JPH06114097A - 空間消毒・回収方法及びその装置 - Google Patents

空間消毒・回収方法及びその装置

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JPH06114097A
JPH06114097A JP4263662A JP26366292A JPH06114097A JP H06114097 A JPH06114097 A JP H06114097A JP 4263662 A JP4263662 A JP 4263662A JP 26366292 A JP26366292 A JP 26366292A JP H06114097 A JPH06114097 A JP H06114097A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手術室等の消毒・回収を短時間で行なって利
用効率を向上させる。 【構成】 微細液粒子製造機6にて消毒液5を微細消毒
液粒子にすると同時に空気を吹き込み微細消毒液粒子混
合空気とし、更に分離器8に通して超微細消毒液粒子混
合空気となし、これを手術室等2に送り充満かつ循環さ
せ、所定時間経過後、微細水滴製造機30にて飲料水等31
から微細水滴を発生させると同時に空気を吹き込み微細
水滴混合空気とし、更に分離器8aに通して超微細水滴
混合空気となし、これを手術室等2に送り充満かつ循環
させ、超微細水滴にて手術室等2内に残留する消毒液5
を捕獲回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手術室、集中治療室な
ど消毒状態や無菌状態を現出するのに利用する空間消毒
・回収方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手術室、集中治療室などの空間
(以下単に手術室等という)を消毒する場合は、消毒す
べき部位に消毒液を散布して所定時間おき、そのあと手
術室等内に浮遊している消毒液を回収するため、空気調
和設備を作動させて行う。この際空気調和設備には活性
炭やペパフィルター等(HEPA filter)を内蔵し、これら
により空気中に浮遊している消毒液を吸着除去する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような消毒・回
収方法は、手術室等内で消毒液を散布し、消毒すべき各
部位を消毒したあと手術室等内を使用する場合、空気中
に浮遊している消毒液自体は人体に対して有害であるか
ら、回収する必要がある。しかしながら、空気調和設備
に内蔵した活性炭やペパフィルター等にて、空気中に浮
遊している消毒液を回収することは、回収効率が低いた
め、6時間ほどかかるといわれている。従って、この間
は、手術室等を使用することができず、効率が悪くかつ
不便である。
【0004】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたもので、手術室等の消毒・回収を短時間で行なえ
て、手術室等の利用効率を向上させることができる空間
消毒・回収方法及びその装置を提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の空間消毒・回収方法は、微細液粒子製造機
にて消毒液を微細消毒液粒子にすると同時に、この微細
消毒液粒子に風速0.5 〜50m /sec で空気を吹き込み微
細消毒液粒子混合空気とし、そのあと、この微細消毒液
粒子混合空気を分離器に通して所定粒径より大きな微細
消毒液粒子を略分離して超微細消毒液粒子混合空気とな
し、該超微細消毒液粒子混合空気を消毒すべき空間に送
り充満かつ循環させ、所定時間経過後、前記微細液粒子
製造機にて消毒液に代えて飲料水等から微細水滴を発生
させると同時に、この微細水滴に風速0.5 〜50m /sec
で空気を吹き込み微細水滴混合空気とし、そのあと、こ
の微細水滴混合空気を前記分離器に通して粒径1.0 μm
より大きな微細水滴を略分離して超微細水滴混合空気と
なし、該超微細水滴混合空気を前記消毒すべき空間に送
り、超微細水滴にて空間内に残留する消毒液を捕獲回収
するものであり、また、消毒液を用いて任意手段で消毒
した空間に上記の超微細水滴混合空気を送り、超微細水
滴にて空間内に残留する消毒液を捕獲回収するものであ
る。
【0006】また、本発明の空間消毒・回収装置は、消
毒液から微細消毒液粒子を発生させる微細液粒子製造機
と、該微細液粒子製造機により微細消毒液粒子を発生さ
せると同時に機内に風速0.5 〜50m /sec で空気を導入
して微細消毒液粒子混合空気とする送風機と、前記微細
消毒液粒子混合空気中の所定粒径より大きな微細消毒液
粒子を略分離して超微細消毒液粒子混合空気とする分離
器とからなる消毒装置と、飲料水等から微細水滴を発生
させる微細水滴製造機と、該微細水滴製造機により微細
水滴を発生させると同時に機内に風速0.5 〜50m /sec
で空気を導入して微細水滴混合空気とする送風機と、前
記微細水滴混合空気中の粒径1.0 μm より大きな微細水
滴を略分離して超微細水滴混合空気とする分離器とから
なる回収装置と、で構成し、消毒すべき空間を前記消毒
装置にて消毒すると共にその空間内に残留する消毒液を
前記回収装置にて捕獲回収するものであり、そして、消
毒液を用いて任意手段で消毒した空間内に上記の回収装
置にて発生させた超微細水滴混合空気を送り、超微細水
滴にて空間内に残留する消毒液を捕獲回収するものであ
る。
【0007】
【作用】上記構成になる空間消毒・回収方法によって、
消毒した空間に浮遊している消毒液を早期に回収できる
原理は、明確ではないが、次のように推定することがで
きる。すなわち、消毒すべき空間に所定粒径以下とした
超微細消毒液粒子混合空気を送り充満かつ循環させ、所
定時間経過させて消毒する。次に、微細液粒子製造機に
より飲料水等から微細水滴を発生させると同時に、この
微細水滴に風速0.5 〜50m /sec で空気を吹き込むと、
レナード効果により微細水滴の一部は陽イオンとなり、
この微細水滴の周囲の空気の一部は陰イオンとなって電
気的なバランスのとれた空気イオンを含んだ微細水滴混
合空気ができる。この混合空気を分離器に通すと粒径が
1μm より大きい陽イオンに帯電している微細水滴を分
離させて陰イオンを多く含んだ超微細水滴混合空気を得
る。この陰イオンの優勢な超微細水滴混合空気を消毒し
た空間に送り込むと、消毒の役割が終了して、浮遊して
陽イオン化している消毒液に陰イオンが作用し、直ちに
超微細水滴により消毒液を捕獲回収するのである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳述する。図1は本発明の空間消毒・回収方法を具体化
した空間消毒・回収装置の構成図である。同図におい
て、1は空間消毒・回収装置を示し、この空間消毒・回
収装置1は、手術室等(消毒すべき空間)2を消毒する
消毒装置3と、手術室等2内に浮遊している消毒液を回
収する回収装置4とからなる。そして、この消毒装置3
は、消毒液5から微細消毒液粒子を発生させる微細液粒
子製造機6と、該微細液粒子製造機6により微細消毒液
粒子を発生させると同時に機内に風速0.5 〜50m /sec
で空気を導入して微細消毒液粒子混合空気とする送風機
7と、前記微細消毒液粒子混合空気中の所定粒径より大
きな微細消毒液粒子を略分離して超微細消毒液粒子混合
空気とする分離器8とからなる。
【0009】前記微細液粒子製造機6は、タンク10と、
このタンク10の上に設けた筒体11内に収容された風道12
と、この風道12内の一壁面13に設けると共にその対向壁
面14に消毒液5を噴射するノズル15と、これらノズル15
に消毒液5をそれぞれ供給する供給管16と、この供給管
16に消毒液5を供給するポンプ17とから構成している。
【0010】前記微細液粒子製造機6のタンク10の上に
は、更に前記分離器8を連設しており、風道12と連通
し、略気密状態に保つことができるようになっている。
このタンク10上の分離器8の上面には空気出口18、風道
12の上面には空気入口19が取り付けられ、それぞれパイ
プ、ダクト等により他の機器に接続できるようになって
いる。
【0011】また、タンク10の側面下部には、タンク10
内に溜まった消毒液5を使用できるように引抜管20が設
けられ、更に消毒液供給管21を介してバルブ22を開くこ
とによりタンク10内に消毒液5を供給できるようになっ
ている。更にタンク10の側面には前述の供給管16が貫設
されている。
【0012】前記風道12は、その形状が特に限定されな
いが、実施例での形状は断面が矩形である。そして、こ
の風道12は、通常垂直方向に前記筒体11に取り付けるの
が良い。そして、前述のノズル15は、風道12の一壁面13
に対してノズル15の軸線方向が垂直になるように順次4
つ取り付けられ、それぞれノズル15e、15b、15c、15
dとする。これらノズル15から噴射された消毒液5は、
対向壁面14に略垂直に衝突し、その衝撃で飛散して微細
消毒液粒子となる。
【0013】風道12の対向壁面14には、図2に示すよう
に排液受板23が設けられ、これはノズル15から噴射され
た消毒液5のうち、飛散しないで対向壁面14上を流れた
消毒液5を受けるものである。すなわち、この排液受板
23は、例えば、ノズル15eからの噴流が対向壁面14上に
流れて液膜を作っているところに、別のノズル15bから
噴射された消毒液5が当った場合、液膜がクッションと
なり衝突エネルギーが弱まり、微細消毒液粒子の発生を
減少させるのを防ぐためのものである。更に排液受板23
の上部に位置する対向壁面14には制御板24が設けられ、
この制御板24は対向壁面14に衝突後の消毒液5の飛散方
向を制御して別のノズル15からの噴流によって飛散、す
なわち、微細消毒液粒子が吸収されるのを防ぐものであ
る。なお、排液受板23には、図3に示す飛散状態を制御
板24と同様に制御する働きもある。
【0014】また、前記供給管16には、流量調節弁25を
介してポンプ17のデリバリ側が接続されている。また、
タンク10の引抜管20にはポンプ17のサクション側が接続
されている。このポンプ17は、所定の容量と圧力とが満
足されれば特に限定されず、通常片吸込渦巻ポンプが使
用される。なお、前記微細液粒子製造機6に供給される
供給液量は、前述の手術室等2の容積にもよるが、その
容量に充分余裕のあるポンプ17によって供給される。
【0015】また、ここで使用されている送風機7は、
風速0.5 〜50m /sec を確保するのに充分な圧力と風量
とを有するものであれば、特に限定されない。また、分
離器8は、微細消毒液粒子混合空気から所定粒径以上の
主に陽イオンとなっている微細消毒液粒子を除去して、
陰イオンを多量に含有している超微細消毒液粒子混合空
気とするもので、この機能を満たすものであればどのよ
うなものでも良い。本実施例では、サイクロンが使用さ
れており、必要とする微細消毒液粒子の粒径により適切
な径と長さとを有するサイクロンが選定される。本実施
例の分離器(サイクロン)8では微細水滴の粒径が2.0
μm 以上のものを除去するものが選定される。
【0016】次に、前記回収装置4について説明する
が、この回収装置4は、上述の消毒装置3と略同様の構
成であり、同一部分については同一符号を付してその説
明を省略し、かつ区別をつけるため同一符号のあとにa
を付す。
【0017】すなわち、回収装置4は、飲料水等、例え
ば、水道水、蒸留水、無菌状態の水から微細水滴を発生
させる微細水滴製造機30と、該微細水滴製造機30により
微細水滴を発生させると同時に機内に風速0.5 〜50m /
sec で空気を導入して微細水滴混合空気とする送風機7
aと、前記微細水滴混合空気中の粒径1.0 μm より大き
な微細水滴を略分離して超微細水滴混合空気とする分離
器8aとからなり、この微細水滴製造機30に無菌状態の
水31を供給し、すなわち、この飲料水等31をホールタッ
プ弁32によりタンク10a内に供給するものである。
【0018】以上の手術室等2、消毒装置3及び回収装
置4は、次のように接続される。すなわち、消毒装置3
及び回収装置4の送風機7及び7aは、パイプ40を介し
て手術室等2に接続している。このパイプ40にはバルブ
41、42が設けられている。手術室等2は、パイプ43を介
して消毒装置3における微細液粒子製造機6の風道12の
空気入口19及び回収装置4における微細水滴製造機30の
風道12aの空気入口19aに、それぞれ接続している。こ
のパイプ43にはバルブ44、45が設けられている。
【0019】次に、本発明の空間消毒・回収方法につい
て空間消毒・回収装置1を用いて説明する。まず、パイ
プ40に設けたバルブ41を開き、バルブ42を閉じ、更にパ
イプ43に設けたバルブ44を開き、バルブ45を閉じる。次
に消毒装置3における微細液粒子製造機6のタンク10に
消毒液5をバルブ22を開いて消毒液供給管21から所定レ
ベルまで入れ、バルブ22を閉じ送風機7を回転させかつ
ポンプ17を回転させる。
【0020】消毒液5は、供給管16から各ノズル15に供
給され、各ノズル15から風道12内の一壁面13から対向壁
面14に噴射される。噴射された消毒液5は、対向壁面14
に衝突し、その衝撃で飛散し、微細消毒液粒子になる。
この際、飛散した微細消毒液粒子は、制御板24によりそ
の飛散方向が制御されて、他のノズル15から噴射された
消毒液に影響されず、吸収されたりして微細消毒液粒子
の発生が影響されることがない。更に、対向壁面14に衝
突しても飛散せず対向壁面14上で液膜を作っている消毒
液5は、下方に流れ排水受板23により受けて下方に流れ
ず、他のノズル15から噴射した消毒液が、対向壁面14に
当たる際影響しないようになっている。このような状況
下で発生した微細消毒液粒子は、同時に送風機7により
風道12内に導入された空気内に拡散され、レナード効果
により主に陽イオン化した微細消毒液粒子と、その回り
の空気が陰イオン化し、これら陽イオンと陰イオンとが
混在した微細消毒液粒子混合空気が発生する。この微細
消毒液粒子混合空気は、直ちに分離器8に接線方向から
入る。分離器8に入った微細消毒液粒子混合空気は旋回
流となり、粒径の大きい、すなわち、2.0 μm 以上の微
細消毒液粒子は分離器8の内周壁面にあたり、そのまま
内周壁面を伝わり下方に行き、タンク10に入る。従っ
て、陽イオン化した比較的粒径の大きい2.0 μm 以上の
微細消毒液粒子は電気的なバランスを失い、陰イオン化
した空気粒子が優勢となった超微細消毒液粒子混合空気
が得られる。この2.0 μm 未満の超微細消毒液粒子を含
有している混合空気は、空気出口18から送風機7、パイ
プ40及びバルブ41を介して手術室等2に入る。そして、
手術室等2にて消毒を終わった上記超微細消毒液粒子混
合空気は、再びパイプ43及びバルブ44を介して空気入口
19から微細液粒子製造機6の風道12内に供給され、一定
時間循環運転が行われ、手術室等2内を消毒する。
【0021】手術室等2内の消毒が終了すると、手術室
等2内に浮遊している消毒液を回収しなければならない
から、今度は、パイプ40のバルブ41を閉じ、バルブ42を
開き、更にパイプ43のバルブ44を閉じ、バルブ45を開
く。次に回収装置4における微細水滴製造機30のタンク
10aに飲料水等31をボールタップ弁32にて供給し、送風
機7aを回転させる。飲料水等31は、消毒装置3の場合
と同様に供給管16aから各ノズル15aに供給されて風道
12a内の一壁面13aから対向壁面14aに噴射されて、微
細水滴になる。
【0022】このような状況下で発生した微細水滴は、
同時に送風機7aにより風道12a内に導入された空気内
に拡散され、陽イオンと陰イオンとが混在した微細水滴
混合空気が発生し、この微細水滴混合空気は、直ちに分
離器8aに接線方向から入る。分離器8aに入った微細
水滴混合空気は旋回流となり、粒径の大きい、すなわち
1.0 μm 以上の微細水滴は分離器8aの内周壁面にあた
り、そのまま内周壁面を伝わり下方に行き、タンク10a
に入って、陰イオン化した空気粒子が優勢となり、1m
3 中に陰イオンを1.25×109 個以上含んだ超微細水滴混
合空気が得られる。この1.0 μm 以下の超微細水滴を含
有し陰イオン化している混合空気は、空気出口18aから
送風機7a、パイプ40及びバルブ42を介して手術室等2
に入る。そして、この超微細水滴は手術室等2内に浮遊
している消毒液5を捕獲回収し、再びパイプ43、バルブ
45を介して空気入口19aから微細水滴製造機30の風道12
a内に供給され、約30分間循環運転が行われると消毒液
5を完全に捕獲回収し終る。
【0023】なお、本実施例では本発明の消毒装置3に
て手術室等2を消毒し、そのあと回収装置4にて手術室
等2内に浮遊している消毒液5を回収した場合を説明し
たが、適宜手段にて手術室等2内を消毒し、そのあと本
発明の回収装置4にて、手術室等2内に浮遊している消
毒液5を回収しても良いことはいうまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、消
毒すべき空間内に超微細消毒液粒子混合空気を送ること
で、前記空間内を従来より早期に消毒でき、かつ消毒後
に空間内に浮遊している消毒液を超微細水滴混合空気を
送り込むことにより従来より10分の1以下の時間で捕獲
回収が可能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空間消毒・回収方法を具体化した空間
消毒・回収装置の構成図。
【図2】風道の一部を断面した断面図。
【図3】風道内におけるノズルからの水噴流の飛散状態
を示す断面図。
【符号の説明】
1 空間消毒・回収装置 2 手術室等(消毒すべき空間) 3 消毒装置 4 回収装置 5 消毒液 6 微細液粒子
製造機 7、7a 送風機 8、8a 分離
器 30 微細水滴製造機 31 飲料水等

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微細液粒子製造機にて消毒液を微細消毒
    液粒子にすると同時に、この微細消毒液粒子に風速0.5
    〜50m /sec で空気を吹き込み微細消毒液粒子混合空気
    とし、そのあと、この微細消毒液粒子混合空気を分離器
    に通して所定粒径より大きな微細消毒液粒子を略分離し
    て超微細消毒液粒子混合空気となし、該超微細消毒液粒
    子混合空気を消毒すべき空間に送り充満かつ循環させ、
    所定時間経過後、前記微細液粒子製造機にて消毒液に代
    えて飲料水等から微細水滴を発生させると同時に、この
    微細水滴に風速0.5 〜50m /sec で空気を吹き込み微細
    水滴混合空気とし、そのあと、この微細水滴混合空気を
    前記分離器に通して粒径1.0 μm より大きな微細水滴を
    略分離して超微細水滴混合空気となし、該超微細水滴混
    合空気を前記消毒すべき空間に送り、超微細水滴にて空
    間内に残留する消毒液を捕獲回収することを特徴とする
    空間消毒・回収方法。
  2. 【請求項2】 消毒液を用いて任意手段で消毒した空間
    に請求項1記載の超微細水滴混合空気を送り、超微細水
    滴にて空間内に残留する消毒液を捕獲回収する空間消毒
    ・回収方法。
  3. 【請求項3】 消毒液から微細消毒液粒子を発生させる
    微細液粒子製造機と、該微細液粒子製造機により微細消
    毒液粒子を発生させると同時に機内に風速0.5 〜50m /
    sec で空気を導入して微細消毒液粒子混合空気とする送
    風機と、前記微細消毒液粒子混合空気中の所定粒径より
    大きな微細消毒液粒子を略分離して超微細消毒液粒子混
    合空気とする分離器とからなる消毒装置と、飲料水等か
    ら微細水滴を発生させる微細水滴製造機と、該微細水滴
    製造機により微細水滴を発生させると同時に機内に風速
    0.5 〜50m /sec で空気を導入して微細水滴混合空気と
    する送風機と、前記微細水滴混合空気中の粒径1.0 μm
    より大きな微細水滴を略分離して超微細水滴混合空気と
    する分離器とからなる回収装置と、で構成し、消毒すべ
    き空間を前記消毒装置にて消毒すると共にその空間内に
    残留する消毒液を前記回収装置にて捕獲回収することを
    特徴とする空間消毒・回収装置。
  4. 【請求項4】 消毒液を用いて任意手段で消毒した空間
    内に請求項3記載の回収装置にて発生させた超微細水滴
    混合空気を送り、超微細水滴にて空間内に残留する消毒
    液を捕獲回収する空間消毒・回収装置。
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Cited By (4)

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