JPH0592030U - 前輪の車輪速度センサ取付構造 - Google Patents

前輪の車輪速度センサ取付構造

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JPH0592030U
JPH0592030U JP4216292U JP4216292U JPH0592030U JP H0592030 U JPH0592030 U JP H0592030U JP 4216292 U JP4216292 U JP 4216292U JP 4216292 U JP4216292 U JP 4216292U JP H0592030 U JPH0592030 U JP H0592030U
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JP
Japan
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wheel
sensor
front wheel
speed sensor
sensor rotor
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Withdrawn
Application number
JP4216292U
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English (en)
Inventor
雄二 加藤
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 前輪駆動車等の前輪の回転速度センサを、ス
ペース的制約を克服して容易に取付け得る構造を提供す
る。 【構成】 駆動力が伝達される前輪アクスルシヤフト1
2に連結されたホイールハブ18の軸線方向における中
央部分外周にパルス発生用のセンサロータ46が同軸的
に固着されると共に、同センサロータと協働するセンサ
ピツクアツプ48を支持するホルダ50が、前輪ドラム
ブレーキ36のアンカブラケツト38及びナツクル28
に共締め固着して取付けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、総輪駆動車等駆動輪としての前輪における車輪速度センサ取付構造 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近来、前輪及び後輪を駆動輪とした総輪駆動のトラツクにおいて、制動性能の 向上のために、アンチスキツドブレーキ装置の採用が要請されている。 デツドアクスルとしてのフロントアクスルに前輪を取付けた通常のトラツクの 場合、アンチスキツドヅレーキ装置の制御に必要な車輪速度センサのパルス発生 用センサロータはホイールハブの車巾方向内方の端面に同軸的に固着され、同セ ンサロータと協働するセンサピツクアツプは、上記ホイールハブを回転自在に支 持するナツクル上に、上記センサロータに対向して近接配置されるのが、一般的 な構造である。
【0003】 しかしながら、上記全輪駆動のトラツクにおけるフロントアクスルの場合、ア クスルシヤフトに連結されたホイールハブを回転自在に支持するナツクルのトラ ニオンソケツト及び協働するナツクルフランジが、その内部に等速自在接手を収 蔵するため大型化して、上記ホイールハブの車巾方向内方の端面との間のスペー スが極めて狭くなるので、上記通常のトラツクの場合のように、前輪速度センサ のパルス発生用センサロータを上記ホイールハブの車巾方向内方の端面に装着す ると共に、協働するセンサピツクアツプを上記ナツクル上においてセンサロータ に近接して対向配置することができないという問題であつた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、駆動力が伝達される前輪用の車輸速度センサ取付に関する上述した ようなスペース的な困難を克服することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために創案されたもので、駆動力が伝達される 前輪アクスルシヤフトに連結されたホイールハブの軸線方向における中央部分外 周にパルス発生用のセンサロータが同軸的に固着されると共に、同センサロータ と協働するセンサピツクアツプを支持するホルダが、前輪ドラムブレーキのアン カブラケツト及びナツクルに共締め固着されたことを特徴とする前輪の車輪速度 センサ取付構造を提案するものである。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例を図1の側断面及び図2の要部正面図について具体的に説 明する。 図中符号10は総輪駆動車のフロントアクスルハウジング、12は同フロント アクスルハウジング10内に収容されたアクスルシヤフトであつて、同アクスル シヤフト12は、車巾方向内方の内方シヤフト部材12aと、等速自在接手例え ばバーフイールド型接手14を介して上記内方シヤフト部材12aに連結された 外方シヤフト部材12bとから構成されている。
【0007】 上記外方シヤフト部材12bの車巾方向外側端にフランジ部材16が固着され 、同フランジ部材16には中空筒状のホイールハブ18がボルト20によつてア クスルシヤフト12に対し同軸的に装着されている。 上記ホイールハブ18はアウタベアリング22及びインナベアリング24を介 してナツクル26の外側に回転自在に、かつ同軸的に支持され、また上記ナツク ル26はボルトによつてナツクルフランジ28に固着されている。同ナツクルフ ランジ28は上記フロントアクスルハウジング10の車巾方向外側端に固着され たトラニオン30によつて操向軸線0−0の周りに廻動し得るように装架されて いる。
【0008】 更に、上記ホイールハブ18の車巾方向外側端付近に、フランジ32が半径方 向外方に延在して形成され、同フランジ32にハブボルト34を介して前輪ブレ ーキ装置のブレーキドラム36が装着されている。同ハブボルト34には、図示 しない前輪のホイールデイスクが着脱自在に装着される。一方、上記ナツクル2 6に前輪ブレーキ装置のトルク反力を受容するトルク受部材又はアンカブラケツ ト38が固着され、同アンカブラケツト38にはアンカピン40(図1では中心 線のみが示されている)を介して一対の弧状のブレーキシユー42が枢支されて いる。技術上良く知られているように、図示を省略されているホイールシリンダ を作動させて、上記一対のブレーキシユー42の図における上端部分を拡開させ 上記アンカピン40の周りに廻動させることによつて、各ブレーキシユー42の 外周に固着されている摩擦部材44が上記ブレーキドラム36の内周面に圧接さ れ制動作用が生起される。
【0009】 上記ホイールハブ18の軸線方向における略中央部分外周にリング状のパルス 発生用センサロータ46が圧入その他適宜の手段で固着され、一方、同センサロ ータ46に対し微小間隙を存してセンサピツクアツプ48が対向配置されている 。同センサピツクアツプ48は、図1に良く示されているように、側面形状がハ ツト型をなすホルダ50に装架され、同ホルダ50は、その両脚部をボルト52 (図示の場合はスタツドボルトであるが、勿論通常のボルトでもよい)によつて 上記アンカブラケツト38及びナツクル26に共締め固着されている。また、上 記センサピツクアツプ48の車輪回転数を表す信号は、ハーネス54を介して図 示しないアンチスキツド制御装置に供給される。
【0010】 上記構成によれば、パルス発生用のセンサロータ46をホイールハブ18の軸 線方向における略中央部分の外周に装着すると共に、同センサロータ46と協働 してホイールハブ18即ち前輪の回転速度を表示する信号を生起するセンサピツ クアツプ48を、アンカブラケツト38及びナツクル26に共締め固定されたホ ルダ50上に配置することによつて、従前の車輪速度センサ取付手法を適用した 場合に生起するスペース上の問題点を容易に克服することができ、総輪駆動車に おける前輪ブレーキ装置のアンチスキツド又はアンチロツク制御が可能となる利 点がある。
【0011】
【考案の効果】
叙上のように、本考案に係る前輪の車輪速度センサ取付構造は、駆動力が伝達 される前輪アクスルシヤフトに連結されたホイールハブの軸線方向における中央 部分外周にパルス発生用のセンサロータが同軸的に固着されると共に、同センサ ロータと協働するセンサピツクアツプを支持するホルダが、前輪ドラムブレーキ のアンカブラケツト及びナツクルに共締め固着されたことを特徴とし、従来はス ペース的制約のために取付け困難であつた総輪駆動車における前輪に車輪速度セ ンサを容易に装着することができるので、実用上極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の要部正面図である。
【符号の説明】
10…フロントアクスルハウジング、12…アクスルシ
ヤフト、14…等速自在接手、26…ナツクル、28…
ナツクルフランジ、36…ブレーキドラム、38…アン
カブラケツト、46…センサロータ、48…センサピツ
クアツプ、50…ホルダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動力が伝達される前輪アクスルシヤフ
    トに連結されたホイールハブの軸線方向における中央部
    分外周にパルス発生用のセンサロータが同軸的に固着さ
    れると共に、同センサロータと協働するセンサピツクア
    ツプを支持するホルダが、前輪ドラムブレーキのアンカ
    ブラケツト及びナツクルに共締め固着されたことを特徴
    とする前輪の車輪速度センサ取付構造。
JP4216292U 1992-05-08 1992-05-08 前輪の車輪速度センサ取付構造 Withdrawn JPH0592030U (ja)

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JPH0592030U true JPH0592030U (ja) 1993-12-14

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Effective date: 19960801