JPH0610272Y2 - 動釣合試験機 - Google Patents

動釣合試験機

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JPH0610272Y2
JPH0610272Y2 JP1987200749U JP20074987U JPH0610272Y2 JP H0610272 Y2 JPH0610272 Y2 JP H0610272Y2 JP 1987200749 U JP1987200749 U JP 1987200749U JP 20074987 U JP20074987 U JP 20074987U JP H0610272 Y2 JPH0610272 Y2 JP H0610272Y2
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JP
Japan
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work
dynamic balance
measurement
test
unbalance
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Application number
JP1987200749U
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JPH01104540U (ja
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雅行 光原
義光 中山
信次 森嶋
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、動釣合試験機に関し、特に動釣合試験、不釣
合修正の他、面振れ測定も行なうことができる試験機に
関する。
[従来の技術] 工業用エアコン等のファンでは特に高寿命が要求される
ため、動釣合試験における測定精度も民生用ファンより
高く要求されている。そこで、工業用ファンの動釣合試
験ではまずファンボス面での振れ測定が行なわれ、この
測定において合格と判定されたものについて動釣合試
験、不釣合修正が行なわれている。
[考案が解決しようとする問題点] 上記したように工業用ファンの動釣合測定では、動釣合
測定に先立ち面振れ測定が行なわれるが、従来の試験方
法では、ワークをまず面振れ測定機に装着して試験を行
ない、この試験に合格したものをつぎに動釣合試験機に
セットして測定・修正を行なっている。工業用ファンの
動釣合測定では、このように2工程に分けられ、かつ2
台の別々の装置によって測定・修正が行なわれているた
めワークを両装置間でセッティングしなければならず、
ワークの運搬等の作業を必要とし、測定作業能率が低下
するという問題点があった。
そこで本考案は、工業用ファンの動釣合測定を行なう場
合に全処理工程を能率よく行なうことができる動釣合試
験機を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上記問題点を解決するために、次のような構成
を採用した。
すなわち、本考案にかかる動釣合試験機は、装着された
ワークを回転し、ワークの不ついあいを測定する動釣合
試験機において、装着されたワークを試験に際し回転さ
せてその面振れを測定する面振れ測定手段を付設し、こ
の面振れ測定結果によって動釣合試験ができるか否かの
判定をするようにしたことを特徴としている。
[作用] まず、面振れ測定手段でワークの面振れ測定を行ない、
面振れ測定結果によって動釣合試験ができるか否かを判
定し、この面振れ試験に合格したワークについてのみ、
最初にセッティングされた状態のまま引き続き動釣合試
験を行なう。
[実施例] 第1図および第2図は本考案の実施例の構成を示す正面
図と側面図である。この動釣合試験機1は、動釣合試験
を行なうバランサー本体2上に図示しないサーボモータ
等の回転手段等が内蔵され、この本体2の上側には操作
スイッチ類が配置されたバランサーベース3が設置され
ている。バランサーベース3には、回転手段の回転軸に
連結したワーク装着部6が形成されており、計測すべき
ファン等のワーク7が装着されネジ締めアダプター8に
よって回転軸に取り付けられる。取り付けられるワーク
の周囲には安全カバー10が設けられている。また、バラ
ンサーベース3上には、ワークの不つりあい量と角度位
置等を計測する計測装置5も設置されている。これら回
転手段の駆動や計測装置の作動を制御する制御装置14は
バランサー本体2の側面に設置されている。さらに、ワ
ーク装着部6にセットされたワーク7に対してワークの
ボス面等の振れを測定する面振れ測定装置11はインジケ
ータプローブ12aを備えたインジケータ12と、該インジ
ケータ12のプローブ12aをワーク7の測定面に接触させ
るために上昇・下降させる昇降装置13とから構成されて
いる。
この面振れ測定装置11および不つりあい量、角度を計測
する計測装置5の測定信号はCPUで構成された演算制
御装置15へデータ通信回線によって伝送され、ここでデ
ータ処理される。演算処理された結果はプリンタ16によ
って印字される。
第3図は上記した各部の構成をブロック的に示す図であ
り、上記構成を補足的に説明すれば、DCサーボモータ
17の回転駆動は、制御装置14からの信号によって制御さ
れ、動釣合試験時のワークの不つりあい量と角度は、不
つりあい検出器20,位相検出器21によって検出され、検
出信号は計測装置5を介して演算制御装置15へ入力され
る。演算制御装置15は、制御装置14の信号が入出力する
とともに面振れ測定装置11における昇降装置13への駆動
制御信号も出力する。
上記のように構成された動釣合試験機1における計測手
順を第4図に示す自動サイクルチャートにしたがって説
明する。
まずワーク7をネジ締めアダプター8によって装着部6
に取り付け、安全カバー10を取り付ける。ワーク取り付
け後、起動スイッチをONすると演算制御装置15にワー
ク変更の信号が入力され面振れ測定が開始される。面振
れ測定装置11のインジケータ12を降下させ、ワーク7に
プローブ12aを接触させる。インジケータのデータをク
リアして後モータ17を回転し(例えば15rpm)、約5秒
後に演算制御装置15へ最小ホールド値を読み込ませ、読
み込み後インジケータデータをクリアし、引き続いて約
5秒後最大ホールド値を読み込ませてモータを停止し、
インジケータ12を上昇させる。
この面振れ測定11に対してワークの合否判定が行なわ
れ、不合格の場合はその旨プリンタ16からプリントアウ
トされ、測定サイクルは終了する。
一方合格と判定されたワークについては、引き続きセッ
トされた状態のままモータを回転(例えば1000rpm)し
て測定が行なわれる。各検出器20,21からの信号が計測
装置5を介して演算制御装置15入力され、不つりあいデ
ータが読み込まれ演算処理されて不つりあい量、角度位
置が検出される。測定結果はプリントアウトされるとと
もに、合否判定が行なわれる。合格判定が行なわれると
測定サイクルは終了し、不合格と判定された場合はサイ
クルはいったん停止される。
不合格と判定されたワークについては、安全カバー10を
はずし、表示された不つりあい量、角度位置に基づいて
修正が行なわれる。修正終了後、安全カバー10を再度取
り付けて再度不つりあい測定が行なわれる。以後、合格
判定が行なわれるまで上記測定、修正サイクルによって
処理される。
第5図は上記自動サイクルの処理タイミングを示すタイ
ムチャートで、一回の処理サイクルが29秒で行なわれる
ことを示す。
上記したように、実施例装置では面振れ測定装置が搭載
されており、工業用ファン等の動釣合試験を行なう場合
に先立って行なわれる面振れ試験を同一の試験機におい
て行なうことができる。そのため、ワークをセッティン
グしてからの変更を必要とせず、面振れ測定に合格した
ワークについて引き続き動釣合試験を行なうことがで
き、測定作業を能率よく行なうことができる。
不つりあい試験後に行なう修正は、手動にて行なうこと
もでき、自動修正装置を備える時は上記処理サイクルに
おいて全自動化を図ることができる。
[考案の効果] 上記説明から明らかなように、本考案にかかる動釣合試
験機によれば、工業用ファン等不つりあい測定に先立ち
面振れ測定を行なわなければならないワークに対し、面
振れ測定、不つりあい測定、不つりあい修正の一連の処
理工程を能率よく行なうことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の構成を示す正面図、第2図は
同じく側面図、第3図は同じく構成を示すブロック図、
第4図は自動サイクルを示すサイクルチャート、第5図
は動作タイミングを示すタイムチャートである。 2……バランサー本体、5……計測装置 6……ワーク装着部、7……ワーク 11……面振れ測定装置 12……インジケータ、13……昇降装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装着されたワークを回転し、ワークの不つ
    りあいを測定する動釣合試験において、前記装着された
    ワークを試験に際し回転させてその面振れを測定する測
    定手段を付設し、この面振れ測定結果によって動釣合試
    験ができるか否かの判定をするようにしたことを特徴と
    する動釣合試験機。
JP1987200749U 1987-12-30 1987-12-30 動釣合試験機 Expired - Lifetime JPH0610272Y2 (ja)

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JP1987200749U JPH0610272Y2 (ja) 1987-12-30 1987-12-30 動釣合試験機

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JPH01104540U JPH01104540U (ja) 1989-07-14
JPH0610272Y2 true JPH0610272Y2 (ja) 1994-03-16

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ID=31491141

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6188101A (ja) * 1984-06-16 1986-05-06 Ishikame:Kk ホイ−ル振れ検査機
JPS61138136A (ja) * 1984-12-11 1986-06-25 Nagase Tekkosho:Kk 工作機械における回転加工体の回転バランス映像表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01104540U (ja) 1989-07-14

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