JPH0610121U - 展示用箱 - Google Patents

展示用箱

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JPH0610121U
JPH0610121U JP11214491U JP11214491U JPH0610121U JP H0610121 U JPH0610121 U JP H0610121U JP 11214491 U JP11214491 U JP 11214491U JP 11214491 U JP11214491 U JP 11214491U JP H0610121 U JPH0610121 U JP H0610121U
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JP
Japan
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plate
front plate
side plates
line
box
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Pending
Application number
JP11214491U
Other languages
English (en)
Inventor
哲郎 栗野
雅芳 菅原
Original Assignee
本州製紙株式会社
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Publication of JPH0610121U publication Critical patent/JPH0610121U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 包装、運搬の段階では商品を平詰め状態で収
納し、店頭で開封したのちは箱を反転した上で商品を立
てて展示し、もってディスプレー効果を高め、かつ消費
者が簡単にピッキングできる展示用箱を提供することを
目的とする。 【構成】 前板、両側面板、背面板、底板及び天板から
なる箱体において、前記前板の下端側に底板と平行に上
下二条のケイ線を施すと共に、両側板には前記下段のケ
イ線に連続し各側面板の上部隅角部に至るケイ線を施
し、かつ前板と両側面板の連結部には前記前板に施した
下段のケイ線部に至る破断線を刻設し、しかも天板を構
成する側面フラップには前板側から他端部側に向けて傾
斜するケイ線を施して係止片を区画し、さらに背面板に
は前板を破断線で開破し各側面板及び係止片を各ケイ線
で外側に折曲げたとき前記係止片に対応する箇所に係止
スリットを設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は商品を収納して運搬し、かつ店頭で開封して商品を収納したままでデ ィスプレー、販売する展示用箱に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
周知のようにチーズ、ソーセージなどに見られる棒状商品はメーカーから所定 個数を包装箱に収納して出荷され、販売店でこれを開封して棚などにならべて販 売している。また昨今では前記商品のうち小型あるいは細長状のものを複数本ま とめてスキン包装、ブリスタ包装して販売しているが、これらの商品を収納した ままでディスプレーして販売し、また消費者が簡単にピッキングできるような展 示用箱は未だ提案されていない。
【0003】 本考案は前記のような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは 包装、運搬の段階では商品を平詰め状態で収納し、店頭で開封したのちは箱を反 転したうえで商品を立てて展示し、もってディスプレー効果を高め、かつ消費者 が商品を簡単にピッキングできる展示用箱を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】 前記目的を達成するため本考案の展示用箱は、前板、両側板、背面板、底板及 び天板からなる箱体において、前記前板の下端側に底板と平行に上下二条のケイ 線を施すと共に、両側板には前記下段のケイ線に連続し各側面板の上部隅角部に 至るケイ線を施し、かつ前板と両側面板の連結部には前記前板に施した下段のケ イ線部に至る破断線を刻設し、しかも天板を構成する側面フラップには前板側か ら他端部側に向けて傾斜するケイ線を施して係止片を区画し、さらに背面板には 前板を破断線で開破し、各側板及び係止片を各ケイ線で外側に折曲げたとき前記 係止片に対応する箇所に係止スリットを設けたものである。さらに本考案は前記 の展示用箱を複数個並置して連結片で連結し、包装コストの低下及び運搬、保管 の利便を計るようにしたものである。
【0005】
【実施例】
以下図示の実施例に基づき本考案を具体的に説明する。図1は本考案の一実施 例を示す斜視図で図中符号10が展示用箱であり、図2がその展開図である。
【0006】 すなわち矩形状前板11の短辺側にはケイ線12、13を介してそれぞれ天板 用フラップ14、底板用フラップ15を連設する。また前記前板11の下方には 短辺方向に二本のケイ線16、17を設けている。
【0007】 一方前板11の長辺側にはそれぞれケイ線18、19を介して方形状の側面板 20、21を連設し、さらにこれらの側面板の一方20にはケイ線22を介して 前板11と同形の背面板23を、他の側面板21にはケイ線24を介して糊代2 5を連設している。また前記側面板20、21の他辺側にはケイ線26、27を 介してそれぞれ天板用側面フラップ28、底板用側面フラップ29を連設する。
【0008】 また前板11と両側面板20、21を区画するケイ線18、19にはケイ線1 6に至る破断線30、31を刻設すると共に、両側板20、21には前記ケイ線 16から上方隅角部に至るケイ線32、33を施し折返し片34、35を区画し ている。
【0009】 さらに各側面板20、21の一辺側に連設した天板用側面フラップ28にはそ れぞれ前板11側から他方側へ傾斜するケイ線36、37を施して係止片38、 39を区画すると共に、これらの係止片38、39には三角形状の切り欠き40 、41が設けられている。なおこれらのケイ線36、37と側面板20、21に 施したケイ線32、33が形成する角度A1と、ケイ線32、33とケイ線22 、24とが形成する角度A2とはA1≧A2としておくことが好ましい。
【0010】 また側面板の一方20に連設した背面板23の短辺側にはそれぞれケイ線42 、43を介して天板用フラップ44、底板用フラップ45が連設されると共に、 この背面板23には前記係止片38、39をケイ線36、37で折返して背面板 に重合させたときに係止片を掛け止めるためのスリット46、47がハ字形に形 成されている。
【0011】 前記構成の展示用箱10は前板11、両側面板20、21及び背面板23を所 定のケイ線で折曲げ、糊代25と背面板23とを接着して角筒状とし、底板用フ ラップ15、45を折曲げた上でその上面に側面フラップ29、29を重合接着 する。そしてスキン包装あるいはブリスタ包装した商品Gを収納し、前記底板組 立て同様の手順で天板を折曲げて包装を完了し、出荷される(図1)。
【0012】 販売店で開封するには、天板の側面フラップ28を引き剥がした上で、前板1 1に連設した天板のフラップ14を引き下げ前板11と両側面板20、21を破 断線30、31で分離させる(図3)。ついで前板11部分をケイ線16、17 で外向きに折曲げてフラップ14ごと底板下面に重合させる。つぎに両側面板2 0、21にケイ線32、33で区画した折返し片34、35を前記各ケイ線部分 で外側に折り曲げて側面板20、21に重合させると共に、天板の側面フラップ 28、28にケイ線36、37で区画した係止片38、39を前記ケイ線部分で 外側に折曲げてそれぞれ背面板23に重合させ、係止片38、39の先端部分を スリット46、47に挿入して掛けとめる(図4)。このようにして開封された 展示用箱10は開放面を前面に向け商品を収納したままの状態で棚などに載置さ れるもので、商品を箱から出して並べ変える必要もなく、しかも前面が開放して いるのでディスプレー効果もよく、かつ消費者も前記開放面から容易に商品をピ ッキングすることが出来る(図5)。
【0013】 つぎに本考案の第2実施例について説明する。この実施例は図6に示すように 前記展示用箱の複数個を側面板を接した状態に並べ、これらの天面、背面及び底 面を一枚の連結片で覆って連結させ、開封時には連結片に設けた破断線部分を開 破して個別の展示箱とするものである。
【0014】 図7に示す実施例は展示用箱50を3個併置し、これを連結片51で連結した 例を示している。 なお各展示箱50の構造は背面板の構造を除いて前記実施例とほぼ同様である から、同一の部材については前記実施例と同一の符号を用い、その詳細な説明は 省略する。
【0015】 すなわち図8の展開図に示すように矩形状前板11の短辺側にはケイ線12、 13を介してそれぞれ天板用フラップ14、底板用フラップ15を連設する。ま た前記前板11の下方には短辺方向に二本のケイ線16、17を設けている。
【0016】 一方前板11の長辺側にはそれぞれケイ線18、19を介して方形状の側面板 20、21を連設し、さらにこれらの側面板にはケイ線52、53を介して後述 する連結片51接着用の糊代54を連設している。また前記側面板20、21の 他辺側にはケイ線26、27を介してそれぞれ天板用側面フラップ28、底板用 側面フラップ29を連設する。
【0017】 また前板11と両側面板20、21を区画するケイ線18、19にはケイ線1 6に至る破断線30、31を刻設すると共に、両側板20、21には前記ケイ線 16から上方隅角部に至るケイ線32、33を施し折返し片34、35を区画し ている。
【0018】 さらに各側面板20、21の一辺側に連設した天板用側面フラップ28にはそ れぞれ前板11側から他方側へ傾斜するケイ線36、37を施して係止片38、 39を区画すると共に、これらの係止片38、39には三角形状の切り欠き40 、41が設けられている。なおこれらのケイ線36、37と側面板20、21に 施したケイ線32、33が形成する角度A1と、ケイ線32、33とケイ線22 、24とが形成する角度A2とはA1≧A2としておくことが好ましい。
【0019】 つぎに連結片51について説明する。連結片51は並置した箱50の天面、背 面、底面のほぼ全面を覆う大きさで、本実施例においては箱3個を横に並置した 横幅を有しており、図9示すように板紙を破断線55、ケイ線56で天板57、 背板58、底板59に区画している。そしてこの連結片51で箱50を連結した とき各箱50の連結部に対応するように前記各破断線55、ケイ線56と直交方 向に破断用ジッパー60、61が形成されている。また前記各背板58には係止 片38、39を背板に重合させたときに係止片を掛け止めるためのスリット62 、63がハ字形に形成されている。
【0020】 本実施例の展示用箱50は前記実施例同様にして組み立てて商品Gを収納した 上で所定個数を並置し、連結片51を各破断線55、ケイ線6でコ字形に折曲げ 、側面板20、21に連設した糊代54、天板、底板用の各側面フラップ28、 29に重合して接着して箱50を連結し包装を完了する。なお本実施例の箱50 の天板の組立にあたってはまず側面フラップ28、28を折曲げこの上面に前板 11に連設したフラップ14を重合接着しておく。
【0021】 販売店で開封する際には、まず各箱50を連結している連結片51に設けた破 断用ジッパー60、61部分を開破して各箱を分離する。ついで連結片51の天 板57を引きちぎった上で前板11に連設した天板のフラップ14を引き下げ前 板11と両側面板20、21を破断線30、31で分離させる。ついで前板11 部分をケイ線16、17で外向きに折曲げてフラップ14ごと底板下面に重合さ せる。つぎに両側面板20、21にケイ線32、33で区画した折返し片34、 35を前記各ケイ線部分で外側に折り曲げて側面板20、21に重合させると共 に、天板の側面フラップ28、28にケイ線36、37で区画した係止片38、 39を前記ケイ線部分で外側に折曲げてそれぞれ背板58に重合させ、係止片3 8、39の先端部分をスリット62、63に挿入して掛けとめる。このようにし て開封された展示用箱50は前記実施例同様に店頭に展示されるものである。
【0022】 本実施例の展示用箱は前記実施例の効果に加え、箱を複数個連結しているので 運搬、保管上の利便があるなどの特有の効果がある。
【0023】 なお本考案は前記実施例に限定されるものではなく考案の趣旨を変更しない限 度において種々の修正、設計変更が可能であることはいうまでもない。
【0024】 本考案は前記の構成であり、包装、運搬の段階では商品を平詰め状態で収納し 、店頭で開封したのちは商品を立てて展示するようにしたのでディスプレー効果 を高め、かつ消費者が商品を簡単にピッキングできるという効果がある。また箱 体の構造が簡単であるからラップラウンド包装になじみ包装コストを低下させる という実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の第1の実施例の展開図である。
【図3】開破状態を示す説明図である。
【図4】係止片の掛け止め状態を示す図である。
【図5】展示状態を示す斜視図である。
【図6】本考案の第2の実施例を示す斜視図である。
【図7】本考案の第2の実施例の分解斜視図である。
【図8】展示用箱の展開図である。
【図9】連結片の展開図である。
【図10】開破状態を示す図である。
【符号の説明】
10、50 展示用箱 11 前板 12、13、16、17、18、19、22、24、2
6、27、32、33、36、37、42、43、5
2、53、55、56 ケイ線 14、15、44、45 フラップ 20、21 側面板 23 背面板 25、54 糊代 28、29 側面フラップ 30、31 破断線 34、35 折り返し片 38、39 係止片 40、41 切り欠き 46、47、62、63 スリット 51 連結片 57 天板 58 背板 59 底板 60、61 ジッパー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前板、両側面板、背面板、底板及び天板
    からなる箱体において、前記前板の下端側に底板と平行
    に上下二条のケイ線を施すと共に、両側板には前記下段
    のケイ線に連続し各側面板の上部隅角部に至るケイ線を
    施し、かつ前板と両側面板の連結部には前記前板に施し
    た下段のケイ線部に至る破断線を刻設し、しかも天板を
    構成する側面フラップには前板側から他端部側に向けて
    傾斜するケイ線を施して係止片を区画し、さらに背面板
    には前板を破断線で開破し、各側板及び係止片を各ケイ
    線で外側に折曲げたとき前記係止片に対応する箇所に係
    止スリットを設けてなる展示用箱。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の展示用箱の複数個を側面
    板が互いに接するように並置し、これらを連結板で連結
    してなる展示用箱。
  3. 【請求項3】 連結板は並置した複数の展示用箱の天
    面、背面及び底面を覆う大きさで、各展示用箱の連結部
    に対応する箇所には破断線を施しかつ背面を覆う部分に
    は各展示用箱に設けた係止片を掛け止めるスリットをも
    うけてなる請求項2記載の展示用箱。
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