて、包装シート(4)
    が開かないように留めるテープ貼り手段とを備えると共
    に、包装シート(1)に貼り付けられる前記粘着テープ
    (4)に通気孔(4a)を設ける開孔手段(17)を備
    えてある包装装置。
JP27647492A 1992-10-15 1992-10-15 包装装置 Pending JPH06127511A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27647492A JPH06127511A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 包装装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP27647492A JPH06127511A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 包装装置

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Publication Number Publication Date
JPH06127511A true JPH06127511A (ja) 1994-05-10

Family

ID=17569958

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JP27647492A Pending JPH06127511A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 包装装置

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JP (1) JPH06127511A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112572890A (zh) * 2020-12-02 2021-03-30 塔里木大学 一种新型香梨的套袋包装机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112572890A (zh) * 2020-12-02 2021-03-30 塔里木大学 一种新型香梨的套袋包装机
CN112572890B (zh) * 2020-12-02 2022-05-03 塔里木大学 一种新型香梨的套袋包装机

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