JPH06113574A - 半導体モータ始動装置 - Google Patents

半導体モータ始動装置

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Publication number
JPH06113574A
JPH06113574A JP25963292A JP25963292A JPH06113574A JP H06113574 A JPH06113574 A JP H06113574A JP 25963292 A JP25963292 A JP 25963292A JP 25963292 A JP25963292 A JP 25963292A JP H06113574 A JPH06113574 A JP H06113574A
Authority
JP
Japan
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current
motor
phase
signal
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP25963292A
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English (en)
Inventor
Yukihiko Hatano
幸彦 秦野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH06113574A publication Critical patent/JPH06113574A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P2205/00Indexing scheme relating to controlling arrangements characterised by the control loops
    • H02P2205/01Current loop, i.e. comparison of the motor current with a current reference

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  • Motor And Converter Starters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 半導体スイッチング素子1乃至6を逆並列に
接続してなる半導体交流スイッチを、三相交流電源と、
三相交流モータ7との間に接続し、この三相交流モータ
7の始動時に半導体スイッチング素子1乃至6を位相制
御して三相交流モータ7への印加電圧を変化させる。こ
の場合、三相交流モータ7の電流を検出し始動時の初期
電流を設定する回路15、初期電流から電流の上昇率上
昇率を設定する回路16、最終のリミット電流を設定す
る回路17を設けて、三相交流モータ7の電流を、設定
したパターンに制御する。 【効果】 三相交流モータ7が定格速度になって電流が
低下すると、設定電流を流そうと三相交流モータ7への
印加電圧が上昇して交流電源電圧と等しくなるので、三
相交流モータ7の回転数の振動をなくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、三相交流モータを始動
するための半導体モータ始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように三相交流モータは、直入れ
始動時に定格電流の6〜8倍の過電流が流れ、負荷の機
械的ストレスを増大させたり、電源電圧の低下を引き起
こしたり様々な問題を生じる。このような不具合をなく
すために、従来かサイリスタやトライアックのような半
導体スイッチング素子を用いた半導体モータ始動装置が
採用されている。図3に従来の半導体モータ始動装置を
示す。
【0003】図3において、1乃至6は、サイリスタ等
の半導体スイッチング素子であり、三相の各相に逆並列
に接続されて三相交流モータ7に電力を供給する。9は
スタート/ストップ指令に基づいて半導体スイッチング
素子1乃至6をオンオフさせるための位相制御信号を発
生させる位相制御パターン発生回路である。このような
半導体モータ始動装置において、外部よりスタート指令
が位相制御パターン発生回路9に入力されると、位相制
御パターン発生回路9は三相交流モータへの始動時の印
加電圧が所定の特性になるように半導体スイッチング素
子1乃至6を点弧する位置制御信号パターンを発生す
る。例えば図4(a)のように三相交流モータ7への印
加電圧をスタート指令後、直線的に上昇させるように半
導体スイッチング素子1乃至6の点弧位相を変化させる
ようになっている。このように三相交流モータ7への印
加電圧を除々に増加することによって始動時の過電流を
制御している。始動終了後、半導体スイッチング素子1
乃至6は全点弧となり、三相交流モータ7への印加電圧
は三相交流電源電圧の100%電圧に等しくなる。また
ストップ指令が位相制御パターン発生回路9に入力され
ると三相交流モータ7への印加電圧は始動時と逆に減少
するように制御されるのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の半導体モータ始
動装置において、三相交流モータ7への印加電圧が三相
電源電圧の100%になる前に三相交流モータ7の回転
速度が定格速度になった場合、負荷によっては図4
(b)に示すように定格速度の近辺で回転数に振動が発
生する。この振動は、三相交流モータ7に接続された動
力系やモータ自身にも大きな機械ストレスを生じ、時に
は動力系の破損といった大問題が発生する。この振動の
生じる原因は、半導体スイッチング素子1乃至6によっ
て位相制御されたモータへの印加電圧に、多量の高調波
(電源基本周波数の第5,7,11,13…調波)が含
まれているためである。つまり三相交流モータ7は、電
源に含まれる割合が最も多い第5調波の同期速度まで回
転数を上昇しようとするが、基本波の同期速度を超える
とモータは発電機となり電源側に電力を回生してモータ
にブレーキ力が働く。モータの回転数は慣性により定格
速度以下となるが、電圧に含まれる第5調波の同期速度
まで再度上昇しようとする。以降同様の現象が繰り返さ
れ、ついにはモータへの印加電圧が電源電圧に等しくな
ったとき、つまり高調波が含まれない正弦波になったと
きに始めて回転数の振動がおさまり、定格速度での運転
で安定する。本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、モータ回転数の振動をなくすことので
きる半導体モータ始動装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体モータ始
動装置は、半導体スイッチング素子を逆並列に接続して
なる半導体交流スイッチを、三相交流電源と、三相交流
モータとの間に接続し、この三相交流モータの始動時に
半導体スイッチング素子を位相制御し三相交流モータへ
の印加電圧を変化させる半導体モータ始動装置にあっ
て、前記三相交流モータの電流を検出して始動時の初期
電流を設定する手段と、初期電流から電流の上昇率を設
定する手段及び最終のリミット電流を設定する手段を設
けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の半導体モータ始動装置によれば、三相
交流モータの電流を、設定したパターンに制御するた
め、三相交流モータが定格速度になって電流が低下する
と、設定電流を流そうと三相交流モータへの印加電圧が
上昇して交流電源電圧と等しくなるので、三相交流モー
タの回転数の振動をなくすことができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す半導体モータ
始動装置のブロック図であり、図3と同一部分には同一
符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0008】図1において、1乃至6は半導体スイッチ
ング素子、7は三相交流モータ、10乃至12は三相交
流モータ7の電流を検出する、例えばCTのような電流
検出器、13は電流検出器10乃至12の出力を整流す
る整流回路、14はローパスフィルタ、15は初期電流
設定回路、16は電流の上昇率を設定する上昇率設定回
路、17は最終の電流を設定するリミット電流回路、1
8は15乃至17の各設定回路の信号より電流基準のパ
ターンを発生する電流基準パターン発生回路、19は電
流基準パターン発生回路18からの出力irefとロー
パスフィルタ14の出力信号である電流フィールドバッ
ク神港ifとの差分から位相を決定する信号Ecを発生
させる電流制御回路、20は信号Ecより各々のサイリ
スタにゲートを発生させる位相制御回路である。
【0009】いまここで、スータト指令が電流基準パタ
ーン発生回路18と位相制御回路20に入力されると、
電流基準パターン発生回路18は図2(d)のように初
期電流設定回路15で設定された値から上昇設定回路1
6で設定された上昇率にて上昇する電流基準信号ire
fを発生する。電流検出器10乃至12で検出された信
号は整流回路13,ローパスフィルタ14を経て電流フ
ィードバック信号ifとなり、電流信号irefとの差
分△i=(iref−if)が電流制御回路19に入力
される。電流制御回路19は△iから位相制御信号Ec
を出力する。
【0010】なお、制御方法は、従来の制御技術で知ら
れている様にP制御,PI制御,PID制御等各種ある
が、ここでは単純な比例制御であるP制御について述べ
る。位相制御信号Ecはiref>ifの時(つまり基
準値よりもフィードバック量が小さい時、Ec>0が成
り立つ。逆にiref<if、つまり基準値よりもフィ
ードバック量が大きい時、Ec>0となる。
【0011】そこで、位相制御回路20は、信号Ecが
正の時に、モータ印加電圧を上昇させる様に、又信号E
cが負の時に、モータ印加電圧を下降させる様にすれ
ば、フィードバック量ifは電流基準irefと等しく
なる様に制御される。
【0012】よって、モータ電流は図2(c)の様にモ
ータ回転数が定格になるまでは電流基準通りとなる。図
2の実線は設定に対してモータの始動に要する時間が長
い場合を、点線は短い場合を示している。モータは、回
転速度が定格に近くなるとモータ電流は負荷によって決
定される電流まで低下する。電流基準は上昇中か、又は
リミット電流に固定されているので、モータ電流が低下
し始めると位相制御信号Ecは、Ec>0となり、図2
(a)の様に三相交流モータ7への印加電圧は短時間で
上昇する。つまりモータが定格速度になると三相交流モ
ータ7への印加電圧を短時間で電流電圧の100%まで
上昇させるので、三相交流モータ7への印加電圧に高調
波が含まれる期間を短くすることができ、回転数の振動
をなくすことができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明のように、本発明によれば、モ
ータ電流を電流基準に等しくなる様に制御できるので、
モータ電流が電流基準より小さくなった時点でモータへ
の印加電圧が速やかに電源電圧と等しくなり、高調波の
発生する期間を短くできモータ回転の振動によるモータ
や負荷動力系に与える機械的ストレスをなくすことがで
きる。又モータ電流を直線的に上昇させる様にしたの
で、極めて滑らかな始動が可能となるだけでなく、初期
電流や電流の上昇率,リミット電流が個別に設定できる
ので負荷に最も適した始動をさせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す半導体モータ始動装置
のブロック図
【図2】本発明による半導体モータ始動装置の動作を説
明する波形図を示し、(a)はモータ印加電圧の波形
図、(b)はモータ回転速度の波形図、(c)はモータ
電流の波形図、(d)は電流基準の波形図
【図3】従来の半導体モータ始動装置のブロック図
【図4】従来の半導体モータ始動装置の動作を説明する
波形図
【符号の説明】
1乃至6は半導体スイッチング素子、7は三相交流モー
タ、10乃至12は電流検出器、13は整流回路、14
はローパスフィルタ、15は初期電流設定回路、16は
上昇率設定回路、17はリミット電流設定回路、18は
電流基準パターン発生回路、19は電流制御回路、20
は位相制御回路を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体スイッチング素子を逆並列に接続
    してなる半導体交流スイッチを三相流電源と三相交流モ
    ータとの間に接続し、この三相交流モータの始動時に半
    導体スイッチング素子を位相制御し、三相交流モータへ
    の印加電圧を変化させる半導体モータ始動装置におい
    て、前記三相交流モータの電流を検出して始動時の初期
    電流を設定する手段と、初期電流から電流の上昇率を設
    定する手段及び最終のリミット電流を設定する手段を設
    けたことを特徴とする半導体モータ始動装置。
JP25963292A 1992-09-29 1992-09-29 半導体モータ始動装置 Pending JPH06113574A (ja)

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JP25963292A JPH06113574A (ja) 1992-09-29 1992-09-29 半導体モータ始動装置

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JP25963292A JPH06113574A (ja) 1992-09-29 1992-09-29 半導体モータ始動装置

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JPH06113574A true JPH06113574A (ja) 1994-04-22

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ID=17336770

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25963292A Pending JPH06113574A (ja) 1992-09-29 1992-09-29 半導体モータ始動装置

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JP (1) JPH06113574A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100397565B1 (ko) * 2001-01-16 2003-09-13 엘지산전 주식회사 다기능 하이브리드 개폐기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100397565B1 (ko) * 2001-01-16 2003-09-13 엘지산전 주식회사 다기능 하이브리드 개폐기

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