JPH0610232Y2 - ワンウェイクラッチのアウターレース固定構造 - Google Patents

ワンウェイクラッチのアウターレース固定構造

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JPH0610232Y2
JPH0610232Y2 JP1988073735U JP7373588U JPH0610232Y2 JP H0610232 Y2 JPH0610232 Y2 JP H0610232Y2 JP 1988073735 U JP1988073735 U JP 1988073735U JP 7373588 U JP7373588 U JP 7373588U JP H0610232 Y2 JPH0610232 Y2 JP H0610232Y2
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JP
Japan
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outer race
spline
way clutch
cushioning member
housing
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JP1988073735U
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雅夫 庄司
三喜夫 内田
顕啓 石田
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エヌエスケー・ワーナー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の産業上の利用分野〉 本考案は、例えば自動車用自動変速機等のハウジング内
部に固定されるワンウェイクラッチのアウターレース固
定構造に関する。
〈従来の技術〉 従来、ワンウェイクラッチのアウターレース10の固定
構造としては、例えば、第5図及び第6図に示されてい
るようなものが知られている。
この従来公知のワンウェイクラッチのアウターレース1
0の固定構造の構成は、クラッチ機構を介在させたアウ
ターレース10とインナーレース20とによるワンウェ
イクラッチのアウターレース10外周面にスプライン突
起12を形成し、該スプライン突起12と自動変速機の
ハウジング30の内面に形成したスプライン溝32とを
スプライン嵌合により固定させていた。
なお、ここで50はワンウェイクラッチ機能を奏するロ
ーラ、また、60はアウターレース10の側面に取り付
けられる側板、70はローラ50の空転方向側に接する
スプリング、80はスプリング70の取り付け板、90
はアウターレース10とインナーレース20との間隙が
空転方向(矢印A方向)へ向かうにつれて拡大するよう
にした傾斜内面、100はハウジング30とアウターレ
ース10との軸方向の位置決めを行うためのスナップリ
ングである。
しかしながら、上記した従来のワンウェイクラッチのア
ウターレース10の固定構造にあっては、多数のスプラ
イン突起12とスプライン溝32とが同時に嵌め合わさ
れなければならないスプライン嵌合による固定であり、
また、自動変速機のハウジング30は製品ばらつきの生
じる虞のある鋳造品であることから、スプライン突起1
2とスプライン溝32との間には、製品の組付け性を向
上させるために、円周方向の隙間a,bが設定されてい
た。
この様なワンウェイクラッチのアウターレース10の固
定構造を採用した自動変速機を車両に搭載して使用する
と、ワンウェイクラッチが空転方向(矢印A方向)に回
転したときに、ローラ50の引きづりトルクによってア
ウターレース10が空転方向に回動し、スプライン突起
12の空転方向側壁B2がスプライン溝32の空転方向
側壁B1側に当接した状態となり、この状態からワンウ
ェイクラッチがロック作動を行うロック方向(矢印B方
向)に回転するとスプライン突起12のロック方向側壁
A2がスプライン溝32のロック方向側壁A1側に向か
って、円周方向の隙間a+b分だけ回動する。その際
に、スプライン突起12のロック方向側壁A2はスプラ
イン溝32のロック方向側壁A1に激しく衝突し、歯打
ち音等の異常音が発生する虞があった。
また、ワンウェイクラッチが空転方向(矢印A方向)に
高速回転すると、回転によって生じる振動がアウターレ
ース10に伝達され、スプライン突起12の両側壁A
2,B2とスプライン溝32両側壁A1,B1とが当
接、離間を繰り返し、前記した状態の時と同様に異常音
が発生する虞があった。
このような問題点を解決するために、実開昭59−17
333号公報に記載されたようなアウターレース固定構
造の改良構造が知られている。
この改良構造においては、ハウジング30とアウターレ
ース10とを弾性力にて夫々逆の回動方向に付勢する緩
衝部材を備えており、緩衝部材の付勢により、アウター
レース10のスプライン突起12をハウジング30のス
プライン溝32のロック方向側壁A1に押し付け、前記
円周方向の隙間a,bがワンウェイクラッチの回転状態
に拘らず、変化しないようにしている。
そして、この緩衝部材は、バネ板から形成され、幾重に
も屈曲させた弾発部と取り付け部とを備えており、その
取り付け部をアウターレース10のスプライン突起12
に取り付け、ハウジング30のスプライン溝32とアウ
ターレース10のスプライン突起12との間の狭い隙間
a,bに弾発部を配置していた。
〈本考案の解決しようとする課題〉 前記したような改良構造によれば、アウターレース10
のスプライン突起12とハウジング30のスプライン溝
32との円周方向の隙間a,bが、ワンウェイクラッチ
の回転状態に拘らず変化しないので、異常音の発生の問
題については解消されるものの、アウターレース10の
スプライン突起12に緩衝部材を取り付けているため
に、アウターレース10とハウジング30とを嵌合組立
てする前の工程で緩衝部材をスプライン突起12に取り
付け、前記した狭い隙間a,bに緩衝部材の弾発部を挿
入できるように、全ての緩衝部材の弾発部を圧縮した状
態に保持したままで、アウターレース10とハウジング
30とを嵌合組立てなければならなかったので、その組
立て作業が繁雑となる虞があった。また、緩衝部材が外
輪と一体になっていないため、抜け易く取り扱いに注意
しなければならなかった。
本考案は、前記したような従来技術の有する問題点に鑑
み、ワンウェイクラッチの組立て性を低下させることな
く、スプライン突起12スプライン溝32との衝突に起
因する異常音の発生を防止することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、前記課題を解決するために、前記したワンウ
ェイクラッチのアウターレースの固定構造において、緩
衝部材を側板に支持させることとした。
〈作用〉 ハウジングとアウターレースとを弾性力にて夫々逆の回
動方向に付勢する緩衝部材を備えているので、ワンウェ
イクラッチの空転時にローラの引きづりトルクによって
アウターレースが空転方向に回動しようとしても、緩衝
部材のバネ力によって、円周方向隙間が変化することが
ない。そのため、その状態からワンウェイクラッチがロ
ック作動を行うロック方向に回転してもスプライン突起
とスプライン溝との両側の円周方向隙間が変化せず、ス
プライン突起が円周方向に回動しないので、スプライン
突起がスプライン溝のロック方向側壁に衝突することは
なく、歯打ち音等の異常音が発生することがない。
また、ワンウェイクラッチが空転方向に高速回転し、回
転によって生じる振動がアウターレースに伝達されて
も、スプライン突起とスプライン溝との間の円周方向の
隙間幅が変動することはないので、この場合にも異常音
が発生することはない。
さらに、緩衝部材はアウターレースの側面に取り付けら
れた側板に支持されているので、アウターレースとハウ
ジングとを嵌合組立てする際に、緩衝部材とスプライン
溝との係合を考慮することなく作業を行うことができ、
その後に、側板に取り付けられた緩衝部材をスプライン
溝に挿入係合させることができる。そのため、緩衝部材
をスプライン溝に後付けすることができるようになり、
組立て作業を簡略化することが可能となる。
〈実施例〉 以下、添付図面を参照して本考案の実施例を説明する。
なお、本考案の実施例を説明するに当っては、自動車用
自動変速機に使用されたワンウェイクラッチについて説
明するが、他の用途に使用されるワンウェイクラッチに
おいても使用可能であることは言うまでもない。
第1図及び第2図には本考案の実施例であるワンウェイ
クラッチのアウターレース固定構造が示されている。
図において、クラッチ機構は、アウターレース10とイ
ンナーレース20との間に多数介在されたローラ50
と、このローラ50の空転方向側に接するスプリング7
0と、このスプリング70の取り付け板80と、アウタ
ーレース10とインナーレース20との間隙が空転方向
(矢印A方向)へ向かうにつれて拡大するようにした傾
斜内面90とによって構成されている。
また、アウターレース10の外周面には多数のスプライ
ン突起12が形成され、このアウターレース10とイン
ナーレース20とは図示しないベアリング金具によって
互いに接触しないように保持されている。
さらに、アウターレース10の両側面にはリング状の側
板60が図示しない取り付け金具によって取り付けられ
ている。
ここで、100はハウジング30とアウターレース10
との軸方向の位置決めを行うためのスナップリングであ
り、後述する緩衝部材40の脱落防止機能をも奏してい
る。
前記構成によるワンウェイクラッチのアウターレース1
0とそのハウジング30とは、アウターレース10の外
周面に形成されたスプライン突起12とハウジング30
の内周面に形成されたスプライン溝32とによりスプラ
イン嵌合されていると共に、前記スプライン突起12と
スプライン溝32との空転方向側間隙には緩衝部材40
が介装されている。
この緩衝部材40は、バネ性の線材から形成されてお
り、アウターレース10の緩衝部材40取り付け側に形
成された凹部(削り込み部)14内に保持されていると
共に、その一側端はスプライン突起12とスプライン溝
32との間の空転方向側の間隙内をワンウェイクラッチ
の軸方向に延びており、また、その他端側は側板60の
外周部に保持されている。そして、その中間部42はワ
ンウェイクラッチのほぼ半径方向線上に延在している。
緩衝部材40の他端側は、側板60の円周方向に曲折さ
れ、側板60の外周縁からその半径方向外方に延出され
た折り曲げ部62内に挿通されている。そして、その最
端部は抜け止めのために半径方向外方に曲折されてい
る。
ここで、ハウジング30のスプライン溝32の空転方向
側壁B1の位置と側板60の折り曲げ部62の空転方向
側端部の位置とは、円周方向でほぼ近接した位置に設定
されている。
この位置は、緩衝部材40が、スプライン嵌合部の隙間
に挿入された状態で、側板60の折り曲げ部62の空転
方向側端部を反作用点Dとし、スプライン溝32の空転
方向側壁を作用点Cとして、両者の間を円周方向に離間
させるように弾性力を発揮できる位置であることは勿論
である。
緩衝部材40はハウジング30のスプライン嵌合部の隙
間に挿入される前には第1図に点線で示される位置にあ
り、スプライン嵌合部に挿入された時には実線で示され
る位置に変形するので、スプライン溝32に挿入された
状態では、アウターレース10のスプライン突起12を
ハウジング30のスプライン溝32のロック方向側壁A
1に押し付ける作用を奏する。
このため、スプライン突起12とスプライン溝32との
間の円周方向の隙間は一定に保持されるので、ワンウェ
イクラッチの回転方向が空転方向(矢印A方向)からロ
ック作動を行うロック方向(矢印B方向)に変化して
も、スプライン突起12のロック方向側壁A2のスプラ
イン溝32のロック方向側壁A1への衝突に起因する歯
打ち音等の異常音は生じない。また、ワンウェイクラッ
チが高速で空転方向に回転し、その回転による振動が生
じても、スプライン突起12とスプライン溝32との円
周方向のガタによる異常音は生じない。
なお、ワンウェイクラッチの空転時にスプライン嵌合部
の円周方向隙間が変化しないようにするため、緩衝部材
40の弾性力をワンウェイクラッチの引きづりトルク
(インナーレース20が空転方向に回転している時にロ
ーラ50がアウターレース10を引きづることによって
アウターレース10に生じるトルク)に抗することがで
きる程度に設定する必要があることは勿論のことであ
る。
また緩衝部材40はアウターレース10の側面に取り付
けられた側板60に支持されているので、アウターレー
ス10とハウジング30とを嵌合組立てする際に、緩衝
部材40とスプライン溝32との係合を考慮することな
く作業を行うことができ、その後に、側板60に取り付
けられた緩衝部材40をスプライン溝32に挿入係合さ
せることができる。そのため、組立て作業を簡略化する
ことが可能となる。
第3図及び第4図には本考案の別の実施例であるワンウ
ェイクラッチのアウターレース固定構造が示されてい
る。なお、この実施例において、緩衝部材40と側板6
0以外の構成については、前記した本考案の最初の実施
例と同様であるので、重複する部分については説明を省
略する。
図において、緩衝部材40は、バネ性の線材から形成さ
れており、アウターレース10の緩衝部材40取付け側
に形成された凹部14内に保持されていると共に、その
両端側は側板60の円周上に延び、側板60の外周縁か
らその半径方向外方に延出し、かつ円周方向に離間して
形成された2個の折り曲げ部64,66内に挿通されて
いる。その中間部42は字状の凸部に形成されてお
り、ハウジング30のスプライン溝32に挿入係合して
いる。
側板60の折り曲げ部64,66のうちで、ロック方向
側の折り曲げ部64の空転方向側端部の位置とハウジン
グ30のスプライン溝32のロック方向側壁A1の位置
とは、円周方向でほぼ近接した位置に設定されている。
この位置は、緩衝部材40が、ハウジング30のスプラ
イン溝32に挿入係合され、その中間部42の円周方向
の幅が縮小した状態で、ハウジング30のスプライン溝
32の空転方向側壁B1を作用点Cとし、側板60の折
り曲げ部64の空転方向側端部を反作用点Dとして、両
者の間を円周方向に離間させるように弾性力を発揮でき
る位置であることは勿論である。
緩衝部材40の中間部42は、ハウジング30のスプラ
イン溝32に挿入される前には、スプライン溝32の円
周方向幅より拡開しているが、スプライン溝32に挿入
されたときには、その円周方向幅が縮小するように変形
するので、スプライン溝32に挿入された状態では、ア
ウターレース10のスプライン突起12をハウジング3
0のスプライン溝32のロック方向側壁A1に押し付け
る作用を奏する。このため、スプライン突起12とスプ
ライン溝32との間の円周方向の隙間は一定に保持され
るので、ワンウェイクラッチの回転方向が空転方向(矢
印A方向)からロック作動を行うロック方向(矢印B方
向)に変化しても、スプライン突起12のスプライン溝
32のロック方向側壁A1への衝突による歯打ち音等の
異常音は生じない。また、ワンウェイクラッチが高速で
空転方向に回転し、その回転による振動が生じても、ス
プライン突起12とスプライン溝32との円周方向のガ
タによる異常音は生じない。
また、緩衝部材40はアウターレース10の側面に取り
付けられた側板60に支持されており、しかも両折り曲
げ部64,66を枢軸として回動させることができるの
で、アウターレース10とハウジング30とを嵌合組立
てする際に、緩衝部材40とスプライン溝32との係合
を考慮することなく作業を行うことができ、その後に、
側板60に取り付けられた緩衝部材40をその中間部4
2を挾むようにしてスプライン溝32に挿入係合させる
ことができる。そのため、組立て作業を簡略化すること
が可能となる。
なお、緩衝部材40を側板60に取り付ける際には、緩
衝部材40の中間部42を挾んで、その両端部を側板6
0の折り曲げ部64,66内に挿入するだけで良いの
で、緩衝部材40をハウジング30のスプライン溝32
内に挿入する作業と同時に、側板60の折り曲げ部6
4,66内に緩衝部材40の両端部を挿入しても良い。
この場合、ワンウェイクラッチの組立て作業がより簡略
化できる。
以上、本考案の実施例を説明してきたが、本考案のワン
ウェイクラッチのアウターレース固定構造は、ワンウェ
イクラッチの用途は問わず、また、ワンウェイクラッチ
機構として、短径部と長径部とを有するスプラグをアウ
ターレース10とインナーレース20との間に介在させ
る形式のものなど、種々の形式のものに使用することが
可能である。
また、緩衝部材40は、バネ性の線材に限らず、バネ性
の板材、緩衝ゴム、緩衝樹脂等種々のものが使用でき
る。さらに、緩衝部材40の形状は、実施例の緩衝部材
40の形状に限らず、側板60に支持されるものであれ
ばいかなる形状のものでも良い。
〈考案の効果〉 以上、詳細に説明したように、本考案によるワンウェイ
クラッチのアウターレース固定構造によれば、ハウジン
グとアウターレースとを弾性力にて夫々逆の回動方向に
付勢する緩衝部材を備えているので、ワンウェイクラッ
チの空転時にローラの引きづりトルクによってアウター
レースが空転方向に回動しようとしても、緩衝部材のバ
ネ力によって、空転方向側の隙間が減少することがな
い。そのため、その状態からワンウェイクラッチがロッ
ク作業を行うロック方向に回転してもスプライン突起と
スプライン溝との間の円周方向隙間が変化せず、スプラ
イン突起が円周方向に回動しないので、スプライン突起
がスプライン溝のロック方向側壁に衝突することはな
く、歯打ち音等の異常音が発生することがない。
また、ワンウェイクラッチが空転方向に高速回転し、回
転によって生じる振動がアウターレースに伝達されて
も、スプライン突起とスプライン溝との間の円周方向の
隙間幅が変動することはないので、この場合にも異常音
の発生することはない。
さらに、緩衝部材はアウターレースの側面に取り付けら
れた側板に支持されているので、アウターレースとハウ
ジングとを嵌合組立てする際に、緩衝部材とスプライン
溝との係合を考慮することなく作業を行うことができ、
その後に、側板に取り付けられた緩衝部材をスプライン
溝に挿入係合させることができる。そのため、組立て作
業を簡略化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す図、第2図は第1図の要
部断面図、第3図は本考案の別の実施例を示す図、第4
図は第3図の要部断面図、第5図は従来例を示す図、第
6図は第5図の要部断面図である。 (符号の説明) 10……アウターレース 12……スプライン突起 20……インナーレース 30……ハウジング 32……スプライン溝 40……緩衝部材 50……ローラ 60……側板 62、64、66……折り曲げ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワンウェイクラッチのアウターレース外周
    面にスプライン突起を形成し、該スプライン突起とハウ
    ジング内面に形成したスプライン溝とをスプライン嵌合
    により固定させており、ハウジングとアウターレースと
    を弾性力にて各々逆の回動方向に付勢する緩衝部材を有
    し、アウターレースの側面に側板を一体に取り付けたワ
    ンウェイクラッチのアウターレース固定構造において、 緩衝部材をアウターレースに取り付けた側板に支持さ
    せ、緩衝部材の有する弾性によりアウターレースのスプ
    ライン突起をハウジングのスプライン溝に押しつけるよ
    うに構成されていることを特徴とするワンウェイクラッ
    チのアウターレース固定構造。
JP1988073735U 1988-06-02 1988-06-02 ワンウェイクラッチのアウターレース固定構造 Expired - Lifetime JPH0610232Y2 (ja)

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JPH01176229U JPH01176229U (ja) 1989-12-15
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9939030B2 (en) 2015-02-20 2018-04-10 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fixation structure for selectable one-way clutch

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5917333U (ja) * 1982-07-23 1984-02-02 日産自動車株式会社 ワンウエイクラツチの固定構造
JPS59208231A (ja) * 1983-05-11 1984-11-26 Aisin Warner Ltd 変速機の一方向クラッチ

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