JPH0596092A - 衣類のプリセツト具 - Google Patents
衣類のプリセツト具Info
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- JPH0596092A JPH0596092A JP25750791A JP25750791A JPH0596092A JP H0596092 A JPH0596092 A JP H0596092A JP 25750791 A JP25750791 A JP 25750791A JP 25750791 A JP25750791 A JP 25750791A JP H0596092 A JPH0596092 A JP H0596092A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は衣類のリフレッシュ(特にズボンの
折り目付け及びシワ除去)に必要なプリセット具を提供
するものである。 【構成】 ヒンジ部６と、このヒンジ部６を軸に回動す
る２枚の板材２・４と、この２枚の板材２・４の面がお
互いに合わさる方向に付勢力を与えるバネ７とを備え、
前記２枚の板材２・４の少なくとも一方は合わさる面と
は逆方向の曲部３または５を有する構成の衣類のプリセ
ット具 とするものである。
折り目付け及びシワ除去)に必要なプリセット具を提供
するものである。 【構成】 ヒンジ部６と、このヒンジ部６を軸に回動す
る２枚の板材２・４と、この２枚の板材２・４の面がお
互いに合わさる方向に付勢力を与えるバネ７とを備え、
前記２枚の板材２・４の少なくとも一方は合わさる面と
は逆方向の曲部３または５を有する構成の衣類のプリセ
ット具 とするものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は衣類のリフレッシュ(特
にズボンの折り目付け及びシワ除去)に必要なプリセッ
ト具に関するものである。
にズボンの折り目付け及びシワ除去)に必要なプリセッ
ト具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えばズボン等の着衣シワの除去
はアイロンあるいはスチーマによって行なわれ、又ズボ
ン等の折り目付けはアイロンあるいはズボンプレッサー
によって行われている。
はアイロンあるいはスチーマによって行なわれ、又ズボ
ン等の折り目付けはアイロンあるいはズボンプレッサー
によって行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の技術
では、衣類、特にズボンの着衣シワの除去及び折り目付
けは、アイロン・スチーマー、あるいはズボンプレッサ
ー等で行わざるを得ず、日頃の煩わしい家事作業の一つ
となっている。
では、衣類、特にズボンの着衣シワの除去及び折り目付
けは、アイロン・スチーマー、あるいはズボンプレッサ
ー等で行わざるを得ず、日頃の煩わしい家事作業の一つ
となっている。
【０００４】本発明はこのような衣類のリフレッシュ作
業を容易に行なうことができるように成された物であっ
て、簡単な構成で着衣の折り目付けとしわ除去が容易に
行える衣類のプリセット具を提供することを第一の目的
としている。また前記第一の目的に関連し、リフレッシ
ュ性能をより高めた構成の衣類のプリセット具を提供す
ることを第二の目的としている。また衣類のセットがよ
り簡単に行える構成の衣類のプリセット具を提供するこ
とを第三の目的としている。さらに、衣類に装置の使用
跡が残らない構成の衣類のプリセット具を提供すること
を第四の目的としている。また更に、一層リフレッシュ
効果を高めることができる衣類のプリセット具を提供す
ることを第五の目的としている。
業を容易に行なうことができるように成された物であっ
て、簡単な構成で着衣の折り目付けとしわ除去が容易に
行える衣類のプリセット具を提供することを第一の目的
としている。また前記第一の目的に関連し、リフレッシ
ュ性能をより高めた構成の衣類のプリセット具を提供す
ることを第二の目的としている。また衣類のセットがよ
り簡単に行える構成の衣類のプリセット具を提供するこ
とを第三の目的としている。さらに、衣類に装置の使用
跡が残らない構成の衣類のプリセット具を提供すること
を第四の目的としている。また更に、一層リフレッシュ
効果を高めることができる衣類のプリセット具を提供す
ることを第五の目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、ヒンジ部と、このヒンジ部
を軸に回動する２枚の板材と、この２枚の板材の面がお
互いに合わさる方向に付勢力を与えるバネとを備え、前
記２枚の板材の少なくとも一方は合わさる面とは逆方向
の曲部を有する構成の衣類のプリセット具とするもので
ある。
めの本発明の第一の手段は、ヒンジ部と、このヒンジ部
を軸に回動する２枚の板材と、この２枚の板材の面がお
互いに合わさる方向に付勢力を与えるバネとを備え、前
記２枚の板材の少なくとも一方は合わさる面とは逆方向
の曲部を有する構成の衣類のプリセット具とするもので
ある。
【０００６】第二の目的を達成するための本発明の第二
の手段は、ヒンジ部と、このヒンジ部を軸に回動する２
枚の板材と、この２枚の板材の面がお互いに合わさる方
向に付勢力を与えるバネと、この２枚の板材が合わさる
間に中板を設けた構成の衣類のプリセット具とするもの
である。
の手段は、ヒンジ部と、このヒンジ部を軸に回動する２
枚の板材と、この２枚の板材の面がお互いに合わさる方
向に付勢力を与えるバネと、この２枚の板材が合わさる
間に中板を設けた構成の衣類のプリセット具とするもの
である。
【０００７】また第三の目的を達成するための本発明の
第三の手段は、中央板材と、この中央板材の左右各々の
端部に前記中央板材を間に挟むようにヒンジ部を介して
付勢力を与えた２枚の板材と、前記中央板材の上端部に
設けたズボンの裾を固定する裾固定部材とを備えた衣類
のプリセット具とするものである。
第三の手段は、中央板材と、この中央板材の左右各々の
端部に前記中央板材を間に挟むようにヒンジ部を介して
付勢力を与えた２枚の板材と、前記中央板材の上端部に
設けたズボンの裾を固定する裾固定部材とを備えた衣類
のプリセット具とするものである。
【０００８】また第四の目的を達成するための本発明の
第四の手段は、前記本発明の第二の手段あるいは第四の
手段の構成に加え、２枚の板材に、合わさる面とは逆方
向の曲部を有した構成の衣類のプリセット具とするもの
である。
第四の手段は、前記本発明の第二の手段あるいは第四の
手段の構成に加え、２枚の板材に、合わさる面とは逆方
向の曲部を有した構成の衣類のプリセット具とするもの
である。
【０００９】更にまた第五の目的を達成するための本発
明の第五の手段は、保持棒上にスライド可能に設けた２
個のクリップと、前記２個のクリップ間に設けた弾性体
を備え、前記２個のクリップが保持棒上をお互いに相反
する方向に付勢力を与えられている構成の衣類のプリセ
ット具とするものである。
明の第五の手段は、保持棒上にスライド可能に設けた２
個のクリップと、前記２個のクリップ間に設けた弾性体
を備え、前記２個のクリップが保持棒上をお互いに相反
する方向に付勢力を与えられている構成の衣類のプリセ
ット具とするものである。
【００１０】
【作用】ズボンの折り目つけおよびシワ除去について
は、本発明の第一の手段は、ズボンの裾部を固定して吊
り下げ、プリセット具の２枚の板材の間にズボンの折り
目が一カ所づつ、あるいは左右２カ所づつ位置するよう
にセットし、この状態で適切な手段によって熱と水分を
加えることによって、２枚の板材の付勢力により折り目
をつけるとができ、ズボンの自重でシワを除去するよう
に作用する。また、この２枚の板材の少なくとも一方は
合わさる面とは逆方向に曲部を有して広がった構成とす
ることで、装置の使用跡が残らないものである。
は、本発明の第一の手段は、ズボンの裾部を固定して吊
り下げ、プリセット具の２枚の板材の間にズボンの折り
目が一カ所づつ、あるいは左右２カ所づつ位置するよう
にセットし、この状態で適切な手段によって熱と水分を
加えることによって、２枚の板材の付勢力により折り目
をつけるとができ、ズボンの自重でシワを除去するよう
に作用する。また、この２枚の板材の少なくとも一方は
合わさる面とは逆方向に曲部を有して広がった構成とす
ることで、装置の使用跡が残らないものである。
【００１１】また本発明の第二の手段は、前記本発明の
第一の手段の構成に中板を加えた構成とした物である。
この中板をズボンの左右の間に挿入し、２枚の板材でズ
ボンの折り目を挟んでセットし、適切な手段によって熱
と水分を加えることによって、２枚の板材の付勢力によ
り折り目をつけることができ、ズボンの自重でシワを除
去するように作用する。この中板を使用しているため、
折り目付けのセットが非常に容易になるものである。
第一の手段の構成に中板を加えた構成とした物である。
この中板をズボンの左右の間に挿入し、２枚の板材でズ
ボンの折り目を挟んでセットし、適切な手段によって熱
と水分を加えることによって、２枚の板材の付勢力によ
り折り目をつけることができ、ズボンの自重でシワを除
去するように作用する。この中板を使用しているため、
折り目付けのセットが非常に容易になるものである。
【００１２】本発明の第三の手段は、中央板材をズボン
の左右の間に位置させ、ズボン裾部を中央板材の上端部
に設けた裾固定部材を使用して固定し、中央板材の左右
端部に設けた２枚の板材でズボン折り目を挟み込んだ状
態で、適切な手段によって熱と水分を加えることによっ
て、２枚の板材の付勢力により折り目をつけることがで
き、ズボンの自重でシワを除去するように作用するもの
である。この裾固定部材を使用することによって、使用
者はズボンのセットを非常に容易に行なうことができる
ものである。
の左右の間に位置させ、ズボン裾部を中央板材の上端部
に設けた裾固定部材を使用して固定し、中央板材の左右
端部に設けた２枚の板材でズボン折り目を挟み込んだ状
態で、適切な手段によって熱と水分を加えることによっ
て、２枚の板材の付勢力により折り目をつけることがで
き、ズボンの自重でシワを除去するように作用するもの
である。この裾固定部材を使用することによって、使用
者はズボンのセットを非常に容易に行なうことができる
ものである。
【００１３】本発明の第四の手段は、前記本発明の第二
の手段あるいは第三の手段の構成の２枚の板材に、この
２枚の板材が合わさる面とは逆方向に広がった曲部を設
けた構成としたもので、装置の使用跡が残らないもので
ある。
の手段あるいは第三の手段の構成の２枚の板材に、この
２枚の板材が合わさる面とは逆方向に広がった曲部を設
けた構成としたもので、装置の使用跡が残らないもので
ある。
【００１４】本発明の第五の手段は、１個のクリップを
使用してズボン裾部を保持し、次いで弾性体を軽く押し
縮めた状態で他方のクリップを使用してズボン裾部を保
持し、この状態でクリップを離すと弾性体の作用によっ
て、このクリップが保持棒上をお互いに相反する方向に
付勢力を与えられる。従って、ズボン裾部をセットした
後には裾部前後折り目方向に引張力を与えることにな
り、より確実なリフレッシュ効果を得ることができる。
使用してズボン裾部を保持し、次いで弾性体を軽く押し
縮めた状態で他方のクリップを使用してズボン裾部を保
持し、この状態でクリップを離すと弾性体の作用によっ
て、このクリップが保持棒上をお互いに相反する方向に
付勢力を与えられる。従って、ズボン裾部をセットした
後には裾部前後折り目方向に引張力を与えることにな
り、より確実なリフレッシュ効果を得ることができる。
【００１５】
【実施例】本発明の第一の手段の実施例について図１・
図２・図３に基づいて説明する。１は本実施例のプリセ
ット具であり、以下の各要素から構成している。２は一
方の板材であり、端部には他方の板材と合わさる方向に
対して逆方向の曲部３を有している。４は他方の板材で
あり、同様の曲部５を端部に有している。６はこれら２
枚の板材２・４を回転自在に連結しているヒンジであ
り、７はこれら２枚の板材１・３の面が合わさるように
付勢したバネである。
図２・図３に基づいて説明する。１は本実施例のプリセ
ット具であり、以下の各要素から構成している。２は一
方の板材であり、端部には他方の板材と合わさる方向に
対して逆方向の曲部３を有している。４は他方の板材で
あり、同様の曲部５を端部に有している。６はこれら２
枚の板材２・４を回転自在に連結しているヒンジであ
り、７はこれら２枚の板材１・３の面が合わさるように
付勢したバネである。
【００１６】８は通常のハンガーであり、ズボン１０の
裾部を固定するクリップ９を有している。１１は収納
庫、１２は送風手段、１３は熱交換手段、１４は空気加
熱手段、１５は蒸気発生手段であり、これらの手段によ
って収納庫１１内の温度・湿度を制御し、収納庫１１内
の衣類(スボン)に適切な熱と水分を与えるものである。
裾部を固定するクリップ９を有している。１１は収納
庫、１２は送風手段、１３は熱交換手段、１４は空気加
熱手段、１５は蒸気発生手段であり、これらの手段によ
って収納庫１１内の温度・湿度を制御し、収納庫１１内
の衣類(スボン)に適切な熱と水分を与えるものである。
【００１７】上記プリセット具１の使用について説明す
る。使用者は先ずズボン１０の裾部をクリップ９で固定
し、複数個のプリセット具１の一方の板材２と他方の板
材４でズボン１０の４カ所の折り目部を挟み込むか、ま
たは２カ所をひとまとめにして折り目部を挟み込む。こ
の時プリセット具１は自身の付勢力でズボンからの落下
はない。
る。使用者は先ずズボン１０の裾部をクリップ９で固定
し、複数個のプリセット具１の一方の板材２と他方の板
材４でズボン１０の４カ所の折り目部を挟み込むか、ま
たは２カ所をひとまとめにして折り目部を挟み込む。こ
の時プリセット具１は自身の付勢力でズボンからの落下
はない。
【００１８】以上の状態が図２に示す状態であり、これ
を図３に示すように収納庫１１にセットし、送風手段１
２、熱交換手段１３、空気加熱手段１４、蒸気発生手段
１５を動作させて水分と熱を与える。この水分と熱によ
ってズボンの繊維は回復し、同時にプリセット具１の付
勢力によって、ズボン１０に折り目を固着させることが
できる。また同時に、ズボン１０の自重とプリセット具
１の重力によって、ズボン１０の膝部等に付いているシ
ワも除去される。
を図３に示すように収納庫１１にセットし、送風手段１
２、熱交換手段１３、空気加熱手段１４、蒸気発生手段
１５を動作させて水分と熱を与える。この水分と熱によ
ってズボンの繊維は回復し、同時にプリセット具１の付
勢力によって、ズボン１０に折り目を固着させることが
できる。また同時に、ズボン１０の自重とプリセット具
１の重力によって、ズボン１０の膝部等に付いているシ
ワも除去される。
【００１９】なおこの場合本実施例によれば、プリセッ
ト具１を構成する２枚の板材が曲部３あるいは曲部５を
有しており、ズボン１０をセットした場合にズボンに板
材の端部の形が残らないものである。この曲部は本実施
例では２枚の板材２・４の両方に設けたが、どちらか片
方だけに設けても同様の効果を有するものである。また
さらに、板材２・４の上下端部にも設ければより一層好
ましいものであることはいうまでもない。また本実施例
では、ズボン１０にに与える熱と水分は図３に示す衣類
リフレッシュ装置によったが、必ずしもこの方法による
必要はない。要は適切な水分と熱を衣類に与えることが
できれば、どんな手段を用いてもかまわないものであ
る。
ト具１を構成する２枚の板材が曲部３あるいは曲部５を
有しており、ズボン１０をセットした場合にズボンに板
材の端部の形が残らないものである。この曲部は本実施
例では２枚の板材２・４の両方に設けたが、どちらか片
方だけに設けても同様の効果を有するものである。また
さらに、板材２・４の上下端部にも設ければより一層好
ましいものであることはいうまでもない。また本実施例
では、ズボン１０にに与える熱と水分は図３に示す衣類
リフレッシュ装置によったが、必ずしもこの方法による
必要はない。要は適切な水分と熱を衣類に与えることが
できれば、どんな手段を用いてもかまわないものであ
る。
【００２０】次に本発明の第２の手段の実施例について
図４に基づいて説明する。１６は本実施例によるプリセ
ット具であり、以下の要素で構成されている。１７は一
方の板材であり、この端部には前記同様の曲部１８を有
している。１９は他方の板材であり、端部には同様の曲
部２０を有している。また２３はこれら２枚の板材１７
・１９の間に設けた中板である。２１は前記板材１７・
１９及び中板２３を回転自在に連結しているヒンジであ
り、２２は板材１７・１９の面が合わさるように付勢す
るバネである。
図４に基づいて説明する。１６は本実施例によるプリセ
ット具であり、以下の要素で構成されている。１７は一
方の板材であり、この端部には前記同様の曲部１８を有
している。１９は他方の板材であり、端部には同様の曲
部２０を有している。また２３はこれら２枚の板材１７
・１９の間に設けた中板である。２１は前記板材１７・
１９及び中板２３を回転自在に連結しているヒンジであ
り、２２は板材１７・１９の面が合わさるように付勢す
るバネである。
【００２１】以下本実施例の作用について説明する。本
実施例のプリセット具についても、前述した図２に示す
ように使用する。つまり、ズボン１０の裾部をクリップ
９で固定し、プリセット具１６の中板２３をズボン１０
の左右の間に挿入し、この中板２３と板材１７・１９と
で左右各々のズボンの折り目を挟み込むものである。
実施例のプリセット具についても、前述した図２に示す
ように使用する。つまり、ズボン１０の裾部をクリップ
９で固定し、プリセット具１６の中板２３をズボン１０
の左右の間に挿入し、この中板２３と板材１７・１９と
で左右各々のズボンの折り目を挟み込むものである。
【００２２】本実施例によるプリセット具１６は、前記
実施例のプリセット具１に比べ、次のような特徴を有し
ている。即ち、プリセット具１６はプリセット具１を４
組使うのと同じ性能を２組だけの使用で可能とするもの
である。つまり中板２３を使用すれば、ズボン１０をセ
ットする場合に、クリップ９によって折り返されたズボ
ン１０の折返し部の前と後を別々にセットでき、折り目
の位置の調節が正確にできるわけである。この点、前記
実施例によるプリセット具１を２組だけ使用した場合
は、クリップ９によって折り返されたズボン１０の折返
し部の前と後を、折り目を丁度重ねた状態で同時にセッ
トしなければならず、使い勝手が悪いものである。
実施例のプリセット具１に比べ、次のような特徴を有し
ている。即ち、プリセット具１６はプリセット具１を４
組使うのと同じ性能を２組だけの使用で可能とするもの
である。つまり中板２３を使用すれば、ズボン１０をセ
ットする場合に、クリップ９によって折り返されたズボ
ン１０の折返し部の前と後を別々にセットでき、折り目
の位置の調節が正確にできるわけである。この点、前記
実施例によるプリセット具１を２組だけ使用した場合
は、クリップ９によって折り返されたズボン１０の折返
し部の前と後を、折り目を丁度重ねた状態で同時にセッ
トしなければならず、使い勝手が悪いものである。
【００２３】なお、本実施例のズボンの折り目つけ及び
シワ除去作用については前記本発明の第一の手段で説明
した通りである。
シワ除去作用については前記本発明の第一の手段で説明
した通りである。
【００２４】次に本発明の第三の手段の実施例について
図５・図６に基づいて説明する。図５において、２４は
本実施例のプリセット具であり、以下の各要素から構成
されている。２５はハンガー部が一体となった中央板材
であり、２６・２７はこの中央板材２５の左右各々の端
部に、この中央板材２５を間に挟むように各々ヒンジ部
２８・２９によって付勢力を与えられた板材である。な
お図５においては、付勢体であるバネは記していない。
また３０は前記中央板材２５の上端部に設けたズボンの
裾を固定する裾固定板材である。なお図５の紙面の裏側
は、同様の構成となっている。
図５・図６に基づいて説明する。図５において、２４は
本実施例のプリセット具であり、以下の各要素から構成
されている。２５はハンガー部が一体となった中央板材
であり、２６・２７はこの中央板材２５の左右各々の端
部に、この中央板材２５を間に挟むように各々ヒンジ部
２８・２９によって付勢力を与えられた板材である。な
お図５においては、付勢体であるバネは記していない。
また３０は前記中央板材２５の上端部に設けたズボンの
裾を固定する裾固定板材である。なお図５の紙面の裏側
は、同様の構成となっている。
【００２５】以下図６に基づいて本実施例の作用につい
て説明する。図６はズボン１０をこのプリセット具２４
にセットした状態を示している。使用者はズボン１０の
裾部を裾固定板材３０で固定し、左右の板材２６・２７
でズボン１０の折り目部を挟み込む。この場合、本実施
例では裾固定部材を使用しているため、ズボン１０の裾
の固定がきわめて容易にできるものである。この状態
で、前記第一の手段の実施例で説明したように、水分と
熱を加えて、ズボンの折り目つけ及びシワ除去を行なう
ものである。
て説明する。図６はズボン１０をこのプリセット具２４
にセットした状態を示している。使用者はズボン１０の
裾部を裾固定板材３０で固定し、左右の板材２６・２７
でズボン１０の折り目部を挟み込む。この場合、本実施
例では裾固定部材を使用しているため、ズボン１０の裾
の固定がきわめて容易にできるものである。この状態
で、前記第一の手段の実施例で説明したように、水分と
熱を加えて、ズボンの折り目つけ及びシワ除去を行なう
ものである。
【００２６】なお本実施例のプリセット具２４は、ハン
ガー部が一体となった構成としているため、使用しない
ときは上着用ハンガーとして、常時収納庫内に吊ってお
くことができ、プリセット具の紛失あるいは収納の煩わ
しさはないものである。
ガー部が一体となった構成としているため、使用しない
ときは上着用ハンガーとして、常時収納庫内に吊ってお
くことができ、プリセット具の紛失あるいは収納の煩わ
しさはないものである。
【００２７】次に本発明の第四の手段の実施例について
説明する。本実施例は、前記第二の手段の実施例あるい
は同第三の手段の実施例によるプリセット具１６、２４
を構成する外側の２枚の板材１７、１９および２６、２
７等の端部に、前記本発明の第一の手段の実施例で説明
した曲部を設けた構成とした物である（図４では１８、
２０として示されている）。
説明する。本実施例は、前記第二の手段の実施例あるい
は同第三の手段の実施例によるプリセット具１６、２４
を構成する外側の２枚の板材１７、１９および２６、２
７等の端部に、前記本発明の第一の手段の実施例で説明
した曲部を設けた構成とした物である（図４では１８、
２０として示されている）。
【００２８】このため、ズボンをセットした場合に２枚
の板材の端部が広がっており、付勢力を受けた２枚の板
材の端部の形がズボンに残らない効果を有するものであ
る。
の板材の端部が広がっており、付勢力を受けた２枚の板
材の端部の形がズボンに残らない効果を有するものであ
る。
【００２９】次に本発明の第五の手段の実施例について
図７に基づいて説明する。３１は本実施例によるプリセ
ット具で、以下の各要素から構成されている。３２は上
着ハンガーである。３３は上着ハンガー３２に設けた保
持棒である。保持棒３２には、ズボンの裾を挟むクリッ
プ３４・３５をスライド可能に設けている。３６はこの
クリップ３４・３５間に設けた弾性体で、本実施例では
バネを使用している。バネ３６は、クリップ３４・３５
に相反する方向に付勢力を与えている。なお、１あるい
は１６は本発明の第一の手段の実施例であるプリセット
具あるいは同第二の手段の実施例であるプリセット具で
あり、１０はズボンである。
図７に基づいて説明する。３１は本実施例によるプリセ
ット具で、以下の各要素から構成されている。３２は上
着ハンガーである。３３は上着ハンガー３２に設けた保
持棒である。保持棒３２には、ズボンの裾を挟むクリッ
プ３４・３５をスライド可能に設けている。３６はこの
クリップ３４・３５間に設けた弾性体で、本実施例では
バネを使用している。バネ３６は、クリップ３４・３５
に相反する方向に付勢力を与えている。なお、１あるい
は１６は本発明の第一の手段の実施例であるプリセット
具あるいは同第二の手段の実施例であるプリセット具で
あり、１０はズボンである。
【００３０】以下本実施例の作用について説明する。使
用者は１個のクリップ３４を使用してズボン１０の裾部
を保持し、次いでバネ３６を軽く押し縮めた状態で他方
のクリップ３５を使用してズボン裾部を保持する。この
状態でクリップ３５を離すとバネ３６の作用によって、
このクリップ３４・３５に保持棒３３上をお互いに相反
する方向に付勢力が与えられる。従って、ズボン１０の
裾部をセットした後には裾部前後折り目方向に引張力を
与えることになり、ズボン１０のたるみを防ぐことがで
き、より確実なリフレッシュ効果を得ることができる。
用者は１個のクリップ３４を使用してズボン１０の裾部
を保持し、次いでバネ３６を軽く押し縮めた状態で他方
のクリップ３５を使用してズボン裾部を保持する。この
状態でクリップ３５を離すとバネ３６の作用によって、
このクリップ３４・３５に保持棒３３上をお互いに相反
する方向に付勢力が与えられる。従って、ズボン１０の
裾部をセットした後には裾部前後折り目方向に引張力を
与えることになり、ズボン１０のたるみを防ぐことがで
き、より確実なリフレッシュ効果を得ることができる。
【００３１】このように本実施例は、衣類に対してより
確実なリフレッシュ効果を与えることができるものであ
る。また本実施例は、前記本発明の第一の手段の実施例
あるいは同第二の手段の実施例によるプリセット具と組
み合わせて使用することで一層の効果が期待できるもの
である。
確実なリフレッシュ効果を与えることができるものであ
る。また本実施例は、前記本発明の第一の手段の実施例
あるいは同第二の手段の実施例によるプリセット具と組
み合わせて使用することで一層の効果が期待できるもの
である。
【００３２】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明の第一の
手段によれば、ヒンジ部と、このヒンジ部を軸に回動す
る２枚の板材と、この２枚の板材の面がお互いに合わさ
る方向に付勢力を与えるバネとを備え、前記２枚の板材
の少なくとも一方は合わさる面とは逆方向の曲部を有す
る構成の衣類のプリセット具とすることによって、簡単
な構成で着衣の折り目付けとしわ除去が容易に行えるも
のである。
手段によれば、ヒンジ部と、このヒンジ部を軸に回動す
る２枚の板材と、この２枚の板材の面がお互いに合わさ
る方向に付勢力を与えるバネとを備え、前記２枚の板材
の少なくとも一方は合わさる面とは逆方向の曲部を有す
る構成の衣類のプリセット具とすることによって、簡単
な構成で着衣の折り目付けとしわ除去が容易に行えるも
のである。
【００３３】本発明の第二の手段によれば、ヒンジ部
と、このヒンジ部を軸に回動する２枚の板材と、この２
枚の板材の面がお互いに合わさる方向に付勢力を与える
バネと、この２枚の板材が合わさる間に中板を設けた構
成の衣類のプリセット具とすることによって、リフレッ
シュ性能をより高めることができるものである。
と、このヒンジ部を軸に回動する２枚の板材と、この２
枚の板材の面がお互いに合わさる方向に付勢力を与える
バネと、この２枚の板材が合わさる間に中板を設けた構
成の衣類のプリセット具とすることによって、リフレッ
シュ性能をより高めることができるものである。
【００３４】また本発明の第三の手段によれば、中央板
材と、この中央板材の左右各々の端部に前記中央板材を
間に挟むようにヒンジ部を介して付勢力を与えた２枚の
板材と、前記中央板材の上端部に設けたズボンの裾を固
定する裾固定部材とを備えた衣類のプリセット具とし
て、衣類のセットがより簡単に行えるものである。
材と、この中央板材の左右各々の端部に前記中央板材を
間に挟むようにヒンジ部を介して付勢力を与えた２枚の
板材と、前記中央板材の上端部に設けたズボンの裾を固
定する裾固定部材とを備えた衣類のプリセット具とし
て、衣類のセットがより簡単に行えるものである。
【００３５】本発明の第四の手段によれば、前記本発明
の第二の手段あるいは同第三の手段を構成する２枚の板
材に、合わさる面とは逆方向の曲部を有した構成の衣類
のプリセット具として、衣類に装置の使用跡が残らない
ものとすることができる。
の第二の手段あるいは同第三の手段を構成する２枚の板
材に、合わさる面とは逆方向の曲部を有した構成の衣類
のプリセット具として、衣類に装置の使用跡が残らない
ものとすることができる。
【００３６】更に本発明の第五の手段によれば、保持棒
上にスライド可能に設けた２個のクリップと、前記２個
のクリップ間に設けた弾性体を備え、前記２個のクリッ
プが保持棒上をお互いに相反する方向に付勢力を与えら
れている構成の衣類のプリセット具として、衣類に引っ
張り張力を与えることができ更に一層リフレッシュ効果
を高めることができるものである。
上にスライド可能に設けた２個のクリップと、前記２個
のクリップ間に設けた弾性体を備え、前記２個のクリッ
プが保持棒上をお互いに相反する方向に付勢力を与えら
れている構成の衣類のプリセット具として、衣類に引っ
張り張力を与えることができ更に一層リフレッシュ効果
を高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第一の手段の実施例を示す衣類のプリ
セット具の斜視図
セット具の斜視図
【図２】同使用状態を示す正面図
【図３】同リフレッシュ処理時の使用実施例を示す構成
図
図
【図４】本発明の第二の手段の実施例を示す衣類のプリ
セット具の斜視図
セット具の斜視図
【図５】本発明の第四の手段の実施例を示す衣類のプリ
セット具の正面図
セット具の正面図
【図６】同使用状態を説明する正面図
【図７】本発明の第五の手段の実施例を示す衣類のプリ
セット具の正面図
セット具の正面図
１、１６、３１ プリセット具 ２、４、１７、１９、２６、２７ 板材 ３、５、１８、２０ 曲部 ６、２１、２８、２９ ヒンジ ７、２２ バネ ２３ 中板 ２５ 中央板材 ３０ 裾固定板材 ３３ 保持棒 ３４・３５ クリップ ３６ バネ体
Claims (5)
- 【請求項１】 ヒンジ部と、このヒンジ部を軸に回動す
る２枚の板材と、この２枚の板材の面がお互いに合わさ
る方向に付勢力を与えるバネとを備え、前記２枚の板材
の少なくとも一方は合わさる面とは逆方向の曲部を有す
る構成の衣類のプリセット具。 - 【請求項２】 ヒンジ部と、このヒンジ部を軸に回動す
る２枚の板材と、この２枚の板材の面がお互いに合わさ
る方向に付勢力を与えるバネと、この２枚の板材が合わ
さる間に中板を設けた構成の衣類のプリセット具。 - 【請求項３】 中央板材と、この中央板材の左右各々の
端部に前記中央板材を間に挟むようにヒンジ部を介して
付勢力を与えた２枚の板材と、前記中央板材の上端部に
設けたズボンの裾を固定する裾固定部材とを備えた衣類
のプリセット具。 - 【請求項４】 ２枚の板材が、合わさる面とは逆方向の
曲部を有する請求項２または３記載の衣類のプリセット
具。 - 【請求項５】 保持棒上にスライド可能に設けた２個の
クリップと、前記２個のクリップ間に設けた弾性体を備
え、前記２個のクリップが保持棒上をお互いに相反する
方向に付勢力を与えられている構成の衣類のプリセット
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25750791A JPH0596092A (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 衣類のプリセツト具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25750791A JPH0596092A (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 衣類のプリセツト具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596092A true JPH0596092A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17307260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25750791A Pending JPH0596092A (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 衣類のプリセツト具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0596092A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109891017A (zh) * | 2016-11-11 | 2019-06-14 | Lg电子株式会社 | 衣物处理装置 |
| KR20200056002A (ko) * | 2018-11-14 | 2020-05-22 | (주)동양이지텍 | 의류 관리기용 바지 주름 메이커 |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP25750791A patent/JPH0596092A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109891017A (zh) * | 2016-11-11 | 2019-06-14 | Lg电子株式会社 | 衣物处理装置 |
| US11111624B2 (en) | 2016-11-11 | 2021-09-07 | Lg Electronics Inc. | Laundry treating apparatus |
| US11680363B2 (en) | 2016-11-11 | 2023-06-20 | Lg Electronics Inc. | Laundry treating apparatus |
| US11680362B2 (en) | 2016-11-11 | 2023-06-20 | Lg Electronics Inc. | Laundry treating apparatus |
| KR20200056002A (ko) * | 2018-11-14 | 2020-05-22 | (주)동양이지텍 | 의류 관리기용 바지 주름 메이커 |
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