JPH059288Y2 - - Google Patents

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JPH059288Y2
JPH059288Y2 JP1987008112U JP811287U JPH059288Y2 JP H059288 Y2 JPH059288 Y2 JP H059288Y2 JP 1987008112 U JP1987008112 U JP 1987008112U JP 811287 U JP811287 U JP 811287U JP H059288 Y2 JPH059288 Y2 JP H059288Y2
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bag
opening
claw
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holding device
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  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) 本考案は、例えばポリエチレン袋等の軟質でヒ
ートシール可能なプラスチツク製の袋に対して、
プラスチツク製のシヤーレ、皿などの偏平な内容
物等を充填包装する際に使用される包装機、詳し
くは充填時に袋を開放状態で保持するのに用いら
れる袋開放保持装置に関するものである。
(考案の背景) 従来、袋に対する内容物特に円板状のものの充
填包装に用いられる包装機、特に自動包装機につ
いては、内容物の充填、投入を確実に行なわせる
ために該袋の口部を開放状態に維持させておくこ
とが肝要とされ、このための袋開放装置が種々提
供されてきている。
このような袋開放装置の一つとして、従来第6
図に示される爪機構をもつた装置が知られてい
る。
この第6図に示した装置は、不図示の開閉装置
により開閉自在とされた爪22の一対からなる爪
機構21の二対を有し、予め口部26が若干開放
されて準備された袋25に対しその口部の内外面
を上記二対の爪機構21の爪により把持させて、
内容物の充填位置で所定の充填操作を行なわせる
ようになつており、これら二対の爪機構21は、
不図示の移動装置により相対的に接近離間が可能
とされて、上記袋の口部26を緊張させた状態で
の係合支持(第6図参照)ができるよう構成され
ている。なお23は爪22の袋口部を把持する支
持係合部を示し、本体部より垂直下方に若干延出
垂下されて形成されている。
ところで、このような従来の爪機構を有する袋
開放保持装置を使用する場合においては、次のよ
うな問題を生ずることがあつた。
すなわち、第7図aに示す如く、袋の開放保持
状態が該袋の口部の「たるみ」を生じてしまうよ
うな場合には袋の開放が不十分となるため、充填
ミスを招く結果となる。そこで従来は上記爪機構
と共に、第7図bに示した如く爪機構により保持
された袋の口部26を水平面内で開放させる複数
の開口用の補助爪28をもつた補助爪機構27を
並設させるのが通常であるが、上記第7図aで示
し「たるみ」が大きくなるとこの補助爪28の一
部のものが袋の開口内に入らない場合も生ずるこ
とがある(第7図b参照)。この場合には、補助
爪28による袋の破損、充填ミス、後段工程のヒ
ートシール不良等々の問題を招く虞れが高くな
る。
したがつて従来においては、上記のような問題
の発生を防ぐために、使用する袋の寸法公差、あ
るいは爪機構に対する袋の把持操作を厳しく管理
することが一般的であつた。
(考案の目的) 本考案は、上記した従来の問題点を解消するた
めになされたものであり、その目的は、袋開放保
持装置の機構を改良することにより、確実でかつ
充填ミスを招くことがないように袋の開放状態の
保持を可能とした包装機の袋開放保持装置を提供
するところにある。
また本考案の他の目的は、使用する袋の寸法公
差等についての厳密な管理を不要とした袋開放保
持装置を提供するところにある。
(考案の概要) 而して、かかる目的の実現のためになされた本
考案よりなる包装機の袋開放保持装置の特徴は、
開閉可能に対をなす挟み爪が閉じて、これら爪の
間に軟質でヒートシール可能なプラスチツク製袋
の口部縁を把んで支持する挟み持ち型の爪機構を
二対備え、これら二対の爪機構は、水平方向に相
対的な接近・離間の移動ができるように設けられ
ていると共に、これら二対の爪機構の少なくとも
一方は、その各爪の袋口部縁に対する把み係合部
が、垂直方向をなす軸回りに回転自在な転動子に
て構成されているところにある。
本考案は、上記した袋口部開口用の補助爪機構
を並有するものであつてもよいことは言うまでも
ない。
(考案の実施例) 以下本考案を図面に示す実施例に基づいて説明
する。
第1図は本考案の袋開放保持装置の構成概要一
例を示したものであり、図において1は二対の爪
機構を示し、各爪機構1はそれぞれ一対の爪2,
2が不図示の開閉機構によつて開閉可能に組合せ
されて構成されている。そして本例の爪機構1の
特徴は、上記二対の爪機構の内の一方(図の左
側)が、各爪2がその先端から下方に垂下する姿
勢で、垂直方向の軸を中心にして回転自在な転動
子4を有し、他方の爪(図の右側)はその先端か
ら垂直下方に延出垂下した姿勢の一体化した係合
部3を有しているところにある。
5は軟質でヒートシール可能なポリエチレン製
の袋、6はその開放した口部である。
このような構造の二対の爪機構1を有する袋開
放保持装置によれば、予め口部4を開いた状態に
準備された袋に対して、二対の爪機構1それぞれ
の爪を開いてその内側の爪2を袋内に差し込みさ
せ、次いでこれら爪機構1の爪を閉じて袋の口部
縁を夫々把み、この後二対の爪機構1を相対的に
離間方向に移動させる。このようにすれば、第1
図bに示す如く袋5の口部6が次第に細長く緊張
される際に、その一方の部分6aで「たるみ」を
生じても、他方6bの部分が緊張した後、この緊
張力で爪機構1の転動子4が回転し、前記一方6
aの「たるみ」が解消されるまで二対の爪機構1
の相対的離間方向の移動は継続されることにな
る。
したがつて、前記爪2の係合部3の巾寸法(あ
るいは転動子4の径寸法)によつて与えられる袋
5の細長い開放状態が、内容物の充填に適当であ
る場合にはそのまま、また口部の開放状態を更に
広くする必要のある場合には、第2図に示す如く
前記細長の開放状態の袋の口部6内に差し込まれ
て不図示の駆動機構により駆動される移動機構7
の補助爪8より該口部を径方向外側に拡開させ
て、円形等の適当な口部の開放状態を確保するよ
うにすればよい。
第3図は、上記第1図に示した袋開放保持装置
を有する自動包装機の動作順を示すための装置概
要説明図であり、第一ステーシヨン9から順次第
四ステーシヨン12に1/4づつ間欠的に回転する
ターンテーブル19上に上記袋開放保持装置を搭
載させ、第一ステーシヨン9で製袋された袋5を
本例では補助爪を用いて口部6を円形に開放保持
させ、この状態で第二ステーシヨン10に移行さ
せて円形の充填物を袋5内に挿入させ、第三ステ
ーシヨン11では円形内容物13を充填後、袋の
口部6を公知のヒートシール装置を上シールシリ
ンダ14を用いて近接せしめて封止処理を行なわ
せ、第四ステーシヨン12において爪機構1によ
る支持を解除して排出シリンダ18により出口コ
ンベア17上に移行排出させるようになつてい
る。上記工程中の第二ステーシヨン10から第三
ステーシヨン11への移行の際には、口部6のヒ
ートシールを行なわせるために、補助爪8による
該口部の円形の開放は解除される。爪機構1の対
をなす爪2,2は、第一ステーシヨン9の位置に
おいて開き状態から閉じ状態にされた後、第四ス
テーシヨン12の位置において内容物を充填済み
の袋を排出コンベア17へ排出するまでの間常に
閉じ状態(すなわち袋を把持した状態)を継続す
ることとなる。
第4図は爪2と転動子4の組付き関係を例示し
て示したものであり、第4図aの例は爪2の先端
から垂直下方に垂下された固定軸2aにベアリン
グ3aを介して筒型の転動子3を回転自在に支持
させた場合、第4図bの例は軸型の転動子3を爪
2の先端にベアリング3aを介して回転自在に支
持させた場合を示している。
第5図a,bは第三ステーシヨン11において
のヒートシールの概要を示しており、細長開放状
態の袋の口部6に対して脱気ノズル16により袋
内の脱気を行ないながらヒータ15によつて口部
のヒートシールを行なう。
以上述べた本例によれば、袋の口部は内容物の
充填時において所望する形状に好適に開放するこ
とができ、しかもその開放時における状態は確実
で、袋の寸法が相当程度狂つていても支障なく与
えられることになるため、従来問題となつていた
不具合はなく良好な充填操作状態が得られるとい
う効果がある。
(考案の効果) 上記したように本考案よりなる袋開放保持装置
は、一対の爪機構で袋の口部を把んだ際にこれで
把まれた袋の片側片が短く反対側が長くなるため
に該長い側にたるみを生じても、この爪機構を左
右に拡開移動させることで緊張側がその張力で転
動子を回転させてたるみ側の余分を吸収すること
になるので、確実でかつ充填ミスを招くことなし
に袋口部の開放状態を保持することが可能とな
る。また使用する袋の寸法公差についての厳密な
管理を不要にすることができ、特に、袋の口部を
細長い開口状態を呈するように容易にできるため
ヒートシールを行う工程での取扱性にも優れてい
るなど、その実用上の効果は極めて大なるものが
ある。
【図面の簡単な説明】
図面第1図a,bは本考案よりなる袋開放保持
装置の構成概要一例を動作順で示した図、第2図
は同装置に補助爪機構を並設した場合の説明図、
第3図は第1図装置を備えた包装機の全体概要を
示した図、第4図a,bは第1図の爪の袋口部へ
の係合部分の転動子の構造例を示した図、第5図
a,bは袋の開放口部のヒートシール工程を説明
するための図である。第6図は従来の袋開放保持
装置の一例を示した図、第7図a,bは同従来装
置の動作を説明するための図である。 1……爪機構、2……爪、3……係合部、4…
…転動子、5……袋、6……口部、7……補助爪
機構、8……補助爪、9……第一ステーシヨン、
10……第二ステーシヨン、11……第三ステー
シヨン、12……第四ステーシヨン、13……円
形内容物、14……上シールシリンダ、15……
ヒータ、16……脱気ノズル、17……出口コン
ベア、18……排出シリンダ、19……ターンテ
ーブル、21……爪機構、22……爪、23……
係合部、25……袋、26……口部、27……補
助爪機構、28……補助爪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 開閉可能に対をなす挟み爪が閉じて、これら
    爪の間に軟質でヒートシール可能なプラスチツ
    ク製袋の口部縁を把んで支持する挟み持ち型の
    爪機構を二対備え、これら二対の爪機構は、水
    平方向に相対的な接近・離間の移動ができるよ
    うに設けられていると共に、これら二対の爪機
    構の少なくとも一方は、その各爪の袋口部縁に
    対する把み係合部が、垂直方向をなす軸回りに
    回転自在な転動子にて構成されていることを特
    徴とする包装機の袋開放保持装置。 (2) 包装機が、袋の開放口の内側に入つて該開放
    口を径方向外側に拡開する複数の補助爪を備え
    たものであることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第(1)項記載の包装機の袋開放保持装
    置。
JP1987008112U 1987-01-22 1987-01-22 Expired - Lifetime JPH059288Y2 (ja)

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JP1987008112U JPH059288Y2 (ja) 1987-01-22 1987-01-22

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JPS63117704U JPS63117704U (ja) 1988-07-29
JPH059288Y2 true JPH059288Y2 (ja) 1993-03-08

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JPS59406A (ja) * 1982-06-22 1984-01-05 野田 昌直 路面切削機用冷却水循環装置

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