JPH0610199U - 給油口キャップの一時保持用ホルダ - Google Patents

給油口キャップの一時保持用ホルダ

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JPH0610199U
JPH0610199U JP362192U JP362192U JPH0610199U JP H0610199 U JPH0610199 U JP H0610199U JP 362192 U JP362192 U JP 362192U JP 362192 U JP362192 U JP 362192U JP H0610199 U JPH0610199 U JP H0610199U
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毅 岩間
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光洋工機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタンドマンの身近な位置にセットし得る給
油口キャップの一時保持用ホルダを提供すること。 【構成】 保持片本体1の側端部に断面四辺形のバネ配
置孔2及びその底面から連続する滑面を有する延長板3
を構成し、補助保持片7の側端部の断面逆U字形のバネ
カバー部8を前記バネ配置孔2にスライド自在に嵌挿
し、上記バネ配置孔2とバネカバー部8との内端間には
相互に引合うように引張りバネ10、10を介在させ、
前記保持片本体1及び補助保持片7の各上面に相互に対
面するほぼV字状の挟持面を有する挟持部6、11を立
設し、上記保持片本体1の下面にゴムベルト13を取付
けた給油口キャップの一時保持用ホルダ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガソリンスタンドで、自動車の燃料であるガソリンや軽油の給油を 行なう際に、自動車の燃料タンクから取外した給油口キャップを一時的に保持し て置くための給油口キャップの一時保持用ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在までのところ、給油の際に一時的に給油口キャップを保持して置く手段は 提供されていない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、給油の際に、一時的に給油口キャップを保持する手段は未だ提 供されていないので、給油口キャップは、その際に、周囲の適当な物品の上に置 かれざるを得ない。そこでスタンドマンによっては自動車のトランクリッド上又 はルーフ上等ボディ上の適当な位置に置いてしまうこともある。したがって自動 車の塗装面に対する悪影響や給油口キャップに埃やその他のゴミが付いてしまう ことがあり得る問題がある。 しかして本考案では、スタンドマンの身近な位置であり、取り扱いも容易な給 油ホースにセットし得る給油口キャップの一時保持用ホルダを提供することを目 的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の構成の要旨とするところは、 保持片本体の側端部に、内部に向かう横向きのバネ配置孔及びその底面から連 続する滑面を有する延長板を構成し、 補助保持片を上記延長板上に配しつつ該補助保持片の側端部に突設したバネカ バー部を前記バネ配置孔にスライド進退自在に嵌挿し、かつ上記バネ配置孔の内 端と前記バネカバー部の内端との間にこれらを相互に引合うように引張りバネを 介在させ、 前記保持片本体の上面及び前記補助保持片の上面に、それぞれ相互に対面する 面にほぼV字状の挟持面を有する挟持部を立設させ、 更に上記保持片本体の下面に給油ホースへの取付け手段を構成した給油口キャ ップの一時保持用ホルダである。
【0005】 前記保持片本体は、特定の形状に限定する必要はないが、前記バネカバー部の 適当な断面形状及びこれに対応するバネ配置孔の断面形状の観点からすると、ほ ぼ直方体状に構成するのが適当である。 前記バネ配置孔は、前記バネカバー部をスライド自在に嵌挿できる形状であっ て、該バネ配置孔の内端と上記バネカバー部の内端との間に引張りバネを介在さ せるのに不都合のない形状であれば、特定の形状に限定する必要はない。上記バ ネカバー部も、バネ配置孔及び引張りバネとの関係が、同様なものであれば、特 定の形状に限定する必要はない。 例えば、前記バネ配置孔を断面四辺形に構成し、かつ前記バネカバー部を上記 バネ配置孔にスムーズに嵌挿し得る寸法の断面逆U字形又は断面口字形に構成す る。または前記バネ配置孔を断面半円形に構成し、かつ前記バネカバー部を上記 バネ配置孔にスムーズに嵌挿し得る寸法の断面半円弧状に構成する等である。
【0006】 前記延長板は、前記保持片本体の側端から、これと同一の幅で、かつその上面 を、前記バネ配置孔の底面から連続するように延長し、その末端にはストッパを 立ち上げた構成が適当である。上記ストッパは、前記バネ配置孔に嵌挿した前記 補助保持片のバネカバー部の引出しをそこまでに規制するものである。勿論この ストッパはなくても良い。 前記引張りバネは、前記両挟持部で給油口キャップを挟持して保持するのに必 要な引張り力を得られれば単数でも複数でも良い。またバネの種類材質も自由で ある。前記バネカバー部の内端及びバネ配置孔の内端には、それぞれ取付け用の 円柱状突起を構成して置き、引張りバネであるコイルバネの端部をそれぞれ上記 円柱状突起に外装固設するという構成が適当である。
【0007】 また前記取付け手段は、それを配した給油口キャップの一時保持用ホルダを給 油ホースに取付けることのできる手段であれば、特定のそれに限定されない。例 えば、弾力性を有するゴムベルトや、長さを調整できるベルトその他を採用する ことができる。
【0008】
【作用】
本考案は、以上のように構成したので、前記取付け手段により給油ホースに予 め取付けておいて使用することとする。給油作業に邪魔にならず、かつ給油装置 から離れ過ぎない位置に取付けて置くのが良い。 自動車の燃料タンクに給油する際には、一般にそうであるように、先ず、自動 車の給油口の扉を開き、燃料タンクの給油口キャップを取外す。上記給油口キャ ップを上記給油ホースに取付けた一時保持用ホルダに保持させた上で給油作業を 行なう。上記一時保持用ホルダでは、補助保持片を保持片本体から離間する方向 に引張って、前者と後者の挟持部間を広げ、この間に給油口キャップを装入し、 その後、補助保持片の戻り動作を許容することとする。そうすると、前記引張り バネの作用で、補助保持片は保持片本体側に戻り、両挟持部で前記給油口キャッ プを挟持して保持することとなる。
【0009】 したがって給油口キャップを自動車のボディ上に置いたり、その他の物品上に 置いたりすることがなくなるので、ボディの塗装に悪影響を与えたり、あるいは 給油口キャップが汚れて、燃料タンク内の燃料を汚濁する等の問題が生じにくく なるものである。
【0010】 給油完了後は、挟持部間から単に引出すか、またはその間を若干広げた上で、 給油口キャップを取り外すことができる。その後は全く一般の場合と同様に、燃 料タンクの給油口に上記給油口キャップを取付けて被覆し、扉を閉じて給油作業 終了である。
【0011】
【実施例】
以下図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。 図1〜図5に示したように、直方体状の保持片本体1の側端部に、内部に向か う断面四辺形のバネ配置孔2を穿設し、更に側端部から上記バネ配置孔2の底面 から連続する滑面を有する延長板3を突設し、上記延長板3の外端にはストッパ 4を立ち上げる。上記延長板3はまた保持片本体1と同一の幅とする。 なお前記バネ配置孔2の内端には、図3及び図4に示したように、二個の円柱 状結合突起5、5を後方を向けて突設する。 また前記保持片本体1には、前記延長板3の構成端と反対側端部の縁部上面に 挟持部6を立設する。上記挟持部6は、特に図2及び図4に示したように、延長 板3の構成端3側を向いた挟持面を平面から見てほぼV字形に構成する。
【0012】 他方、図1〜図5に示したように、前記保持片本体1と同一の横幅で、縦幅の 薄い直方体状の補助保持片7を構成し、その側端部から断面逆U字形のバネカバ ー部8を突出構成し、上記バネカバー部8を前記バネ配置孔2に進退自在に嵌挿 する。当然、上記バネカバー部8は、上記バネ配置孔2にスライド自在に嵌挿し 得る寸法形状とする。またその内端には、図3〜図5に示したように、二個の円 柱状結合突起9、9を前方を向けて突設する。それらの位置関係は、前記バネ配 置孔2の内端の円柱状結合突起5、5と正確に対面するように定める。そして前 記バネカバー部8をバネ配置孔2に嵌挿するのに先だって前記円柱状結合突起5 、5と9、9間にコイルバネである引張りバネ10、10をそれぞれ介在させて 置くこととする。上記引張りバネ10、10の各端部をそれぞれ上記円柱状結合 突起5、5と9、9とに外装固設する訳である。 また前記補助保持片7の上面には挟持部11を立設する。上記挟持部11は、 特に図2及び図4に示したように、前記保持片本体1の挟持部6に対面する面を 同様なほぼV字形の挟持面に構成する。
【0013】 更に前記保持片本体1の下面に支持片12を固設し、これに弾力性を有するゴ ムベルト13の一部を固定する。このゴムベルト13は給油ホースより若干径が 小さい環状のベルトで構成したものである。
【0014】 この実施例では、以上のように構成したので、前記ゴムベルト13により、給 油ホースに予め取付けておいて使用する。給油作業に邪魔にならず、かつ給油装 置から離れ過ぎない位置に取付けて置くこととする。 上記ゴムベルト13は弾力性があり、拡張することができるので、そうした上 で、容易に給油ホースに外装することができる。外装後は、云うまでもなく、そ の弾力性により適当な締付力で給油ホースを締め付け、一時保持用ホルダを給油 ホースに固定状態とすることができる。
【0015】 自動車の燃料タンクに給油する際には、一般の場合と全く同様に、先ず、自動 車の給油口の扉を開き、燃料タンクの給油口キャップ14を取外す。次いで上記 給油口キャップ14を上記給油ホースに取付けた一時保持用ホルダに保持させた 上で給油作業を行なう。上記一時保持用ホルダでは、給油口キャップ14の保持 は、補助保持片7の挟持部11を掴んで、図1及び図2中二点鎖線で示したよう に、これを保持片本体1の挟持部6から離間する方向に引張り、両挟持部6、1 1間を広げ、図2に示したように、この間に給油口キャップ14を装入し、その 後、上記挟持部11を放して補助保持片7の戻り動作を許容し、前記引張りバネ 10、10の作用で挟持部6側に戻させ、両挟持部6、11で前記給油口キャッ プ14を挟持して保持させることとする。
【0016】 したがって給油口キャップ14を自動車のボディ上に置いたり、その他の物品 上に置いたりすることがなくなるので、ボディの塗装に悪影響を与えたり、ある いは置く場所により給油口キャップ14が汚れて、燃料タンク内の燃料を汚濁す る等の問題が生じにくくなるものである。
【0017】 給油完了後は、両挟持部6、11間から単に引出すか、または、前記のように して、その間を若干広げれば、容易に給油口キャップ14を取り外すことができ る。その後は全く一般の場合と同様に、燃料タンクの給油口に上記給油口キャッ プ14を取付けて被覆し、扉を閉じて給油作業終了である。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば、簡単に給油ホースに、それ自体を取付けておくことができ、 かつ給油口キャップの保持が容易であるから、自動車への給油作業の際には、簡 単に給油口キャップをこれに保持させておくことができる。それ故、給油口キャ ップを自動車のボディ上に置いてしまう等の問題は生じにくくなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の一部切欠概略側面説明図。
【図2】一実施例の概略平面説明図。
【図3】支持片及びゴムベルトを省略した図2のA−A
線概略断面説明図。
【図4】内部を示した一実施例の概略平面説明図。
【図5】図3のB−B線概略断面説明図。
【符号の説明】
1 保持片本体 2 バネ配置孔 3 延長板 4 ストッパ 5 円柱状結合突起 6 挟持部 7 補助保持片 8 バネカバー部 9 円柱状結合突起 10 引張りバネ 11 挟持部 12 支持片 13 ゴムベルト 14 給油口キャップ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】保持片本体の側端部に、内部に向かう横向
    きのバネ配置孔及びその底面から連続する滑面を有する
    延長板を構成し、 補助保持片を上記延長板上に配しつつ該補助保持片の側
    端部に突設したバネカバー部を前記バネ配置孔にスライ
    ド進退自在に嵌挿し、かつ上記バネ配置孔の内端と前記
    バネカバー部の内端との間にこれらを相互に引合うよう
    に引張りバネを介在させ、 前記保持片本体の上面及び前記補助保持片の上面に、そ
    れぞれ相互に対面する面にほぼV字状の挟持面を有する
    挟持部を立設させ、 更に上記保持片本体の下面に給油ホースへの取付け手段
    を構成した給油口キャップの一時保持用ホルダ。
  2. 【請求項2】前記バネ配置孔を断面四辺形に構成し、か
    つ前記バネカバー部を、前記バネ配置孔にスムーズに嵌
    挿し得る寸法の断面逆U字形に構成した請求項1の給油
    口キャップの一時保持用ホルダ。
  3. 【請求項3】前記バネ配置孔を断面四辺形に構成し、か
    つ前記バネカバー部を、前記バネ配置孔にスムーズに嵌
    挿し得る寸法の断面口字形に構成した請求項1の給油口
    キャップの一時保持用ホルダ。
  4. 【請求項4】前記バネ配置孔を断面半円形に構成し、か
    つ前記バネカバー部を、前記バネ配置孔にスムーズに嵌
    挿し得る寸法の断面半円弧状に構成した請求項1の給油
    口キャップの一時保持用ホルダ。
JP1992003621U 1992-01-07 1992-01-07 給油口キャップの一時保持用ホルダ Expired - Lifetime JPH0744640Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3040120U (ja) * 1997-01-31 1997-08-15 株式会社大樹園 植物用表示札

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3040120U (ja) * 1997-01-31 1997-08-15 株式会社大樹園 植物用表示札

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