JPH059199U - ステツプモータの駆動回路 - Google Patents
ステツプモータの駆動回路Info
- Publication number
- JPH059199U JPH059199U JP5464391U JP5464391U JPH059199U JP H059199 U JPH059199 U JP H059199U JP 5464391 U JP5464391 U JP 5464391U JP 5464391 U JP5464391 U JP 5464391U JP H059199 U JPH059199 U JP H059199U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- step motor
- drive circuit
- power supply
- motor drive
- time constant
- Prior art date
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- Pending
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- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
- Control Of Stepping Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この考案は、ステップモータ駆動回路への給
電オン・オフ動作をゆるやかとし、ステップモータ駆動
回路から発生するノイズを低減することを目的とする。 【構成】 この考案によるステップモータの駆動回路
は、コンデンサ２６、抵抗２７により給電オン・オフす
るタイミングに時定数をもたせるようにしている。 【効果】 給電オン・オフ動作に時定数をもたせゆるや
かな変化としたので、巻線駆動回路、及びステップモー
タから発生するノイズが低減される。
電オン・オフ動作をゆるやかとし、ステップモータ駆動
回路から発生するノイズを低減することを目的とする。 【構成】 この考案によるステップモータの駆動回路
は、コンデンサ２６、抵抗２７により給電オン・オフす
るタイミングに時定数をもたせるようにしている。 【効果】 給電オン・オフ動作に時定数をもたせゆるや
かな変化としたので、巻線駆動回路、及びステップモー
タから発生するノイズが低減される。
Description
【０００１】
この考案は磁気ディスク装置のヘッド送り等に用いられるステップモータの駆 動回路に関するものである。
【０００２】
図３は従来のステップモータ駆動回路におけるバイポーラ駆動１相当りのステ ップモータ駆動回路で、図において、１，２，３はデジタル入力信号が印加され る入力端子、４は電源端子、５はグランド端子、６，７は出力端子、８，９，１ ０，１１，２０，２１はトランジスタ、１２，１３，１４，１５はサージ吸収用 ダイオード、１６，１７，１８，１９，２２，２３，２４，２５は抵抗、２８は ステップモータの巻線である。
【０００３】 次に動作について説明する。入力端子１と２はステップモータ巻線２９に流す 電流の向きを決定するための信号が印加される。入力端子１に印加される信号を V1 、入力端子２に印加される信号をＶ2 、入力端子３に印加される信号をＶ3 とすると、Ｖ1 がＬレベル、Ｖ2 がＨレベルの時はトランジスタ８，１１がオン 、９，１０がオフとなるから、Ｖ3 がＨレベルの時はトランジスタ２０，２１が オンしているので、ステップモータ巻線２８に出力端子６から７に向けて電流が 流れる。ステップモータへの給電が不要になると、Ｖ3 をＬレベルにすればトラ ンジスタ２０，２１がオフするので、ステップモータ巻線２９に流れている電流 が切れるわけであるが、ステップモータ巻線はインダクタンス分があるため、出 力端子７側にサージ電圧を発生させる。このサージはダイオード１５を経て、電 源端子４に返される。
【０００４】 図４はこの回路の各部の信号波形を示すもので、図中ＩS はステップモータ巻 線２８に流れる電流波形を示し、ＶS は出力端子７における電圧波形を示してい る。
【０００５】
従来のステップモータの駆動回路は以上のように構成され、ステップモータ巻 線駆動回路への給電オンオフ動作が急激に行われるため、特に給電オフ時には、 ステップモータ巻線からのサージ電圧が発生して電源側に戻ってくるため、この サージが他の回路に対してはノイズとなるなど好ましくない点があった。又、給 電オン時にもトランジスタ８，９が同時にオンするなどしてスイッチングノイズ を発生する等の問題点があった。
【０００６】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、給電オンオ フ時にステップモータ巻線駆動回路から発生するノイズを低減することを目的と する。
【０００７】
この考案によるステップモータの駆動回路は、ステップモータ巻線駆動回路へ の給電をオンオフするタイミングに時定数をもたせ、急激なオンオフを避けるよ うにしたものである。
【０００８】
この考案におけるステップモータの駆動回路は、給電オンオフ動作に時定数を もたせ、ゆるやかな変化としたので、巻線駆動回路及び、ステップモータから発 生するノイズが低減される。
【０００９】
以下、この考案の実施例を図について説明する。 図１は、この考案の実施例を示す回路図、図２はこの回路の各部の信号波形を 示す図である。図において、１，２，３はデジタル入力信号が印加される入力端 子、４は電源端子、５はグランド端子、６，７は出力端子、８，９，１０，１１ ，２０，２１はトランジスタ、１２，１３，１４，１５はサージ吸収用ダイオー ド、１６，１７，１８，１９，２２，２３，２４，２５，２７は抵抗、２６はコ ンデンサ、２８はステップモータの巻線である。
【００１０】 以上の構成において、入力端子１，２，３に印加される信号をそれぞれＶ1 ， Ｖ2 ，Ｖ3 とし、Ｖ1 がＬレベル、Ｖ2 がＨレベルの時、トランジスタ８，１１ がオン、９，１０がオフとなるからステップモータ巻線２８に出力端子６から７ に向けて電流が流れる条件となり、入力端子３の印加信号Ｖ3 がＬレベルからＨ レベルに変化したとき、上記回路への給電が始まるがこの時はコンデンサ２６と 抵抗２７で決定される時定数でトランジスタ２０のベース電圧は除々に下がって くるので、トランジスタ２０のコレクタ側の電圧も時定数をもって立上がってく る。このため、この時はトランジスタ８，９が同時にオンすることによるスイッ チングノイズが低減される。次にステップモータへの給電を停止する時はＶ3 を ＨレベルからＬレベルへと変化させるが、この時は抵抗２３とコンデンサ２６の 時定数でトランジスタ２０のコレクタ側の電圧も下がってくるので、ステップモ ータ巻線２８からのサージ電圧ＶS が低減される。
【００１１】
以上のように、この考案によればステップモータ駆動回路への給電オンオフに 時定数をもたせて、電圧の変化をゆるやかにするように構成したので、駆動回路 のスイッチングノイズとステップモータ巻線からのサージ電圧を低減させれる効 果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】この考案の実施例を示す駆動回路図である。
【図２】この考案の駆動回路実施例の各部信号波形を示
す図である。
す図である。
【図３】従来の駆動回路図である。
【図４】従来の各部信号波形を示す図である。
２６ コンデンサ ２７ 抵抗 ２９ ステップモータ巻線駆動回路 ３０ 給電オンオフ制御回路
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 入力パルス信号によるトランジスタのオ
ンオフにより、これに直列に接続されたステップモータ
巻線を駆動する巻線駆動回路を備え、かつステップモー
タ未使用時には上記巻線駆動回路への給電を停止し、ス
テップモータ使用時には給電を可能とする手段を備えた
ステップモータ駆動回路において、この巻線駆動回路へ
の給電オンオフ動作に時定数を持たせたことを特徴とす
るステップモータの駆動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5464391U JPH059199U (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | ステツプモータの駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5464391U JPH059199U (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | ステツプモータの駆動回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059199U true JPH059199U (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=12976460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5464391U Pending JPH059199U (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | ステツプモータの駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH059199U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5544954U (ja) * | 1978-09-19 | 1980-03-24 | ||
| JP2012090363A (ja) * | 2010-10-15 | 2012-05-10 | Denso Corp | 負荷駆動制御装置の保護装置 |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP5464391U patent/JPH059199U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5544954U (ja) * | 1978-09-19 | 1980-03-24 | ||
| JPS6013930Y2 (ja) * | 1978-09-19 | 1985-05-04 | 株式会社ブレスト工業研究所 | 溝形鋼連結金具 |
| JP2012090363A (ja) * | 2010-10-15 | 2012-05-10 | Denso Corp | 負荷駆動制御装置の保護装置 |
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