JPH0597373A - マンコンベアの安全装置 - Google Patents

マンコンベアの安全装置

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JPH0597373A
JPH0597373A JP28393691A JP28393691A JPH0597373A JP H0597373 A JPH0597373 A JP H0597373A JP 28393691 A JP28393691 A JP 28393691A JP 28393691 A JP28393691 A JP 28393691A JP H0597373 A JPH0597373 A JP H0597373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skirt guard
adjusting screw
guide seat
operating
safety device
Prior art date
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Pending
Application number
JP28393691A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Takemura
順一 竹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0597373A publication Critical patent/JPH0597373A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マンコンベアのスカートガード表面の孔付近
に凸凹が生じるのを防止して乗客の安全を確保する。 【構成】 安全装置6の作動片63とスイッチ68の作
動子67との隙間を調整する調整螺子62Aの頭部62
bに、案内座69の表面に重合する最拡径部62cを設
けるとともに、案内座69の裏面に重合する止め輪65
を嵌着する。そして、進退動を伴わない調整螺子62A
の回転に基づき作動片63を変位させ作動片63と作動
子67との隙間を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエスカレータやトラベー
タ等のマンコンベアの安全装置に関し、より詳しくは、
安全スイッチの動作ポイントの調整に必要な安全装置の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3乃至図5は実開昭57−56667
号や特公平1−55196号公報に示された従来のマン
コンベアの安全装置を示すもので、図中、1はエスカレ
ータからなるマンコンベアの主枠で、この主枠1は図3
に示す如く、内部長手方向に、循環移動する複数の踏段
2が無端状に連結して配置され、その両側には、循環移
動する無端状の移動手摺3を案内する欄干4が立設され
ており、この欄干4の下部には、踏段2の側部に表面が
隙間を介して対向するスカートガード5が垂下して連設
されている。そして、主枠1の内側部には、踏段2とス
カートガード5とに乗客の靴等が挟まれるに伴いマンコ
ンベアを停止させる安全装置6が配設されている。
【0003】上記安全装置6は図4及び図5に示す如
く、可撓性を有するスカートガード5に貫通して穿設さ
れた円形の孔60と、スカートガード5の裏面に溶着さ
れ孔60の中心に中心が芯出しされた固定ナット61
と、この固定ナット61に螺挿された略丸棒形の調整螺
子62と、折り返された頂部がスカートガード5の裏面
に溶着されて調整螺子62の上方に位置し、頂部から下
方に折曲されて指向した自由下部が調整螺子62の端部
に螺貫された作動片63と、該調整螺子62の端部に螺
嵌され作動片63を挾持する一対の座金64と、該調整
螺子62の端部に嵌着され座金64に重合した止め輪6
5と、主枠1の内側部に取着され先端がスカートガード
5の裏面に水平に指向したスイッチブラケット66と、
このスイッチブラケット66の先端に螺着載置され相互
に対向する作動片63と作動子67の当接に伴い動作し
てマンコンベアを停止させるスイッチ68とを備えて構
成されている。尚、調整螺子62の緩み止め対策として
図6に示す如く、調整螺子62に嵌入したコイル発条7
が固定ナット61と座金64との間に介在されたり、固
定ナット61にUナット等の緩み止めナット(図示せ
ず)が使用されることがある。
【0004】従って、移動中の踏段2に搭乗している乗
客の靴先等が誤まって踏段2の側部とスカートガード5
とに挟まれると、スカートガード5が裏面方向に撓んで
作動片63を同方向に変位させ、この作動片63と対向
するスイッチ68の作動子67とが衝突し、スイッチ6
8が動作してマンコンベアを緊急停止させ、乗客の安全
が確保される。然して、安全装置6の作動片63と作動
子67の隙間の調整、換言すれば、安全装置6の動作ポ
イントの調整は極めて重要な意義を有する。
【0005】そこで、従来は安全装置6の動作ポイント
の調整を以下に示すように行っている。即ち、作動片6
3と作動子67の隙間を大きくしたい場合には図4に示
す如く、孔60に挿入した図示しない工具の先端を調整
螺子62の表面の溝62aに宛行い、工具を一方向に回
している。すると、調整螺子62が踏段2方向に回転移
動して作動片63を踏段2方向に追従変位させ、作動片
63と作動子67の隙間が大きく確保される。反対に作
動片63と作動子67の隙間を小さくしたい場合には図
5に示す如く、孔60に挿入した工具の先端を調整螺子
62の溝62aに宛行い、工具を他方向に回している。
すると、調整螺子62がスイッチブラケット66方向に
回転移動して作動片63を作動子67に追従して近接変
位させ、作動片63と作動子67の隙間が小さく確保さ
れる。然してこの調整作業の際、調整螺子62は図4及
び図5に示す如く、スカートガード5に直交して進退移
動し、孔60の付近に凸部又は凹部を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のマンコンベアの
安全装置は以上のように構成され、安全装置6の動作ポ
イントの調整に際し調整螺子62がスカートガード5か
ら突出して凸部を形成(図4参照)したり、調整螺子6
2が固定ナット61内に引っ込んで凹部を形成(図5参
照)したりするので、孔60の付近に凸凹が生じこの凸
凹に乗客の靴等が引っ掛かって人身事故等が発生する慮
れがあった。そこで従来は図6に示す如く、孔60に塞
ぎ板8を重合しているが、この塞ぎ板8を重合してもや
はりスカートガード5に凸部が生じるので、乗客の靴等
が引っ掛かる慮れがあった。
【0007】本発明は上記に鑑みなされたもので、乗客
の安全と動作ポイントの調整の容易化を図ることのでき
るマンコンベアの安全装置を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては上述の
目的を達成するため、マンコンベアの主枠の内部長手方
向に配置され循環移動する踏段と、主枠側部の欄干下部
に垂下して連設され表面が踏段の側部に隙間を介して対
向するスカートガードと、このスカートガードに穿設さ
れた孔と、スカートガードの裏面に固定され孔に同位し
た案内座と、孔及び案内座に挿通されて案内座に頭部の
最拡径部が重合し、スカートガード表面から回動操作さ
れる調整螺子と、この調整螺子の頭部に嵌着され案内座
に重合する止め輪と、スカートガードの裏面に頂部が取
着され自由下部が調整螺子に貫通される作動片と、この
作動片の自由下部に固定され調整螺子に螺嵌した固定ナ
ットと、主枠内の側部に配設されスカートガードの撓屈
に伴う作動片と作動子との当接に基づきマンコンベアを
停止させるスイッチとを備え、しかも、進退動を伴わな
い調整螺子の回転に基づき作動片を変位させて相互に対
向する作動片とスイッチの作動子との隙間を調整するこ
とを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明によれば、相互に対向する作動片とスイ
ッチの作動子との隙間を調整螺子が進退動を伴わずに回
転して調整するので、孔の付近に凸凹が生じることがな
く、乗客の安全を確保できる。
【0010】
【実施例】以下、図1及び図2に示す一実施例に基づき
本発明を詳述すると、図中、6は安全装置で、この安全
装置6は図1及び図2に示す如く、可撓性を有するスカ
ートガード5に貫通して穿設された孔60と、スカート
ガード5の裏面に溶着され孔60の中心に中心が芯出し
された環形の案内座69と、この案内座69に回動自在
に挿入され螺杆部よりも拡径の頭部62bが段に構成さ
れた調整螺子62Aと、この調整螺子62Aの頭部62
bに設けられ案内座69の表面に重合する最拡径部69
cと、この調整螺子62Aの頭部62bに嵌着され案内
座69の裏面に重合した止め輪65と、折り返された頂
部がスカートガード5の裏面に溶着されて調整螺子62
Aの上方に位置し、頂部から下方に折曲されて指向した
自由下部が調整螺子62Aの端部に貫通された作動片6
3と、この作動子63の自由下部に溶着され調整螺子6
2Aに螺嵌した固定ナット61と、主枠1の内側部に取
着され先端がスカートガード5の裏面に水平に指向した
スイッチブラケット66と、このスイッチブラケット6
6の先端に螺着載置され相互に対向する作動片63と作
動子67の当接に伴い動作してマンコンベアを停止させ
るスイッチ68とを備えて構成されている。
【0011】尚、調整螺子62Aの緩み止め対策とし
て、コイル発条7やUナット等の緩み止めナット(図示
せず)が図6の場合と略同様にして使用されることがあ
る。
【0012】その他の部分については従来例と同様であ
る。
【0013】従って、安全装置6の動作ポイントを調整
したい場合には図1又は図2に示すようにすれば良い。
即ち、作動片63と作動子67の隙間を大きくしたい場
合には図1に示す如く、孔60に挿入した図示しない工
具の先端を調整螺子62Aの最拡径部62c表面の溝6
2aに宛行い、工具を一方向に回せば良い。すると、調
整螺子62Aが同方向に回転して固定ナット61を備え
た作動片63を踏段2方向に追従変位させ、作動片63
と作動子67の隙間が大きく確保される。この際、案内
座69の裏面に止め輪65が当接重合して調整螺子62
Aの移動を制限するので、回転する調整螺子62Aが図
1の左右方向に移動することはなく、調整螺子62Aが
スカートガード5から突出して孔60の付近に凸部を形
成することを防止することができる。
【0014】反対に作動片63と作動子67の隙間を小
さくしたい場合には図2に示す如く、孔60に挿入した
工具の先端を調整螺子62Aの最拡径部62c表面の溝
62aに宛行い、工具を他方向に回せば良い。すると、
調整螺子62Aが同方向に回転して固定ナット61を備
えた作動片63を作動子67に追従して近接変位させ、
作動片63と作動子67の隙間が小さく確保される。こ
の際、案内座69の表面に最拡径部62cの表面が当接
重合して調整螺子62Aの移動を制限するので、回転す
る調整螺子62Aが図2の左右方向に移動することはな
く、調整螺子62Aが引っ込んで孔60の付近に凹部を
形成することを確実に防止することが可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、進退動を
伴わない調整螺子の回転に基づき作動片を変位させて相
互に対向する作動片とスイッチの作動子との隙間を調整
するので、スカートガードの孔付近に凸凹が生じるのを
確実に防止して乗客の安全を確保でき、しかも、安全装
置の動作ポイントの調整作業の大幅な容易化を図ること
ができるという顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマンコンベアの安全装置の一実施
例を示す断面説明図である。
【図2】本発明に係るマンコンベアの安全装置の一実施
例を示す断面説明図である。
【図3】従来のマンコンベアの下階付近を示す断面側面
図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】従来のマンコンベアの安全装置を示す断面説明
図である。
【図6】改善手段を追加した従来のマンコンベアの安全
装置を示す断面説明図である。
【符号の説明】
1 主枠 2 踏段 4 欄干 5 スカートガード 6 安全装置 60 孔 61 固定ナット 62、62A 調整螺子 62b 頭部 62c 最拡径部 63 作動片 65 止め輪 67 作動子 68 スイッチ 69 案内座

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンコンベアの主枠の内部長手方向に配
    置され循環移動する踏段と、主枠側部の欄干下部に垂下
    して連設され表面が踏段の側部に隙間を介して対向する
    スカートガードと、このスカートガードに穿設された孔
    と、スカートガードの裏面に固定され孔に同位した案内
    座と、孔及び案内座に挿通されて案内座に頭部の最拡径
    部が重合し、スカートガード表面から回動操作される調
    整螺子と、この調整螺子の頭部に嵌着され案内座に重合
    する止め輪と、スカートガードの裏面に頂部が取着され
    自由下部が調整螺子に貫通される作動片と、この作動片
    の自由下部に固定され調整螺子に螺嵌した固定ナット
    と、主枠内の側部に配設されスカートガードの撓屈に伴
    う作動片と作動子との当接に基づきマンコンベアを停止
    させるスイッチとを備え、進退動を伴わない調整螺子の
    回転に基づき作動片を変位させて相互に対向する作動片
    とスイッチの作動子との隙間を調整することを特徴とす
    るマンコンベアの安全装置。
JP28393691A 1991-10-04 1991-10-04 マンコンベアの安全装置 Pending JPH0597373A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6601688B1 (en) * 1999-10-21 2003-08-05 Otis Elevator Company Passenger conveyor gap monitoring device
JP2016216148A (ja) * 2015-05-15 2016-12-22 三菱電機株式会社 乗客コンベア
JPWO2021210036A1 (ja) * 2020-04-13 2021-10-21

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