JPH059611B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH059611B2 JPH059611B2 JP22321482A JP22321482A JPH059611B2 JP H059611 B2 JPH059611 B2 JP H059611B2 JP 22321482 A JP22321482 A JP 22321482A JP 22321482 A JP22321482 A JP 22321482A JP H059611 B2 JPH059611 B2 JP H059611B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tail pipe
- partition wall
- silencer
- exhaust
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 33
- 230000003584 silencer Effects 0.000 claims description 23
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 22
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 6
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N1/00—Silencing apparatus characterised by method of silencing
- F01N1/08—Silencing apparatus characterised by method of silencing by reducing exhaust energy by throttling or whirling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
本発明は、内燃機関の排気系に装備される消音
器に関する。
器に関する。
排気系に装備される消音器には、例えば実公昭
53−7169号公報に記載のように、直線状のテール
管路が消音器ボデイから突出している。 ここで、消音器の消音効果は、消音器ボデイ
や、これに内蔵される消音エレメントなどが同一
構造であつても、テール管路の短いものに較べて
テール管路の長い方が一般に良好である。
53−7169号公報に記載のように、直線状のテール
管路が消音器ボデイから突出している。 ここで、消音器の消音効果は、消音器ボデイ
や、これに内蔵される消音エレメントなどが同一
構造であつても、テール管路の短いものに較べて
テール管路の長い方が一般に良好である。
ところで、前記従来の消音器では、テール管路
が消音器ボデイから直線状に突出しているため、
テール管路を長くすると消音器の設置に不利とな
る。とくに汎用エンジンに用いる消音器では、テ
ール管路が消音器ボデイの外周から外方に長く突
出していると実際に装備が不可能になるという問
題があつた。 そこで、本発明の出願人は、末端が大気に開放
された管路を消音器ボデイの周壁面に沿わせて、
前記ボデイを巻くように長く形成すると共に、テ
ール管路壁の一部を前記ボデイの壁で構成したも
のを、先に実願昭56−121146号として提案し、従
来のテール管路が短いものに比べて消音効果がよ
く、かつテール管路が短いものと少なくとも同ス
ペースで済み、汎用エンジンなどにも支障なく装
備できるようにした。 本発明は、前述した出願人が先に提案したもの
をさらに改善して、装備に支障のないコンパクト
な形態でありながら消音効果が高く、しかも排気
の流れがスムーズであつて気流音の発生も防止で
き、組立も容易な消音器を提供することを目的と
する。
が消音器ボデイから直線状に突出しているため、
テール管路を長くすると消音器の設置に不利とな
る。とくに汎用エンジンに用いる消音器では、テ
ール管路が消音器ボデイの外周から外方に長く突
出していると実際に装備が不可能になるという問
題があつた。 そこで、本発明の出願人は、末端が大気に開放
された管路を消音器ボデイの周壁面に沿わせて、
前記ボデイを巻くように長く形成すると共に、テ
ール管路壁の一部を前記ボデイの壁で構成したも
のを、先に実願昭56−121146号として提案し、従
来のテール管路が短いものに比べて消音効果がよ
く、かつテール管路が短いものと少なくとも同ス
ペースで済み、汎用エンジンなどにも支障なく装
備できるようにした。 本発明は、前述した出願人が先に提案したもの
をさらに改善して、装備に支障のないコンパクト
な形態でありながら消音効果が高く、しかも排気
の流れがスムーズであつて気流音の発生も防止で
き、組立も容易な消音器を提供することを目的と
する。
この目的を達成するため、本発明による消音器
は、複数の仕切板により円筒状の消音器ボデイ内
に複数の室が軸方向に並んで区画形成され、各室
が連通管を介して相互に連通する構造の消音器で
あつて、上記各室のうち、最も排気下流側となる
下流室には、消音器ボデイの周壁と同心状をなす
筒状部およびこの筒状部の接線方向に延長されて
先端部が消音器ボデイの周壁に固定される直線部
を有する仕切壁を配設して上記筒状部の外側に環
状のテール管路を形成し、上記仕切壁の筒状部に
は、その内側の下流室とその外側のテール管路と
を連通する連通孔を上記直線部の内側近傍に臨ん
で形成すると共に、上記消音器ボデイの周壁に
は、テール管路の終端部を大気に開口させる排気
孔を上記仕切壁の直線部の外側近傍に臨んで形成
し、かつこの排気孔を含んでテール管路の終端部
に連続する排気出口部を上記仕切壁の直線部と協
働してテール管路の接線方向に形成する排気出口
板を固定したことを手段としている。
は、複数の仕切板により円筒状の消音器ボデイ内
に複数の室が軸方向に並んで区画形成され、各室
が連通管を介して相互に連通する構造の消音器で
あつて、上記各室のうち、最も排気下流側となる
下流室には、消音器ボデイの周壁と同心状をなす
筒状部およびこの筒状部の接線方向に延長されて
先端部が消音器ボデイの周壁に固定される直線部
を有する仕切壁を配設して上記筒状部の外側に環
状のテール管路を形成し、上記仕切壁の筒状部に
は、その内側の下流室とその外側のテール管路と
を連通する連通孔を上記直線部の内側近傍に臨ん
で形成すると共に、上記消音器ボデイの周壁に
は、テール管路の終端部を大気に開口させる排気
孔を上記仕切壁の直線部の外側近傍に臨んで形成
し、かつこの排気孔を含んでテール管路の終端部
に連続する排気出口部を上記仕切壁の直線部と協
働してテール管路の接線方向に形成する排気出口
板を固定したことを手段としている。
このような手段を採用した消音器は、消音器ボ
デイ内にその周壁に沿う環状の長いテール管路が
形成されるので、装備に支障のないコンパクトな
形態でありながら、消音効果が高い。 また、テール管路の終端部に連続する排気出口
部はテール管路の接続方向に延びているので、排
気の流れがスムーズであり、気流音の発生も防止
される。 さらに、排気出口部は、消音器ボデイ内の下流
室に配設される仕切壁の直線部と、消音器ボデイ
の周壁に固定される排気出口板との協働により構
成されるので、テール管路の終端にパイプを接続
して排気出口部とするものに較べて組立が容易で
ある。
デイ内にその周壁に沿う環状の長いテール管路が
形成されるので、装備に支障のないコンパクトな
形態でありながら、消音効果が高い。 また、テール管路の終端部に連続する排気出口
部はテール管路の接続方向に延びているので、排
気の流れがスムーズであり、気流音の発生も防止
される。 さらに、排気出口部は、消音器ボデイ内の下流
室に配設される仕切壁の直線部と、消音器ボデイ
の周壁に固定される排気出口板との協働により構
成されるので、テール管路の終端にパイプを接続
して排気出口部とするものに較べて組立が容易で
ある。
以下、本発明の一実施例を添付の図面を参照し
て具体的に説明する。 第1図ないし第4図において、符号1は消音器
ボデイを示し、この消音器ボデイ1は上端および
下端が密封された縦長のほぼ円筒状に形成されて
いる。 消音器ボデイ1内には、これの周壁1aに溶接
された上段、中段、下段の各仕切板2,3,4が
配設され、これらで消音器ボデイ1内が上流室
5、中流室6、下流室7に区画されている。そし
て上流室5と中流室6、中流室6と下流室7とが
それぞれ連通管8,9を介して連通されている。 下流室7には、円筒部10aとこれに連続して
その接線方向に延びる直線部10bとを有する仕
切壁10が配設されている。この仕切壁10は、
長板材を略円筒状に巻いてその一端部を溶接する
ことで円筒部10aを形成し、他端部を直線部1
0bとしたもので、円筒部10aを消音器ボデイ
1の周壁1aと同心状に配置した状態で上下の端
部が中段仕切板3と下段仕切板4とにそれぞれ気
密に溶接固定されている。そしてこの筒状部10
aの外側には、これと消音器ボデイ1の周壁1
a、中段仕切板3、および下段仕切板4に囲まれ
た長いテール管路11が環状に形成されている。 また、前記仕切壁10の直線部10bの先端は
斜めに屈曲し、この屈曲部10cが消音器ボデイ
1の周壁1a内面に接合して溶接固定されてい
る。 ここで、仕切壁10の筒状部10aには、その
内側の下流室7とその外側のテール管路11とを
連通する連通孔10dが直線部10bの内側近傍
に臨んで形成されている。 一方、消音器1の周壁1aには、テール管路1
1の終端部を大気に開口させる排気孔1bが上記
仕切壁10の直線部10bの外側近傍に臨んで形
成されている。そしてこの排気孔1bの外方に位
置して消音器ボデイ1の周壁1a外面には、排気
出口板12が固定されている。 前記排気出口板12は、第5図に展開して示す
ように、消音器ボデイ1の周壁1a外面に溶接固
定される取付部12aと、これに連続する四角形
の側板部12bと、この側板部12bの上下にそ
れぞれ連続する概略三角形の上板部12c、下板
部12dを有するもので、上板部12cおよび下
板部12dを略直角に折曲げて消音器ボデイ1の
周壁1a外面に溶接固定することで、前記排気孔
1bを囲むダクトを形成するようになつている。
そしてこの排気出口板12は、その側板部12b
が前記仕切壁10の直線部10bと協働して、テ
ール管路11の終端部に対しその接線方向に連続
する排気出口部13を形成している。なお、この
排気出口部13は、テール管路11と同じ通路断
面積となつている。 なお第1図中、符号14は消音器ボデイ1の周
壁1aに固定されて上流室5に連通する入口管を
示している。 次に、以上のように構成された一実施例の消音
器につき、その作用を説明する。 この消音器は、図示省略した内燃機関本体の排
気ポートに入口管14が接続されるのであり、入
口管14から流入した排気ガスは、まず、消音器
ボデイ1内の上流室5内に導かれて膨張する。そ
して上流室5で膨張した排気ガスは、連通管8を
経て中流室6へ、中流室6から連通管9を経て下
流室7へと順次導かれてそれぞれ膨張する。 下流室7内で膨張した排気ガスは、仕切壁10
の筒上部10aに形成された連通口10dを通つ
てテール管路11内に流入し、テール管路11の
終端部に連続する排気出口部13から大気に放出
されるのであり、入口管14から流入して大気に
放出されるまでの間に排気ガスの排気音が消音さ
れる。 ここで、一実施例によれば、テール管路11が
消音器ボデイ1の周壁1aに沿う環状に形成さ
れ、その周長は上記周壁1aの略全周にわたる長
いものとなつているので、従来のテール管路長が
短い消音器に比べて消音効果が高い。 また、排気出口板12は、少なくとも従来のテ
ール管路長が短い消音器と同じ長さ以下しか消音
器ボデイ1の外周から突出しないので、消音器は
全体的にコンパクトな形態となり、汎用エンジン
の排気系に適用しても装備上あるいはスペース上
に支障をきたすことがない。 さらに、第6図に示すようなテール管路11の
末端部を仕切り15で半径方向に仕切り、かつ消
音器ボデイ1の周壁1aに単に排気孔1bを形成
したものが、排気ガス流に仕切り15への衝突に
よる乱れが生ずるのと異なり、本実施例では、テ
ール管路11の接線方向に排気出口部13が延び
ているので、排気ガス流はスムーズな流れになつ
て大気に放出され、気流音の発生が防止される。 しかも、仕切壁10の筒状部10aに形成され
る連通口10dは、直線部10bの近傍に位置す
るので、仕切壁10を消音器ボデイ1にスポツト
溶接する際には電極の通路に兼用することができ
る。また、短い管をテール管路に接続するのに比
べて、排気出口板12を消音器ボデイ1の周壁1
a外面に溶接すればよいため、組立が容易にでき
る。 なお本発明において、消音器ボデイに内蔵され
る消音エレメントは、前述した実施例のものに限
られることなく、適宜のものを使用でき、また仕
切壁10を省略し、消音器ボデイの底壁でテール
管路、排気出口部の下壁を形成してもよい。
て具体的に説明する。 第1図ないし第4図において、符号1は消音器
ボデイを示し、この消音器ボデイ1は上端および
下端が密封された縦長のほぼ円筒状に形成されて
いる。 消音器ボデイ1内には、これの周壁1aに溶接
された上段、中段、下段の各仕切板2,3,4が
配設され、これらで消音器ボデイ1内が上流室
5、中流室6、下流室7に区画されている。そし
て上流室5と中流室6、中流室6と下流室7とが
それぞれ連通管8,9を介して連通されている。 下流室7には、円筒部10aとこれに連続して
その接線方向に延びる直線部10bとを有する仕
切壁10が配設されている。この仕切壁10は、
長板材を略円筒状に巻いてその一端部を溶接する
ことで円筒部10aを形成し、他端部を直線部1
0bとしたもので、円筒部10aを消音器ボデイ
1の周壁1aと同心状に配置した状態で上下の端
部が中段仕切板3と下段仕切板4とにそれぞれ気
密に溶接固定されている。そしてこの筒状部10
aの外側には、これと消音器ボデイ1の周壁1
a、中段仕切板3、および下段仕切板4に囲まれ
た長いテール管路11が環状に形成されている。 また、前記仕切壁10の直線部10bの先端は
斜めに屈曲し、この屈曲部10cが消音器ボデイ
1の周壁1a内面に接合して溶接固定されてい
る。 ここで、仕切壁10の筒状部10aには、その
内側の下流室7とその外側のテール管路11とを
連通する連通孔10dが直線部10bの内側近傍
に臨んで形成されている。 一方、消音器1の周壁1aには、テール管路1
1の終端部を大気に開口させる排気孔1bが上記
仕切壁10の直線部10bの外側近傍に臨んで形
成されている。そしてこの排気孔1bの外方に位
置して消音器ボデイ1の周壁1a外面には、排気
出口板12が固定されている。 前記排気出口板12は、第5図に展開して示す
ように、消音器ボデイ1の周壁1a外面に溶接固
定される取付部12aと、これに連続する四角形
の側板部12bと、この側板部12bの上下にそ
れぞれ連続する概略三角形の上板部12c、下板
部12dを有するもので、上板部12cおよび下
板部12dを略直角に折曲げて消音器ボデイ1の
周壁1a外面に溶接固定することで、前記排気孔
1bを囲むダクトを形成するようになつている。
そしてこの排気出口板12は、その側板部12b
が前記仕切壁10の直線部10bと協働して、テ
ール管路11の終端部に対しその接線方向に連続
する排気出口部13を形成している。なお、この
排気出口部13は、テール管路11と同じ通路断
面積となつている。 なお第1図中、符号14は消音器ボデイ1の周
壁1aに固定されて上流室5に連通する入口管を
示している。 次に、以上のように構成された一実施例の消音
器につき、その作用を説明する。 この消音器は、図示省略した内燃機関本体の排
気ポートに入口管14が接続されるのであり、入
口管14から流入した排気ガスは、まず、消音器
ボデイ1内の上流室5内に導かれて膨張する。そ
して上流室5で膨張した排気ガスは、連通管8を
経て中流室6へ、中流室6から連通管9を経て下
流室7へと順次導かれてそれぞれ膨張する。 下流室7内で膨張した排気ガスは、仕切壁10
の筒上部10aに形成された連通口10dを通つ
てテール管路11内に流入し、テール管路11の
終端部に連続する排気出口部13から大気に放出
されるのであり、入口管14から流入して大気に
放出されるまでの間に排気ガスの排気音が消音さ
れる。 ここで、一実施例によれば、テール管路11が
消音器ボデイ1の周壁1aに沿う環状に形成さ
れ、その周長は上記周壁1aの略全周にわたる長
いものとなつているので、従来のテール管路長が
短い消音器に比べて消音効果が高い。 また、排気出口板12は、少なくとも従来のテ
ール管路長が短い消音器と同じ長さ以下しか消音
器ボデイ1の外周から突出しないので、消音器は
全体的にコンパクトな形態となり、汎用エンジン
の排気系に適用しても装備上あるいはスペース上
に支障をきたすことがない。 さらに、第6図に示すようなテール管路11の
末端部を仕切り15で半径方向に仕切り、かつ消
音器ボデイ1の周壁1aに単に排気孔1bを形成
したものが、排気ガス流に仕切り15への衝突に
よる乱れが生ずるのと異なり、本実施例では、テ
ール管路11の接線方向に排気出口部13が延び
ているので、排気ガス流はスムーズな流れになつ
て大気に放出され、気流音の発生が防止される。 しかも、仕切壁10の筒状部10aに形成され
る連通口10dは、直線部10bの近傍に位置す
るので、仕切壁10を消音器ボデイ1にスポツト
溶接する際には電極の通路に兼用することができ
る。また、短い管をテール管路に接続するのに比
べて、排気出口板12を消音器ボデイ1の周壁1
a外面に溶接すればよいため、組立が容易にでき
る。 なお本発明において、消音器ボデイに内蔵され
る消音エレメントは、前述した実施例のものに限
られることなく、適宜のものを使用でき、また仕
切壁10を省略し、消音器ボデイの底壁でテール
管路、排気出口部の下壁を形成してもよい。
以上説明したとおり本発明によれば、消音器ボ
デイ内にその周壁に沿う環状の長いテール管路が
形成されるので、装備に支障のないコンパクトな
形態でありながら高い消音効果が得られる。 また、テール管路の終端部に連続する排気出口
部は、テール管路の接線方向に延びているので排
気の流れがスムーズであり、気流音の発生も防止
することができる。 さらに、排気出口部は、消音器ボデイ内の下流
室に配設される仕切壁の直線部と、消音器ボデイ
の周壁に固定される排気出口板との協働により構
成されるので、テール管路の終端にパイプを接続
して排気出口部とするものに較べて組立が容易で
ある。
デイ内にその周壁に沿う環状の長いテール管路が
形成されるので、装備に支障のないコンパクトな
形態でありながら高い消音効果が得られる。 また、テール管路の終端部に連続する排気出口
部は、テール管路の接線方向に延びているので排
気の流れがスムーズであり、気流音の発生も防止
することができる。 さらに、排気出口部は、消音器ボデイ内の下流
室に配設される仕切壁の直線部と、消音器ボデイ
の周壁に固定される排気出口板との協働により構
成されるので、テール管路の終端にパイプを接続
して排気出口部とするものに較べて組立が容易で
ある。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第
2図は第1図の−線断面図、第3図は要部の
正面図、第4図は同側面図、第5図は排気出口板
の展開図、第6図は参考例の消音器の横断面図で
ある。 1……消音器ボデイ、1a……周壁、1b……
排気孔、2,3,4……上段、中段、下段の各仕
切板、5,6,7……上流、中流、下流の各室、
8,9……連通管、10……仕切壁、10a……
筒状部、10b……直線部、10c……屈曲部、
10d……連通口、11……テール管路、12…
…排気出口板、12a……取付部、12b……側
板部、12c……上板部、12d……下板部、1
3……排気出口部、14……入口管、15……仕
切り。
2図は第1図の−線断面図、第3図は要部の
正面図、第4図は同側面図、第5図は排気出口板
の展開図、第6図は参考例の消音器の横断面図で
ある。 1……消音器ボデイ、1a……周壁、1b……
排気孔、2,3,4……上段、中段、下段の各仕
切板、5,6,7……上流、中流、下流の各室、
8,9……連通管、10……仕切壁、10a……
筒状部、10b……直線部、10c……屈曲部、
10d……連通口、11……テール管路、12…
…排気出口板、12a……取付部、12b……側
板部、12c……上板部、12d……下板部、1
3……排気出口部、14……入口管、15……仕
切り。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の仕切板により円筒状の消音器ボデイ内
に複数の室が軸方向に並んで区画形成され、各室
が連通管を介して相互に連通する構造の消音器で
あつて、 上記各室のうち、最も排気下流側となる下流室
には、消音器ボデイの周壁と同心状をなす筒状部
およびこの筒状部の接線方向に延長されて先端部
が消音器ボデイの周壁に固定される直線部を有す
る仕切壁を配設して上記筒状部の外側に環状のテ
ール管路を形成し、 上記仕切壁の筒状部には、その内側の下流室と
その外側のテール管路とを連通する連通孔を上記
直線部の内側近傍に臨んで形成すると共に、 上記消音器ボデイの周壁には、テール管路の終
端部を大気に開口させる排気孔を上記仕切壁の直
線部の外側近傍に臨んで形成し、かつこの排気孔
を含んでテール管路の終端部に連続する排気出口
部を上記仕切壁の直線部と協働してテール管路の
接線方向に形成する排気出口板を固定したことを
特徴とする消音器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22321482A JPS59113231A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 消音器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22321482A JPS59113231A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 消音器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59113231A JPS59113231A (ja) | 1984-06-29 |
JPH059611B2 true JPH059611B2 (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16794574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22321482A Granted JPS59113231A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 消音器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59113231A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6013769B2 (ja) * | 2012-04-25 | 2016-10-25 | フタバ産業株式会社 | 排気処理装置 |
-
1982
- 1982-12-20 JP JP22321482A patent/JPS59113231A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59113231A (ja) | 1984-06-29 |
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