JPH06105997A - アイロン装置 - Google Patents

アイロン装置

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JPH06105997A
JPH06105997A JP25454592A JP25454592A JPH06105997A JP H06105997 A JPH06105997 A JP H06105997A JP 25454592 A JP25454592 A JP 25454592A JP 25454592 A JP25454592 A JP 25454592A JP H06105997 A JPH06105997 A JP H06105997A
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義則 片岡
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 アイロン本体をスタンドに載置しているとき
に、所定時間毎にアイロン本体のタンクの水を入れ換え
ることより、スチームを安定して噴出させることができ
るアイロン装置を提供する。 【構成】 アイロン本体10のスタンド24への載置の
有無を検知する載置検知手段39と、アイロン本体10
がスタンド24に載置されている時間を計時するタイマ
手段40と、その載置時間が所定値に到達したとき、給
排水装置28を駆動してアイロン本体10のタンク17
の水を入れ換える給排水制御手段41とを設けたもの
で、予め設定された所定時間毎にタンク17内の水を入
れ換えることができ、タンク17内の水が沸騰すること
なく、気泡によってタンク17や導水路18が閉塞され
るのを防止して、タンク17内の水が円滑に気化室12
へ供給され、スチームを安定して噴出させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衣類等のしわ伸ばしを行
うアイロン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアイロン装置は、例えば
特開昭58−29498号公報に示されているような構
成を採っており、具体的には図9のような構造になって
いた。すなわち、スタンド1に水タンク2と載置部3を
設け、この載置部3にアイロン本体4を載置すると水が
位置エネルギーによって給水弁5および6を介して、同
アイロン本体4内に水が供給され、その水をベース7で
気化してスチームを噴出させるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
造のものでは、アイロン本体4と貯水タンク2を連通さ
せることにより、同貯水タンク2の水頭圧を利用してア
イロン本体4に給水するため、アイロン本体4に所定量
の水を供給するための時間が一定しないという問題があ
った。つまり、タンク2の水位が変化することによって
水頭圧も変化し、その結果、給水速度も変化するのであ
る。
【0004】また、このような水タンク2の水頭圧を利
用する構成では、水タンク2をアイロン本体4より上方
に設置しなければならないため、アイロン本体4のスタ
ンド1への載置および取り外し時の操作性の向上と、装
置の小型化をはかるために、アイロン本体4のベース7
を下向きにして前上がりに傾斜させて載置するようにし
てその高さを低くしても、前記のように水タンク2は依
然としてアイロン本体4の上方に設けなければならず、
装置全体の小型化を促進することもできないものであっ
た。
【0005】このような課題を解決する手段として、ポ
ンプ等の給水装置を利用して給水する方法が考えられる
が、アイロン本体がスタンドに長時間載置されたとき
に、タンクやタンクとベースに形成された気化室をつな
ぐ導水路内の水は徐々に加熱されて上昇する。
【0006】そして、加熱された水が導水路内で沸騰す
ると、タンクや導水路に気泡が生じて水の通路を塞ぎ、
水が気化室に供給されずスチームの発生が著しく悪くな
るとともに、やがてはスチームが出なくなる。また、ス
チームを噴出させてアイロンがけを行っている場合はも
とより、アイロンがけ作業中の小休止時にスタンドに載
置しているときも同様で、スチームの噴出が不安定にな
ることによりしわ伸ばし効果が低下して使い勝手が悪い
という問題があった。
【0007】そこで、そこで本発明は、タンク内の水を
低温に維持してスチームを安定して噴出させることがで
きるアイロン装置を得ることを第1の目的としている。
第2の目的は、長時間アイロンがけを行った場合でもス
チームを安定して噴出させることができるようにするこ
とである。第3の目的は、アイロンがけ作業中における
小休止後の作業開始時に速やかにスチームを噴出させる
ことができるようにすることである。第4の目的はタン
ク内の水温上昇をより確実に防止することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そして、上記第1の目的
を達成するために本発明は、アイロン本体のスタンドへ
の載置の有無を検知する載置検知手段と、この載置検知
手段の出力により前記アイロン本体がスタンドに載置さ
れている時間を計時するタイマ手段と、このタイマ手段
によりアイロン本体の載置された時間が所定値に到達し
たとき、前記給排水装置を駆動して前記タンクの水を入
れ換える給排水制御手段を設けたものである。
【0009】また、第2の目的を達成するために本発明
は、アイロン本体のスタンドへの載置の有無を検知する
載置検知手段と、この載置検知手段の出力により前記ア
イロン本体が前記載置部に載置されている時間を計時す
るタイマ手段と、このタイマ手段により計時した載置時
間を積算するカウント手段と、カウント手段によりアイ
ロン本体の載置された時間が所定値に到達したとき、給
排水装置を駆動して前記タンクの水を入れ換える給排水
制御手段を設けたものである。
【0010】さらに、第3の目的を達成するために本発
明は、気化室に水を供給するための導水路の下流側と導
水口を連結した排水弁を有する排水路と、アイロン本体
のスタンドへの載置の有無を検知する載置検知手段と、
この載置検知手段の出力により前記アイロン本体がスタ
ンドに載置されている時間を計時するタイマ手段と、こ
のタイマ手段によりアイロン本体の載置された時間が所
定値に到達したとき前記給排水装置を駆動するととも
に、前記排水弁を開放して排水路から前記タンクの水を
入れ換える給排水制御手段を設けたものである。
【0011】そして、第4の目的を達成するために本発
明は、タンクの水の温度を検知する水温検知手段と、こ
の水温度検知手段により検知した水の温度信号を出力す
る温度信号送信手段と、前記アイロン本体のスタンドへ
の載置の有無を検知する載置検知手段と、前記アイロン
本体の載置の有無を検知する載置検知手段と、前記アイ
ロン本体がスタンドに載置されているとき、前記水温度
検知手段からの温度信号により前記タンクの水の温度が
所定値に到達したとき、前記給排水装置を駆動して前記
タンクの水を入れ換える給排水制御手段を設けたもので
ある。
【0012】
【作用】本発明のアイロン装置は、上記構成により、ア
イロン本体が長時間スタンドに載置されると、タンク内
の水を貯水タンク内の加熱されていない水と入れ換える
ことができ、タンクの水を常に低温に維持してタンクや
導水路等の温度上昇を抑えることができるようになるの
である。
【0013】また、アイロン本体のスタンドへの載置の
有無を検知する載置検知手段と、この載置検知手段の出
力により前記アイロン本体が前記載置部に載置されてい
る時間を計時するタイマ手段と、このタイマ手段により
計時した載置時間を積算するカウント手段と、カウント
手段により載置された時間が所定値に到達したとき、給
排水装置を駆動して前記タンクの水を入れ換える給排水
制御手段を設けたことにより、長時間アイロンがけを行
った場合にもタンクの水を低温に維持することができる
ようになる。
【0014】さらに、気化室に水を供給するための導水
路の下流側と導水口を連結した排水弁を有する排水路
と、アイロン本体のスタンドへの載置の有無を検知する
載置検知手段と、この載置検知手段の出力により前記ア
イロン本体がスタンドに載置されている時間を計時する
タイマ手段と、このタイマ手段の計時した載置時間によ
り所定時間毎に給排水装置を駆動するとともに、前記排
水弁を開放して排水路から前記タンクの水を入れ換える
給排水制御手段を設けたことにより、タンクとともに導
水路内の水を入れ換えることができるようになり、アイ
ロンがけ作業中における小休止後の作業開始時に速やか
にスチームを噴出させることができるようになるのであ
る。
【0015】そして、タンクの水の温度を検知する水温
検知手段と、この水温度検知手段により検知した水の温
度信号を出力する温度信号送信手段と、前記アイロン本
体のスタンドへの載置の有無を検知する載置検知手段
と、前記アイロン本体の載置の有無を検知する載置検知
手段と、前記アイロン本体がスタンドに載置されている
とき、前記水温度検知手段からの温度信号により前記タ
ンクの水の温度が所定値に到達したとき、前記給排水装
置を駆動して前記タンクの水を入れ換える給排水制御手
段を設けたことにより、使用される温度およびアイロン
がけと載置の継続時間に対応して的確に給排水装置を駆
動させることができるようになるのである。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。図1〜図3において、10はアイロン本
体で、蓋体11で覆われた気化室12を形成したベース
13、このベース13を加熱するヒータ14、前記ベー
ス13の温度を検知するサーミスタ等の温度検知手段1
5、この温度検知手段によりアイロン本体10のベース
13が設定した温度に到達しており、使用可能な状態で
あることを表示する適温表示回路16、この適温表示回
路16をアイロン本体10がスタンド24から離脱して
いる時も駆動させるための電源36を有している。
【0017】また、上記アイロン本体10には、前記気
化室12へ導水路18を経て水を供給するタンク17、
このタンク17内の水位を検知する電極等で構成された
水量検知手段19、前記タンク17に水を供給するため
の導水口20、前記温度検知手段15および前記水量検
知手段19の信号を処理し、信号ピン21に出力する複
数の電子部品により構成された信号処理回路35、前記
ヒータ14に接続された給電ピン22を有している。
【0018】そして、上記アイロン本体10を載置する
スタンド24には、アイロン本体10の信号ピン21お
よび給電ピン22と各々接続される信号端子23および
給電端子25、前記アイロン本体10の導水口20と接
続される給水口26、水を貯える貯水タンク27、前記
信号処理回路35の水量信号を受けて貯水タンク27に
貯えられた水を前記タンク17に給排水するためのポン
プ等で構成された給排水装置28を有している。
【0019】さらに、上記スタンド24には、前記信号
処理回路35の温度信号を受けて前記ヒータ14への通
電を制御する複数の電子部品により構成された温度制御
手段37、前記ベース13を任意の温度に設定するため
の温度設定手段32、設定された温度の状態をLED等
で表示する設定温度表示手段33、前記アイロン本体1
0を前記ベース13下方にして傾斜載置する載置部34
を有している。
【0020】また、前記スタンド24には、前記アイロ
ン本体10の前記載置部34への載置の有無を検知する
載置検知手段39、載置検知手段39の信号を入力しア
イロン本体10の載置時間を計時するタイマ手段40、
タイマ手段40の計時時間と載置検知手段39の載置信
号および信号処理回路35からの水量信号を入力し給排
水装置28を駆動する給排水制御手段41を有してい
る。
【0021】次に、この一実施例における動作を説明す
る。まず、アイロンがけを行うには、アイロン本体10
をスタンド24の載置部34に載置して電源を投入し、
スタンド24の温度設定手段32を操作して前記ベース
13を任意の温度に設定すると、前記温度検知手段15
の出力に応じて信号処理回路35が信号ピン21と信号
端子23を介して温度制御手段37に信号を出力する。
【0022】このベース13の温度信号に応じてヒータ
14への通電が給電ピン22、給電端子25を介して行
われ、ベース13は設定された温度まで上昇し、ベース
13が適温に到達するとアイロン本体10に取り付けら
れた適温表示回路16のLEDが点灯する。
【0023】さらに、電源投入によって前記温度制御手
段37が動作を開始すると同時に、載置検知手段39に
よりアイロン本体10がスタンド24の載置部34に載
置されていることが検知されて信号処理回路35が動作
し、前記水量検知手段19の出力に応じて、信号処理回
路35が信号ピン21、信号端子23を介して給排水制
御手段41に水量信号を出力する。
【0024】すなわち、アイロン本体10のタンク17
内の水が満水でなければ、この水量信号に応じて前記信
号端子23から満水信号が得られる迄給排水制御手段4
1は給排水装置28を駆動し、貯水タンク27内の水は
給排水装置28、給水口26、導水口20を通じてタン
ク17に送られる。
【0025】ここで、アイロン本体10を載置部34か
ら取り外してアイロンがけを行うと、載置検知手段39
によりアイロン本体10がスタンド24から離脱したこ
とが検知され、給排水制御装置41はその離脱信号を受
けて、給排水装置28の動作を停止する。
【0026】一方、アイロン本体10では、信号処理回
路35の動作は停止し、タンク17内の水は、導水路1
8を通じて気化室12に送られ、この気化室12内で気
化しスチームとしてベース13底面より噴出し、アイロ
ン本体10のタンク内の水量は次第に減少し、また、温
度検知手段15によって検知しているベース13の温度
も低下していき、ついには、アイロン本体10の適温表
示回路16のLEDも消灯する。
【0027】さらに、アイロンがけを行っている衣類の
形を整えるために、再度アイロン本体10をスタンド2
4の載置部34に戻すと、スタンド24の温度制御手段
37は、信号処理回路35からの温度信号により、ベー
ス13が設定された温度になるように給電端子25と給
電ピン22を介して通電を行う。
【0028】また、給排水制御手段41は、信号処理回
路35からのタンクの水量信号により、タンク17の水
が満水になるまで給排水装置28を駆動し貯水タンク2
7の水を給水口26と導水口20を経てタンク17に供
給し、やがて、タンク17が水量信号により満水になる
と給排水制御手段41は停止する。
【0029】このようにアイロンがけを行っているとき
は、給電と給水がアイロン本体10がスタンド24の載
置部34に載置されているときに行われ、アイロン本体
10が離脱中は載置時に供給された熱と水によってスチ
ームアイロンがけを行う。
【0030】次に、アイロンがけ中にアイロン本体10
がスタンド24の載置部34に長時間載置された場合の
動作を説明する。ベース13の温度は温度検知手段15
に検知され、その出力は信号処理回路35により信号ピ
ン21、信号端子23を介して温度制御手段37に送ら
れる。温度制御手段37はこの温度信号を入力してベー
ス13が設定された温度になるようにヒータ14への通
電制御を行う。
【0031】一方、アイロン本体10のタンク17や導
水路18には水が残っている。タイマ手段40は載置検
知手段39からの載置信号によりアイロン本体10が載
置部34に載置されている時間を計時する。
【0032】そして、給排水制御手段41はこのタイマ
手段40が計時しているアイロン本体10の載置されて
いる時間を入力しており、このアイロン本体10の載置
されている時間が予め設定された所定時間になると給排
水装置28を駆動し、タンク17の水を貯水タンク27
に戻し、戻し終われば再度貯水タンク27より水をタン
ク17に供給し、タイマ手段40の計時はリセットさ
れ、改めて計時し始める。
【0033】すなわち、アイロン本体10が載置部34
に載置されている限り所定時間毎にこの動作が繰返し行
われる。つまり、アイロン本体10のタンク17の水が
所定時間毎に入れ換えられるわけである。
【0034】したがって、タンク17の水は所定時間毎
に貯水タンク27内の温度の低い冷たい水と入れ換えら
れて、タンク17の周辺の導水路18等の温度も低下し
タンク17および導水路18の水が沸騰することなく、
長時間載置されていた後でも水はスムーズにタンク17
から導水路18を経て気化室12に送られスチームを発
生させることができ、快適なアイロンがけが行える。な
お、この水の入れ換えが行われる所定時間は、タンク1
7や導水路18の水が沸騰する以前に設定されているこ
とはいうまでもない。
【0035】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図4はアイロン本体10のスタンド24への載置の
有無を検知する載置検知手段39と、この載置検知手段
39の出力により前記アイロン本体10が載置部34に
載置されている時間を計時するタイマ手段40と、この
タイマ手段40により計時した載置時間を積算するカウ
ント手段42と、カウント手段42によりアイロン本体
10の載置された時間が所定値に到達したとき給排水装
置28を駆動して前記タンク17の水を入れ換える給排
水制御手段41を設けたものである。
【0036】この構成によれば、アイロン本体10がス
タンド24に載置されている時間が短い場合は、頻繁に
スタンド24への載置動作が行われているにもかかわら
ず、タンク17の水を入れ換えることができないという
不具合が解決できるもので、作業者の様々な動作に対応
することができるようになるとともに、長時間アイロン
がけを行った場合にもタンクの水を低温に維持すること
ができる。
【0037】また、図5は気化室12に水を供給するた
めの導水路18の下流側と導水口20を排水路43によ
って連結したもので、この排水路43からタンク17の
水を入れ換えるようにしたものである。この構成によれ
ば、タンク17とともに導水路18内の水を入れ換える
ことができ、水の入れ換え動作が行われるたびに導水路
18内を洗浄して、堆積する不純物を除去することがで
きるようになるとともに、アイロンがけ作業中における
小休止後の作業開始時に速やかにスチームを噴出させる
ことができるようになるのである。
【0038】さらに、図6〜図8は本発明の他の実施例
を示したもので、アイロン本体10のタンク17に、タ
ンク10内の水の温度を検知する水温検知手段44を設
け、この水温検知手段44からの水温信号は、信号処理
回路35に出力され、信号処理回路35はその信号を処
理し、信号ピン21、信号端子23を介して給排水制御
手段41に送信するように構成されている。
【0039】この構成における動作を説明する。水の入
れ換え動作を除いては第一の実施例と同様であるため水
の入れ換え動作のみを説明する。アイロン本体10がス
タンド24の載置部34に載置されているとき。給排水
制御手段41は信号処理回路35からの水温信号を信号
ピン21と信号端子23を介して入力し、タンク17内
の水温が予め設定された所定温度以上になると、給排水
装置28を動作させてタンク17内の水を貯水タンク2
7に戻し、戻し終われば再度貯水タンク27より水をタ
ンク17に供給するようになっている。
【0040】このように、水温検知手段44によりタン
ク17内の水温を検知して給排水装置28を動作させる
ことにより、導水路18内の水が過熱される前に的確に
水の入れ換えを行うことができるものである。なお、こ
の水を入れ換える所定温度はタンク17や導水路18の
水が沸騰しない温度に設定しなければならないことはい
うまでもない。
【0041】また、本発明ではタンク17内の水温を直
接検知した構成としたが、導水路18内の温度を検知す
るほか、タンク17や導水路18の温度を検知して水温
を推定してもよい。要は、タンク17の水を水温と関連
した温度に基づいて給排水制御手段41が駆動されるよ
うになっていればよいのである。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明は、アイロン本体の
スタンドへの載置の有無を検知する載置検知手段と、こ
の載置検知手段の出力により前記アイロン本体がスタン
ドに載置されている時間を計時するタイマ手段と、この
タイマ手段により載置された時間が所定値に到達したと
き前記給排水装置を駆動して前記タンクの水を入れ換え
る給排水制御手段を設けたことにより、予め設定された
所定時間毎にアイロン本体のタンク内の水を入れ換える
ことができ、長時間アイロン本体がスタンドに載置され
た場合でも、タンク内の水が沸騰することなく気泡によ
るタンクや導水路の閉塞を防止して、タンクの水を円滑
に気化室へ供給しスチームを安定して噴出させることが
できる。
【0043】また、アイロン本体のスタンドへの載置の
有無を検知する載置検知手段と、この載置検知手段の出
力により前記アイロン本体が前記載置部に載置されてい
る時間を計時するタイマ手段と、このタイマ手段により
計時した載置時間を積算するカウント手段と、カウント
手段により載置された時間が所定値に到達したとき給排
水装置を駆動して前記タンクの水を入れ換える給排水制
御手段を設けたことにより、頻繁に短時間の載置動作が
繰返された場合にも、タンクの水を低温に維持し安定し
てスチームを噴出させることができる。
【0044】さらに、気化室に水を供給するための導水
路の下流側と導水口を連結した排水弁を有する排水路
と、アイロン本体のスタンドへの載置の有無を検知する
載置検知手段と、この載置検知手段の出力により前記ア
イロン本体がスタンドに載置されている時間を計時する
タイマ手段と、このタイマ手段の計時した載置時間によ
り所定時間毎に給排水装置を駆動するとともに、前記排
水弁を開放して排水路から前記タンクの水を入れ換える
給排水制御手段を設けたことにより、タンクとともに導
水路内の水を入れ換えることができ、小休止後の作業開
始時に速やかにスチームを噴出させることができるとと
もに、導水路内の不純物や気泡を排除して、長期に亘っ
て良好なスチームを噴出させることができる。
【0045】そして、タンクの水の温度を検知する水温
検知手段と、この水温度検知手段により検知した水の温
度信号を出力する温度信号送信手段と、前記アイロン本
体のスタンドへの載置の有無を検知する載置検知手段
と、前記アイロン本体の載置の有無を検知する載置検知
手段と、前記アイロン本体がスタンドに載置されている
とき、前記水温度検知手段からの温度信号により前記タ
ンクの水の温度が所定値に到達したとき前記給排水装置
を駆動して前記タンクの水を入れ換える給排水制御手段
を設けたことにより、使用される温度およびアイロンが
けと載置の継続時間に対応して的確にタンク内の水を入
れ換えることができるとともに、しわ伸ばし効果を高め
て快適にアイロンがけ作業が行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示したアイロン装置の要部
断面図
【図2】同アイロン装置の回路構成を示したブロック図
【図3】同アイロン装置の動作を示したフローチャート
【図4】本発明の他の実施例を示したアイロン装置の回
路構成を示したブロック図
【図5】本発明の他の実施例を示したアイロン装置の要
部断面図
【図6】本発明の他の実施例を示したアイロン装置の要
部断面図
【図7】同アイロン装置の回路構成を示したブロック図
【図8】同アイロン装置の動作を示したフローチャート
【図9】従来のアイロン装置を示した要部断面図
【符号の説明】
10 アイロン本体 12 気化室 13 ベース 14 ヒータ 17 タンク 18 導水路 20 導水口 22 給電ピン 24 スタンド 25 給電端子 26 給水口 27 貯水タンク 28 給排水装置 34 載置部 39 載置検知手段 40 タイマ手段 41 給排水制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータによって加熱されるベース、このベ
    ースに形成した気化室、この気化室に水を供給するため
    の導水路、この導水路と連結したタンク、このタンクに
    接続された水の導水口、前記ヒータ回路に接続された給
    電ピンを有するアイロン本体と、このアイロン本体を載
    置する載置部、前記タンクに供給する水を貯える貯水タ
    ンク、この貯水タンク内の水の前記アイロン本体のタン
    クへの供給、および前記アイロン本体のタンク内の水の
    貯水タンクへの排出を行う給排水装置と、前記導水口に
    対向して前記給排水装置と連結される給水口、前記給電
    ピンに対向して設けた給電端子、前記アイロン本体の載
    置の有無を検知する載置検知手段、この載置検知手段の
    出力により前記アイロン本体が前記載置部に載置されて
    いる時間を計時するタイマ手段、このタイマ手段により
    アイロン本体の載置された時間が所定値に到達したと
    き、前記給排水装置を駆動して前記タンクの水を入れ換
    える給排水制御手段を有するスタンドを備えたアイロン
    装置。
  2. 【請求項2】ヒータによって加熱されるベース、このベ
    ースに形成した気化室、この気化室に水を供給するため
    の導水路、この導水路と連結したタンク、このタンクに
    接続された水の導水口、前記ヒータ回路に接続された給
    電ピンを有するアイロン本体と、このアイロン本体を載
    置する載置部、前記タンクに供給する水を貯える貯水タ
    ンク、この貯水タンク内の水の前記アイロン本体のタン
    クへの供給、および前記アイロン本体のタンク内の水の
    貯水タンクへの排出を行う給排水装置と、前記導水口に
    対向して前記給排水装置と連結される給水口、前記給電
    ピンに対向して設けた給電端子、前記アイロン本体の載
    置の有無を検知する載置検知手段、この載置検知手段の
    出力により前記アイロン本体が前記載置部に載置されて
    いる時間を計時するタイマ手段、このタイマ手段により
    計時した載置時間を積算するカウント手段、このカウン
    ト手段によりアイロン本体の載置された時間が所定値に
    到達したとき、前記給排水装置を駆動して前記タンクの
    水を入れ換える給排水制御手段を有するスタンドを備え
    たアイロン装置。
  3. 【請求項3】ヒータによって加熱されるベース、このベ
    ースに形成した気化室、この気化室に水を供給するため
    の導水路、この導水路と連結したタンク、このタンクに
    接続された水の導水口、前記導水路の下流側と前記導水
    口を連結した排水弁を有する排水路、前記ヒータ回路に
    接続された給電ピンを有するアイロン本体と、このアイ
    ロン本体を載置する載置部、前記タンクに供給する水を
    貯える貯水タンク、この貯水タンク内の水の前記アイロ
    ン本体のタンクへの供給、および前記アイロン本体のタ
    ンク内の水の貯水タンクへの排出を行う給排水装置と、
    前記導水口に対向して前記給排水装置と連結される給水
    口、前記給電ピンに対向して設けた給電端子、前記アイ
    ロン本体の載置の有無を検知する載置検知手段、この載
    置検知手段の出力により前記アイロン本体が前記載置部
    に載置されている時間を計時するタイマ手段、このタイ
    マ手段によりアイロン本体の載置された時間が所定値に
    到達したとき前記給排水装置を駆動するとともに、前記
    排水弁を開放して排水路から前記タンクの水を入れ換え
    る給排水制御手段を有するスタンドを備えたアイロン装
    置。
  4. 【請求項4】ヒータによって加熱されるベース、このベ
    ースに形成した気化室、この気化室に水を供給するため
    の導水路、この導水路と連結したタンク、このタンクに
    接続された水の導水口、前記タンクの水の温度を検知す
    る水温検知手段、この水温度検知手段により検知した水
    の温度信号を出力する温度信号送信手段、この温度信号
    送信手段と接続された信号ピン、前記ヒータ回路に接続
    された給電ピンを有するアイロン本体と、このアイロン
    本体を載置する載置部、前記タンクに供給する水を貯え
    る貯水タンク、この貯水タンク内の水の前記アイロン本
    体のタンクへの供給、および前記アイロン本体のタンク
    内の水の貯水タンクへの排出を行う給排水装置、前記導
    水口に対向して前記給排水装置と連結される給水口、前
    記給電ピンに対向して設けた給電端子、前記信号ピンに
    対向して設けた信号端子、前記アイロン本体の載置の有
    無を検知する載置検知手段、前記アイロン本体が載置部
    に載置されている時に、前記水温度検知手段からの温度
    信号により前記タンクの水の温度が所定値に到達したと
    き、前記給排水装置を駆動して前記タンクの水を入れ換
    える給排水制御手段を有するスタンドを備えたアイロン
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6176026B1 (en) * 1999-08-11 2001-01-23 Simatelex Manufactory Co., Ltd. Steam iron with power and water supplying stand
CN107142701A (zh) * 2017-06-23 2017-09-08 广东百晟图电器实业有限公司 熨烫装置

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