JPH06119023A - Ｎｃ加工機械のスケジュール運転システム - Google Patents
Ｎｃ加工機械のスケジュール運転システムInfo
- Publication number
- JPH06119023A JPH06119023A JP26991492A JP26991492A JPH06119023A JP H06119023 A JPH06119023 A JP H06119023A JP 26991492 A JP26991492 A JP 26991492A JP 26991492 A JP26991492 A JP 26991492A JP H06119023 A JPH06119023 A JP H06119023A
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- JP
- Japan
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- machining
- machining program
- execution order
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プログラム実行順序の決定が短時間にて行わ
れることを重視し、複雑なアルゴリズムを用いることな
く確率的に金型等の交換必要個数が少なくなるよう加工
プログラム実行順序を決定し、効率のよいスケジュール
運転を行う。 【構成】 所定個数の工具を交換可能に保有するタレッ
トディスク３を備えたタＮＣ加工機械１をスケジュール
運転の対象とし、スケジュールデータによって規定され
た加工プログラム実行順序に従って複数個の加工プログ
ラムを順次実行し、ＮＣ加工機械１をスケジュール運転
するＮＣ加工機械のスケジュール運転システムに於い
て、合計値計算部１７と加工プログラム実行順序決定部
１９とを設け、合計値計算部１７により各加工プログラ
ムにて使用される工具の合計値を計算し、加工プログラ
ム実行順序決定部１９により工具の合計値が多い順に加
工プログラムの実行順序が決定される。
れることを重視し、複雑なアルゴリズムを用いることな
く確率的に金型等の交換必要個数が少なくなるよう加工
プログラム実行順序を決定し、効率のよいスケジュール
運転を行う。 【構成】 所定個数の工具を交換可能に保有するタレッ
トディスク３を備えたタＮＣ加工機械１をスケジュール
運転の対象とし、スケジュールデータによって規定され
た加工プログラム実行順序に従って複数個の加工プログ
ラムを順次実行し、ＮＣ加工機械１をスケジュール運転
するＮＣ加工機械のスケジュール運転システムに於い
て、合計値計算部１７と加工プログラム実行順序決定部
１９とを設け、合計値計算部１７により各加工プログラ
ムにて使用される工具の合計値を計算し、加工プログラ
ム実行順序決定部１９により工具の合計値が多い順に加
工プログラムの実行順序が決定される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＮＣ加工機械のスケジ
ュール運転システムに関し、特にタレットパンチプレス
の如く所定個数の工具を交換可能に保有するタレットデ
ィスクを備えたＮＣ加工機械のスケジュール運転システ
ムに関するものである。
ュール運転システムに関し、特にタレットパンチプレス
の如く所定個数の工具を交換可能に保有するタレットデ
ィスクを備えたＮＣ加工機械のスケジュール運転システ
ムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ＮＣ装置により数値制御されるＮＣタレ
ットパンチプレスの如きＮＣ加工機械に於いては、スケ
ジュールデータによって加工プログラムの実行順序を規
定し、スケジュールデータによって規定された実行順序
に従って複数個の加工プログラムを順次実行し、ＮＣ加
工機械をスケジュール運転することが行われている。
ットパンチプレスの如きＮＣ加工機械に於いては、スケ
ジュールデータによって加工プログラムの実行順序を規
定し、スケジュールデータによって規定された実行順序
に従って複数個の加工プログラムを順次実行し、ＮＣ加
工機械をスケジュール運転することが行われている。
【０００３】ＮＣタレットパンチプレスの如きＮＣ加工
機械は、加工プログラムにより指定された工具が加工作
業位置に位置するようタレットディスクを回転させ、複
数個の工具を使用して所定の加工を行うようになってい
る。
機械は、加工プログラムにより指定された工具が加工作
業位置に位置するようタレットディスクを回転させ、複
数個の工具を使用して所定の加工を行うようになってい
る。
【０００４】ＮＣタレットパンチプレス等に於いて、一
つの加工プログラムにて使用される工具、即ち金型の個
数は、５〜３０個程度であり、ＮＣタレットパンチプレ
スに於いては、一つの加工プログラムにて使用される全
ての金型が予めタレットディスクに装備されている必要
がある。
つの加工プログラムにて使用される工具、即ち金型の個
数は、５〜３０個程度であり、ＮＣタレットパンチプレ
スに於いては、一つの加工プログラムにて使用される全
ての金型が予めタレットディスクに装備されている必要
がある。
【０００５】加工プログラムにて使用される金型は加工
プログラムにより定義された加工内容に応じて異なり、
これに対しタレットディスクは金型を交換可能に保有す
るが、タレットディスクが一度に保有できる金型の個数
は、多くの場合、４０〜１００個程度で、有限である。
プログラムにより定義された加工内容に応じて異なり、
これに対しタレットディスクは金型を交換可能に保有す
るが、タレットディスクが一度に保有できる金型の個数
は、多くの場合、４０〜１００個程度で、有限である。
【０００６】このため、スケジュール運転に於いては、
加工プログラムの個数、各加工プログラムによる加工内
容の如何によっては、一つのスケジュール運転にて使用
する金型の個数がタレットディスクの金型保有可能最大
個数を上回り、一つのスケジュール運転にて使用する金
型の全てを予めタレットディスクに装備させておくこと
ができないことがある。このため多くの場合、スケジュ
ール運転の途中にてタレットディスクに装備する金型の
交換を行う必要が生じる。
加工プログラムの個数、各加工プログラムによる加工内
容の如何によっては、一つのスケジュール運転にて使用
する金型の個数がタレットディスクの金型保有可能最大
個数を上回り、一つのスケジュール運転にて使用する金
型の全てを予めタレットディスクに装備させておくこと
ができないことがある。このため多くの場合、スケジュ
ール運転の途中にてタレットディスクに装備する金型の
交換を行う必要が生じる。
【０００７】スケジュール運転の途中に於ける金型交換
はＮＣタレットパンチプレスの運転を休止させて行われ
るから、この金型交換はＮＣタレットパンチプレスの稼
動率の向上のために可及的に短時間にて行われるべきで
あり、このためタレットディスクの有限の金型保有個数
に対し効率よく金型が使用されるよう、即ち各加工プロ
グラムの開始に際してできるだけ金型の交換必要個数が
少なくて済むように加工プログラムの実行順序を考慮し
なくてはならない。
はＮＣタレットパンチプレスの運転を休止させて行われ
るから、この金型交換はＮＣタレットパンチプレスの稼
動率の向上のために可及的に短時間にて行われるべきで
あり、このためタレットディスクの有限の金型保有個数
に対し効率よく金型が使用されるよう、即ち各加工プロ
グラムの開始に際してできるだけ金型の交換必要個数が
少なくて済むように加工プログラムの実行順序を考慮し
なくてはならない。
【０００８】このことに対して、従来のスケジュール運
転システムに於いては、加工プログラムの実行順序はユ
ーザによって自由に変更設定することが可能となってい
る。
転システムに於いては、加工プログラムの実行順序はユ
ーザによって自由に変更設定することが可能となってい
る。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スケジュール
運転に於いて、できるだけ金型の交換必要個数が少なく
て済むように加工プログラムの実行順序をユーザが考え
ることは、経験を要して非常に難しく、実際には最適の
加工プログラム実行順序を見つけ出すことは不可能に近
く、ユーザ設定ではかえって金型の交換必要個数が増え
ることになる場合もある。
運転に於いて、できるだけ金型の交換必要個数が少なく
て済むように加工プログラムの実行順序をユーザが考え
ることは、経験を要して非常に難しく、実際には最適の
加工プログラム実行順序を見つけ出すことは不可能に近
く、ユーザ設定ではかえって金型の交換必要個数が増え
ることになる場合もある。
【００１０】このことに対してコンピュータを用いて各
加工プログラムにて使用される金型を解釈し、各加工プ
ログラムにて使用される金型に基づいて最適の加工プロ
グラム実行順序をコンピュータによる演算により決定す
ることが考えられる。しかし、実際には、金型の交換必
要個数が最も少なくなるように加工プログラム実行順序
を決定する完璧なアルゴリズムを見い出すことが難し
く、またこのアルゴリズムが完璧であるほど計算負荷が
大きくなり、計算に長い時間が掛かり、実用的でなくな
る虞れがある。
加工プログラムにて使用される金型を解釈し、各加工プ
ログラムにて使用される金型に基づいて最適の加工プロ
グラム実行順序をコンピュータによる演算により決定す
ることが考えられる。しかし、実際には、金型の交換必
要個数が最も少なくなるように加工プログラム実行順序
を決定する完璧なアルゴリズムを見い出すことが難し
く、またこのアルゴリズムが完璧であるほど計算負荷が
大きくなり、計算に長い時間が掛かり、実用的でなくな
る虞れがある。
【００１１】本発明は、従来のＮＣ加工機械のスケジュ
ール運転に於ける上述の如き問題点に着目してなされた
ものであり、実用上、プログラム実行順序の決定が計算
負荷を大きくすることなく短時間にて行われることの必
要性を重視し、複雑なアルゴリズムを用いることなく確
率的に金型等の交換必要個数が少なくなるように加工プ
ログラム実行順序を決定し、全体として効率のよいスケ
ジュール運転を行うＮＣ加工機械のスケジュール運転シ
ステムを提供することを目的としている。
ール運転に於ける上述の如き問題点に着目してなされた
ものであり、実用上、プログラム実行順序の決定が計算
負荷を大きくすることなく短時間にて行われることの必
要性を重視し、複雑なアルゴリズムを用いることなく確
率的に金型等の交換必要個数が少なくなるように加工プ
ログラム実行順序を決定し、全体として効率のよいスケ
ジュール運転を行うＮＣ加工機械のスケジュール運転シ
ステムを提供することを目的としている。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、所定個数の工具を交換可能に保有するタレ
ットディスクを備えたＮＣ加工機械をスケジュール運転
の対象とし、スケジュールデータによって規定された加
工プログラム実行順序に従って複数個の加工プログラム
を順次実行し、前記ＮＣ加工機械をスケジュール運転す
るＮＣ加工機械のスケジュール運転システムにして、各
加工プログラムにて使用される工具の合計値を計算する
合計値計算部と、前記合計値計算部により計算された工
具の合計値が多い順に加工プログラムの実行順序を決定
する加工プログラム実行順序決定部とを有していること
を特徴とするＮＣ加工機械のスケジュール運転システム
によって達成される。
明によれば、所定個数の工具を交換可能に保有するタレ
ットディスクを備えたＮＣ加工機械をスケジュール運転
の対象とし、スケジュールデータによって規定された加
工プログラム実行順序に従って複数個の加工プログラム
を順次実行し、前記ＮＣ加工機械をスケジュール運転す
るＮＣ加工機械のスケジュール運転システムにして、各
加工プログラムにて使用される工具の合計値を計算する
合計値計算部と、前記合計値計算部により計算された工
具の合計値が多い順に加工プログラムの実行順序を決定
する加工プログラム実行順序決定部とを有していること
を特徴とするＮＣ加工機械のスケジュール運転システム
によって達成される。
【００１３】
【作用】上述の如き構成によれば、一つの加工プログラ
ムにて使用される工具の合計値が多い順に加工プログラ
ムの実行順序が決定され、この結果、最初の状態に於い
て最大個数の工具がタレットディスクに装備され、一つ
の加工プログラムの実行が完了する度に次の加工プログ
ラムの実行のためにタレットディスクに装備すべき工具
の個数が低減し、これにより加工プログラムの実行順序
が各加工プログラムに於ける使用工具の合計値に関係な
く決定される場合に比して、次の加工プログラムにて使
用される工具が既にタレットディスクに装備されている
確率が増大し、次の加工プログラムの実行のために新た
にタレットディスクに装備しなくてはならない工具の個
数が低減する確率が増大する。
ムにて使用される工具の合計値が多い順に加工プログラ
ムの実行順序が決定され、この結果、最初の状態に於い
て最大個数の工具がタレットディスクに装備され、一つ
の加工プログラムの実行が完了する度に次の加工プログ
ラムの実行のためにタレットディスクに装備すべき工具
の個数が低減し、これにより加工プログラムの実行順序
が各加工プログラムに於ける使用工具の合計値に関係な
く決定される場合に比して、次の加工プログラムにて使
用される工具が既にタレットディスクに装備されている
確率が増大し、次の加工プログラムの実行のために新た
にタレットディスクに装備しなくてはならない工具の個
数が低減する確率が増大する。
【００１４】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
説明する。
【００１５】図１は本発明によるＮＣ加工機械のスケジ
ュール運転システムの一実施例を示している。図１に於
いて、符号１はスケジュール運転されるＮＣ加工機械で
あるタレットパンチプレスを示しており、タレットパン
チプレス１は所定個数の金型を交換可能に保有する上，
下タレットディスク３を有している。
ュール運転システムの一実施例を示している。図１に於
いて、符号１はスケジュール運転されるＮＣ加工機械で
あるタレットパンチプレスを示しており、タレットパン
チプレス１は所定個数の金型を交換可能に保有する上，
下タレットディスク３を有している。
【００１６】タレットパンチプレス１には材料（素材）
搬入搬出装置５が付設されており、材料搬入搬出装置５
はタレットパンチプレス１に対する材料の搬入、搬出を
行う。
搬入搬出装置５が付設されており、材料搬入搬出装置５
はタレットパンチプレス１に対する材料の搬入、搬出を
行う。
【００１７】タレットパンチプレス１にはＮＣ装置７が
接続されている。ＮＣ装置７は、加工プログラムを実行
し、指令信号をタレットパンチプレス１へ出力する。こ
れによりタレットパンチプレス１が数値制御運転され、
タレットディスク３が割り出し回転されて加工プログラ
ムにより指定された金型が図示されていないストライカ
によるヒット位置に位置する。
接続されている。ＮＣ装置７は、加工プログラムを実行
し、指令信号をタレットパンチプレス１へ出力する。こ
れによりタレットパンチプレス１が数値制御運転され、
タレットディスク３が割り出し回転されて加工プログラ
ムにより指定された金型が図示されていないストライカ
によるヒット位置に位置する。
【００１８】ＮＣ装置７には加工プログラム格納部９が
接続されており、加工プログラム格納部９は、自動プロ
グラミング装置１１より加工プログラムを入力し、複数
個の加工プログラムを格納、管理する。
接続されており、加工プログラム格納部９は、自動プロ
グラミング装置１１より加工プログラムを入力し、複数
個の加工プログラムを格納、管理する。
【００１９】加工プログラム格納部９にはスケジュール
運転に於ける加工プログラム実行順序設定部１３が接続
されている。加工プログラム実行順序設定部１３は、加
工プログラム群分け部１５と、合計値計算部１７と、加
工プログラム実行順序決定部１９と、加工プログラム実
行順序ユーザ変更部２１とを有している。
運転に於ける加工プログラム実行順序設定部１３が接続
されている。加工プログラム実行順序設定部１３は、加
工プログラム群分け部１５と、合計値計算部１７と、加
工プログラム実行順序決定部１９と、加工プログラム実
行順序ユーザ変更部２１とを有している。
【００２０】加工プログラム群分け部１５は、加工形
状、寸法が同一であっても、加工材の板厚、材質の違い
により型クリアランスが異なり、加工材の板厚、材質の
違いによっても使用される金型が異なり、このことによ
り金型交換の頻度が増大することを回避し、また素材の
搬入、搬出の時間を短縮することに鑑みて、加工プログ
ラム格納部９より取り込んだスケジュール運転対象の複
数個の加工プログラムに於いて加工材板厚、材質が同一
のもの毎に加工プログラムを群分けする。
状、寸法が同一であっても、加工材の板厚、材質の違い
により型クリアランスが異なり、加工材の板厚、材質の
違いによっても使用される金型が異なり、このことによ
り金型交換の頻度が増大することを回避し、また素材の
搬入、搬出の時間を短縮することに鑑みて、加工プログ
ラム格納部９より取り込んだスケジュール運転対象の複
数個の加工プログラムに於いて加工材板厚、材質が同一
のもの毎に加工プログラムを群分けする。
【００２１】合計値計算部１７はスケジュール運転する
各加工プログラムにて作用される金型の合計値（ＳＵ
Ｍ）を各加工プログラム毎に計算する。
各加工プログラムにて作用される金型の合計値（ＳＵ
Ｍ）を各加工プログラム毎に計算する。
【００２２】加工プログラム実行順序決定部１９は、加
工プログラム群分け部１５により群分けされた加工プロ
グラム群毎に、合計値計算部１７により計算された工具
の合計値（ＳＵＭ）が多い順に加工プログラムを並び替
え、工具の合計値が多い順に加工プログラムの実行順序
を決定し、スケジュールデータを作成する。
工プログラム群分け部１５により群分けされた加工プロ
グラム群毎に、合計値計算部１７により計算された工具
の合計値（ＳＵＭ）が多い順に加工プログラムを並び替
え、工具の合計値が多い順に加工プログラムの実行順序
を決定し、スケジュールデータを作成する。
【００２３】この加工プログラムの並び替えの一例が図
２に示されている。図２に於いて、「Ｊｏｂ」は加工プ
ログラムを意味し、その数字は加工プログラム番号を示
す。「１」と記入されている部分が、その番号の金型を
使用することを意味し、例えば「Ｊｏｂ１６」では、金
型番号が２、３、４の金型を使用する。
２に示されている。図２に於いて、「Ｊｏｂ」は加工プ
ログラムを意味し、その数字は加工プログラム番号を示
す。「１」と記入されている部分が、その番号の金型を
使用することを意味し、例えば「Ｊｏｂ１６」では、金
型番号が２、３、４の金型を使用する。
【００２４】加工プログラム実行順序ユーザ変更部２１
は、ユーザにより加工プログラム実行順序ユーザ変更情
報を入力され、加工プログラム実行順序決定部１９によ
り決定された加工プログラムの実行順序を変更する。こ
れにより加工プログラムの実行順序はユーザにより自由
に変更される。
は、ユーザにより加工プログラム実行順序ユーザ変更情
報を入力され、加工プログラム実行順序決定部１９によ
り決定された加工プログラムの実行順序を変更する。こ
れにより加工プログラムの実行順序はユーザにより自由
に変更される。
【００２５】加工プログラム実行順序決定部１９により
決定された加工プログラム実行順序によるスケジュール
データは加工プログラム格納部９へ送信され、加工プロ
グラム格納部９は加工プログラム実行順序決定部１９よ
りのスケジュールデータによって規定された加工プログ
ラム実行順序に従ってタ加工プログラムを順次ＮＣ装置
７へ送信する。
決定された加工プログラム実行順序によるスケジュール
データは加工プログラム格納部９へ送信され、加工プロ
グラム格納部９は加工プログラム実行順序決定部１９よ
りのスケジュールデータによって規定された加工プログ
ラム実行順序に従ってタ加工プログラムを順次ＮＣ装置
７へ送信する。
【００２６】尚、加工プログラム格納管理部９には金型
番号統一部２３が接続されており、金型番号統一部２３
は、各加工プログラムの作成時期が異なっていることに
より金型呼出番号が異なっていれば、それの統一を行
う。
番号統一部２３が接続されており、金型番号統一部２３
は、各加工プログラムの作成時期が異なっていることに
より金型呼出番号が異なっていれば、それの統一を行
う。
【００２７】上述の如く、スケジュールデータが作成さ
れることにより、一つの加工プログラムにて使用される
工具の合計値が多い順に加工プログラムが実行される。
これにより、一つのスケジュール運転の最初の状態に於
いて最大個数の工具がタレットパンチプレス１のタレッ
トディスク３に装備され、一つの加工プログラムの実行
が完了する度に次の加工プログラムの実行のためにタレ
ットディスクに装備すべき工具の個数が低減する。
れることにより、一つの加工プログラムにて使用される
工具の合計値が多い順に加工プログラムが実行される。
これにより、一つのスケジュール運転の最初の状態に於
いて最大個数の工具がタレットパンチプレス１のタレッ
トディスク３に装備され、一つの加工プログラムの実行
が完了する度に次の加工プログラムの実行のためにタレ
ットディスクに装備すべき工具の個数が低減する。
【００２８】このことにより加工プログラムの実行順序
が各加工プログラムに於ける使用工具の合計値に関係な
く決定される場合に比して、次の加工プログラムにて使
用される工具が既にタレットディスクに装備されている
確率が増大し、次の加工プログラムの実行のために新た
にタレットディスクに装備しなくてはならない工具の個
数が低減する確率が増大し、各加工プログラムの実行に
際しての金型の交換必要個数が低減し、段取り時間が短
縮される。
が各加工プログラムに於ける使用工具の合計値に関係な
く決定される場合に比して、次の加工プログラムにて使
用される工具が既にタレットディスクに装備されている
確率が増大し、次の加工プログラムの実行のために新た
にタレットディスクに装備しなくてはならない工具の個
数が低減する確率が増大し、各加工プログラムの実行に
際しての金型の交換必要個数が低減し、段取り時間が短
縮される。
【００２９】以上に於ては、本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能で
あることは当業者にとって明らかであろう。
いて詳細に説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能で
あることは当業者にとって明らかであろう。
【００３０】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
によるＮＣ加工機械のスケジュール運転システムによれ
ば、一つの加工プログラムにて使用される工具の合計値
が多い順に加工プログラムの実行順序が決定されること
により、加工プログラムの実行順序が各加工プログラム
に於ける使用工具の合計値に関係なく決定される場合に
比して、次の加工プログラムにて使用される工具が既に
タレットディスクに装備されている確率が増大し、次の
加工プログラムの実行のために新たにタレットディスク
に装備しなくてはならない工具の個数が低減する確率が
増大するから、確率的に工具の交換必要個数が少なくな
り、これによりＮＣ加工機械の休止時間が少なくなり、
ＮＣ加工機械の稼動率が確率的に向上する。この加工プ
ログラムの実行順序の決定は、複雑なアルゴリズムを用
いることなく合計値計算と単純な数値順並び替え（ソー
ト）により行われるから、この順序決定が計算負荷を大
きくすることなく短時間にて行われ、全体として効率の
よいスケジュール運転が行われるようになる。
によるＮＣ加工機械のスケジュール運転システムによれ
ば、一つの加工プログラムにて使用される工具の合計値
が多い順に加工プログラムの実行順序が決定されること
により、加工プログラムの実行順序が各加工プログラム
に於ける使用工具の合計値に関係なく決定される場合に
比して、次の加工プログラムにて使用される工具が既に
タレットディスクに装備されている確率が増大し、次の
加工プログラムの実行のために新たにタレットディスク
に装備しなくてはならない工具の個数が低減する確率が
増大するから、確率的に工具の交換必要個数が少なくな
り、これによりＮＣ加工機械の休止時間が少なくなり、
ＮＣ加工機械の稼動率が確率的に向上する。この加工プ
ログラムの実行順序の決定は、複雑なアルゴリズムを用
いることなく合計値計算と単純な数値順並び替え（ソー
ト）により行われるから、この順序決定が計算負荷を大
きくすることなく短時間にて行われ、全体として効率の
よいスケジュール運転が行われるようになる。
【図１】本発明によるＮＣ加工機械のスケジュール運転
システムの一実施例を示すブロック線図である。
システムの一実施例を示すブロック線図である。
【図２】本発明によるＮＣ加工機械のスケジュール運転
システムに於ける加工プログラムの並び替え例を示す説
明図である。
システムに於ける加工プログラムの並び替え例を示す説
明図である。
１ タレットパンチプレス ３ タレットディスク ７ ＮＣ装置 ９ 加工プログラム格納部 １３ 加工プログラム実行順序設定部 １７ 合計値計算部 １９ 加工プログラム実行順序決定部
Claims (1)
- 【請求項１】 所定個数の工具を交換可能に保有するタ
レットディスクを備えたＮＣ加工機械をスケジュール運
転の対象とし、スケジュールデータによって規定された
加工プログラム実行順序に従って複数個の加工プログラ
ムを順次実行し、前記ＮＣ加工機械をスケジュール運転
するＮＣ加工機械のスケジュール運転システムにして、 各加工プログラムにて使用される工具の合計値を計算す
る合計値計算部と、 前記合計値計算部により計算された工具の合計値が多い
順に加工プログラムの実行順序を決定する加工プログラ
ム実行順序決定部と、 を有していることを特徴とするＮＣ加工機械のスケジュ
ール運転システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26991492A JPH06119023A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | Ｎｃ加工機械のスケジュール運転システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26991492A JPH06119023A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | Ｎｃ加工機械のスケジュール運転システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06119023A true JPH06119023A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17478982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26991492A Pending JPH06119023A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | Ｎｃ加工機械のスケジュール運転システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06119023A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100405719B1 (ko) * | 2001-08-31 | 2003-11-14 | 현대자동차주식회사 | 수치 제어장치의 스케쥴 운용방법 |
| CN106095115A (zh) * | 2016-06-30 | 2016-11-09 | 北京智能管家科技有限公司 | 一种应用程序调度处理方法及装置 |
-
1992
- 1992-10-08 JP JP26991492A patent/JPH06119023A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100405719B1 (ko) * | 2001-08-31 | 2003-11-14 | 현대자동차주식회사 | 수치 제어장치의 스케쥴 운용방법 |
| CN106095115A (zh) * | 2016-06-30 | 2016-11-09 | 北京智能管家科技有限公司 | 一种应用程序调度处理方法及装置 |
| CN106095115B (zh) * | 2016-06-30 | 2019-05-17 | 北京智能管家科技有限公司 | 一种应用程序调度处理方法及装置 |
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