JPH0594322U - 手摺の構造 - Google Patents

手摺の構造

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JPH0594322U
JPH0594322U JP038561U JP3856192U JPH0594322U JP H0594322 U JPH0594322 U JP H0594322U JP 038561 U JP038561 U JP 038561U JP 3856192 U JP3856192 U JP 3856192U JP H0594322 U JPH0594322 U JP H0594322U
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JP
Japan
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handrail
light emitting
longitudinal direction
light
translucent resin
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Pending
Application number
JP038561U
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English (en)
Inventor
耕一 時田
茂雄 森山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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Publication date
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 経済的で歩行の安全性と誘導機能を持たせ
る。 【構成】 トップレール2の上面に多数の透孔をその長
手方向に形成し、この透孔に透光性樹脂9をシール部材
8を介して嵌着固定する。トップレール2の内部にプリ
ント基板14を配設し、このプリント基板14に実装し
た発光ダイオード15を各透光性樹脂9の素子収納凹部
内に挿入する。そして発光ダイオード15を間欠的に点
滅させるかまたは点灯位置がトップレール2の長手方向
に順次移動するように点滅させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、歩道橋、橋梁、建物の階段、廊下等に設けられる手摺の構造に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、道路、橋梁等に設置される高欄は夜間時に街路灯によって照明している 。また病院、住宅、ホテルなどの階段、廊下に設けられている手摺は夜間時に天 井や壁などに取り付けた室内灯または常夜灯で照明して位置確認を容易にしてい る。しかし、このような照明方式では消費電力が大で不経済であることから、最 近では例えば特開昭63−265059号公報、実開昭58−68540号公報 等に見られるように手摺自体の内部に光源を組込み、この光源を点灯させること で位置表示するようにしたものが種々提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこの種の手摺はいずれも単に手摺を内部照明しているだ けで、その照明位置が常に定位置で移動せず、変化に乏しいと云う問題があった 。
【0004】 したがって、本考案は上記したような従来の問題点に鑑みてなされたもので、 その目的とするところは、経済的で歩行者を楽しませたり、注意を喚起したり、 あるいはまた誘導したりすることができ、斬新にして多機能型の手摺を提供する ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するためになされたもので、その第1の考案は、手摺 本体内に複数個の発光素子をその長手方向に配設し、発光素子を点灯しその光を 手摺本体の外部に放射するようにした手摺において、前記発光素子は間欠的に点 滅するかまたは点灯位置が手摺の長手方向に順次移動するように点滅するもので ある。 第2の考案は、手摺本体の表面長手方向に配設された複数個の発光素子と、シ ール部材を介して前記手摺に取付けられ前記発光素子を覆う透光性樹脂とを備え 、前記発光素子は間欠的に点滅するかまたは点灯位置が手摺の長手方向に順次移 動するようにしたものである。 第3の考案は、上記第2の考案において、透光性樹脂は手摺の長手方向に長い 長尺帯状体に形成され、手摺表面に設けられた凹陥部にシール部材を介して嵌合 されているものである。
【0006】
【作用】
本考案において、発光素子は、手摺の長手方向に複数個配設され、間欠的に点 滅する場合は歩行者に注意を喚起し、順次点滅して点灯位置が移動する場合は歩 行者を誘導する。透光性は発光素子を雨水等から保護する。シール部材は雨水が 凹陥部内に侵入するのを防止する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案を高欄の手摺に適用した場合の一実施例を示す要部断面図、図2 は要部拡大断面図、図3は同高欄の要部平面図である。これらの図において、1 は橋桁(図示せず)の側部に適宜間隔をおいて立設された支柱で、この支柱1の 上下間には手摺としてのトップレール2とボトムレール(図示せず)が上下に略 平行に対向するよう架設されている。トップレール2は、アルミニウム合金、ス テンレス等の押出型材からなり下面が開放する断面コ字状のレール本体2Aと、 レール本体2Aの下部にレール本体2の下面開口部を閉鎖する如くねじ止め固定 された底板2Bと、レール本体2A内に嵌挿されたスリーブ3とを備え、前記底 板2Bが支柱1の上端部に取付けられたブラケット4上にボルト5およびナット 6によって締結固定されている。また、前記レール本体2Aの上面には多数の小 さな透孔7がレール本体2Aの長手方向に適宜間隔をおいて形成されており、こ れらの透孔7はOリング等のシール部材8を介して嵌着固定された透光性樹脂9 によって気密に閉鎖されている。
【0008】 ここで、本実施例においては図3に示すように透孔7をトップレール2の長手 方向に3列に千鳥状に形成した場合を示したが、これに限らず、図4(a)、( b)に示すように透孔7を一定間隔をおいて所定個数ずつ適宜な模様、図形等を 形成するように形成してもよい。なお、(a)図は透孔7を四角形を形成するよ うに配列形成した例、(b)図は円を形成するように配列形成した例を示す。
【0009】 前記透光性樹脂9は、アクリル樹脂等の透明樹脂または適宜色に着色された透 光性を有する樹脂によってキャップ状に形成されることにより、下面に素子収納 凹部10が形成された円筒状の本体9Aと、本体9Aの上面に設けられた凸状の レンズ部9Bとを一体に備え、本体9Aの下端部は軸線方向の割り溝11が形成 されることにより周方向に分割されて径方向に弾性変形自在とされると共に外周 面に断面三角形からなる複数個の係合爪12が一体に突設されており、この係合 爪12の平坦な上面と前記レンズ部9Bの下面との間に前記シール部材8が嵌着 される環状溝13が形成されている。このような透孔性樹脂9を透孔7に装着す る際にはシール部材8を環状溝13に嵌着し、しかる後本体9Aの下端部を上方 から透孔7内に圧入してレンズ部9Bの下面外周部をレール本体2Aの上面に密 接し、係合爪12の上面をレール本体2Aの下面に当接係合させればよい。
【0010】 さらに前記レール本体2Aの内部上方にはプリント基板14が配設されており 、このプリント基板14の上面には多数の発光ダイオード15が実装され、前記 各透光性樹脂9の素子収納凹部10内に挿入されている。そして、これらの発光 ダイオード15は、間欠的に点滅するかまたは点灯位置が高欄の長手方向に配列 順序で順次移動するように点滅される。間欠的点滅は、一定時間毎、例えば10 秒毎に点灯と消灯を繰り返す。点灯位置を順次移動させる場合は、各列毎に異な らせて、例えば両側の列の発光ダイオードについては左から右に、中央列の発光 ダイオードについては右から左に移動するようにしたり、あるいはまた高欄の一 方の手摺については左から右に、他方の手摺については右から左に移動させるな ど種々の態様が可能である。 なお、17は止めねじ、18はリードフレームである。
【0011】 かくしてこのような構成からなる高欄においては、夜間に発光ダイオード15 を点滅させて透光性樹脂9を内部から照明しているので、高欄の手摺を位置表示 することができ、歩行者の歩行を安全にすると共に楽しませることができる。特 に、発光ダイオード15を間欠的に点滅させる場合は、歩行者に注意を喚起させ ることができ、順次点滅して発光位置を高欄の長手方向に移動させる場合は、歩 行者を進行方向に誘導する誘導灯としての機能を発揮する。さらにまた、発光ダ イオードから出た光は、透光性樹脂9のレンズ部9Bによるレンズ作用により拡 散されるため、光源自体は小さくても手摺の確認を容易にする。加えて、透光性 樹脂9の取付けおよび発光ダイオード15の組込作業も簡単かつ容易である。
【0012】 図5は本考案の他の実施例を示す断面図、図6は透光性樹脂の拡大断面図、図 7は要部平面図である。この実施例はキャップ状の透光性樹脂の代わりに長尺帯 状体に形成された透光性樹脂21をシール部材22を介してトップレール2の上 面に配設したものである。トップレール2の上面にはその長手方向に延在する3 つの凹陥部20がトップレール2の幅方向に適宜間隔をおいて凹設されており、 これら凹陥部23内に前記透光性樹脂21がシール部材22を介して嵌着固定さ れている。また、凹陥部20の底面には多数の透孔7が長手方向に所定の間隔を おいて形成され、これらの透孔7に対応して透光性樹脂21の底面には素子収納 凹部23が凹設されている。透光性樹脂21の上面で前記素子収納凹部23に対 応する部分はシリンドリカルレンズ部24を形成している。この場合、本実施例 においては一定間隔をおいて発光ダイオード15を3つずつ近接して配設し、こ の近接する3つの発光ダイオードを同時に間欠的に点滅させるかまたは、同時に 点滅させ、点灯位置を手摺の長手方向に順次移動させるようにした場合を示す。 このような構成においては透光性樹脂21が長尺帯状体からなるため、取付作 業が簡単かつ容易であるという利点を有している。
【0013】 図8(a)、(b)は発光ダイオードの配列パターンの他の例を示す図で、( a)図は各列の透光性樹脂21毎に例えば3つ1組からなる発光ダイオード群を 一定の間隔をおいて、かつ各列同一ピッチで配列した例、(b)図は各列毎に半 ピッチずらすことにより、千鳥状に配列した例を示す。
【0014】 なお、上記実施例においてはいずれも高欄の手摺に適用した場合について説明 したが、本考案はこれに何等特定されるものではなく、階段、病院の手摺、ガー ドレール等にも実施し得るものである。また、上記実施例はトップレール2の上 面に発光ダイオードを配設したが、側面であってもよい。さらにまた、プリント 基板14のトップレール内への組込みに際しては樹脂でモールドしてもよい。 さらに、発光素子の制御回路としては、周囲の明るさを検知するセンサを備え 、適度な暗さになったら自動的に動作して発光素子を点滅させるように構成した り、光ファイバの使用も可能であり、光ファイバを使用した場合は光源の数を実 質的に増大させることができる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る手摺の構造は、手摺内に組み込んだ複数個の 発光素子を間欠的に点滅させるかまたは点滅させ、点灯位置を手摺の長手方向に 順次移動させるように構成したので、歩行者に注意を喚起させたり、手摺自体に 誘導灯としての機能を持たせることができ、歩行者等を視覚的に楽しませ、生活 により密着したものとすることができる。また構造が簡単で透光性樹脂および発 光素子の取付けも簡単かつ容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を高欄の手摺に適用した場合の一実施例
を示す要部断面図である。
【図2】要部拡大断面図である。
【図3】同高欄の要部平面図である。
【図4】(a)、(b)はそれぞれ透孔の配列パターン
の他の例を示す図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す要部断面図である。
【図6】要部拡大断面図である。
【図7】要部平面図である。
【図8】(a)、(b)はそれぞれ透孔の配列パターン
の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 支柱 2 トップレール 2A レール本体 7 透孔 8 シール部材 9 透光性樹脂 10 素子収納凹部 15 発光ダイオード 20 凹陥部 21 透光性樹脂 22 シール部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手摺本体内に複数個の発光素子をその長
    手方向に配設し、発光素子を点灯しその光を手摺本体の
    外部に放射するようにした手摺において、前記発光素子
    は間欠的に点滅するかまたは点灯位置が手摺の長手方向
    に順次移動するように点滅することを特徴とする手摺の
    構造。
  2. 【請求項2】 手摺本体の表面長手方向に配設された複
    数個の発光素子と、シール部材を介して前記手摺に取付
    けられ前記発光素子を覆う透光性樹脂とを備え、前記発
    光素子は間欠的に点滅するかまたは点灯位置が手摺の長
    手方向に順次移動するように点滅することを特徴とする
    手摺の構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の手摺の構造において、透
    光性樹脂は手摺の長手方向に長い長尺帯状体に形成さ
    れ、手摺表面に設けられた凹陥部にシール部材を介して
    嵌合されていることを特徴とする手摺の構造。
JP038561U 1992-05-14 1992-05-14 手摺の構造 Pending JPH0594322U (ja)

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