JPH06100220B2 - 合成樹脂製品における一体構造のヒンジ - Google Patents
合成樹脂製品における一体構造のヒンジInfo
- Publication number
- JPH06100220B2 JPH06100220B2 JP1218573A JP21857389A JPH06100220B2 JP H06100220 B2 JPH06100220 B2 JP H06100220B2 JP 1218573 A JP1218573 A JP 1218573A JP 21857389 A JP21857389 A JP 21857389A JP H06100220 B2 JPH06100220 B2 JP H06100220B2
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- Japan
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- hinge
- synthetic resin
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- same
- plate portion
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- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、合成樹脂材による一体構造製品のヒンジ部に
関するものである。
関するものである。
第6図及び第7図は自動車用ワイヤハーネスaのプロテ
クタbを示し、車体等に対する取付用クリップcを有す
る樋状の本体部dに対してカバーeがヒンジfを介して
一体に連設されており、本体部dにワイヤハーネスaを
収容してカバーeを閉じ、係止片gを係止部hに係合さ
せる。
クタbを示し、車体等に対する取付用クリップcを有す
る樋状の本体部dに対してカバーeがヒンジfを介して
一体に連設されており、本体部dにワイヤハーネスaを
収容してカバーeを閉じ、係止片gを係止部hに係合さ
せる。
この場合において、ヒンジfの長さが不適当なため、ヒ
ンジfが曲げられた時の曲率半径が一部大きくなり(第
8図)、ヒンジ切れが発生し易い。
ンジfが曲げられた時の曲率半径が一部大きくなり(第
8図)、ヒンジ切れが発生し易い。
本発明は上記した点に着目して為されたものであり、か
かる合成樹脂ヒンジ部分の破損を防止することを意図す
るものである。
かる合成樹脂ヒンジ部分の破損を防止することを意図す
るものである。
上記の目的を達成するため、本発明においては、二部材
の端面間に一体的に合成樹脂製ヒンジを設け、該二部材
の端部の平面を略直交状態に衝合させた状態において、
該二部材の交叉原点Oから該端面におけるヒンジの両端
部P,Qまでの距離が略同一であり、該ヒンジが略同一の
曲率半径を有することを特徴とする。
の端面間に一体的に合成樹脂製ヒンジを設け、該二部材
の端部の平面を略直交状態に衝合させた状態において、
該二部材の交叉原点Oから該端面におけるヒンジの両端
部P,Qまでの距離が略同一であり、該ヒンジが略同一の
曲率半径を有することを特徴とする。
二部材の端部の平面を略直交状態に衝合させた状態にお
いて、該二部材の交叉原点Oから該端面におけるヒンジ
の両端部P,Qまでの距離が略同一であり、該ヒンジが略
同一の曲率半径を有するので、ヒンジの一部に応力が集
中しない。
いて、該二部材の交叉原点Oから該端面におけるヒンジ
の両端部P,Qまでの距離が略同一であり、該ヒンジが略
同一の曲率半径を有するので、ヒンジの一部に応力が集
中しない。
第1図において、Aは自動車用ワイヤハーネスの合成樹
脂製プロテクタ本体であり、Bは合成樹脂製のカバーを
示す。カバーBは水平板部1に対して垂直板部2がヒン
ジ3により一体的に連結されている。
脂製プロテクタ本体であり、Bは合成樹脂製のカバーを
示す。カバーBは水平板部1に対して垂直板部2がヒン
ジ3により一体的に連結されている。
水平板部1と垂直板部2には係止片4が設けられ、プロ
テクタ本体1の対応位置に設けた係止突起5に該係止片
4を係合させることにより、プロテクタ本体Aにカバー
Bを結合する(第2図)。
テクタ本体1の対応位置に設けた係止突起5に該係止片
4を係合させることにより、プロテクタ本体Aにカバー
Bを結合する(第2図)。
該結合状態において、水平板部1と垂直板部2は略直交
状態に配設され、両者の端部1a,2aの両平面部分が直交
状態において衝合している。薄手の垂直板部2には直角
状折曲部2bが設けられ、該直角状折曲板2bから厚手の水
平板部1の端面1bにかけて前記ヒンジ3が一体的に連設
されている(第3図)。
状態に配設され、両者の端部1a,2aの両平面部分が直交
状態において衝合している。薄手の垂直板部2には直角
状折曲部2bが設けられ、該直角状折曲板2bから厚手の水
平板部1の端面1bにかけて前記ヒンジ3が一体的に連設
されている(第3図)。
この場合において、ヒンジ3の両端部P,Qから交叉原点
Oまでの距離PO,QOを等しくし、ヒンジ3の曲率半径R
が略一定となるように構成されている。
Oまでの距離PO,QOを等しくし、ヒンジ3の曲率半径R
が略一定となるように構成されている。
第4図においては、垂直板部2′が厚手に構成されるこ
とにより前記直角状折曲板部2bが省かれており、第5図
においては、水平板部1′が薄手に構成されることによ
り直角状折曲板部1cが連設されている。
とにより前記直角状折曲板部2bが省かれており、第5図
においては、水平板部1′が薄手に構成されることによ
り直角状折曲板部1cが連設されている。
本発明は上記した如くに、二部材の端面間に一体的に合
成樹脂製ヒンジを設け、該二部材の端部の平面を略直交
状態に衝合させた状態において、第二部材の交叉原点O
から該端面におけるヒンジの両端部P,Qまでの距離が略
同一であり、該ヒンジが略同一の曲率半径を有するもの
であるから、二部材の端部間に特に係合構造を設けるこ
となくして該端部を直交状態に衝合させただけの簡単な
構造によって合成樹脂ヒンジ部の破損を防止することが
出来る。
成樹脂製ヒンジを設け、該二部材の端部の平面を略直交
状態に衝合させた状態において、第二部材の交叉原点O
から該端面におけるヒンジの両端部P,Qまでの距離が略
同一であり、該ヒンジが略同一の曲率半径を有するもの
であるから、二部材の端部間に特に係合構造を設けるこ
となくして該端部を直交状態に衝合させただけの簡単な
構造によって合成樹脂ヒンジ部の破損を防止することが
出来る。
第1図は本発明の一実施例についての分解斜視図、 第2図は同上の組立て状態の斜視図、 第3図は要部の拡大正面図、 第4図及び第5図はそれぞれ他の実施例についての要部
の拡大正面図、 第6図は従来例についての正面図、 第7図は同上の使用状態の斜視図、 第8図は同上の要部の拡大正面図である。 1,2…交叉状態で配置される二部材(水平板部、垂直板
部)、3…ヒンジ。
の拡大正面図、 第6図は従来例についての正面図、 第7図は同上の使用状態の斜視図、 第8図は同上の要部の拡大正面図である。 1,2…交叉状態で配置される二部材(水平板部、垂直板
部)、3…ヒンジ。
Claims (1)
- 【請求項1】二部材の端面間に一体的に合成樹脂製ヒン
ジを設け、該二部材の端部の平面を略直交状態に衝合さ
せた状態において、該二部材の交叉原点Oから該端面に
おけるヒンジの両端部P,Qまでの距離が略同一であり、
該ヒンジが略同一の曲率半径を有することを特徴とする
合成樹脂製品における一体構造のヒンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1218573A JPH06100220B2 (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | 合成樹脂製品における一体構造のヒンジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1218573A JPH06100220B2 (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | 合成樹脂製品における一体構造のヒンジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0384212A JPH0384212A (ja) | 1991-04-09 |
JPH06100220B2 true JPH06100220B2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=16722066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1218573A Expired - Fee Related JPH06100220B2 (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | 合成樹脂製品における一体構造のヒンジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06100220B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2623167B2 (fr) * | 1987-08-14 | 1992-08-07 | Genus Int | Perfectionnement aux articles munis d'articulations elastiques se rigidifiant lors de leur mise en tension |
JPH01108420U (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-21 |
-
1989
- 1989-08-28 JP JP1218573A patent/JPH06100220B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0384212A (ja) | 1991-04-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |