JPH0612636B2 - デイジタル録音再生機の録音再生方式 - Google Patents

デイジタル録音再生機の録音再生方式

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JPH0612636B2
JPH0612636B2 JP59124211A JP12421184A JPH0612636B2 JP H0612636 B2 JPH0612636 B2 JP H0612636B2 JP 59124211 A JP59124211 A JP 59124211A JP 12421184 A JP12421184 A JP 12421184A JP H0612636 B2 JPH0612636 B2 JP H0612636B2
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JP59124211A
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一行 鷲見
好司 藤本
育雄 芥子
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> この発明は、記憶手段としてRAM等のデイジタル記憶
装置を用いたデイジタル録音再生機の録音再生方式に関
するものである。
<従来技術> 磁気テープを用いた従来の録音再生機では、任意の箇所
を即座に頭出しするランダムアクセス機能や、常時録音
を行なっていて録音を停止した時点から過去の一定長の
データを凍結させるような機能を持たせることが困難で
ある。
<発明の目的> 本発明は、容易にしかも即座に、録音した音声の特定の
区間を取り出して再生することが可能なデイジタル録音
再生機の録音再生方式を提供することを目的とする。
本発明に係るデイジタル録音再生機は、音の信号をサン
プリングしデイジタル符号に変換して、一定の記憶容量
を持つデイジタル記憶装置(RAM等)に書き込み、後
にそのデイジタル符号を読み出して音の信号を再生する
ものであって、最も古いサンプルのデイジタル符号が記
憶されている場所に新しいサンプルのデイジタル符号を
記憶することにより、記憶装置の内容を遂次更新し、外
部からの停止信号により新しいサンプルのデイジタル符
号を記憶装置に書き込むことを停止し、例えば、停止信
号が発せられた時点より所望時間までの音の信号等を、
必要に応じて再生する。
<実施例> 以下、図面に従って本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明に係るデイジタル録音再生機を語学用と
してテープレコーダに接続した例である。
テープレコーダ1は、通常一般の操作機能を備えたもの
であり、再生スイッチ1Aを押して再生動作を行なう。
これに接続された、記憶手段としてRAMを用いたデイ
ジタル録音再生機2は、テープレコーダ1の再生が行な
われている間、古いデータを消しながら常時録音を行な
う。そして、聞き返したところで、テープレコーダ1の
ストップスイッチ1Bを押すと、デイジタル録音再生機
2側で同時に、RAM内の任意の時点から録音停止時点
までのデータを再生又はくり返し再生する。何回も聞く
場合等は、メカニカルなテープレコーダ1でくり返すよ
りも負担が小さく、任意区間のくり返しが自動的に行な
える。
デイジタル録音再生機2で再生を開始するRAM内の箇
所を決定するには、種々の方法が考えられる。
第2図はRAMエリアの1つの分割例を示す図であり、
RAM3の各エリアで同時に、或いはどこか1つのエリ
アで、古い録音データを消しながら常時録音を行なって
いて、各エリアに対応したスイッチでそのエリアの録音
を停止し、データの凍結を行なう。上記スイッチはデイ
ジタル録音再生機2の操作スイッチで、この場合は、テ
ープレコーダのストップスイッチとは連動させない。そ
して、凍結されたデータエリアに対応する再生スイッチ
を押すことにより、そのエリアの再生又はくり返し再生
を行なう。
第3図はRAMエリアの他の分割例を示す図である。こ
こでは、データエリアの境界を固定せずに、図示のよう
に、録音時の無音情報に基づいてエリアの境界を決定す
る。つまり、無音区間の始まりの位置(アドレス)と長
さを、別途特定の記憶領域(以下無音情報エリアとい
う)3Bに記録しながら、主記憶領域(以下有音データ
エリアという)3Aに無音区間を省いて録音を行ない、
後に、この別途記録された無音情報に基づいて、無音区
間も含めて再生又はくり返し再生を行なう。
第4図乃至第11図は、第3図の分割例において、再生
を開始するエリアの指定動作例を説明するための図であ
る。
第4図は、各エリアに対応して設けられたスイッチ(有
限個)SW〜SWで、再生開始のエリアを指定す
る。図では、スイッチSWを押して録音終了点の3つ
の点のエリア(エリア3)から再生する場合を示してい
る。
第5図は、1つのスイッチSWで押された回数によって
エリアを指定するものである。1回のプッシュで録音終
了点の1つ前、2回のプッシュで2つ前、3回のプッシ
ュで3つ前、…、以下同様にして、プッシュした回数前
のエリアを再生開始のエリアとして指定する。
第6図は、複数のスイッチSW〜SW,…に、例え
ば1秒,2秒,3秒,5秒,…等と異なる時間長を割り
当てている。このうちの1つのスイッチが押されると、
録音終了点からそのスイッチに対応する時間だけ逆上っ
た時点を含む有音エリアの先端から再生される。例え
ば、5秒のスイッチSWが押されると、図示の場合、
録音終了点より5秒時点はエリア2に含まれることとな
るが、再生は5秒時点を含むエリア2の先端から再生さ
れることとなる。
第7図及び第8図は、別途記録した無音情報を利用した
もので、第7図は一番古い無音区間の次のエリアから、
第8図は一番長い無音区間の次のエリアから再生を開始
するようにしたものである。第8図は一番長い無音区間
がエリア2とエリア3との間にあった場合である。
また、無音区間の始まりの位置(アドレス)と長さをデ
ータとして含む無音情報の計算によって、有音区間の一
番長いものを検索することが可能である。第9図はこれ
を利用したもので、無音情報より計算して、一番長い有
音エリアから再生を開始するようにしている。
第10図は、無音区間の長さにある閾値を設定し、無音
情報エリア3Bの無音情報を録音終了点から逆向きに検
索し、無音区間の長さが閾値よりも長い(又は短かい)
ものの次の有音エリアから再生を開始している。
また、第4図,第6図のような場合には、特定のスイッ
チをロックして録音終了毎の同じ操作を省くことができ
る。第11図に図示の例は、ロックスイッチSWによ
り、第4図におけるスイッチSWをロックした場合
で、ロックスイッチSWを解除するまで、2回目以降
何回もエリア3から再生される。
以上、第4図乃至第11図は、指定のエリアから録音終
了点まで再生されるものとして説明したが、いずれにお
いても、指定の1エリアのみを再生、或いは短かいポー
ズ区間をおきながらくり返し再生することもできる。第
12図に例示のものは、第4図のようなスイッチでエリ
ア3を指定し、ストップスイッチ(図示せず)が押され
るまで、指定のエリア3をくり返し再生するようにした
場合である。他の場合も同様で、再生の開始エリアとし
て指定された音有区間のみを再生又はくり返し再生する
ことができる。
また、無音情報を視覚的に得るために、液晶デイスプレ
イ等を用いて、録音中に全RAMエリアに関して有音/
無音の表示或いはパワーの表示を、第13図のようにシ
フトして遂次更新しながら表示し、これを参照して再生
を行なえば便利である。第13図は、液晶デイスプレイ
4を用いてパワー表示をした例で、スケール5(秒を表
示)に従って左へシフトし遂次更新しながら表示する。
ところで、第4図乃至第11図のように複数のエリアを
連続的に再生する場合、無音情報に基づいて録音時の実
時間ポーズを挾んで再生するのが一般的である。しか
し、場合によっては、無音区間を指定した長さに伸ばし
て再生すること、又は一定長以上の無音区間を一定長に
縮めて再生することも、非常に有効である。
第14図,第15図は、原波形と有音データエリア(R
AM)3Aと再生波形を対比して示すものである。第1
4図のように、無音区間を指定の長さに伸ばして再生す
れば、書き取り等が楽に行なえる。また、第15図のよ
うに、一定長以上の無音区間を一定長に縮めて再生を行
なえば、むだな時間が省けるという利点がある。このよ
うに、無音情報の所望の変形処理等も可能である。
なお、本発明に係るデイジタル録音再生機は、更に種々
の用途が考えられる。例えば、電話,テレビ,ラジオ等
の音声メモとして使用することが提案できる。
第16図は、本発明に係るデイジタル録音再生機2を、
音声メモとして電話機6又はテレビ7の音声出力端子に
接続した例である。このような場も、無音情報を用いて
RAM3のエリアを分割する方法が、記憶エリアを有効
に使用でき、再生処理も都合がよい。
メモ用の処理としては、前記と同様、常時録音を行なっ
ており、録音中に後の再生の起点としたいところで、デ
イジタル録音再生機のスイッチを押すことにより録音が
停止され、後に再生スイッチを押せば、1回目から2回
目のスイッチを押した区間を再生する。1回目のスイッ
チ(マーキング)が押された時点が有音区間中であれ
ば、その有音区間の先端から再生を開始する。また1回
目のマーキングが無音区間中であれば、その直後又は直
前の有音区間の先端から再生するようにするとよい。第
17図は1回目のスイッチ(マーキング)SWが有音区
間中に押された場合で、再生はその有音区間の先端まで
逆上って行なわれる。
なお、ここで第13図で説明したようなデイスプレイ4
を併用すれば、スイッチ(マーキング)SWを押し忘れ
た場合にも、その後にデイスプレイ4を参照して任意の
エリアから再生でき、有用である。
電話に応用した場合には、特定の記憶領域、例えば第1
8図のように別途無音情報及び電話番号エリア3Cを設
けて、録音の最初に相手又は自分の電話番号を自動的に
記録すると、メモの検索等が容易に行なえより便利であ
る。
また、再生時に次のようにすると、同じ所を何度も聞き
返したり、エリアの頭出しを容易に実行することができ
る。
第19図は、再生中に特定のスイッチSWを押せば、押
した時点のエリアの先端から再生し直すようにしてい
る。第20図、再生中にスイッチSWを押す毎に1つ前
の有音区間の先端から再生するようにしたものである。
これらは音声メモとして特に有効であるが、語学用等の
他の用途のものに採用してももちろん差支えない。
<発明の効果> 以上のように、本発明に係るデイジタル録音再生機の録
音再生方式は無音情報エリアに記録した無音情報に基づ
いて有音データエリアにおける有音区間の境界を決定す
ることによって録音した音声信号の特定の有音区間を識
別して再生する、すなわち、録音時の無音情報に基づい
て有音エリアの境界を決定するので、無音区間と無音区
間とに挟まれた有音区間を容易に捜し出すことができ、
操作性に優れ、しかも、即座に所望の有音区間部分を再
生することができるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すテープレコーダとの接
続図、第2図はデイジタル録音再生機のRAMエリアの
分割例を説明示する図、第3図はRAMエリアの分割例
を説明する図、第4図乃至第11図はそれぞれ再生を開
始する時点を説明する図、第12図は特定エリアのくり
返し再生を説明する図、第13図は液晶デイスプレイに
よるパワー表示の例を示す図、第14図は再生時の無音
区間の時間圧縮を説明する図、第15図は同時間伸長を
説明する図、第16図は音声メモとして使用する場合の
電話器又はテレビとの接続図、第17図は録音時のマー
カー付与による再生開始点の制御を説明する図、第18
図は電話器との接続時におけるメモリ構成例を説明する
図、第19図及び第20図はそれぞれ再生中のスイッチ
操作によるくり返し再生又は頭出しを説明する図であ
る。 1……テープレコーダ、2……デイジタル録音再生器、
3……RAM、3A……有音データエリア、3B……無
音情報エリア、6……電話器、7……テレビ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芥子 育雄 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ヤープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−193000(JP,A) 特開 昭57−158899(JP,A) 特開 昭58−121084(JP,A) 実開 昭57−173198(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される音声信号の有音区間と無音区間
    とを区別し、 前記有音区間を有音データエリアに記録し、 前記無音区間の始まるべき前記有音データエリア上の位
    置を無音情報として無音情報エリアに記録することによ
    って音声信号を録音し、 前記無音情報エリアに記録した無音情報に基づいて有音
    データエリアにおける有音区間の境界を決定することに
    よって録音した音声信号の特定の有音区間を識別して再
    生することを特徴とするデイジタル録音再生機の録音再
    生方式。
JP59124211A 1984-06-14 1984-06-14 デイジタル録音再生機の録音再生方式 Expired - Lifetime JPH0612636B2 (ja)

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