JPH0611002A - チエンテンショナ - Google Patents
チエンテンショナInfo
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- JPH0611002A JPH0611002A JP4185766A JP18576692A JPH0611002A JP H0611002 A JPH0611002 A JP H0611002A JP 4185766 A JP4185766 A JP 4185766A JP 18576692 A JP18576692 A JP 18576692A JP H0611002 A JPH0611002 A JP H0611002A
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- chain
- sprocket
- chain tensioner
- tensioner
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/02—Valve drive
- F01L1/022—Chain drive
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、チエンテンショナにオイルを供給
する専用のオイル供給通路を省略してチエンテンショナ
用の部品点数を削減し、シリンダヘッドの加工工数を減
少するとともに、チエンテンショナの組み付けを簡略に
してチエンテンショナの組付作業性を向上させることを
目的としている。 【構成】 このため、シリンダヘッドにメインオイル通
路を設け、メインオイル通路途中にはカムチエンライン
の外側に位置すべくチエンテンショナを設けている。
する専用のオイル供給通路を省略してチエンテンショナ
用の部品点数を削減し、シリンダヘッドの加工工数を減
少するとともに、チエンテンショナの組み付けを簡略に
してチエンテンショナの組付作業性を向上させることを
目的としている。 【構成】 このため、シリンダヘッドにメインオイル通
路を設け、メインオイル通路途中にはカムチエンライン
の外側に位置すべくチエンテンショナを設けている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はチエンテンショナに係
り、特にエンジンのシリンダヘッドに軸支される第１、
第２カム軸夫々に取り付けられた第１、第２カムスプロ
ケットに巻き掛けられたカムチエンの張力を油圧により
所定の張力に維持するチエンテンショナに関する。
り、特にエンジンのシリンダヘッドに軸支される第１、
第２カム軸夫々に取り付けられた第１、第２カムスプロ
ケットに巻き掛けられたカムチエンの張力を油圧により
所定の張力に維持するチエンテンショナに関する。
【０００２】
【従来の技術】車両のエンジンには、シリンダを直列に
配設したエンジンや、シリンダを対向して配設したエン
ジン、シリンダをＶ字形状に配設したエンジン等があ
る。シリンダをＶ字形状に配設したエンジンは、Ｖ字形
状のシリンダブロックの一側・他側シリンダバンクに、
夫々一側・他側シリンダヘッドを搭載して設けている。
このようなエンジンには、一側シリンダヘッドに夫々吸
気用及び排気用の２本の一側第１・第２カム軸を軸支す
るとともに他側シリンダヘッドに夫々吸気用及び排気用
の２本の他側第１・第２カム軸を軸支して設け、シリン
ダブロックに軸支されるクランク軸の回転を中間軸を介
してタイミングチエン及び一側・他側カムチエンにより
前記一側第１・第２カム軸及び他側第１・第２カム軸に
伝達して駆動するものがある。
配設したエンジンや、シリンダを対向して配設したエン
ジン、シリンダをＶ字形状に配設したエンジン等があ
る。シリンダをＶ字形状に配設したエンジンは、Ｖ字形
状のシリンダブロックの一側・他側シリンダバンクに、
夫々一側・他側シリンダヘッドを搭載して設けている。
このようなエンジンには、一側シリンダヘッドに夫々吸
気用及び排気用の２本の一側第１・第２カム軸を軸支す
るとともに他側シリンダヘッドに夫々吸気用及び排気用
の２本の他側第１・第２カム軸を軸支して設け、シリン
ダブロックに軸支されるクランク軸の回転を中間軸を介
してタイミングチエン及び一側・他側カムチエンにより
前記一側第１・第２カム軸及び他側第１・第２カム軸に
伝達して駆動するものがある。
【０００３】前記タイミングチエンの近傍には、タイミ
ングチエンテンショナが配設されている。同様に、一側
・他側カムチエンの近傍には、一側・他側カムチエンテ
ンショナが夫々設けられている。前記タイミングチエン
テンショナ及び一側・他側カムチエンテンショナは、タ
イミングチエン及び一側・他側カムチエンの張力を油圧
により所定の張力に維持するものである。
ングチエンテンショナが配設されている。同様に、一側
・他側カムチエンの近傍には、一側・他側カムチエンテ
ンショナが夫々設けられている。前記タイミングチエン
テンショナ及び一側・他側カムチエンテンショナは、タ
イミングチエン及び一側・他側カムチエンの張力を油圧
により所定の張力に維持するものである。
【０００４】また、エンジンのカム軸駆動装置として
は、特開昭６０−２６１９１１号公報に開示される如
く、エンジンのカム軸駆動装置であって、カム軸がこの
カム軸付近でカム軸に対して平行に配設された中間軸を
介してクランク軸によって駆動される形式のものにおい
て、中間軸を駆動するために歯付きベルト伝導装置が使
用され、カム軸を駆動するためのチエン伝導装置が使用
されているものがあった。
は、特開昭６０−２６１９１１号公報に開示される如
く、エンジンのカム軸駆動装置であって、カム軸がこの
カム軸付近でカム軸に対して平行に配設された中間軸を
介してクランク軸によって駆動される形式のものにおい
て、中間軸を駆動するために歯付きベルト伝導装置が使
用され、カム軸を駆動するためのチエン伝導装置が使用
されているものがあった。
【０００５】更に、ＤＯＨＣエンジンの動弁装置として
は、特開平３−２６８１４号公報に開示される如く、吸
気カム軸及び排気カム軸を備えたＤＯＨＣエンジンの動
弁装置において、何れか一方のカム軸の一端をクランク
軸で駆動するとともに、一方のカム軸の一端にカム軸に
よる開閉タイミングを低速時と高速時とで変化させるタ
イミング制御機構を装着し、一方のカム軸と他方のカム
軸とを伝動部材を連結したものがあった。
は、特開平３−２６８１４号公報に開示される如く、吸
気カム軸及び排気カム軸を備えたＤＯＨＣエンジンの動
弁装置において、何れか一方のカム軸の一端をクランク
軸で駆動するとともに、一方のカム軸の一端にカム軸に
よる開閉タイミングを低速時と高速時とで変化させるタ
イミング制御機構を装着し、一方のカム軸と他方のカム
軸とを伝動部材を連結したものがあった。
【０００６】更にまた、チエンテンショナとしては、実
開平３−４４２５３号公報に開示される如く、シリンダ
とこのシリンダに内蔵したスプリングと、スプリングに
よって付勢されて駆動側スプロケットと被駆動側スプロ
ケットとを連絡するチエンの張り側と緩み側の両側を押
し摺接する２個のパットとを備えるとともに、シリンダ
と一体にオイル収集プレートとこのオイル収集プレート
とシリンダ内部とを連通するオイル導入路とを設けたも
のがあった。
開平３−４４２５３号公報に開示される如く、シリンダ
とこのシリンダに内蔵したスプリングと、スプリングに
よって付勢されて駆動側スプロケットと被駆動側スプロ
ケットとを連絡するチエンの張り側と緩み側の両側を押
し摺接する２個のパットとを備えるとともに、シリンダ
と一体にオイル収集プレートとこのオイル収集プレート
とシリンダ内部とを連通するオイル導入路とを設けたも
のがあった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のチエ
ンテンショナ、例えば一側カムチエンの張力を油圧によ
って所定の張力に維持する一側カムチエンテンショナ
は、一側第１、第２カムスプロケットに巻き掛けられた
一側カムチエンのチエンライン内側に位置させてシリン
ダヘッドに取り付けられていた。
ンテンショナ、例えば一側カムチエンの張力を油圧によ
って所定の張力に維持する一側カムチエンテンショナ
は、一側第１、第２カムスプロケットに巻き掛けられた
一側カムチエンのチエンライン内側に位置させてシリン
ダヘッドに取り付けられていた。
【０００８】このため、一側カムチエンテンショナの支
持が困難になるとともに、この一側カムチエンテンショ
ナの組付作業性を悪化させてしまい、実用上不利である
という不都合があった。
持が困難になるとともに、この一側カムチエンテンショ
ナの組付作業性を悪化させてしまい、実用上不利である
という不都合があった。
【０００９】また、前記一側カムチエンテンショナを油
圧により動作させる場合、シリンダヘッド側のメインオ
イル通路と前記一側カムチエンテンショナとを連絡する
連絡用オイル供給通路を形成しなければならず、シリン
ダヘッドを複雑化させ、シリンダヘッドの製造を困難に
してしまい、製造コストを増加させる惧れがあり、経済
的に不利であるという不都合があった。
圧により動作させる場合、シリンダヘッド側のメインオ
イル通路と前記一側カムチエンテンショナとを連絡する
連絡用オイル供給通路を形成しなければならず、シリン
ダヘッドを複雑化させ、シリンダヘッドの製造を困難に
してしまい、製造コストを増加させる惧れがあり、経済
的に不利であるという不都合があった。
【００１０】更に、上述した不都合を回避するために
は、前記シリンダヘッドと別体の連絡用部材等を使用し
なければならず、部品点数の増加を招き、組付作業性を
悪化させる惧れがあり、実用上不利であるという不都合
があった。
は、前記シリンダヘッドと別体の連絡用部材等を使用し
なければならず、部品点数の増加を招き、組付作業性を
悪化させる惧れがあり、実用上不利であるという不都合
があった。
【００１１】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去すべく、エンジンのシリンダヘッドに軸
支される第１、第２カム軸に夫々第１、第２カムスプロ
ケットを取り付けるとともにこれら第１、第２カムスプ
ロケットに巻き掛けられたカムチエンの張力を油圧によ
り所定の張力に維持するチエンテンショナにおいて、前
記シリンダヘッドにメインオイル通路を設け、このメイ
ンオイル通路途中にはカムチエンラインの外側に位置す
べくチエンテンショナを設けたことを特徴とする。
述不都合を除去すべく、エンジンのシリンダヘッドに軸
支される第１、第２カム軸に夫々第１、第２カムスプロ
ケットを取り付けるとともにこれら第１、第２カムスプ
ロケットに巻き掛けられたカムチエンの張力を油圧によ
り所定の張力に維持するチエンテンショナにおいて、前
記シリンダヘッドにメインオイル通路を設け、このメイ
ンオイル通路途中にはカムチエンラインの外側に位置す
べくチエンテンショナを設けたことを特徴とする。
【００１２】
【作用】上述の如く発明したことにより、エンジンの駆
動時には、クランク軸の回転力によってクランクスプロ
ケットが回転され、タイミングチエンを介してクランク
軸の回転力が中間アイドラに伝達され、その後にカムチ
エンと第１、第２カムスプロケットを介して第１、第２
カム軸にクランク軸の回転力が伝達されている。このと
き、シリンダヘッドのメインオイル通路内を流動するオ
イルの圧力によってテンショナが動作し、カムチエンの
張力を所定の張力に維持している。
動時には、クランク軸の回転力によってクランクスプロ
ケットが回転され、タイミングチエンを介してクランク
軸の回転力が中間アイドラに伝達され、その後にカムチ
エンと第１、第２カムスプロケットを介して第１、第２
カム軸にクランク軸の回転力が伝達されている。このと
き、シリンダヘッドのメインオイル通路内を流動するオ
イルの圧力によってテンショナが動作し、カムチエンの
張力を所定の張力に維持している。
【００１３】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【００１４】図１〜図６は、この発明の実施例を示すも
のである。図６において、２はエンジンである。このエ
ンジン２は、Ｖ字形状のシリンダブロック４の２つの一
側・他側シリンダバンク６・８に、夫々一側・他側シリ
ンダヘッド１０・１２を搭載し、これら一側・他側シリ
ンダヘッド１０・１２に一側・他側ヘッドカバー１４・
１６を取り付けている。
のである。図６において、２はエンジンである。このエ
ンジン２は、Ｖ字形状のシリンダブロック４の２つの一
側・他側シリンダバンク６・８に、夫々一側・他側シリ
ンダヘッド１０・１２を搭載し、これら一側・他側シリ
ンダヘッド１０・１２に一側・他側ヘッドカバー１４・
１６を取り付けている。
【００１５】また、前記エンジン２のシリンダブロック
４の下部には、ベアリングキャップ１８を取り付け、図
示しないオイルパンを取り付けている。なお、符号２０
は、オイルポンプである。
４の下部には、ベアリングキャップ１８を取り付け、図
示しないオイルパンを取り付けている。なお、符号２０
は、オイルポンプである。
【００１６】前記エンジン２のシリンダブロック４下部
には、ベアリングキャップ１８によりクランク軸２２が
軸支されている。このクランク軸２２の軸線方向一端側
には、クランクスプロケット２４が取り付けられてい
る。
には、ベアリングキャップ１８によりクランク軸２２が
軸支されている。このクランク軸２２の軸線方向一端側
には、クランクスプロケット２４が取り付けられてい
る。
【００１７】また、前記一側シリンダヘッド１０には、
吸気用及び排気用の一側第１・第２カム軸２６・２８が
軸支されており、一側第１・第２カム軸２６・２８に
は、軸線方向他端側に夫々一側第１・第２カムスプロケ
ット３４・３６が取り付けられている。
吸気用及び排気用の一側第１・第２カム軸２６・２８が
軸支されており、一側第１・第２カム軸２６・２８に
は、軸線方向他端側に夫々一側第１・第２カムスプロケ
ット３４・３６が取り付けられている。
【００１８】更に、他側シリンダヘッド１２には、吸気
用及び排気用の他側第１・第２カム軸３０・３２とを回
転可能に軸支して設けられており、この他側第１・第２
カム軸３０・３２には、軸線方向一端側に夫々他側第１
・第２カムスプロケット３８・４０が取り付けられてい
る。
用及び排気用の他側第１・第２カム軸３０・３２とを回
転可能に軸支して設けられており、この他側第１・第２
カム軸３０・３２には、軸線方向一端側に夫々他側第１
・第２カムスプロケット３８・４０が取り付けられてい
る。
【００１９】前記一側シリンダヘッド１０に軸支される
２本の一側第１・第２カム軸２６・２８の一方、例えば
図において吸気用の一側第１カム軸２６には、軸線方向
一端側にクランクスプロケット２４よりも径大の一側中
間スプロケット４２を取り付けて設けている。
２本の一側第１・第２カム軸２６・２８の一方、例えば
図において吸気用の一側第１カム軸２６には、軸線方向
一端側にクランクスプロケット２４よりも径大の一側中
間スプロケット４２を取り付けて設けている。
【００２０】前記他側シリンダヘッド１２の他側第１・
第２カム軸３０・３２とクランク軸２２との中間部位且
つ軸線方向一端側には、他側アイドラシャフト４４を支
持する固定用スタッドボルト４６を固定するボルト固定
穴部４８が形成されており、このボルト固定穴部４８に
は、前記スタッドボルト４６が固定されている。
第２カム軸３０・３２とクランク軸２２との中間部位且
つ軸線方向一端側には、他側アイドラシャフト４４を支
持する固定用スタッドボルト４６を固定するボルト固定
穴部４８が形成されており、このボルト固定穴部４８に
は、前記スタッドボルト４６が固定されている。
【００２１】前記他側アイドラシャフト４４の外周に
は、他側中間アイドラ５０が軸支されている。この他側
中間アイドラ５０は、他側中間スプロケット５２と他側
カム用スプロケット５４とから形成されている。
は、他側中間アイドラ５０が軸支されている。この他側
中間アイドラ５０は、他側中間スプロケット５２と他側
カム用スプロケット５４とから形成されている。
【００２２】また、前記シリンダブロック４には、一側
・他側シリンダバンク６・８間の中央上方に位置させ
て、軸線方向一端側にアイドル軸５６をアイドル軸取付
ボルト５８により取り付けられている。このアイドル軸
５６には、アイドルスプロケット６０を回転可能に軸支
して設けている。
・他側シリンダバンク６・８間の中央上方に位置させ
て、軸線方向一端側にアイドル軸５６をアイドル軸取付
ボルト５８により取り付けられている。このアイドル軸
５６には、アイドルスプロケット６０を回転可能に軸支
して設けている。
【００２３】前記クランクスプロケット２４と一側中間
スプロケット４２と他側中間アイドラ５０の他側中間ス
プロケット５２とアイドルスプロケット６０とには、タ
イミングチエン６２を捲回している。
スプロケット４２と他側中間アイドラ５０の他側中間ス
プロケット５２とアイドルスプロケット６０とには、タ
イミングチエン６２を捲回している。
【００２４】前記一側第１・第２カムスプロケット３
４、３６には、一側カムチエン６４を捲回する。前記他
側第１・第２カムスプロケット３８、４０と他側カム用
スプロケット５４とには、他側カムチエン６６を捲回し
ている。
４、３６には、一側カムチエン６４を捲回する。前記他
側第１・第２カムスプロケット３８、４０と他側カム用
スプロケット５４とには、他側カムチエン６６を捲回し
ている。
【００２５】また、前記一側シリンダヘッド１０にメイ
ンオイル通路６８を設け、このメインオイル通路６８途
中には、一側カムチエン６４のチエンラインの外側に位
置すべく一側カムチエンテンショナ７０を設けている。
ンオイル通路６８を設け、このメインオイル通路６８途
中には、一側カムチエン６４のチエンラインの外側に位
置すべく一側カムチエンテンショナ７０を設けている。
【００２６】詳述すれば、前記タイミングチエン６２近
傍には、このタイミングチエン６２に一定の張力を与え
るタイミングテンショナ７２が設けられ、他側カムチエ
ン６６近傍には、この他側カムチエン６６に一定の張力
を与える他側カムチエンテンショナ７４を設けている。
傍には、このタイミングチエン６２に一定の張力を与え
るタイミングテンショナ７２が設けられ、他側カムチエ
ン６６近傍には、この他側カムチエン６６に一定の張力
を与える他側カムチエンテンショナ７４を設けている。
【００２７】また、一側シリンダヘッド１０に、例えば
一側第１、第２カム軸２６、２８と平行にメインオイル
通路６８を形成する。このメインオイル通路６８途中部
位周縁の一側シリンダヘッド１０に一側カムチエンテン
ショナ７０を取り付けるテンショナ取付部７６を設け
る。
一側第１、第２カム軸２６、２８と平行にメインオイル
通路６８を形成する。このメインオイル通路６８途中部
位周縁の一側シリンダヘッド１０に一側カムチエンテン
ショナ７０を取り付けるテンショナ取付部７６を設け
る。
【００２８】前記テンショナ取付部７６には、前記一側
カムチエンテンショナ７０の取付用ボルト孔部７８と嵌
入穴部８０とが設けられている。
カムチエンテンショナ７０の取付用ボルト孔部７８と嵌
入穴部８０とが設けられている。
【００２９】前記一側カムチエンテンショナ７０は、嵌
入孔部８０に嵌入され、取付用ボルト８２により締付固
定されている。
入孔部８０に嵌入され、取付用ボルト８２により締付固
定されている。
【００３０】このとき、前記一側カムチエンテンショナ
７０は、一部がメインオイル通路６８の途中部位に面し
ているとともに、前記一側カムチエン６４のチエンライ
ンの外側に位置されている。
７０は、一部がメインオイル通路６８の途中部位に面し
ているとともに、前記一側カムチエン６４のチエンライ
ンの外側に位置されている。
【００３１】なお、符号８４はタイミングチエン６２を
案内するタイミングガイド、８６はチエンカバーであ
る。
案内するタイミングガイド、８６はチエンカバーであ
る。
【００３２】次に作用を説明する。
【００３３】エンジン２を駆動させた際には、クランク
軸２２の回転によりこのクランク軸２２に固設されるク
ランクスプロケット２４が回転する。このクランクスプ
ロケット２４の回転力は、タイミングチエン６２を介し
て一側中間スプロケット４２及び他側中間アイドラ５０
の他側中間スプロケット５２に伝達されている。
軸２２の回転によりこのクランク軸２２に固設されるク
ランクスプロケット２４が回転する。このクランクスプ
ロケット２４の回転力は、タイミングチエン６２を介し
て一側中間スプロケット４２及び他側中間アイドラ５０
の他側中間スプロケット５２に伝達されている。
【００３４】前記一側中間スプロケット４２の回転によ
りこの一側中間スプロケット４２が固設される一側第１
カム軸２６を駆動させるとともに、この一側第１カム軸
２６に固設された一側第１カムスプロケット３４を回転
させる。この一側第１カムスプロケット３４の回転は、
一側カムチエン６４を介して一側第２カムスプロケット
３６に伝達され、一側第２カム軸２８に伝達されてい
る。
りこの一側中間スプロケット４２が固設される一側第１
カム軸２６を駆動させるとともに、この一側第１カム軸
２６に固設された一側第１カムスプロケット３４を回転
させる。この一側第１カムスプロケット３４の回転は、
一側カムチエン６４を介して一側第２カムスプロケット
３６に伝達され、一側第２カム軸２８に伝達されてい
る。
【００３５】また、他側中間スプロケット５２の回転に
より、この他側中間スプロケット５２と一体的に形成さ
れた他側カム用スプロケット５４が回転する。この他側
カム用スプロケット５４の回転は、他側第１、第２カム
軸３０、３２を駆動させている。
より、この他側中間スプロケット５２と一体的に形成さ
れた他側カム用スプロケット５４が回転する。この他側
カム用スプロケット５４の回転は、他側第１、第２カム
軸３０、３２を駆動させている。
【００３６】更に、エンジン２のメインオイル通路６８
内を流動するオイルの圧力によって一側カムチエンテン
ショナ７０が動作し、一側カムチエン６４を押圧して一
側カムチエン６４の張力を所定の張力に維持している。
内を流動するオイルの圧力によって一側カムチエンテン
ショナ７０が動作し、一側カムチエン６４を押圧して一
側カムチエン６４の張力を所定の張力に維持している。
【００３７】これにより、従来のものにおいて一側シリ
ンダヘッド１０に設けられ、あるいはこの一側シリンダ
ヘッド１０と別体に設けられ、一側カムチエンテンショ
ナ７０にオイルを供給する専用のオイル供給通路（図示
せず）を省略でき、前記一側カムチエンテンショナ７０
用の部品点数を削減できるとともに、前記一側シリンダ
ヘッド１０の加工工数を減少でき、製造コストを低減し
得て、経済的に有利である。
ンダヘッド１０に設けられ、あるいはこの一側シリンダ
ヘッド１０と別体に設けられ、一側カムチエンテンショ
ナ７０にオイルを供給する専用のオイル供給通路（図示
せず）を省略でき、前記一側カムチエンテンショナ７０
用の部品点数を削減できるとともに、前記一側シリンダ
ヘッド１０の加工工数を減少でき、製造コストを低減し
得て、経済的に有利である。
【００３８】また、前記一側カムチエンテンショナ７０
を一側カムチエン６４のチエンライン外側に位置させた
ことにより、一側カムチエンテンショナ７０の組み付け
を簡略にでき、この一側カムチエンテンショナ７０の組
付作業性を向上し得て、実用上有利である。
を一側カムチエン６４のチエンライン外側に位置させた
ことにより、一側カムチエンテンショナ７０の組み付け
を簡略にでき、この一側カムチエンテンショナ７０の組
付作業性を向上し得て、実用上有利である。
【００３９】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、シリンダヘッドにメインオイル通路を設け、メイン
オイル通路途中にはカムチエンラインの外側に位置すべ
くチエンテンショナを設けたので、チエンテンショナに
オイルを供給する専用のオイル供給通路を省略でき、チ
エンテンショナ用の部品点数を削減できるとともに、シ
リンダヘッドの加工工数を減少でき、製造コストを低減
し得て、経済的に有利である。また、チエンテンショナ
をカムチエンラインの外側に位置させたことにより、チ
エンテンショナの組み付けを簡略にでき、チエンテンシ
ョナの組付作業性を向上し得て、実用上有利である。
ば、シリンダヘッドにメインオイル通路を設け、メイン
オイル通路途中にはカムチエンラインの外側に位置すべ
くチエンテンショナを設けたので、チエンテンショナに
オイルを供給する専用のオイル供給通路を省略でき、チ
エンテンショナ用の部品点数を削減できるとともに、シ
リンダヘッドの加工工数を減少でき、製造コストを低減
し得て、経済的に有利である。また、チエンテンショナ
をカムチエンラインの外側に位置させたことにより、チ
エンテンショナの組み付けを簡略にでき、チエンテンシ
ョナの組付作業性を向上し得て、実用上有利である。
【図１】この発明の実施例を示すチエンテンショナの一
側シリンダヘッドの拡大断面図である。
側シリンダヘッドの拡大断面図である。
【図２】チエンテンショナの一側シリンダヘッドの拡大
断面図である。
断面図である。
【図３】チエンテンショナの一側シリンダヘッドの概略
平面図である。
平面図である。
【図４】チエンテンショナの他側シリンダヘッドの概略
平面図である。
平面図である。
【図５】チエンテンショナの他側シリンダヘッドの拡大
断面図である。
断面図である。
【図６】エンジンの概略正面図である。
２ エンジン ４ シリンダブロック ６ 一側シリンダバンク １０ 一側シリンダヘッド １４ 一側ヘッドカバー ２２ クランク軸 ２４ クランクスプロケット ２６ 一側第１カム軸 ２８ 一側第２カム軸 ３４ 一側第１カムスプロケット ３６ 一側第２カムスプロケット ４２ 一側中間スプロケット ６２ タイミングチエン ６４ 一側カムチエン ６８ メインオイル通路 ７０ 一側カムチエンテンショナ ７２ タイミングテンショナ ７６ テンショナ取付部 ７８ 取付用ボルト孔部 ８０ 嵌入穴部 ８２ 取付用ボルト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年９月１７日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
Claims (1)
- 【請求項１】 エンジンのシリンダヘッドに軸支される
第１、第２カム軸に夫々第１、第２カムスプロケットを
取り付けるとともにこれら第１、第２カムスプロケット
に巻き掛けられたカムチエンの張力を油圧により所定の
張力に維持するチエンテンショナにおいて、前記シリン
ダヘッドにメインオイル通路を設け、このメインオイル
通路途中にはカムチエンラインの外側に位置すべくチエ
ンテンショナを設けたことを特徴とするチエンテンショ
ナ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4185766A JPH0611002A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | チエンテンショナ |
| KR1019930006811A KR970006370B1 (ko) | 1992-06-22 | 1993-04-22 | 엔진의 타이밍체인가이드 및 체인텐셔너 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4185766A JPH0611002A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | チエンテンショナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0611002A true JPH0611002A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=16176509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4185766A Pending JPH0611002A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | チエンテンショナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611002A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0779450A3 (de) * | 1995-12-13 | 1998-01-21 | Daimler-Benz Aktiengesellschaft | Hydraulische Spannvorrichtung zum Spannen eines nachgiebigen Antriebsmittels einer Nockenwelle |
| FR2917464A1 (fr) * | 2007-06-12 | 2008-12-19 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Moteur a combustion interne comportant un dispositif de tension de chaine integre a la culasse |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP4185766A patent/JPH0611002A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0779450A3 (de) * | 1995-12-13 | 1998-01-21 | Daimler-Benz Aktiengesellschaft | Hydraulische Spannvorrichtung zum Spannen eines nachgiebigen Antriebsmittels einer Nockenwelle |
| FR2917464A1 (fr) * | 2007-06-12 | 2008-12-19 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Moteur a combustion interne comportant un dispositif de tension de chaine integre a la culasse |
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