JPH06113074A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH06113074A
JPH06113074A JP4258205A JP25820592A JPH06113074A JP H06113074 A JPH06113074 A JP H06113074A JP 4258205 A JP4258205 A JP 4258205A JP 25820592 A JP25820592 A JP 25820592A JP H06113074 A JPH06113074 A JP H06113074A
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Yasumichi Suzuki
康道 鈴木
Mitsuru Kurita
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バーコードに基づく画像処理を確実に行う。 【構成】 画像を読み取るための画像読取手段(21
0)と、装置固有の情報を示すパターンを表示する部材
と、前記画像読取手段により前記部材に表示されたパタ
ーンが正常に読み取られたか否かを解析する解析手段
(CPU111)とを有し、前記解析手段による解析結
果に従って、装置を制御することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理装置に関し、
特に再生画像情報に、特定の情報を付加する画像処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機個々の機体番号情報を本体
に内蔵して、その情報をもとに、例えばオンライン化し
た時のID情報としてサービス性を向上させたり、ある
いはその機体番号をもとに、出力画像に対して、どの装
置から出力されたのかが判別できる様なパターンを付加
するパターン付加回路を通して変調処理を施し、例えば
紙幣等の偽造が行われた時の装置を追跡できる様な構成
の複写機が、本出願人により提案されている。
【0003】この機体番号の情報は、例えば複写機本体
内の基板上に機体番号の書かれたROMを装着し、CP
Uがその情報を読み出して処理したり、あるいは画像読
み取りセンサーから読める位置に例えばバーコードを設
け、センサーによりバーコード情報を解析して機体番号
を得るといった構成が考えられる。しかし前述したRO
Mに個々の機体番号を記憶させても、その基板自身を交
換してしまえば、本体との関連性が無くなり管理しずら
いことやコスト面でも割高となり、バーコードによる構
成が有利となり、コピー時に、前処理として、バーコー
ドを読み取る技術が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、こ
の様に複写する毎にバーコードの読み取り処理を行って
いると、動作及び解析に時間がかかり、ファーストコピ
ーが長くなるという欠点があった。
【0005】また、バーコードを読み取る際、センサー
とバーコードの光路上にゴミ等が付着してコピー毎に読
み取り動作を行うとバーコードの情報が正確に読めない
といった欠点も生じる。
【0006】更に、センサーを停止させてバーコード上
を長時間、照射して読み取り処理を行うと、退色等の問
題が発生して精度良く読めないといった事も生じてく
る。
【0007】そこで本発明は、バーコードに応じた画像
処理を確実に行うための画像処理装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題を解決
するため、本発明の画像処理装置は、画像を読み取るた
めの画像読取手段と、装置固有の情報を示すパターンを
表示する部材と、前記画像読取手段により前記部材に表
示されたパターンが正常に読み取られたか否かを解析す
る解析手段とを有し、前記解析手段による解析結果に従
って、装置を制御することを特徴とする。
【0009】また、画像を読み取るための画像読取手段
と、装置固有の情報を示すパターンを表示する部材と、
前記画像読取手段により読み取られた前記パターンを記
憶する記憶手段とを有し、前記記憶手段は、装置の電源
ONに応じて前記パターンを記憶することを特徴とす
る。
【0010】また、複数の光電変換素子がアレイ状に並
んだ光電変換手段と、前記光電変換素子のばらつきを補
正するための基準板と、装置固有の情報を示すパターン
を表示する部材と、前記基準板及び前記部材を前記光電
変換手段により変換して得られた電気信号に応じて、前
記装置固有の情報を抽出することを特徴とする。
【0011】
【実施例】以下の本発明の実施例では、上記欠点に鑑
み、装置の固有情報を示すバーコードと、前記バーコー
ドを読み取る為の読み取り手段、読み取られたバーコー
ド情報から装置の固有情報に変換する為の変換手段、前
記バーコードが印刷されているバーコード紙の貼られて
いる位置情報を検出するための位置検出手段、前記固有
情報及び位置情報を記憶するための記憶手段、画像信号
に対して前記固有情報を重畳する為の重畳付加手段を有
する装置において、画像信号に重畳付加する際の情報と
して、その都度バーコードをコピー毎に読み込むのでは
なく、前記記憶手段に記憶された情報を用いる様にして
いる。
【0012】(第1の実施例)以下、好ましい実施例に
基づき、本発明を詳細に説明する。
【0013】以下の実施例では本発明の適用例として複
写機の例が示されるが、これに限るものではなく、他の
種々の装置に適用できることはもちろんである。
【0014】<装置概観>図2に、本発明の第1の実施
例の装置概観図を示す。図2において、201はイメー
ジスキャナー部であり、400dpi(dots/in
ch)の解像度で原稿を読み取り、ディジタル信号処理
を行う部分である。また、202はプリンタ部であり、
イメージスキャナー201によって読み取られた原稿画
像に対応した画像を400dpiの解像度で用紙にフル
カラーでプリント出力する部分である。
【0015】イメージスキャナー201において、20
0は鏡面圧板であり、原稿台ガラス(以下プラテン)2
03上の原稿204は、ランプ205で照射され、ミラ
ー206、207、208に導かれ、レンズ209によ
って、3ラインセンサ(以下CCD)210上に像を結
び、フルカラー情報レッド(R)、グリーン(G)、ブ
ルー(B)成分として信号処理部211に送られる。な
お、205、206は速度vで、207、208は速度
1/2vでラインセンサの電気的走査(主走査)方向に
対して垂直方向に機械的に動くことによって、原稿全面
を走査(副走査)する。
【0016】信号処理部211においては、読み取られ
た画像信号を電気的に処理し、マゼンタ(M)、シアン
(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各成分に
分解し、プリンタ部202に送る。また、イメージスキ
ャナ201における一回の原稿走査につきM、C、Y、
Bkのうちひとつの成分がプリンタ部202に送られ、
計4回の原稿走査によって、一回のプリントアウトが完
了する。
【0017】イメージスキャナ部201より送られてく
るM、C、Y、Bkの各画像信号は、レーザードライバ
ー212に送られる。レーザードライバー212は、送
られてきた画像信号に応じ、半導体レーザー213を変
調駆動する。レーザー光は、ポリゴンミラー214、f
ーθレンズ215、ミラー216を介し、感光ドラム2
17上を走査する。
【0018】218は回転現像器であり、マゼンタ現像
部219、シアン現像部220、イエロー現像部22
1、ブラック現像部222より構成され、4つの現像部
が交互に感光ドラム217に接し、感光ドラム上に形成
された静電現像をトナーで現像する。
【0019】223は転写ドラムであり、用紙カセット
224または225より供給される用紙をこの転写ドラ
ム223に巻付け、感光ドラム上に現像された像を用紙
に転写する。
【0020】この様にしてM、C、Y、Bkの4色が順
次転写された後に、用紙は、定着ユニット226を通過
して、トナーが用紙に定着された後に排紙される。22
7は原稿に対して移動可能な光学系、、228は後述の
バーコード紙、229はシェーディング用標準白板であ
る。
【0021】<イメージスキャナ>図1にイメージスキ
ャナ部201のブロック図を示す。
【0022】210はそれぞれR(210ー1)、G
(210ー2)、B(210ー3)、の分光感度特性を
持つCCDセンサで、101でA/D変換及びS/H
(サンプルホールド)された後にそれぞれ8ビット出力
0〜255の信号が出力される。さらに102にてシェ
ーディング補正及び黒補正がなされる。
【0023】このシェーデイング補正部は、RGB各色
成分毎の補正用RAMを内部に持っており、このセンサ
ー出力の各画素単位の情報は、この補正用RAMからC
PU111が取り込められるように構成されている。
【0024】103はつなぎ補正部であり、数ラインの
ラインメモリで構成される。これは本実施例において用
いられるR、G、Bのラインセンサ210ー1〜3は一
定の距離を隔てて並列に配置されているため、R信号及
びG信号を遅延させ、その空間的ずれを補正するための
ものである。104は入力マスキング部であり、NTS
C信号への補正が行われる。105は、LOG変換部で
あり、輝度信号から濃度信号へ変換する。106は公知
のマスキング及びUCR(下色除去)回路で、入力され
たRGBの3信号より、出力のためのマゼンタ(M)、
シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各
信号がCCDセンサ210による各読み取り動作(走
査)ごとに面順次に所定のビット長(例えば8ビット)
で出力される。107は公知の変倍処理回路でここでは
主走査方向の変倍が行われる。具体的なハード構成とし
ては、例えばFIFOのライトイネーブルを間引くこと
により、縮小され、又リードクロックを間引くことによ
り拡大が行われる。又副走査方向の変倍は光学的に行な
われる。108はγ補正部で例えばROMやRAMで構
成される。109はMTF補正回路で、エッジ強調又は
スムージングが行なわれる。110はパターン付加回路
であり、後述のように複写画像に人間の目では識別でき
ないパターンをイエロー信号に対して付加する部分であ
る。
【0025】111は全体の制御を司るCPU、112
はCPU111のプログラムを格納するROM、113
はCPU111のワーク領域として用いられるRAM、
114はコピースタート等を指示する操作部、115は
所定の表示を行なうべく操作部114に設けられた表示
パネル(液晶パネル)、116は原稿を照射するための
ハロゲンランプである。
【0026】<パターン付加回路>図3はパターン付加
回路の構成を示すブロック図である。同図において、3
01は副走査カウンタ、302は主走査カウンタであ
り、303はルックアップテーブルRAM(以下「LU
T」という)、304はANDゲート、305はフリッ
プフロップ、306はインバータ、307はANDゲー
ト、308はレジスタ、309はANDゲート、310
は加算器である。
【0027】ここで、副走査カウンタ301では主走査
同期信号HSYNCを、主走査カウンタ302では画素
同期信号CLKをそれぞれ7ビット巾、即ち128周期
で繰り返しカウントする。更に、LUT303は付加さ
れるべきパターンが保持されているランダムアクセスメ
モリ(以下、「RAM」という)であり、副走査カウン
タ301、主走査カウンタ302それぞれのカウント値
の下位5ビットから最下位ビットを除いた4ビットずつ
が入力される。LUT303の出力は、1ビットのみが
参照され、この1ビットはANDゲート304によっ
て、主走査カウンタ301および副走査カウンタ302
の上位2ビットずつと論理積をとられる。この結果は、
フリップフロップ305にてCLK信号で同期をとら
れ、ANDゲート307において、2ビットのCNO信
号“0”およびCNO信号“1”の両方と論理積をとら
れた後に、ANDゲート309に送られる。CNOφ、
CNO1はいずれも図示しないCPUによって設定さ
れ、M→(φ、φ)、C→(φ、1)、Y→(1、
φ)、K→(1、1)がそれぞれセットされる。ここで
CNO=2、即ち現在イエローでプリントされている場
合にのみに有効な信号が生成される。
【0028】ここで、付加するパターンのレベル(変調
量)は、予めCPU111によりレジスタ308に格納
セットされており、ANDゲート309で、CNO=2
のとき(イエロー面のとき)にのみ、有効となって、画
像データVに、加算器310で加算される。
【0029】尚、付加パターンは、人間の目で識別し難
い様に、イエローのトナーのみで付加されるが、これは
人間の目がイエローのトナーで描かれたパターンに対し
て識別能力が弱いことを利用したものである。
【0030】図4は第1の実施例による付加パターンを
説明する図である。
【0031】LUT303には、図4に示すようなドッ
トパターン、すなわち付加パターンが保持されている。
図4中の1マスがLUT303中に保持されている1ビ
ットに相当し、白のところは0、黒のところは1を表わ
す。また、左右方向がアドレス下位4ビット、上下方向
がアドレス上位4ビットに相当し、256ビットで付加
パターンを構成する。図4左のアドレス上位4ビットが
0のライン(最上段の1ライン)は基準位置を表わすマ
ークである。また、図4左で網をかけてある、アドレス
上位4ビットが2、3および8,9,E,Fの6ライン
はドットをのせるラインで、2ラインごとに用いる。こ
の各2ラインは図4の右に示すように2x2ビットのド
ットを決められた箇所に1つあるいは2つ打つことによ
り、16通りの情報を表わす。すなわち、各2ラインが
4ビットの情報を表わす。この2ラインがマークの下に
3本あるので合成12ビットの情報を表わすことが出来
る。各2ラインを接近させず、離してあるのは、例えば
「BBB」や「123」のようにドット配置の2ライン
が連続した場合に、ドットが縦や斜めにつながってしま
って付加パターンが目立ってしまうのを防ぐためであ
る。
【0032】図3に示されるLUT303には、CPU
(図示せず)から書き込むことが出来るように設けられ
ており、複写機を特定できる情報等の様に、複写書類の
出所を特定するための情報が付加パターンのデータに変
換された状態で書き込まれる。
【0033】また、図3の主走査カウンタ302および
副走査カウンタ301の再開1ビットを除いたデータが
LUT303へ入力されるため、LUT303上の1ビ
ットが複写物上では2x2の4画素に対応する。これ
は、本実施例のプリンタ部202において、画像領域に
おける、例えば、公知の200ライン処理を行なってい
るため、1画素単位のパターン付加では読み取りにくく
なる場合があるためである。
【0034】<複写結果>図5は第1の実施例による複
写結果の一例を示す図であり、図6は第1の実施例によ
る効果を説明する図である。
【0035】まず図5において、501は付加されたパ
ターンであり、LUT303に保持されている内容が画
像として付加される。図5に示す例では、“3FC”を
意味するパターンが人間の目には識別し難いように、3
2画素x32画素のパターンで付加され、主走査128
画素、副走査128ラインごとに繰り返される。そこ
で、これを機械固有の製造番号もしくは、製造番号を符
号化したパターンとしておくことで、複写物を鑑定する
ことで、複写した装置を限定することができる。
【0036】更に、本実施例においては、パターンを付
加するピッチを主走査128画素(またはライン)ごと
としているが、本実施例では400dpi(dot/i
nch)の解像度であるので、約8mmごとにパターン
を付加することになる。これは、付加パターンを読み取
りやすい紙幣の透かしや周囲の余白などに確実にのる間
隔である。
【0037】以上説明した付加パターンを用いる方法で
は、図6の(b)に示すように、数値などをそのままの
形で用いて画像信号を変調するという方法よりも、本実
施例の様に、図6の(a)に示す様なパターンを用いる
方法であれば、変調する画素の数を減らして、付加パタ
ーンをより目立たなくすることが可能である。
【0038】以上説明した様に、第1の実施例によれ
ば、複写物のなかに装置などを限定するために特定の付
加パターンを、位置の基準を表わすマークと一つ以上の
ドットからなるパターンとで複写物に記録することで、
変調を加える画素数が減少され、上記付加パターンをよ
り目立たなくしたため、画質劣化の低減が可能である。
さらに、付加パターンをドットの配置のパターンに変換
することは一種の暗号化であるため、このパターンを第
3者に意図的に操作されにくいという効果もあわせ持
つ。
【0039】図8は、バーコードの読み取り処理を行な
う為のフローチャートである。S200でハロゲンラン
プを点灯し、S201で標準白板(シェーディング板)
のデータをCPU115のワークRAM113に記憶す
る。これは回路構成上、シェーディング補正された後の
データが読めないためで、CCD111による演算でソ
フト的にシェーディング補正ができる様に、一時記憶す
るものである。S202では、バーコード用紙の貼られ
ている原稿台上の位置に光学系227(図2)を移動さ
せて、S203でバーコード情報をシェーディング補正
部102内部のシェーディングRAMに取り込み、S2
01でRAM113に記憶されたシェーディング補正デ
ータをもとに、S204でCPU111の演算によるソ
フトシェーディング補正を行なう。ここで本実施例で
は、この得られたバーコードの情報をより正確に解析で
きる様、S203、S204を8回くり返してCPU1
11のワークRAM113に加算し、平均値を算出して
これをバーコード情報としている。次にS205では、
S204で得られたR、G、Bの色成分で表わされるバ
ーコード情報からR、G、Bの平均値を画素毎に演算し
て濃度信号を作り、これを2値化してそれぞれ白黒の巾
を算出して実際の数値データに変換する。
【0040】本実施例では一般的に使用されているCO
DE39のフォーマットを用いており、S206では、
このフォーマットエラー、及びスタート/ストップキャ
ラクタであるアスタリスクの有無等の判定を行ない、O
Kであれば次の処理に行く。エラーであれば、例えば読
み込んだバーコードにゴミがついていた、あるいはバー
コードの印字部がこすれ等でうすくなったりしている可
能性もあるため、原稿台上に貼られているバーコードの
有効領域内で光学系ユニットCCDラインセンサーのラ
インの垂直方向(副走査方向)に移動させて(S21
5)、別の位置でのバーコードを読む様にS203へと
戻り、再度バーコードの読み取り処理を行う。
【0041】ここでS213ではリトライの回数Nをチ
ェックして(本実施例では8回)ある回数以上行っても
エラーが発生した時S214のエラーへ行き、操作部
114の表示パネル115にそのエラーメッセージを出
す。
【0042】S206のエラーチェックがOKであれ
ば、S207でパリティーチェックを行う。本実施例で
は、バーコードの各キャラクター(0〜F)を構成する
数値は、ある演算処理が施されており、その情報からは
すぐ機体番号がわからない様になっている。この読み込
まれたバーコード情報から逆演算を行い、得られた数値
の最終コードがパリティーコードになっているため、そ
のパリティーチェックを行い、パリティーエラーが発生
すれば、S212のエラーへ行き、表示パネル115
にそのエラーメッセージを表示する。
【0043】次にパリティーチェックがOKであれば、
S209に行きバーコード紙の貼られている紙の位置情
報を、電池117によりバックアップされたRAM11
3に、その情報をセーブする。次にS210で、読み込
んだバーコードのデータそのものをバックアップされた
RAM113にセーブする。更にS211でS210の
生データから逆演算を施しパリティービットを除いた本
体のシリアル番号を同様にバックアップする。最後にS
216でバーコードデータを表示パネル115に表示
し、サービスマンが、装置固有の番号を確認できるよう
にする。以上でバーコードの読み取り処理が終了する。
【0044】尚、前述したバーコード情報の読み込み動
作は、いわゆるサービスモードでのみ行われ、一般ユー
ザーは操作できない様になっている。又この読み込み動
作は、操作者(サービスマン)が特に意識して行うもの
でなく、本実施例では図7に示す様にサービスモードの
DOCーBLEV処理を行った後に、自動的に起動され
る様になっている。このS101のDOCーBLEV
は、原稿台上に白基準となるコピー用紙を置き、そのR
GBのセンサー出力を検出し、それぞれのピーク値があ
る範囲に入る様にするゲイン調整で、これはハロゲンラ
ンプ、センサー、CPUボード(前記バーコード情報を
記憶しているRAM113が置かれているボード)が交
換された時に、サービスマンが実行させるものである。
つまり前記読み取りに影響を与える様な部品が交換され
た時、自動的にバーコード情報の読み取り処理が実行さ
れる様になっている。
【0045】図9は通常プリント動作時のフローチャー
トである。
【0046】S300では、複写機本体の電源が投入さ
れてから始めてのプリント動作であるかのチェックを行
う。これは本発明の目的の1つでもある。バーコードの
解析時間をなるべく少なくする為で、バーコードの解析
を電源投入後一回のみ行うようにすれば、電源を入れた
ままでバーコードの内容を変えられても、それ以前の情
報はバックアップRAM113に記憶されており、その
情報がパターン付加回路に設定される為、出力サンプル
からの機体番号の解析は可能となる。
【0047】S300の判定がYESならば、次にS3
01でスキャナ動作が伴うプリント動作か否かの判定を
行う。本実施例では、光学系ユニットを原稿に対して移
動させながら出力する通常の複写動作と、不図示の外部
にイメージメモリを持った外部装置から画像情報を出力
する動作とがあり、後者の場合は、イメージリーダのハ
ロゲンランプを点灯してCCDで読み取るスキャン動作
を行われないので、バーコードの解析処理は行わない様
にしている。
【0048】S301でスキャン動作有りのときは、S
302のバーコード紙の有無をチェックする。これは、
サービスモードでのバーコード読み取り処理と同様に、
光学系ユニットをバーコードの貼られている位置に移動
し、シェーティング補正部102の内部のシェーディン
グRAMにそのデータを取り込む。このバーコード紙の
貼られている部材は、全面黒で塗装されており、もしバ
ーコード紙が貼られていない時は、シェーディングRA
Mのデータは全て黒となり、バーコード紙が無いと判定
される。又、シェーディングRAMに白情報が検出され
た時、そのアドレスと一番最後の白から黒に変化した時
のアドレスが、前述したサービスモードでのバックアッ
プされた紙座標位置と同じかどうかのチェックを行う。
これは貼られた位置がずれていないかの判定となり、S
303のバーコード紙が無い、S304のバーコード紙
の位置が異ると判定された時、S308のエラーに飛
び、コピー動作を中止してその意味を示すメッセージ表
示を操作部114の表示パネル115に出力する。つま
りここでは、バーコードの数値解析を行なわず、単純に
紙があるか無いかの判断と、その貼られている座標値の
みをチェックし、解析時間の短縮化を図っている。
【0049】次にS304でYESと判定されたなら
ば、あるいはS300の2回目以降のスキャン動作を伴
うプリント動作か、あるいはスキャン動作を伴わないプ
リント動作の時、S305に行き、サービスモードで記
憶されたバーコード情報のパリティーチェックを行な
う。これはバックアップの内容が破壊または何らかの原
因で書き変えられたかのチェックを行なうもので、S3
06でエラーであればS309のエラーに行きそのエ
ラーメッセージを出す。S306がOKであれば、機体
番号であるシリアルNoをパターン付加回路に設定し、
通常の複写動作シーケンスへと行く。通常の複写動作シ
ーケンスにおいては、シェーディング補正部102は、
通常のシェーディング動作を行う。
【0050】(第2の実施例)前記第1の実施例ではパ
ターン付加回路に機体番号そのものを設定し、画像変調
したが、もしこの画像から第3者が機体番号を解析し
て、悪用する場合も想定されるので、このパターン付加
回路には、機体番号に演算処理を施した、つまりバーコ
ードそのものの情報を直接設定しても良い。
【0051】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、バーコー
ドにもとづく画像処理を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】イメージスキャナ部201のブロック図。
【図2】本発明の実施例の装置概観図。
【図3】パターン付加回路の構成を示す図。
【図4】付加パターンを説明する図。
【図5】複写結果の一例を示す図。
【図6】付加パターン例を示す図。
【図7】サービスモードのフローチャート。
【図8】バーコード読取処理のフローチャート。
【図9】プリント動作のフローチャート。
【符号の説明】
228 バーコード 110 パターン付加回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を読み取るための画像読取手段と、 装置固有の情報を示すパターンを表示する部材と、 前記画像読取手段により前記部材に表示されたパターン
    が正常に読み取られたか否かを解析する解析手段とを有
    し、 前記解析手段による解析結果に従って、装置を制御する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 画像を読み取るための画像読取手段と、 装置固有の情報を示すパターンを表示する部材と、 前記画像読取手段により読み取られた前記パターンを記
    憶する記憶手段とを有し、 前記記憶手段は、装置の電源ONに応じて前記パターン
    を記憶することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 複数の光電変換素子がアレイ状に並んだ
    光電変換手段と、 前記光電変換素子のばらつきを補正するための基準板
    と、 装置固有の情報を示すパターンを表示する部材と、 前記基準板及び前記部材を前記光電変換手段により変換
    して得られた電気信号に応じて、前記装置固有の情報を
    抽出することを特徴とする画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010193171A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取装置

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