JPH0595115U - 分電盤のレール取り付け機構 - Google Patents

分電盤のレール取り付け機構

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JPH0595115U
JPH0595115U JP3991092U JP3991092U JPH0595115U JP H0595115 U JPH0595115 U JP H0595115U JP 3991092 U JP3991092 U JP 3991092U JP 3991092 U JP3991092 U JP 3991092U JP H0595115 U JPH0595115 U JP H0595115U
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JP
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rail
fixing
fixed
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metal fitting
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Application number
JP3991092U
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English (en)
Inventor
務雄 徳留
Original Assignee
河村電器産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造の補強部材をレール中間部に止着
し、レールを強固に固定してその剛性を高め、衝撃によ
る振動の発生及びそれによる取り付け機器やボックス本
体の損傷を防止する。 【構成】 ボックス本体内に設けられたレール取り付け
金具2と、固定金具6と、レール固定金具7と、補助金
具8とでレール補強部材を構成し、レールの側面下部に
レール補強部材により係止される切欠部を設けると共
に、レール表面に補助金具の止め孔を設け、該止め孔と
前記補助金具のねじ挿通孔とを一致させて締付固定す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、分電盤のレール取り付け機構の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、分電盤のレール取り付け機構としては各種のものがあり、最も一般的な ものは、レールの両端部をボックスにボルト止めしただけのものであった。しか し、ボックスの縦寸法が1200mm以上に長くなると、レール長も長くなり、 両端の固定のみでは中央部の強度が不足し、分電盤に何等かの衝撃が加わるとレ ールに振動が発生し、レールに機器取り付け板を介して取り付けられているブレ ーカのハンドルが破損する等内部電気機器へ悪影響を及ぼすことがあった。その ため、レールの中間部のレール取り付け金具を利用して補強したり、或は図4示 の補強枠体10をレール1の中間部内側に装着してレール1にねじ止めすること が行われていた。
【0003】 また、実開昭64−50611号公報には、フレームをボックスにボルト止め するボルトの挿通孔と、フレームの両下端が載置される載置片と、フレームの外 側に位置する固定片とからなり、フレームの長手方向に所定の長さを有する中間 固定板を、ボックスに挿通孔を介してボルト止めし、この中間固定板の固定片に 固定具を設け、取り付け板をこの固定具を介してフレームにねじ止めして成るも のが開示されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の分電盤のレール取り付け機構において、ボックスの縦寸法が長く、 レールの中間部のレール取り付け金具を利用して補強したものは、そのレール取 り付け金具を固定するボルトナットに、機器取り付け板のボルトが重なることが あって、機器取り付け板の取り付けが制約されるので実用的でなかった。また、 図4示のように、補強枠体20をレール1の中間部内側に装着してレール1にネ ジ止めしたものは、レール1の落ち込み防止には有効であるが、補強枠体20が ボックスに固定されていないため、補強が不十分でレール1に振動が発生し易く 、また、外部衝撃に弱く、ブレーカ等の内部電気機器や扉等を損傷させることが あった。
【0005】 そして、実開昭64−50611号公報に記載のものは、フレームの長手方向 に所定の長さを有する中間固定板をボックスにボルト止めし、その中間固定板に フレームと取り付け板とを固定具によってねじ止めして、中間固定板をフレーム の中間部に設けるものの、フレームは、ボックスにボルト止めした中間固定板に 直接固着されておらず、固定具を介して固着されていること、及びフレームが中 間固定板の載置片に載置されボックス面から離れた位置に設けられていることか らして、耐振動性の点で問題があり、更に部品点数が多く、且つ固定具とフレー ムと取り付け板との位置合わせをしてねじ止めする作業が面倒である等の欠点を 有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の分電盤のレール取り付け機構の問題点に鑑み、簡単な構造 の補強部材をレール中間部に止着し、レールを強固に固定してその剛性を高め、 衝撃による振動の発生及びそれによる取り付け機器の損傷を防止するもので、そ の構成は、ボックス本体内に設けられたレール取り付け金具に、下面及び両端開 口の筒状レールの両端部が固着され、該レールの適宜中間位置に少なくとも一個 以上のレール補強部材が止着されて成る分電盤のレール取り付け機構において、 前記レール補強部材が、基板中央に断面コ字状の突設部を形成しボックス本体に 固着した両端に開口部を有するレール取り付け金具と、前記突設部内側へ一方の 開口部から嵌脱可能でねじ挿通孔を具備した固定金具と、前記突設部に他方の開 口部から嵌脱可能で一方の端部が前記固定金具と前記補強具の内側で重なり合い 他方の端部が前記レールの側面に設けた係止溝に係止するレール固定金具と、断 面L字状で一端にねじ挿通孔を設けると共に前記レール固定具をレールに係止し た状態で固定する補助金具とから成り、前記レールの側面下部にレール補強部材 により係止される切欠部を設けると共に、表面に補助金具の止め孔を設け、該止 め孔と前記補助金具のねじ挿通孔とを一致させて締付固定したことである。
【0007】
【作用】
ボックス本体に固着した両端に開口部を有するレール取り付け金具の突設部の 内側へ、一方の開口部より固定金具を嵌入しねじ挿通孔にねじを挿通し締付固定 し、また他方の開口部よりレール固定金具を嵌入し、補助金具とレール固定金具 の一方の端部が重なり合った状態でレール固定金具の他方の端部をレールに設け た係止溝に係止させ、この状態を保持するよう補強金具をレール表面のねじ挿通 孔にねじを螺入してレールに固定するので、レールは強固に固定されその剛性を まして耐衝撃性及び耐振動性が大となり、内部電気機器や扉等の損傷を防止する 。
【0008】
【実施例】
本考案に係る分電盤のレール取り付け機構の構成を実施例に基づいて説明する 。
【0009】 図3において、1は下面及び両端開口の筒状レールであって、ボックス本体( 図示省略)内に対向して一対設けられている。各レール1は、その両端部にボル ト挿通孔1aを、表面に機器取り付け板(図示省略)の取り付け孔1bを一定間 隔で複数個夫々設けると共に、両端部側板に後述するレール取り付け金具2によ って係止される切欠部1cを設けている。
【0010】 また、2はボックス本体(図示省略)内に設けられその中央部に断面コ字状の 突設部2aを形成したレール取り付け金具であって、後述するレール固定金具 を構成するものであり、その突設部2aの表面にボルト3の頭部挿入孔2bとそ れに隣接する頭部係止孔2cとを備え、レール1の切欠部1cに挿入可能に、且 つレール1の両端開口部に装着可能に形成されている。このレール取り付け金具 2にレール1の端部を取り付けるには、ボルト3を頭部挿入孔2bから挿入して 横にスライドさせ、ボルト3の頭部を頭部係止孔2cに係止する。そしてレール 1の切欠部1cをレール取り付け金具2の突設部2aに係止させるようにして、 その開口部をレール取り付け金具2に押入嵌着し、ボルト挿通孔1aに挿通した ボルト3をナット4、4で締付固定する。
【0011】 このようにして、レール1の両端部をレール取り付け金具2に固着するが、ボ ックスの縦寸法が1200mm以上に長くなると、レール 1の長さも長くなって 剛性が不足するので、更に図1示のレール補強部材5を少なくとも一個以上用い 、次の要領でレール1を補強しその強度を増大する。
【0012】 即ち図1及び図2において、レール1は、その適宜位置の内側側面下部にレー ル補強部材5によって係止される切欠部1dを、またレール1表面における切欠 部1dに対応する位置に補助金具 の止め孔1eを、またレール1の外側側面に おける切欠部1dに対応する位置にレール固定金具の係止する係止溝1fを夫々 設けている。
【0013】 レール補強部材5は、補強具としてのレール取り付け金具2、合成樹脂製の固 定金具6、レール固定金具7、補助金具8とから成り、別に止めねじ9及び10 が備えられている。
【0014】 そこで、このレール補強部材5によってレール1を補強するには、ボックス本 体(図示省略)の予め予定した位置にレール取り付け金具2を溶接し、図2のよ うに両端に開口部を有するレール取り付け金具2の一方の開口部から固定金具6 を嵌入して、この固定金具6に設けられているねじ挿通孔6aにねじ9を挿通し 、締付固定する。また、レール取り付け金具2の他方の開口部からレール固定具 7を嵌入して、固定金具6の端部とレール固定具7の一方の端部がレール取り付 け金具2の内側で重なり合うようにする。また、レール固定具7の他方の端部を レール1の側面に設けた係止溝1fに係止させ、この状態を保持するよう補強金 具8に設けたねじ挿通孔8aをレール表面に設けた止め孔1eと一致させてねじ 10によって締付固定する。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る分電盤のレール取り付け機構は、ボックス 本体内に設けられたレール取り付け金具に、筒状レールの両端部が固着され、そ のレールの適宜中間位置に少なくとも一個以上のレール補強部材が止着されて成 る分電盤のレール取り付け機構において、前記レール補強部材が、基板中央に断 面コ字状の突設部を形成しボックス本体に固着した両端に開口部を有するレール 取り付け金具と、前記突設部内側へ一方の開口部から嵌脱可能でねじ挿通孔を具 備した固定金具と、前記突設部に他方の開口部から嵌脱可能で一方の端部が前記 固定金具と前記補強具の内側で重なり合い他方の端部が前記レールの側面に設け た係止溝に係止するレール固定金具と、断面L字状で一端にねじ挿通孔を設ける と共に前記レール固定具をレールに係止した状態で固定する補助金具とから成り 、前記レールの側面下部にレール補強部材により係止される切欠部を設けると共 に、表面に補助金具の止め孔を設け、該止め孔と前記補助金具のねじ挿通孔とを 一致させて締付固定して構成したものであるから、構造が簡単で、且つレール補 強部材の脱着作業が簡単・容易で、而もレール全体の剛性を増大して衝撃による 振動の発生及びそれによる取り付け機器やボックス本体の損傷を防止する等、極 めて実用性に富むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る分電盤のレール取り付け機構の一
実施例を示す分解斜視図である。
【図2】レール補強部材の縦断面である。
【図3】レール端部をレール取り付け金具に取り付ける
状態を示す斜視図。
【図4】従来の補強枠体の斜視図。
【符号の説明】
1・・レール、1a・・・ボルト挿通孔、1b・・・取
り付け孔、1c・・・切欠部、1e・・・止め孔、1f
・・・係止溝、2・・・レール取り付け金具、2a・・
・突設部、2b・・・頭部挿入孔、2c・・・頭部係止
孔、3・・・ボルト,4・・・ナット、5・・・レール
補強部材、6・・・固定金具、6a・・・ねじ挿通孔、
7・・・レール固定金具、8・・・補助金具、8a・・
・ねじ挿通孔、9・・・ねじ、10・・・ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボックス本体内に設けられたレール取り
    付け金具に、下面及び両端開口の筒状レールの両端部が
    固着され、該レールの適宜中間位置に少なくとも一個以
    上のレール補強部材が止着されて成る分電盤のレール取
    り付け機構において、前記レール補強部材が、基板中央
    に断面コ字状の突設部を形成しボックス本体に固着した
    両端に開口部を有するレール取り付け金具と、前記突設
    部内側へ一方の開口部から嵌脱可能でねじ挿通孔を具備
    した固定金具と、前記突設部に他方の開口部から嵌脱可
    能で一方の端部が前記固定金具と前記補強具の内側で重
    なり合い他方の端部が前記レールの側面に設けた係止溝
    に係止するレール固定金具と、断面L字状で一端にねじ
    挿通孔を設けると共に前記レール固定具をレールに係止
    した状態で固定する補助金具とから成り、前記レールの
    側面下部にレール補強部材により係止される切欠部を設
    けると共に、表面に補助金具の止め孔を設け、該止め孔
    と前記補助金具のねじ挿通孔とを一致させて締付固定し
    たことを特徴とする分電盤のレール取り付け機構。
JP3991092U 1992-05-18 1992-05-18 分電盤のレール取り付け機構 Pending JPH0595115U (ja)

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JP3991092U JPH0595115U (ja) 1992-05-18 1992-05-18 分電盤のレール取り付け機構

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JP3991092U JPH0595115U (ja) 1992-05-18 1992-05-18 分電盤のレール取り付け機構

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Publication Number Publication Date
JPH0595115U true JPH0595115U (ja) 1993-12-24

Family

ID=12566108

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JP3991092U Pending JPH0595115U (ja) 1992-05-18 1992-05-18 分電盤のレール取り付け機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9368680B2 (en) 1999-06-04 2016-06-14 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Electro-optical device and electronic device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9368680B2 (en) 1999-06-04 2016-06-14 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Electro-optical device and electronic device

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