JPH0611284A - 可変伝導ヒートパイプ強化 - Google Patents

可変伝導ヒートパイプ強化

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JPH0611284A
JPH0611284A JP3132268A JP13226891A JPH0611284A JP H0611284 A JPH0611284 A JP H0611284A JP 3132268 A JP3132268 A JP 3132268A JP 13226891 A JP13226891 A JP 13226891A JP H0611284 A JPH0611284 A JP H0611284A
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • F28D15/06Control arrangements therefor

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内部要素、ベローズ調節式磁気エクイプメン
トその他、従来使用されてきた複雑な配列構成の如き任
意の外部制御機構を必要とすること無くヒートパイプに
設計上の柔軟度を提供すること。 【構成】 断面積”a”を有する制限体26がヒートパ
イプ10の内側に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にヒートパイプの伝
導に関する。
【0002】
【従来技術】ヒートパイプは、ある位置の熱を僅かに温
度勾配を持たせて他の位置へと伝達するためのデバイス
である。ヒートパイプはロスアラモス科学研究所の科学
者が1964年にその作動原理を最初に発表して以来、
多くの分野に於て様々な用途が見出されて来た。197
6年にマッグローヒル社から出版された”ヒートパイプ
セオリーアンドプラクティス”と題する本にはヒートパ
イプに関する情報が提供される。この本のセクション1
−2及び1−3は、夫々ヒートパイプ作動液及び吸引構
造をカバーしている。セクション1−4はヒートパイプ
の制御技術をカバーしていることから、ここでの主たる
関心事項とされる。前記セクション1−4に述べられて
いるように、ヒートパイプには特別の作動温度はない。
ヒートパイプはその温度を熱源及びヒートシンク状況に
応じて調節するのである。多くの場合、ヒートパイプの
ある部分の温度を、熱源及びヒートシンクコンディショ
ン(可変伝導ヒートパイプ)の変動中でさえも設定温度
に維持することが望ましい。そのための主たる制御方策
は4つに分類され得る。即ち、(1)非凝縮ガスによる
凝縮器の閉塞(ガス−負荷型ヒートパイプ)、(2)過
剰の作動液による凝縮器フラッディング(過剰−液型ヒ
ートパイプ)、(3)蒸気流れ制御(蒸気−流れ調整型
ヒートパイプ)そして、(4)液体流れ制御(液体−流
れ調整型ヒートパイプ)である。ハドソンプロダクツコ
ーポレーションは現在、ボイラー内の熱回収用途のため
のヒートパイプエアヒーターを販売している。ガス−負
荷型の可変伝導ヒートパイプをハドソンのエアヒーター
に使用することが提案されて来た。ガス−負荷型ヒート
パイプは、ヒートパイプ表面での酸の凝縮を最小化或い
は排除する表面温度制御のための受動的技法として使用
されるものである。これに関連して為された研究によれ
ば、ガス−負荷型ヒートパイプはこの用途に使用可能で
はあるがしかし、代表的な内径1.77インチ(約4.
5センチ)のヒートパイプのためには9.7インチ(約
24.6センチ)もの長さのガスリザーバーが必要であ
ることが示された。米国特許第3,812,905号に
記載されるヒートパイプは、磁気作動液及び磁性部材が
使用され、これらがウイック及び蒸気通路帯域における
密閉シールを構成している。この方式では、ヒートパイ
プ内側で長手方向に沿って前記磁性部材をある場所に位
置決めすることによってヒートパイプ制御作動温度及び
圧力を提供するために、凝縮器長さが可変とされる。斯
くして、ヒートパイプの凝縮器部分における有効長さが
調整される。米国特許第3,933,198号は熱伝達
デバイス(ヒートパイプ含む)に関するものである。こ
こでは容器内の非凝縮性ガスの圧力を変化させる可動プ
ラグの使用が開示される。その改良具体例には熱伝達デ
バイスに於て比較的小型の可撓性の容器が含まれる。こ
の可撓性の容器にはある種の流体が外側から充填されそ
れによって容器の体積が変化され、従って非凝縮性のガ
スの圧力が変化される。米国特許第4,403,651
号及び第4,345,642号にはヒートパイプに関す
る従来技術が例示される。米国特許第4,403,65
1号のヒートパイプでは、密封シールされた残留ガス収
集容器がそのインナーチャンバー内に設けられている。
狭幅のチューブが凝縮物をこの残留ガス収集容器へと移
送する。米国特許第3,614,981号にはヒートパ
イプ内部に於ける制限体が記載される。本発明はガス−
負荷型ヒートパイプに関するものである。この形式のヒ
ートパイプでは通常運転中、ヒートパイプはその長さの
殆どに作動液が充填され、一方の端部には窒素の如き非
凝縮物が存在する。ボイラー用途に於てはデバイダープ
レートが、加熱するべき流入エアーと既存の煙道ガスと
を分ける。煙道ガスからの熱によってヒートパイプ中の
作動液が気化する。前記作動液はヒートパイプを上昇し
てヒートパイプの作動長さ部分に沿って凝縮し流入エア
ーに熱を伝達する。ガス−負荷型ヒートパイプの設計に
際しては、凝縮器の作動長さ部分に対する非凝縮性ガス
体積の関係を調整する必要がある。しかし、通常の設計
でこの調整のために設計者が為し得ることはヒートパイ
プを長くするか或いはガスリザーバーの断面積を大きく
するかの何れかを選択することに限られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ベローズ調節式の磁気
エクイプメントその他、従来使用されてきた複雑な配列
構成の如き任意の外部制御機構を必要とすることなくヒ
ートパイプ設計上の融通性を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明ではヒートパイプ
の内側に固定式の制限体が追加される。この制限体によ
って、設計者はヒートパイプの作動長さ部分及び非凝縮
性ガス体積間の関係を最適化することが可能となる。本
発明の前記制限体は中心をずらして位置付けし得、任意
の幾何形状或いは断面を有し得、またその内部に、蒸気
流れ及び凝縮器内での凝縮を最適化するための流路を有
し得る。前記制限体はヒートパイプ内部に取り付けられ
且つ任意の定着式構造体によって然るべく保持される。
【0005】
【実施例】特に図1を参照するに、従来型のヒートパイ
プの作動が例示されている。図1には通常作動における
ガス−負荷型ヒートパイプが示される。ヒートパイプ1
0はその長さの殆どに渡り作動液12が充填され、一端
には非凝縮性のガス14が存在している。デバイダープ
レート16が、加熱するべきエアーと流動する煙道ガス
とを分けている。煙道ガスからの熱Qがヒートパイプ1
0内の作動液12を気化させる。この作動液はパイプを
(図1で右側に)上昇しヒートパイプ作動長さ部分L3
(作動長さ部分)に沿って凝縮する。これがヒートパイ
プ内の熱をエアーよりも高温に保ちそれにより熱Qはエ
アーに伝達せしめられる。
【0006】作動液は最高温度に於て体積が最大とな
る。こうした状況ではヒートパイプの凝縮器部分は長さ
L1を占有し、非凝縮性のガスはガスリザーバー長さ部
分L2を占有する。このガスリザーバー長さ部分L2は
通常、熱交換器壁22によってエアー流れから離隔され
る。ヒートパイプ10はデバイダープレート16及び熱
交換器壁22を貫いて伸延し、通常はその底部が熱交換
器壁24によって境界付けられる。
【0007】ヒートパイプの作動液温度が、負荷の減少
或いは流入エアー温度の低下と共に低下すると不活性ガ
スが膨張する。凝縮器長さ部分L1は凝縮器作動長さ部
分L3へと減少され、それによって熱伝達表面領域が減
少される。ガス−負荷型ヒートパイプの設計に当っては
凝縮器作動長さ部分に対する非凝縮性ガス体積の関係を
調整する必要がある。図1に示されるようなヒートパイ
プに於ては、ヒートパイプ作動長さ部分の変化量ΔLと
非凝縮性ガスの体積の変化量ΔVとは以下のような関係
にある。 ΔL=ΔV/A−−−−(1) ここでAはヒートパイプ10の内側断面積である。通常
の設計では該内側断面積A及び凝縮器作動長さ部分L3
は別の基準によって決定される。設計者は次で、必要と
される体積の変化量ΔVを前記式を使用して決定する。
そして、ヒートパイプのための温度及び圧力状況と望ま
しい体積変化とを共に使用して必要なガスリザーバーの
体積が決定される。設計者がこの点に関し為し得るの
は、ヒートパイプを長くするか或いはガスリザーバーの
断面積を大きくするかを選択することだけである。
【0008】本発明に従えば、断面積”a”を有する制
限体がヒートパイプの内側に取り付けられる。図2には
図1のヒートパイプ10と同じ状況でのヒートパイプ1
0が示されるが、図2のそれには制限体26が追加され
ている。制限体26によって前記式(1)は次の式
(2)のように変更される。 ΔL=ΔV/(A−a)−−−(2)
【0009】ΔL及びΔV間の関係を最適化するため
の、”a”に対する長さを選択可能である。制限体26
はスチールピンの毎き少直径の固定索によってヒートパ
イプ10の端部キャップに付設された状態で示される。
制限体26はスチールプラグ或いはスチールロッドとし
得る。本発明はガス−負荷型ヒートパイプの製造上の融
通性を一段と向上させる。この融通性が、より小型の熱
交換器を使用しての同一の熱負荷或いは同一サイズの熱
交換器を使用してのより高い熱負荷の適用を可能とす
る。この融通性の効果を以下に例示する。ガスリザーバ
ーの必要長さを低減し得る。例えば、制限体26として
ヒートパイプ10の断面積の半分の断面積を有するロッ
ドが使用された場合はガスリザーバーの長さを半分に出
来る。これは、熱交換器の外側寸法ヒートパイプの長さ
によって決定されることから重要である。寸法上のこう
した減少は、熱交換器の製造コスト及び改装の可能性に
対し著しく大きい影響を与える。
【0010】ガスリザーバーの直径もまた減少可能であ
る。例えば、その断面積がヒートパイプのそれの半分で
あるロッドを使用した場合はガスリザーバーの直径を3
0%減少可能である。これは、ヒートパイプの端部に大
直径のガスリザーバーがあることによって、構成状及び
組み立てが複雑化されまた熱交換器のために可能なピッ
チの範囲が制限され得ることから重要である。
【0011】制限体の長手方向に沿った断面積を、作動
状況に対する非−直線的応答を与えるために変更可能で
ある。例えば、仮に、図2に示される一定直径の制限体
26を図3に示されるような切頭円錐形状の制限体27
と置き換え、その頂部29が熱交換器壁22にそして底
部31がデバイダープレート16側となるようにすれ
ば、非凝縮性ガスの体積変化によって、凝縮器長さ部分
は凝縮器作動長さ部分の減少に従ってより大きく変化す
る。これは、非凝縮性ガスの体積及び凝縮器長さ部分間
の関係を最適化可能となることから重要である。本発明
の他の利点は、制限体がヒートパイプの内側に取り付け
られるということである。これによりヒートパイプは突
起物を有さず、従って使用者に対する取り扱上の問題を
生じない。
【0012】制限体は、中心をずらして位置付けし得、
任意の断面形状の幾何寸法を有し得、またその上或いは
内部に凝縮器における蒸気の流れ及び凝縮を最適化する
ための流路を具備し得る。制限体及び索は作動液及びそ
の他のヒートパイプ材料と相容性を有する任意の材料か
ら作成し得る。制限体はヒートパイプ内部に取り付け得
且つ任意の確立された方法によって然るべく保持され得
る。本発明は固定式の単一の制限体を凝縮器の端部内部
に位置決めすることによって設計上の融通性を提供す
る。また本発明はヒートパイプ内に可動の要素を必要と
せず、ベローズ調節式の磁気エクイプメントその他、従
来使用されてきた複雑な配列構成の如き任意の外部制御
機構を必要とすることがない。
【0013】図4は、標準型及び温度制御型(可変伝導
型)の夫々のヒートパイプに対する全負荷でのヒートパ
イプ作動温度を比較したグラフである。温度制御型ヒー
トパイプでは最初の3列の蒸発表面温度の酸露点温度即
ちADPT以下への降下が防止されている。図5は類似
の、しかし低負荷での標準型及び温度制御型ヒートパイ
プに対するヒートパイプ作動温度を比較したグラフであ
る。低負荷に於ては温度制御型ヒートパイプでは最初の
4列の蒸発表面温度のADPT以下への降下が防止され
ている。こうした代表的なサイジング分析により、温度
制御型ヒートパイプは代表的な大型のエアヒーター用途
のための作動温度を酸露点温度以下に降下させないよう
にするために使用可能であることが示された。これを達
成するために長さ9.7フィート(約2.9メートル)
のガスリザーバーをヒートパイプの端部に追加するとヒ
ートパイプの長さは32.24フィート(約9.7メー
トル)ではなく41.94フィート(約12.6メート
ル)もの長さとなる。しかしながら本発明に従い外径
1.676インチ(約4.25インチ)の中実のロッド
をヒートパイプの内側に配置すれば、ガスリザーバーの
長さは1フィート(約30センチ)に低減可能でありこ
れによって熱交換器の長さは殆ど9フィート(約2.7
メートル)にも短縮され得る。同様に、外径1.252
インチ(約3.2センチ)のロッドを使用することによ
ってオリジナルのガスリザーバーを2割短縮可能であ
る。図4及び図5に示されるようなものと同一の作用を
より少ないヒートパイプ列或いはより高い熱効率達成す
る可変断面積のロッドもまた使用可能である。図4及び
図5に於て使用されるヒートパイプエアヒーターの詳細
は以下のとおりである。
【0014】[ヒートパイプ] 蒸発気長さ:13フィート(約3.9メートル) 凝縮器長さ:19.24フィート(約5.77メート
ル) 断熱長さ:0.0 ヒートパイプ外径:2.0インチ(約5.1センチ) ヒートパイプ内径:1.77インチ(約4.5センチ) ヒートパイプと同一直径である場合のガスリザーバー長
さ:9.7フィート(約2.9メートル) 作動液:水
【0015】[熱交換器] チューブの数:1列当り60本、33列で1980本 傾斜角度:10度
【0016】[公称全負荷状況] 熱効率:70,000,000Btu/hr 高温ガス流れ:毎時635,000ポンド(約288,
031kg) 低温ガス流れ:毎時517,000ポンド(約234,
507kg) 高温ガス入り口温度:730°F(約405℃) 低温ガス入り口温度:80°F(約44.4℃) 低温ガス出口:633°F(約368.3℃) 高温ガス出口:309°F(約171.6℃)
【0017】[公称低負荷状況] 熱効率:20,000,000Btu/hr 高温ガス流れ:毎時262,000ポンド(約118,
841kg) 低温ガス流れ:毎時194,000ポンド(約87,9
96kg) 高温ガス入り口温度:541°F(約300.5℃) 低温ガス入り口温度:80°F(約44.4℃) 低温ガス出口:519°F(約288.3℃) 高温ガス出口:231°F(約128.3℃) 酸露点温度(ADPT):239°F(約132.7
℃) 以上本発明を具体例を参照して説明したが、本発明の内
で種々の変更をなし得ることを銘記されたい。
【0018】
【発明の効果】ヒートパイプ内における可動の要素、ベ
ローズ調節式の磁気エクイプメントその他、従来使用さ
れてきた複雑な配列構成の如き任意の外部制御機構を必
要とすること無く、固定式の単一の制限体を凝縮器の端
部内部に位置決めすることによって設計上の融通性を達
成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】煙道ガスからの熱を使用してエアーを加熱する
ための熱交換器内で使用される既知のヒートパイプ構造
の概略断面図である。
【図2】本発明の1具体例を表わす図1と類似の概略断
面図である。
【図3】本発明の別態様を表わす図1と類似の概略断面
図である。
【図4】可変で煙道ヒートパイプのためのエアーヒータ
ー分析を示すグラフであり、全負荷での温度分布が例示
されている。
【図5】低負荷での温度分布を示す図4と類似のグラフ
である。
【符号の説明】
10:ヒートパイプ 12:作動液 14:非凝縮性のガス 16:デバイダープレート 22:熱交換器壁 24:熱交換器壁 26:制限体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 制限部材の断面積は該制限部材の長手方
向に沿って変化する請求項1のヒートパイプアセンブ
リ。
【請求項】 制限部材は切頭円錐形であり、その頂部
がヒートパイプの凝縮用端部に最も接近され、そして底
部が気化用端部に最も接近して配置される請求項のヒ
ートパイプアセンブリ。
【請求項】 制限部材の断面積はヒートパイプの断面
積の半分である請求項1のヒートパイプアセンブリ。
【請求項】 制限部材はヒートパイプと同中心である
請求項1のヒートパイプアセンブリ。
【請求項】 制限部材の中心はヒートパイプの中心か
らずれている請求項1のヒートパイプアセンブリ。
【請求項】 ヒートパイプがそこを貫いて伸延する隔
壁を有し、ヒートパイプの凝縮用端部は前記隔壁の前記
凝縮用端部に対面する一方側に位置決めされ、ヒートパ
イプがそこを貫く熱交換器壁にして、前記隔壁から離間
され且つ前記凝縮用端部に隣り合う凝縮長さ部分の端部
を画定するために前記凝縮用端部に隣り合う前記熱交換
器壁を具備し、制限部材は該熱交換器壁を貫いて前記隔
壁に向かって伸延され、前記熱交換器壁から前記凝縮用
端部に至るヒートパイプの一部分が非凝縮性のガスの一
部を収納するためのガスリザーバーを画定する請求項1
のヒートパイプアセンブリ。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートパイプアセンブリであって、 気化用端部及び該気化用端部と反対側の凝縮用端部とを
    具備するチューブ状の中空のヒートパイプにして、断面
    領域を有し且つ前記凝縮用端部から伸延する凝縮長さ部
    分を有し、該凝縮長さ部分には気化された流体が凝縮す
    る作動長さ部分が含まれる前記ヒートパイプと、 前記気化用端部付近の熱を受けた場合に気化し、前記作
    動長さ部分に於て熱を放出した場合に凝縮するための、
    前記ヒートパイプ内の蒸発性及び凝縮性の流体と、 前記凝縮用端部付近並びに前記ヒートパイプの前記凝縮
    長さ部分における非凝縮性のガスと、 前記ヒートパイプの前記凝縮用端部付近に固定された制
    限部材にして、凝縮長さ部分だけに沿って伸延し、前記
    ヒートパイプの気化用端部からは離間され、前記非凝縮
    性のガス及び前記凝縮長さ部分内の前記気化された流体
    の一部分を前記制限部材の周囲部分及び前記ヒートパイ
    プ内に収納するために該ヒートパイプの断面積よりも小
    さい断面積を有している前記制限部材とによって構成さ
    れる前記ヒートパイプアセンブリ。
  2. 【請求項2】 制限部材をヒートパイプ内に固定するた
    めの、前記制限部材及び前記ヒートパイプ間に結合され
    た固定索を有している請求項1のヒートパイプアセンブ
    リ。
  3. 【請求項3】 固定索は、ヒートパイプの凝縮用端部及
    び制限部材の前記凝縮用端部に最も接近した端部間に固
    定されている請求項2のヒートパイプアセンブリ。
  4. 【請求項4】 制限部材は筒状でありヒートパイプの凝
    縮用端部から離間されている請求項1のヒートパイプア
    センブリ。
  5. 【請求項5】 制限部材の断面積は該制限部材の長手方
    向に沿って変化する請求項1のヒートパイプアセンブ
    リ。
  6. 【請求項6】 制限部材は切頭円錐形であり、その頂部
    がヒートパイプの凝縮用端部に最も接近され、そして底
    部が気化用端部に最も接近して配置される請求項5のヒ
    ートパイプアセンブリ。
  7. 【請求項7】 制限部材をヒートパイプ内で固定するた
    めの、ヒートパイプの凝縮用端部及び制限部材の頂部間
    に結合された索を含んでいる請求項5のヒートパイプア
    センブリ。
  8. 【請求項8】 制限部材の断面積はヒートパイプの断面
    積の半分である請求項1のヒートパイプアセンブリ。
  9. 【請求項9】 制限部材はヒートパイプと同中心である
    請求項1のヒートパイプアセンブリ。
  10. 【請求項10】 制限部材の中心はヒートパイプの中心
    からずれている請求項1のヒートパイプアセンブリ。
  11. 【請求項11】 ヒートパイプがそこを貫いて伸延する
    隔壁を有し、ヒートパイプの凝縮用端部は前記隔壁の前
    記凝縮用端部に対面する一方側に位置決めされ、ヒート
    パイプがそこを貫く熱交換器壁にして、前記隔壁から離
    間され且つ前記凝縮用端部に隣り合う凝縮長さ部分の端
    部を画定するために前記凝縮用端部に隣り合う前記熱交
    換器壁を具備し、制限部材は該熱交換器壁を貫いて前記
    隔壁に向かって伸延され、前記熱交換器壁から前記凝縮
    用端部に至るヒートパイプの一部分が非凝縮性のガスの
    一部を収納するためのガスリザーバーを画定する請求項
    1のヒートパイプアセンブリ。
  12. 【請求項12】 制限部材をヒートパイプに固定するた
    めの、前記制限部材及び前記ヒートパイプ間に結合され
    た索を有している請求項11のヒートパイプアセンブ
    リ。
  13. 【請求項13】 索は、ヒートパイプの凝縮用端部及び
    制限部材の端部間に固定されている請求項12のヒート
    パイプアセンブリ。
  14. 【請求項14】 制限部材は筒状である請求項13のヒ
    ートパイプアセンブリ。
  15. 【請求項15】 制限部材は切頭円錐形であり、その頂
    部が索に結合され、そしてその底部が前記索から離間さ
    れている請求項13のヒートパイプアセンブリ。
JP3132268A 1990-03-12 1991-05-09 可変伝導ヒートパイプ強化 Expired - Lifetime JPH0756431B2 (ja)

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US07/492,521 US5044426A (en) 1990-03-12 1990-03-12 Variable conductance heat pipe enhancement
CA002042433A CA2042433A1 (en) 1990-03-12 1991-04-10 Variable conductance heat pipe enhancement
EP91106850A EP0510237B1 (en) 1990-03-12 1991-04-26 Variable conductance heat pipe enhancement
JP3132268A JPH0756431B2 (ja) 1990-03-12 1991-05-09 可変伝導ヒートパイプ強化

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