JPH06102041A - 車間距離検出装置 - Google Patents

車間距離検出装置

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Publication number
JPH06102041A
JPH06102041A JP4251450A JP25145092A JPH06102041A JP H06102041 A JPH06102041 A JP H06102041A JP 4251450 A JP4251450 A JP 4251450A JP 25145092 A JP25145092 A JP 25145092A JP H06102041 A JPH06102041 A JP H06102041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
distance
light
light receiving
headlight
Prior art date
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Pending
Application number
JP4251450A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyasu Katsuno
歳康 勝野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP4251450A priority Critical patent/JPH06102041A/ja
Publication of JPH06102041A publication Critical patent/JPH06102041A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CCDセンサを用いた車間距離検出装置にお
いて、夜間においても隣接車線車両との車間距離を確実
に検出する。 【構成】 車両前部の鉛直方向に一対のCCDセンサ1
4,16を設ける。複数の受光素子のうち鉛直方向の所
定ライン上に配置された受光素子からの画像データの位
相差を算出して車間距離を検出する。夜間、ヘッドライ
ト点灯時にはヘッドライトの光量パターンに応じて測距
用受光素子を周辺部ほど増大させて感度をよくし、周辺
部に結像する隣接車線車両との車間距離を確実に検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車間距離検出装置、特に
鉛直方向に設けられた一対のCCDセンサを用いて車間
距離を検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、運転者の運転操作の低減を図
るべく種々の装置が開発、搭載されており、前方車両と
の車間距離を検出して危険を報知したり、車速制御する
追従走行システムなどに利用されている。このような車
間距離検出装置では、車両前部の所定位置に一対のCC
Dセンサを所定間隔離間して鉛直方向に配置し、これら
CCDセンサにて得られた画像の位相差を算出すること
により、三角測量の原理で車間距離を検出している(特
開平3−165212号)。
【0003】CCDセンサはマトリクス状に配置された
複数のフォトダイオードなどの受光素子及びこれら受光
素子からの電荷を転送する転送用CCDから構成されて
おり、転送CCDからシーケンシャルに出力された画像
データは適宜間引き処理されてデジタル信号に変換さ
れ、RAM等のメモリに記憶される。そして、格納され
た画像データを用いて相関演算を行い、位相差を算出し
て車間距離を検出する。
【0004】受光素子はマトリクス状に配置されている
が、これら全ての受光素子からの画像データを測距用の
データとして用いることは得策でなく、通常鉛直方向の
所定ライン上に配置された受光素子からの画像データの
みを測距用データとして用いる。これら以外の受光素子
からのデータは間引き回路11にて間引き処理される。
そして、A/D13にてデジタル信号に変換され、RA
Mに格納される。車両前部の一定領域を等角度に検出す
べく測距用受光素子は中心軸に対して対称に、かつ等感
度となるように配置される。図5にはこのようなCCD
センサの一例が示されており、図中斜線部分が測距デー
タとして用いられる受光素子を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに所定領域において同一角度分解能を得るためにCC
Dセンサの角度感度を一定にすると、夜間において隣接
車線上の前方車両を検出することが困難となる問題があ
った。すなわち、夜間時には車両のヘッドライトを点灯
することにより前方車両を認識するが、このヘッドライ
トの光量パターンは均一ではなく、周辺部にいくほど光
量は低下し、従って、周辺部に位置する車両、例えば隣
接車線上の車両からの反射光は中央部に比べて低下す
る。従って、CCDセンサの角度感度が同一である場合
には、中央部に比べて周辺部ほど、光量減少に伴なって
感度が低下し、隣接車線上の車両検出が困難となってし
まうのである。
【0006】本発明は上記従来技術の有する課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、夜間においても自車
線上の前方車両のみならず、隣接車線上の前方車両をも
確実に検出することが可能な車間距離検出装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の車間距離検出装置は、鉛直方向に設けられ
た一対のCCDセンサで得られた画像信号から位相差を
算出して車間距離を検出する車間距離検出において、車
両のヘッドライトの点灯を検出する検出手段と、前記ヘ
ッドライトが点灯している場合に前記ヘッドライトの光
量パターンに応じて前記CCDセンサの受光領域を変化
させる制御手段とを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成において、夜間で車両がヘッドライト
を点灯すると検出手段がこれを検出し、制御手段がヘッ
ドライトの光量パターンに応じてCCDセンサの受光領
域を変化させる。すなわち、光量パターンは周辺部にい
くほど減少するパターンであるため、CCDセンサの周
辺部ほど感度を増加させるように受光領域を変化させ
る。これにより、反射光の光量パターンを補償して隣接
車線上の車両のコントラストを検出可能とする。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いながら本発明に係る車間距
離検出装置の好適な実施例を説明する。
【0010】本実施例の車間距離検出装置は図3に示さ
れるように、車両前部の所定位置に設けられた一対のC
CDセンサを含んで構成される。昼間においては、図5
に示されたような従来のCCDセンサが用いられるが、
夜間ヘッドライト点灯を検出すると昼間用のCCDセン
サ10,12から図1に示される夜間用のCCDセンサ
14,16に切り替わる。この切り替えは搬送手段によ
り夜間用のCCDセンサを車両の所定位置に搬送しても
よく、また昼間のCCDセンサにマスクを設け、このマ
スクを取り外すことにより夜間用のCCDセンサに切り
替えてもよい。
【0011】本実施例における夜間用のCCDセンサ1
4,16は図1に示されるように中央部に比べて周辺部
のほうが受光領域が増加している(測距用受光素子は図
中斜線で示されている)。これは、中央部に位置する受
光素子の受光面積よりも周辺部に位置する受光素子の受
光面積が増大していることを示しており、CCDセンサ
14,16の周辺部に結像される隣接車線の車両から反
射される光量をより有効に検出することができることを
意味している。従って、夜間のヘッドライトの光量パタ
ーンが図4に示されるように中央部(光量4a)に比べ
て周辺部の光量が低下(光量a)していても容易にコン
トラストを検出し、位相差演算を行って車間距離を検出
することができる。
【0012】なお、位相差演算は公知の相関演算を行う
ことによりなされ、車間距離演算は、相関演算により算
出された位相差nに基づき、車間距離L=K/n(Kは
比例定数)により求められる。
【0013】上記実施例においては、受光素子の受光面
積を変化させることにより周辺部の感度を増加させた
が、受光素子個々の受光面積を増大させるのではなく、
測距に用いられる測距用受光素子の数を中央部に比べて
周辺部で増大させることによっても同一の効果が得られ
る。図2にはこのように測距用受光素子の数を変化させ
た場合の一例が示されており、図において斜線部分が測
距用受光素子を示している。このように、中央部に比べ
て周辺部の測距用受光素子の数を増大させることによ
り、周辺部の感度を増加させ、隣接車線車両の検出を容
易とすることもできる。なお、このように測距用受光素
子の数を変化させる場合、ヘッドライト検出装置(ヘッ
ドライト点灯スイッチなど)からの信号に基づき、間引
き回路11がCCDセンサの周辺部における間引き量を
中央部における間引き量より少なくすることにより実現
することができる。
【0014】このように、本実施例においては、ヘッド
ライト点灯する夜間時においてCCDセンサの周辺部を
中央部に比べて感度増加させることにより、反射光量が
少ない隣接車線の車両をも確実に検出することが可能と
なる。
【0015】一般に、国内仕様車のヘッドライト光は、
右より左方向の方が明るく配光されるため、左右非対称
に受光素子の面積、または素子数にしてもよい。
【0016】なお、本実施例においては車両のヘッドラ
イトが正常な場合について示したが例えば片方のヘッド
ライトが故障などして光量パターンが図4に示された光
量パターンと異なる場合が生じる。このような場合にお
いても、正常に動作する方のヘッドライトの光量パター
ンを検出し(片方のみの点灯の場合の光量パターンを予
め記憶しておくこともできる)、その光量パターンに応
じた非対称の感度となるように測距用受光素子数を変化
させ、よりフレキシブルに車間距離検出を行うことも可
能である。
【0017】さらに、ヘッドライトに汚れなどが生じて
いる場合でも光量パターンに変化が生じるが、このよう
な場合、ヘッドライト点灯初期時に昼間と同様の感度設
定をCCDセンサの初期設定として行い、CCDセンサ
から得られた光量パターンに基づきヘッドライトの光量
パターンを推定し、この推定された光量パターンに基づ
いてそれを補償するように間引き回路11を制御して測
距用受光素子を選定することにより、確実に車間距離を
検出することも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車間
距離検出装置によれば、ヘッドライトの光量パターンに
応じてCCDセンサの受光感度を制御するので、夜間に
おいても隣接車線車両との車間距離を確実に検出するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるCCDセンサの構成
図である。
【図2】本発明における他の実施例のCCDセンサの構
成図である。
【図3】CCDセンサの取り付け部位説明図である。
【図4】ヘッドライトの光量パターンを示す図である。
【図5】従来装置におけるCCDセンサの構成図であ
る。
【符号の説明】
10,12 CCDセンサ 11 間引き回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直方向に設けられた一対のCCDセン
    サで得られた画像信号から位相差を算出して車間距離を
    検出する車間距離検出装置において、 車両のヘッドライト点灯を検出する検出手段と、 前記ヘッドライトが点灯している場合に前記ヘッドライ
    トの光量パターンに応じて前記CCDセンサの受光領域
    を変化させる制御手段と、 を有することを特徴とする車間距離検出装置。
JP4251450A 1992-09-21 1992-09-21 車間距離検出装置 Pending JPH06102041A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4251450A JPH06102041A (ja) 1992-09-21 1992-09-21 車間距離検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4251450A JPH06102041A (ja) 1992-09-21 1992-09-21 車間距離検出装置

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JPH06102041A true JPH06102041A (ja) 1994-04-12

Family

ID=17223011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4251450A Pending JPH06102041A (ja) 1992-09-21 1992-09-21 車間距離検出装置

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