JPH06114805A - 単板積層材の糊付工程における接着剤の塗布方法およびその装置 - Google Patents

単板積層材の糊付工程における接着剤の塗布方法およびその装置

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JPH06114805A
JPH06114805A JP4253893A JP25389392A JPH06114805A JP H06114805 A JPH06114805 A JP H06114805A JP 4253893 A JP4253893 A JP 4253893A JP 25389392 A JP25389392 A JP 25389392A JP H06114805 A JPH06114805 A JP H06114805A
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Toshimichi Nishiyama
俊道 西山
Masaru Okawa
勝 大川
Kenichi Tokiwa
健一 常盤
Kazuo Nakane
和夫 中根
Sunao Aizawa
直 相澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間製品同士の共着きによる搬出トラブルや
それによる材質破損等を接着剤の塗布工程で自動的に防
止して、単板積層材の生産効率と製品品質の向上を図る
こと。 【構成】 押出ノズル7から糊回収凾8に向けて常時連
続的に押出されている接着剤9の垂下流路に迂回流路を
間欠的に形成可能に、前記押出ノズル7と糊回収凾8お
よびコンベア10a,10bとの中間付近に水平動自在
に往復作動機構11を装着した糊受樋12を平行に設
け、且つ前記コンベア10a,10bの搬出側に到来し
た被積層単板1bの搬出動作を一時制止すると共にこれ
を更に所定量搬入側へ押戻可能に、前記コンベア10b
上に間欠制御自在な押戻ストッパー13を設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は予め両木口を対称的な斜
面にスカーフ加工し、且つその所要のものの上面とスカ
ーフ斜面に接着剤を塗布して調製した被積層単板を、相
互のスカーフ斜面の重ね合せ個所を階段状にずらして所
定の積層数の中間製品に連続的に仕組むようにした、単
板積層材の糊付工程における接着剤の塗布方法とその装
置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種単板積層材の糊付工程にお
ける接着剤の塗布方法およびその装置としては、例えば
特開平2−293101号単板積層材の糊付工程におけ
る接着剤の塗布方法や、特願平2−406328号接着
剤の押出塗布機における塗布作業の中断装置等に、スプ
レーノズルの時限制御による被積層単板の上面とそのス
カーフ斜面に対する接着剤の限定された塗布手段や、押
出ノズルと糊受樋による中間製品の最上層となる被積層
単板とそれ以外の被積層単板の選択的な塗布手段が開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術による被積層単板の上面とそのスカーフ斜面に対す
る接着剤の限定された塗布手段は、専らスプレーノズル
の時限制御によるものであったり、単に中間製品の最上
層となる被積層単板とそれ以外の被積層単板の選択的な
塗布手段であったから、同一搬送ラインを混在して搬送
される被積層単板の内、中間製品の最上層となる被積層
単板の上向きのスカーフ斜面にのみ塗布領域を正確に限
定して接着剤を塗布することは実際問題として至難であ
り、大底は上向きのスカーフ斜面に向けてスプレーノズ
ルにより噴射した接着剤の塗布領域が上面にまで拡散し
てその塗布領域を上向きのスカーフ斜面内に正確に限定
出来なかったことから、中間製品同士の共着きによる搬
出トラブルやそれによる材質破損等を惹起していた重大
な難点があったものである。
【0004】よって本発明は上記従来方法および従来装
置の難点を払拭すべく、先ずその接着剤の塗布手段をポ
ンプ、気圧タンク等により加圧した接着剤を押出ノズル
から直下の糊回収凾に向けて多線状もしくは瀑布状に押
出す、いわゆるエクスツルーダー方式の塗布手段による
ものとし、更にこのエクスツルーダー方式の押出ノズル
を自由に通過させた、その上面に接着剤を塗布しない被
積層単板を再び押出ノズル側に押戻す押戻ストッパーを
搬送線上に装備して、それにより中間製品の最上層とな
る被積層単板の上面には接着剤を塗布することはない
が、その上向きのスカーフ斜面にはその塗布領域を正確
に限定して接着剤を選択的に塗布し、以って中間製品同
士の共着きによる搬出トラブルやそれによる材質破損等
を接着剤の塗布工程で自動的に防止して、単板積層材の
生産効率と製品品質を格段に向上させることを目的とし
たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の接着剤の塗布方法は、両木口を対称的な斜面に
スカーフ加工した被積層単板を繊維方向に搬送しながら
所要のものの片面に接着剤を塗布するようにした単板積
層材の糊付工程において、下記の構成要件からなる接着
剤の塗布方法である。
【0006】(a−1)中間製品の最上層となる被積層
単板を除く他の被積層単板はその上向きのスカーフ斜面
を含む上面の全域に押出ノズルから押出されている接着
剤を塗布するようにしたこと。
【0007】(a−2)前記中間製品の最上層となる被
積層単板は前記押出ノズルによる接着剤の塗布動作を一
時回避してその自由通過を許すようにしたこと。
【0008】(a−3)前記自由通過を許された中間製
品の最上層となる被積層単板はそのコンベヤによる搬送
動作を一時制止すると共にこれを所定量搬入側へ押戻す
ことによって前記押出ノズルから押出されている接着剤
を上向きのスカーフ斜面にのみ限定して塗布するように
したこと。
【0009】また本発明の接着剤の塗布装置は、ポン
プ、気圧タンク等により加圧した接着剤を押出ノズルか
ら直下の糊回収凾に向けて多線状もしくは瀑布状に押出
してコンベヤにより搬送されて来る被積層単板の上面に
これを塗布するように構成した接着剤の押出塗布機であ
って、下記の構成要件からなる接着剤の塗布装置であ
る。
【0010】(b−1)前記押出ノズルから糊回収凾に
向けて常時連続的に押出されている接着剤の垂下流路に
迂回流路を間欠的に形成可能に、前記押出ノズルと糊回
収凾およびコンベヤとの中間付近に水平動自在に往復作
動機構を装着した糊受樋を平行に設け。
【0011】(b−2)且つ前記コンベヤの搬出側に到
来した被積層単板の搬送動作を一時制止すると共にこれ
を更に所定量搬入側へ押戻可能に、前記コンベヤ上に間
欠制御自在な押戻ストッパーを設けたこと。
【0012】
【作用】本発明に用いられる接着剤の押出塗布機は、主
剤とその硬化剤、架橋剤等の添加剤を適当比率で、例え
ば10対1程度の比率で混合した、要すればこれを適当
液温まで冷却して可使時間を延長するように配慮した接
着剤を対象にして、該接着剤をギヤーポンプ、ロータリ
ーポンプ等のポンプにより、或いは一旦気圧タンク内に
供給して圧縮空気等により加圧したものを、例えば数K
g/cm2程度に加圧したものを、多数のノズルや細隙
のスリットから多線状もしくは瀑布状に押出すように装
置した押出ノズルに供給して、該押出ノズルにより直下
の糊回収凾に向けて常時連続的にこれを押出して垂下さ
せ、また前記糊回収凾内に垂下させて回収した接着剤は
これを再び前記加圧源のポンプや気圧タンク側に返還し
て循環して使用するように構成されている。然る時に前
記押出ノズルと糊回収凾との中間部に接着剤を塗布すべ
き中間製品の大部分を構成する裏板、中板、芯板等の被
積層単板が、例えば80m/min程度の速度でコンベ
ヤにより搬送されて来ると、前記押出ノズルから常時連
続的に垂下している接着剤がその上面に、例えば200
g/m2程度の塗布量で満遍なく多線状もしくは瀑布状
に塗布される。また前記接着剤を塗布すべき裏板、中
板、芯板等の被積層単板に対する接着剤の塗布作業が済
めば、前記押出ノズルから垂下している接着剤は再び糊
回収凾内に回収されて少しの浪費もなく循環して使用さ
れる。次にまた前記コンベヤ上に接着剤を塗布しなくて
もよい中間製品の最上層となる表板等の被積層単板が搬
送されて来ると、前記押出ノズルから常時連続的にに垂
下している接着剤が前記表板等の被積層単板の上面にそ
のまま垂下することなく、その上面を回避した側方に迂
回する接着剤の迂回流通路を形成可能に、前記押出ノズ
ルと糊回収凾およびコンベヤとの中間付近に水平動自在
にエアーシリンダー等の往復作動機構を装着したV字型
等の糊受樋を前記押出ノズルに平行に設けて、該糊受樋
を上記表板等の被積層単板の到来に同調して押出ノズル
の直下まで往復作動機構を往路側に発動してこれを繰出
せば、該糊受樋に一旦受けた接着剤を両側または片側か
ら側方に迂回させながら糊回収凾内に回収させることが
出来、それによって常時連続的に接着剤を押出ノズルか
ら垂下させていても、その実質的な接着剤の塗布作業を
中断することが出来るように構成したものである。尚、
上記塗布作業の中断により接着剤が塗布されない表板等
の被積層単板が糊受樋の直下を通過し終れば再び往復作
動機構を復路側に発動して次の塗布作業に待機するもの
であることは勿論である。
【0013】次にまた本発明は、中間製品の最上層とな
る表板等の被積層単板について上記糊受樋により押出ノ
ズルから常時連続的に押出されている接着剤の塗布動作
を一時回避してコンベヤによる自由通過を許した上記表
板等の被積層単板は、該単板が前記押出ノズルの直下を
通過した後の搬出側のコンベヤ上でその搬送動作を一時
的に制止するため、常時上方に擺動している押戻ストッ
パーを下方の搬送線上まで擺動させると共に、更に全体
を搬入側へ向けて所定量押戻可能に、即ち前記搬出側の
コンベヤ上の最後尾にある該単板の上向きのスカーフ斜
面が再び前記押出ノズルの直下まで押戻されて、常時連
続的に押出されている接着剤によりスカーフ斜面にのみ
その塗布領域を正確に限定した塗布作業が自動的に出来
るように構成したものである。
【0014】従って本発明によれば図4〜6に例示した
ように、中間製品の大部分を構成する裏板、中板、芯板
等の被積層単板1aは、その上向きのスカーフ斜面2a
を含む上面3aの全域に接着剤4aを塗布することが出
来(図4)、また中間製品の最上層となる表板等の被積
層単板1bは、その上向きのスカーフ斜面2bにのみ限
定して接着剤4bを塗布し、その上面3bには接着剤を
塗布しないようにしたもの(図5)であるから、前記被
積層単板1a,1bを階段状にずらし重ねに積層する図
6に例示した中間製品5は、その最上層となる被積層単
板1bの上面3bには全く接着剤が塗布されることな
く、そのスカーフ斜面2bにのみその塗布領域を正確に
限定した接着剤が塗布されるから、その上面3bに接着
剤が全く塗布されない最上層の被積層単板1bであって
も、その相互のスカーフ重ね合せ部6にはそのその塗布
領域を正確に限定した接着剤が正確に塗布されてこれを
強固に接合することが出来たものである。
【0015】
【実施例】第1図は本発明装置の配置の一例を示すもの
であって、図示していないがポンプや気圧タンク等によ
り、例えば数Kg/cm2程度に加圧した接着剤を多数
のノズルから多線状に押出す押出ノズル7に供給して、
該押出ノズ7から直下の糊回収凾8に向けて常温または
適当液温にまで冷却した接着剤9を常時連続的に押出し
て多線状に垂下させ、また前記糊回収凾8内に垂下させ
て回収した接着剤9はこれを再び前記加圧源のポンプや
気圧タンク側に返還して循環して使用するように構成さ
れている。次に前記押出ノズル7と糊回収凾8の略中間
部位にはコンベヤ10a,10bが架設されていて、上
向きのスカーフ斜面2aを含む上面3aの全域に接着剤
4aを塗布すべき裏板、中板、芯板等の被積層単板1a
が、例えば80m/min程度の速度で前記コンベヤ1
0a,10b上を搬送されて来ると、前記押出ノズル7
から図2のように糊回収凾8に向けて常時連続的に垂下
している接着剤9が前記単板1aの上向きのスカーフ斜
面2aを含む上面3aの全域に、例えば200g/m2
程度 の塗布量で多線状に塗布され、また上面3bに接着
剤を塗布しなくてもよい表板等の被積層単板1bがコン
ベヤ10a,10b上を搬送されて来ると、前記押出ノ
ズル7から常時垂下している接着剤9は、直下までエア
ーシリンダー等の往復作動機構11によって繰出された
V字型等の糊受樋12により図3のように一旦押出され
た接着剤9が受止められて、これを両側または片側から
側方に迂回させてから糊回収凾8内に回収させる迂回流
路が形成される。従って前記押出ノズル7から常時連続
的に接着剤9を垂下させていても、その実質的な接着剤
の塗布動作を回避することが出来るように構成したもの
である。尚、図示してないが前記往復作動機構11の発
動は、コンベヤ10a,10b上の適宜位置に架設され
た光電スイッチ等からなる単板検知器の検知信号と、別
に装置したシーケンサー、コンピューター等の制御器に
よる単板積層材の仕組順序等によって、接着剤を塗布す
べき裏板、中板、芯板等の被積層単板1aの到来か、或
いは接着剤を塗布しなくてもよい表板等の被積層単板1
bの到来かを判別して、その判別信号によって前記往復
作動機構11を往路または復路に自動的にこれを発動す
るように装置されているものである。
【0016】次にまた本発明装置は、上記上面3bに接
着剤を塗布しなくてもよい中間製品5の最上層となる表
板等の被積層単板1bが塗布動作を回避している押出ノ
ズル7の直下を自由に通過した後の搬出側のコンベヤ1
0b上で、その搬送動作を一時的に制止するため、常時
上方に擺動して入る押戻ストッパー13をエアーシリン
ダー等の往復作動機構14により下方のコンベヤ10b
の搬送線上まで擺動させてこれを制止すると共に、更に
該単板1bの全体を搬入側に向けて所定量押戻可能に、
即ち前記搬出側のコンベヤ10b上の最後尾にある該単
板1bの上向きのスカーフ斜面2bが再び前記押出ノズ
ル7の直下まで押戻されて、そこで常時連続的に押出さ
れている接着剤9によってスカーフ斜面2bの所望の塗
布領域内に限定した正確な塗布作業が自動的に出来るよ
うに構成したものである。尚、上記押戻ストッパー13
の擺動による前記被積層単板1bの所定量の押戻動作
は、該押戻ストッパー13の支持点乃至は前記往復作動
機構14のストローク等を当該単板1bの搬送方向の長
さに合せて所定量に調整することによって、その上向き
のスカーフ斜面2bに対する接着剤の塗布領域の微調整
も含めて、その選択的な塗布作業を容易に実施すること
が出来たものである。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上に説明したように、先ずそ
の接着剤の塗布手段をポンプ、気圧タンク等により加圧
した接着剤を押出ノズルから直下の糊回収凾に向けて多
線状もしくは瀑布状に押出す、いわゆるエクスツルーダ
ー方式の塗布手段によるものとし、更にこのエクスツル
ーダー方式の押出ノズルを自由に通過させた、その上面
に接着剤を塗布しない被積層単板を再び押出ノズル側に
押戻す押戻ストッパーを搬送線上に装備して、それによ
り中間製品の最上層となる被積層単板の上面には接着剤
を塗布することはないが、その上向きのスカーフ斜面に
はその塗布領域を正確に限定して接着剤を選択的に塗布
するように構成したものであるから、従来技術の専らス
プレーノズルの時限制御による接着剤の塗布手段に惹起
されていた、上向きのスカーフ斜面に向けてスプレーノ
ズルにより噴射した接着剤の塗布領域が上面にまで拡散
してその塗布領域を上向きのスカーフ斜面内に正確に限
定出来なかったことから、中間製品同士の共着きによる
搬出トラブルやそれによる材質破損等の難点を悉く払拭
することに成功したものであり、本発明の完成によって
単板積層材の生産効率と製品品質を格段に向上させるこ
とが出来たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 配置例を示す側面図。
【図2】 接着剤の押出垂下状態を示す正面図。
【図3】 接着剤の押出迂回状態を示す正面図。
【図4】 裏板、中板、芯板等の被積層単板の塗布態様
を示す側面図。
【図5】 表板等の被積層単板の塗布態様を示す側面
図。
【図6】 中間製品の積層態様を示す側面図。
【符号の説明】
1a,1b 被積層単板 2a,2b 上向きのスカーフ斜面 3a,3b 被積層単板の上面 4a,4b,9 接着剤 5 中間製品 6 スカーフ重ね合せ部 7 押出ノズル 8 糊回収凾 10a,10b コンベヤ 11,14 往復作動機構 12 糊受樋 13 押戻ストッパー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中根 和夫 愛知県高浜市新田町五丁目1番地17 橋本 電機工業株式会社内 (72)発明者 相澤 直 愛知県高浜市新田町五丁目1番地17 橋本 電機工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両木口を対称的な斜面にスカーフ加工し
    た被積層単板を繊維方向に搬送しながら所要のものの片
    面に接着剤を塗布するようにした単板積層材の糊付工程
    において、中間製品の最上層となる被積層単板を除く他
    の被積層単板はその上向きのスカーフ斜面を含む上面の
    全域に押出ノズルから押出されている接着剤を塗布する
    ようにしたことと、前記中間製品の最上層となる被積層
    単板は前記押出ノズルによる接着剤の塗布動作を一時回
    避してその自由通過を許すようにしたことと、前記自由
    通過を許された中間製品の最上層となる被積層単板はそ
    のコンベヤによる搬送動作を一時制止すると共にこれを
    所定量搬入側へ押戻すことによって前記押出ノズルから
    押出されている接着剤を上向きのスカーフ斜面にのみ限
    定して塗布するようにしたことを特徴とする単板積層材
    の糊付工程における接着剤の塗布方法。
  2. 【請求項2】 ポンプ、気圧タンク等により加圧した接
    着剤を押出ノズルから直下の糊回収凾に向けて多線状も
    しくは瀑布状に押出してコンベヤにより搬送されて来る
    被積層単板の上面にこれを塗布するように構成した接着
    剤の押出塗布機であって、前記押出ノズルから糊回収凾
    に向けて常時連続的に押出されている接着剤の垂下流路
    に迂回流路を間欠的に形成可能に、前記押出ノズルと糊
    回収凾およびコンベヤとの中間付近に水平動自在に往復
    作動機構を装着した糊受樋を平行に設け、且つ前記コン
    ベヤの搬出側に到来した被積層単板の搬送動作を一時制
    止すると共にこれを更に所定量搬入側へ押戻可能に、前
    記コンベヤ上に間欠制御自在な押戻ストッパーを設けた
    ことを特徴とする単板積層材の糊付工程における接着剤
    の塗布装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114030223A (zh) * 2021-11-05 2022-02-11 江苏瑞彩包装有限公司 一种烟盒包装流水生产线及生产工艺

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