JPH0592921U - テープパッド置台 - Google Patents

テープパッド置台

Info

Publication number
JPH0592921U
JPH0592921U JP2843092U JP2843092U JPH0592921U JP H0592921 U JPH0592921 U JP H0592921U JP 2843092 U JP2843092 U JP 2843092U JP 2843092 U JP2843092 U JP 2843092U JP H0592921 U JPH0592921 U JP H0592921U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape pad
tape
pad
clamp
holding plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2843092U
Other languages
English (en)
Inventor
和義 中原
彰 梅垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd filed Critical Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Priority to JP2843092U priority Critical patent/JPH0592921U/ja
Publication of JPH0592921U publication Critical patent/JPH0592921U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電線、ケーブルを製造するライン中に設けら
れているテープサプライスタンドへテープパッドを供給
する際にテープパッド置台に置かれたテープパッドを取
り出す作業を合理化し、作業能率の向上を図る。 【構成】 テープパッド置台10は、テープパッド支持
台11とテープパッド保持具12から成り、保持具12
は走行レール上を移動自在の保持板18とその上に立設
された支持部材21に取付けたクランプ23から成る。
テープパッドを取り出す際には保持具12の保持板18
を取り出すテープパッドの位置に移動し待機させてお
く。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、テープサプライスタンドまでテープパッドを搬送する途中に設け られたテープパッド置台に関する。
【0002】
【従来の技術】
電線、ケーブルに縦添えされるテープをコイル状に巻いたものは一般にテープ パッドと呼ばれ、水平な片持状に支持された回転軸から成るテープサプライスタ ンドに装着され、テープを供給する。 このテープサプライスタンドは電線、ケーブルを製造する工程において複数の ドラムから繰り出されるケーブルコアにテープを縦添えしながらケーブルコア全 長に亘って被せる作業工程中に設けられている。
【0003】 上記製造工程の概略について図3を用いて説明すると、1はケーブルコア用ド ラム、2はテープサプライスタンド、3は成形機、4は押出機、5は冷却装置、 6は引取機、7は巻取機である。かかる製造ラインは一般に複数組が並列に設け られ、それぞれのラインのテープサプライスタンド2にテープパッドが供給され る。
【0004】 その際、テープパッドの供給は、上記ラインと離れた保管場所のテープパッド の置台8に各サイズ毎に大量に保管されているものから適宜搬送手段9(フォー クリフト又はクレーン)によりライン側のテープパッド置台10に移送され、従 ってこのテープパッド置台には複数個のテープパッドが保管してあり、その都度 テープパッド置台からクレーンでテープパッドを吊り上げ、一旦台に載せる。次 に台に載せたテープパッドにテープパッド供給台車のスライド軸を挿入して、テ ープサプライスタンドまで搬送している。 この場合、上記従来の置台10は本考案の実施例の図1に示すテープパッド支 持台の部分のみであり、支持台上に複数の仕切り部材を設けて支持台上にテープ パッドを立設して置くようにしている。
【0005】 上記テープパッド供給台車100の一例として本出願人により実願平2−12 3279号によって提案したものを図4に示す。101は台車フレーム、102 は門形の支柱、103は昇降台、104はウインチ、105は索具、106は滑 車、107は台枠、108は後部フレーム、109は車輪である。そして上記昇 降台103の枠板113に設けたテープスライド軸114上にディスク122と リンクレバー123が設けられ、レバー126によりディスク122がスライド 軸114上を移動自在とされている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の台ではその都度テープパッドを一旦台に取り出 しテープパッド供給台車のスライド軸に挿入するため、作業効率が悪く、また、 テープ幅が小さいものは台に載せスライド軸を挿入するとき、誤ってテープパッ ドを倒す恐れがある。
【0007】 本考案は以上の点に留意してなされたものであり、テープパッド置台にテープ 幅別の仕切りとスライド機構を設けてサイズ別にテープパッドを保管し、テープ パッドをテープパッド供給台車のスライド軸に容易に挿入できるようにするとと もに、挿入の際誤ってテープパッドを倒さないようテープパッド保持具を設けた テープパッド置台を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためこの考案は、台上面に複数組の仕切枠を設けてテープ パッドを支持するテープパッド支持台と、この支持台に付設されるテープパッド 保持具とを備え、テープパッド保持具は支持台から延びている支持脚部上に取付 けた走行レール上をテープパッドの軸心方向に沿って移動する保持板とこれに立 設した支持部材に取付けたテープパッド固定具とから構成して成るテープパッド 置台の構成としたのである。
【0009】 上記構成のテープパッド置台において、前記テープパッド固定具を支持部材に 対しスライド自在に設けたスライド保持機構とこれに固定したクランプとから構 成し、スライド保持機構は弾性手段を介してクランプを上下動自在に設けたもの とするのが好ましい。
【0010】
【作用】
上記のように構成したテープパッド置台は、テープパッドをテープサプライス タンドまで搬送する際にテープパッド支持台上から手作業でテープパッドを送り 出し、これを一旦テープパッド保持具で保持する。この保持は、取り出すテープ パッドの位置に保持板を移動させて待機しておき、テープパッドが送り出される と所定位置で固定具により保持する。
【0011】 この状態でテープパッド供給台車をその位置に合わせて接近させ、テープパッ ド保持具を走行レール上でスライドさせテープパッドを供給台車のスライド軸に 挿入して支持し、これをテープサプライスタンドまで搬送する。これによって作 業が合理化され、作業能率が向上する。
【0012】 なお、テープパッド固定具をスライド保持機構によりクランプを弾性手段を介 して上下動自在に設けているから、テープパッドはクランプの位置ではクランプ をその外周径部分で押し上げて半自動的に所定位置に停止、固定される。その際 テープパッドが行き過ぎないように人手でわずかに介助するだけでよく作業が能 率化される。
【0013】
【実施例】
以下この考案の実施例について図面を参照して説明する。 図1は実施例のテープパッド置台の概略斜視図である。テープパッド置台10 は、テープパッド支持台11とテープパッド保持具12とから成る。テープパッ ド支持台11は、支持台13上に複数組(この実施例では8組を図示)の仕切枠 14を所定の間隔で設けたものから成る。15は落止めである。テープパッドP はこの支持台11上に適当な間隔でサイズ別に保管される。
【0014】 テープパッド保持具12は、支持台13から延びている支持脚部16上に走行 レール17が取付けられ、その上を走行する保持板18を備えている。19は車 輪、20は連結材である。保持板18上にはパイプ状の支持部材21により支持 ロッド22が支持され、この支持ロッド22に沿って上下動自在にクランプ23 が設けられている。クランプ23は蝶ねじ24により適宜高さ位置に固定してテ ープパッドを保持する。
【0015】 なお、保持板18はテープパッドを支持するに適当な幅で、車輪19で支持さ れている部分の一端が支持台13まで延びており、その端部は支持台13に設け た水平溝25内を摺動自在となっている。又、上記車輪により支持されている部 分の中央にはテープパッドPを保持し易くするための凹部26が設けられている 。図2に図1の線II−IIから見た断面を示す。
【0016】 上記のように構成した実施例のテープパッド置台は次のようにテープパッドを 置いて使用される。 支持台13上にサイズの異なる種々のテープパッドPが仕切枠14と14の間 に適宜間隔で必要個数置かれる。上記支持台13上にテープパッドPを置く方法 については従来と同様であり、クレーン等の適宜搬送手段により行う。
【0017】 支持台13上のいずれかのテープパッドPを使用するときは、その選択したテ ープパッドPを側方のテープパッド保持具12の方へ手作業でテープパッドPを 転がしながら送り出す。このとき、保持具12の保持板18は送り出されるテー プパッドPの位置にスライドして移動されその直前に待機させておく。
【0018】 保持板18上にテープパッドPがくると、これを支持部材21のクランプ23 で挟んで安定した状態に保持する(図2の一点鎖線で示す)。この状態で、従来 例の方法においてテープパッドをテープサプライスタンドまで搬送する際に用い られた図4のテープパッド供給台車を用いてテープパッドPを搬送する。 その際、テープパッド供給台車のスライド軸をテープパッドの軸穴に挿入して これを持上げ搬送するため、供給台車を保持具12の走行レール17が突出して いる部分に跨らせ、保持具12を走行レール17上をスライドさせてテープパッ ドを供給台車のスライド軸に挿入する。
【0019】 こうして供給台車により支持した状態でテープサプライスタンドまでテープパ ッドを搬送することができ、搬送作業は極めて合理化され、作業能率が向上する 。作業中にテープパッドを誤って倒すというような誤動作も防止される。
【0020】 図3はテープパッド保持具12の支持部材21により支持されているクランプ 23の固定方法に関する他の実施例を示す図である。(a)は正面図、(b)は 側面図である。 この実施例では、支持ロッド22は支持部材21に対して2本設けられており 、クランプ23はスライド保持機構を介して支持ロッド22に摺動自在に取り付 けられている。
【0021】 スライド保持機構は、図示のように、支持ロッド22に摺動自在に装着された 左右一対の軸受231をブラケット232で連結したものを上下段に設け、これ を垂直ブラケット233で連結し、さらに上下段の一対の軸受231、231間 にもう1組の軸受234を左右一対に設けその両軸受をブラケット235で連結 し、上段の軸受231ともう1組の軸受234との間にはばね236を設けて成 る。 そしてこのスライド保持機構のブラケット235にクランプ23が固定されて いる。又、蝶ねじ24は上段の軸受に設けられている。
【0022】 以上の構成としたこの実施例では、テープパッドPをクランプ23でクランプ するときは、わずかに人手の介助があれば半自動的に所定位置でテープパッドP を固定することができる。 テープパッドPをクランプする場合、予めスライド保持機構を調整し、テープ パッドPの外径にある程度合せてクランプ23がテープパッドPをばねで押えら れる位置に設定しておく。
【0023】 テープパッドPをテープパッド保持具12の方に転がしてくると、テープパッ ドPの外周がクランプ23に最初あたりクランプ23はテープパッド外周で押さ れて上にあがり、凹部26にテープパッドPがきたときテープパッドの外周がク ランプに作用するばね力で押えられ保持される。
【0024】 このように、予めスライド保持機構を調整しておけば、ばね力でクランプ23 が上下動するのでクランプの高さ調整がほとんどいらず、所定位置にテープパッ ドPをクランプするときにテープパッドPがクランプ23の位置を勢いが強すぎ て行き過ぎないように人手でわずかに介助するだけでクランプでき、作業がさら に効率的となる。
【0025】
【効果】
以上詳細に説明したように、この考案のテープパッド置台は支持台の側方に走 行レール上を移動する保持板とその上に立設した支持部材に取付けたテープパッ ド固定具とから成る保持具を備えたものとしたから、従来テープパッド供給台車 で保管場所からテープパッドを搬送する際にクレーン等の搬送手段で吊り上げた りする作業が合理化され、供給台車のスライド軸に簡単にテープパッドを挿入す ることによって容易に搬送でき、作業能率が大きく改善されるという利点が得ら れる。
【0026】 テープパッド固定具がスライド保持機構とクランプから成るものとすると、予 めスライド保持機構で大体の位置を設定しておけば、テープパッドをクランプす る際にその都度クランプ位置を調整するという面倒が無くなり、テープパッドは 半自動的に所定位置にクランプされ、作業能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のテープパッド置台の概略構成を示す斜
視図
【図2】図1の線II−IIから見た断面図
【図3】テープパッド固定具の他の実施例の正面図、側
面図
【図4】テープパッド置台からテープサプライスタンド
への搬送方法の説明図
【図5】テープパッド供給台車の一例の概略斜視図
【符号の説明】
10 テープパッド置台 11 テープパッド支持台 12 テープパッド保持具 13 支持台 14 仕切枠 16 支持脚部 17 走行レール 18 保持板 21 支持部材 22 支持ロッド 23 クランプ 25 水平溝 26 凹部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台上面に複数組の仕切枠を設けてテープ
    パッドを支持するテープパッド支持台と、この支持台に
    付設されるテープパッド保持具とを備え、テープパッド
    保持具は支持台から延びている支持脚部上に取付けた走
    行レール上をテープパッドの軸心方向に沿って移動する
    保持板とこれに立設した支持部材に取付けたテープパッ
    ド固定具とから構成して成るテープパッド置台。
  2. 【請求項2】 前記テープパッド固定具を支持部材に対
    しスライド自在に設けたスライド保持機構とこれに固定
    したクランプとから構成し、スライド保持機構は弾性手
    段を介してクランプを上下動自在に設けたことを特徴と
    する請求項1に記載のテープパッド置台。
JP2843092U 1992-03-30 1992-04-28 テープパッド置台 Pending JPH0592921U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2843092U JPH0592921U (ja) 1992-03-30 1992-04-28 テープパッド置台

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1761292 1992-03-30
JP4-17612 1992-03-30
JP2843092U JPH0592921U (ja) 1992-03-30 1992-04-28 テープパッド置台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0592921U true JPH0592921U (ja) 1993-12-17

Family

ID=26354163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2843092U Pending JPH0592921U (ja) 1992-03-30 1992-04-28 テープパッド置台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0592921U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0592921U (ja) テープパッド置台
CN218313884U (zh) 一种热缩管上料装置
CN114803951B (zh) 一种巷道堆垛机
CN214690704U (zh) 刹车盘fnc新型料架
CN210882173U (zh) 一种变压器高压套管支撑装置
JP2000302248A (ja) 長尺物積載装置及び長尺物の積載方法
CN112061191A (zh) 一种用于机械设备制造的配件输送装置
JPS6145806A (ja) ストリツプコイル貯蔵設備
CN216502375U (zh) 一种环保型加工车床
JPH0640230Y2 (ja) テープパッド供給台車
CN215532594U (zh) 一种旋转打包架
JP2547628B2 (ja) リールとコイル補助移送装置との間のコイルの移送方法及びそれに使用するパレット
KR200313121Y1 (ko) 관체 삽입용 에어샤프트의 운반장치
CN111003576B (zh) 一种金属线材加工用放卷装置
CN221393547U (zh) 一种磁芯烧结用码垛推车
JPH0627217Y2 (ja) コイルカー
JP2897805B2 (ja) 自動輪木外し装置
JPS6135288Y2 (ja)
JPH0522324Y2 (ja)
JPH0818064B2 (ja) 線材コイルの移載装置
JPS5931524Y2 (ja) コイル結束設備
JP2581732Y2 (ja) プレス機械の金型交換装置
JP2585975B2 (ja) アンカープレート移載装置
JPH0644702U (ja) コイル外周結束機のコイル保持・プロテクタ押え装置
JPH0761601A (ja) タイヤ移載装置