JPH06114000A - 医療用マニピュレータ - Google Patents
医療用マニピュレータInfo
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- JPH06114000A JPH06114000A JP4286738A JP28673892A JPH06114000A JP H06114000 A JPH06114000 A JP H06114000A JP 4286738 A JP4286738 A JP 4286738A JP 28673892 A JP28673892 A JP 28673892A JP H06114000 A JPH06114000 A JP H06114000A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bending
- gear
- operating
- bending operation
- gears
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Manipulator (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】湾曲部に対応した数の湾曲操作手段を操作部に
設ける必要がなく、操作部の小型化を図ることのできる
医療用マニピュレータを提供する。 【構成】挿入部11の先端側に設けられた複数の湾曲部
13a,13bを湾曲操作する複数の湾曲操作手段とし
てのギヤ17a〜17dを操作部12内に設けるととも
に、ギヤ17a〜17dに任意に連結自在な外部湾曲操
作手段としての湾曲操作ノブ25a,25bを操作部1
2に設けたことを特徴とする。
設ける必要がなく、操作部の小型化を図ることのできる
医療用マニピュレータを提供する。 【構成】挿入部11の先端側に設けられた複数の湾曲部
13a,13bを湾曲操作する複数の湾曲操作手段とし
てのギヤ17a〜17dを操作部12内に設けるととも
に、ギヤ17a〜17dに任意に連結自在な外部湾曲操
作手段としての湾曲操作ノブ25a,25bを操作部1
2に設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡等の医療用マニ
ピュレータに関する。
ピュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、生体の体腔内や工業用配管の管
内などを目視検査する場合に使用される内視鏡は、生体
の体腔内や工業用配管の管内などに挿入される挿入部
と、この挿入部の基端部に設けられた操作部とからな
り、挿入部の先端側には湾曲部が設けられている。この
湾曲部は例えば複数個の節輪をリベット等で回動自在に
連結して形成されており、挿入部の軸方向に対して上下
方向および左右方向に湾曲自在となっている。
内などを目視検査する場合に使用される内視鏡は、生体
の体腔内や工業用配管の管内などに挿入される挿入部
と、この挿入部の基端部に設けられた操作部とからな
り、挿入部の先端側には湾曲部が設けられている。この
湾曲部は例えば複数個の節輪をリベット等で回動自在に
連結して形成されており、挿入部の軸方向に対して上下
方向および左右方向に湾曲自在となっている。
【0003】一方、内視鏡の操作部には湾曲操作手段と
しての第1の湾曲操作ノブと第2の湾曲操作ノブが同軸
上に回動自在に設けられ、これらの湾曲操作ノブを回動
操作することにより、湾曲部を湾曲させるアングルワイ
ヤが挿入部の軸方向に進退動作するようになっている。
しての第1の湾曲操作ノブと第2の湾曲操作ノブが同軸
上に回動自在に設けられ、これらの湾曲操作ノブを回動
操作することにより、湾曲部を湾曲させるアングルワイ
ヤが挿入部の軸方向に進退動作するようになっている。
【0004】ところで、このような内視鏡は、湾曲部を
例えば波形のような形状に湾曲させることができないた
め、挿入部を生体の小腸などのような複雑な形状の管路
に沿って挿入することが容易でないという問題がある。
例えば波形のような形状に湾曲させることができないた
め、挿入部を生体の小腸などのような複雑な形状の管路
に沿って挿入することが容易でないという問題がある。
【0005】そこで、このような問題を解決するため
に、挿入部の先端側に複数の湾曲部を直列に設け、内視
鏡の挿入部を複雑な形状の管路に沿って挿入することが
できるようにしたものが提案されている。
に、挿入部の先端側に複数の湾曲部を直列に設け、内視
鏡の挿入部を複雑な形状の管路に沿って挿入することが
できるようにしたものが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな内視鏡等の医療用マニピュレータは挿入部を複雑な
形状の管路に沿って挿入することができるという利点を
有するが、湾曲部に対応した数の湾曲操作手段を操作部
に設ける必要があるため、操作部が大型化するという問
題があった。
うな内視鏡等の医療用マニピュレータは挿入部を複雑な
形状の管路に沿って挿入することができるという利点を
有するが、湾曲部に対応した数の湾曲操作手段を操作部
に設ける必要があるため、操作部が大型化するという問
題があった。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は湾曲部に対応した数の湾曲操作
手段を操作部に設ける必要がなく、操作部の小型化を図
ることのできる医療用マニピュレータを提供することに
ある。
れたもので、その目的は湾曲部に対応した数の湾曲操作
手段を操作部に設ける必要がなく、操作部の小型化を図
ることのできる医療用マニピュレータを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る医療用マニピュレータは、先端側に複数
の湾曲部を有する挿入部と、この挿入部の基端部に設け
られた操作部と、前記複数の湾曲部それぞれに連結され
てそれぞれを湾曲操作する複数の湾曲操作手段と、前記
操作部に設けられ前記複数の湾曲操作手段のうち任意の
湾曲操作手段に連結自在な外部湾曲操作手段とを具備し
たことを特徴とする。
に本発明に係る医療用マニピュレータは、先端側に複数
の湾曲部を有する挿入部と、この挿入部の基端部に設け
られた操作部と、前記複数の湾曲部それぞれに連結され
てそれぞれを湾曲操作する複数の湾曲操作手段と、前記
操作部に設けられ前記複数の湾曲操作手段のうち任意の
湾曲操作手段に連結自在な外部湾曲操作手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0009】
【作用】このような構成の本発明は、挿入部の先端側に
設けられた複数の湾曲部を操作部に設けられた外部湾曲
操作手段により任意に湾曲操作可能となる。
設けられた複数の湾曲部を操作部に設けられた外部湾曲
操作手段により任意に湾曲操作可能となる。
【0010】
【実施例】まず、本発明の第1実施例を図1ないし図1
3を参照して説明する。図1において、10は本発明の
第1実施例に係る医療用マニピュレータを示している。
この医療用マニピュレータ10は、生体の体腔内や工業
用配管の管内などに挿入される挿入部11と、この挿入
部11の基端部に設けられた操作部12とからなり、挿
入部11の先端側には湾曲部13aおよび13bが直列
に設けられている。
3を参照して説明する。図1において、10は本発明の
第1実施例に係る医療用マニピュレータを示している。
この医療用マニピュレータ10は、生体の体腔内や工業
用配管の管内などに挿入される挿入部11と、この挿入
部11の基端部に設けられた操作部12とからなり、挿
入部11の先端側には湾曲部13aおよび13bが直列
に設けられている。
【0011】これらの湾曲部13a,13bは、例えば
図4に示すような湾曲チューブ61により形成されてお
り、この湾曲チューブ61は薄肉部62と厚肉部63を
有し、図5(a)(b)に示すように支点64を中心と
して薄肉部62の方向に湾曲しやすい構造となってい
る。また、この湾曲チューブ61は均質なPTFE等の
樹脂材で形成され、外周に対し閉じた構造となっている
ので、密閉性を保つための他の部材を必要としないとい
う利点を有している。また、この湾曲チューブ61は図
6(a)(b)に示す金型65によって成形される。
図4に示すような湾曲チューブ61により形成されてお
り、この湾曲チューブ61は薄肉部62と厚肉部63を
有し、図5(a)(b)に示すように支点64を中心と
して薄肉部62の方向に湾曲しやすい構造となってい
る。また、この湾曲チューブ61は均質なPTFE等の
樹脂材で形成され、外周に対し閉じた構造となっている
ので、密閉性を保つための他の部材を必要としないとい
う利点を有している。また、この湾曲チューブ61は図
6(a)(b)に示す金型65によって成形される。
【0012】すなわち、主型66,67および中子68
からなる金型65の隙間69に樹脂等の加熱溶融した材
料を流し、冷却した後に金型65から湾曲チューブ61
を取り出す。なお、図6(a)(b)に示す金型65で
成形される湾曲チューブ61は、その外周が凹凸形状と
なっているので、生体の体腔内に挿入する際に挿入し難
くかったり、汚れが付着するなどの不都合が生じる場合
がある。このような場合は、図7(a)(b)に示す金
型70を用い、この金型70の主型71,72と中子7
3との間の隙間74にPTFE等の樹脂材を流し込むこ
とにより、内周側に凹凸部を持つ湾曲チューブを得るこ
とができる。
からなる金型65の隙間69に樹脂等の加熱溶融した材
料を流し、冷却した後に金型65から湾曲チューブ61
を取り出す。なお、図6(a)(b)に示す金型65で
成形される湾曲チューブ61は、その外周が凹凸形状と
なっているので、生体の体腔内に挿入する際に挿入し難
くかったり、汚れが付着するなどの不都合が生じる場合
がある。このような場合は、図7(a)(b)に示す金
型70を用い、この金型70の主型71,72と中子7
3との間の隙間74にPTFE等の樹脂材を流し込むこ
とにより、内周側に凹凸部を持つ湾曲チューブを得るこ
とができる。
【0013】なお、図7に示す金型70は中子73から
湾曲チューブを取り外す際にアンダーカットとなってい
るので、この場合の湾曲チューブはアンダーカットを許
容する比較的柔軟の材料である必要がある。この特性を
持つ材料の選定が困難な場合は、図4に示す形状の湾曲
チューブ61を図8に示す金型75で圧空式成形するこ
とにより、図9に示すように外周が平滑な湾曲チューブ
78を得ることができる。すなわち、図8に示すよう
に、金型75に湾曲チューブ61を挿入し、金型75を
加熱後、インレット76から圧縮空気を供給し、金型7
5の加圧室76を加圧することにより、湾曲チューブ6
1は金型75の平滑な内型に倣って成形される。なお、
このとき金型75と湾曲チューブ61との隙間に存在す
る空気はアウトレット77から排出される。
湾曲チューブを取り外す際にアンダーカットとなってい
るので、この場合の湾曲チューブはアンダーカットを許
容する比較的柔軟の材料である必要がある。この特性を
持つ材料の選定が困難な場合は、図4に示す形状の湾曲
チューブ61を図8に示す金型75で圧空式成形するこ
とにより、図9に示すように外周が平滑な湾曲チューブ
78を得ることができる。すなわち、図8に示すよう
に、金型75に湾曲チューブ61を挿入し、金型75を
加熱後、インレット76から圧縮空気を供給し、金型7
5の加圧室76を加圧することにより、湾曲チューブ6
1は金型75の平滑な内型に倣って成形される。なお、
このとき金型75と湾曲チューブ61との隙間に存在す
る空気はアウトレット77から排出される。
【0014】図10は内視鏡下の腹腔内手術に用いられ
る低侵襲腹腔内外科手術装置の概略構成を示している。
この低侵襲腹腔内外科手術装置は、同図に示すように、
多関節マイクロマニピュレータ81、マイクログリッパ
82、結紮用マイクロクリップ・マイクロ縫合器83、
マイクロ実体内視鏡84、マイクロ触覚センサ85、遠
隔制御用操作機構86、三次元ディスプレイ装置87等
から構成され、次のような方法で腹腔内手術を行なう。
すなわち、まず患者の腹部88に気腹針を挿入し、腹腔
89内を気腹する。次に気腹孔からトラカール90を介
して多関節マイクロマニピュレータ81を挿入し、触覚
センサ付きのマイクログリッパ82で臓器を掴み、術野
を確保する。次に胆のうを摘出する場合は、胆のうをマ
イクログリッパ82で持ち上げ、図11に示すように胆
のう管や血管をマイクロクリップ83で結紮したのち、
高周波メスで切断し、胆のうを摘出する。なお、このと
きの腹腔89内の観察は、多関節マイクロマニピュレー
タ81に搭載された実体内視鏡84で行なう。また、こ
のとき術者は三次元ディスプレイ装置87に映し出され
た実体像を見ながら、遠隔制御用操作機構86により手
術を行なう。
る低侵襲腹腔内外科手術装置の概略構成を示している。
この低侵襲腹腔内外科手術装置は、同図に示すように、
多関節マイクロマニピュレータ81、マイクログリッパ
82、結紮用マイクロクリップ・マイクロ縫合器83、
マイクロ実体内視鏡84、マイクロ触覚センサ85、遠
隔制御用操作機構86、三次元ディスプレイ装置87等
から構成され、次のような方法で腹腔内手術を行なう。
すなわち、まず患者の腹部88に気腹針を挿入し、腹腔
89内を気腹する。次に気腹孔からトラカール90を介
して多関節マイクロマニピュレータ81を挿入し、触覚
センサ付きのマイクログリッパ82で臓器を掴み、術野
を確保する。次に胆のうを摘出する場合は、胆のうをマ
イクログリッパ82で持ち上げ、図11に示すように胆
のう管や血管をマイクロクリップ83で結紮したのち、
高周波メスで切断し、胆のうを摘出する。なお、このと
きの腹腔89内の観察は、多関節マイクロマニピュレー
タ81に搭載された実体内視鏡84で行なう。また、こ
のとき術者は三次元ディスプレイ装置87に映し出され
た実体像を見ながら、遠隔制御用操作機構86により手
術を行なう。
【0015】このような構成の低侵襲腹腔内外科手術装
置は、患者の腹部88に挿入孔を1箇所だけ開ければ良
いので、患者に対する侵襲度が極めて低いという利点を
有する。また、術者は腹腔89内の実体像を見ながら腹
腔内の外科手術を行なうことができるので、開腹による
外科手術と同様の感覚で手術を行なうことができる。な
お、図11中91は相対位置検出センサを示している。
置は、患者の腹部88に挿入孔を1箇所だけ開ければ良
いので、患者に対する侵襲度が極めて低いという利点を
有する。また、術者は腹腔89内の実体像を見ながら腹
腔内の外科手術を行なうことができるので、開腹による
外科手術と同様の感覚で手術を行なうことができる。な
お、図11中91は相対位置検出センサを示している。
【0016】図12(a)(b)は図10に示すマイク
ログリッパ82の概略構成を示す図で、このマイクログ
リッパ82は腹腔内の臓器を把持するための把持部92
を有している。この把持部92はリンク部93に接続さ
れ、リンク部93の他端にはワイヤ94の一端が接続さ
れている。このワイヤ94の他端はモータ95の回転軸
95aに固着されている。
ログリッパ82の概略構成を示す図で、このマイクログ
リッパ82は腹腔内の臓器を把持するための把持部92
を有している。この把持部92はリンク部93に接続さ
れ、リンク部93の他端にはワイヤ94の一端が接続さ
れている。このワイヤ94の他端はモータ95の回転軸
95aに固着されている。
【0017】前記リンク部93の先端軸はフレーム96
に固定されている。このフレーム96の後端部はジョイ
ント部97を介してフレーム98の前端部に回動自在に
連結され、フレーム98の後端部はジョイント部99を
介してフレーム100の前端部に回動自在に連結されて
いる。このフレーム100の後端部には固定台101が
一体に設けられ、固定台101上には前述したモータ9
5が固定されているとともに、モータ102,104が
固定されている。
に固定されている。このフレーム96の後端部はジョイ
ント部97を介してフレーム98の前端部に回動自在に
連結され、フレーム98の後端部はジョイント部99を
介してフレーム100の前端部に回動自在に連結されて
いる。このフレーム100の後端部には固定台101が
一体に設けられ、固定台101上には前述したモータ9
5が固定されているとともに、モータ102,104が
固定されている。
【0018】前記モータ102の回転軸103にはワイ
ヤ106,107の一端が止着されている。これらワイ
ヤ106,107の他端は先端側のジョイント部97に
止着されており、モータ102を駆動してワイヤ10
6,107の一方を引張り他方を緩めると、フレーム9
6がジョイント部97を支点として回動するようになっ
ている。
ヤ106,107の一端が止着されている。これらワイ
ヤ106,107の他端は先端側のジョイント部97に
止着されており、モータ102を駆動してワイヤ10
6,107の一方を引張り他方を緩めると、フレーム9
6がジョイント部97を支点として回動するようになっ
ている。
【0019】前記モータ104の回転軸105にはワイ
ヤ108,109の一端が止着されている。これらワイ
ヤ108,109の他端はジョイント部99に止着され
ており、モータ104を駆動してワイヤ108,109
の一方を引張り他方を緩めると、フレーム98がジョイ
ント部99を支点として回動するようになっている。
ヤ108,109の一端が止着されている。これらワイ
ヤ108,109の他端はジョイント部99に止着され
ており、モータ104を駆動してワイヤ108,109
の一方を引張り他方を緩めると、フレーム98がジョイ
ント部99を支点として回動するようになっている。
【0020】図13は図10に示す遠隔制御用操作機構
86の先端に設けられた操作用マニピュレータ110の
概略構成を示す図で、この操作用マニピュレータ110
は先端に操作部111を有している。この操作部111
はリンク部112に接続し、リンク部112の他端には
ワイヤ113の一端が接続されている。このワイヤ11
3の他端はエンコーダ114の回転軸115に連結され
ている。
86の先端に設けられた操作用マニピュレータ110の
概略構成を示す図で、この操作用マニピュレータ110
は先端に操作部111を有している。この操作部111
はリンク部112に接続し、リンク部112の他端には
ワイヤ113の一端が接続されている。このワイヤ11
3の他端はエンコーダ114の回転軸115に連結され
ている。
【0021】前記リンク部112の先端軸はフレーム1
16に固定されている。このフレーム116の後端部は
ジョイント部117を介してフレーム118の前端部に
回動自在に連結され、フレーム118の後端部はジョイ
ント部119を介してフレーム120の前端部に回動自
在に連結されている。このフレーム120の後端部には
固定台121が一体に設けられ、固定台121上には前
述したエンコーダ114が固定されているとともに、エ
ンコーダ122,124が固定されている。
16に固定されている。このフレーム116の後端部は
ジョイント部117を介してフレーム118の前端部に
回動自在に連結され、フレーム118の後端部はジョイ
ント部119を介してフレーム120の前端部に回動自
在に連結されている。このフレーム120の後端部には
固定台121が一体に設けられ、固定台121上には前
述したエンコーダ114が固定されているとともに、エ
ンコーダ122,124が固定されている。
【0022】前記エンコーダ122の回転軸123には
ワイヤ126,127の一端が止着されている。これら
ワイヤ126,127の他端は先端側のジョイント部1
17に止着されている。
ワイヤ126,127の一端が止着されている。これら
ワイヤ126,127の他端は先端側のジョイント部1
17に止着されている。
【0023】前記モータ124の回転軸125にはワイ
ヤ128,129の一端が止着されている。これらワイ
ヤ128,129の他端はジョイント部119に止着さ
れている。
ヤ128,129の一端が止着されている。これらワイ
ヤ128,129の他端はジョイント部119に止着さ
れている。
【0024】図14は操作用グローブ130の構成を示
す図で、この操作用グローブ130の指部甲側には操作
用マニピュレータ131が設けられている。この操作用
マニピュレータ131の基端部は手首外側の駆動量検出
部132に接続されている。
す図で、この操作用グローブ130の指部甲側には操作
用マニピュレータ131が設けられている。この操作用
マニピュレータ131の基端部は手首外側の駆動量検出
部132に接続されている。
【0025】図15は操作用マニピュレータ131の構
成図で、この操作用マニピュレータ131は指部133
の先端側にワイヤ134の一端を固定してあり、ワイヤ
134の他端を第1関節部のプーリ135、第2関節部
のプーリ136、第3関節部のプーリ137を介してエ
ンコーダ138の回転軸に固定している。
成図で、この操作用マニピュレータ131は指部133
の先端側にワイヤ134の一端を固定してあり、ワイヤ
134の他端を第1関節部のプーリ135、第2関節部
のプーリ136、第3関節部のプーリ137を介してエ
ンコーダ138の回転軸に固定している。
【0026】前記プーリ135の回転軸にはワイヤ13
9の一端が止着されている。このワイヤ139の他端は
エンコーダ140の回転軸に止着されている。また、前
記プーリ136の回転軸にはワイヤ141の一端が止着
され、このワイヤ141の他端はエンコーダ142の回
転軸に止着されているこのような構成の操作用グローブ
130は、指部133を屈曲させると、対応する各ワイ
ヤ134,139,141が牽引され、この引張り量を
各エンコーダ138,140,142が検出する。この
検出信号に基づき体腔内操作用マニピュレータを駆動す
る。なお、検出信号はテレメトリーにより伝送してもよ
い。
9の一端が止着されている。このワイヤ139の他端は
エンコーダ140の回転軸に止着されている。また、前
記プーリ136の回転軸にはワイヤ141の一端が止着
され、このワイヤ141の他端はエンコーダ142の回
転軸に止着されているこのような構成の操作用グローブ
130は、指部133を屈曲させると、対応する各ワイ
ヤ134,139,141が牽引され、この引張り量を
各エンコーダ138,140,142が検出する。この
検出信号に基づき体腔内操作用マニピュレータを駆動す
る。なお、検出信号はテレメトリーにより伝送してもよ
い。
【0027】前記湾曲部13a,13bを形成する湾曲
チューブ61,61の先端側内周面には、図4に示すよ
うに、湾曲操作ワイヤ14a,14b,14c,14
d,15a,15b,15c,15dの一端が湾曲チュ
ーブ61,61の周方向に略90度間隔で止着されてい
る。これらの湾曲操作ワイヤ14a,14b,14c,
14d,15a,15b,15c,15dの他端は、挿
入部11内を挿通して操作部12内に導かれている。
チューブ61,61の先端側内周面には、図4に示すよ
うに、湾曲操作ワイヤ14a,14b,14c,14
d,15a,15b,15c,15dの一端が湾曲チュ
ーブ61,61の周方向に略90度間隔で止着されてい
る。これらの湾曲操作ワイヤ14a,14b,14c,
14d,15a,15b,15c,15dの他端は、挿
入部11内を挿通して操作部12内に導かれている。
【0028】前記操作部12内には、図1および図2に
示すように、湾曲部13aを湾曲操作ワイヤ14a,1
4bおよびチェーン16aを介して第1の湾曲方向(以
下、便宜的に「上下方向」という。)に湾曲させるギヤ
17a、湾曲部13bを湾曲操作ワイヤ15a,15b
およびチェーン16bを介して上下方向に湾曲させるギ
ヤ17b、湾曲部13aを湾曲操作ワイヤ14c,14
dおよびチェーン16cを介して第1の湾曲方向と直交
する第2の湾曲方向(以下、便宜的に「左右方向」とい
う。)に湾曲させるギヤ17c、湾曲部13bを湾曲操
作ワイヤ15c,15dおよびチェーン16dを介して
左右方向に湾曲させるギヤ17dが設けられている。
示すように、湾曲部13aを湾曲操作ワイヤ14a,1
4bおよびチェーン16aを介して第1の湾曲方向(以
下、便宜的に「上下方向」という。)に湾曲させるギヤ
17a、湾曲部13bを湾曲操作ワイヤ15a,15b
およびチェーン16bを介して上下方向に湾曲させるギ
ヤ17b、湾曲部13aを湾曲操作ワイヤ14c,14
dおよびチェーン16cを介して第1の湾曲方向と直交
する第2の湾曲方向(以下、便宜的に「左右方向」とい
う。)に湾曲させるギヤ17c、湾曲部13bを湾曲操
作ワイヤ15c,15dおよびチェーン16dを介して
左右方向に湾曲させるギヤ17dが設けられている。
【0029】これらのギヤ17a,17b,17c,1
7dはリング状をなしており、その外周側にはチェーン
16a,16b,16c,16dを駆動するための外歯
18(図3参照)が、また内周側には外歯18を回転さ
せるための内歯19(図3参照)が形成されている。な
お、上記ギヤ17a,17b,17c,17dはギヤボ
ックス20内に回転中心を一致させて収容されており、
それぞれ複数個のボールベアリング21…により回転自
在に保持されている。これらのボールベアリング21…
は、図3に示すように、ギヤ17a,17b,17c,
17dの両面に形成されたリング状のガイド溝22…に
係合している。
7dはリング状をなしており、その外周側にはチェーン
16a,16b,16c,16dを駆動するための外歯
18(図3参照)が、また内周側には外歯18を回転さ
せるための内歯19(図3参照)が形成されている。な
お、上記ギヤ17a,17b,17c,17dはギヤボ
ックス20内に回転中心を一致させて収容されており、
それぞれ複数個のボールベアリング21…により回転自
在に保持されている。これらのボールベアリング21…
は、図3に示すように、ギヤ17a,17b,17c,
17dの両面に形成されたリング状のガイド溝22…に
係合している。
【0030】また、前記操作部12内には、ギヤ17
a,17b,17c,17dの内歯19に係合してギヤ
17a,17b,17c,17dの外歯18を駆動する
ギヤ23a,23bが設けられている。これらのギヤ2
3a,23bはギヤ17a,17b,17c,17dの
回転軸方向に移動可能となっており、ギヤ23aの中心
部には連結筒24aの一端が連結されている。この連結
筒24aの他端部は操作部12外に突出しており、その
突出端には外部湾曲操作手段としての湾曲操作ノブ25
aが取り付けられている。また、ギヤ23bの中心部に
は連結軸24bの一端が連結されている。この連結軸2
4bの他端部は連結筒24a内を挿通して操作部12外
に突出しており、その突出端には外部湾曲操作手段とし
ての湾曲操作ノブ25bが取り付けられている。
a,17b,17c,17dの内歯19に係合してギヤ
17a,17b,17c,17dの外歯18を駆動する
ギヤ23a,23bが設けられている。これらのギヤ2
3a,23bはギヤ17a,17b,17c,17dの
回転軸方向に移動可能となっており、ギヤ23aの中心
部には連結筒24aの一端が連結されている。この連結
筒24aの他端部は操作部12外に突出しており、その
突出端には外部湾曲操作手段としての湾曲操作ノブ25
aが取り付けられている。また、ギヤ23bの中心部に
は連結軸24bの一端が連結されている。この連結軸2
4bの他端部は連結筒24a内を挿通して操作部12外
に突出しており、その突出端には外部湾曲操作手段とし
ての湾曲操作ノブ25bが取り付けられている。
【0031】このように構成される本発明の第1実施例
は、ギヤ23aがギヤ17aの内歯19に係合している
状態で湾曲操作ノブ25aを回転操作すると、湾曲操作
ノブ25aの回転がギヤ23aを介してギヤ17aに伝
わり、ギヤ17aの回転によりチェーン16aが駆動さ
れる。これにより湾曲操作ワイヤ14a,14bの一方
が挿入部11の軸方向に引張られ、他方が緩められるこ
とにより、湾曲部13aが上下方向に湾曲する。
は、ギヤ23aがギヤ17aの内歯19に係合している
状態で湾曲操作ノブ25aを回転操作すると、湾曲操作
ノブ25aの回転がギヤ23aを介してギヤ17aに伝
わり、ギヤ17aの回転によりチェーン16aが駆動さ
れる。これにより湾曲操作ワイヤ14a,14bの一方
が挿入部11の軸方向に引張られ、他方が緩められるこ
とにより、湾曲部13aが上下方向に湾曲する。
【0032】また、ギヤ23aがギヤ17bの内歯19
に係合している状態で湾曲操作ノブ25aを回転操作す
ると、湾曲操作ノブ25aの回転がギヤ17bに伝わ
り、ギヤ17bの回転によりチェーン16bが駆動され
る。これにより湾曲操作ワイヤ15a,15bの一方が
挿入部11の軸方向に引張られ、他方が緩められること
により、湾曲部13bが上下方向に湾曲する。
に係合している状態で湾曲操作ノブ25aを回転操作す
ると、湾曲操作ノブ25aの回転がギヤ17bに伝わ
り、ギヤ17bの回転によりチェーン16bが駆動され
る。これにより湾曲操作ワイヤ15a,15bの一方が
挿入部11の軸方向に引張られ、他方が緩められること
により、湾曲部13bが上下方向に湾曲する。
【0033】さらに、ギヤ23aがギヤ17a,17b
の両方の内歯19に係合している状態で湾曲操作ノブ2
5aを回転操作すると、湾曲操作ノブ25aの回転がギ
ヤ17a,17bに伝わり、ギヤ17a,17bの回転
によりチェーン16a,16bが駆動される。これによ
り湾曲操作ワイヤ14a,14bおよび15a,15b
の一方が挿入部11の軸方向に引張られ、他方が緩めら
れることにより、湾曲部13a,13bが上下方向に湾
曲する。
の両方の内歯19に係合している状態で湾曲操作ノブ2
5aを回転操作すると、湾曲操作ノブ25aの回転がギ
ヤ17a,17bに伝わり、ギヤ17a,17bの回転
によりチェーン16a,16bが駆動される。これによ
り湾曲操作ワイヤ14a,14bおよび15a,15b
の一方が挿入部11の軸方向に引張られ、他方が緩めら
れることにより、湾曲部13a,13bが上下方向に湾
曲する。
【0034】一方、ギヤ23bがギヤ17cの内歯19
に係合している状態で湾曲操作ノブ25bを回転操作す
ると、湾曲操作ノブ25bの回転がギヤ23bを介して
ギヤ17cに伝わり、ギヤ17cの回転によりチェーン
16cが駆動される。これにより湾曲操作ワイヤ14
c,14dの一方が挿入部11の軸方向に引張られ、他
方が緩められることにより、湾曲部13aが左右方向に
湾曲する。
に係合している状態で湾曲操作ノブ25bを回転操作す
ると、湾曲操作ノブ25bの回転がギヤ23bを介して
ギヤ17cに伝わり、ギヤ17cの回転によりチェーン
16cが駆動される。これにより湾曲操作ワイヤ14
c,14dの一方が挿入部11の軸方向に引張られ、他
方が緩められることにより、湾曲部13aが左右方向に
湾曲する。
【0035】また、ギヤ23bがギヤ17dの内歯19
に係合している状態で湾曲操作ノブ25bを回転操作す
ると、湾曲操作ノブ25bの回転がギヤ17dに伝わ
り、ギヤ17dの回転によりチェーン16dが駆動され
る。これにより湾曲操作ワイヤ15c,15dの一方が
挿入部11の軸方向に引張られ、他方が緩められること
により、湾曲部13bが左右方向に湾曲する。
に係合している状態で湾曲操作ノブ25bを回転操作す
ると、湾曲操作ノブ25bの回転がギヤ17dに伝わ
り、ギヤ17dの回転によりチェーン16dが駆動され
る。これにより湾曲操作ワイヤ15c,15dの一方が
挿入部11の軸方向に引張られ、他方が緩められること
により、湾曲部13bが左右方向に湾曲する。
【0036】さらに、ギヤ23bがギヤ17c,17d
の両方の内歯19に係合している状態で湾曲操作ノブ2
5bを回転操作すると、湾曲操作ノブ25bの回転がギ
ヤ17c,17dに伝わり、ギヤ17c,17dの回転
によりチェーン16c,16dが駆動される。これによ
り湾曲操作ワイヤ14c,14dおよび15c,15d
の一方が挿入部11の軸方向に引張られ、他方が緩めら
れることにより、湾曲部13a,13bが左右方向に湾
曲する。
の両方の内歯19に係合している状態で湾曲操作ノブ2
5bを回転操作すると、湾曲操作ノブ25bの回転がギ
ヤ17c,17dに伝わり、ギヤ17c,17dの回転
によりチェーン16c,16dが駆動される。これによ
り湾曲操作ワイヤ14c,14dおよび15c,15d
の一方が挿入部11の軸方向に引張られ、他方が緩めら
れることにより、湾曲部13a,13bが左右方向に湾
曲する。
【0037】したがって、このような構成の本発明の第
1実施例では、湾曲部13aおよび13bを2つの湾曲
操作ノブ25a,25bで上下方向および左右方向に独
立して湾曲させることができ、従来のように湾曲操作ノ
ブを湾曲部の数に対応して操作部に設ける必要がないの
で、操作部12の小型化を図ることができる。
1実施例では、湾曲部13aおよび13bを2つの湾曲
操作ノブ25a,25bで上下方向および左右方向に独
立して湾曲させることができ、従来のように湾曲操作ノ
ブを湾曲部の数に対応して操作部に設ける必要がないの
で、操作部12の小型化を図ることができる。
【0038】なお、上述した本発明の第1実施例では、
ギヤ23a,23bをギヤ17a,17b,17c,1
7dの内歯19に係合させて湾曲部13a,13bを上
下方向および左右方向に湾曲させたが、湾曲部13a,
13bを湾曲操作ワイヤ14a,14b,14c,14
d,15a,15b,15c,15dおよびチェーン1
6a,16b,16c,16dを介して上下方向および
左右方向に湾曲駆動するギヤとして、図16に示すよう
に外周側に2つの外歯27a,27bを有するギヤ26
a,26b,26c,26dを用い、これらのギヤ26
a,26b,26c,26dの外歯27bにギヤ23
a,23bを係合させて湾曲部13a,13bを上下方
向および左右方向に湾曲させるようにしても良い。
ギヤ23a,23bをギヤ17a,17b,17c,1
7dの内歯19に係合させて湾曲部13a,13bを上
下方向および左右方向に湾曲させたが、湾曲部13a,
13bを湾曲操作ワイヤ14a,14b,14c,14
d,15a,15b,15c,15dおよびチェーン1
6a,16b,16c,16dを介して上下方向および
左右方向に湾曲駆動するギヤとして、図16に示すよう
に外周側に2つの外歯27a,27bを有するギヤ26
a,26b,26c,26dを用い、これらのギヤ26
a,26b,26c,26dの外歯27bにギヤ23
a,23bを係合させて湾曲部13a,13bを上下方
向および左右方向に湾曲させるようにしても良い。
【0039】また、図17に示すようにギヤ26a,2
6b,26c,26dとギヤ23a,23bとの間に中
間ギヤ28a,28bを設け、これらの中間ギヤ28
a,28bを操作ロッド29でギヤ26a,26b,2
6c,26dの軸方向に動かすようにしても良い。
6b,26c,26dとギヤ23a,23bとの間に中
間ギヤ28a,28bを設け、これらの中間ギヤ28
a,28bを操作ロッド29でギヤ26a,26b,2
6c,26dの軸方向に動かすようにしても良い。
【0040】次に本発明の第4実施例を図18および図
19を参照して説明する。なお、図1に示したものと同
一部分には同一符号を付して説明する。図18におい
て、30は本発明の第4実施例に係る医療用マニピュレ
ータの操作部を示し、この操作部30内には湾曲部13
a(図1参照)を湾曲操作ワイヤ14a,14b(図4
参照)およびチェーン16aを介して上下方向に湾曲さ
せるギヤ31a、湾曲部13aを湾曲操作ワイヤ14
c,14d(図4参照)およびチェーン16cを介して
左右方向に湾曲させるギヤ31b、湾曲部13b(図1
参照)を湾曲操作ワイヤ15a,15b(図4参照)お
よびチェーン16bを介して上下方向に湾曲させるギヤ
32a、湾曲部13bを湾曲操作ワイヤ15c,15d
(図4参照)およびチェーン16dを介して左右方向に
湾曲させるギヤ32bが設けられている。
19を参照して説明する。なお、図1に示したものと同
一部分には同一符号を付して説明する。図18におい
て、30は本発明の第4実施例に係る医療用マニピュレ
ータの操作部を示し、この操作部30内には湾曲部13
a(図1参照)を湾曲操作ワイヤ14a,14b(図4
参照)およびチェーン16aを介して上下方向に湾曲さ
せるギヤ31a、湾曲部13aを湾曲操作ワイヤ14
c,14d(図4参照)およびチェーン16cを介して
左右方向に湾曲させるギヤ31b、湾曲部13b(図1
参照)を湾曲操作ワイヤ15a,15b(図4参照)お
よびチェーン16bを介して上下方向に湾曲させるギヤ
32a、湾曲部13bを湾曲操作ワイヤ15c,15d
(図4参照)およびチェーン16dを介して左右方向に
湾曲させるギヤ32bが設けられている。
【0041】これらのギヤ31a,31b,32a,3
2bのうちギヤ31a,32aの中心部には筒状の連結
部材33a,33bが連結されている。これらの連結部
材33a,33bは操作部30外に突出しており、その
突出端には外部湾曲操作手段としての湾曲操作ノブ35
a,35bが取り付けられている。また、ギヤ31b,
32bの中心部には連結軸34a,34bが連結されて
いる。これらの連結軸34a,34bは連結部材33
a,33b内を挿通して操作部30外に突出しており、
その突出端には外部湾曲操作手段としての湾曲操作ノブ
35c,35dが取り付けられている。
2bのうちギヤ31a,32aの中心部には筒状の連結
部材33a,33bが連結されている。これらの連結部
材33a,33bは操作部30外に突出しており、その
突出端には外部湾曲操作手段としての湾曲操作ノブ35
a,35bが取り付けられている。また、ギヤ31b,
32bの中心部には連結軸34a,34bが連結されて
いる。これらの連結軸34a,34bは連結部材33
a,33b内を挿通して操作部30外に突出しており、
その突出端には外部湾曲操作手段としての湾曲操作ノブ
35c,35dが取り付けられている。
【0042】また、前記操作部30内にはギヤ31a,
31bまたはギヤ32a,32bの回転をギヤ32a,
32bまたは31a,31bに伝えるアイドラギヤ36
a,36bが設けられている。これらのアイドラギヤ3
6a,36bは操作軸37に回転自在に保持されてお
り、この操作軸37を操作部30の横方向に動かすこと
によりギヤ31a,31b,ギヤ32a,32bから離
間するようになっている。
31bまたはギヤ32a,32bの回転をギヤ32a,
32bまたは31a,31bに伝えるアイドラギヤ36
a,36bが設けられている。これらのアイドラギヤ3
6a,36bは操作軸37に回転自在に保持されてお
り、この操作軸37を操作部30の横方向に動かすこと
によりギヤ31a,31b,ギヤ32a,32bから離
間するようになっている。
【0043】このような構成の本発明の第4実施例で
は、湾曲操作ノブ35a,35b,35c,35dを独
立して動かすことができ、大腸のような複雑な管路への
挿入が容易となる。また、狭い空間では湾曲操作ノブ3
5a,35bのみを使用し、広い空間では湾曲操作ノブ
35a,35bと湾曲操作ノブ35c,35dとを連動
して使用することにより、自由に湾曲長さを変えること
ができる。
は、湾曲操作ノブ35a,35b,35c,35dを独
立して動かすことができ、大腸のような複雑な管路への
挿入が容易となる。また、狭い空間では湾曲操作ノブ3
5a,35bのみを使用し、広い空間では湾曲操作ノブ
35a,35bと湾曲操作ノブ35c,35dとを連動
して使用することにより、自由に湾曲長さを変えること
ができる。
【0044】次に本発明の第5実施例を図20ないし図
22を参照して説明する。図20において、40は挿入
部、41は挿入部40の基端部に設けられた手元操作部
であり、この手元操作部41には挿入部40の湾曲部4
2a,42b,42cを湾曲操作する湾曲操作ノブ43
a,43b,43cが設けられている。
22を参照して説明する。図20において、40は挿入
部、41は挿入部40の基端部に設けられた手元操作部
であり、この手元操作部41には挿入部40の湾曲部4
2a,42b,42cを湾曲操作する湾曲操作ノブ43
a,43b,43cが設けられている。
【0045】また、手元操作部41には接眼部44およ
び鉗子挿入口45が設けられている。この鉗子挿入口4
5は挿入部40内の鉗子チャンネルに連通しており、こ
の鉗子チャンネルには把持鉗子等の処置具46が鉗子挿
入口45から挿入されるようになっている。なお、挿入
部40内にはライトガイドファイバやイメージガイドフ
ァイバ等の内蔵物が内蔵されている。
び鉗子挿入口45が設けられている。この鉗子挿入口4
5は挿入部40内の鉗子チャンネルに連通しており、こ
の鉗子チャンネルには把持鉗子等の処置具46が鉗子挿
入口45から挿入されるようになっている。なお、挿入
部40内にはライトガイドファイバやイメージガイドフ
ァイバ等の内蔵物が内蔵されている。
【0046】図21および図22は挿入部40の構成を
示す図で、挿入部40は複数個の節輪47a,47b,
47c,47dをそれぞれヒンジ48a,48b,48
cを介して直列に連結して構成されている。各節輪47
a,47b,47cにはワイヤ49a,49b,49c
の一端が固着され、これらのワイヤ49a,49b,4
9cを操作部41内に設けられたプーリ(図示せず)で
牽引することにより、節輪47a,47b,47cがヒ
ンジ49a,49b,49cを支点として回動するよう
になっている。なお、プーリは湾曲操作ノブ43a,4
3b,43cにより回転操作される。また、図中50は
ワイヤガイドを示している。
示す図で、挿入部40は複数個の節輪47a,47b,
47c,47dをそれぞれヒンジ48a,48b,48
cを介して直列に連結して構成されている。各節輪47
a,47b,47cにはワイヤ49a,49b,49c
の一端が固着され、これらのワイヤ49a,49b,4
9cを操作部41内に設けられたプーリ(図示せず)で
牽引することにより、節輪47a,47b,47cがヒ
ンジ49a,49b,49cを支点として回動するよう
になっている。なお、プーリは湾曲操作ノブ43a,4
3b,43cにより回転操作される。また、図中50は
ワイヤガイドを示している。
【0047】このように構成される本発明の第5実施例
では、たとえば節輪47aに連結されたワイヤ49aは
ワイヤガイド50によりヒンジ49b,49cの回動支
点を通って操作部41に導かれているので、ヒンジ49
b,49cに影響を与えずにヒンジ49aのみを回動さ
せることができる。
では、たとえば節輪47aに連結されたワイヤ49aは
ワイヤガイド50によりヒンジ49b,49cの回動支
点を通って操作部41に導かれているので、ヒンジ49
b,49cに影響を与えずにヒンジ49aのみを回動さ
せることができる。
【0048】図23および図24は本発明の第6実施例
を示し、図中51a,51b,51c,51dは湾曲部
を形成する節輪、52a,52b,52cは節輪51
a,51b,51cを連結するリベット、53a,53
b,53c,53d,53e,53fはリベット52
a,52b,5cを支点として節輪51a,51b,5
1cを回動させる湾曲操作ワイヤ、54…はワイヤガイ
ドを示している。
を示し、図中51a,51b,51c,51dは湾曲部
を形成する節輪、52a,52b,52cは節輪51
a,51b,51cを連結するリベット、53a,53
b,53c,53d,53e,53fはリベット52
a,52b,5cを支点として節輪51a,51b,5
1cを回動させる湾曲操作ワイヤ、54…はワイヤガイ
ドを示している。
【0049】このような構成の湾曲部は、湾曲操作ワイ
ヤ53a,53b,53c,53dが湾曲部の中心部を
通っているので、他の湾曲部に影響を与えずに目的とす
る湾曲部のみを湾曲させることができる。
ヤ53a,53b,53c,53dが湾曲部の中心部を
通っているので、他の湾曲部に影響を与えずに目的とす
る湾曲部のみを湾曲させることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、湾
曲部に対応した数の湾曲操作手段を操作部に設ける必要
がなく、操作部の小型化を図ることのできる医療用マニ
ピュレータを提供できる。
曲部に対応した数の湾曲操作手段を操作部に設ける必要
がなく、操作部の小型化を図ることのできる医療用マニ
ピュレータを提供できる。
【図1】本発明の第1実施例に係る医療用マニピュレー
タの概略構成図。
タの概略構成図。
【図2】同実施例に係る医療用マニピュレータの操作部
内に設けられたギヤケースの内部を示す断面図。
内に設けられたギヤケースの内部を示す断面図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】本発明の第1実施例に係る医療用マニピュレー
タの湾曲部を形成する湾曲チューブの斜視図。
タの湾曲部を形成する湾曲チューブの斜視図。
【図5】同チューブの湾曲状態を示す図。
【図6】図4に示す湾曲チューブを成形するための金型
の構造を示し、(a)は金型の軸方向に沿った断面図、
(b)は(a)のB−B断面図。
の構造を示し、(a)は金型の軸方向に沿った断面図、
(b)は(a)のB−B断面図。
【図7】内側に凹凸部を持つ湾曲チューブを成形するた
めの金型の構造を示し、(a)は金型の軸方向に沿った
断面図、(b)は(a)のC−C断面図。
めの金型の構造を示し、(a)は金型の軸方向に沿った
断面図、(b)は(a)のC−C断面図。
【図8】図9に示す湾曲チューブを成形するための金型
の縦断面図。
の縦断面図。
【図9】湾曲チューブの斜視図。
【図10】低侵襲腹腔内外科手術装置の概略構成図。
【図11】図10に示す多関節マイクロマニピュレータ
の先端部の斜視図。
の先端部の斜視図。
【図12】図10に示すマイクログリッパの概略構成を
示し、(a)は平面図、(b)は側面図。
示し、(a)は平面図、(b)は側面図。
【図13】図10に示す遠隔制御用操作機構の先端に設
けられた操作用マニピュレータの概略構成を示し、
(a)は平面図、(b)は側面図。
けられた操作用マニピュレータの概略構成を示し、
(a)は平面図、(b)は側面図。
【図14】操作用グローブの構成図。
【図15】操作用グローブ内に設けられた操作用マニピ
ュレータの構成図。
ュレータの構成図。
【図16】本発明の第2実施例に係る医療用マニピュレ
ータの概略構成図。
ータの概略構成図。
【図17】本発明の第3実施例に係る医療用マニピュレ
ータの操作部内の構造を示す断面図。
ータの操作部内の構造を示す断面図。
【図18】本発明の第4実施例に係る医療用マニピュレ
ータの操作部内の構造を示す断面図。
ータの操作部内の構造を示す断面図。
【図19】図18のD−D断面図。
【図20】本発明の第5実施例に係る医療用マニピュレ
ータの概略構成図。
ータの概略構成図。
【図21】同実施例に係る医療用マニピュレータの湾曲
部の構成図。
部の構成図。
【図22】図21に示す節輪の斜視図。
【図23】本発明の第6実施例に係る医療用マニピュレ
ータの湾曲部の構成図。
ータの湾曲部の構成図。
【図24】図23に示す節輪の斜視図。
11…挿入部、12…操作部、13a,13b…湾曲
部、14a〜14d…湾曲操作ワイヤ、15a〜15d
…湾曲操作ワイヤ、16a〜16d…チェーン、17a
〜17d…ギヤ、23a,23b…ギヤ、25a,25
b…湾曲操作ノブ、26a〜26d…ギヤ、28a,2
8b…中間ギヤ。
部、14a〜14d…湾曲操作ワイヤ、15a〜15d
…湾曲操作ワイヤ、16a〜16d…チェーン、17a
〜17d…ギヤ、23a,23b…ギヤ、25a,25
b…湾曲操作ノブ、26a〜26d…ギヤ、28a,2
8b…中間ギヤ。
フロントページの続き (72)発明者 池田 裕一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 林 正明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 水野 均 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 高山 修一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鶴田 稔 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 岸 孝浩 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 克哉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 先端側に複数の湾曲部を有する挿入部
と、この挿入部の基端部に設けられた操作部と、前記複
数の湾曲部それぞれに連結されてそれぞれを湾曲操作す
る複数の湾曲操作手段と、前記操作部に設けられ前記複
数の湾曲操作手段のうち任意の湾曲操作手段に連結自在
な外部湾曲操作手段とを具備したことを特徴とする医療
用マニピュレータ。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |