JPH0599018A - エンジンのアイドル回転数制御方法 - Google Patents

エンジンのアイドル回転数制御方法

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JPH0599018A
JPH0599018A JP26367391A JP26367391A JPH0599018A JP H0599018 A JPH0599018 A JP H0599018A JP 26367391 A JP26367391 A JP 26367391A JP 26367391 A JP26367391 A JP 26367391A JP H0599018 A JPH0599018 A JP H0599018A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オールタネータの発電電流検出回路の故障を
検出してアイドル回転数の下限目標値を引き上げ、エン
ジンストップ等を防止する。 【構成】 エンジンコントロールユニット1によりアイ
ドル運転時に、電気負荷が変化したときオールタネータ
2の発電初期の発電量を制御する一方、エンジン回転数
をオールタネータの発電電流検出回路からのパルス信号
により検出される発電負荷量とその他のエンジン負荷と
に応じて設定される目標回転数にフィードバック制御す
るエンジンのアイドル回転数制御方法において、目標回
転数は所定下限目標値よりも大に設定され、パルス信号
が所定時間以上途絶えたとき、下限目標値を引き上げ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンのアイドル回
転数制御方法に関する。
【従来の技術】自動車には、エンジンの始動系、点火系
の電気機器を始めとして、ランプ類、エアコン等の多く
の電気機器があり、これらの機器の電力供給源としてバ
ッテリ及び発電機(以下「オールタネータ」という)が
ある。オールタネータは、ベルトを介してエンジンによ
り駆動され、その発電量は、エンジンの回転数により異
なり、発電量が電気負荷量よりも少ない場合には、バッ
テリは、電源として働いて放電する。また、発電量が負
荷量よりも多い場合にはオールタネータのみが電源とし
て働き、バッテリは、当該オールタネータにより充電さ
れる。オールタネータと組み合わされて使用される電圧
調整器(以下「ボルテージレギュレータ」という)は、
オールタネータのフィールドコイルに流れる電流(界磁
電流)を制御することにより発電電圧を制御し、各種電
気機器に適正な電力を供給すると共に、バッテリの適正
充電を行なう機能を備えている。オールタネータは、充
電状態にある時には数馬力(3〜5馬力)の動力を必要
とする。ところで、エンジンは、低燃費化の一環として
アイドル回転数を600rpm程度の低回転数に設定し
ている。このためアイドル運転時に従来のアイドル回転
数制御の外、発電による急激な電気負荷が加わらないよ
うに発電初期の発電量を制御している。即ち、アイドル
運転時にヘッドランプを点灯させ、或いはエアコンを作
動させると消費電力が急激に増加するが、図3に示すよ
うに、エンジンコントロールユニット(ECU)1が、
オールタネータ2のフィールドコイルの通電状態を検知
(発電電流を検知)するFR端子によりフィールドコイ
ルの通電状態(ON/OFF)を検知して当該オールタ
ネータ2のG端子のOFFデューティを徐々に増加させ
ることにより、当該オールタネータ2の出力電流の急激
な増加を抑えて出力電流を徐々に増加させると共に、ア
イドル回転数の下限目標値を引き上げてエンジン回転数
を高くするようにしている。オールタネータが十分な発
電を行なうまでの間は、バッテリ電流がヘッドランプ、
エアコン等の電気負荷に補給される。このようにしてエ
ンジンコントロールユニットは、アイドル運転時に電気
負荷の急激な増加によるエンジン回転数の落ち込みを防
止して当該アイドル運転時におけるエンジン回転数の安
定化を図るようにしていてる。エンジンコントロールユ
ニット1は、エンジンの水温センサ、クランク角セン
サ、エアコンスイッチ、パワーステアリングフルードプ
レッシャスイッチ、オールタネータ2のFR端子からの
信号等に基づいて、例えば、エンジン3の吸気通路4の
スロットルバルブ5をバイパスするバイパス通路6に設
けられた電磁弁7をデューティ制御することにより、エ
ンジン3に供給する空気量を制御してアイドル運転時に
おける下限目標回転数を当該エンジン3の運転状態に応
じてクリップさせ、アイドル回転数が或る回転数以下に
ならないように制御している。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアイドル回転数制御方法においては、オールタネー
タのフィールドコイルの通電状態を検出するFR端子回
路に断線或いはショート等の故障が発生した場合にはエ
ンジンコントロールユニットが、発電初期の発電量を制
御することができなくなり、この結果、発電による急激
な電気負荷がエンジンに加わり、最悪の場合にはエンジ
ンストップに至るという不具合がある。本発明は上述の
点に鑑みてなされたもので、オールタネータの発電電流
検出回路の故障の有無を判断し、故障と判断したときに
アイドル運転時の目標回転数の下限値を引き上げてアイ
ドル回転数が或る回転数以下にならないようにしたエン
シンのアイドル回転数制御方法を提供することを目的と
する。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、アイドル運転時に、電気負荷が変化
したときオールタネータの発電初期の発電量を制御する
一方、エンジン回転数を、前記オールタネータの発電電
流検出回路からのパルス信号により検出される発電負荷
量とその他のエンジン負荷とに応じて設定される目標回
転数にフィードバック制御するエンジンのアイドル回転
数制御方法において、前記目標回転数は所定下限目標値
より大に設定され、前記パルス信号が所定時間以上途絶
えたとき、前記下限目標値を引き上げるように制御する
ものである。
【作用】エンジンコントロールユニットは、オールタネ
ータの発電電流検出回路からのパルス信号を検出して発
電による急激な電気負荷が加わらないように発電初期の
発電量を制御すると共に、アイドル回転数の下限目標値
を引き上げてエンジン回転数の落ち込みを抑え、エンジ
ンストップを防止する。エンジンコントロールユニット
は、前記パルス信号が所定時間以上途絶えて入力されな
くなると、オールタネータの発電電流検出回路が故障し
たものと判断し、アイドル回転数の目標回転数の下限値
を引き上げてアイドル回転数が或る回転数以下にならな
いように制御し、急激な電気負荷が加わった場合でもア
イドル回転数の安定化を図る。
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。図1は本発明方法を実施するためのオールタ
ネータの充電系統を示し、オールタネータ2は、6個の
ダイオードにより構成された整流回路10、補助ダイオ
ード11、ボルテージレギュレータ12を内蔵してお
り、ステータコイル13の各出力端子は、整流回路10
を介してB端子に接続されると共に各補助ダイオート1
1を介してボルテージレギュレータ12のT端子及びフ
ィールドコイル14の一端に接続されている。このフィ
ールドコイル14の他端は、ボルテージレギュレータ1
2のF端子に接続されている。ボルテージレギュレータ
15は、電圧検出をバッテリで行なうバッテリ電圧検出
方式のIC回路で構成されており、L端子は抵抗R1
2 の直列回路を介してE端子に接続され、S端子は、
抵抗R5 、R6 、R7 の直列回路を介してE端子に接続
されている。トランジスタTr2 のコレクタは、抵抗R
3を介してL端子に、エミッタはE端子に接続され、ベ
ースはツェナーダイオードZD、ダイオードD1 を介し
て抵抗R1 とR2 との接続点に、及びダイオードD2
介して抵抗R5 とR6 との接続点に接続されると共に、
抵抗R4 を介してE端子に、コンデンサCを介してコレ
クタに接続されている。パワートランジスタTr1 は、
ダーリントントランジスタで、コレクタはF端子、及び
フライホイールダイオードDF を介してT端子に、エミ
ッタはE端子に、ベースはトランジスタTr2 のコレク
タに夫々接続されている。トランジスタTr3 のコレク
タは、抵抗R6 とR7 との接続点に、エミッタはE端子
に、ベースは、抵抗R8 を介してG端子、及び抵抗R9
を介してL端子に接続されている。また、FR端子は、
ダイオードD3 を介してF端子に接続されており、E端
子は、整流回路10のアース端子と共に接地されてい
る。オールタネータ2のB端子は、バッテリ15の+端
子及び各電気負荷(図示せず)に、L端子は、チャージ
ランプ16と抵抗R10の並列回路とイグニッションスイ
ッチ17とを介してバッテリ15の+端子に、S端子
は、バッテリ15の+端子に夫々接続されている。ま
た、オールタネータ2のG端子は、エンジンコントロー
ルユニット1の端子1aに、FR端子は、端子1bに夫
々コネクタを介して接続されている。エンジンコントロ
ールユニット1の端子1aは、抵抗R11を介してトラン
ジスタTr4 のコレクタに接続され、当該トランジスタ
Tr4 のエミッタは接地され、ベースは制御回路18に
接続されている。また、端子1bはダイオードD4 、抵
抗R12を介して前記制御回路18に接続され、ダイオー
ドD4 と抵抗R12との接続点は抵抗R13を介して電源+
Vに接続されている。更にこのエンジンコントロールユ
ニット1にはオールタネータ2のFR端子回路の故障を
表示する故障表示ランプ19が接続されている。エンジ
ンコントロールユニット1は、イグニッションスイッチ
17がオンされると作動状態となり、水温センサ、クラ
ンク角センサ、エアコンスイッチ、パワーステアリング
フルードプレッシャスイッチ(図3参照)、オールタネ
ータ2のFR端子からの各信号を取り込み、エンジンの
運転状態及び電気負荷に応じてアイドル運転時のエンジ
ン回転数の下限目標値を所定の値に設定する。以下に作
用を説明する。イグニッションスイッチ17がオンされ
ると、バッテリ15の+端子→チャージランプ16及び
抵抗R10→オールタネータ2のフィールドコイル14→
パワートランジスタTr1 →バッテリ15の回路に電流
が流れ、チャージランプ16が点灯し、初期励磁電流が
フィールドコイル14に流れる。この始動時においては
補助ダイオード11の出力電圧即ち、ボルテージレギュ
レータ12のT端子の入力電圧が規定電圧以下であり、
トランジスタTr2 がオフとなっている。オールタネー
タ2が回転し、発電を開始すると、T端子電圧がバッテ
リ電圧と等しくなってチャージランプ16が消灯すると
共に補助ダイオード11からフィールドコイル14に界
磁電流が供給されて発電が続行され、整流回路10から
オールタネータ出力電流が出力され、バッテリ15を充
電すると共にヘッドランプ等の電気負荷(図示せず)に
供給される。オールタネータ2の出力電圧が規定電圧を
超えるとトランジスタTr2 がオンとなり、トランジス
タTr1 がオフとなる。この結果、オールタネータ2の
フィールドコイル14の界磁電流は、インダクタンス分
のため、フライホイールダイオードDF を介して流れ続
け、オールタネータ2 の出力電流もこの界磁電流分だけ
減少する。この出力電流の減少により、出力電圧は僅か
に増加するが、界磁電流が減少するために徐々に減少
し、規定電圧に達するとトランジスタTr2 がオフとな
り、トランジスタTr1 が再びオン状態となる。このと
きは、オールタネータ2の出力電流は界磁電流分だけ増
加するため、出力電圧は僅かに減少する。このような動
作が繰り返されて出力電圧が規定電圧に制御される。従
って、パワートランジスタTr1 は、オン、オフを繰り
返すことになる。そして、オールタネータ2の出力電流
の大きさは、パワートランジスタTr1 がオンしている
割合(デューティ)によって決定される。オールタネー
タ2のFR端子の電圧は、パワートランジスタTr1
オンしているときにローレベル、オフしている時にハイ
レベルとなり、当該パワートランジスタTr1 のオン、
オフに応じて変化するパルス信号となる。エンジンコン
トロールユニット1は、制御回路18によりFR端子電
圧がローとなっている割合を演算してパワートランジス
タTr1 のオンデューティ、即ち、オールタネータ2の
出力電流を検出する。エンジンコントロールユニット1
は、このFR端子から入力される信号によりオールタネ
ータ2の出力電流(電気負荷)を検知し、当該出力電流
に応じてアイドル回転数制御用電磁弁7(図3)のオン
デューティを長くして、アイドル回転数の下限目標値を
所定回転数だけ引き上げて高く(例えば、700rp
m)し、電気負荷によるアイドル回転数の落ち込みを防
止し、安定したアイドル回転数を維持する。エンジンコ
ントロールユニット1は、エンジンのアイドリング運転
時に制御回路18によりトランジスタTr4 をオン、オ
フ制御してオールタネータ2のG端子とアース間の導通
をデューティ制御する。この時のG端子のOFFデュー
ティは、パワートランジスタTr1 のオンデューティと
同じに制御される。即ち、トランジスタTr4 がオフと
なると、ボルテージレギュレータ12のトランジスタT
3 がオン、トラジスタTr2 がオフとなり、パワート
ランジスタTr1 がオンとなり、トランジスタTr4
オンとなるとパワートランジスタTr1 がオフとなる。
アイドル運転時に例えば、ヘッドランプ点灯等を行なう
と、消費電流(電気負荷)が急激に増加するが、エンジ
ンコントロールユニット1は、オールタネータ2のG端
子のオフデューティを徐々に増加していくことにより、
当該オールタネータ2の出力電流の急激な増加を抑え、
出力電流を徐々に増加させる。同時にエンジンコントロ
ールユニット1は、アイドル回転数の下限目標値を引き
上げて当該アイドル回転数を高くする。尚、オールタネ
ータ2が十分な発電を行なうまでは、バッテリ15から
電流がヘッドランプ等に補給される。これにより、エン
ジンコントロールユニット1は、エンジン負荷の急激な
増加によるアイドル回転数の落ち込みを防止する。そし
て、エンジンコントロールユニット1は、エンジンのア
イドル運転時に、オールタネータ2のFR端子からパル
ス信号が途絶えて例えば、FR端子回路が断線してハイ
レベルの信号が、或いはFR端子回路がショートしてロ
ーレベルの信号が所定時間例えば、20秒以上継続して
制御回路18に入力されると、当該オールタネータ2の
FR端子回路が故障したものと判断して、セルフダイア
グノシス故障コードを記憶すると共に故障表示ランプ1
9を点灯させ、オールタネータ2のG端子を常時オフに
し、電磁弁7(図3)のオンデューティを高くしてアイ
ドル回転数の下限目標値を所定回転数だけ高い値に引き
上げて例えば、700rmpに設定する。これによりエ
ンジンは、アイドル運転時における回転数が目標回転数
700rmpとなるように制御され、電気負荷によるエ
ンジン回転数の落ち込みや、エンジンストップ等が防止
される。次に、図2のフローチャートを参照しつつアイ
ドル回転数制御方法について説明する。エンジンコント
ロールユニット1は、オールタネータ2のFR端子から
の信号を入力し、パルス信号が入力されているか否かを
判別(ステップ1)する。前述したようにパワートラン
ジスタTr1 は、オン、オフを繰り返し、従って、FR
端子の信号は、当該パワートランジスタTr1 のオン、
オフに応じたパルス信号となる。ステップ1の判別答が
肯定(YES)のときには当該判別を繰り返して行な
い、否定(NO)のとき即ち、パルス信号が入力されな
いときには、当該パルス信号が入力されない時間が所定
時間tだけ継続したか否かを判別(ステップ2)する。
エンジンコントロールユニット1は、ステップ2の判別
答が否定(NO)のときにはFR端子回路が正常である
と判断しステップ1に戻って前記判別を繰り返し、肯定
(YES)のとき即ち、FR端子からのパルス信号が前
記時間t以上途絶えた場合にはFR端子回路が故障(オ
ールタネータ発電制御が故障)したと判断(ステップ
3)する。そして、エンジンコントロールユニット1
は、故障と判定した後アイドル運転時の発電制御を停止
してパワートランジスタTr1 をオンにすると共に、ア
イドル回転数の下限目標回転数を所定値だけ高い値に引
き上げ(ステップ4)る。このときのアイドル回転数
(ID)は、下限値以上(ID≧下限rmp)とされ、
例えば、前述した700rmpとされる。次に、エンジ
ンコントロールユニット1は、イグニッションスイッチ
17(キースイッチ)がオフされたか否か即ち、エンジ
ンが停止されたか否かを判別(ステップ5)し、その判
別答が否定(NO)のときにはステップ3に戻って前記
制御を繰り返して行ない、肯定(YES)のとき即ち、
エンジンが停止したときにはオールタネータ2の発電制
御の故障を解除(ステップ6)して当該制御を終了す
る。オールタネータ2のFR端子回路が断線或いはショ
ート等の故障以外の何らかの原因によりパルス信号が入
力されなくなることが有り得る。そこで、イグニッショ
ンスイッチ17がオフされる毎にオールタネータ2の発
電制御故障を解除して前記ステップ1〜6の制御を繰り
返して行なうようにしている。尚、図3においてアイド
ル運転時の回転数の制御としてスロットルバルブ5にバ
イパス通路6を設け、当該バイパス通路6に設けた電磁
弁7をデューティ制御してエンジンの吸気量を制御する
ようにした場合について記述したが、これに限るもので
はなく、他の例えば、燃料量(A/F)或いは点火時期
を制御するようにしてもよい。
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
イドル運転時に、電気負荷が変化したときオールタネー
タの発電初期の発電量を制御する一方、エンジン回転数
を、前記オールタネータの発電電流検出回路からのパル
ス信号により検出される発電負荷量とその他のエンジン
負荷とに応じて設定される目標回転数にフィードバック
制御するエンジンのアイドル回転数制御方法において、
前記目標回転数は所定下限目標値より大に設定され、前
記パルス信号が所定時間以上途絶えたとき、前記下限目
標値を引き上げることにより、前記オールタネータの発
電電流検出回路が断線或いはショート等により故障した
場合、アイドル運転時において電気負荷が急激に増加し
てもエンジン回転数の落ち込みを抑えることができ、エ
ンジンストップを防止することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンジンのアイドル回転数制御方法を
適用したオールタネータ充電系統の一実施例を示す回路
図である。
【図2】本発明のエンジンのアイドル回転数制御方法の
手順を示すフローチャートである。
【図3】エンジンコントロールユニットとオールタネー
タのG端子、FR端子及びエンジンのアイドル回転数制
御機構との接続態様の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 エンジンコントロールユニット 2 オールタネータ 3 エンジン 4 吸気通路 6 バイパス通路 7 電磁弁 10 整流回路 12 ボルテージレギュレータ 13 ステータコイル 14 フィールドコイル 15 バッテリ 17 イグニッションスイッチ 19 故障表示ランプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイドル運転時に、電気負荷が変化した
    ときオールタネータの発電初期の発電量を制御する一
    方、エンジン回転数を、前記オールタネータの発電電流
    検出回路からのパルス信号により検出される発電負荷量
    とその他のエンジン負荷とに応じて設定される目標回転
    数にフィードバック制御するエンジンのアイドル回転数
    制御方法において、前記目標回転数は所定下限目標値よ
    り大に設定され、前記パルス信号が所定時間以上途絶え
    たとき、前記下限目標値を引き上げることを特徴とする
    エンジンのアイドル回転数制御方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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