JPH06118832A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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Publication number
JPH06118832A
JPH06118832A JP29077692A JP29077692A JPH06118832A JP H06118832 A JPH06118832 A JP H06118832A JP 29077692 A JP29077692 A JP 29077692A JP 29077692 A JP29077692 A JP 29077692A JP H06118832 A JPH06118832 A JP H06118832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
roller
elastic blade
fixing
fixing roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP29077692A
Other languages
English (en)
Inventor
Buichi Shimada
武一 島田
Junichi Koiso
順一 小磯
Sanji Nemoto
三次 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP29077692A priority Critical patent/JPH06118832A/ja
Publication of JPH06118832A publication Critical patent/JPH06118832A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着後の最終画像上にオフセット防止用のオ
イル跡が発生するような不具合を防止した定着装置を提
供する。 【構成】 トナー像を担持した支持材6がその間を通過
するときトナーの定着を行うように設けられた一対の互
いに圧接された定着ローラ1および加圧ローラ2と、定
着ローラ1の表面に当接し、ここに付着している付着物
を掻き取るための弾性ブレード7と、定着ローラ1の表
面にオフセット防止用のオイルを供給するためのクリー
ニングローラ4とを具備し、上記弾性ブレード7により
掻き取られたオフセット防止用のオイルを該弾性ブレー
ド7の定着ローラ1と対向しない面に移動するための通
路8および該通路8を通過してきたオイルを回収するた
めのスペース9を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真複写機やプリン
ター等の画像形成装置における定着装置に関し、特に定
着ローラの表面に付着する付着物を掻き取るための弾性
ブレード及び、所謂オフセット現象を防止することを目
的として、定着ローラの表面にオフセット防止用のオイ
ルを供給するためのオイル供給部材を有する加熱ローラ
型の定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の定着装置は、例えば図6
に示すように、内部にヒータ(図示せず)を有する定着
ローラ1およびこれに圧接された加圧ローラ2を備えて
おり、この両ローラ1,2の間にトナー像を担持した用
紙等の支持材6が搬送される。このとき両ローラ1,2
はそれぞれ図示する矢印方向に回転しており、この間を
支持材6が通過することにより、同時加熱加圧作用によ
って定着が行われる。
【0003】ところでこのような定着装置では、加熱定
着の際に、支持材6上のトナー像の一部が定着ローラ1
の表面に付着し、次の支持材上へ転写される、所謂オフ
セット現象を防止するため、オフセット防止用のオイル
を含浸したクリーニングローラ4が定着ローラ1の上面
に接触するようにして設けられており、これにより定着
ローラ1の表面にオイルが塗布供給される。
【0004】また、コピー枚数が増えてくるに従い、定
着ローラ1の表面に付着する紙粉やトナー等の付着物を
掻き取るための弾性ブレード3を定着ローラ1の表面に
当接している。
【0005】なお、図6中、符号5で示すものは、上記
弾性ブレード3にほぼ対向する場所に取り付けられた温
度検知センサーである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成によると、定着ローラ1の表面に塗布したオイルが、
付着物を掻き取るための弾性ブレード3により掻き取ら
れて、弾性ブレード3先端の稜線部分に溜り、図7に示
すように、これがブレードの両端部から同図の矢印Bで
示したような方向に集中して流れ出るため、定着ローラ
1表面の特定の部分にリング状にオイルが付着し、定着
後の最終画像上にも縦すじ状のオイル跡が発生するとい
う不都合が生じ、画像品質を著しく損なう。なお、図7
中、矢印Aは定着ローラ1の回転方向を示している。
【0007】ところで、実開昭 61-132865号には、ブレ
ードのローラと対向しない面にブレードが掻き取った付
着物の通過を許容する溝を設けた定着装置が記載されて
いるが、この構成によると、掻き取られたオイル等が溝
に流入しても再びブレード先端の稜線部分に戻ってしま
う可能性がある上に、掻き取られたオイル等が溜って溝
に流入しないうちにブレードの両端部からローラの回転
方向に従って下方へ流れ出る危険性を有している。
【0008】また、実開昭59-30159号には、ブレードを
当接するローラの回転方向側へ傾斜させて取り付けるこ
とにより、掻き取られた付着物をローラの端部へ流動さ
せるようにした定着装置が記載されているが、ローラの
端部へ流動させた付着物は重力により自然落下するの
で、これを回収する容器等が必要になり、飛散等により
機内も汚れやすいという欠点を有している。
【0009】また、特公昭53-45147号には、ブレードが
掻き取ったオフセットトナー及びオフセット防止液を貯
蔵部に流下還元するようにした定着装置が記載されてい
るが、回収は掻き取られた付着物の重力による自然落下
を利用しているだけなので、飛散等により機内が汚れや
すいという欠点を有している。
【0010】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
ので、定着後の最終画像上にオフセット防止用のオイル
跡が発生するのを防止した定着装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、トナー像を担持した支持材がその間を通
過するときトナーの定着を行うように設けられた一対の
互いに圧接された定着ローラおよび加圧ローラと、前記
定着ローラの表面に当接し、ここに付着している付着物
を掻き取るための弾性ブレードと、前記定着ローラの表
面にオフセット防止用のオイルを供給するためのオイル
供給部材とを具備した定着装置において、前記弾性ブレ
ードにより掻き取られたオフセット防止用のオイルを該
弾性ブレードの定着ローラと対向しない面に移動するた
めの通路および該通路を通過してきたオイルを回収する
ためのスペースを設けた定着装置である。
【0012】また、本発明は、トナー像を担持した支持
材がその間を通過するときトナーの定着を行うように設
けられた一対の互いに圧接された定着ローラおよび加圧
ローラと、前記定着ローラの表面に当接し、ここに付着
している付着物を掻き取るための弾性ブレードと、前記
定着ローラの表面にオフセット防止用のオイルを供給す
るためのオイル供給部材とを具備した定着装置におい
て、前記弾性ブレードの定着ローラと対向しない面に、
該弾性ブレードにより掻き取られたオフセット防止用の
オイルを吸収するための部材を設けた定着装置である。
【0013】
【作用】本発明に係る定着装置は、上述の如く構成され
ているから、定着ローラ表面に付着しているオフセット
防止用のオイルは弾性ブレードにより掻き取られ、この
掻き取られたオイルはある程度溜ると、弾性ブレードに
設けた通路内を移動し、同じく弾性ブレードに設けた回
収スペース内に入る。
【0014】また、本発明の別の構成によれば、弾性ブ
レードにより掻き取られたオイルがある程度溜ると、弾
性ブレードに設けたオイル吸収部材に吸収される。
【0015】このようにして、弾性ブレードで掻き取ら
れたオイルは確実に除去、回収もしくは吸収されるの
で、従来のように弾性ブレードに溜ったオイルが両端部
から集中して流れ出し、定着ローラ表面にリング状に付
着して、定着後の最終画像上に縦すじ状のオイル跡が発
生するという不都合は生じなくなる。また、掻き取られ
たオイル等の付着物の飛散等による機内汚染も生じな
い。
【0016】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
詳述する。
【0017】図1は本発明の定着装置の一実施例の構成
を示す断面図、図2は同装置の弾性ブレードを示す拡大
断面図、図3の(a)及び(b)は図2に示す弾性ブレ
ードをそれぞれX方向及びY方向からみた平面図及び正
面図である。なお、図6に示した従来装置と同一箇所に
は同一符号を付して適宜に重複説明を省略する。
【0018】図1より明らかなように、本実施例の定着
装置は、一対の互いに圧接された定着ローラ1および加
圧ローラ2を有し、定着ローラ1の周囲には、その回転
方向にしたがって、順に弾性ブレード7、クリーニング
ローラ4および温度検知センサー5を配設している。
【0019】ここで、弾性ブレード7は定着ローラ1の
回転軸方向に所定の幅を有し、その先端が定着ローラ1
の表面に当接するように板バネ等の支持板10によって
保持され、支持板10の他端は図示していないケーシン
グに固定されている。また、弾性ブレード7の先端面
(つまり下端面)の定着ローラ1表面とはやや離れた位
置にその下端から上方へ延びる3本の帯状の通路8が穿
設されており、さらに弾性ブレード7の上方には前記通
路8の上端開口を含む回収スペース9が設けられてい
る。通路8の形状、大きさ、個数等はこれに限定される
ものではなく、掻き取られるオイル量等を考慮して任意
に変更することが可能である。弾性ブレード7の材質は
定着ローラ1表面を摺接してもその表面を傷付けないよ
うなものであれば特に限定はない。
【0020】本実施例に係る定着装置は、上述の如く構
成されているから、クリーニングローラ4により定着ロ
ーラ1の表面にオフセット防止用のオイルが塗布され、
余分な量のオイルは弾性ブレード7によってトナー等の
付着物と一緒に掻き取られる。こうして掻き取られたオ
イルLが弾性ブレード7の先端にある程度溜ると、その
うちの通路8の下端開口に達したオイルLが通路8の中
を下から上方へと移動していき、上部の回収スペース9
内に入る。このように、弾性ブレード7で掻き取られた
オイルLは通路8を通って回収スペース9内に回収され
るので、溜ったオイルが弾性ブレード7の両端から定着
ロール1表面へ流れ出す恐れはなくなる。したがって、
定着後の最終画像上にオイル跡が発生するような不具合
は生じない。また、掻き取られたオイル等の付着物の飛
散等による機内汚染の心配も要らない。
【0021】なお、回収スペース9内に回収オイル等が
過剰に溜った場合には、弾性ブレード7の清掃あるいは
交換を適宜行えばよい。
【0022】図4および図5は本発明の定着装置の別の
実施例の構成を示すもので、図4は定着装置の断面図、
図5は同装置の弾性ブレードの拡大断面図である。
【0023】本実施例は、上述の実施例のものとは構造
の異なる弾性ブレード11を有している。すなわち、図
5をみて明らかなように、本実施例の弾性ブレード11
は、定着ローラ1の回転軸方向に所定の幅を持ち、先端
が定着ローラ1の表面に当接するブレード本体12と、
該ブレード本体12の定着ローラ1と対向しない面に設
けたオイル吸収部材13とからなる。
【0024】かかる構成にあっては、弾性ブレード11
の先端で掻き取られたオイルLが、ブレードの先端形状
に沿って徐々に定着ローラ1と対向しない面に移動して
いき、ここでオイル吸収部材13に吸収される。つま
り、弾性ブレード11で掻き取られた余分量のオイルL
はオイル吸収部材13に吸収されることで回収される。
したがって、本実施例の構成によっても、弾性ブレード
11で掻き取られたオイルが溜ってブレード両端から流
れ出し、定着後の最終画像上にオイル跡が発生するよう
な不具合を防止することができる。
【0025】なお、定着ローラ1の周辺は比較的高温に
なるため、上記オイル吸収部材13の材質としては、例
えば耐熱フェルト等が好ましい。また、ブレード本体1
2の材質は、前記弾性ブレード7と同様のものである。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の定
着装置によれば、弾性ブレードで掻き取られ溜った余分
のオフセット防止用オイルは確実に除去、回収されるの
で、従来のように弾性ブレードに溜ったオイルが両端部
から集中して流れ出し、定着ローラ表面にリング状に付
着して、定着後の最終画像上に縦すじ状のオイル跡が発
生するというような不都合を防止することが出来る。さ
らに、掻き取られたオイル等の付着物の飛散等による機
内汚染も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着装置の一実施例の構成を示す断面
図である。
【図2】図1の装置の弾性ブレードを示す拡大断面図で
ある。
【図3】図2に示す弾性ブレードをX方向及びY方向か
らみた平面図及び正面図である。
【図4】本発明の定着装置の別の実施例の構成を示す断
面図である。
【図5】図4の装置の弾性ブレードを示す拡大断面図で
ある。
【図6】従来の定着装置の構成を示す断面図である。
【図7】従来の定着装置における不具合を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 加圧ローラ 3 弾性ブレード 4 クリーニングローラ 5 温度検知センサー 6 支持材 7 弾性ブレード 8 通路 9 回収スペース 10 支持板 11 弾性ブレード 12 ブレード本体 13 オイル吸収部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を担持した支持材がその間を通
    過するときトナーの定着を行うように設けられた一対の
    互いに圧接された定着ローラおよび加圧ローラと、前記
    定着ローラの表面に当接し、ここに付着している付着物
    を掻き取るための弾性ブレードと、前記定着ローラの表
    面にオフセット防止用のオイルを供給するためのオイル
    供給部材とを具備した定着装置において、前記弾性ブレ
    ードにより掻き取られたオフセット防止用のオイルを該
    弾性ブレードの定着ローラと対向しない面に移動するた
    めの通路および該通路を通過してきたオイルを回収する
    ためのスペースを設けたことを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 トナー像を担持した支持材がその間を通
    過するときトナーの定着を行うように設けられた一対の
    互いに圧接された定着ローラおよび加圧ローラと、前記
    定着ローラの表面に当接し、ここに付着している付着物
    を掻き取るための弾性ブレードと、前記定着ローラの表
    面にオフセット防止用のオイルを供給するためのオイル
    供給部材とを具備した定着装置において、前記弾性ブレ
    ードの定着ローラと対向しない面に、該弾性ブレードに
    より掻き取られたオフセット防止用のオイルを吸収する
    ための部材を設けたことを特徴とする定着装置。
JP29077692A 1992-10-05 1992-10-05 定着装置 Pending JPH06118832A (ja)

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JP29077692A JPH06118832A (ja) 1992-10-05 1992-10-05 定着装置

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JP29077692A JPH06118832A (ja) 1992-10-05 1992-10-05 定着装置

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JP (1) JPH06118832A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020098287A (ja) * 2018-12-18 2020-06-25 キヤノン株式会社 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020098287A (ja) * 2018-12-18 2020-06-25 キヤノン株式会社 画像形成装置

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