JPH06103560B2 - 磁気テープのローディング装置 - Google Patents

磁気テープのローディング装置

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JPH06103560B2
JPH06103560B2 JP2142912A JP14291290A JPH06103560B2 JP H06103560 B2 JPH06103560 B2 JP H06103560B2 JP 2142912 A JP2142912 A JP 2142912A JP 14291290 A JP14291290 A JP 14291290A JP H06103560 B2 JPH06103560 B2 JP H06103560B2
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庄市 佐藤
孝博 奥家
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁気記録再生装置において、テープカセットか
ら磁気テープを引き出し、ヘッドシリンダに巻き付ける
テープローディング装置に関するものである。
(従来の技術及び課題を解決する手段) 最近の家庭用ビデオテープレコーダ(以下VTR)におい
て、操作レスポンスの良さ、即ち、カセットを挿入して
から出画までの時間を短縮することが技術課題の1つと
なっている。
単に、テープローディング時のテープ引出し速度を高め
るだけでは、テープローディング完了時に、テープ引出
しの慣性力によってテープがカセットから緩ん飛び出す
問題が生じる。そのため、例えば、特開昭63−247954号
に開示されている様に、テープローディングの開始時
は、テープを高速で引き出し、ローディング完了端に近
付けば、テープの引き出し速度が遅くなるメカニズムを
採用する必要がある。
上記テープローディング装置は第6図に示す如く、互い
に噛合する2つのギヤ(4)(6)の夫々に、レバー
(41)(61)及びリンク板(42)(62)を介して、テー
プ先導ガイド(5)(7)を連繋し、一方のギヤ(6)
にスライダー(8)、レバー(81)及び確動カム(82)
を介してローディングモータ(33)に連繋されている。
上記装置の場合、ローディングモータ(33)の位置は、
他の駆動系との関係上、ヘッドシリンダ(11)から相当
離れており、従って、スライダー(81)、レバー(82)
は大形化するばかりではなく、部品点数が増え、構成が
複雑となり、組立ても繁雑となる。
出願人は、従来よりVTRには、モードの切り替えに応じ
てスライドし、公知の首振りアイドラー機構等の駆動系
を制御するスライド板(2)がギヤ列(32)を介してロ
ーディングモータ(33)に連繋されていることに着目
し、該スライド板(2)のスライド移動を利用すること
により、構成簡単にして、テープの引き出し速度の可変
を実現したテープローディング装置を明らかにするもの
である。
(課題を解決する手段) 本発明のテープローディングは、ヘッドシリンダ(11)
の両側に設けた溝状案内部(13)(14)上にテープ先導
ガイド(5)(6)を走行可能に配備し、該ガイドによ
ってテープカセットからテープを引出して、ヘッドシリ
ンダ(11)に巻き付ける磁気テープのローディング装置
において、 ラック(22)を具えモードの切替えに応じてスライドす
るスライド板(2)と、 上記ラック(22)に噛合するピニオン(40)を同軸に設
け、一方のテープ先導ガイド(5)にレバー(41)及び
リンク板(42)を介して連繋された第1ギヤ(4)と、 第1ギヤ(4)に噛合し、レバー(61)及びリンク板
(62)を介して他方のテープ先導ガイド(7)に連繋さ
れた第2ギヤ(6)とで構成され、 スライド板(2)にはラック(22)の近傍にカム溝(2
4)が開設され、第1ギヤ(4)にはピニオン(40)と
該ラック(22)との噛合が外れた位置から上記カム溝
(24)に係合可能な突起(45)が突設され、カム溝(2
4)は、ラック(22)による走行駆動速度よりも低速に
て第1ギヤ(4)を走行駆動する傾斜カム溝部(25)を
有している。
(作用及び効果) VTRへテープカセットを挿入し、モードを切り替える
と、スライド板(2)がスライドし、該スライド板のラ
ック(22)に噛合したピニオン(40)従って第1ギヤ
(4)が回転し、該第1ギヤ(4)に噛合した第2ギヤ
(6)も回転する。
前記テープ先導ガイド(5)(7)は夫々リンク板(4
2)(62)及びレバー(41)(61)を介して第1、第2
ギヤ(4)(6)に連繋され、両ギヤの回転によって、
第1、第2テープ先導ガイド(5)(7)はテープを引
っ掛け乍らヘッドシリンダ(11)側に移行して、テープ
を高速で引き出す。
スライド板(2)のスライド途上でラック(22)とピニ
オン(40)の噛合が外れ、第1ギヤ(4)の突起(45)
がスライド板(2)のカム溝(24)に係合する。更にス
ライド板(2)がスライドし、カム溝(24)の傾斜カム
溝部(25)が突起(45)を押圧することによって第1ギ
ヤ(4)の回転は継続するが、ラック(22)とピニオン
(40)の噛合による回転駆動に比べて第1ギヤ(4)の
回転速度は遅くなる。第1ギヤ(4)に噛合している第
2ギヤ(6)の回転速度も低下し、これに対応してテー
プ先導ガイド(5)(7)の速度は低下し、ローディン
グ完了端まで高速で引出した場合の問題は生じない。
又、既存のスライド板(2)にラック(22)を形成し、
スライド板(2)の動きを利用して、ギヤ(4)(6)
従ってテープ先導ガイド(5)(7)を走行駆動するた
め、メカニズムが簡素化し、組立ても簡単である。
(実施例) 第1図に示す如く、シャーシ(1)上に、ヘッドシリン
ダ(11)、供給リール台(17)、巻取リール台(18)が
公知の如く配備され、供給リール台(17)側からヘッド
シリンダ(11)の両側に溝状案内部(13)(14)が形成
され、各案内部(13)(14)に第1テープ先導ガイド
(5)及び第2テープ先導ガイド(7)が摺動可能に配
備される。
各案内部(13)(14)の終端にはテープ先導ガイド
(5)(7)に対する位置決め用のストッパ(15)(1
6)が設けられる。
リール台(17)(18)の軸心を結ぶ仮想線に平行してス
ライド可能にスライド板(2)が配備されている。
公知の如く、スライド板(2)はモードの切り替え毎に
スライドして、前記テープ先導ガイド(5)(7)の走
行駆動等、その他の駆動系を制御するものであって第
1、第2、第3の3つのラック(21)(22)(23)を有
し、前記ギヤ列(32)の最終段のスライド板駆動ギヤ
(3)と同心に設けたピニオン(31)がスライド板
(2)の第1ラック(21)に噛合している。
第3ラック(23)は公知の首振りアイドラー機構(図示
せず)の制御用であるが、本発明とは関係しないので説
明は省略する。
ヘッドシリンダ(11)と供給リール台(17)との間に互
いに噛合する第1、第2の2つのギヤ(4)(6)を配
備し、第1ギヤ(4)と第1テープ先導ガイド(5)と
を、第2ギヤ(6)と第2テープ先導ガイド(7)とを
夫々レバー(41)(61)、リンク板(42)(62)を介し
て連繋する。
ギヤ(4)(6)とレバー(41)(61)とは夫々一定の
角度遊びの有る状態に同軸に枢支され、夫々バネ(46)
(66)によってレバー(41)(61)従って第1テープ先
導ガイド(5)、第2ギヤ(6)をテープローディング
完了側に付勢している。
第1ギヤ(4)上に該ギヤと一体回転可能にピニオン
(40)が設けられ、該ピニオン(40)は前記スライド板
(2)の第2ラック(22)に噛合している。
第1ギヤ(4)には偏心位置に丸軸状突起(45)が突設
され、スライド板(2)には、第1ギヤ(4)の近傍に
カム溝(24)が形成されている。
第1図において、スライド板(2)が左側にスライドし
た際に、ピニオン(40)と第2ラック(22)との噛合が
外れた時点から、第1ギヤ(4)の突起(45)が嵌入す
る位置にカム溝(24)が開設され、該カム溝(24)は傾
斜カム溝部(25)と該傾斜カム溝部(25)の終端に連続
してスライド板(2)のスライド方向に平行な直線溝部
(26)とからなる。
第1ギヤ(4)の突起(45)がカム溝(24)に係合し、
スライド板(2)のスライドによって傾斜カム溝部(2
5)が突起(45)を押圧して第1ギヤ(4)を回転駆動
する際の回転速度は、前記第2ラック(22)とピニオン
(40)の噛合による第1ギヤ(4)の回転速度よりも遅
い。
然して、VTRへテープカセットを投入してモードを切り
替えると、第1図において、スライド板(2)が左方向
へスライドし、該スライド板(2)の第2ラック(22)
に噛合したピニオン(40)従って第1ギヤ(4)が時計
方向に回転し、該第1ギヤ(4)に噛合した第2ギヤ
(6)は反時計方向に回転する。
夫々第1ギヤ(4)と第2ギヤ(6)に、レバー(41)
(61)、リンク板(42)(62)を介して連繋された第
1、第2テープ先導ガイド(5)(7)がテープを引っ
掛け乍らヘッドシリンダ(11)側に移行して、テープを
高速で引き出す。
実施例において、第1ギヤ(4)が140゜回転したとき
ラック(22)とピニオン(40)の噛合が外れ、スライド
板(2)のカム溝(24)に突起(45)が係合する。
更にスライド板(2)がスライドし、カム溝(24)の傾
斜カム溝部(25)が突起(45)を押圧することによって
第1ギヤ(4)の回転は継続するが、ラック(22)とピ
ニオン(40)による回転駆動に比べて第1ギヤ(4)の
回転速度は遅くなる。
第1ギヤ(4)に噛合している第2ギヤ(6)の回転速
度も低下し、これに対応してテープ先導ガイド(5)
(7)の速度は低下する。
第1ギヤ(4)が153゜回転した時点で、両テープ先導
ガイド(5)(6)がストッパ(15)(16)に当接し、
ローディング完了端に達する。
更にスライド板(2)がスライドすると、レバー(41)
(61)はバネ(44)(66)を引張り乍ら回転し、これに
よってテープ先導ガイド(5)(6)はバネの付勢力に
よってストッパ(15)(16)に圧着され確実に位置決め
保持される。
テープのアンローディング時は、テープ先導ガイド
(5)(6)は、低速で後退し、途中から後退速度を速
める。
上記の如く、本発明では、テープローディング時、テー
プの引出し時は、高速で、ローディング完了に近づく
と、速度を低下させるため、ローディング完了端まで高
速でテープを引出す場合の様な問題は生じない。
又、構成が簡素であり組立ても簡単である。
本発明は、上記実施例に限定されることはなく、特許請
求の範囲で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はテープローディング装置の平面図、第2図は第
1、第2ギヤの平面図、第3図は第1ギヤの突起がカム
溝に係合した状態の説明図、第4図はローディング完了
時の第1、第2ギヤの状態の説明図、第5図はテープ引
き出し速度の変化を示すグラフ、第6図は従来例の平面
図である。 (2)……スライド板、(21)……第1ラック (5)(7)……テープ先導ガイド (4)……第1ギヤ、(6)……第2ギヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドシリンダ(11)の両側に設けた溝状
    案内部(13)(14)上にテープ先導ガイド(5)(6)
    を走行可能に配備し、該ガイドによってテープカセット
    からテープを引出してヘッドシリンダ(11)に巻き付け
    る磁気テープのローディング装置において、 ラック(22)を具えモードの切替えに応じてスライドす
    るスライド板(2)と、 上記ラック(22)に噛合するピニオン(40)を同軸に設
    け、一方のテープ先導ガイド(5)にレバー(41)及び
    リンク板(42)を介して連繋された第1ギヤ(4)と、 第1ギヤ(4)に噛合し、レバー(61)及びリンク板
    (62)を介して他方のテープ先導ガイド(7)に連繋さ
    れた第2ギヤ(6)とで構成され、 スライド板(2)にはラック(22)の近傍にカム溝(2
    4)が開設され、第1ギヤ(4)にはピニオン(40)と
    該ラック(22)との噛合が外れた位置から上記カム溝
    (24)に係合可能な突起(45)が突設され、カム溝(2
    4)は、ラック(22)による走行駆動速度よりも低速に
    て第1ギヤ(4)を走行駆動する傾斜カム溝部(25)を
    有している磁気テープのローディング装置。
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JP2796654B2 (ja) * 1992-03-11 1998-09-10 シャープ株式会社 磁気記録再生装置
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