JPH06126974A - 固形インク補充装置 - Google Patents

固形インク補充装置

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Publication number
JPH06126974A
JPH06126974A JP27719392A JP27719392A JPH06126974A JP H06126974 A JPH06126974 A JP H06126974A JP 27719392 A JP27719392 A JP 27719392A JP 27719392 A JP27719392 A JP 27719392A JP H06126974 A JPH06126974 A JP H06126974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
solid
heat
replenishing device
solid ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27719392A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Hayashi
貴之 林
Koichi Kishimoto
浩一 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP27719392A priority Critical patent/JPH06126974A/ja
Publication of JPH06126974A publication Critical patent/JPH06126974A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固形インクを瞬時に融解できる簡易な構造の
インク補充装置を提供する。 【構成】 常温では固体状態で、加熱すると融解する固
形インク20をインクケース22に収納保持する。その
インクケース22が嵌合する加熱されたインクタンク1
2の熱が、インクケース22を経て固形インク20内に
貫入配置された熱伝導材26に伝導する。固形インク2
0は、熱伝導材26の熱で瞬時に融解し、インクタンク
12に補充される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、常温では固体状態であ
り加熱すると融解する固形インクを補充する固形インク
補充装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホットメルト式インクジェトプリ
ンタ等に使用されている固形インク補充装置では、例え
ば、特開昭61−98547号公報に示されているよう
に、固形インクを熱伝導性を有するインクカートリッジ
に収納していた。従って、使用者が直接インクに触れる
ことなく、インクカートリッジをプリンタ本体のインク
供給部にセットすることによりインク補給していた。
【0003】このインクカートリッジ内の固形インク
は、インクカートリッジがインク輸送管やインクタンク
等の熱により加熱されることによって融解され、インク
タンクに補充されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インク
輸送管やインクタンク等の熱源を利用する場合、インク
カートリッジ内の固形インクを融解させるのには、かな
りの時間を要していた。また、直接インクカートリッジ
内の固形インクをヒータ等で融解するとなると、別に装
置が必要となり、構造が複雑となった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、簡単な構造であり、かつ、イン
ク供給に際して取り扱いが容易で、短時間に固形インク
を融解できる固形インク補充装置を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の固形インク補充装置は、常温では固体状態
で、加熱すると融解する固形インクを保持するインクケ
ース部と、そのインクケース部が嵌合する加熱手段を有
するインクタンク部と、インクケース部内に配置され、
インクタンク部の熱を固形インクに伝導するための熱伝
導部材とを有する。
【0007】
【作用】上記の構成を有する本発明の固形インク補充装
置では、インクケース部は、常温では固体状態で加熱す
ると融解する固形インクを保持する。また、インクタン
ク部は加熱され、インクケース部が嵌合する。熱伝導部
材は、インクケース部内に配置され、インクタンク部か
ら伝導された熱を固形インクに伝導し、固形インクを融
解する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例の固形イ
ンク補充装置の外部の構成を図1を参照して説明する。
【0009】インクタンクカバー10内に、融解したイ
ンクを貯蔵するインクタンク12が配設され、そのイン
クタンク12には、後述する固形インク20を保持する
ための、インクカートリッジ14が嵌合配置される。
【0010】インクタンク12内には、図示しないイン
ク残量検知装置を備えており、インクタンクカバー10
上には、インク残量表示ランプ16が設けられている。
【0011】次に、本実施例の固形インク補充装置の内
部構成を図2を参照して説明する。
【0012】インクタンクカバー10内に、インクタン
ク12が垂直に配設され、また、インクタンク12の底
部には、インクタンク12を加熱するヒータ18が設け
られている。インクタンク12の上部開口部には、イン
クカートリッジ14が嵌合している。
【0013】次に、インクカートリッジ14の構成につ
いて図3を参照して説明する。
【0014】インクカートリッジ14内の固形インク2
0は、熱伝導性の高い材質でできたインクケース22内
に収容されており、インクケース22は、断熱性の高い
インクカートリッジカバー24に覆われている。インク
ケース22内には、固形インク20に熱を伝導するため
の、熱伝導性の高い材質でできた板状の熱伝導材26
が、上面36よりインクケース22の側面28a、28
bと並行に間隔をおいて複数延びており、各熱伝導材2
6の側面はインクケース22の側面28c,28dに接
続している。
【0015】固形インク20は、インクケース22の側
面28a、28bと熱伝導材26との間隙30及び熱伝
導材26に挟まれた間隙32に収納保持されている。イ
ンクケース22の側面28とインクカートリッジカバー
24の間には、インクタンク12に嵌合するための、間
隙34が設けられている。
【0016】次に本実施例の固形インク補充装置の動作
を、図1乃至図3により説明する。
【0017】インクカートリッジ14をインクタンク1
2に嵌合すると、ヒータ18により加熱されているイン
クタンク12の熱がインクケース22に伝導する。イン
クケース22に伝導した熱は、インクケース22の側面
28c、28d、側面28a、28b、及び上面36を
経て、熱伝導材26に伝導する。熱伝導材26に伝導し
た熱は、間隙30及び間隙34に保持されている固形イ
ンク20に伝わる。従って、固形インク20は加熱さ
れ、瞬時に融解する。液状になったインク38は、落下
してインクタンク12の融解インク40に補充される。
【0018】融解インク40が減少すると、図示しない
インク残量検知装置により検知され、インク残量表示ラ
ンプ16の点灯により、使用者は、インクを供給すべき
であることに気付くことができる。従って、インクカー
トリッジ14を新品の物に交換することでインクを補充
することができる。
【0019】本実施例の固形インク補充装置では、イン
クケース22内に熱伝導性の高い材質でできた熱伝導材
26を設けているので、固形インク20を瞬時に融解す
ることが可能となる。
【0020】また、本実施例では、インクケース22を
断熱性の高いインクカートリッジカバー24で覆ってい
るので、使用者がインクカートリッジ14を交換する際
も火傷の恐れがなく安全である。
【0021】尚、本実施例では、熱伝導材26を板状の
部材で構成し、インクケース22の上面36より下方に
延びるように形成したが、インクケース22の上面36
または側面28から、複数の棒状の熱伝導材を固形イン
ク20中に貫入する構造とすることもでき、必ずしも、
熱伝導材の形状は限定されるものではない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の固形インク補充装置では、インクカートリッジ内
の固形インクを融解させるために装置を特に必要とせ
ず、簡単な構造で固形インクを瞬時に融解でき、かつ、
取扱いが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の固形インク補充装置の外観の斜視図
である。
【図2】本実施例の固形インク補充装置の断面図であ
る。
【図3】本実施例の固形インクカートリッジの断面図で
ある。
【符号の説明】
12 インクタンク 14 インクカートリッジ 18 ヒータ 20 固形インク 22 インクケース 26 熱伝導材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常温では固体状態で、加熱すると融解す
    る固形インクを保持するインクケース部と、 そのインクケース部が嵌合する加熱手段を有するインク
    タンク部と、 前記インクケース部内に配置され、前記インクタンク部
    の熱を固形インクに伝導するための熱伝導部材とを有す
    ることを特徴とする固形インク補充装置。
  2. 【請求項2】 インクケース部の嵌合部以外を断熱部材
    で覆うことを特徴とする請求項1に記載の固形インク補
    充装置。
JP27719392A 1992-10-15 1992-10-15 固形インク補充装置 Pending JPH06126974A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27719392A JPH06126974A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 固形インク補充装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27719392A JPH06126974A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 固形インク補充装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06126974A true JPH06126974A (ja) 1994-05-10

Family

ID=17580108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27719392A Pending JPH06126974A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 固形インク補充装置

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JP (1) JPH06126974A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005096208A (ja) * 2003-09-24 2005-04-14 Olympus Corp 画像形成装置のインク分配器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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