JPH06105364A - セルラー電話ゾーンシステム - Google Patents
セルラー電話ゾーンシステムInfo
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- JPH06105364A JPH06105364A JP5081695A JP8169593A JPH06105364A JP H06105364 A JPH06105364 A JP H06105364A JP 5081695 A JP5081695 A JP 5081695A JP 8169593 A JP8169593 A JP 8169593A JP H06105364 A JPH06105364 A JP H06105364A
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- Japan
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- mobile unit
- marker
- signal
- identification signal
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- H04W4/00—Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
- H04W4/24—Accounting or billing
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S5/00—Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
- G01S5/02—Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations using radio waves
- G01S5/10—Position of receiver fixed by co-ordinating a plurality of position lines defined by path-difference measurements, e.g. omega or decca systems
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S5/00—Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
- G01S5/02—Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations using radio waves
- G01S5/14—Determining absolute distances from a plurality of spaced points of known location
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- H04K—SECRET COMMUNICATION; JAMMING OF COMMUNICATION
- H04K3/00—Jamming of communication; Counter-measures
- H04K3/40—Jamming having variable characteristics
- H04K3/41—Jamming having variable characteristics characterized by the control of the jamming activation or deactivation time
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- H04K—SECRET COMMUNICATION; JAMMING OF COMMUNICATION
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- H04K3/43—Jamming having variable characteristics characterized by the control of the jamming power, signal-to-noise ratio or geographic coverage area
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- H04K—SECRET COMMUNICATION; JAMMING OF COMMUNICATION
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- H04K3/82—Jamming or countermeasure characterized by its function related to preventing surveillance, interception or detection
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- H04M15/00—Arrangements for metering, time-control or time indication ; Metering, charging or billing arrangements for voice wireline or wireless communications, e.g. VoIP
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- H04M15/8033—Rating or billing plans; Tariff determination aspects location-dependent, e.g. business or home
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- H04K2203/16—Jamming or countermeasure used for a particular application for telephony
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Accounting & Taxation (AREA)
- General Business, Economics & Management (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 セルラーサービスエリア内の予め定められた
ゾーンにマークを付け、かつ移動ユニットが特定ゾーン
内にあるかどうかを決定するためのシステムを提供す
る。 【構成】 セルラー電話システム５０は複数のセルサイ
ト保護エリア５２からなり、それらの各々はセルサイト
トランシーバ５４によってサービスされる。同時に、セ
ルサイト保護エリア５２はセルラーサービスエリア５５
を規定する。セルサイトトランシーバは複数の専用通信
リンク５８、例えば電話回線、マイクロ波リンク等によ
って移動電話交換局（ＭＴＳＯ）５６へ接続される。Ｍ
ＴＳＯ５６は公衆交換電話ネットワーク６０とインター
フェースし、セルラーサービスエリア内の複数の移動ユ
ニット６２への、またはそれからの電話呼を取扱う。
ゾーンにマークを付け、かつ移動ユニットが特定ゾーン
内にあるかどうかを決定するためのシステムを提供す
る。 【構成】 セルラー電話システム５０は複数のセルサイ
ト保護エリア５２からなり、それらの各々はセルサイト
トランシーバ５４によってサービスされる。同時に、セ
ルサイト保護エリア５２はセルラーサービスエリア５５
を規定する。セルサイトトランシーバは複数の専用通信
リンク５８、例えば電話回線、マイクロ波リンク等によ
って移動電話交換局（ＭＴＳＯ）５６へ接続される。Ｍ
ＴＳＯ５６は公衆交換電話ネットワーク６０とインター
フェースし、セルラーサービスエリア内の複数の移動ユ
ニット６２への、またはそれからの電話呼を取扱う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、概してセルラー電話ゾ
ーンシステムに関し、特にセルラー電話サービスエリア
を複数のゾーンへ分割するためのシステムに関する。
ーンシステムに関し、特にセルラー電話サービスエリア
を複数のゾーンへ分割するためのシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】セルラー無線通信技術において、比較的
低いコストと、進歩とにより、たいていの大都市エリア
は図１に示されるシステムに類似するセルラー電話ネッ
トワークを現在備える。
低いコストと、進歩とにより、たいていの大都市エリア
は図１に示されるシステムに類似するセルラー電話ネッ
トワークを現在備える。
【０００３】セルラー電話システム１０は移動電話交換
局(mobile telephone switching office;MTSO)１２と複
数のセルサイトトランシーバ１４ａ−１４ｃとを含む。
セルサイトトランシーバはセルラーサービスエリア２０
を移動できる１以上の移動ユニット１６へ無線通信信号
を送信し、かつ移動ユニットから受信する。ここで使用
される用語として移動ユニットは定位置または乗物内に
永続的に設置することができる、または携帯可能なセル
ラー音声電話またはデータ受信機を示す。各セルサイト
トランシーバ１４はセルサイト保護エリアと称する地理
的エリア内にて無線通信信号を放送でき、かつ受信でき
る。さらに、エリア１８はセルラーサービスエリア２０
全体からなる。代表的にはセルラーサービスエリアは大
都市エリアすなわちより大きい領域を含む。
局(mobile telephone switching office;MTSO)１２と複
数のセルサイトトランシーバ１４ａ−１４ｃとを含む。
セルサイトトランシーバはセルラーサービスエリア２０
を移動できる１以上の移動ユニット１６へ無線通信信号
を送信し、かつ移動ユニットから受信する。ここで使用
される用語として移動ユニットは定位置または乗物内に
永続的に設置することができる、または携帯可能なセル
ラー音声電話またはデータ受信機を示す。各セルサイト
トランシーバ１４はセルサイト保護エリアと称する地理
的エリア内にて無線通信信号を放送でき、かつ受信でき
る。さらに、エリア１８はセルラーサービスエリア２０
全体からなる。代表的にはセルラーサービスエリアは大
都市エリアすなわちより大きい領域を含む。
【０００４】被呼移動ユニット１６への電話呼は別の移
動ユニットかまたは地上ベースの電話かのいずれかから
公衆交換電話ネットワーク(public switched telephone
network;PSTN) ２５を介して開始する場合、呼者はセル
ラー電話システム１０へまずアクセスしなければならな
い。このことは、移動ユニットの独特な識別番号（すな
わち、その電話番号）のダイヤルを回わすことによって
成し遂げられる。ＭＴＳＯ１２はかような呼要求を受信
し、呼処理を始めるよう中央呼プロセッサ１７を指示す
る。中央呼プロセッサ１７は専用ライン１９（例えば、
電話回線またはマイクロ波リンク等）からの信号を各々
のセルサイトトランシーバ１４ａ−１４ｃへ送信し、移
動ユニット１６を位置付けるページ信号をセルサイトト
ランシーバへ送信させる。ページ信号は、特定の移動ユ
ニット１６へ警報が出され、それがページ信号の一部と
してページ付けされた移動ユニットの識別、すなわち電
話番号を含むことによって呼び出される。
動ユニットかまたは地上ベースの電話かのいずれかから
公衆交換電話ネットワーク(public switched telephone
network;PSTN) ２５を介して開始する場合、呼者はセル
ラー電話システム１０へまずアクセスしなければならな
い。このことは、移動ユニットの独特な識別番号（すな
わち、その電話番号）のダイヤルを回わすことによって
成し遂げられる。ＭＴＳＯ１２はかような呼要求を受信
し、呼処理を始めるよう中央呼プロセッサ１７を指示す
る。中央呼プロセッサ１７は専用ライン１９（例えば、
電話回線またはマイクロ波リンク等）からの信号を各々
のセルサイトトランシーバ１４ａ−１４ｃへ送信し、移
動ユニット１６を位置付けるページ信号をセルサイトト
ランシーバへ送信させる。ページ信号は、特定の移動ユ
ニット１６へ警報が出され、それがページ信号の一部と
してページ付けされた移動ユニットの識別、すなわち電
話番号を含むことによって呼び出される。
【０００５】各セルサイトトランシーバ１４は、すべて
のページ、並びに制御信号、チャネル割り当て及び他の
全般的なメッセージを各移動ユニットへ伝える１以上の
専用前方制御チャネルのページ信号を送信する。専用前
方制御チャネルは移動ユニットと別の移動ユニットまた
は地上ベース電話との間の音声通信を実際に伝える音声
チャネルから区別される。各セルサイトトランシーバは
ページが実行され得る１以上の前方制御チャネルを有す
ることができる。しかしながら、明瞭にするためにこの
記載では各セルサイトトランシーバは１個の前方制御チ
ャネルを有すると仮定する。
のページ、並びに制御信号、チャネル割り当て及び他の
全般的なメッセージを各移動ユニットへ伝える１以上の
専用前方制御チャネルのページ信号を送信する。専用前
方制御チャネルは移動ユニットと別の移動ユニットまた
は地上ベース電話との間の音声通信を実際に伝える音声
チャネルから区別される。各セルサイトトランシーバは
ページが実行され得る１以上の前方制御チャネルを有す
ることができる。しかしながら、明瞭にするためにこの
記載では各セルサイトトランシーバは１個の前方制御チ
ャネルを有すると仮定する。
【０００６】移動ユニットが電話呼でふさがっていない
時、ユニットはアイドル状態で動作する。アイドル状態
では移動ユニットは最も強い利用可能な前方制御チャネ
ルへ同調し、かつそのチャネルをページ信号またはチャ
ネルに向けられたメッセージの代りに監視する。ページ
信号が送信されることを決定する際、移動ユニット１６
は再びすべての前方制御チャネルを走査し、最も強い信
号を送信するセルサイトトランシーバを選択する。その
時、移動ユニットは最も強い前方制御チャネルに関連し
た反対の制御チャネルを越えてセルサイトトランシーバ
へ確認信号を送信する。この確認信号は（いくつかのセ
ルサイトトランシーバ１４ａ−１４ｃに関連した）いく
つかの前方制御チャネルの内どれを移動ユニット１６と
の別の呼処理通信のために使用してよいかをＭＴＳＯ１
２へ指示する役目を果たす。この別の通信は代表的に移
動ユニットへ送られるメッセージを含み、呼処理完了及
び呼出し側との接続のために特定の音声チャネルへ同調
するよう移動ユニットへ指示する。どのようにセルサイ
トトランシーバが前方で反対の制御チャネルの信号を送
信するかの詳細は代表的に標準プロトコル、例えばＥＩ
Ａ／ＴＩＡ−５５３仕様及び狭バンドアナログ移動電話
サービス(Narrow Band Analog Mobile PhoneService;NA
MPS) の空中インターフェース標準及びデジタル通信の
類似の空中インターフェース標準によって支配され、そ
れらのすべてはセルラー電話通信において通常の技能を
有するものへ良く知られており、従って記載されない。
時、ユニットはアイドル状態で動作する。アイドル状態
では移動ユニットは最も強い利用可能な前方制御チャネ
ルへ同調し、かつそのチャネルをページ信号またはチャ
ネルに向けられたメッセージの代りに監視する。ページ
信号が送信されることを決定する際、移動ユニット１６
は再びすべての前方制御チャネルを走査し、最も強い信
号を送信するセルサイトトランシーバを選択する。その
時、移動ユニットは最も強い前方制御チャネルに関連し
た反対の制御チャネルを越えてセルサイトトランシーバ
へ確認信号を送信する。この確認信号は（いくつかのセ
ルサイトトランシーバ１４ａ−１４ｃに関連した）いく
つかの前方制御チャネルの内どれを移動ユニット１６と
の別の呼処理通信のために使用してよいかをＭＴＳＯ１
２へ指示する役目を果たす。この別の通信は代表的に移
動ユニットへ送られるメッセージを含み、呼処理完了及
び呼出し側との接続のために特定の音声チャネルへ同調
するよう移動ユニットへ指示する。どのようにセルサイ
トトランシーバが前方で反対の制御チャネルの信号を送
信するかの詳細は代表的に標準プロトコル、例えばＥＩ
Ａ／ＴＩＡ−５５３仕様及び狭バンドアナログ移動電話
サービス(Narrow Band Analog Mobile PhoneService;NA
MPS) の空中インターフェース標準及びデジタル通信の
類似の空中インターフェース標準によって支配され、そ
れらのすべてはセルラー電話通信において通常の技能を
有するものへ良く知られており、従って記載されない。
【０００７】セルラー電話は頻繁に旅行するか、または
顧客と絶えず接触することを要求する仕事の人々によっ
てすばやく受け入れられたが、多くの個人は現在のセル
ラー電話システムを利用することから思いとどまってい
る。この思いとどまっている主な理由はセルラーサービ
ス提供者によってセルラー電話呼対して課される比較的
高い価格のためである。慣用の地上ベースの電話システ
ムにおいて、電話呼の価格は一定のエリアへ利用可能な
電話資源の需要と供給に反映するよう設定できる。例え
ば、電話トラフィック及び提供サービスの費用が高い大
きい大都市エリアまたは金融地域では使用者はほとんど
呼が作られない地方エリアにおいてよりも呼に対しより
多く支払うことが期待できる。しかしながら、現行のセ
ルラー技術では図１に示すセルラー電話システムのよう
に、セルラーサービス使用者は使用者がどこのセルラー
サービスエリア内にいるかを知る方法がない。従って、
セルラーサービス提供者は使用者がセルラーサービスエ
リア内の彼の位置を知ることを要求するサービスを創出
するためには困難であった。
顧客と絶えず接触することを要求する仕事の人々によっ
てすばやく受け入れられたが、多くの個人は現在のセル
ラー電話システムを利用することから思いとどまってい
る。この思いとどまっている主な理由はセルラーサービ
ス提供者によってセルラー電話呼対して課される比較的
高い価格のためである。慣用の地上ベースの電話システ
ムにおいて、電話呼の価格は一定のエリアへ利用可能な
電話資源の需要と供給に反映するよう設定できる。例え
ば、電話トラフィック及び提供サービスの費用が高い大
きい大都市エリアまたは金融地域では使用者はほとんど
呼が作られない地方エリアにおいてよりも呼に対しより
多く支払うことが期待できる。しかしながら、現行のセ
ルラー技術では図１に示すセルラー電話システムのよう
に、セルラーサービス使用者は使用者がどこのセルラー
サービスエリア内にいるかを知る方法がない。従って、
セルラーサービス提供者は使用者がセルラーサービスエ
リア内の彼の位置を知ることを要求するサービスを創出
するためには困難であった。
【０００８】結果として、必要性から使用者がセルラー
サービスエリア内の予め定められたゾーン内にいるかど
うかを彼が決定でき、そしてセルラーサービスシステム
へ情報を伝達することができるシステムを提供するよう
開発された。さらに、望ましくはかようなシステムは既
存のセルラー技術と両立されるべきであり、既存のセル
ラーシステムの運用を低下させるべきではない。最後
に、かようなシステムはセルラーシステムへ現に割当て
られている以上の無線通信周波数を要求すべきでなく、
また既存のセルラー周波数の大部分をも要求すべきでは
ない。
サービスエリア内の予め定められたゾーン内にいるかど
うかを彼が決定でき、そしてセルラーサービスシステム
へ情報を伝達することができるシステムを提供するよう
開発された。さらに、望ましくはかようなシステムは既
存のセルラー技術と両立されるべきであり、既存のセル
ラーシステムの運用を低下させるべきではない。最後
に、かようなシステムはセルラーシステムへ現に割当て
られている以上の無線通信周波数を要求すべきでなく、
また既存のセルラー周波数の大部分をも要求すべきでは
ない。
【０００９】
【発明が解決すべき課題及び課題を解決するための手
段】本発明によれば、セルラーサービスエリア内の予め
定められたゾーンにマークを付け、かつ移動ユニットが
特定ゾーン内にあるかどうかを決定するためのシステム
が開示される。このシステムは、セルラーサービスエリ
アを通じて配置される複数のマーカ（marker）送信機を
含む。マーカ信号(marker signal) はゾーンの境界に実
質的に一致する無線通信周波数保護エリアの移動ユニッ
トによってマーカ信号が受信され得るように１以上のマ
ーカ送信機によって送信される。マーカ信号に含まれる
ものは、セルラーサービスエリア内の各ゾーンへ独特な
ゾーン識別信号である。移動ユニットは１以上の特定の
予め選択されたゾーンのゾーン識別信号で予めプログラ
ムされている。各移動ユニットはマーカ送信機によって
送信されるマーカ信号を受信するためにマーカチャネル
(marker channel)を監視する。もし、移動ユニットが特
定の予め選択されたゾーンのゾーン識別信号を受信する
ならば、かかる状態の指示は使用者へ提供される。さら
に、呼開始時、信号は移動ユニットがゾーン内にあるこ
とを示すセルラーサービスシステムへ送信される。
段】本発明によれば、セルラーサービスエリア内の予め
定められたゾーンにマークを付け、かつ移動ユニットが
特定ゾーン内にあるかどうかを決定するためのシステム
が開示される。このシステムは、セルラーサービスエリ
アを通じて配置される複数のマーカ（marker）送信機を
含む。マーカ信号(marker signal) はゾーンの境界に実
質的に一致する無線通信周波数保護エリアの移動ユニッ
トによってマーカ信号が受信され得るように１以上のマ
ーカ送信機によって送信される。マーカ信号に含まれる
ものは、セルラーサービスエリア内の各ゾーンへ独特な
ゾーン識別信号である。移動ユニットは１以上の特定の
予め選択されたゾーンのゾーン識別信号で予めプログラ
ムされている。各移動ユニットはマーカ送信機によって
送信されるマーカ信号を受信するためにマーカチャネル
(marker channel)を監視する。もし、移動ユニットが特
定の予め選択されたゾーンのゾーン識別信号を受信する
ならば、かかる状態の指示は使用者へ提供される。さら
に、呼開始時、信号は移動ユニットがゾーン内にあるこ
とを示すセルラーサービスシステムへ送信される。
【００１０】本発明の別の特徴によれば、マーカ信号は
同期コードを含み、この同期コードによって移動ユニッ
トは、データが複数の送信機により送信される一連の時
間スロットを同期させることができる。
同期コードを含み、この同期コードによって移動ユニッ
トは、データが複数の送信機により送信される一連の時
間スロットを同期させることができる。
【００１１】さらに、本発明の別の特徴によれば、マー
カ送信機は、ゾーン識別信号が別のマーカ送信機によっ
て送信され、さらに移動ユニットによってゾーン識別信
号が受信され得る無線通信周波数保護エリアを形成する
時間スロットの間にジャミング（妨害）信号を送信でき
る。マーカ送信機がゾーン識別信号及びジャミング信号
を送信する電力レベルは無線通信周波数保護エリアを形
成するために変更することもできる。ゾーンコンピュー
タは通信リンクを介して各々のマーカ送信機へ結合さ
れ、マーカ送信機が送信する電力レベルを制御する。
カ送信機は、ゾーン識別信号が別のマーカ送信機によっ
て送信され、さらに移動ユニットによってゾーン識別信
号が受信され得る無線通信周波数保護エリアを形成する
時間スロットの間にジャミング（妨害）信号を送信でき
る。マーカ送信機がゾーン識別信号及びジャミング信号
を送信する電力レベルは無線通信周波数保護エリアを形
成するために変更することもできる。ゾーンコンピュー
タは通信リンクを介して各々のマーカ送信機へ結合さ
れ、マーカ送信機が送信する電力レベルを制御する。
【００１２】さらに、本発明の別の特徴において、マー
カ送信機もまた特定ゾーンへ独特な可変パスワードを送
信する。移動ユニットは移動ユニットから受信したパス
ワードがマーカ送信機によって送信されたパスワードと
比較するセルラーシステムへ戻るよう送信する。もし、
パスワードが同じならば、セルラーサービス提供者は移
動ユニットが特定ゾーン内にあると確心することができ
る。可変パスワードを使用することによって、ゾーンマ
ーキングシステムの不正使用が抑制される。
カ送信機もまた特定ゾーンへ独特な可変パスワードを送
信する。移動ユニットは移動ユニットから受信したパス
ワードがマーカ送信機によって送信されたパスワードと
比較するセルラーシステムへ戻るよう送信する。もし、
パスワードが同じならば、セルラーサービス提供者は移
動ユニットが特定ゾーン内にあると確心することができ
る。可変パスワードを使用することによって、ゾーンマ
ーキングシステムの不正使用が抑制される。
【００１３】
【実施例】図２は本発明によるセルラー電話システム５
０の好ましい実施態様の図である。セルラー電話システ
ム５０は複数のセルサイト保護エリア５２からなり、そ
れらの各々はセルサイトトランシーバー５４によってサ
ービスされる。同時に、セルサイト保護エリア５２はセ
ルラーサービスエリア５５を規定する。セルサイトトラ
ンシーバーは複数の専用通信リンク５８、例えば電話回
線、マイクロ波リンク等によって移動電話交換局（ＭＴ
ＳＯ）５６へ接続される。ＭＴＳＯ５６は公衆交換電話
ネットワーク６０とインターフェースし、セルラーサー
ビスエリア内の複数の移動ユニット６２への、またはそ
れからの電話呼を取扱う。
０の好ましい実施態様の図である。セルラー電話システ
ム５０は複数のセルサイト保護エリア５２からなり、そ
れらの各々はセルサイトトランシーバー５４によってサ
ービスされる。同時に、セルサイト保護エリア５２はセ
ルラーサービスエリア５５を規定する。セルサイトトラ
ンシーバーは複数の専用通信リンク５８、例えば電話回
線、マイクロ波リンク等によって移動電話交換局（ＭＴ
ＳＯ）５６へ接続される。ＭＴＳＯ５６は公衆交換電話
ネットワーク６０とインターフェースし、セルラーサー
ビスエリア内の複数の移動ユニット６２への、またはそ
れからの電話呼を取扱う。
【００１４】セルラー電話システム５０と先行技術のセ
ルラー電話システム（図１に示される）との主な違い
は、セルラーサービスエリア５５を多数のゾーンＺ1 ，
Ｚ2 ，Ｚ3 ，…，Ｚn へ分割することである。これらの
ゾーンは別個の地理的エリア内に配置することができ、
または部分的にあるいは完全に重複することができる。
ゾーンはセルサイト保護エリア５２より大きく、あるい
は小さくすることができる。しかしながら、各ゾーンは
代表的に約５マイル（約８０４５ｍ）の半径を有する。
ルラー電話システム（図１に示される）との主な違い
は、セルラーサービスエリア５５を多数のゾーンＺ1 ，
Ｚ2 ，Ｚ3 ，…，Ｚn へ分割することである。これらの
ゾーンは別個の地理的エリア内に配置することができ、
または部分的にあるいは完全に重複することができる。
ゾーンはセルサイト保護エリア５２より大きく、あるい
は小さくすることができる。しかしながら、各ゾーンは
代表的に約５マイル（約８０４５ｍ）の半径を有する。
【００１５】本発明によるセルラー電話システム５０に
よって移動ユニット６２の使用者は複数のゾーンの１つ
を「主」ゾーンとして選択するためにセルラー電話シス
テムを運用するセルラーサービス提供者と接触すること
ができる。移動ユニット６２が主ゾーン内にて電話呼を
作り、かつ受け取る毎に、使用者はその特定ゾーンのた
めに設定された料金計画によりプログラムが組まれる。
例えば、移動ユニット６２の使用者が主ゾーンとしてゾ
ーンＺ1 を選択したと仮定すると、その時移動ユニット
６２が電話呼を配置、すなわち受信する毎に、ユニット
がゾーンＺ1 の境界内にあるかどうかの決定がなされ
る。もし、移動ユニットがゾーンＺ1 内にあるならば、
指示が使用者へ提供され、その結果彼は彼が主ゾーン内
にいることがわかる。もし、主ゾーン内にいる時、使用
者が電話呼を開始、または受け取るならば、信号はＭＴ
ＳＯ５６へ送信され、使用者はその特定ゾーンのために
設定された料金で呼に対して請求される。例えば、セル
ラーサービス提供者はゾーンＺ1 内にて作られた呼の割
引を使用者へ与えることを希望することができ、かつゾ
ーンＺ1 の外側にて作られた呼に対して割増を課するこ
とを希望することができる。一方、もしゾーンＺ1 が高
密度エリアに配置されるならば、使用者はゾーン内の呼
を作る、または受け取るために割増料金を課され得る。
よって移動ユニット６２の使用者は複数のゾーンの１つ
を「主」ゾーンとして選択するためにセルラー電話シス
テムを運用するセルラーサービス提供者と接触すること
ができる。移動ユニット６２が主ゾーン内にて電話呼を
作り、かつ受け取る毎に、使用者はその特定ゾーンのた
めに設定された料金計画によりプログラムが組まれる。
例えば、移動ユニット６２の使用者が主ゾーンとしてゾ
ーンＺ1 を選択したと仮定すると、その時移動ユニット
６２が電話呼を配置、すなわち受信する毎に、ユニット
がゾーンＺ1 の境界内にあるかどうかの決定がなされ
る。もし、移動ユニットがゾーンＺ1 内にあるならば、
指示が使用者へ提供され、その結果彼は彼が主ゾーン内
にいることがわかる。もし、主ゾーン内にいる時、使用
者が電話呼を開始、または受け取るならば、信号はＭＴ
ＳＯ５６へ送信され、使用者はその特定ゾーンのために
設定された料金で呼に対して請求される。例えば、セル
ラーサービス提供者はゾーンＺ1 内にて作られた呼の割
引を使用者へ与えることを希望することができ、かつゾ
ーンＺ1 の外側にて作られた呼に対して割増を課するこ
とを希望することができる。一方、もしゾーンＺ1 が高
密度エリアに配置されるならば、使用者はゾーン内の呼
を作る、または受け取るために割増料金を課され得る。
【００１６】本発明によるセルラー電話によっても、使
用者は１以上の「副」ゾーンを選択することができる。
移動ユニットがその主ゾーン内にあるかどうかをわかる
ようチェックすることに加え、移動ユニットは移動ユニ
ットが１つの副ゾーン内にあるかどうかわかるようチェ
ックする。もし、ユニットが呼開始時、副ゾーン内にあ
るならば、信号はＭＴＳＯへ送信され、使用者は「副ゾ
ーン」料金で請求される。さらに、セルラーサービスエ
リアは空港またはショッピング街のようなエリア内のい
くつかの「公衆ゾーン」を含むことができる。本発明の
移動ユニットもまたそれらが公衆ゾーン内に配置されて
いるかどうかを決定することができ、もしそうならば
「公衆ゾーン」料金で公衆ゾーン内にて作られた呼とし
て請求される。いずれにせよ、本発明によるセルラー電
話システム５０の１つの目的は移動ユニット６２の使用
者及びＭＴＳＯ５６へ無線通信周波数伝播特性の制約を
受けやすい特定ゾーンの境界の内側かまたは外側に使用
者がいるかどうかの指示を与えることができることであ
る。
用者は１以上の「副」ゾーンを選択することができる。
移動ユニットがその主ゾーン内にあるかどうかをわかる
ようチェックすることに加え、移動ユニットは移動ユニ
ットが１つの副ゾーン内にあるかどうかわかるようチェ
ックする。もし、ユニットが呼開始時、副ゾーン内にあ
るならば、信号はＭＴＳＯへ送信され、使用者は「副ゾ
ーン」料金で請求される。さらに、セルラーサービスエ
リアは空港またはショッピング街のようなエリア内のい
くつかの「公衆ゾーン」を含むことができる。本発明の
移動ユニットもまたそれらが公衆ゾーン内に配置されて
いるかどうかを決定することができ、もしそうならば
「公衆ゾーン」料金で公衆ゾーン内にて作られた呼とし
て請求される。いずれにせよ、本発明によるセルラー電
話システム５０の１つの目的は移動ユニット６２の使用
者及びＭＴＳＯ５６へ無線通信周波数伝播特性の制約を
受けやすい特定ゾーンの境界の内側かまたは外側に使用
者がいるかどうかの指示を与えることができることであ
る。
【００１７】図３は図２に示されるセルラーサービスエ
リア５５内に含まれる一対のゾーンＺ1 ，Ｚ2 を示す。
最も簡易な場合、一対のチャネル送信機Ｍ1 ，Ｍ2 （マ
ーカ送信機）は共通の３０KHz 専用セルラートラフィッ
クチャネルまたはその一部でマーカ信号を送信する。マ
ーカチャネルはセルラーサービスエリアのすべての組の
セルラートラフィックチャネルから選択される。マーカ
信号によって移動ユニット６２はユニットが特定ゾーン
内にいるかどうかを決定することができる。マーカ送信
機Ｍ1 ，Ｍ2 は通信リンク６６、例えば電話回線または
マイクロ波リンクを介してゾーンコンピュータ６４とイ
ンターフェースされる。
リア５５内に含まれる一対のゾーンＺ1 ，Ｚ2 を示す。
最も簡易な場合、一対のチャネル送信機Ｍ1 ，Ｍ2 （マ
ーカ送信機）は共通の３０KHz 専用セルラートラフィッ
クチャネルまたはその一部でマーカ信号を送信する。マ
ーカチャネルはセルラーサービスエリアのすべての組の
セルラートラフィックチャネルから選択される。マーカ
信号によって移動ユニット６２はユニットが特定ゾーン
内にいるかどうかを決定することができる。マーカ送信
機Ｍ1 ，Ｍ2 は通信リンク６６、例えば電話回線または
マイクロ波リンクを介してゾーンコンピュータ６４とイ
ンターフェースされる。
【００１８】例えば、移動ユニット６２の所有者が主ゾ
ーンとしてゾーンＺ1 、副ゾーンとしてゾーンＺ2 を選
択することをセルラーサービス提供者と契約したと仮定
する。次いで、移動ユニットはマーカチャネルで送信さ
れたマーカ信号を定期的に監視することによってこれら
のゾーンのうちの１つの中にユニットがいるかどうかを
決定しようと試みるであろう。もし、移動ユニットがゾ
ーンＺ1 内にあることを検出するならば、その時、使用
者はゾーン内で作られたいかなる呼に対しても主ゾーン
料金で請求されるであろう。同様に、もし、移動ユニッ
トがゾーンＺ2内にいるかどうかを検出するならば、使
用者は副ゾーン料金でゾーンＺ2 内で作られたいかなる
呼に対しても請求されるであろう。もし、移動ユニット
がゾーンＺ1 及びゾーンＺ2 の両方内（影を付けた領域
として示される）にいることを検出するならば、移動ユ
ニットは所定の規則により、どのゾーン内にいるかを決
定する。例えば、規則によって移動ユニットが副ゾーン
から主ゾーンを選択するよう指示され、その結果移動ユ
ニットは両方のゾーン内にいることを検出し、その主ゾ
ーン内にいるよう移動ユニット自体を指定するであろ
う。他の優先条件もまた含むことができる。
ーンとしてゾーンＺ1 、副ゾーンとしてゾーンＺ2 を選
択することをセルラーサービス提供者と契約したと仮定
する。次いで、移動ユニットはマーカチャネルで送信さ
れたマーカ信号を定期的に監視することによってこれら
のゾーンのうちの１つの中にユニットがいるかどうかを
決定しようと試みるであろう。もし、移動ユニットがゾ
ーンＺ1 内にあることを検出するならば、その時、使用
者はゾーン内で作られたいかなる呼に対しても主ゾーン
料金で請求されるであろう。同様に、もし、移動ユニッ
トがゾーンＺ2内にいるかどうかを検出するならば、使
用者は副ゾーン料金でゾーンＺ2 内で作られたいかなる
呼に対しても請求されるであろう。もし、移動ユニット
がゾーンＺ1 及びゾーンＺ2 の両方内（影を付けた領域
として示される）にいることを検出するならば、移動ユ
ニットは所定の規則により、どのゾーン内にいるかを決
定する。例えば、規則によって移動ユニットが副ゾーン
から主ゾーンを選択するよう指示され、その結果移動ユ
ニットは両方のゾーン内にいることを検出し、その主ゾ
ーン内にいるよう移動ユニット自体を指定するであろ
う。他の優先条件もまた含むことができる。
【００１９】移動ユニットがゾーン内にいるということ
を示す、移動ユニットによって送信される信号は、ゾー
ン識別信号と指定された特定ゾーンのパスワードとから
なる。さらに、ユニットがその主、副または公衆ゾーン
内にいるかどうかをＭＳＴＯへ指示する「ゾーン型式コ
ード」が送信される。これらの信号は現行のセルラー通
信プロトコルの下でＭＳＴＯへ送信される移動ユニット
の電話番号に加えて送信される。従って、ＭＳＴＯはど
の移動ユニットが信号を送り、どのゾーン内に移動ユニ
ットがあり、そして何のパスワードを移動ユニットがゾ
ーンのために受信したかを決定することができる。この
データによれば使用者へ課される料金はゾーン内の移動
ユニット位置に基づいて変動され得る。
を示す、移動ユニットによって送信される信号は、ゾー
ン識別信号と指定された特定ゾーンのパスワードとから
なる。さらに、ユニットがその主、副または公衆ゾーン
内にいるかどうかをＭＳＴＯへ指示する「ゾーン型式コ
ード」が送信される。これらの信号は現行のセルラー通
信プロトコルの下でＭＳＴＯへ送信される移動ユニット
の電話番号に加えて送信される。従って、ＭＳＴＯはど
の移動ユニットが信号を送り、どのゾーン内に移動ユニ
ットがあり、そして何のパスワードを移動ユニットがゾ
ーンのために受信したかを決定することができる。この
データによれば使用者へ課される料金はゾーン内の移動
ユニット位置に基づいて変動され得る。
【００２０】ゾーンＺ1 ，Ｚ2 の境界はセルラーサービ
ス提供者の市場ニーズによりセルラーサービスエリアの
地図上に作成される。例えば、ゾーンＺ1 は境界線６８
によって規定され、かつゾーンＺ2 は境界線７０によっ
て規定される。セルラーサービスエリア内の各ゾーンは
各々のマーカ送信機によって送信されたマーカ信号によ
ってマークされる。図４Ａはどのようにマーカ送信機Ｍ
1 がマーカ信号を送信することによってゾーンＺ1 をマ
ークするかの簡易な実施例を示す。図５に示され、かつ
後述するように、マーカ信号は複数の時間スロットへ分
割され、各スロットは特定ゾーンをマークする。例え
ば、時間スロットＳ1 はゾーンＺ1 をマークするのに使
用することができ、かつ時間スロットＳ2 はゾーンＺ2
等をマークするのに使用することができる。主ゾーンと
してゾーンＺ1 を有する移動ユニット６２は時間スロッ
トＳ1 内のマーカ送信機Ｍ1 からマーカ信号を受信しよ
うとする。もし、移動ユニットはゾーンＺ1 をマークす
るマーカ信号を受信するならば、次いで呼開始時、移動
ユニットはそれがその主ゾーンにいることをＭＴＳＯ
（図示せず）へ信号を送り、従って使用者は請求される
であろう。
ス提供者の市場ニーズによりセルラーサービスエリアの
地図上に作成される。例えば、ゾーンＺ1 は境界線６８
によって規定され、かつゾーンＺ2 は境界線７０によっ
て規定される。セルラーサービスエリア内の各ゾーンは
各々のマーカ送信機によって送信されたマーカ信号によ
ってマークされる。図４Ａはどのようにマーカ送信機Ｍ
1 がマーカ信号を送信することによってゾーンＺ1 をマ
ークするかの簡易な実施例を示す。図５に示され、かつ
後述するように、マーカ信号は複数の時間スロットへ分
割され、各スロットは特定ゾーンをマークする。例え
ば、時間スロットＳ1 はゾーンＺ1 をマークするのに使
用することができ、かつ時間スロットＳ2 はゾーンＺ2
等をマークするのに使用することができる。主ゾーンと
してゾーンＺ1 を有する移動ユニット６２は時間スロッ
トＳ1 内のマーカ送信機Ｍ1 からマーカ信号を受信しよ
うとする。もし、移動ユニットはゾーンＺ1 をマークす
るマーカ信号を受信するならば、次いで呼開始時、移動
ユニットはそれがその主ゾーンにいることをＭＴＳＯ
（図示せず）へ信号を送り、従って使用者は請求される
であろう。
【００２１】無線通信周波数伝播の性質により、ゾーン
Ｚ1 の境界線６８はマーカ送信機によって送信されるマ
ーカ信号が移動ユニットによって受信され得る無線通信
周波数保護エリアと正確には一致しないかもしれない。
マーカ送信機Ｍ1 の無線通信周波数保護エリアは境界線
７２によって規定される。従って、図４Ａに示される影
の付された領域は割増し料金エリアを示し、そこでは移
動ユニットはそれが実際は境界線６８によって規定され
る境界内にはいないがゾーンＺ1 内にいるということを
決定することができる。理解され得るように、各ゾーン
毎に割増し料金を最小減にすることはセルラーサービス
提供者にとって望ましいことである。
Ｚ1 の境界線６８はマーカ送信機によって送信されるマ
ーカ信号が移動ユニットによって受信され得る無線通信
周波数保護エリアと正確には一致しないかもしれない。
マーカ送信機Ｍ1 の無線通信周波数保護エリアは境界線
７２によって規定される。従って、図４Ａに示される影
の付された領域は割増し料金エリアを示し、そこでは移
動ユニットはそれが実際は境界線６８によって規定され
る境界内にはいないがゾーンＺ1 内にいるということを
決定することができる。理解され得るように、各ゾーン
毎に割増し料金を最小減にすることはセルラーサービス
提供者にとって望ましいことである。
【００２２】図４Ｂは第２のマーカ送信機が上述の割増
し料金エリアをどのように最小減にするのに使用され得
るかを示す。マーカ送信機Ｍ2 は境界線７４によって規
定される無線通信周波数保護エリアを有する。もし、マ
ーカ送信機Ｍ1 がゾーンＺ1をマークするマーカ信号を
送信する時間スロットの間、マーカ送信機Ｍ2 はジャミ
ング信号を送信するならば、その時、影を付された領域
「Ａ」に配置された移動ユニットはマーカ送信機Ｍ1 か
ら送信されたマーカ信号を正確に受信しそうもない。従
って、境界線７２内に含まれる割増し料金は影を付され
た領域「Ａ」のエリアによって軽減される。
し料金エリアをどのように最小減にするのに使用され得
るかを示す。マーカ送信機Ｍ2 は境界線７４によって規
定される無線通信周波数保護エリアを有する。もし、マ
ーカ送信機Ｍ1 がゾーンＺ1をマークするマーカ信号を
送信する時間スロットの間、マーカ送信機Ｍ2 はジャミ
ング信号を送信するならば、その時、影を付された領域
「Ａ」に配置された移動ユニットはマーカ送信機Ｍ1 か
ら送信されたマーカ信号を正確に受信しそうもない。従
って、境界線７２内に含まれる割増し料金は影を付され
た領域「Ａ」のエリアによって軽減される。
【００２３】マーカ送信機の無線通信周波数保護エリア
がゾーンの境界と一致しない時に起こる別の問題は図４
Ｃに示される。ここで、ゾーンＺ3 は境界線７５によっ
て規定される。しかしながら、ゾーンに配置されたマー
カ送信機Ｍ3 は境界線７６によって規定される無線通信
周波数保護エリアを有する。理解され得るように、ゾー
ンＺ3 はマーカ送信機Ｍ3 の無線通信周波数保護エリア
に含まれない影を付された領域「Ｂ」を含む。もし、仮
にマーカ送信機Ｍ3 がゾーンＺ3 をマークするのに使用
される唯一の送信機ならば、領域「Ｂ」内に配置された
移動ユニットは決してゾーンＺ3 内にいることを決定し
ないであろう。この問題を解決するために、別のマーカ
送信機Ｍ4 はマーカ送信機Ｍ3 がゾーンＺ3 をマークす
るマーカ信号を送信している同一の時間スロットの間、
ゾーンＺ3 のマーカ信号を送信する。マーカ送信機Ｍ4
は領域「Ｂ」を含む境界線７８によって規定される無線
通信周波数保護エリアを有するので、その領域内の移動
ユニットはゾーンＺ3 内にいるということを決定するこ
とができるであろう。ゾーンをマークする２以上のマー
カ送信機を使用することによって、移動ユニットがマー
カ信号を受信できないゾーン内のいかなる穴も充填され
得る。理解されるように、ゾーンＺ3 をマークするマー
カ送信機Ｍ4 を使用することは領域「Ｃ」内に配置され
た移動ユニットはそれがゾーンＺ3 内にあることを決定
することができるということを意味する。しかしなが
ら、領域Ｃは上述のジャミング技術を使用することによ
って最小限に抑えることができる。
がゾーンの境界と一致しない時に起こる別の問題は図４
Ｃに示される。ここで、ゾーンＺ3 は境界線７５によっ
て規定される。しかしながら、ゾーンに配置されたマー
カ送信機Ｍ3 は境界線７６によって規定される無線通信
周波数保護エリアを有する。理解され得るように、ゾー
ンＺ3 はマーカ送信機Ｍ3 の無線通信周波数保護エリア
に含まれない影を付された領域「Ｂ」を含む。もし、仮
にマーカ送信機Ｍ3 がゾーンＺ3 をマークするのに使用
される唯一の送信機ならば、領域「Ｂ」内に配置された
移動ユニットは決してゾーンＺ3 内にいることを決定し
ないであろう。この問題を解決するために、別のマーカ
送信機Ｍ4 はマーカ送信機Ｍ3 がゾーンＺ3 をマークす
るマーカ信号を送信している同一の時間スロットの間、
ゾーンＺ3 のマーカ信号を送信する。マーカ送信機Ｍ4
は領域「Ｂ」を含む境界線７８によって規定される無線
通信周波数保護エリアを有するので、その領域内の移動
ユニットはゾーンＺ3 内にいるということを決定するこ
とができるであろう。ゾーンをマークする２以上のマー
カ送信機を使用することによって、移動ユニットがマー
カ信号を受信できないゾーン内のいかなる穴も充填され
得る。理解されるように、ゾーンＺ3 をマークするマー
カ送信機Ｍ4 を使用することは領域「Ｃ」内に配置され
た移動ユニットはそれがゾーンＺ3 内にあることを決定
することができるということを意味する。しかしなが
ら、領域Ｃは上述のジャミング技術を使用することによ
って最小限に抑えることができる。
【００２４】本発明によるセルラー電話システムはゾー
ンをマークする１以上のマーカ送信機のジャミング及び
使用を組み合せてマーカ送信機の無線通信周波数保護エ
リアを形成し、その結果それらはセルラーサービス提供
者によって決定されるようにゾーンの境界と、より厳密
に一致する。無線通信周波数保護エリアを形成する他の
技術は方向性アンテナの使用と、アンテナの高さ及び位
置を変化させること、並びに後述されるようにマーカ送
信機の電力レベルを変化させることを含む。好ましい実
施態様において、セルラーサービスエリア内のマーカ送
信機の最適位置はセルラーサービスエリア内のマーカ送
信機の無線通信周波数伝播特性のコンピュータモデルを
使用することによって、並びに現場テスト及び稼動して
いないマーカ送信機を調整することによって決定され
る。
ンをマークする１以上のマーカ送信機のジャミング及び
使用を組み合せてマーカ送信機の無線通信周波数保護エ
リアを形成し、その結果それらはセルラーサービス提供
者によって決定されるようにゾーンの境界と、より厳密
に一致する。無線通信周波数保護エリアを形成する他の
技術は方向性アンテナの使用と、アンテナの高さ及び位
置を変化させること、並びに後述されるようにマーカ送
信機の電力レベルを変化させることを含む。好ましい実
施態様において、セルラーサービスエリア内のマーカ送
信機の最適位置はセルラーサービスエリア内のマーカ送
信機の無線通信周波数伝播特性のコンピュータモデルを
使用することによって、並びに現場テスト及び稼動して
いないマーカ送信機を調整することによって決定され
る。
【００２５】図５は複数のマーカ送信機によって送信さ
れるマーカ信号８０の構造を示すタイミング図である。
何百という移動ユニットを含むセルラー電話システムに
おいて、本発明で作動するよう設計されたそれらの移動
ユニットはそれらがゾーン内にいるかどうかを決定する
ようマーカチャネルを定期的に監視する。マーカ送信機
は複数のゾーンをマークするマーカ信号を順次送信し、
その結果移動ユニットは移動ユニットがゾーン内にいる
かどうかを決定するための１つの時間スロットを加えた
マーカ信号８０全体の長さよりも長くない時間の間にマ
ーカチャネルを監視しなければならない。マーカ信号８
０はＮ個の時間スロットＳ1 ，Ｓ2 ，Ｓ3 ，…，ＳN へ
分割される。しかしながら、好ましい実施態様におい
て、この番号は１２であり、その結果移動ユニットはそ
れがゾーン内にあるかどうかを決定するために１３個の
時間スロットに等しい時間の期間にマーカチャネルを監
視すべきである。上述のように、セルラーサービスエリ
ア内の各ゾーンは１２個の時間スロットの内の１つの時
間スロット内で適切なデータ送信によってマークされ
る。
れるマーカ信号８０の構造を示すタイミング図である。
何百という移動ユニットを含むセルラー電話システムに
おいて、本発明で作動するよう設計されたそれらの移動
ユニットはそれらがゾーン内にいるかどうかを決定する
ようマーカチャネルを定期的に監視する。マーカ送信機
は複数のゾーンをマークするマーカ信号を順次送信し、
その結果移動ユニットは移動ユニットがゾーン内にいる
かどうかを決定するための１つの時間スロットを加えた
マーカ信号８０全体の長さよりも長くない時間の間にマ
ーカチャネルを監視しなければならない。マーカ信号８
０はＮ個の時間スロットＳ1 ，Ｓ2 ，Ｓ3 ，…，ＳN へ
分割される。しかしながら、好ましい実施態様におい
て、この番号は１２であり、その結果移動ユニットはそ
れがゾーン内にあるかどうかを決定するために１３個の
時間スロットに等しい時間の期間にマーカチャネルを監
視すべきである。上述のように、セルラーサービスエリ
ア内の各ゾーンは１２個の時間スロットの内の１つの時
間スロット内で適切なデータ送信によってマークされ
る。
【００２６】各時間スロットの間、例えば時間スロット
Ｓ4 の間、いくつかの個々の信号が送信される。コード
は同期コード８２、ゾーン識別信号８４、パスワード８
６及び一連のパリティビット８８を含む。同期コード８
２は移動ユニットがそれ自体を送信されたマーカ信号に
同期させ得る所定パターンのビットである。同期コード
はジャミング送信機として作動していない各マーカ送信
機によって各時間スロットの開始と同時に送信される。
一定のゾーンをマークする唯一のマーカ送信機は単一の
時間スロットの間、ゾーン識別信号８４を送信する。例
えば、もし送信機Ｍ1 、Ｍ2 、Ｍ3 がすべて、ゾーンを
マークするのに使用されるならば、その時、送信機Ｍ
1 、Ｍ2 、Ｍ3 だけはゾーン識別信号及びゾーンのパス
ワード並びに特定の時間スロット間のパリティビットを
送信する。
Ｓ4 の間、いくつかの個々の信号が送信される。コード
は同期コード８２、ゾーン識別信号８４、パスワード８
６及び一連のパリティビット８８を含む。同期コード８
２は移動ユニットがそれ自体を送信されたマーカ信号に
同期させ得る所定パターンのビットである。同期コード
はジャミング送信機として作動していない各マーカ送信
機によって各時間スロットの開始と同時に送信される。
一定のゾーンをマークする唯一のマーカ送信機は単一の
時間スロットの間、ゾーン識別信号８４を送信する。例
えば、もし送信機Ｍ1 、Ｍ2 、Ｍ3 がすべて、ゾーンを
マークするのに使用されるならば、その時、送信機Ｍ
1 、Ｍ2 、Ｍ3 だけはゾーン識別信号及びゾーンのパス
ワード並びに特定の時間スロット間のパリティビットを
送信する。
【００２７】パスワード８６はセルラーサービス提供者
の不正を防止するのに役立つために含まれる、動的に変
化するコードである。もし、仮に不謹慎な使用者が彼の
移動ユニットを変え、その結果ユニットが常にＭＴＳＯ
へ信号を送り、移動ユニットがその主ゾーン内にあった
ことを示したならば、使用者は移動ユニットの位置にか
かわらず作られた、または受信されたあらゆる呼に「ゾ
ーン内」料金を常に与えられるであろう。このことを防
止するために、マーカ送信機はセルラーサービスエリア
内の各ゾーン毎に任意に選択されたパスワードを送信す
る。パスワードはゾーンコンピュータによって発生さ
れ、そのコンピュータはマーカ送信機とＭＴＳＯにイン
ターフェースする請求コンピュータとの両方へ新パスワ
ードを送信する。移動ユニットがゾーン内にある時、そ
れは受信されたパスワードを記憶する。万一パスワード
が変われば、移動ユニットはそのメモリを適宜更新す
る。ゾーン内呼を開始する時、移動ユニットはパスワー
ドをセルサイトトランシーバへ戻るよう送信し、順次Ｍ
ＴＳＯへインターフェースされた請求コンピュータへパ
スワードを送る。マーカ送信機によって送信されたパス
ワードは移動ユニットから受信されたパスワードと対比
される。もし、パスワードが同じでないならば、その時
セルラーサービス提供者は移動ユニットがゾーン内に実
際あり得ないということを知り、従って「ゾーン内」料
金を付与すべきではない。最後に、一連のパリティビッ
ト９２はデジタル通信の技術分野の当業者へ良く知られ
ているように、送信において生じたかもしれないマーカ
信号の誤りを移動ユニットが検出訂正できるよう送信さ
れる。
の不正を防止するのに役立つために含まれる、動的に変
化するコードである。もし、仮に不謹慎な使用者が彼の
移動ユニットを変え、その結果ユニットが常にＭＴＳＯ
へ信号を送り、移動ユニットがその主ゾーン内にあった
ことを示したならば、使用者は移動ユニットの位置にか
かわらず作られた、または受信されたあらゆる呼に「ゾ
ーン内」料金を常に与えられるであろう。このことを防
止するために、マーカ送信機はセルラーサービスエリア
内の各ゾーン毎に任意に選択されたパスワードを送信す
る。パスワードはゾーンコンピュータによって発生さ
れ、そのコンピュータはマーカ送信機とＭＴＳＯにイン
ターフェースする請求コンピュータとの両方へ新パスワ
ードを送信する。移動ユニットがゾーン内にある時、そ
れは受信されたパスワードを記憶する。万一パスワード
が変われば、移動ユニットはそのメモリを適宜更新す
る。ゾーン内呼を開始する時、移動ユニットはパスワー
ドをセルサイトトランシーバへ戻るよう送信し、順次Ｍ
ＴＳＯへインターフェースされた請求コンピュータへパ
スワードを送る。マーカ送信機によって送信されたパス
ワードは移動ユニットから受信されたパスワードと対比
される。もし、パスワードが同じでないならば、その時
セルラーサービス提供者は移動ユニットがゾーン内に実
際あり得ないということを知り、従って「ゾーン内」料
金を付与すべきではない。最後に、一連のパリティビッ
ト９２はデジタル通信の技術分野の当業者へ良く知られ
ているように、送信において生じたかもしれないマーカ
信号の誤りを移動ユニットが検出訂正できるよう送信さ
れる。
【００２８】好ましくは、マーカ信号８０からなる個々
のビットの速度は比較的遅く、例えば１００ビット／秒
になるよう選択される。遅いデータ速度によってゾーン
コンピュータ６４はセルラーサービスエリア内のすべて
のマーカ送信機を同期させることができる。
のビットの速度は比較的遅く、例えば１００ビット／秒
になるよう選択される。遅いデータ速度によってゾーン
コンピュータ６４はセルラーサービスエリア内のすべて
のマーカ送信機を同期させることができる。
【００２９】図５にも示されるのは、マーカ送信機によ
って送信されるジャミング信号の構造を示すタイミング
図である。例えば、マーカ信号では一定の時間スロット
内に妨害者として作用するすべてのマーカ送信機によっ
て同時に送信されるジャミング同期コード８３及びジャ
ミングコード９０をジャミング信号は含む。移動ユニッ
トはこれらのコードを正確に受信することができる無線
通信周波数保護エリアを狭くするために、ジャミンング
同期コードは同期コード８２と干渉するよう設計され、
一方ジャミングコードはゾーン識別信号８４、パスワー
ド８６及びパリティビット８８に干渉するよう設計され
る。
って送信されるジャミング信号の構造を示すタイミング
図である。例えば、マーカ信号では一定の時間スロット
内に妨害者として作用するすべてのマーカ送信機によっ
て同時に送信されるジャミング同期コード８３及びジャ
ミングコード９０をジャミング信号は含む。移動ユニッ
トはこれらのコードを正確に受信することができる無線
通信周波数保護エリアを狭くするために、ジャミンング
同期コードは同期コード８２と干渉するよう設計され、
一方ジャミングコードはゾーン識別信号８４、パスワー
ド８６及びパリティビット８８に干渉するよう設計され
る。
【００３０】好ましい実施態様において、マーカ信号の
形態は送信されるべきＮ＋１個の時間スロットに要求さ
れる時間がセルサイトトランシーバからのページ信号が
前方制御チャネルで繰り返される時間間隔よりも短いよ
うになっている。現在のＡＭＰＳ／ＮＡＭＳセルラー通
信プロトコルにおいて、ページ信号はセルサイトトラン
シーバから移動ユニットへ送信され、入って来る電話呼
に対して移動ユニットへ警報を出す。このページ信号は
代表的には５秒後に反復される。ページ信号を見落とす
機会を最小限に抑えるためには移動ユニットは１回に５
秒を超えてマーカチャネルを監視すべきではない。
形態は送信されるべきＮ＋１個の時間スロットに要求さ
れる時間がセルサイトトランシーバからのページ信号が
前方制御チャネルで繰り返される時間間隔よりも短いよ
うになっている。現在のＡＭＰＳ／ＮＡＭＳセルラー通
信プロトコルにおいて、ページ信号はセルサイトトラン
シーバから移動ユニットへ送信され、入って来る電話呼
に対して移動ユニットへ警報を出す。このページ信号は
代表的には５秒後に反復される。ページ信号を見落とす
機会を最小限に抑えるためには移動ユニットは１回に５
秒を超えてマーカチャネルを監視すべきではない。
【００３１】セルラーサービスエリア内のすべてのゾー
ンは、単一時間スロットの間、１以上のゾーン識別信号
を送信することによって１２個の時間スロットでマーク
され得る。例えば、いくつかのマーカ送信機は時間スロ
ットＳ1 の間、ゾーンＺ1 をマークするゾーン識別信号
を送信することができる。同様に、マーカ送信機によっ
て送信されるマーカ信号の無線通信周波数保護エリアが
重複しない限り、他のマーカ送信機が時間スロットＳ1
内のゾーンＺ30をマークするゾーン識別信号を送信する
ことができる。１２個の時間スロットでは、単一のマー
カ送信機は１２個の別のゾーンをマークでき、かつ割り
込むことができる。技術分野の当業者によって理解され
るように、マーカ信号を含む多数の時間スロットは容易
に変形可能である。例えば、マーカ信号を構造化する別
の方法はより長い一連の時間スロットを選択することで
あり、それによって入って来る呼を受信する可能性を軽
減するか、あるいはマーカ信号を各々が５秒の長さより
も短い複数のセグメントへ分割するよう選択することが
できる。
ンは、単一時間スロットの間、１以上のゾーン識別信号
を送信することによって１２個の時間スロットでマーク
され得る。例えば、いくつかのマーカ送信機は時間スロ
ットＳ1 の間、ゾーンＺ1 をマークするゾーン識別信号
を送信することができる。同様に、マーカ送信機によっ
て送信されるマーカ信号の無線通信周波数保護エリアが
重複しない限り、他のマーカ送信機が時間スロットＳ1
内のゾーンＺ30をマークするゾーン識別信号を送信する
ことができる。１２個の時間スロットでは、単一のマー
カ送信機は１２個の別のゾーンをマークでき、かつ割り
込むことができる。技術分野の当業者によって理解され
るように、マーカ信号を含む多数の時間スロットは容易
に変形可能である。例えば、マーカ信号を構造化する別
の方法はより長い一連の時間スロットを選択することで
あり、それによって入って来る呼を受信する可能性を軽
減するか、あるいはマーカ信号を各々が５秒の長さより
も短い複数のセグメントへ分割するよう選択することが
できる。
【００３２】図６は本発明によるマーカ送信機１００の
ブロック図である。マーカ送信機１００はマイクロプロ
セッサ１０２、メモリ１０６、ミクサ１０８、発振器１
１０、フィルタ１１２、電力増幅器１１４、電源１１８
及びアンテナ１２０を含む。マイクロプロセッサ１０２
は通信リンク５８によってゾーンコンピュータ６４へ結
合される。好ましくは、通信リンク５８はゾーンコンピ
ュータをマーカ送信機へ直接接続する電話回線、光ファ
イバケーブルまたはマイクロ波リンクである。メモリ１
０６はバス１０４によってマイクロプロセッサ１０２へ
接続される。メモリ１０６は一時的な変数、例えばゾー
ン識別信号、パスワード及び電力レベル並びに後述のマ
ーカ送信機を駆動する制御プログラムを記憶するのに使
用される。マイクロプロセッサ１０２はミクサ１０８へ
送信されるマーカ信号をフォーマット化し、かつ供給
し、ミクサにてマーカ信号が発振器１１０から受信され
るのに適切な搬送信号を変調する。好ましい実施態様に
おいて、マーカ信号はコード化されたマンチェスタと変
調された周波数シフトキー（ＦＳＫ）とであり、マーカ
信号に移動ユニットを同期させるのに移動ユニットを補
助する。マンチェスターコードと周波数シフトキー変調
との詳細は当該技術分野で良く知られており、従ってこ
こでは記載されない。変調搬送信号はフィルタ１１２を
通して電力増幅器１１４へ送信され、アンテナ１２０か
ら放送される。電源１１８は電力を商用ＡＣ源からマー
カ送信機へ提供するために含まれており、またバックア
ップ電源を含んでもよい。
ブロック図である。マーカ送信機１００はマイクロプロ
セッサ１０２、メモリ１０６、ミクサ１０８、発振器１
１０、フィルタ１１２、電力増幅器１１４、電源１１８
及びアンテナ１２０を含む。マイクロプロセッサ１０２
は通信リンク５８によってゾーンコンピュータ６４へ結
合される。好ましくは、通信リンク５８はゾーンコンピ
ュータをマーカ送信機へ直接接続する電話回線、光ファ
イバケーブルまたはマイクロ波リンクである。メモリ１
０６はバス１０４によってマイクロプロセッサ１０２へ
接続される。メモリ１０６は一時的な変数、例えばゾー
ン識別信号、パスワード及び電力レベル並びに後述のマ
ーカ送信機を駆動する制御プログラムを記憶するのに使
用される。マイクロプロセッサ１０２はミクサ１０８へ
送信されるマーカ信号をフォーマット化し、かつ供給
し、ミクサにてマーカ信号が発振器１１０から受信され
るのに適切な搬送信号を変調する。好ましい実施態様に
おいて、マーカ信号はコード化されたマンチェスタと変
調された周波数シフトキー（ＦＳＫ）とであり、マーカ
信号に移動ユニットを同期させるのに移動ユニットを補
助する。マンチェスターコードと周波数シフトキー変調
との詳細は当該技術分野で良く知られており、従ってこ
こでは記載されない。変調搬送信号はフィルタ１１２を
通して電力増幅器１１４へ送信され、アンテナ１２０か
ら放送される。電源１１８は電力を商用ＡＣ源からマー
カ送信機へ提供するために含まれており、またバックア
ップ電源を含んでもよい。
【００３３】マーカ送信機がマーカ信号を送信する電力
はマイクロプロセッサ１０２によって制御される。電力
制御信号は経路１１６上の電力増幅器１１４へ送られ
る。例えば、すべてのゾーン識別信号は最高電力で送信
されてもよく、一方ジャミング信号は上述のゾーンのサ
イズを形成するために種々の電力レベルで送信されても
よい。従って、マーカ送信機は１／２の電力で時間スロ
ットＳ6 の間、ジャミング信号を送信し、かつ１／３の
電力で時間スロットＳ9 内に別のジャミング信号等を送
信するための命令を受信するかもしれない。ゾーンコン
ピュータ６４はマーカ送信機によって送信される電力レ
ベルを調整する責任を負う。この調整はゾーンコンピュ
ータによって維持されるデータベースに基づく。上述の
ように、マーカ送信機の配置と、ゾーン識別信号及びジ
ャミング信号が送信される電力レベルと、各マーカ送信
機が送信する時間とはセルラーサービスエリア内の無線
通信周波数伝播特性のコンピュータモデルの補助で、並
びに現場テストデータによって規定される。データベー
スは間歇的に更新され、ゾーンの形状を改良し、かつシ
ステムの信頼性を改善する。
はマイクロプロセッサ１０２によって制御される。電力
制御信号は経路１１６上の電力増幅器１１４へ送られ
る。例えば、すべてのゾーン識別信号は最高電力で送信
されてもよく、一方ジャミング信号は上述のゾーンのサ
イズを形成するために種々の電力レベルで送信されても
よい。従って、マーカ送信機は１／２の電力で時間スロ
ットＳ6 の間、ジャミング信号を送信し、かつ１／３の
電力で時間スロットＳ9 内に別のジャミング信号等を送
信するための命令を受信するかもしれない。ゾーンコン
ピュータ６４はマーカ送信機によって送信される電力レ
ベルを調整する責任を負う。この調整はゾーンコンピュ
ータによって維持されるデータベースに基づく。上述の
ように、マーカ送信機の配置と、ゾーン識別信号及びジ
ャミング信号が送信される電力レベルと、各マーカ送信
機が送信する時間とはセルラーサービスエリア内の無線
通信周波数伝播特性のコンピュータモデルの補助で、並
びに現場テストデータによって規定される。データベー
スは間歇的に更新され、ゾーンの形状を改良し、かつシ
ステムの信頼性を改善する。
【００３４】図７はセルラーサービスエリア内の１以上
のゾーンをマークするために各送信機を運用するコンピ
ュータプログラムのフローチャートである。プログラム
１５０はスタートブロック１５２から始まり、そしてブ
ロック１５４へ進み、そこで同期データ、ゾーン識別信
号、パスワード及び電力レベルデータがゾーンコンピュ
ータから得られる。この情報からどのゾーン識別信号が
どの時間スロット内にて送信されるべきか並びにマーカ
送信機がマークする各ゾーン毎にどの現行パスワードが
送信されるべきかがわかる。ブロック１５４のゾーンコ
ンピュータから得られる情報は、マーカ信号全体が送信
されるまで有効である。好ましい実施態様において、ゾ
ーン識別信号はセルラーサービスエリア内の独特なゾー
ンに対応するデジタルコードに予め割当てられる。使用
者がセルラーサービス提供者と主及び１以上の副ゾーン
を選択する契約をした時、選択されたゾーンに対応する
識別信号は移動ユニットへプログラムされる。もし、移
動ユニットが移動ユニットのメモリに記憶される１つの
ゾーン識別信号に適合するマーカチャネルにてゾーン識
別信号を受信すれば、移動ユニットはそれが移動ユニッ
トの主または副ゾーンのいずれかにいることを知る。
のゾーンをマークするために各送信機を運用するコンピ
ュータプログラムのフローチャートである。プログラム
１５０はスタートブロック１５２から始まり、そしてブ
ロック１５４へ進み、そこで同期データ、ゾーン識別信
号、パスワード及び電力レベルデータがゾーンコンピュ
ータから得られる。この情報からどのゾーン識別信号が
どの時間スロット内にて送信されるべきか並びにマーカ
送信機がマークする各ゾーン毎にどの現行パスワードが
送信されるべきかがわかる。ブロック１５４のゾーンコ
ンピュータから得られる情報は、マーカ信号全体が送信
されるまで有効である。好ましい実施態様において、ゾ
ーン識別信号はセルラーサービスエリア内の独特なゾー
ンに対応するデジタルコードに予め割当てられる。使用
者がセルラーサービス提供者と主及び１以上の副ゾーン
を選択する契約をした時、選択されたゾーンに対応する
識別信号は移動ユニットへプログラムされる。もし、移
動ユニットが移動ユニットのメモリに記憶される１つの
ゾーン識別信号に適合するマーカチャネルにてゾーン識
別信号を受信すれば、移動ユニットはそれが移動ユニッ
トの主または副ゾーンのいずれかにいることを知る。
【００３５】一旦、同期コードがゾーンコンピュータか
ら得られると、プログラムはブロック１５８へ進み、そ
こでいつマーカ送信機が送信を始めるかを制御するタイ
ムベースは、ゾーンコンピュータから受信される同期デ
ータにより調整される。同期データによってセルラーサ
ービスエリアの各マーカ送信機はそのタイムベースを調
整でき、その結果送信機は一定の時間スロットの間、他
のマーカ送信機と共に同時にデータを送信できる。
ら得られると、プログラムはブロック１５８へ進み、そ
こでいつマーカ送信機が送信を始めるかを制御するタイ
ムベースは、ゾーンコンピュータから受信される同期デ
ータにより調整される。同期データによってセルラーサ
ービスエリアの各マーカ送信機はそのタイムベースを調
整でき、その結果送信機は一定の時間スロットの間、他
のマーカ送信機と共に同時にデータを送信できる。
【００３６】ブロック１５８の後、プログラムはブロッ
ク１６０へ進み、そこで、現在のスロット番号が決定さ
れる（すなわち、図５に示されるＮ個の時間スロットの
うちのどれかがマーカ送信機によって送信される）。ブ
ロック１６０の後、プログラムは決定ブロック１６２へ
進み、そこでマーカ送信機はそれが現在の時間スロット
の間、ゾーン識別信号を送信する必要があるかどうかを
決定する。もし、決定ブロック１６２への答えがイエス
ならば、プロブラムはブロック１６４へ進み、そこで時
間スロットの間、同期コード、ゾーン識別信号、パスワ
ード及びパリティビットは送信される。信号がブロック
１６４内で送信される電力レベルはブロック１５４内の
ゾーンコンピュータから得られる電力レベルデータによ
って決定される。
ク１６０へ進み、そこで、現在のスロット番号が決定さ
れる（すなわち、図５に示されるＮ個の時間スロットの
うちのどれかがマーカ送信機によって送信される）。ブ
ロック１６０の後、プログラムは決定ブロック１６２へ
進み、そこでマーカ送信機はそれが現在の時間スロット
の間、ゾーン識別信号を送信する必要があるかどうかを
決定する。もし、決定ブロック１６２への答えがイエス
ならば、プロブラムはブロック１６４へ進み、そこで時
間スロットの間、同期コード、ゾーン識別信号、パスワ
ード及びパリティビットは送信される。信号がブロック
１６４内で送信される電力レベルはブロック１５４内の
ゾーンコンピュータから得られる電力レベルデータによ
って決定される。
【００３７】もし、決定ブロック１６２への答えがノー
ならば、マーカ送信機が現在の時間スロットのゾーン識
別信号を送信する必要がないということを意味し、プロ
グラムは決定ブロック１６６へ進む。決定ブロック１６
６において、マーカ送信機はそれが、現在の時間スロッ
トの間、ジャミングコードを送信する必要がないかどう
かを決定する。もし、決定ブロック１６６への答えがイ
エスならば、プログラムはブロック１６８へ進み、そこ
でジャミング同期コード及びジャミング信号は送信さ
れ、同時に特定ゾーンをマークするマーカ送信機はブロ
ック１６４内でゾーン識別信号を送信する。ジャミング
同期コード及びジャミング信号が送信される電力レベル
もまたブロック１５４内のゾーンコンピュータから得ら
れた電力レベルデータによって決定される。
ならば、マーカ送信機が現在の時間スロットのゾーン識
別信号を送信する必要がないということを意味し、プロ
グラムは決定ブロック１６６へ進む。決定ブロック１６
６において、マーカ送信機はそれが、現在の時間スロッ
トの間、ジャミングコードを送信する必要がないかどう
かを決定する。もし、決定ブロック１６６への答えがイ
エスならば、プログラムはブロック１６８へ進み、そこ
でジャミング同期コード及びジャミング信号は送信さ
れ、同時に特定ゾーンをマークするマーカ送信機はブロ
ック１６４内でゾーン識別信号を送信する。ジャミング
同期コード及びジャミング信号が送信される電力レベル
もまたブロック１５４内のゾーンコンピュータから得ら
れた電力レベルデータによって決定される。
【００３８】もし、ブロック１６６への答えがノーなら
ば、すなわちブロック１６４または１６８の後に、プロ
グラムはマーカ信号全体が送信されたかどうかを調べる
ためにテストする。マーカ信号の本発明の好ましい実施
態様において、このことは時間スロット番号が１２に等
しいかどうかを決定することによって成し遂げられる。
しかしながら、もし、より多くの時間スロットが使用さ
れるならば、現在のスロット番号はマーカ信号の最後の
時間スロットに等しいかどうかを調べることによって成
し遂げられるであろう。もし、マーカ信号全体が送信さ
れたならば、プログラムはブロック１５４へ戻るよう折
り返えされる。ゾーンコンピュータから情報を得、かつ
マーカ信号を送信する過程はマーカ送信機によって間歇
的に実行され、その結果移動ユニットは任意の時間にて
マーカチャネルを監視することができ、かつ移動ユニッ
トがゾーン内にあるかどうかを決定することができる。
ば、すなわちブロック１６４または１６８の後に、プロ
グラムはマーカ信号全体が送信されたかどうかを調べる
ためにテストする。マーカ信号の本発明の好ましい実施
態様において、このことは時間スロット番号が１２に等
しいかどうかを決定することによって成し遂げられる。
しかしながら、もし、より多くの時間スロットが使用さ
れるならば、現在のスロット番号はマーカ信号の最後の
時間スロットに等しいかどうかを調べることによって成
し遂げられるであろう。もし、マーカ信号全体が送信さ
れたならば、プログラムはブロック１５４へ戻るよう折
り返えされる。ゾーンコンピュータから情報を得、かつ
マーカ信号を送信する過程はマーカ送信機によって間歇
的に実行され、その結果移動ユニットは任意の時間にて
マーカチャネルを監視することができ、かつ移動ユニッ
トがゾーン内にあるかどうかを決定することができる。
【００３９】図８は本発明により製作された移動ユニッ
トに、それがゾーン内にあるかどうかを決定させるコン
ピュータプログラムのフローチャートである。プログラ
ム１７５は、移動ユニットが、ブロック１７７に示され
るように通電されると始まる。通電された後、移動ユニ
ットは、標準セルラー電話システム内にてなされるよう
にブロック１８０のセルラー制御チャネルを獲得する。
セルラー制御チャネルを獲得した後、移動ユニットはブ
ロック１８２にて変数、すなわちカウントを０へ設定す
る。カウント変数は引き続き移動ユニットがゾーン識別
信号を受信、または受信できない多数の時間のトラック
を維持するループカウンターである。
トに、それがゾーン内にあるかどうかを決定させるコン
ピュータプログラムのフローチャートである。プログラ
ム１７５は、移動ユニットが、ブロック１７７に示され
るように通電されると始まる。通電された後、移動ユニ
ットは、標準セルラー電話システム内にてなされるよう
にブロック１８０のセルラー制御チャネルを獲得する。
セルラー制御チャネルを獲得した後、移動ユニットはブ
ロック１８２にて変数、すなわちカウントを０へ設定す
る。カウント変数は引き続き移動ユニットがゾーン識別
信号を受信、または受信できない多数の時間のトラック
を維持するループカウンターである。
【００４０】ブロック１８２の後、移動ユニットはブロ
ック１８４内にてマーカチャネルを獲得する。次に、カ
ウント変数はブロック１８６内にて１だけ増加される。
ブロック１８６の後、移動ユニットは移動ユニットが移
動ユニットの内部メモリ内に記憶されたゾーン識別信号
に適合するゾーン識別信号を受信したかどうかを決定す
るためにマーカチャネルを監視する。もし、移動ユニッ
トがゾーン識別信号を受信しなかったならば、移動ユニ
ットはカウント変数がブロック１９８内にて２未満であ
るかどうかを決定する。もし、ブロック１９８への答え
がイエスならば、プログラムはブロック１８６へ戻るよ
う折り返し、そこでカウント変数が増加される。もし、
ブロック１９８への答えがノーならば、移動ユニットの
使用者は移動ユニットが「ゾーン外」であることをブロ
ック２００にて示される。ブロック２００の後、移動ユ
ニットは、ブロック１８４にてマーカチャネルへ戻る前
に３０秒間（ブロック２０４）、セルラー制御チェネル
を監視する。従って、ゾーン識別信号を受信できない移
動ユニットは、ゾーン識別信号が受信されるか、または
呼が開始されるまで３０秒毎にマーカチャネルを監視し
続けるであろう。
ック１８４内にてマーカチャネルを獲得する。次に、カ
ウント変数はブロック１８６内にて１だけ増加される。
ブロック１８６の後、移動ユニットは移動ユニットが移
動ユニットの内部メモリ内に記憶されたゾーン識別信号
に適合するゾーン識別信号を受信したかどうかを決定す
るためにマーカチャネルを監視する。もし、移動ユニッ
トがゾーン識別信号を受信しなかったならば、移動ユニ
ットはカウント変数がブロック１９８内にて２未満であ
るかどうかを決定する。もし、ブロック１９８への答え
がイエスならば、プログラムはブロック１８６へ戻るよ
う折り返し、そこでカウント変数が増加される。もし、
ブロック１９８への答えがノーならば、移動ユニットの
使用者は移動ユニットが「ゾーン外」であることをブロ
ック２００にて示される。ブロック２００の後、移動ユ
ニットは、ブロック１８４にてマーカチャネルへ戻る前
に３０秒間（ブロック２０４）、セルラー制御チェネル
を監視する。従って、ゾーン識別信号を受信できない移
動ユニットは、ゾーン識別信号が受信されるか、または
呼が開始されるまで３０秒毎にマーカチャネルを監視し
続けるであろう。
【００４１】もし、移動ユニットがそのユニットのメモ
リ内に記憶されるゾーン識別信号に適合するゾーン識別
信号を受信したならば、プログラムはブロック１８６か
らブロック１９０へ分岐する。ブロック１９０におい
て、カウント変数は２以上かどうかが決定される。カウ
ントが２以上ならば、プログラムはブロック１９４へ進
み、使用者は、移動ユニットが「ゾーン内」であること
の指示を提供される。ブロック１９４の後、移動ユニッ
トはブロック１９６にて６０秒間、制御チャネルを監視
する。６０秒後、もし移動ユニットが呼を開始しない、
またはページ信号を受信しなければ、移動ユニットはマ
ーカチャネルへ戻り、それがさらにゾーン内にあるとい
うことを確認する。もし、ブロック１９０への答えがノ
ーならば、プログラムはブロック１９２へ進み、そこで
移動ユニットは１０秒待ち、１戻るカウント変数を設定
する。次いで、プログラムは受信されるべき別のゾーン
識別信号のマーカチャネルを監視する前にブロック１８
６へ進む。
リ内に記憶されるゾーン識別信号に適合するゾーン識別
信号を受信したならば、プログラムはブロック１８６か
らブロック１９０へ分岐する。ブロック１９０におい
て、カウント変数は２以上かどうかが決定される。カウ
ントが２以上ならば、プログラムはブロック１９４へ進
み、使用者は、移動ユニットが「ゾーン内」であること
の指示を提供される。ブロック１９４の後、移動ユニッ
トはブロック１９６にて６０秒間、制御チャネルを監視
する。６０秒後、もし移動ユニットが呼を開始しない、
またはページ信号を受信しなければ、移動ユニットはマ
ーカチャネルへ戻り、それがさらにゾーン内にあるとい
うことを確認する。もし、ブロック１９０への答えがノ
ーならば、プログラムはブロック１９２へ進み、そこで
移動ユニットは１０秒待ち、１戻るカウント変数を設定
する。次いで、プログラムは受信されるべき別のゾーン
識別信号のマーカチャネルを監視する前にブロック１８
６へ進む。
【００４２】従って、移動ユニットがアイドル状態の
時、それはゾーン識別信号を受信するために制御チャネ
ルにマーカチャネルを定期的に監視させておく。ゾーン
識別信号の有無によって、移動ユニットはそれがゾーン
内にいるかどうかを使用者へ警報を出すことができる。
もし、アイドル状態の間、移動ユニットはページ信号を
受信する、または呼を開始するならば、呼を処理する割
り込みプログラムが呼び出され、移動ユニットがゾーン
内またはゾーン外であるかどうかを示すセルラーシステ
ムへ信号を送る。図９はページ信号が受信されるかまた
は呼が移動ユニットにて開始される時、呼び出される割
り込みプログラム２５０の工程を示すフローチャートで
ある。
時、それはゾーン識別信号を受信するために制御チャネ
ルにマーカチャネルを定期的に監視させておく。ゾーン
識別信号の有無によって、移動ユニットはそれがゾーン
内にいるかどうかを使用者へ警報を出すことができる。
もし、アイドル状態の間、移動ユニットはページ信号を
受信する、または呼を開始するならば、呼を処理する割
り込みプログラムが呼び出され、移動ユニットがゾーン
内またはゾーン外であるかどうかを示すセルラーシステ
ムへ信号を送る。図９はページ信号が受信されるかまた
は呼が移動ユニットにて開始される時、呼び出される割
り込みプログラム２５０の工程を示すフローチャートで
ある。
【００４３】プログラム２５０はスタートブロック２５
２にて始まり、決定ブロック２５４へ進み、そこで、移
動ユニットがページ信号を受信したかどうかが決定され
る。もし、移動ユニットはページ信号を受信したなら
ば、その時プログラムは決定ブロック２５６へ進む。決
定ブロック２５６は、操作者が電話呼を受信することを
希望することを指示する「送信キー」を押すまで待機す
る。一旦、送信キーが押されると、プログラムはブロッ
ク２５８の標準セルラー電話システムにてなされるよう
にセルラー呼を確立するよう進行する。呼が確立された
後、プログラムは決定ブロック２６０へ進み、これは移
動ユニットがゾーン内にあることを検出したかどうかを
試験する。もし、移動ユニットがゾーン内にあることを
検出したならば、移動ユニットはブロック２６２にて反
対の制御チャネルのセルサイトレシーバへ受信されたゾ
ーン識別信号及びゾーンのパスワードを送信する。さら
に、移動ユニットはブロック２６２にて移動ユニットが
その主、副または公衆型式のゾーン内にあるかどうかを
示す「ゾーン型式コード」を送信することができる。移
動ユニットがゾーン内にあるかどうかをセルラーシステ
ムへ指示する信号を送信した後、セルラー呼はブロック
２６６にて標準の方法で継続される。もし、信号がセル
ラーシステムによって受信されないならば、移動ユニッ
トはゾーン内にいないと仮定される。呼が完了した後、
プログラムはブロック２９０にて復帰する。
２にて始まり、決定ブロック２５４へ進み、そこで、移
動ユニットがページ信号を受信したかどうかが決定され
る。もし、移動ユニットはページ信号を受信したなら
ば、その時プログラムは決定ブロック２５６へ進む。決
定ブロック２５６は、操作者が電話呼を受信することを
希望することを指示する「送信キー」を押すまで待機す
る。一旦、送信キーが押されると、プログラムはブロッ
ク２５８の標準セルラー電話システムにてなされるよう
にセルラー呼を確立するよう進行する。呼が確立された
後、プログラムは決定ブロック２６０へ進み、これは移
動ユニットがゾーン内にあることを検出したかどうかを
試験する。もし、移動ユニットがゾーン内にあることを
検出したならば、移動ユニットはブロック２６２にて反
対の制御チャネルのセルサイトレシーバへ受信されたゾ
ーン識別信号及びゾーンのパスワードを送信する。さら
に、移動ユニットはブロック２６２にて移動ユニットが
その主、副または公衆型式のゾーン内にあるかどうかを
示す「ゾーン型式コード」を送信することができる。移
動ユニットがゾーン内にあるかどうかをセルラーシステ
ムへ指示する信号を送信した後、セルラー呼はブロック
２６６にて標準の方法で継続される。もし、信号がセル
ラーシステムによって受信されないならば、移動ユニッ
トはゾーン内にいないと仮定される。呼が完了した後、
プログラムはブロック２９０にて復帰する。
【００４４】もし、移動ユニットが呼を開始したが、ペ
ージ信号を受信しないならば、プログラムは送信キーの
状態を調査するブロック２７２へ進む。操作者が送信キ
ーを押す時、プログラムはブロック２７４へ進み、そこ
で移動ユニットによって開始される呼が確立される。ブ
ロック２７４の後、プログラムは決定ブロック２６７へ
進み、それは、移動ユニットがゾーン内にあることを移
動ユニットが検出したかどうかを決定する。もし、移動
ユニットがゾーン内にあるならば、ゾーン識別信号及び
パスワードはブロック２７８にて反対の制御チャネルで
送信される。再び、移動ユニットは上述のように「ゾー
ン型式コード」を送信することができる。セルラー呼は
その時、ブロック２８２にて継続される。呼が完了した
後、プログラムはブロック２９０にて復帰する。
ージ信号を受信しないならば、プログラムは送信キーの
状態を調査するブロック２７２へ進む。操作者が送信キ
ーを押す時、プログラムはブロック２７４へ進み、そこ
で移動ユニットによって開始される呼が確立される。ブ
ロック２７４の後、プログラムは決定ブロック２６７へ
進み、それは、移動ユニットがゾーン内にあることを移
動ユニットが検出したかどうかを決定する。もし、移動
ユニットがゾーン内にあるならば、ゾーン識別信号及び
パスワードはブロック２７８にて反対の制御チャネルで
送信される。再び、移動ユニットは上述のように「ゾー
ン型式コード」を送信することができる。セルラー呼は
その時、ブロック２８２にて継続される。呼が完了した
後、プログラムはブロック２９０にて復帰する。
【００４５】上記記載から理解できるように、移動ユニ
ットの正常な動作は、マーカチャネルがゾーン内にある
かどうかを決定するために手短かにマーカチャネルを監
視するという例外を除いては本発明によって影響されな
い。上述のように、ブロック２６２、２７８にて移動ユ
ニットからセルラーシステムへ送信される信号は、使用
者が移動ユニットの「送信」キーを押す時に遂行され
る。これらの信号は移動ユニットとセルラーサービスエ
リア内にて展開されたセルサイトトランシーバとの間に
存在する標準的な反対の制御チャネルで送信される。現
在のＡＭＰＳ／ＮＡＭＰＳセルラー電話プロトコルにお
いて、信号が送信される間のいくつかの未使用の時間ス
ロットがある。ゾーン識別信号及びパスワードはセルサ
イトトランシーバによって受信され、かつ移動電話交換
局へ送られ、そこで呼に対して使用者に課される料金は
セルラーサービスエリア内に配置された彼の位置に基づ
いて調整される。
ットの正常な動作は、マーカチャネルがゾーン内にある
かどうかを決定するために手短かにマーカチャネルを監
視するという例外を除いては本発明によって影響されな
い。上述のように、ブロック２６２、２７８にて移動ユ
ニットからセルラーシステムへ送信される信号は、使用
者が移動ユニットの「送信」キーを押す時に遂行され
る。これらの信号は移動ユニットとセルラーサービスエ
リア内にて展開されたセルサイトトランシーバとの間に
存在する標準的な反対の制御チャネルで送信される。現
在のＡＭＰＳ／ＮＡＭＰＳセルラー電話プロトコルにお
いて、信号が送信される間のいくつかの未使用の時間ス
ロットがある。ゾーン識別信号及びパスワードはセルサ
イトトランシーバによって受信され、かつ移動電話交換
局へ送られ、そこで呼に対して使用者に課される料金は
セルラーサービスエリア内に配置された彼の位置に基づ
いて調整される。
【００４６】本発明による移動ユニットの送受話器は図
１０にて示される。送受話器はＬＥＤ３２５を含み、こ
れは使用者へ移動ユニットがゾーン内にいるかどうかを
指示する。ＬＥＤは移動ユニットがゾーン内にいること
を検出する時に点燈する。こうして、使用者は移動ユニ
ットの現在位置から受信された呼に対して割引きがなさ
れる、または与えられるかどうかを知る。液晶表示３２
８は移動ユニットがその主、副または公衆型式ゾーン内
にいるかどうかを表示するようプログラムされる。
１０にて示される。送受話器はＬＥＤ３２５を含み、こ
れは使用者へ移動ユニットがゾーン内にいるかどうかを
指示する。ＬＥＤは移動ユニットがゾーン内にいること
を検出する時に点燈する。こうして、使用者は移動ユニ
ットの現在位置から受信された呼に対して割引きがなさ
れる、または与えられるかどうかを知る。液晶表示３２
８は移動ユニットがその主、副または公衆型式ゾーン内
にいるかどうかを表示するようプログラムされる。
【００４７】また、図１０に示されているのは、移動ユ
ニットのメモリ内に記憶されるいくつかの変数の図であ
る。例えば、図１０に示される移動ユニットはその主ゾ
ーンとして選択されるゾーン番号７を有する。ゾーン番
号３、５はユニットの副ゾーンとして選択される。同様
に、移動ユニットは公衆ゾーンとして記憶されるゾーン
番号１を有する。移動ユニットのメモリ内に記憶される
ゾーン識別信号はマーカ送信機から受信されるゾーン識
別信号と対比される。もし、ゾーン番号７のゾーン識別
信号に対応するゾーン識別信号が受信されるならば、そ
の時、移動ユニットはそれがその主ゾーン内にあること
を知る。同様に、もし、ゾーン番号２７に対応するゾー
ン識別信号が受信されるならば、その時移動ユニットは
それが公衆ゾーン内にあることを知る。移動ユニットが
配置されるゾーンの型式は上述のように３個の発光ダイ
オード（ＬＥＤ）３２５を使用して使用者へ表示され
る。移動ユニットの他の表示器はゾーンの型式を表示す
るのに使用されることができる。
ニットのメモリ内に記憶されるいくつかの変数の図であ
る。例えば、図１０に示される移動ユニットはその主ゾ
ーンとして選択されるゾーン番号７を有する。ゾーン番
号３、５はユニットの副ゾーンとして選択される。同様
に、移動ユニットは公衆ゾーンとして記憶されるゾーン
番号１を有する。移動ユニットのメモリ内に記憶される
ゾーン識別信号はマーカ送信機から受信されるゾーン識
別信号と対比される。もし、ゾーン番号７のゾーン識別
信号に対応するゾーン識別信号が受信されるならば、そ
の時、移動ユニットはそれがその主ゾーン内にあること
を知る。同様に、もし、ゾーン番号２７に対応するゾー
ン識別信号が受信されるならば、その時移動ユニットは
それが公衆ゾーン内にあることを知る。移動ユニットが
配置されるゾーンの型式は上述のように３個の発光ダイ
オード（ＬＥＤ）３２５を使用して使用者へ表示され
る。移動ユニットの他の表示器はゾーンの型式を表示す
るのに使用されることができる。
【００４８】図１１はマーカ送信機が本発明によりどの
ように動的に再構成され得るかを示すゾーンの図であ
る。この実施例では、ゾーンＺ25はその内部にマーカ送
信機Ｍ25を含む図である。マーカ送信機Ｍ25はゾーンＺ
25をマークするマーカ信号を送信する。ゾーンＺ25の境
界は境界線３３０によって規定される。ゾーンＺ25の境
界の外側には２個のマーカ送信機Ｍ26、Ｍ27がある。こ
れらのマーカ送信機は上述のように隣接するゾーンをマ
ークし、かつ妨害するのに使用される。もし、マーカ送
信機Ｍ25が仮に故障すれば、その時、ゾーンＺ25内に位
置した使用者はゾーン内にて作られ、かつ受信された呼
に対して割引を受けることができない。しかしながら、
ゾーンコンピュータ６４がゾーンＺ25のゾーン識別信号
を送信するようマーカ送信機Ｍ26を指示でき、その結果
マーカ送信機Ｍ26、Ｍ27の無線通信周波数保護エリアが
ゾーンＺ25の境界をカバーすると推定して、移動ユニッ
トはそれがゾーン内にあることを検出することができ
る。マーカ送信機によって送信される特定ゾーン識別信
号はゾーンコンピュータから図７に示されるブロック１
５４のマーカ送信機へ送られる情報を変更することによ
って変更することができる。いずれのマーカ送信機Ｍ26
またはＭ27がゾーンをマークするのに必要とされるかは
ゾーンコンピュータ６４内で維持される無線通信周波数
伝播特性のデータベースによって決定される。上述のよ
うに、このデータベースは間歇的に更新され、かつ改善
され、その結果１つのマーカ送信機の故障は結果として
セルラー顧客へのサービスの低下を生じない。
ように動的に再構成され得るかを示すゾーンの図であ
る。この実施例では、ゾーンＺ25はその内部にマーカ送
信機Ｍ25を含む図である。マーカ送信機Ｍ25はゾーンＺ
25をマークするマーカ信号を送信する。ゾーンＺ25の境
界は境界線３３０によって規定される。ゾーンＺ25の境
界の外側には２個のマーカ送信機Ｍ26、Ｍ27がある。こ
れらのマーカ送信機は上述のように隣接するゾーンをマ
ークし、かつ妨害するのに使用される。もし、マーカ送
信機Ｍ25が仮に故障すれば、その時、ゾーンＺ25内に位
置した使用者はゾーン内にて作られ、かつ受信された呼
に対して割引を受けることができない。しかしながら、
ゾーンコンピュータ６４がゾーンＺ25のゾーン識別信号
を送信するようマーカ送信機Ｍ26を指示でき、その結果
マーカ送信機Ｍ26、Ｍ27の無線通信周波数保護エリアが
ゾーンＺ25の境界をカバーすると推定して、移動ユニッ
トはそれがゾーン内にあることを検出することができ
る。マーカ送信機によって送信される特定ゾーン識別信
号はゾーンコンピュータから図７に示されるブロック１
５４のマーカ送信機へ送られる情報を変更することによ
って変更することができる。いずれのマーカ送信機Ｍ26
またはＭ27がゾーンをマークするのに必要とされるかは
ゾーンコンピュータ６４内で維持される無線通信周波数
伝播特性のデータベースによって決定される。上述のよ
うに、このデータベースは間歇的に更新され、かつ改善
され、その結果１つのマーカ送信機の故障は結果として
セルラー顧客へのサービスの低下を生じない。
【００４９】本発明の好ましい実施態様が例示され、か
つ記載されたが、本発明の精神及び範囲から離れること
なくその中で種々の変形がなされ得る。例えば、すべて
のマーカ送信機は同時放送で作動することを必要としな
い。代りに、各マーカ送信機はそのゾーン識別信号並び
に移動ユニットによって受信されるべきパスワードを順
次送信することができるであろう。従って、本発明の範
囲は特許請求の範囲からのみ決定されることが意図され
る。
つ記載されたが、本発明の精神及び範囲から離れること
なくその中で種々の変形がなされ得る。例えば、すべて
のマーカ送信機は同時放送で作動することを必要としな
い。代りに、各マーカ送信機はそのゾーン識別信号並び
に移動ユニットによって受信されるべきパスワードを順
次送信することができるであろう。従って、本発明の範
囲は特許請求の範囲からのみ決定されることが意図され
る。
【図１】先行技術によるセルラー電話システムの図であ
る。
る。
【図２】本発明によるセルラー電話システムの図であ
る。
る。
【図３】本発明による一対のマーカチャネル送信機によ
ってマークされる一対の隣接ゾーンの詳細図である。
ってマークされる一対の隣接ゾーンの詳細図である。
【図４】Ａはどのようにマーカ送信機がゾーンをマーク
するのに使用され、どのようにマーカチャネル送信機の
無線通信周波数保護エリアが十分同調され得るかを示
す。Ｂはどのようにマーカ送信機がゾーンをマークする
のに使用され、どのようにマーカチャネル送信機の無線
通信周波数保護エリアが十分同調され得るかを示す。Ｃ
はどのようにマーカ送信機がゾーンをマークするのに使
用され、どのようにマーカチャネル送信機の無線通信周
波数保護エリアが十分同調され得るかを示す。
するのに使用され、どのようにマーカチャネル送信機の
無線通信周波数保護エリアが十分同調され得るかを示
す。Ｂはどのようにマーカ送信機がゾーンをマークする
のに使用され、どのようにマーカチャネル送信機の無線
通信周波数保護エリアが十分同調され得るかを示す。Ｃ
はどのようにマーカ送信機がゾーンをマークするのに使
用され、どのようにマーカチャネル送信機の無線通信周
波数保護エリアが十分同調され得るかを示す。
【図５】本発明による複数のマーカチャネル送信機によ
って送信されるマーカ信号の構造を示すタイミング図で
ある。
って送信されるマーカ信号の構造を示すタイミング図で
ある。
【図６】本発明によるマーカチャネル送信機のブロック
図である。
図である。
【図７】本発明によるセルラーサービスエリア内のゾー
ンをマークするのにマーカチャネル送信機をプログラム
するための方法のフローチャートである。
ンをマークするのにマーカチャネル送信機をプログラム
するための方法のフローチャートである。
【図８】本発明により設計された移動電話ユニットが、
マーカチャネルを監視して、それがゾーン内にあるかど
うかをどのように決定するかを示すフローチャートであ
る。
マーカチャネルを監視して、それがゾーン内にあるかど
うかをどのように決定するかを示すフローチャートであ
る。
【図９】本発明によって、移動ユニットがゾーン内にあ
るかどうかを示す移動電話交換局へ信号を送るために移
動電話ユニットをプログラムする方法のフローチャート
である。
るかどうかを示す移動電話交換局へ信号を送るために移
動電話ユニットをプログラムする方法のフローチャート
である。
【図１０】移動ユニットがゾーン内にあるかどうかを指
示する手段を含む、本発明による移動ユニットの絵画的
図である。
示する手段を含む、本発明による移動ユニットの絵画的
図である。
【図１１】一対のマーカチャネル送信機が、その１つが
故障した場合、ゾーンをマークするためにどのように動
的にプログラムされ得るかを示す図である。
故障した場合、ゾーンをマークするためにどのように動
的にプログラムされ得るかを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドン エッチ．アザーリー アメリカ合衆国 97005 オレゴン，ビー バートン，ナンバー １，エスダブリュ センター ストリート 11635 (72)発明者 チン チュアン アメリカ合衆国 98027 ワシントン，ア イサックア，エスイー フォーティシック スス ストリート 19230 (72)発明者 エリオット エッチ．ドラッカー アメリカ合衆国 98034 ワシントン，カ ークランド，エヌイー ワンハンドレッド フォーティフォース ストリート 12060 (72)発明者 マイケル ジェー．ダン アメリカ合衆国 98027 ワシントン，ア イサックア，エスイー フォーティシック スス スリトート 24607 (72)発明者 ロナルド イー．フォアスター アメリカ合衆国 98008 ワシントン，ベ ルヴュー，アパートメント デー302，エ スイー イーストゲート ウェイ 16120 (72)発明者 ディヴィッド ジー．ショエンメイカー アメリカ合衆国 98014 ワシントン，カ ーネーション，エヌイー ワンハンドレッ ド フォース ストリート 31121
Claims (36)
- 【請求項１】 １以上の制御チャネルの移動ユニットと
信号を送受信する複数のセルサイトトランシーバを含む
セルラー電話システムによってサービスされるエリア内
の予め定められたゾーンをマークし、かつ移動ユニット
が予め定められたゾーン内に配置されているかどうかを
決定するための方法であって、該方法は、 マーカチャネルのゾーンを識別するゾーン識別信号を送
信する工程と、 ゾーン識別信号が予め定められたゾーンの境界に実質的
に対応するエリア内の移動ユニットによって受信され得
るようマーカ送信機の無線通信周波数保護エリアを形成
する工程と、 移動ユニットのマーカチャネルを監視し、かつ識別信号
が移動ユニットによって検出されるならば、移動ユニッ
トがゾーン内にあることを示す信号を移動ユニットから
送信する工程とからなり、 前記ゾーン識別信号はゾーンの少なくとも一部を含む無
線通信周波数保護エリアを有するマーカ送信機から送信
されることを特徴とする方法。 - 【請求項２】 請求項１の方法であって、ゾーン識別信
号が送信されるマーカチャネルはセルサイトトランシー
バによって使用される制御チャネルから分離されている
ことを特徴とする方法。 - 【請求項３】 請求項１の方法であって、マーカ送信機
の無線通信周波数保護エリアを形成する工程は、さら
に、 実質的に同時に複数のマーカ送信機からゾーン識別信号
を送信し、それによってゾーン識別信号が移動ユニット
によって受信され得るエリアを増大させる工程を備える
ことを特徴とする方法。 - 【請求項４】 請求項１の方法であって、マーカ送信機
の無線通信周波数保護エリアを形成する工程は、さらに
ゾーン識別信号が最初に述べたマーカ送信機から送信さ
れるにつれて、実質的に同時にジャミング信号を第２の
マーカ送信機から送信し、それによって移動ユニットに
よってゾーン識別信号が受信できるエリアを減少させる
工程を備えることを特徴とする方法。 - 【請求項５】 請求項１の方法であって、さらに、セル
ラー電話システムによってサービスされるエリア内の複
数のゾーン内をマークするよう複数のマーカ送信機から
複数のゾーン識別信号を送信する工程を備えることを特
徴とする方法。 - 【請求項６】 請求項５の方法であって、複数のマーカ
送信機は複数のゾーン識別信号を含むマーク信号を順次
送信する工程を備えることを特徴とする方法。 - 【請求項７】 請求項６の方法であって、さらにマーク
信号を複数の時間スロットへ分割する工程を備え、ゾー
ンを識別する各ゾーン識別信号は１つの時間スロットの
間に送信されることを特徴とする方法。 - 【請求項８】 請求項６の方法であって、マーカ送信機
の無線通信周波数保護エリアを形成する工程はさらに、
ゾーン識別信号が移動ユニットによって受信できるエリ
アを増大させために単一の時間スロットの間、ゾーン識
別信号を送信するために複数のマーカ送信機を同期させ
ることを特徴とする方法。 - 【請求項９】 請求項７の方法であって、マーカ送信機
の無線通信周波数保護エリアを形成する工程は、さら
に、 ゾーン識別信号が最初に述べたマーカ送信機から送信さ
れ、それによって移動ユニットによってゾーン識別信号
が受信できるエリアを減少させる時間スロットの間、ジ
ャミング信号を同時に送信させるため第２のマーカ送信
機を同期させる工程を備えることを特徴とする方法。 - 【請求項１０】 請求項１の方法であって、さらに、マ
ーカ送信機の無線通信周波数保護エリアを形成するため
にマーカ送信機がゾーン識別信号を送信する電力を変更
する工程を備えることを特徴とする方法。 - 【請求項１１】 請求項４の方法であって、移動ユニッ
トによってゾーン識別信号が受信できるゾーンのエリア
の減少量を変更するためにジャミング信号をマーカ送信
機が送信する電力を変更する工程を含むことを特徴とす
る方法。 - 【請求項１２】 請求項７の方法であって、さらに、 複数のマーカ送信機から各時間スロットの開始にて同期
コードを送信する工程を備えることを特徴とする方法。 - 【請求項１３】 請求項５の方法であって、さらに、 複数のゾーンの各々へ対応するパスワードを割り当てる
工程と、 パスワードが対応するゾーン内の各々のパスワードを送
信する工程と、 パスワードを検出するために移動ユニットにてマーカチ
ャネルを監視し、検出されたパスワードを移動ユニット
から移動電話交換局へ送信する工程とを備え、移動電話
交換局は、移動ユニットがパスワードに対応するゾーン
内にあるかどうかを決定するために、移動ユニットから
受信されるパスワードを分析することを特徴とする方
法。 - 【請求項１４】 請求項２の方法であって、マーク信号
は、セルラー電話システムによってサービスされるエリ
ア内に配置されるセルサイトトランシーバへ通常割り当
てられるセルラートラフイックチャネルであることを特
徴とする方法。 - 【請求項１５】 請求項１の方法であって、移動ユニッ
トがゾーン内にあることを示す移動ユニットから送信さ
れる信号は、移動ユニットとセルサイトトランシーバと
の間に存在する反対の制御チャネルにて送信されること
を特徴とする方法。 - 【請求項１６】 請求項１５の方法であって、移動ユニ
ットから信号を送信する工程は、移動ユニットの使用者
が移動ユニットの送信ボタンを動作した後、実行される
ことを特徴とする方法。 - 【請求項１７】 請求項１の方法であって、ゾーン識別
信号は移動ユニット内に記憶されるデジタルコードを含
み、該方法は、さらに、 検出されたゾーン識別信号と移動ユニット内に記憶され
るデジタルコードとを比較する工程と、記憶されたデジ
タルコードへ受信されたゾーン識別信号が対応するなら
ば、移動ユニットがゾーン内にあることを示す信号を送
信する工程とを備えることを特徴とする方法。 - 【請求項１８】 請求項５の方法であって、さらに、ゾ
ーンコンピュータから複数のマーカ送信機の各々へ情報
を送信する工程を備え、該情報はゾーン識別信号が複数
のマーカ送信機の各々によって送信されるべき時間を指
示することを特徴とする方法。 - 【請求項１９】 請求項７の方法であって、ゾーンコン
ピュータから送信される情報は各ゾーン毎に送信される
べきパスワードと、マーカ送信機がマーク信号を送信す
べき電力レベルとを含むことを特徴とする方法。 - 【請求項２０】 請求項７の方法であって、さらに、マ
ーカ送信機の無線通信周波数保護エリアが重複しないな
らば、１以上のマーカ送信機から単一の時間スロットの
間、１以上のゾーン識別信号を送信する工程を備えるこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項２１】 請求項５の方法であって、さらに、 複数のマーカ送信機を故障のために監視する工程と、あ
るマーカ送信機が故障した場合、ゾーン識別信号を、故
障したマーカ送信機の無線通信周波数保護エリアと重複
する無線通信周波数保護エリアを有する少なくとも１つ
のマーカ送信機から送信する工程とを備えることを特徴
とする方法。 - 【請求項２２】 請求項１の方法であって、さらに、予
め定められたゾーンに対応するゾーン識別信号を移動ユ
ニットが受信したかどうかの指示を使用者へ提供する工
程を備えることを特徴とする方法。 - 【請求項２３】 セルサイト保護エリア内のセルラー電
話サービスを提供するために１以上の制御チャネルにて
信号を移動電話ユニットへ送受信するセルサイトトラン
シーバを含むセルラー電話システム内のゾーンをマーク
するのに使用するゾーンマーカシステムであって、該ゾ
ーンマーカシステムは、 マーカチャネルにて１以上のゾーン識別信号を送信する
複数のマーカ送信機を備え、該マーカチャネル内にて少
なくともゾーンの一部を含む無線通信周波数保護エリア
内のゾーン識別信号を送信しており、該システムは、 ゾーンの境界へ実質的に対応する移動ユニットによって
ゾーン識別信号が受信され得るようマーカ送信機の無線
通信周波数保護エリアを形成する手段と、 移動ユニットがゾーン識別信号を受信したかどうかを指
示する移動ユニットから信号を受信する受信手段とを備
えることを特徴とするシステム。 - 【請求項２４】 請求項２３のゾーンマーカシステムで
あって、移動ユニットはその内部に１以上のゾーン識別
信号を記憶し、移動ユニットは検出されたゾーン識別信
号と記憶されたゾーン識別信号とを比較でき、移動ユニ
ットがゾーン内にあるということを示す信号は、もし検
出された識別信号が１つの記憶されたゾーン識別信号に
対応するならば、送信されることを特徴とするシステ
ム。 - 【請求項２５】 請求項２３のゾーンマーカシステムで
あって、 複数のマーカ送信機は、複数のゾーン識別信号を含むマ
ーク信号を送信することを特徴とするシステム。 - 【請求項２６】 請求項２５のゾーンマーカシステムで
あって、マーク信号は複数の時間スロットへ分割され、
その結果ゾーンを識別する各ゾーン識別信号は１つの時
間スロットの間、送信されることを特徴とするシステ
ム。 - 【請求項２７】 請求項２３のゾーンマーカシステムで
あって、無線通信周波数保護エリアを形成する手段は、
さらに、各々のマーカ送信機へ結合したゾーンコンピュ
ータを備え、移動ユニットによってゾーン識別信号が受
信できる無線通信周波数保護エリアを増大させる単一時
間スロットの間、ゾーン識別信号を送信させるために複
数のマーカ送信機を同期させるよう該ゾーンコンピュー
タは、作動することを特徴とするシステム。 - 【請求項２８】 請求項２６のゾーンマーカシステムで
あって、ゾーン識別信号が第１のマーカ送信機から送信
される時間スロットの間、無線通信周波数保護エリアを
形成する手段は、ジャミング信号を同時に送信するため
に、第２のマーカ送信機を同期させる手段を含むことを
特徴とするシステム。 - 【請求項２９】 請求項２８のゾーンマーカシステムで
あって、複数のマーカ送信機は各々、 マーカ送信機によってゾーン識別信号及びジャミング信
号が送信されるべき電力レベルを指示するゾーンコンピ
ュータから電力レベル信号を受信する手段と、電力レベ
ルに応答してマーカ送信機がゾーン識別信号及びジャミ
ング信号を送信する電力を変更する可変電力送信機とを
備えることを特徴とするシステム。 - 【請求項３０】 請求項２３のゾーンマーカシステムで
あって、前記マーカチャネルはセルサイトトランシーバ
から割り当てられる音声チャネルであることを特徴とす
るシステム。 - 【請求項３１】 セルラー電話システムに使用する移動
ユニットであって、該移動ユニットは１以上の制御チャ
ネルにて移動ユニットへ信号を送信し、かつ移動ユニッ
トから信号を受信する１以上のセルサイトトランシーバ
と、マーカチャネルにてゾーンを識別するゾーン識別信
号を送信する１以上のマーカ送信機を含むゾーンマーカ
システムとを含み、該移動ユニットは、 ゾーン識別信号を検出するためにマーカチャネルを監視
する手段と、 ゾーン識別信号が移動ユニットによって検出されるなら
ば、移動ユニットがゾーン内にあることを示す信号を送
信する手段とを備える特徴とする移動ユニット。 - 【請求項３２】 請求項３１の移動ユニットであって、
さらに、１以上のゾーン識別信号を記憶する記憶手段
と、検出されたゾーン識別信号を１以上の記憶されたゾ
ーン識別信号と比較する手段とを備え、もし検出された
ゾーン識別信号が１つの記憶された識別信号へ対応する
ならばゾーン内に移動ユニットがあることを示す信号
を、移動ユニットが送信することを特徴とする移動ユニ
ット。 - 【請求項３３】 請求項３１の移動ユニットであって、
さらに、移動ユニットがゾーン内にあるかどうかを移動
ユニットの使用者へ指示する手段を備えることを特徴と
する移動ユニット。 - 【請求項３４】 請求項３３の移動ユニットであって、
移動ユニットがゾーン内にあるかどうかを移動ユニット
の使用者へ指示する手段は発光ダイオードからなること
を特徴とする移動ユニット。 - 【請求項３５】 請求項３１の移動ユニットであって、
移動ユニットがゾーン内にあることを指示する信号は移
動ユニットとセルサイトトランシーバとの間に存在する
反対の制御チャネルにてセルサイトトランシーバへ送信
されることを特徴とする移動ユニット。 - 【請求項３６】 請求項３１の移動ユニットであって、
マーカチャネルはセルサイトトランシーバから割り当て
られた音声チャネルであることを特徴とする移動ユニッ
ト。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US865090 | 1992-04-08 | ||
| US07/865,090 US5295180A (en) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | Cellular telephone zone system |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06105364A true JPH06105364A (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=25344691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5081695A Pending JPH06105364A (ja) | 1992-04-08 | 1993-04-08 | セルラー電話ゾーンシステム |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5295180A (ja) |
| EP (1) | EP0568824A3 (ja) |
| JP (1) | JPH06105364A (ja) |
| CA (1) | CA2083791A1 (ja) |
Families Citing this family (133)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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