JPH06105530B2 - 記録又は再生装置 - Google Patents

記録又は再生装置

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JPH06105530B2
JPH06105530B2 JP61274163A JP27416386A JPH06105530B2 JP H06105530 B2 JPH06105530 B2 JP H06105530B2 JP 61274163 A JP61274163 A JP 61274163A JP 27416386 A JP27416386 A JP 27416386A JP H06105530 B2 JPH06105530 B2 JP H06105530B2
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chassis
shutter
spring
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昌宏 加藤
雄一 角田
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Description

【発明の詳細な説明】 この出願の発明は概して記録又は再生装置、あるいはこ
れを含む電子機器、ないし、これらに好適な諸機構の改
良に関するものである。
例えば、フロッピーディスクドライブ(以下FDD)のよ
うな磁気ディスク記録又は再生装置にあっては、磁気デ
ィスクカセットを収容するホルダが設けられている。こ
のホルダはカセットが所定位置まで挿入されると自動的
に降下させられ、これによってカセットが所定の記録又
は再生用の位置に装着されるように構成されているもの
が多い。
ところで、上記キャリッジ案内軸は装置のシャーシ基板
に取り付けられるものであるが、従来はこれを一端を基
板にビス留め固定した板バネの自由端で位置決め用凹部
に対して押し付けることで行っていた。
しかしながら、かかる従来の手段によると、案内軸の取
り付け作業が非常に煩わしいものであり、作業性の低下
と作業コストの高騰を招いた。
もちろん、このことはFDDに限らず、ヘッドキャリッジ
機構を有するプリンタを含む他の記録又は再生装置につ
いても同様である。
従って、この出願の発明は、ヘッドキャリッジ案内軸の
シャーシ基板への取り付け作業がすこぶる簡素化され、
作業性に富み、作業コストを安価にし得る記録又は再生
装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、ヘッドキャリッジを案内す
るための案内軸を、シャーシ基板にアウトサートモール
ドにより成形しつつ取り付けた合成樹脂製押え部材によ
りシャーシ基板に取り付けるようにした構造を採用し
た。
このようにすると、シャーシ基板にあらかじめ合成樹脂
材料のアウトサートモールドにて押え部材を成形しつつ
取り付けておき、この押え部材で案内軸を押えて、その
後適宜固定するだけで案内軸を簡単、かつ良好にシャー
シ基板に取り付けることができる。
この出願の上記の発明、ないし上記以外の発明の目的、
構成、作用効果、特徴点は、以下に続く添付の図面を参
照した実施例の説明に関する記載から明らかになるであ
ろう。
以下、この出願の発明の好ましい実施例について、添付
の図面を参照して説明する。
第4図(a)及び(b)は、3.5″規格マイクロフロッ
ピーディスクの表裏を示すものであり、シャッタの開い
た状態を示す。
10はディスクカートリッジ(略称カセット)であり、10
aはカセット内のメディア11とドライブ側磁気ヘッド
(不図示)がコンタクトするためのヘッドウインドウで
ある。10b,10b′は、カセットをドライブ内に位置決め
するための基準孔であり、10c,10c′は他機能(例えば
オートイジェクト)用の予備孔である。
11は記録媒体(メディア)で、12は前記メディアを位置
決め、回転させるためのメタルハブであり、メディアと
メタルハブは不図示の両面テープまたは接着剤によって
結合されている。前記メタルハブにはドライブ側の動力
源を受けるためのスピンドルホール12aと駆動ピンホー
ル12bが設けられている。
14,15(破線図示)はドライブ側モータスピンドル及び
駆動ピンを参考図示したものである。
10dはシャッタV溝、10eはシャッタV溝角、13はシャッ
タである。
第1図は実施例装置の全体平面図であり、同図において
10はカセット、20はカセット10を保持するカセットホル
ダ、20aはカセットホルダ20の天井の一部を切り起して
形成した加締め足で2個で一対を成す。21はカセット10
に適宜な押圧を与えるカセット押圧用板ばねで、第5図
(a),(b)に示すように、2個の加締め足20aを矢
印A,B方向に倒すことによってカセットホルダ20上に固
定されている。
22,22aはそれぞれコロ23をカセットホルダ20に回転自在
に軸承するコロ軸で、2個のコロ軸22,22aには第6図に
示すようにバネ30,31がコロ23にこすれることがないよ
うに溝22bが形成されている。
カセットホルダ20上に固定された軸26を支点としてシャ
ッタレバー24及びラッチ25が回動自在に取り付けられて
いる。取り付け部の詳細を第7図に示す。シャッタレバ
ー24には他端をカセットホルダ20の一部を切り起して形
成したスプリングフック24aに固定されたシャッタスプ
リング24bが張架されている。
一方、ラッチ25はモールド部材であり、一体成形された
薄肉片25bの先端がカセットホルダ20を切り起して形成
したフック25aに当接して弓なりにたわまされている。
シャッタレバー24の先端下面にはシャッタピン24cが設
けられている。
シャッタピン24cは第8図に示すように、円筒面の一部
が平面を成しており、シャッタ13を完全に開いたときに
シャッタV溝10d内にシャッタピン24cが全部入り込むこ
となくシャッタV溝角10eとシャッタピン24cの平面部が
接している。
このときシャッタピン24cの中心は、シャッタ13の端面1
3a内に位置する大きさになっており、シャッタ13の閉ま
る力(矢印D方向)を受けてもシャッタピン24cがシャ
ッタV溝10dから抜けてしまうことはない。第8図にお
いてシャッタピン24cはシャッタスプリング24bによって
矢印C方向に付勢されている。
27,27は側板、28はコの字状を成したリフトプレートで
ある。
27aは側板の一部を切り起して形成した規制タブで、バ
ネ30が誤って第9図の矢印E方向に異常に曲げられて永
久変形するのを防止している。
第9図において40はスピンドルモータのロータ、41はロ
ータ軸、42はスピンドルモータ回路基板、43はモータの
コイル、44は基板を止めるためのフックで合成樹脂性
で、シャーシ1に射出成形(アウトサートモールド)さ
れている。45はスイッチ片、46はシャーシ1にアウトサ
ートモールドされたスリーブ、47はスイッチノブであ
り、これらの拡大断面図を第10図に示す。スイッチノブ
47はスイッチ片45のバネ力で押し上げられており、カセ
ット10の上下動に応じて上下動する。
上述した部材はカセット検出スイッチを構成している
が、このほかにもライトプロテクト検出スイッチ、イン
ジェクションエンド検出スイッチ等が同様の構成で設け
られる。
本実施例においては、上記3つの検出スイッチは、第11
図(a),(b)に示すごとく、一体的に構成されてい
る。
すなわち、同図においてスイッチ片45は、各スイッチ用
に3つの腕部45a,45b,45cを有して導電性の弾性板バネ
により形成され、その中央部の下方折曲部45d,45eは先
端が爪部となっていて、回路基板42に形成されたスリッ
トを挿通して裏面側で折り曲げられることにより基板42
に取り付けられ、かつ回路上ではグランドに接続されて
いる。
各腕部45a,45b,45cは、それぞれ接点45′a,45′b,45′
cを有し、それぞれは基板42上の固定接点42′a,42′b,
42′cと対向している。また、各腕部45a,45b,45cに対
し、それぞれノブ47a,47b,47cが設けられている。な
お、第11図(b)で42a,42b,42cはそれぞれ信号ライン
用導体パターン、42dはグランド用導体パターンであ
る。
上記において、接点45′a−42′a,45′b−42′b,45′
c−42′cにより3つのスイッチのそれぞれが構成され
るものであり、従って、ノブ47a,47b,47cはカセットの
有無、ライトプロテクトの有無及びイジェクトの終了の
有無に応じて上下動して各接点間を接触ないし非接触と
するものである。
第12図に上記3つのスイッチを含む要部回路を示す。80
a,80b,80cはプルアップ用抵抗、81a,81b,81cはコンデン
サ、82a,82b,82cはインバータで、各スイッチのオン、
オフはハイ、ローの信号として各インバータ82a,82b,82
cから出力される。
第1図に戻って、29は装着されたカセットを操作者が押
して取り出すためのボタンである。ボタン29はリフトプ
レート28に固定されており、その固定方法を第13図
(a),(b)に示す。すなわち、リフトプレート28の
溝28aにボタン29の耳29aの溝に入り込むと同時に、リフ
トプレート28から突き出された凸部28bがボタン29の肉
ニゲ溝29bに入り込み結合される。第14図(a),
(b)は、操作ボタン29の取り付け方法の変形例で、凸
部28bの代りに窓28cにボタン29に成形されたノッチ部29
cが入り込み結合している。
一方、第1図において符号32はモールド形成されたイジ
ェクトレバー、32aはイジェクトレバー32に一体成形さ
れた薄肉片、32bはシャーシ1に成形された突起部で薄
肉片32aを支持している。イジェクトレバー32は、シャ
ーシ1に成形された軸32cに回動自在に支持されてい
る。
第1図において符号50で示すものは磁気ヘッド、ヘッド
押圧バネ、ヘッド担体等からなるヘッドキャリッジ部
材、51はヘッドケーブル、52はヘッドキャリッジ部材50
の摺動ガイドとなるところのガイドバー、53,53はガイ
ドバー52をシャーシ1に固定するガイドバー押え、54,5
4はガイドバー押え53の固定ネジ、55,56はキャリッジ部
材50の0位置ストッパとその固定ネジ、57,58はトラッ
ク0検出用センサとその固定ネジ、59はトラック0検出
用センサ57の取付位置を調整移動させるための調整カ
ム、60,61はステップモータ及びその固定ネジ、62はス
テップモータ60の取付位置を調整移動させるための偏心
ダボ、63はリードスクリュー、70は電気回路基板、71は
電気回路基板70上に固定されたI/Oコネクタで、その詳
細は第15図に示す通りである。すなわち、コネクタ70の
コネクタピン71aは、基板70に対し直立関係にあり、従
来の横向きピンの場合に比べて小型化を図っている。
2はベゼル、3,4は取り付け用部材で、共にシャーシ1
に固定されている。
ここで、キャリッジガイドバー52に対するキャリッジ部
材50側の軸受部の詳細について、第16図により説明す
る。
キャリッジ部材50はバー52に対する摺動部50a,50bを有
し、これらには軸受83、84が設けられている。ここで摺
動部50a,50bに嵌合された軸受83,84にガイドバー52を挿
入する際、軸受83,84間の通り誤差をなくすために、初
期に通常使用されるガイドバー52よりも若干太い基準ガ
イドバーを軸受83,84に挿入し、この時、圧入固定され
ている軸受83を基準にしてゆるく圧入されている軸受84
を通り、誤差を小さくする方向に動かし、位置決めした
後、接着剤85にて摺動部50bに固定する。
そして、接着剤85にて完全に軸受84が固定された後、通
常のガイドバー52を挿通して組み立てることにより、常
に同じ通り誤差条件の軸受83,84が得られる。
なお、上記の調整を可能にするため、摺動部50aが円孔
を有するシリンダ部となっているのに対し、摺動部50b
にはU字孔が設けられている。
本実施例ではアウトサート成形によりキャリッジガイド
バー52を位置決めし、押える樹脂機能部材を形成するよ
うにしている。
従来はAlDC(アルミニウムダイカスト)ベース等を2次
加工し、精度を出した部分にガイドバーをのせ、プレス
加工されたバネ性の薄板により、ネジ締固定されてい
た。
本実施例によりアウトサート成形によりガイドバーを位
置決め保持する部分と、ガイドバー押え部分をワンショ
ットで加工できるために、2次加工の廃止、部品の削減
が可能になり、大幅なコストダウンが可能となった。
次に、第17図(a)〜(d)により、その説明を行う。
第17図(a)はアウトサート成形直後の図である。
53は押え部材で、シャーシ1にその軸部53aを回動自在
にアウトサート成形されている。
86はガイドバー位置決め保持部材で、これと対向してシ
ャーシ1にはタップ孔87が形成されている。
88は86をシャーシに固定している部材、89はネジであ
る。
第17図(b)は第17図(a)の(b)−(b)線断面図
である。
第17図(c)はガイドバー52を固定している状態を示
す。
ガイドバー52を保持部材86にのせたあと押え部材53を回
転させ、押え部材53の先端部のタワミにより発生した力
によりガイドバー52を押えつけた状態であり、押え部材
53はネジ89により固定している。
第17図(d)は第17図(c)の(d)−(d)線の断面
図で、保持部材86によりガイドバー52の高さ方向を出し
ている。
横方向の位置精度は、シャーシ1の開口部1aの突出した
端縁1bにより出している。
本実施例では、キャリッジ50の0位置ストッパをもアウ
トサート成形により形成し、かつ調整を可能とするよう
にしている。
従来、0位置ストッパは別部材が使用されており、コス
ト、組み立てで問題があった。
本実施例では、アウトサート成形により0位置ストッパ
を形成することにより調整の簡便化、コストの削減が可
能となった。
これを第18図(a),(b)で説明する。
第18図(a)に示すように、シャーシ1にはアウトサー
ト成形された0位置ストッパ55が回動自在に取り付けら
れており、その一部には長孔55aが形成されている。73
はシャーシ1に加工されたタップ孔である。
第18図(b)はヘッドキャリッジ50の0位置ストッパと
して固定された状態を示し、長孔55aで調整する。56は
0位置ストッパ固定用ネジである。
本実施例では、アウトサート成形によりキャリッジドラ
イブ用ステップモータ及びリードスクリュー並びにトラ
ック00検出用フォトカプラの位置調整をベースに形成し
た偏心ダボにより行うようにしている。
従来、上記調整には別部材を使用するか治具を使用する
必要があり、コスト等の面で問題があった。
本実施例では、アウトサート成形により偏心ダボを形成
することにより、調整の簡便化、コストの削減が可能と
なった。
これについて第19図〜第21図により説明する。
第19図(a)はシャーシ1にアウトサート成形法により
形成された偏心ダボ62を示す。第19図(b)はその断面
図である。
第20図はキャリッジドライブ用ステップモータ60及びリ
ードスクリュー63の前後方向の位置調整に使用した例で
ある。図において60はステップモータ、74はプレス加工
されたホルダ、75はアウトサート成形された位置決めダ
ボ、63はリードスクリューである。
第21図はトラック00検出用フォトカプラの位置調整に使
用した例である。図において66はフォトカプラ、67は固
定用ネジ、68は位置決めダボ、62は偏心ダボである。
次に、第22図によりディスクドライブモータについて説
明する。
図において91はロータヨークで、その内側には92で示さ
れる永久磁石が取り付けられている。
93はダイレクトドライブ(DD)モータの制御回路及び駆
動コイル94を載せるためのプリント基板である。
ここでシャーシ1は、例えば硅素鋼板から成り、上記モ
ータのステータヨークに兼用されている。
このように、DDモータのステータヨークとFDDのシャー
シを兼用することにより、DDモータの取り付け工程を省
けるとともに、位置精度を向上させることができる。さ
らに構造が単純化するため、自動組立への適応もしやす
くなる。
96はハウジング、97は軸受、98はフランジ、99は回転
軸、101は前記ステータ兼シャーシ1に取り付けられた
カセット位置決めピン、102はカセット高さ決めピンで
ある。
次に、第23,24図により磁気ヘッドアセンブリについて
説明する。
第23図において50は0面ヘッド112が搭載されているヘ
ッドキャリッジ部材で、例えばポリカーボネート等の合
成樹脂から成形されている。
113は1面ヘッド(不図示)が搭載されているヘッドア
ームで、ヘッドアーム113とヘッドキャリッジ50はヘッ
ドアーム113と一体となった板バネ114を介してビス115
によって連結されている。
また、116は0面、1面ヘッドを記録媒体であるメディ
アに押し付けるための力(ヘッド圧)を生じさせるため
ヘッドアームスプリング118を取り付けるためのスプリ
ング取付アームである。
また、117はスプリング取付アーム116を引っかけるため
のフックアームである。そして、このスプリング取付ア
ーム116、フックアーム117はヘッドキャリッジ50と一体
成形されている。
第24図(a),(b)にその詳細を示す。第24図(a)
はスプリング118を取り付ける以前の状態を示したもの
である。
第24図(b)はスプリング118を取り付けた状態を示し
ている。
第24図(b)において、ヘッドアームスプリング118を
スプリング取付アーム116に入れ、図のようにヒンジ部1
16aで曲げ、フックアーム117を矢印P方向へわずかにず
らし、フック部に引っかける。
フックアーム117はモールド材のバネ性により元の状態
に戻るので、スプリング取付アーム116は第24図(b)
の状態となり、ヘッドアームスプリング118は外れるこ
とはない。
このように、従来のごとくスプリング支持用の別部材を
用いることなくスプリングの取り付けが可能になるもの
で、作業性に富み、かつコストダウンに大きく貢献でき
る。
次に、以上の構成の装置における、特にカセットの装
着、排出動作を第2,3図を用いて説明する。
各図は部分側面図とその部分平面図で構成されている。
第2図(a),(b)はカセット装着待ち状態で、カセ
ット10を矢印G方向にスライドさせて挿入する。シャッ
タレバー24、ラッチ25及びイジェクトレバー32はバネ力
によりそれぞれの原点位置に位置している。
カセット10をさらにスライドさせるとシャッタピン24c
がシャッタ13に当接してシャッタレバー24の回動動作
(第2図(c)の矢印H方向)に応じてシャッタ13を開
くとともに、カセット10の先端面がラッチ25の下面に形
成したラッチピン部25cに当接する。
さらに、カセット10をスライドさせると、ラッチ25は第
2図(c)中矢印I方向に回動する。
ラッチ25の先端のR部が側板27の曲げ部の角部27bをは
ずれると、バネ31(ねじりトーションバーバネで図の反
時計方向にねじられている)の力(矢印J)で、第2図
(d)に示すように、カセットホルダ20が矢印K方向に
スライドする。
側板27のコロ23が転動する面は、一部が切り欠かれてお
り、カセットホルダ20がスライドしてコロ23が切り欠き
部27aまで転動すると、カセットホルダ20は今度はバネ3
1の力で矢印L方向に下降する。
この時、カセット10はカセットホルダ20に上下方向の規
制を受けているので、カセットホルダ20と一緒に降下し
て、カセット10の装着動作が完了する(第2図(e),
(f))。
一方、カセット10を排出させるには、操作者がボタン29
を押すことにより、リフトプレート28が矢印M方向にス
ライドすると、リフトプレート28に形成された斜面部28
bがコロ23に接し、コロ23を矢印N方向に押し上げる
(第2図(g),(h))。
さらに、リフトプレート28を押し続けると、リフトプレ
ート28の先端部28cがイジェクトレバー32の片方の腕に
接し、リフトプレート28のスライド動作がイジェクトレ
バー32に伝達され、イジェクトレバー32は矢印O方向に
回動し、イジェクトレバー32の一方の腕の先端に押され
てカセットホルダ20は矢印P方向にスライドする(第2
図(i),(j))。
カセットガイド20のスライド動作が、ラッチ25の先端R
部が側板26の曲げ部の角部27bを乗り越える位置まで達
すると、ラッチ25は薄肉片25bのバネ力で矢印Q方向に
回動し、操作者がボタンを押す動作を中止してもカセッ
トホルダ20がバネ31の力でスライド作動しないようにロ
ックする(第2図(k),(l))。
一方、ラッチ25の構造は、第3図に示すようにカセット
10をその予備孔10c′をラッチフック部25dでホールドす
るようになっている。
すなわち、カセット10の先端がラッチピン部25cに接し
ないときは、ラッチフック部25dはカセット10の側面と
干渉しない位置にある(第3図(a))。
カセット10に押されてラッチ25が矢印R方向に回動する
と、ラッチフック部25dは予備孔10c′に入り込み、カセ
ット10をホールドする(第3図(b))。
排出するときはラッチ25は矢印Rの逆方向に回動するた
め、カセット10をフリーにする。従って、ラッチ25から
解放されたカセット10は、シャッタスプリング24bに付
勢されたシャッタレバー24の回動動作(矢印S)で矢印
T方向にスライドされ、排出動作は完了する(第2図
(k),(l))。
この出願の発明の実施例は以上の通りである。
以上、説明したように、本発明によれば、シャーシ基板
上に、ヘッドキャリッジを案内するための案内軸を取り
付けるに当たり、前記シャーシ基板上の案内軸取り付け
位置に形成された位置決め保持部材上に前記案内軸を載
置し、前記案内軸取り付け位置近傍における前記シャー
シ基板上に配された押え部材によつて前記案内軸を前記
位置決め保持部材に押圧して固定するようになし、前記
押え部材は、前記シャーシ基板上の前記案内軸取り付け
位置近傍における前記案内軸と係合せざる位置に、成型
後に前記押え部材を移動自在に支持し得る軸部とともに
合成樹脂により一体にアウトサートモールド成型され、
該アウトサートモールド成型後に前記押え部材を前記軸
部を介して前記案内軸取り付け位置側へと移動すること
により、前記位置決め保持部材上に載置された前記案内
軸を該押え部材の弾性によつて前記位置決め保持部材に
押圧して固定するように構成したので、ヘッドキャリッ
ジ案内軸のシャーシ基板への取り付け作業が著しく簡素
化され、作業性に富み作業コストを安価になし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの出願の発明をフロッピーディスク装置に適
用した場合の同装置の全体平面図、第2図(a)〜
(l)は第1図に示した装置のカセットの装填及び排出
動作を説明する動作状態図、第3図(a),(b)はラ
ッチ動作を説明する要部拡大図、第4図(a),(b)
は磁気ディスクカセットの表裏を示す平面図及び底面
図、第5図(a),(b)はカセットホルダ上でのカセ
ット押え用板バネの取り付け方法を説明するための部分
拡大断面図、第6図はカセットホルダ側面のコロの取り
付け部の詳細を示す部分拡大断面図、第7図はカセット
ホルダ上でのシャッタレバー及びラッチの取り付け部の
詳細を示す部分拡大断面図、第8図はシャッタピンとカ
セット及びそのシャッタとの関係をシャッタ開放状態で
示す部分平面図、第9図は第1図紙面上で上方の側面の
要部を示す側面図、第10図は検出スイッチ部の構成の詳
細を示す部分拡大断面図、第11図(a),(b)は一体
化された3つの検出スイッチの機械的構成を示す平面図
及び側面図、第12図は第11図に示したスイッチを含む要
部回路図、第13図(a),(b)は操作ボタンの取り付
け方法を説明するための分解斜視図及び取り付け状態で
の断面図、第14図(a),(b)は操作ボタンの他の取
り付け方法を説明するための分解斜視図及び取り付け状
態での断面図、第15図はコネクタの詳細を示す斜視図、
第16図はキャリッジ部材の軸受部の詳細を示す部分拡大
斜視図、第17図(a)はシャーシの要部の平面図、同図
(b)は同図(a)の(b)−(b)線断面図、同図
(c)はキャリッジガイドバーの取り付け状態を説明す
るシャーシの要部の平面図、同図(d)は同図(c)の
(d)−(d)線断面図、第18図(a),(b)はキャ
リッジの0位置ストッパのシャーシへの取り付け調整を
説明するための部分拡大図、第19図(a),(b)はシ
ャーシ上の位置調整用ダボを示す部分拡大図及び断面
図、第20図はキャリッジドライブ用ステップモータ及び
リードスクリューの位置調整機構を示す平面図、第21図
はヘッドのトラック00位置検出用フォトカプラの位置調
整機構を示す平面図、第22図はディスクドライブモータ
の構造を示す断面図、第23図は磁気ヘッドアセンブリの
全体斜視図、第24図(a),(b)はヘッドアームスプ
リングの取り付け方法を説明するための説明図である。 1…シャーシ、10…カセット 20…カセットホルダ 23…コロ、24…シャッタレバー 25…ラッチ、27…側板 28…リフトプレート 29…ボタン 32…イジェクトレバー 44…フック、45…スイッチ片 46…スリーブ、47…スイッチノブ 50…ヘッドキャリッジ部材 52…ガイドバー、53…押え部材 55…0位置ストッパ 59…センサ、60…ステップモータ 63…リードスクリュー 83,84…軸受

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャーシ基板上に、ヘッドキャリッジを案
    内するための案内軸を取り付けるに当たり、前記シャー
    シ基板上の案内軸取り付け位置に形成された位置決め保
    持部材上に前記案内軸を載置し、前記案内軸取り付け位
    置近傍における前記シャーシ基板上に配された押え部材
    によつて前記案内軸を前記位置決め保持部材に押圧して
    固定するようになし、 前記押え部材は、前記シャーシ基板上の前記案内軸取り
    付け位置近傍における前記案内軸と係合せざる位置に、
    成型後に前記押え部材を移動自在に支持し得る軸部とと
    もに合成樹脂により一体にアウトサートモールド成型さ
    れ、 該アウトサートモールド成型後に前記押え部材を前記軸
    部を介して前記案内軸取り付け位置側へと移動すること
    により、前記位置決め保持部材上に載置された前記案内
    軸を該押え部材の弾性によつて前記位置決め保持部材に
    押圧して固定するように構成されていることを特徴とす
    る記録又は再生装置。
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JPS6044272U (ja) * 1983-08-30 1985-03-28 松下電器産業株式会社 案内装置

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