JPH06105998A - アイロン装置 - Google Patents

アイロン装置

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JPH06105998A
JPH06105998A JP25432092A JP25432092A JPH06105998A JP H06105998 A JPH06105998 A JP H06105998A JP 25432092 A JP25432092 A JP 25432092A JP 25432092 A JP25432092 A JP 25432092A JP H06105998 A JPH06105998 A JP H06105998A
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JP
Japan
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water
tank
water supply
iron
supply device
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JP25432092A
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English (en)
Inventor
Masao Shimizu
政雄 清水
Seiichi Nakada
清一 中田
Kazuhisa Kawasaki
和久 川崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 給水側と排水側の開放圧力を各々所定の圧力
に設定した圧力弁をアイロン本体と給水装置の間に設け
ることにより、給水装置の信頼性向上とアイロン装置の
小型化をはかる。 【構成】 貯水タンク23内の水を送水路21を介して
アイロン本体3のタンク15に供給する給水装置22
と、アイロン本体3のタンク15の水量を検知する制御
装置36と、アイロン本体3のタンク15と給水装置2
2との間に設け、貯水タンク23からアイロン本体3の
タンク15に送水する給水側と、アイロン本体3のタン
ク15から貯水タンク23に送水する排水側と各々所定
の開放圧力に設定した圧力弁24を設け、水量検知手段
19がアイロン本体3のタンク15の満水を検知して給
水装置22の動作を停止させたとき、圧力弁24が閉状
態に作動し送水路21を遮断し逆流による給水装置22
の駆動を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類等のしわ伸ばしを
行うアイロン本体をスタンドに載置することによって、
このアイロン本体に水が供給されるアイロン装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアイロン装置は、例えば
特開昭58−29498号公報に示されているような構
成を採っており、具体的には図7のような構造になって
いた。すなわち、スタンド1に水タンク2と載置部3を
設け、上記載置部3にアイロン本体4を載置することに
よって、同アイロン本体4内に水が供給されるようにな
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
造のものでは、アイロン本体4と水タンク2を連通させ
ることにより、同水タンク2の水頭圧を利用してアイロ
ン本体4に給水するため、アイロン本体4に所定量の水
を供給するための時間が一定しないという問題があた。
つまり、水タンク2の水位が変化することによって水頭
圧も変化し、その結果、給水速度も変化するのである。
【0004】また、このような水タンク2の水頭圧を利
用する構成では、水タンク2をアイロン本体4より上方
に設置しなければならないため、アイロン本体のスタン
ドへの載置および取り外し時の操作性の向上と、装置の
小型化をはかるべく、アイロン本体のベースを下向きに
して前上がりに傾斜させて載置するようにしてその高さ
を低くしても、前記のように水タンクは依然としてアイ
ロン本体の上方に設けなければならず、装置全体の小型
化を促進することもできないものであった。
【0005】このような課題を解決する手段として、ポ
ンプ装置などの給水装置を利用して強制的に給水すると
ともに、アイロン本体のタンクの水量を水量検知手段に
より検知して給水装置を制御する方法が考えられるが、
アイロン本体のタンクの満水を検知して給水装置を停止
した場合、装置の高さを低くすべく水タンクをアイロン
本体のタンクより下方に配置すると、アイロン本体のタ
ンクに満たされた水が貯水タンク側へ逆流して、アイロ
ン本体のタンクの水位が低下する。
【0006】その結果、減少したアイロン本体のタンク
の水量を水量検知手段が検知して再び給水装置が駆動さ
れる。したがって、アイロン本体がスタンドに載置され
た状態で、アイロンがけ作業が行われていないにもかか
わらず、給水装置がアイロン本体への給水動作を繰返し
て給水装置の寿命を低下させるとともに、たえず動作音
が発生するという問題があった。
【0007】そこで、本発明はアイロン本体のタンクへ
の給水が長期に亘って確実、かつ、安定して行えるアイ
ロン装置を得ることを第1の目的としている。第2の目
的は、汎用性の高い圧力弁を提供し、様々なアイロン装
置に応用可能とすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そして、上記第1の目的
を達成するために本発明のアイロン装置は、貯水タンク
内の水を送水路を介してアイロン本体のタンクに供給す
る給水装置と、前記アイロン本体のタンクの水量を検知
する水量検知手段と、この水量検知手段の出力に基づい
て前記給水装置を制御する制御装置と、前記アイロン本
体のタンクと前記給水装置との間に設けられ、かつ、前
記貯水タンクからアイロン本体のタンクに送水する給水
側と、アイロン本体のタンクから貯水タンクに送水する
排水側を各々所定の開放圧力に設定した圧力弁を設けた
ものである。
【0009】また、第2の目的を達成するために本発明
のアイロン装置は、貯水タンク内の水を送水路を介して
アイロン本体のタンクに供給する給水装置と、前記アイ
ロン本体のタンクの水量を検知する水量検知手段と、こ
の水量検知手段の出力に基づいて前記給水装置を制御す
る制御装置と、前記アイロン本体のタンクと前記給水装
置との間に設けられ、かつ、前記貯水タンクからアイロ
ン本体のタンクに送水する給水側と、アイロン本体のタ
ンクから貯水タンクに送水する排水側を、各々所定の開
放圧力に調整可能な調整装置を有する圧力弁を設けたも
のである。
【0010】
【作用】本発明のアイロン装置は、上記構成により、ア
イロン本体を載置台に載置したときアイロン本体のタン
クに確実に給水することができるとともに、水量検知手
段がアイロン本体のタンクの満水を検知して給水装置の
動作を停止させたとき、圧力弁が閉状態に作動し送水路
を遮断することができるようになる。
【0011】したがって、給水後の貯水タンク側への逆
流が防止でき、給水装置の断続動作をなくすことができ
るとともに、貯水タンクをアイロン本体の下方に配置す
ることが可能となり、アイロン装置の高さを低くして小
型化がはかれるようになるのである。
【0012】また、アイロン本体のタンクと給水装置と
の間に設けた圧力弁を、貯水タンクからアイロン本体の
タンクに送水する給水側と、アイロン本体のタンクから
貯水タンクに送水する排水側を各々所定の開放圧力に調
整可能としたことにより、高さ等の異なる様々な構成の
アイロン装置に応用できる汎用性の高いものとなるので
ある。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。図1〜図5において、1はその上面側に
作業台2を設けたアイロン装置本体で、アイロン本体3
を格納するアイロン格納部4を有している。
【0014】このアイロン格納部4には、アイロン本体
3を載置する載置台5が配設してあり、この載置台5の
後端を回転軸によって回動自在に軸支して、モーターと
減速ギアよりなる電動ギアで構成した可動装置6に固定
したカム板7に連結した棒状のクランクカム8の回動動
作により、載置台5の前部を上方へ押し上げるように回
動させ、格納しているアイロン本体3を使用位置へと上
昇させるとともに、前記可動装置6の反転駆動によって
使用状態にあるアイロン本体3をアイロン格納部4へと
下降させるようになっている。
【0015】上記アイロン本体3は、蓋体9で覆われた
気化室10を形成したベース11、このベース11を加
熱するヒータ12、前記ベース11の温度を検知するサ
ーミスタ等の温度検知手段13、前記気化室10に導水
路14を介して連結したタンク15、このタンク15に
水を供給するための導入口16、この導入口16を開閉
する通水弁17、前記温度検知手段13の出力信号を処
理し信号端子(図示せず)に出力する複数の電子部品に
より構成された温度信号処理手段18、前記ヒータ12
に接続された給電ピン(図示せず)を有している。
【0016】19は前記タンク15内の水量を検知する
水量検知手段で、一対の電極をタンク15の天面より下
方に突出させて取り付けて構成してあり、一方の電極は
他方の電極よりタンク15の底面に近づけて配置されて
いる。
【0017】この水量検知手段19は両電極が水面から
露出して空中にある時と、水面に接している時の電極間
抵抗の差を検知して満水状態を検出するもので、水が少
ない時は電極間抵抗は大きく、タンク15水が所定量入
って両電極が水面に触れた時は電極間抵抗が小さくなる
ことを検知して満水状態を検出するものである。
【0018】20はアイロン本体3を載置台5に載置し
たとき、同アイロン本体3の後部に設けられた通水弁1
7と接続される給水弁で、送水路21を介してポンプ等
で構成されている給水装置22と連結している。23は
アイロン本体3のタンク15に供給する水を貯える貯水
タンクで、前記給水装置22に対して着脱自在に接続さ
れるようにアイロン装置本体1に装着している。
【0019】24は前記アイロン本体3のタンク15と
給水装置22の間に位置するように前記送水路21に設
けた圧力弁である。この圧力弁24について詳述する
と、まず、圧力弁24は貯水タンク23からアイロン本
体3のタンク15に送水する給水側弁25と、アイロン
本体3のタンク15から貯水タンク23に送水する排水
側弁26により構成されている。
【0020】前記給水側弁25は、弁体27に設けたボ
ール座28の開口29を給水スプリング30によって付
勢された給水ボール31により通常閉塞されている。一
方、前記排水側弁26は、弁体27に設けたボール座3
2の開口33を排水スプリング34によって付勢された
排水ボール35により通常閉塞されている。
【0021】前記給水側弁25の開放圧力は、前記給水
装置22の正転(給水方向)自給圧力より低く設定して
あり、前記排水側弁26の開放圧力は、アイロン本体3
のタンク15と貯水タンク23の最大水頭差よりも高
く、かつ、前記給水装置22の逆転(排水方向)自給圧
力より低く設定してある。
【0022】したがって、この圧力弁24は前記給水装
置22の動作に応動して開閉動作する構成となってい
る。すなわち、給水装置22の動作が停止しているとき
は閉じられており、給水装置22を駆動してアイロン本
体3のタンク15に給水する場合、および、給水装置2
2を逆方向へ駆動してアイロン本体3のタンク15内の
水を貯水タンク23に排水する場合は、同給水装置22
の動作に応動して開成するように動作する。
【0023】36は前記温度信号処理手段18の出力信
号を受けて前記ヒータ12への通電を制御するととも
に、前記水量検知手段19の出力信号を受けて給水装置
22を制御する複数の電子部品により構成された制御装
置で、前記ベース11を任意の温度に設定するための温
度設定手段(図示せず)と、この温度設定手段で設定さ
れた温度の状態をLED等で表示する設定温度表示手段
(図示せず)を有している。
【0024】ここで、前記した通水弁17および給水弁
20について詳述する。まず、通水弁17は開口37を
有した水路A38、この水路A38内を遊動自在に配置
したボールA39、前記開口37を前記ボールA39に
よって閉塞するよう付勢するスプリングA40によって
構成されている。
【0025】一方、給水弁20は前記水路A38との接
続時にシール結合をするためのパッキング41、***4
2を有する水路B43、この水路B43内を遊動自在に
配置したボールB44、前記***42を前記ボールB4
4によって閉塞するよう付勢するスプリングB45、開
閉軸46、この開閉軸46を可動自在に保持する軸ガイ
ド47によって構成されている。前記開閉軸46の外径
は、前記水路B43の***42の内径に対して細く、小
穴42内を遊動可能に構成されている。
【0026】この構成において、アイロン本体3が載置
台5より取外されているときは、水路A38の開口37
はボールA39によって塞がれている。また、同様に、
水路B43の***42もボールB44によって塞がれて
いる。
【0027】ここで、アイロン本体3を載置台5に載置
すると、前記開閉軸46が前記スプリングA40,スプ
リングB45の抗力に打ち勝って各々ボールA39,ボ
ールB44を開口37と***42から離し、その結果、
水の通路が形成されるようになる。
【0028】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。まず、アイロンがけを行う場合は、アイロン
本体3を載置台5に載置して電源を投入し、温度設定手
段を操作して前記ベース11を任意の温度に設定する
と、前記温度検知手段13の出力に応じて温度信号処理
手段18が信号端子を介して制御装置36に信号を出力
する。この信号に応じてヒータ12に通電されベース1
1は設定された温度まで上昇する。
【0029】一方、電源投入によって前記制御装置36
が水量検知手段19の電極間の抵抗値を調べ、抵抗が大
きいレベルであればアイロン本体3内のタンク15に水
量が所定量入っていないと判断し、前記給水装置22を
正転(給水方向)駆動する。このとき、前記圧力弁24
の給水側弁25の給水ボール31が給水装置22の自給
圧力により給水スプリング30の付勢力に打ち勝って動
き、水路を開放させる。
【0030】したがって、給水装置22の動作とともに
貯水タンク23内の水を送水路21から給水弁20およ
び通水弁17を通してタンク15に送られる。そして、
タンク15に所定量の水が供給され、水量検知手段19
の両電極が水面に触れると、電極間抵抗が小さいレベル
になり、満水と判断して給水装置22は停止する。
【0031】このとき、圧力弁24の給水側弁25も閉
成される。この状態において、タンク15と貯水タンク
23の水頭差によってタンク15内に満たされた水が送
水路21から貯水タンク23側へ逆流しようとする圧力
が発生するが、前述のように圧力弁24の排水側弁26
の開放圧力は、アイロン本体3のタンク15と貯水タン
ク23の最大水頭差よりも高く設定してあるため、上記
のような水の逆流は発生せず、満水状態を保つことがで
きる。
【0032】次に、アイロン本体3を載置台5から取り
外してアイロンがけを行なうと、タンク15内の水は導
水路14を通じて気化室10に送られ、この気化室10
内で気化しスチームとしてベース11の底面より噴出さ
れる。
【0033】また、前記給水装置22が駆動中にアイロ
ン本体3を載置台5から取り外した場合も、前述のよう
に、ボールB44が***42を塞いでいるため、水は給
水弁20より流出することがなく、しかも、制御装置3
6によってアイロン本体3が載置台5から取り外されて
いることを検知して、給水装置22の駆動を停止させる
ようになっており弁装置24も閉じられる。
【0034】さらに、衣類の形を整えて次のアイロンか
けに備えるため、再び、アイロン本体3を傾斜した載置
台5に載置すると、ヒータ12に通電されるとともに、
アイロン本体3のタンク15に水が、前述と同様に満水
まで補給される。すなわち、アイロン本体3を載置する
度に満水まで給水されるのでアイロンかけ時には常に安
定したスチームが得られる。
【0035】上述のアイロンかけ作業終了後に、温度設
定手段を操作して前記ベース11の温度設定を解除する
と、アイロン本体3のタンク15に残った水を貯水タン
ク23に戻すため、制御装置36は給水装置22を逆転
(排水方向)駆動する。
【0036】このとき前記圧力弁24の排水側弁26の
排水ボール35が給水装置22の自給圧力により排水ス
プリング34の付勢力に打ち勝って動き、水路を開放さ
せる。したがって、給水装置22の動作とともにアイロ
ン本体3のタンク15内の水を貯水タンク23に戻すこ
とができる。
【0037】したがって、タンク15に水が残ることが
ないため、残水によるベース11の気化室10内の腐食
が未然に防止でき、長時間に亘って安定したスチームの
噴出が得られるようになる。
【0038】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図6は他の実施例を示したもので、前述の実施例と
同様に圧力弁50は貯水タンクからアイロン本体のタン
クに送水する給水側弁51と、アイロン本体のタンクか
ら貯水タンクに送水する排水側弁52により構成されて
いる。
【0039】前記給水側弁51は、弁体53に設けたボ
ール座54の開口55を給水スプリング56によって付
勢された給水ボール57により通常閉塞されおり、給水
スプリング56の給水ボール57と対向する側は給水時
の開放圧力を調整する給水圧力調整ねじからなる調整装
置58の先端面となっている。
【0040】一方、前記排水側弁52は、弁体53に設
けたボール座59の開口60を排水スプリング61によ
って付勢された排水ボール62により通常閉塞されてお
り、排水スプリング61の排水ボール62と対向する側
は排水時の開放圧力を調整する排水圧力調整ねじからな
る調整装置63の先端面となっている。
【0041】給水側弁51の開放圧力は、給水装置の正
転(給水方向)自給圧力より低く設定する必要がある
が、前記の調整装置58を回転調整することにより様々
な給水装置の自給圧力に対応できるようになる。
【0042】同様に、排水側弁52の開放圧力は、アイ
ロン本体のタンクと貯水タンクの最大水頭差よりも高
く、且つ前記給水装置の逆転(排水方向)自給圧力より
低く設定する必要があるが、前記調整装置63を回転調
整することにより、様々なアイロン本体のタンクと貯水
タンクの最大水頭差や、給水装置の自給圧力に対応でき
るようになるのである。
【0043】したがって、アイロン装置の大きさや給水
装置の能力にかかわらず本発明の圧力弁50を調整する
ことにより用いることが可能なため、極めて汎用性の高
いものになるものである。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明のアイロン装置
は、貯水タンク内の水を送水路を介してアイロン本体の
タンクに供給する給水装置と、前記アイロン本体のタン
クの水量を検知する水量検知手段と、この水量検知手段
の出力に基づいて前記給水装置を制御する制御装置と、
前記アイロン本体のタンクと前記給水装置との間に設け
られ、かつ、前記貯水タンクからアイロン本体のタンク
に送水する給水側と、アイロン本体のタンクから貯水タ
ンクに送水する排水側を、各々所定の開放圧力に設定し
た圧力弁を設けたことにより、アイロン本体を載置台に
載置したときアイロン本体のタンクに確実に給水するこ
とができるとともに、水量検知手段がアイロン本体のタ
ンクの満水を検知して給水装置の動作を停止させたと
き、圧力弁が閉状態になることにより給水後の貯水タン
ク側への逆流を防止することができる。さらに、アイロ
ンかけ終了後にアイロン本体のタンク内に残った水を給
水装置を逆転駆動することにより、貯水タンクに戻すこ
とが可能となる。
【0045】したがって、給水時における給水装置の断
続駆動を防止して、長期に亘って安定したアイロン本体
への給水が行えるとともに、貯水タンクをアイロン本体
の下方に配置することが可能となり、アイロン装置の高
さを低くして小型化をはかることができ、さらにベース
に気化室内の腐食を防止し、長期に亘って安定したスチ
ームの噴出が得られるようになるものである。
【0046】また、アイロン本体のタンクと給水装置と
の間に設けた圧力弁を、前記貯水タンクからアイロン本
体のタンクに送水する給水側と、アイロン本体のタンク
から貯水タンクに送水する排水側を、調整装置によって
各々所定の開放圧力に調整可能にしたことにより、アイ
ロン装置の大きさや給水装置の能力に応じて開放圧力を
任意に設定できるようになり、極めて汎用性の高いもの
になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示したアイロン装置の側面
【図2】同アイロン装置の内部の上面図
【図3】同アイロン装置のアイロン本体の要部断面図
【図4】同アイロン装置の圧力弁の拡大断面図
【図5】(a)同アイロン装置の通水弁と給水弁装置が
接続された状態を示した拡大断面図 (b)同アイロン装置の通水弁と給水弁装置が切り離さ
れた状態を示した拡大断面図
【図6】本発明の他の実施例におけるアイロン装置の圧
力弁の拡大断面図
【図7】従来のアイロン装置の要部断面図
【符号の説明】
3 アイロン本体 5 載置台 10 気化室 11 ベース 12 ヒータ 15 タンク 19 水量検知手段 21 送水路 22 給水装置 23 貯水タンク 24 圧力弁 36 制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータによって加熱されるベース、このベ
    ースに形成した気化室、この気化室に連結したタンクを
    有するアイロン本体と、このアイロン本体を載置する載
    置台と、前記タンクに供給する水を貯える貯水タンク
    と、この貯水タンク内の水を送水路を介して前記アイロ
    ン本体のタンクに供給する給水装置と、前記アイロン本
    体のタンクの水量を検知する水量検知手段と、この水量
    検知手段の出力に基づいて前記給水装置を制御する制御
    装置と、前記アイロン本体のタンクと前記給水装置との
    間に設けられ、かつ、前記貯水タンクからアイロン本体
    のタンクに送水する給水側と、アイロン本体のタンクか
    ら貯水タンクに送水する排水側の開放圧力を各々所定の
    圧力に設定した圧力弁を具備したアイロン装置。
  2. 【請求項2】ヒータによって加熱されるベース、このベ
    ースに形成した気化室、この気化室に連結したタンクを
    有するアイロン本体と、このアイロン本体を載置する載
    置台と、前記タンクに供給する水を貯える貯水タンク
    と、この貯水タンク内の水を送水路を介して前記アイロ
    ン本体のタンクに供給する給水装置と、前記アイロン本
    体のタンクの水量を検知する水量検知手段と、この水量
    検知手段の出力に基づいて前記給水装置を制御する制御
    装置と、前記アイロン本体のタンクと前記給水装置との
    間に設けられ、かつ、前記貯水タンクからアイロン本体
    のタンクに送水する給水側と、アイロン本体のタンクか
    ら貯水タンクに送水する排水側を、各々所定の開放圧力
    に調整可能な調整装置を有する圧力弁を具備したアイロ
    ン装置。
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JPS6221824U (ja) * 1985-07-20 1987-02-09
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