JPH06124803A - 導電性複合体 - Google Patents
導電性複合体Info
- Publication number
- JPH06124803A JPH06124803A JP27280492A JP27280492A JPH06124803A JP H06124803 A JPH06124803 A JP H06124803A JP 27280492 A JP27280492 A JP 27280492A JP 27280492 A JP27280492 A JP 27280492A JP H06124803 A JPH06124803 A JP H06124803A
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- Japan
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- glassy carbon
- temperature
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- superfine
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 超高分子量ポリオレフィン20〜90重量
%、平均粒径1〜20μmの微粒状グラッシーカーボン
0〜40重量%および平均粒径40〜400μmの微粒
状グラッシーカーボン10〜70重量%を含有する組成
物を加熱成形してなる正温度係数を有する導電性複合
体。 【効果】 本発明の導電性複合体は安定した正温度係数
を有するため、電気デバイスのヒューズ、面状発熱体等
に最適に用いられる。
%、平均粒径1〜20μmの微粒状グラッシーカーボン
0〜40重量%および平均粒径40〜400μmの微粒
状グラッシーカーボン10〜70重量%を含有する組成
物を加熱成形してなる正温度係数を有する導電性複合
体。 【効果】 本発明の導電性複合体は安定した正温度係数
を有するため、電気デバイスのヒューズ、面状発熱体等
に最適に用いられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安定した正温度係数
(以下、PTCという)を有する導電性複合体に関する
ものである。
(以下、PTCという)を有する導電性複合体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】PTCとは、特定の温度領域において、
その電気抵抗値が温度の上昇と共に急激に増加する性質
のことであり、PTCの性質を有する従来の導電性組成
物としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン
等の結晶性ポリマーにカーボンブラックや金属粉末を充
填した導電性組成物が知られている。例えば、特開昭6
1−218117号公報には、分子量20〜40万のポ
リエチレンとカーボンブラックを混合し、ペレット化し
た後、射出成形法により得られた成形物に電子線を照射
し、PTCの性質を有する導電性組成物を得る方法が開
示されている。
その電気抵抗値が温度の上昇と共に急激に増加する性質
のことであり、PTCの性質を有する従来の導電性組成
物としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン
等の結晶性ポリマーにカーボンブラックや金属粉末を充
填した導電性組成物が知られている。例えば、特開昭6
1−218117号公報には、分子量20〜40万のポ
リエチレンとカーボンブラックを混合し、ペレット化し
た後、射出成形法により得られた成形物に電子線を照射
し、PTCの性質を有する導電性組成物を得る方法が開
示されている。
【0003】また、特開昭62−167358号公報に
は、ポリエチレン等の有機高分子とカーボンブラックを
溶融混合し、それを微粉砕して電子線を照射し、マトリ
ックスポリマーとブレンドして成形した後、さらに電子
線を照射し、PTCの性質を有する導電性ポリマー組成
物を得る方法が開示されている。また、特願平3−58
327号公報には、超高分子量ポリオレフィンと微粒状
のグラッシーカーボンからなるPTC複合体およびその
製造方法が開示されている。
は、ポリエチレン等の有機高分子とカーボンブラックを
溶融混合し、それを微粉砕して電子線を照射し、マトリ
ックスポリマーとブレンドして成形した後、さらに電子
線を照射し、PTCの性質を有する導電性ポリマー組成
物を得る方法が開示されている。また、特願平3−58
327号公報には、超高分子量ポリオレフィンと微粒状
のグラッシーカーボンからなるPTC複合体およびその
製造方法が開示されている。
【0004】しかしながら、いずれの場合も、得られた
組成物はPTCの性質を有しているが、回路に過電流や
過電圧などの異常が生じた場合、回路をオフにしても抵
抗値が初期の値に復帰せず、時には10倍以上の値にな
るという欠点を有していた。
組成物はPTCの性質を有しているが、回路に過電流や
過電圧などの異常が生じた場合、回路をオフにしても抵
抗値が初期の値に復帰せず、時には10倍以上の値にな
るという欠点を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、PT
C現象を繰り返して発現させても、常温に戻した時の抵
抗値が安定して初期の値に回復するという優れた特性を
有する導電性複合体を提供することにある。
C現象を繰り返して発現させても、常温に戻した時の抵
抗値が安定して初期の値に回復するという優れた特性を
有する導電性複合体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究した結果、超高分子量ポリオレフ
ィンと共に平均粒径の異なる2種類の微粒状グラッシー
カーボンを用いると、その目的が達成できることを見い
出し、本発明に到達した。すなわち、本発明は、超高分
子量ポリオレフィン20〜90重量%、平均粒径1〜2
0μmの微粒状グラッシーカーボン0〜40重量%およ
び平均粒径40〜400μmの微粒状グラッシーカーボ
ン10〜70重量%を含有する組成物を加熱成形してな
る正温度係数を有する導電性複合体を要旨とするもので
ある。
を解決すべく鋭意研究した結果、超高分子量ポリオレフ
ィンと共に平均粒径の異なる2種類の微粒状グラッシー
カーボンを用いると、その目的が達成できることを見い
出し、本発明に到達した。すなわち、本発明は、超高分
子量ポリオレフィン20〜90重量%、平均粒径1〜2
0μmの微粒状グラッシーカーボン0〜40重量%およ
び平均粒径40〜400μmの微粒状グラッシーカーボ
ン10〜70重量%を含有する組成物を加熱成形してな
る正温度係数を有する導電性複合体を要旨とするもので
ある。
【0007】本発明の導電性複合体は、超高分子量ポリ
オレフィンおよび平均粒径の異なる2種の微粒状グラッ
シーカーボンからなり、微粒状グラッシーカーボンの全
含有量が10〜80重量%、好ましくは20〜70重量
%である。10重量%未満では十分な導電性が得られ難
く、80重量%を越えると複合体の強度が弱くなる傾向
にあり、好ましくない。
オレフィンおよび平均粒径の異なる2種の微粒状グラッ
シーカーボンからなり、微粒状グラッシーカーボンの全
含有量が10〜80重量%、好ましくは20〜70重量
%である。10重量%未満では十分な導電性が得られ難
く、80重量%を越えると複合体の強度が弱くなる傾向
にあり、好ましくない。
【0008】本発明で用いる超高分子量ポリオレフィン
は特に限定されず、例えば、エチレン、プロピレン、1
−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、
1−ドデセン、4−メチル−1−ペンテン等のα−オレ
フィンの単独重合体または共重合体が挙げられる。特
に、エチレンの単独重合体が好ましい。超高分子量ポリ
オレフィンを135℃のデカリン溶媒中で測定した極限
粘度は、400ml/g以上5000ml/g以下、好まし
くは500ml/g以上4000ml/g以下である。極限
粘度が400ml/g未満であると、得られた複合体の強
度が充分でなく、5000ml/gを越えると成形が困難
になる傾向にある。
は特に限定されず、例えば、エチレン、プロピレン、1
−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、
1−ドデセン、4−メチル−1−ペンテン等のα−オレ
フィンの単独重合体または共重合体が挙げられる。特
に、エチレンの単独重合体が好ましい。超高分子量ポリ
オレフィンを135℃のデカリン溶媒中で測定した極限
粘度は、400ml/g以上5000ml/g以下、好まし
くは500ml/g以上4000ml/g以下である。極限
粘度が400ml/g未満であると、得られた複合体の強
度が充分でなく、5000ml/gを越えると成形が困難
になる傾向にある。
【0009】前記超高分子量ポリオレフィンとしては、
粒径5〜800μmのものが使用され、10〜100μm
のものが好ましい。粒径が5μm未満のものは二次凝集
をおこしやすく、800μmを越えるものを使用すると
充分な強度を有する複合体が得られにくくなる。
粒径5〜800μmのものが使用され、10〜100μm
のものが好ましい。粒径が5μm未満のものは二次凝集
をおこしやすく、800μmを越えるものを使用すると
充分な強度を有する複合体が得られにくくなる。
【0010】本発明で用いる微粒状グラッシーカーボン
としては、フルフリルアルコール樹脂、フェノール樹脂
等の熱硬化性樹脂を原料として炭素化または黒鉛化の過
程を経て製造されるものが使用できるが、球状フェノー
ル樹脂粒子を1000〜3000℃で炭素化したものが
最も好ましい。本発明においては、平均粒径1〜20μ
mの微粒状グラッシーカーボンと平均粒径40〜400
μmの微粒状グラッシーカーボンを組み合せて使用する
ことが好ましいが、それ以外の粒径のものを使用する
と、PTCの性質を示した後、常温に戻した時初期の抵
抗値に戻りにくくなる。
としては、フルフリルアルコール樹脂、フェノール樹脂
等の熱硬化性樹脂を原料として炭素化または黒鉛化の過
程を経て製造されるものが使用できるが、球状フェノー
ル樹脂粒子を1000〜3000℃で炭素化したものが
最も好ましい。本発明においては、平均粒径1〜20μ
mの微粒状グラッシーカーボンと平均粒径40〜400
μmの微粒状グラッシーカーボンを組み合せて使用する
ことが好ましいが、それ以外の粒径のものを使用する
と、PTCの性質を示した後、常温に戻した時初期の抵
抗値に戻りにくくなる。
【0011】これらの成分の配合により、室温(10〜
30℃)で約10Ω・cm以下の抵抗値を有し、0〜20
0℃の操作温度範囲において、R15値が10以上また
はR100値が100以上、好ましくはR15値が10
以上およびR100が、100以上である導電性複合体
が得られる。ここで、R15値とは0〜200℃の操作
温度範囲において、抵抗率増加が最も大きい15℃の温
度範囲における最初と最後の抵抗率比を表し、R100
値とは0〜200℃の操作温度範囲において抵抗率増加
が最も大きい100℃の温度範囲における最初と最後の
抵抗率の比を表したものである。
30℃)で約10Ω・cm以下の抵抗値を有し、0〜20
0℃の操作温度範囲において、R15値が10以上また
はR100値が100以上、好ましくはR15値が10
以上およびR100が、100以上である導電性複合体
が得られる。ここで、R15値とは0〜200℃の操作
温度範囲において、抵抗率増加が最も大きい15℃の温
度範囲における最初と最後の抵抗率比を表し、R100
値とは0〜200℃の操作温度範囲において抵抗率増加
が最も大きい100℃の温度範囲における最初と最後の
抵抗率の比を表したものである。
【0012】本発明の導電性複合体は、超高分子量ポリ
オレフィンと2種類の微粒状グラッシーカーボンを所定
量混合した後、混合物を加熱下で圧縮成形することによ
り製造できる。この際、必要に応じて、離型剤、酸化防
止剤、炭酸カルシウム等の充填剤を添加してもよい。
オレフィンと2種類の微粒状グラッシーカーボンを所定
量混合した後、混合物を加熱下で圧縮成形することによ
り製造できる。この際、必要に応じて、離型剤、酸化防
止剤、炭酸カルシウム等の充填剤を添加してもよい。
【0013】加熱温度としては、超高分子量ポリオレフ
ィンの融点以上、(融点+30℃)以下、好ましくは、
超高分子量ポリオレフィンの融点以上、(融点+20
℃)以下である。超高分子量ポリオレフィンの融点より
低い温度では、充分な強度が得られず、(融点+30
℃)より高い温度では、超高分子量ポリオレフィンが微
粒状グラッシーカーボンの表面を覆うために充分な導電
性が得られにくくなる。
ィンの融点以上、(融点+30℃)以下、好ましくは、
超高分子量ポリオレフィンの融点以上、(融点+20
℃)以下である。超高分子量ポリオレフィンの融点より
低い温度では、充分な強度が得られず、(融点+30
℃)より高い温度では、超高分子量ポリオレフィンが微
粒状グラッシーカーボンの表面を覆うために充分な導電
性が得られにくくなる。
【0014】成形圧力としては、10〜1500kg/cm
2が適当であり、好ましくは40〜700kg/cm2であ
る。プレス時間としては、10〜360秒が適当であ
り、好ましくは20〜300秒である。プレス圧が10
kg/cm2より小さい場合や、プレス時間が10秒より少
ない場合は、充分な強度が得られにくくなる。また、プ
レス圧が1500kg/cm2を越える場合や、プレス時間
が360秒を越える場合は不経済であり、好ましくな
い。
2が適当であり、好ましくは40〜700kg/cm2であ
る。プレス時間としては、10〜360秒が適当であ
り、好ましくは20〜300秒である。プレス圧が10
kg/cm2より小さい場合や、プレス時間が10秒より少
ない場合は、充分な強度が得られにくくなる。また、プ
レス圧が1500kg/cm2を越える場合や、プレス時間
が360秒を越える場合は不経済であり、好ましくな
い。
【0015】次に、実施例を挙げて本発明をさらに具体
的に説明する。 実施例1 超高分子量ポリエチレン微粉末(PE−COMP−14
07、東洋インキ社製)50重量%、平均粒径8μmの
微粒状グラッシーカーボン(GCP−10H、ユニチカ
社製)30重量%および平均粒径90μmの微粒状グラ
ッシーカーボン(GCP−100H、ユニチカ社製)2
0重量%をドライブレンドして混合物を得た。この混合
物を金型に充填し、金型温度160℃、プレス圧60kg
/cm2で180秒間プレスを行い、加圧下で冷却し、室
温での体積抵抗が3.7×100Ω・cmである導電性複合
体を得た。次に、電気抵抗値の安定性を調べるために温
度サイクルテスト(140℃で10分間保持、25℃で
10分間保持を1サイクルとして、10サイクル後の室
温での体積抵抗を測定し、初期の体積抵抗との変化率を
計測する)を行った結果、初期値に対する体積抵抗値の
変化率は4.0%であり安定していた。その物性値を表
1に示す。
的に説明する。 実施例1 超高分子量ポリエチレン微粉末(PE−COMP−14
07、東洋インキ社製)50重量%、平均粒径8μmの
微粒状グラッシーカーボン(GCP−10H、ユニチカ
社製)30重量%および平均粒径90μmの微粒状グラ
ッシーカーボン(GCP−100H、ユニチカ社製)2
0重量%をドライブレンドして混合物を得た。この混合
物を金型に充填し、金型温度160℃、プレス圧60kg
/cm2で180秒間プレスを行い、加圧下で冷却し、室
温での体積抵抗が3.7×100Ω・cmである導電性複合
体を得た。次に、電気抵抗値の安定性を調べるために温
度サイクルテスト(140℃で10分間保持、25℃で
10分間保持を1サイクルとして、10サイクル後の室
温での体積抵抗を測定し、初期の体積抵抗との変化率を
計測する)を行った結果、初期値に対する体積抵抗値の
変化率は4.0%であり安定していた。その物性値を表
1に示す。
【0016】実施例2 超高分子量ポリエチレン微粉末(PE−COMP−14
07、東洋インキ社製)70重量%、微粒状グラッシー
カーボン(GCP−100H、ユニチカ社製)10重量
%および微粒状グラッシーカーボン(GCP−10H、
ユニチカ社製)20重量%をドライブレンドして混合物
を得た。この混合物を金型に充填し、金型温度160
℃、プレス圧60kg/cm2で180秒間プレスを行い、
加圧下で冷却し、室温での体積抵抗が4.0×100Ω・
cmである導電性複合体を得た。温度サイクルテストの結
果およびその物性値を表1に示す。
07、東洋インキ社製)70重量%、微粒状グラッシー
カーボン(GCP−100H、ユニチカ社製)10重量
%および微粒状グラッシーカーボン(GCP−10H、
ユニチカ社製)20重量%をドライブレンドして混合物
を得た。この混合物を金型に充填し、金型温度160
℃、プレス圧60kg/cm2で180秒間プレスを行い、
加圧下で冷却し、室温での体積抵抗が4.0×100Ω・
cmである導電性複合体を得た。温度サイクルテストの結
果およびその物性値を表1に示す。
【0017】実施例3 超高分子量ポリエチレン微粉末(PE−COMP−14
07、東洋インキ社製)45重量%および微粒状グラッ
シーカーボン(GCP−100H、ユニチカ社製)55
重量%をドライブレンドして混合物を得た。この混合物
を金型に充填し、金型温度160℃、プレス圧60kg/
cm2で180秒間プレスを行い、加圧下で冷却し、室温
での体積抵抗が1.6×100Ω・cmである導電性複合体
を得た。温度サイクルテストの結果およびその物性値を
表1に示す。
07、東洋インキ社製)45重量%および微粒状グラッ
シーカーボン(GCP−100H、ユニチカ社製)55
重量%をドライブレンドして混合物を得た。この混合物
を金型に充填し、金型温度160℃、プレス圧60kg/
cm2で180秒間プレスを行い、加圧下で冷却し、室温
での体積抵抗が1.6×100Ω・cmである導電性複合体
を得た。温度サイクルテストの結果およびその物性値を
表1に示す。
【0018】比較例1 超高分子量ポリエチレン微粉末(PE−COMP−14
07、東洋インキ社製)50重量%および平均25μm
の微粒状グラッシーカーボン(GCP−30、ユニチカ
社製)50重量%をドライブレンドして混合物を得た。
この混合物を金型に充填し、金型温度145℃、プレス
圧150kg/cm2で10秒間プレスを行い、加圧下で冷
却し、室温での体積抵抗が1.4×10-1Ω・cmであ
る導電性複合体を得た。温度サイクルテストの結果およ
びその物性値を表1に示す。
07、東洋インキ社製)50重量%および平均25μm
の微粒状グラッシーカーボン(GCP−30、ユニチカ
社製)50重量%をドライブレンドして混合物を得た。
この混合物を金型に充填し、金型温度145℃、プレス
圧150kg/cm2で10秒間プレスを行い、加圧下で冷
却し、室温での体積抵抗が1.4×10-1Ω・cmであ
る導電性複合体を得た。温度サイクルテストの結果およ
びその物性値を表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、PTC現象を繰り返し
て発現させても常温に戻した時の抵抗値が安定して初期
の値に回復するという優れた特性を有する導電性複合体
が得られる。
て発現させても常温に戻した時の抵抗値が安定して初期
の値に回復するという優れた特性を有する導電性複合体
が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 越後 良彰 京都府宇治市宇治小桜23番地 ユニチカ株 式会社中央研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 超高分子量ポリオレフィン20〜90重
量%、平均粒径1〜20μmの微粒状グラッシーカーボ
ン0〜40重量%および平均粒径40〜400μmの微
粒状グラッシーカーボン10〜70重量%を含有する組
成物を加熱成形してなる正温度係数を有する導電性複合
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27280492A JPH06124803A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 導電性複合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27280492A JPH06124803A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 導電性複合体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06124803A true JPH06124803A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17518989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27280492A Pending JPH06124803A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 導電性複合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06124803A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0730282A2 (en) * | 1995-02-28 | 1996-09-04 | Unitika Ltd. | PTC element and process for producing the same |
-
1992
- 1992-10-12 JP JP27280492A patent/JPH06124803A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0730282A2 (en) * | 1995-02-28 | 1996-09-04 | Unitika Ltd. | PTC element and process for producing the same |
EP0730282A3 (en) * | 1995-02-28 | 1997-06-04 | Unitika Ltd | PCT element and manufacturing method |
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