JPH06104711A - 負荷検出回路 - Google Patents

負荷検出回路

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JPH06104711A
JPH06104711A JP4275399A JP27539992A JPH06104711A JP H06104711 A JPH06104711 A JP H06104711A JP 4275399 A JP4275399 A JP 4275399A JP 27539992 A JP27539992 A JP 27539992A JP H06104711 A JPH06104711 A JP H06104711A
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JP
Japan
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load
circuit
state
signal
detection circuit
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JP4275399A
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English (en)
Inventor
Masakatsu Ishida
昌克 石田
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Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチング素子に負担をかけずに、常時負
荷の状態を診断する。 【構成】 負荷7を駆動するためのスイッチング素子4
に並列的に定電流源10を接続する。スイッチング素子
がオフ状態のときはこの定電流源より負荷に微少電流を
供給し、その微少電流による電圧降下をA/D変換器1
1にて検出する。そして、負荷診断回路13において、
A/D変換器にて検出された電圧降下により負荷の状態
を診断する。 【効果】 スイッチング素子をオンした状態で負荷の診
断を行う必要がないため、スイッチング素子に負担をか
けずに済み、素子自身の寿命を伸ばすことができると共
に、回路の信頼性を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は負荷検出回路に関し、特
に常時負荷の状態を検出できる負荷検出回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、負荷を駆動するためのスイッチン
グ素子として、例えば図3に示されるようにFETを用
いたものがあった。図に於いて、FET21と負荷22
との間には、何らかの原因により発生する過電流などの
異常を検出し得る負荷検出回路23が設けられている。
負荷検出回路23からは、異常が検出された場合にはロ
ーレベルの信号が出力されるようになっており、その異
常信号を、例えば操作スイッチ信号と並列にNANDゲ
ート24に入力し、いずれか一方がローレベルになった
らFET21をオフ状態にするようになっている。
【0003】上記従来の回路の動作要領を図4のタイミ
ングチャートを参照して以下に示す。操作スイッチ信号
(入力信号)がハイレベルになると異常検出信号もハイ
レベルであることからFET駆動信号(出力信号)がオ
ン状態となり、負荷22が駆動状態となる。負荷駆動中
に、例えば過電流が検出されて異常検出信号がローレベ
ルとなると、FETオン条件が満たされなくなって、負
荷22がショート状態になることを防止するべくFET
駆動信号をスイッチング制御して電流を制限するように
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来回路では、異常検出を負荷22に電流を流した状態で
行っているため、異常時にはFET21に過大な電流が
流れる虞があり、頻繁に駆動する負荷の場合にはその駆
動回路のFETが劣化するという問題があった。
【0005】このような従来技術の問題点に鑑み、本発
明の主な目的は、スイッチング素子に負担を与えずに、
常時負荷状態を診断できる負荷検出回路を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的は本発明に
よれば、スイッチング素子により制御される負荷の異常
を検出するための回路であって、前記スイッチング素子
がオフ状態の時に前記負荷に微少電流を供給する手段
と、前記微少電流による前記負荷の電圧降下を検出する
手段と、前記電圧降下検出手段よりの検出信号により負
荷の異常を診断する手段とを有することを特徴とする負
荷検出回路を提供することにより達成される。
【0007】
【作用】このようにすれば、スイッチング素子がオフ状
態にあっても負荷に流れる微少電流による電圧降下を検
出し、その電圧降下の度合いに応じて負荷の状態を診断
することができるため、常時負荷の状態を診断できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0009】図1は、本発明が適用された負荷検出回路
を示す電気回路図であり、負荷検出回路1の入力端子2
には3入力NANDゲート3の入力端子aが接続されて
いる。このNANDゲート3の出力端子には、スイッチ
ング素子としてのPチャネル電界効果トランジスタ(以
下、FETと称す。)4のゲートGが接続されていてそ
のドレインDは、図示されない電源に接続された電源端
子5が接続されていて、そのソースSは負荷端子6を介
し、更に負荷7を介して接地されている。
【0010】電源端子5には、FET4の内部抵抗であ
る抵抗体8を介して、過電流検出回路9の入力端が接続
されていて、この過電流検出回路の出力端にはNAND
ゲート3の入力端子bが接続されている。また、端子5
には、FET4に並列的に接続された定電流源10が接
続されていて、この定電流源にはA/D変換器11の入
力端が接続されている。
【0011】A/D変換器11の出力端には、負荷診断
回路12の入力端子I1が接続されている。この負荷診
断回路12の入力端子I2には、入力端子2が接続され
ていて、更に入力端子I3には過電流検出回路9の出力
端が接続されている。また、出力端子O1には、NAN
Dゲート3の入力端子cが接続されていて、出力端子O
2には、信号端子13が接続されている。
【0012】このように構成された負荷検出回路1にあ
っては、FET4がオフ状態であっても、定電流源10
よりの微少電流が負荷7に供給されており、この微少電
流による負荷7の電圧降下をA/D変換器11によりデ
ィジタル信号に変換してコード化し、コード化された信
号を負荷診断回路12にて解析することで負荷7の状態
を診断するようにされている。例えば、負荷7がショー
トしていたり、またはレアショートしていたり、あるい
はオープン状態であったりした場合には、A/D変換器
11に供給される電圧はそれぞれ異なった電圧値とな
る。負荷診断回路12は、コード化されたそれら電圧値
の度合いに応じて負荷の状態を診断するようにされてい
る。
【0013】次に、検出回路1の作動要領について、図
2に示す波形図を参照しながら説明する。初期状態にお
いて、過電流検出回路9の出力端、及び負荷診断回路1
2の出力端子O1からはハイレベルの信号(図にそれぞ
れ過電流検出信号及び状態信号で示す)が出力されてい
る。よって、入力端子2にハイレベルの入力信号が供給
されると、NANDゲート3が反転し出力端子の信号レ
ベルがローとなる(図に出力信号で示す)。すると、F
ET4のドレインD−ソースS間が導通して負荷7に電
源(図示せず)による電流が流れ、負荷7が駆動状態と
なる。この場合、負荷診断回路12にも、入力端子2及
び過電流検出回路9よりのハイレベルの信号が入力され
ているため、この負荷検出回路11は、正常時における
負荷7の診断を行うようにされている。
【0014】次に、何らかの原因により過電流検出回路
9にて過電流が検出されると、その出力信号レベルが反
転してローとなる。よって、入力信号及び負荷診断回路
12よりの信号がハイレベルであっても、NANDゲー
ト3の出力が反転しハイレベルとなる。この際、負荷診
断回路11にも過電流検出回路9よりのローレベルの信
号が入力されることから、負荷検出回路11は、異常時
における負荷7の診断を行う。いま、NANDゲート3
の出力はハイレベルであることから、FET4はオフ状
態となり、負荷7には電源による電流の供給がなされな
い。しかし、定電流源10による微少電流が負荷7に供
給されるため、この微少電流による負荷7の電圧降下が
A/D変化器11にて検出され、その電圧値に応じてコ
ード化された信号が負荷診断回路12に出力される。負
荷診断回路12では、入力された信号に基づいて、現在
の負荷7の状態を診断する。そして、出力端子O2より
ローレベルの信号(診断信号)を出力すると共に、出力
端子O1よりローレベルの信号を出力する。即ち、FE
T4がオフ状態となることで過電流状態が解消されて、
過電流検出回路9の出力レベルが反転しても、FET4
はオン状態となることができない。そして、負荷診断回
路12にて負荷7に異常が認められなかった場合には、
出力端子O1よりのハイレベルの信号が出力され、再度
FET4はオン状態となり、負荷7に電源よりの電流が
供給される。また、異常が認められた場合、例えば負荷
7がショートしている際には、そのショートが解消され
るまで負荷検出回路12からNANDゲート3にローレ
ベルの信号を出力し続けるため、FET4はオフ状態を
保持することとなる。
【0015】更に、入力信号がローレベルである場合に
は、FET4はオフ状態となることから、負荷7には定
電流源10よりの微少電流のみ供給されている。この
際、負荷診断回路12には、過電流検出回路9よりのハ
イレベルの信号が入力されているが入力端子2よりはロ
ーレベルの信号が入力されていることから、この負荷検
出回路11は、停止時における負荷7の診断を行うよう
にされている。つまり、微少電流が供給された負荷7の
電圧降下の度合いに応じて、負荷の状態を診断してい
る。
【0016】上記作動からも明らかなように、負荷7が
駆動されているときは、それに応じて負荷の状態を診断
し、また過電流が検出されたときにはFET4をオフ状
態として、定電流源10よりの微少電流による負荷7の
電圧降下を検出することで、負荷の状態を診断可能と
し、しかも駆動要求が無いときであっても診断している
ことから、常に負荷の状態を診断できる。したがって、
これまで行われていた過電流が検出された際の負荷の異
常を、FET4をオンさせた状態で診断することなどな
いため、FET4には過大な電流が流れることがない。
【0017】なお、負荷7の電圧降下をA/D変換器1
1によりコード化することで、負荷診断回路12に例え
ばマイコンを用いることが可能となり、外部より設定変
更することで負荷の種類の変更にも対応できる。また、
負荷7の状態を診断するにあたって、定電流源10によ
り微少電流を使用することから、種々の要因による電源
変動に対しても影響されることなく、常に安定した電流
の供給ができ、厳密な負荷診断を実現することができ
る。さらに、上記実施例においては、定電流源10より
の微少電流を常時負荷7に供給しているが、FET4が
オフ状態の時のみ供給するような構成とすれば、電源効
率を向上することができる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明による負荷検出回路によれば、スイッチング素子がオ
フ状態にあっても負荷の状態を診断できることから、常
時負荷の状態診断が可能となる。したがって、スイッチ
ング素子に負担をかけずに負荷を診断できることから、
スイッチング素子自身の寿命を伸ばすと共に、回路の信
頼性をも向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された負荷検出回路を示す電気回
路図である。
【図2】図1に示す回路の作動を説明するための波形図
である。
【図3】従来の負荷検出回路を示す電気回路図である。
【図4】図3に示す回路の作動を説明するための波形図
である。
【符号の説明】
1 負荷検出回路 2 入力端子 3 3入力NANDゲート 4 FET 5 電源端子 6 負荷端子 7 負荷 8 抵抗体 9 過電流検出回路 10 定電流源 11 A/D変換器 12 負荷診断回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング素子により制御される負荷
    の異常を検出するための回路であって、 前記スイッチング素子がオフ状態の時に前記負荷に微少
    電流を供給する手段と、 前記微少電流による前記負荷の電圧降下を検出する手段
    と、 前記電圧降下検出手段よりの検出信号により負荷の異常
    を診断する手段とを有することを特徴とする負荷検出回
    路。
JP4275399A 1992-09-17 1992-09-17 負荷検出回路 Pending JPH06104711A (ja)

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