JPH06104557B2 - トラッククレーンにおけるクレーン支柱の取付構造 - Google Patents

トラッククレーンにおけるクレーン支柱の取付構造

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JPH06104557B2
JPH06104557B2 JP843690A JP843690A JPH06104557B2 JP H06104557 B2 JPH06104557 B2 JP H06104557B2 JP 843690 A JP843690 A JP 843690A JP 843690 A JP843690 A JP 843690A JP H06104557 B2 JPH06104557 B2 JP H06104557B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、トラッククレーンにおけるクレーン支柱を
トラックに取付ける取付構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、トラッククレーンにおけるクレーン支柱の取付構
造としては、特開昭64−48799号公報により公表されて
いるように、クレーンにおける支柱の下端部に広い座板
を固着し、その座板をトラックの荷台に載置して複数の
ボルトにより固定した取付構造が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来のクレーン支柱の取付構造の場合は、座板の面
積が狭いと安定性が悪くなるので座板を広くする必要が
あり、また座板は支柱に対し予め固着されているので、
その座板の面積を広くすると、座板付き支柱が大型化し
て重量が重くなり、そのため座板付き支柱の加工,運搬
および取付作業を行ないにくくなる。また支柱の下端部
に固着された座板をトラックの荷台に載置してボルトに
より固定しているので、支柱の取付強度が弱く、かつ横
方向の力に対する安定性が悪いという問題がある。
この発明は前述の問題を有利に解決したトラッククレー
ンにおけるクレーン支柱の取付構造を提供することを目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この発明のトラッククレー
ンにおけるクレーン支柱の取付構造においては、トラッ
ククレーンにおける支柱1の下端部の左右両側に、取付
アーム2の基端部がボルト3により着脱自在に固定さ
れ、各取付アーム2の先端の座板4はトラック5の荷台
6に載置され、その座板4はトラック5のシャシー7に
固定用ボルト8およびナットを介して固定されている。
〔実施例〕
次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する。
第1図ないし第8図はこの発明の一実施例を示すもので
あって、正方形断面の垂直な外柱9の下端部の左右両側
に、垂直な支持板10が溶接により固着され、左右方向に
延長する正方形断面の取付アーム本体11の基端部に垂直
な取付板12が溶接により固着され、前記取付アーム本体
11の先端部に垂直な端板13が溶接により固着されると共
に、その端板13の下端部に、取付板側に向かって突出す
る座板4が屈折連設され、その座板4に、左右方向に延
長する複数の長孔14が前後方向に間隔をおいて設けら
れ、前記取付アーム本体11とこれに固定された取付板12
および端板13と座板4とにより取付アーム2が構成され
ている。
外柱9の下端部の左右両側に固定されている支持板10
に、取付アーム2における取付板12が当接されて多数の
ボルト3により固定され、各取付アーム2の座板4は、
トラック5の荷台6の前部に載置され、かつトラック5
における左右のシャシー7の側面に、前記座板4の下方
において前後方向に間隔をおいて配置された複数のブラ
ケット15が溶接により固着され、固定用ボルト8は、前
記座板4の長孔14と荷台6の透孔とブラケット15におけ
る水平板の透孔とにわたって挿通され、さらに前記ボル
ト8に螺合された上部ナット16とそのボルト8とによ
り、座板4と荷台6とが締付結合され、また前記ボルト
8に螺合された中間部ナット17および下部ナット18によ
りブラケット15が締付把持され、前記取付アーム2の座
板4は、固定用ボルト8とこれに螺合された上部ナット
16,中間部ナット17,下部ナット18とブラケット15とを介
して、シャシー7に固定されている。
正方形断面の内柱19は外柱9に対し昇降自在にかつ回動
しないように嵌挿され、かつ内柱19の上側に内柱下降位
置保持用ピン孔20が設けられると共に、内柱19の下側に
内柱上昇位置保持用ピン孔21が設けられ、さらに内柱19
の下端部外周および外柱9の上端部内周にスペーサ兼ス
ライドシュー22,23が溶接またはビス等により固定さ
れ、前記外柱9と内柱19とにより支柱1が構成されてい
る。
外柱9内の下側に同心的に配置さた垂直なばねガイド部
材24の下端部は、外柱9の下端部に固定された支持板25
に固定され、外柱9の上部に水平なピン支承筒26の一端
部が嵌入されて溶接により固着され、前記ピン孔20,21
に嵌挿される係止ピン27はピン支承筒26に摺動自在に嵌
合され、その係止ピン27とピン支承筒26の外部に配置さ
れた把手28とは連結軸29を介して連結され、かつ係止ピ
ン27とピン支承筒26の端板との間にピン挿込用ばね30が
介在され、前記外柱9の側部に係止金具31が固定され、
前記内柱19の上端部に固着された上端板32と前記支持板
25との間に、つる巻きばねからなる内柱押上用ばね33が
圧縮状態で介在され、前記ばねガイド部材24は内柱押上
用ばね33の内側に配置されている。
前記支柱1における内柱19の上端板32に縦軸34が溶接に
より固定され、その縦軸34に第1アーム35の基端の筒体
36が上部軸受37および下部軸受38を介して回動自在に嵌
設され、第1アーム35よりも長い第2アーム39の基端部
に中間縦軸40の上部が固定され、第1アーム35の先端の
筒体41に、前記中間縦軸40の下部が上部軸受37および下
部軸受38を介して回動自在に嵌設され、第2アーム39を
第1アーム35の上に重ねたとき、第2アーム39の先端側
が支柱1を越えて第1アーム35の反対側に突出するよう
に構成されている。
トラック5の電源により運転される電動式チェーンブロ
ックからなる巻上機42の本体43の上部に支持金具44の下
部が固定され、その支持金具44の上端部は、第2アーム
39の先端部に対し、アーム長手方向に直角な横方向に延
長するボルト45により着脱自在に連結され、第2アーム
39の先端部に旋回操作用把手46が取付けられ、かつ巻上
機42の吊り条体47にフック48が連結されている。
トラッククレーンの高さを調節する場合は、まず第1図
に示すように、第1アーム35が支柱1からトラック巾方
向の一方に突出するように配置され、かつ第2アーム39
が第1アーム35の上にほぼ重なるように配置されたの
ち、巻上機42の吊り条体47に連結されているフック48が
外柱9の側部に固定されている係止金具31に係合され
る。
トラッククレーンの内柱19を所定位置まで上昇させて係
止する場合は、係止ピン27を内柱下降位置保持用ピン孔
20から引き抜いた状態で、巻上機42を巻下方向に運転し
て、内柱押上用ばね23の力により内柱19およびこれによ
り支持されている各部分を徐々に上昇移動させてゆき、
内柱19の上昇移動により係止ピン27から前記ピン孔20が
上方に偏位したとき、係止ピン27の把手28から手を離
す。内柱19が所定位置まで上昇移動されると、ピン挿込
用ばね30の力により係止ピン27が自動的に内柱上昇位置
保持用ピン孔21に嵌挿されて、内柱19が上昇位置に係止
される。
トラッククレーンの内柱19を所定位置まで下降させて係
止する場合は、係止ピン27を内柱上昇位置保持用ピン孔
21から引き抜いた状態で、巻上機42を巻上方向に運転し
て、内柱19およびこれにより支持されている各部分を下
降移動させてゆき、内柱29の下降移動により係止ピン27
から前記ピン孔21が下方に偏位したとき、係止ピン27の
把手28から手を離す。内柱19が所定位置まで下降移動さ
れると、ピン挿込用ばね30の力により係止ピン27が自動
的に内柱下降位置保持用ピン孔20に嵌挿されて、内柱19
が下降位置に係止される。
トラッククレーンを使用して荷物の積み降ろしを行なう
場合は、内柱19を所定位置まで上昇させて係止した状態
で、第1アーム35を、支柱2の上端の縦軸34を中心とし
て旋回したり、第2アーム39を、中間縦軸40を中心とし
て旋回したり、あるいはそれらの旋回を適宜組合せて行
なうことにより、巻上機42を適当な位置に配置し、次に
その巻上機42を運転して荷物の昇降運搬を行なう。
トラック1を走行させる場合、第1図に示すように、内
柱19を下降位置に係止し、かつ巻上機42のフック48を外
柱9の側部に固定されている係止金具31に係合した状態
で、巻上機42の吊り条体47を緊張しておけば、トラック
クレーンが走行中に上下方向に振動しても、第2アーム
39が上下方向にがた付くのを防止することができ、また
トラッククレーンの走行時に、第1アーム35および第2
アーム39が縦軸34を中心として旋回するのを防止するこ
とができる。
第9図は外柱9に固定された取付アーム2の他の例を示
すものであって、端板13の下端部に、取付板12から離反
する方向に突出する座板4が屈折連設され、かつその座
板4と端板13とにわたって複数の補強用リブ49が溶接に
より固着されているが、その他の構成は前記実施例の場
合と同様である。
この発明を実施する場合、支柱1としては、非伸縮型の
ものを使用してもよい。また前記ブラケット15を省略し
て、固定用ボルト8をシャシー7の上面板に設けた透孔
に挿通し、その固定用ボルト8に螺合された中間部ナッ
ト17および下部ナット18によりシャシー7の上面板を把
持してもよい。
〔発明の効果〕
この発明は前述のように構成されているので、以下に記
載するような効果を奏する。
トラックに取付けられるクレーンを運搬する場合は、支
柱1と取付アーム2とを分離して運搬することができる
ので、前記クレーンを小型軽量化して容易に加工および
運搬することができ、しかも取付アーム付き支柱を構成
する各部材を軽量化して取付作業を容易に行なうことが
でき、かつ各取付アーム2の先端の座板4が、トラック
5における強度の大きいシャシー7に、固定用ボルト8
およびナットを介して固定されているので、前記クレー
ンの支柱1とトラック5に対し強固にかつ安定状態で取
付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図はこの発明の一実施例を示すもので
あって、第1図はこの発明のクレーン支柱の取付構造を
有するトラッククレーンの一部縦断正面図、第2図はこ
の発明のクレーン支柱の取付構造を示す一部縦断正面
図、第3図はその一部縦断側面図、第4図は外柱の下端
部の左右両側に取付アームを固定した状態を示す斜視
図、第5図は伸縮式支柱および取付アームの一部を示す
縦断正面図、第6図は第5図のA−A線拡大断面図、第
7図はこの発明のクレーン支柱の取付構造を有するトラ
ッククレーンの一部縦断側面図、第8図はそのトラック
クレーンにおける第1アームおよび第2アームならびに
巻上機の取付状態を示す一部切欠縦断側面図である。第
9図は外柱の下端部の左右両側に固定された取付アーム
の他の例を示す斜視図である。 図において、1は支柱、2は取付アーム、3はボルト、
4は座板、5はトラック、6は荷台、7はシャシー、8
は固定用ボルト、9は外柱、10は支持板、11は取付アー
ム本体、12は取付板、13は端板、14は長孔、15はブラケ
ット、16は上部ナット、17は中間部ナット、18は下部ナ
ット、19は内柱、20は内柱下降位置保持用ピン孔、21は
内柱上昇位置保持用ピン孔、24はばねガイド部材、27は
係止ピン、30はピン挿込用ばね、31は係止金具、33は内
柱押上用ばね、34は縦軸、35は第1アーム、39は第2ア
ーム、40は中間縦軸、42は巻上機、44は支持金具、46は
旋回操作用把手、47は吊り条体、48はフックである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラッククレーンにおける支柱1の下端部
    の左右両側に、取付アーム2の基端部がボルト3により
    着脱自在に固定され、各取付アーム2の先端の座板4は
    トラック5の荷台6に載置され、その座板4はトラック
    5のシャシー7に固定用ボルト8およびナットを介して
    固定されているトラッククレーンにおけるクレーン支柱
    の取付構造。
JP843690A 1990-01-19 1990-01-19 トラッククレーンにおけるクレーン支柱の取付構造 Expired - Lifetime JPH06104557B2 (ja)

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US5445281A (en) * 1994-09-29 1995-08-29 Hung; Michael Light-duty electric crane
US7896606B2 (en) * 2006-04-05 2011-03-01 Oshkosh Corporation Shear plate mounting system

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