JPH06102450B2 - 紙製容器の充▲填▼包装装置 - Google Patents

紙製容器の充▲填▼包装装置

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JPH06102450B2
JPH06102450B2 JP2530389A JP2530389A JPH06102450B2 JP H06102450 B2 JPH06102450 B2 JP H06102450B2 JP 2530389 A JP2530389 A JP 2530389A JP 2530389 A JP2530389 A JP 2530389A JP H06102450 B2 JPH06102450 B2 JP H06102450B2
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container
chamber
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aseptic
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祐儀 伊東
鈴木  誠
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、牛乳、ジュース、酒等の液体を紙製容器に充
填、包装する紙製容器の充填容器装置に関するものであ
る。
<従来の技術> 液体用容器として、現在紙製容器が多く利用されるよう
になってきている。この紙製容器を用いることにより、
素材からの組立て、組立てた容器への充填包装が一緒に
行うことにより、生産コストが低減できる長所を有す
る。
また、使用後との廃棄も簡単な利点を有するものであっ
た。
このような紙製容器に充填する液体を長期間保存可能と
するため無菌充填包装を行うのが一般的であった。この
無菌充填包装を行うため、例えば特開昭61−244702号公
報に示されるように、カートン素材を筒状とし、無菌チ
ャンバー内へ搬送し、無菌チャンバー内で容器底部の組
立、殺菌剤による容器の殺菌、乾燥、液体の充填、頂部
のくせ折り、頂部の折畳み、容器の密封を行っていた。
<解決しようとする課題> 前記公開公報に示されるように容器の底部の組立て以後
の工程を無菌チャンバー内で行うことにより、外部から
の影響はなくなるが、無菌チャンバー内で底部の組立
て、頂部のくせ折りを行うため、どうしても紙粉が発生
し、紙粉により無菌チャンバー内が汚染されてしまう。
また、この発生した紙粉が、無菌チャンバー内にある装
置に付着したり、容器内へ混入してしまう恐れがあっ
た。
さらに、容器の底部組立て装置が無菌チャンバー内にあ
るため、無菌チャンバーが大型化し、チャンバー内を雰
囲気を一定に保つのが難しい問題があった。
そこで、本発明は、無菌チャンバーをできるだけ小型化
し、しかも紙粉の影響をできるだけ少なくした紙製容器
へ充填、包装する充填包装装置を提供することを目的と
するものである。
<課題を解決するための手段> 本発明は、折り畳まれた容器素材を筒状としてマンドレ
ルにより底部を組立てる底部形成部、底部を形成し、開
口状態の容器に空気を吹き付け、吸引により紙粉除去を
行う紙粉除去部、および頂部に折りくせを付ける一次く
せ折り装置を有する成形部と、該成形部の下方に位置
し、成形部から搬送された開口状態の容器を殺菌する殺
菌剤噴霧装置、乾燥装置、充填ノズル、二次くせ折り装
置、開口部加熱装置、およびシール装置を内在し、内部
を外部より陽圧状態に保った無菌チャンバー、前記成形
部から無菌チャンバーへ容器を移送する移送装置からな
り、かつ、無菌チャンバー内で容器を搬送する無端状の
搬送装置が、容器を固定するセルを一定間隔で、チェー
ンに固定する連結穴の一方を大きくすると共にセルのガ
イドを成形部から容器を受ける部分で、他の部分より開
いた状態としたことを特徴とする紙製容器の充填包装装
置である。
<作用> 成形部において、最も紙粉の発生し易い底部の組立て、
頂部の一次くせ折りを行い、しかも紙粉除去を行った
後、無菌チャンバー内に移送するので無菌チャンバー内
では、紙粉の影響が少なくなる。
また、容器の底部の組立てを無菌チャンバー部以外の箇
所で行うことが可能となったので、チャンバーが小さく
することができ、チャンバー内を無菌状態に保つのが容
易となった。
さらに、成形部と無菌チャンバー部とが分離した搬送機
構なので、成形部で異常が発生しても、無菌チャンバー
部の無菌性に影響を与えない。さらにまた、無菌チャン
バーの搬送装置を構成する連結穴の一方が大きい状態で
チェーンに固定すると共に、セルのガイドを成形部から
容器を受ける部分において他の部分より開いた状態とし
たので、容器を受ける部分において、セルは、他の部分
よりガイドに沿って開いた状態となり、上方から移送さ
れた容器がセルに当たることなく、円滑に成形部から無
菌チャンバー内へ移送することができる。
<実施例> 以下図面の基づいて本発明の実施例について説明する。
第1図は、本発明の紙製発明の充填包装装置の一例を示
す概略断面説明図で、筒状の紙性容器素材を供給する供
給装置10、供給された素材の底部を形成する放射状にマ
ンドレルを配置した底部形成装置(図示せず)、底部形
成装置から取り出された上部が開口した容器を搬送する
搬送装置、該搬送装置中を、搬送中に容器に付着した紙
粉を除去する紙粉除去装置に、および頂部を罫線に沿っ
て折り込む一次くせ折り装置13を有する成形部Aと該成
形部Aの搬送装置と別搬送装置を備えた無菌チャンバー
Bと前記成形部Aと無菌チャンバーB間に設けた移送装
置Cとからなる紙製容器の充填包装置である。
ここで、無菌チャンバーBは、搬送方向に従い、殺菌剤
噴霧装置20、乾燥装置21、充填ノズル22、二次くせ折り
装置23、開口部加熱装置および開口部を密封するシール
装置25からなる。
前記各装置は、作動部が無菌チャンバー内に位置し、こ
の作動部を作動させる駆動源等は、無菌チャンバーの外
に位置しており、この無菌チャンバーは、常に外気より
陽圧状態に保たれ、外気が侵入しない状態が保たれてい
る。
また、移送装置Cは、成形部Aの終端部と無菌チャンバ
ー部Bの始端部の間に移送キャリアと同じ大きさの開口
を有する移送ガイド30および該移送ガイド30の上方に位
置し、上下位置する移動アーム31とからなり、成形部A
の搬送が停止した時に、移動アーム31が下降し、容器を
移送ガイドに沿って、成形部Aから無菌チャンバーBへ
移送する。
さらに、第2図に示すように、容器を成形部から無菌チ
ャンバーへ移送する無菌チャンバー内で容器を搬送する
搬送装置Dは、容器を固定するセル40を無端状のチェー
ン41に一定間隔に設け、該チェーン41に固定する連結穴
42A,42Bの一方の連結穴42Bを大きくした。
そして、セルの搬送方向を規制するガイド43の容器の受
け渡し部分を他の部分より開いた状態とする。
次に、上記充填包装装置を用いた充填包装方法について
説明する。
まず、紙製容器の筒状素材を供給装置10から筒状状態と
して底部形成部のマンドレルに挿入し、熱シールにより
組み立てた底部を形成する。
次に、マンドレルから排出された容器は、キャリアを有
する搬送装置により無菌エアを吹き付け、かつ吸引機構
を有する紙粉除去装置12より、底部形成の際、発生した
紙粉を除去し、次に容器頂部を罫線に沿って折り込む一
次くせ折りを行う。成形部で前工程を経て、搬送装置の
終端に位置すると、上方から移動アームが下降し、容器
が移動ガイドに沿って無菌チャンバー部の搬送装置のセ
ルへ移送される。
この時、セルは、ガイドに沿って大きい連結穴42B側が
開いた状態となり、上方の成形部と微小のずれが生じて
も容器は、セルに当たることなく円滑移送でき、次の段
階では、ガイドに沿って容器の形状となり、他の工程へ
悪影響を与えることがない。
無菌チャンバーに移送された容器の開口部の少なくとも
内面に蒸気などの殺菌剤を噴霧して、次にホットエアに
よる乾燥を行う。
このように殺菌された容器に充填ノズルより、所定量の
内容物を充填した後、再度くせ折りを行い、次に開口部
内外面をホットエアにより接着可能状態とし、シール装
置により頂部がシールされ、充填包装が完了し、無菌チ
ュンバーBから排出される。
<発明の効果> 以上のように、本発明は、紙粉の発生し易い底部組立
て、一次くせ折りの部分を無菌チャンバー外で行い、し
かも無菌チャンバー部に移送される前に一定量除去した
後移送するので、無菌チャンバー部内の紙粉による汚れ
を極力防止することができる。
また、大きな面積を占める底部組立て部を無菌チャンバ
ー部外設けたので、無菌チャンバーを最小の大きさとす
ることができ、無菌チャンバー部内の雰囲気を一定状態
に保つのが容易になった。
さらに、成形部を上方に、無菌チャンバーを下方に設け
た構成であるので、装置の設置面積が小さくなり、か
つ、無菌チャンバー内を搬送する搬送装置の容器を固定
するセルを、容器の成形部からの受け渡し部分において
開く構成としたので、移送時に容器がセルに当たり、装
置が停止する事故を防止でき、円滑が運転が可能となっ
た。
そして、成形部と無菌チャンバーの搬送機構を別々とし
たので、成形不良等で事故が発生し易い成形部で事故が
発生しても、無菌チャンバーの無菌性を損うことなく、
成形部での事故を解決すれば、そのまま再可能すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す概略説明図、第2図
は無菌チャンバー内の搬送装置の一部を示す平面図であ
る。 A……成形部、B……無菌チャンバー C……移送装置、D……搬送装置 10……供給装置、12……紙粉除去装置 13……一次くせ折り装置、20……殺菌剤噴霧装置 21……乾燥装置、22……充填ノズル 23……二次くせ折り装置、24……加熱装置 25……シール装置、40……セル 41……チェーン、42A,42B……連結穴 43……ガイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】折り畳まれた容器素材を筒状としマンドレ
    ルにより底部を組み立てる底部形成部、底部を形成し、
    開口状態の容器に空気を吹き付け、吸引により紙粉除去
    を行う紙粉除去部、および頂部に折りくせを付ける一次
    くせ折り装置を有する成形部と、該成形部の下方に位置
    し、成形部から搬送された開口状態の容器を殺菌する殺
    菌剤噴霧装置、乾燥装置、充填ノズル、二次くせ折り装
    置、開口部加熱装置、およびシール装置を内在し、内部
    を外部より陽圧状態に保った無菌チャンバー、前記成形
    部から無菌チャンバーへ容器を搬送する移送装置がな
    り、かつ、無菌チャンバー内で容器を搬送する無端状の
    搬送装置が、容器を固定するセルを一定間隔で、チェー
    ンに固定する連結穴の一方を大きくすると共に、セルの
    ガイドを成形部から容器を受ける部分で、他の部分より
    開いた状態としたことを特徴とする紙製容器の充填包装
    装置。
JP2530389A 1989-02-03 1989-02-03 紙製容器の充▲填▼包装装置 Expired - Fee Related JPH06102450B2 (ja)

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JP6226448B2 (ja) * 2013-04-29 2017-11-08 日本テトラパック株式会社 紙容器用搬送装置

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