JP2650250B2 - 自動ミシン - Google Patents

自動ミシン

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JP2650250B2
JP2650250B2 JP62037271A JP3727187A JP2650250B2 JP 2650250 B2 JP2650250 B2 JP 2650250B2 JP 62037271 A JP62037271 A JP 62037271A JP 3727187 A JP3727187 A JP 3727187A JP 2650250 B2 JP2650250 B2 JP 2650250B2
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Japan
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sewing
work cloth
needle
sewing machine
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量平 小宮
政生 小林
文寛 寸田
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はミシンに係り、詳しくは各種の文字や記号
等の縫目模様を縫製可能な自動ミシンに関するものであ
る。
(従来の技術) 従来からこの種のミシンにおいては多数用意された文
字や記号等の縫目模様から所望の縫目模様を選択でき、
さらにそれらの縫目模様を拡大・縮小或いは回転・反転
等の編集が可能なため、最終的な縫いエリアは非常にフ
レキシブルなものとなっている。従って、編集段階にお
いては最初に設定した設定エリア内に縫いエリアが収ま
ることを確認し、さらに実際に縫製を開始する前に針棒
を針上停止状態にしておいて、現実に縫製される動作を
行なうテストモードを備え、それによって加工布に対す
る縫いエリアを確認していた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、このテストモードにおいては針棒は加工布に
対しある程度の距離離間した上方に位置するため、実際
に縫製される位置を確認するには非常に分りづらい問題
があった。
(発明の目的) この発明の目的は前記従来の問題点を解消するために
なされたものであって、縫いエリアを誰にでも非常に分
り易く確認することができる自動ミシンを提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段) この発明は上下動する針を備え加工布に縫目を形成す
る縫目形成手段と、加工布を保持する加工布保持手段
と、縫製データに基づき前記針と加工布保持手段との相
対位置を変化させる送り装置と、縫製に先立って前記縫
製データに基づき縫製エリア外周若しくは縫製経路を確
認するためのテストモードを設定するテストモード設定
手段とを備えた自動ミシンにおいて、前記加工布に向け
て指示光を照射する照射手段と、前記照射手段からの指
示光と加工布保持手段との相対移動を可能にする照射指
示位置移動手段と、前記テストモードが設定された時、
前記縫製データに基づいて前記照射指示位置移動手段を
駆動し、その指示光により縫製エリア外周若しくは縫製
経路を指示する駆動制御手段とを備えたことその要旨と
するものである。
(作用) 前記構成により、テストモード設定手段によりテスト
モードが設定されると、駆動制御手段は縫製データに基
づいて照射指示位置移動手段を駆動し、縫製エリア外周
若しくは縫製経路を指示する。この結果、照射手段は縫
いエリアの外周又は縫製経路を照射指示する。
(実施例) 以下、この発明を刺繍ミシンに具体化した一実施例を
第1図〜第6図に従って説明する。
ミシンテーブル1の加工布支持面2上にはアーム3a及
びベッド3bとからなるミシンフレーム3が設けられてい
る。そして、このアーム3aの右側にはミシン主軸(図示
しない)を回転駆動するためのミシンモータ4が装着さ
れている。前記アーム3aの左側部には下端に針5を有
し、かつ前記ミシン主軸の回転に伴って上下動される針
棒6が装着されている。前記針5に対向するように、ベ
ッド3bにはその針5と協働して前記加工布支持面2上の
加工布に縫目を形成する釜(図示しない)が内蔵されて
おり、その釜と針5との協働により縫目形成主が構成さ
れている。
前記針棒6に取着された照射手段としての発光デバイ
ス7はLED、半導体レーザ等にて構成され、その発光側
には集光レンズ(図示しない)が取着され、発光された
光は加工布W上の針落下点に集光される。
前記針5の下方において加工布支持面2上には照射支
持位置移動手段としての送り装置8が配設されている。
この送り装置8には前記針5の上下動と同期して回転駆
動される一対のパルスモータ(図示しない)により前後
方向(Y方向)及び左右方向(X方向)に移動される取
付アーム9が設けられ、加工布保持手段としての刺繍枠
10が装着されている。
次に電気的構成について説明すると、駆動制御手段と
しての中央処理制御装置(以下、CPUという)12は刺繍
ミシンのコントロールボックス13内に設けられ、ROMか
らなるプログラムメモリ14とRAMからなる作業用メモリ1
5とが接続されている。前記プログラムメモリ14には各
種の刺繍模様を組合わせて縫製データを作成するための
データ編集用プログラム、そのデータをフロッピィディ
スクに記憶しておくためのデータ登録用プログラム、記
憶されたデータに基づく縫製を行うための縫製用プログ
ラム、刺繍する範囲を設定するエリア設定プログラムが
記憶されている。前記CPU12は入出力インタフェイス17
及びミシンモータ駆動回路26を介して前記ミシンモータ
4に駆動信号を出力する。従って、そのミシンモータ4
によりミシン主軸が回転駆動され、縫目形成手段が作動
される。
又、前記ミシンモータ4の近傍においてアーム3aには
前記針5の上死点に対応する針上位置及び下死点に対応
する針下位置を検出するための検出装置16が装着されて
いて、その検出装置16から出力される検出信号が前記入
出力インタフェイス17を介して前記CPU12に入力され
る。そして、CPU12は前記検出信号に基づいて入出力イ
ンタフェイス17及び駆動回路25を介して送り装置8の一
対のパルスモータ(図示しない)に駆動信号を出力す
る。それにより、前記針5が加工布Wから上方へ抜け出
た状態でその送り装置8が作動される。又、CPU12は縫
製エリア設定モードにおいてはジョグキー23の操作に基
づいて入力される信号に基づいて入出力インタフェイス
17及び駆動回路25を介して送り装置8の一対のパルスモ
ータ(図示しない)に駆動信号を出力する。それによ
り、前記針5が加工布Wから上方へ抜け出た状態でその
送り装置8が作動される。
前記コントロールボックス13上面にはテストキー22、
ジョグキー23、実行キー、データ入力キー、編集キー等
からなるキー配列部18を備える入力ボード19が設けら
れ、縫製データ入力はこの入力ボード19上の各種キー入
力により行われる。入力ボード19上に設けられた表示装
置20はCPU12から入出力インタフェイス17を介して出力
された表示制御信号に基づいて動作する表示装置駆動回
路21により表示駆動される。さらに、CPU12には入出力
インタフェイス17を介してフロッピィディスク駆動装置
24が接続され、そのフロッピィディスク駆動装置24には
フロッピィディスク(図示しない)が着脱可能に装着さ
れる。このフロッピィディスクには各種の漢字、ひらが
な、アルファベット文字、数字及び模様等よりなる各種
刺繍模様のコードデータに対応する縫製データが記憶さ
れている。前記CPU12及びテストキー22によりテストモ
ード設定手段が構成されている。
以上のように構成された刺繍ミシンの作用について説
明する。
さて、編集モードにおいて、例えば英文字「ABCD」の
刺繍模様の縫目を加工布W上に形成するためデータキー
群中から英文字「A」「B」「C」「D」に対応する各
キー及びその大きさデータをテンキーにて順次選択操作
して入力すると、CPU12は各データキーの入力操作に基
づいてそのキーに対応するキーコード信号等を所定の記
憶領域に格納する(ステップ1、以下ステップをSで表
わす)。この編集モードの終了キーが入力されると(S
2)、CPU12は前記キー操作により選択された各文字模様
に対応する縫製データをプログラムメモリ14内のデータ
バンクから読み出し、そのデータに基づき加工布W上へ
の刺繍模様形成時における刺繍枠10の移動量が予め設定
しておいた設定エリアの数値データを作業用メモリ15か
ら読み出し、その数値データの範囲内にあるかどうかを
チェックする(S3)。
CPU12はこの判定結果を表示装置20に表示することに
より、作業者に確認させる。従って、再設定を行なう場
合には作業者はリセットキーを操作した後、入力ボード
19上のジョグキー23等を操作して、設定エリアの数値デ
ータ入力をやり直すか、又は刺繍枠10の移動開始位置へ
の移動をやり直すかして文字列又は設定エリヤとの移動
を指示することにより適正な位置に配置して行なう。
次に作業者がテストキー22を押圧入力すると(S4)、
CPU12はその操作に基づいて前記格納された縫製データ
に基づいて縫いエリアAの外周の座標を演算し、その演
算結果を作業用メモリ15の所定の記憶領域に格納する
(S5)。そして、CPU12は次に発光デバイス7を点灯さ
せ、針棒6を針上停止位置の状態で作業用メモリ15に格
納した縫いエリアAの外周の座標データに基づいて送り
装置8を駆動する(S6)。前記発光デバイス7の点灯及
び送り装置8の駆動により発光デバイス7からの指示光
Bは加工布W上における縫いエリアAの外周を指示して
いく。この視認の結果、不都合が生じた時は設定エリア
を再設定したり、ステップS1に戻って刺繍模様の開始点
(原点)を再設定したりすればよい。このテストモード
が完了すると、次の縫製モードに移行する。又、テスト
モードキーが操作されない場合には直接縫製モードに移
行する。
従って、この実施例では縫いエリアの確認動作も実際
の文字・模様等と同等の縫製データに基づいた動きでな
く、加工布Wに対する縫いエリアAの外周が発光デバイ
ス7の指示光にて指示されるため、作業者は容易に確認
することが可能となる。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではな
く、パターン縫いミシンにおいて具体化してもよい。こ
のパターン縫いミシンにおいてはCPU12はパターンの縫
製データに基づいてその縫製経路を演算し、その縫製経
路に基づいて送り装置8を駆動することになる。
又、発光デバイス7を直接X軸、Y軸方向に駆動する駆
動装置を照射指示位置移動手段としても良いことは勿論
のことである。
(発明の効果) 以上詳述したように、この発明は縫製データに基づい
て縫いエリア外周又は縫製経路を照射手段からの指示光
にて指示するので、実際に縫製を開始する前に加工布に
対する縫いエリア又は縫製経路が一目で正確に確認で
き、所望の位置に正確に縫製を行なうことができる優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した一実施例の電気ブロック
図、第2図は同じくミシンの斜視図、第3図は発光デバ
イスを取付けた状態の斜視図、第4図は作用を説明する
ための説明図、第5図は縫目模様の平面図、第6図はフ
ローチャート図である。 図中、7は照射手段としての発光デバイス、8は照射指
示位置移動手段としての送り装置、9は取付アーム、10
は加工布保持手段としての刺繍枠、12は駆動制御手段及
びテストモード設定手段を構成する中央処理制御装置
(CPU)、22はテストモード設定手段を構成するテスト
キー22、Aは縫いエリア、Bは指示光である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−253092(JP,A) 特開 昭57−69884(JP,A) 特開 昭59−111786(JP,A) 実開 昭53−10646(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下動する針を備え加工布に縫目を形成す
    る縫目形成手段と、 加工布を保持する加工布保持手段と、 縫製データに基づき前記針と加工布保持手段との相対位
    置を変化させる送り装置と、 縫製に先立って前記縫製データに基づき縫製エリア外周
    若しくは縫製経路を確認するためのテストモードを設定
    するテストモード設定手段とを備えた自動ミシンにおい
    て、 前記加工布に向けて指示光を照射する照射手段と、 前記照射手段からの指示光と加工布保持手段との相対移
    動を可能にする照射指示位置移動手段と 前記テストモードが設定された時、前記縫製データに基
    づいて前記照射指示位置移動手段を駆動し、その指示光
    により縫製エリア外周若しくは縫製経路を指示する駆動
    制御手段と を備えたことを特徴とする自動ミシン。
  2. 【請求項2】前記照射指示位置移動手段は送り装置であ
    る特許請求の範囲第1項に記載の自動ミシン。
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