JPH0591424U - かばん - Google Patents

かばん

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JPH0591424U
JPH0591424U JP3148392U JP3148392U JPH0591424U JP H0591424 U JPH0591424 U JP H0591424U JP 3148392 U JP3148392 U JP 3148392U JP 3148392 U JP3148392 U JP 3148392U JP H0591424 U JPH0591424 U JP H0591424U
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JP
Japan
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liquid crystal
bag
crystal display
display element
film
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Pending
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JP3148392U
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English (en)
Inventor
亨 柏木
純一 小野
浩二 原
憲作 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0591424U publication Critical patent/JPH0591424U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的過酷な状況下で使用しても表示素子や
外部入力装置等の部材が誤動作したり故障したりしにく
く、しかも軽くて持ち運びやすい、情報処理機能付きの
かばんを提供する。 【構成】 液晶表示素子4を構成する基材として導電プ
ラスチック基材Dを使用し、この液晶表示素子4を、か
ばん本体1に設けた蓋体14の内側面に配置するととも
に、外部入力装置5を、面板11の、蓋体14を開いた
際に外部に露出される部分に配置した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、表示素子として液晶表示素子を利用した、パソコン機能、ワード プロセッサ機能、電子手帳機能等の情報処理機能を備えたかばんに関するもので ある。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
近時、ハンドヘルドコンピュータ、ハンドヘルドワードプロセッサ、電子手帳 等の小型軽量の電子情報機器が盛んに利用されるようになってきた。 これらの機器類は、かばん等に入れて持ち運ぶことを前提としており、そのま まで持ち運ぶことについては考慮されていない場合が多いが、かばんにこれらの 機器類を入れるとそれだけで一杯になってしまい、書類等を入れられないことが あった。
【0003】 そこで、かばん自体にワードプロセッサ等の機能を持たせることが考えられた が、軽くて持ち運びやすいことが要求される上、外部からの衝撃等を受けたり水 に濡れたりしやすい等、電子情報機器類よりも過酷な条件で使用されるかばんに これらの機器を組み込むことは、従来の技術では困難であった。 たとえば機器を操作するには、キーボード等の外部入力装置や、表示素子等が かばんの外面に露出している必要があるが、これらの部材はデリケートで、上記 のように衝撃を受けたり水に濡れたりすると、誤動作を生じるだけでなく故障し てしまうおそれもある。
【0004】 またとくに、薄型の表示素子として好適に使用される液晶表示素子は、ごく小 面積のものを除いて、液晶を挟着する基材にガラス板を使用しているため重くか つ壊れやすく、しかも衝撃によって液晶の配向が乱れやすいという問題があり、 通常の電子機器より使用状況が過酷なかばんに組み込むのは不可能に近い。 本考案は以上の事情に鑑みてなされたものであって、比較的過酷な状況下で使 用しても表示素子や外部入力装置等の部材が誤動作したり故障したりしにくく、 しかも軽くて持ち運びやすい、情報処理機能付きのかばんを提供することを目的 としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための、本考案のかばんは、液晶表示素子、マイコン、外 部入力装置および駆動用の電源を備え、液晶表示素子が、液晶膜を一対の導電プ ラスチック基材で挟着して構成されており、当該液晶表示素子が、かばん本体の 面板に回動開閉自在に設けた蓋体の内側面に配置されているとともに、面板の、 蓋体を開いた際に外部に露出される部分に外部入力装置が配置されていることを 特徴とする。
【0006】
【作用】
上記構成からなる本考案のかばんにおいては、液晶表示素子の基材として、重 くかつ壊れやすいガラス板の代わりに、軽量で、かつ衝撃に強い導電プラスチッ ク基材を使用しているので、当該液晶表示素子は、液晶の配向が乱れにくく衝撃 に強い上、かばんの重量を軽減するのにも役立つ。また、上記液晶表示素子と外 部入力装置とは、かばん本体の面板に設けた蓋体を閉じると、かばんの内部に収 容されるので、外部からの衝撃を受けたり、水に濡れたりしにくくなり、誤動作 したり故障したりするおそれがない。
【0007】
【実施例】
以下に、本考案のかばんを、実施例を示す図面を参照しつつ説明する。 図1および図2に示すように、この実施例のかばんは、皮革等の厚手の素材で 形成された前面板10、背面板11および蓋板12を一枚に繋ぎ、その側面を襠 13で塞いで形成したかばん本体1の上部に、持ち手2を取り付けた形の手提げ かばんである。
【0008】 かばん本体1の背面板11には、その略中央部をコ字状に切り欠いて、矩形状 の蓋体14が形成されている。蓋体14は、矩形の残り一辺で背面板11と繋が れることで、かばん本体1に対して回動開閉自在になっているとともに、コ字状 に切り欠いた3辺に取り付けたジッパー3により、図2に示すように、背面板1 1に対して閉じた状態で、固定されるようになっている。
【0009】 蓋体14の内側面には液晶表示素子4が配置されており、蓋体14を開いた際 に外部に露出される、背面板11の切り欠きの内部には、外部入力装置としての キーボード5が配置されている。 そして使用時には、図1に示すようにジッパー3を開いて蓋体14を開けると 、液晶表示素子4とキーボード5が外部に露出されて操作可能な状態となり、非 使用時には、図2に示すように蓋体14を閉めてジッパー3を閉じると、液晶表 示素子4とキーボート5が内部に収容されて衝撃等から保護される。
【0010】 液晶表示素子4は、図3に示すように、液晶膜Lを一対の導電プラスチック基 材D,Dで挟着することで構成されている。 導電プラスチック基材Dとしては、プラスチック基材の表面に、真空蒸着法、 スパッタリング法、塗布法、印刷法等によってITO(インジウムチンオキサイ ド)やSnO2 等の透明導電層を形成したものが好適に使用される。単純マトリク ス駆動等の素子の場合、上記透明導電層には、エッチング等により所定のパター ン(ストライプパターン等)が形成される。
【0011】 プラスチック基材としては、プラスチックフィルムやプラスチック板が好適に 使用される。 プラスチックフィルムとしては、耐熱性、実用的強度、光学的均一性などに優 れ、かつ偏光板と組み合わせた際に複屈折による着色の起こらないポリエチレン テレフタレート(PET)フィルムやポリエーテルスルフォン(PES)フィル ム等の非晶質のプラスチックフィルムが好適に使用される。プラスチックフィル ムの厚みは50〜200μm程度が好ましい。
【0012】 一方プラスチック板としては、各種アクリル樹脂板、ポリカーボネート板、ポ リスチレン板等の、光学的特性に優れたプラスチック板が使用されるが、とくに 、偏光板と組み合わせた際に複屈折による着色の起こらない、非晶質のプラスチ ック板が好ましい。プラスチック板の厚みは、0.5〜3mm程度がよい。 上記導電プラスチック基材Dとしては、市販のITO/PESフィルムやIT O/PETフィルム等を使用することもできる。
【0013】 液晶膜Lとしては、高分子/液晶複合膜または高分子液晶/低分子液晶混合膜 が好適に使用される。 高分子/液晶複合膜は、マトリックス高分子と液晶材料とを溶剤中に溶解した 溶液を、一方の導電基材上に流延塗布し、乾燥させて形成されるもので、スポン ジ構造になったマトリックス高分子の孔を液晶で充填した構造を有している[Po lymer Preprints ,Japan Vol.37,(8) ,2450(1988)参照]。
【0014】 高分子液晶/低分子液晶混合膜は、高分子の骨格鎖に、側鎖として、フレキシ ブルな炭素骨格などを介して、液晶化合物に相当する部分(側鎖メソゲン)を結 合した構造の側鎖型液晶性高分子と、通常の低分子の液晶材料とを溶剤中に溶解 した溶液を、一方の導電基材上に流延塗布し、乾燥固化させて形成されるもので 、高分子液晶と低分子液晶とが混合したものである(Chem. Lett.,817(1989) 参 照)。
【0015】 前者の高分子/液晶複合膜は、無電圧時には、孔内の液晶分子がランダムな状 態にあるため、入射光が散乱されて不透明な状態になっている。そして電圧が印 加されると、Δε>0[但し、Δεは誘電率異方性であって、式:
【0016】
【数1】
【0017】 で表される(なお、
【0018】
【外1】
【0019】 は分子軸方向の誘電率、
【0020】
【外2】
【0021】 は分子軸に対して直交方向の誘電率を示す)]のとき液晶分子が電場方向に配向 して、入射光が散乱されずに通過できるようになり、透明な状態に転換するとい う電気光学効果を示す。 上記高分子/液晶複合膜に使用される液晶としては、通常のネマティック液晶 が好適である。また液晶材料としては、誘電率異方性Δεの大きいものが、良好 な特性を得る上で好ましい。
【0022】 マトリックス高分子としては、可視光に対する透明性の高いものが好ましく、 例えばPMMAに代表される(メタ)アクリル系高分子が好適に使用され、可撓 性付与のためには、上記アクリル系高分子等の中でも、より可撓性の高いものを 選択して使用するのが好ましい。 また、上記マトリックス高分子には、複合膜の透明電極層への密着性を向上さ せて、両者の位置ずれや剥離を防止し、液晶表示素子の大面積化、可撓性付与の さらに容易にするため、接着性高分子や粘着性高分子を併用することもできる。
【0023】 接着性高分子、粘着性高分子としては、マトリックス高分子の透明性を維持す るために、当該マトリックス高分子との相溶性に優れたものを使用するのが好ま しく、例えば、マトリックス高分子としてPMMAを使用する場合には、(メタ )アクリル系の接着性高分子、接着性高分子が好適に使用される。 後者の高分子液晶/低分子液晶混合膜は、低周波または直流の電場を印加する と、膜内で周波数に付随して電荷が移動するために液晶の配向が乱れ、入射光を 強く散乱するようになり、不透明な状態となる。一方、高周波の電場を印加する と、膜内の液晶分子が電場方向にホメオトロピック配向して、入射光が散乱され ずに通過できるようになり、透明な状態に転換する。また、この高分子液晶/低 分子液晶混合膜においては、上記両状態にて電場を除去した際に、光の散乱状態 または非散乱状態を安定に保持するメモリー性があるので制御回路を簡易化する ことができ、簡単な回路構成で、高画素数のフリーグラフィック表示画像を形成 することができる。
【0024】 上記高分子/液晶混合膜、高分子液晶/低分子液晶複合膜の膜厚は、光散乱方 式の液晶表示素子とするために、可視光の波長以上である必要がある。ただし、 膜厚が大き過ぎると、素子の駆動電圧が高くなり過ぎるので、実際上は、5〜3 0μm程度が適当である。 上記混合膜、複合膜には、液晶表示素子をカラー表示タイプにするため、二色 性色素等の従来公知の各種染料を配合することもできる。
【0025】 上記複合膜、混合膜は、何れも高分子を含有するので、導電基材間に充填した ときセル間隔を保持する程度の自己保持性があり、セルギャップ制御が不要であ るため、基材としてプラスチックフィルムやプラスチック板を使用して、大面積 (たとえば対角3〜10インチ以上)かつフリーグラフィック表示が可能な液晶 表示素子を構成することが可能となる。また上記自己保持性を利用して、柔軟な プラスチックフィルム等と組み合わせることにより、皮革等の柔軟な材料で形成 されたかばんに組み込むのに適した、柔軟性に富む液晶表示素子を形成できると いう利点がある。
【0026】 また、上記複合膜、混合膜は、何れも光散乱⇔透過の変化のため偏光膜を必要 とせず、その分、素子の薄型化、軽量化が可能となる。さらに反射型とした場合 には、たとえば素子の裏面に黒色シートを配置すれば、黒⇔白の表示が可能であ り、バックライトも不要となって、より一層の薄型化、軽量化が可能となる。な おこの場合、素子と黒色シートとの間に、所定範囲の入射角の光を透過し、それ の光を反射する光学的な材料(たとえば住友スリーエム社製の商品名Scotch Opt ical Light Film)等を挿入すれば、表示のコントラストを向上することができ る。従来のように素子の両面に偏光膜を積層してコントラストを得ることももち ろん可能である。
【0027】 一方、透過型としてバックライトを使用する場合には、EL(エレクトロルミ ネッセンス)効果を利用した面状発光体を使用すれば、素子の薄型化、軽量化の 妨げとならない。 表示素子の前面にRGB3色のカラーフィルターを設ければ、マルチカラー表 示も可能である。なお、素子の最表面には、反射防止のためノングレア処理を施 すのがよい。ノングレア処理には市販のノングレアシートが好適に使用される。 また、傷付きを防止するため、素子の最表面に保護シートを積層してもよい。
【0028】 キーボード5としては、独立した多数のキーを有する通常のものを使用しても よいが、いわゆるタッチパネルタイプの、一体型のキーボードが、防水性に優れ る上、薄型かつ軽量であるため、好適に使用される。 上記液晶表示素子4、キーボード5を含む機器の回路構成を図4に示す。 図にみるように液晶表示素子4、キーボード5は、インターフェース7ととも にマイコン6に接続されており、マイコン6は、CPU60、表示制御回路61 および内部記憶装置62を備えている。インターフェース7には、フロッピーデ ィスクドライブ等の外部記憶装置や、プリンタ等が接続される。そしてこれらの 部材が、電源8によって駆動されるようになっている。電源8としては、小型薄 型の各種一次電池、二次電池、太陽電池などを用いることができる。
【0029】 上記各部のうち液晶表示素子4とマイコン6は、液晶表示素子4の一対の導電 プラスチック基材D,Dに、マイコン6を実装したフレキシブルプリント配線板 (FPC)9が接続されることで、マイコン6の表示制御回路61からの駆動信 号が伝送可能なように電気的に接続されている。導電プラスチック基材DとFP C9は直接接続しても、また異方性導電テープ等を介して接続してもよい。なお 導電プラスチックDの接続には、ヒートシールコネクタやTAB等を使用しても よい。
【0030】 上記各部からなるこの実施例のかばんは、マイコンのソフトウエアの選択によ り、たとえばコンピュータ、ワードプロセッサ、電子手帳等の機能を持たせるこ とができる他、地図情報を表示する携帯型のナビゲーションシステムとしても使 用でき、これらの機能を、通勤、通学等の電車内や出張時の飛行機内等で手軽に 利用できるものである。
【0031】 なお、本考案のかばんの構成は、上記実施例に限定されるものではない。 たとえばかばんの形態は、図1、図2に示す手提げかばんでなく、ブリーフケ ースやアタッシュケースであってもよい。 蓋体等の構成は、かばんの形態と素材によって適宜変更できる。たとえば硬質 の材料からなるアタッシュケース等においては、蓋体を蝶番で接続してもよい。
【0032】 多少重量は重くなるが、フロッピーディスクドライブ等の外部記憶装置を組み 込んでもよい。 その他、本考案の要旨を変更しない範囲で、種々の設計変更を行なうことがで きる。 <具体例> 液晶表示素子の作製 下記の各成分を、アセトンとジクロロエタンの混合溶媒(重量比50:50) に溶解させて塗布液を得た。
【0033】 側鎖型液晶性高分子: 4−メトキシフェニル−4′−ヘキシロキシベンゾエートメチルシロキサンと ジメチルシロキサンとの共重合体〔ジメチルシロキサン分率15〜18%、側鎖 メソゲンのグラフト率82〜85%、平均分子量18000〕 43重量部 低分子液晶材料:メルクジャパン社製の品番E63 50重量部 電解質:テトラエチルアンモニウムブロミド 液晶材料の総量に対して0.05重量% つぎに、市販のITO/PESフィルムをエッチング処理して、ITO膜をス トライプパターン状に加工した導電プラスチックフィルム上に、上記塗布液をバ ーコート法によって塗布し、室温で30分間乾燥させて高分子液晶/低分子液晶 混合膜を形成した後、当該混合膜上に、上記と同じもう1枚の導電プラスチック フィルムを、2枚の導電プラスチックフィルムのストライプパターンが互いに直 交して単純マトリクス状となるように積層して、表示部の対角6インチの液晶表 示素子を作製した。
【0034】 液晶表示素子への配線接続とかばんへの実装 上記液晶表示素子の導電プラスチックフィルムを、ヒートシールコネクタを介 して、図5に示すように、マイコンが実装されたFPCに接続するとともに、タ ッチパネルタイプのキーボード、インターフェースおよび電池をマイコンに接続 した。また液晶表示素子の裏面に光学材料(前述した住友スリーエム社製のSO LF)と黒色紙をこの順に積層し、表面にノングレアフィルムを積層した。
【0035】 そして、試験的に電源を投入して、まず直流印加により液晶表示素子の全面を 白濁化した後、画像データにしたがって1ライン毎に透明化する画素を選択して 高周波の電場を印加したところ、白地に黒の画像を書き込むことができた。 つぎに、図1,2に示すかばん(皮革製)の、背面板に設けた蓋体の内側面に 液晶表示素子を装着するとともに、キーボートを背面板の切り欠きの内部に装着 し、インターフェースと電池をかばんの内底部に設けた収納部に固定してかばん を完成させた。
【0036】 完成したかばんは、液晶表示素子の基材に導電プラスチックフィルムを使用し ている分だけ軽量で持ち運びやすい上、蓋体を閉じれば液晶表示素子とキーボー ドが内部に収容されるので、上記導電プラスチックフィルムが壊れにくいこと、 当該導電プラスチックフィルムが軽量で、衝撃を受けた際に液晶の配向が壊れに くいことと相俟って、外部からの衝撃に強いことが確認された。
【0037】
【考案の効果】
以上のように本考案のかばんは、液晶表示素子の基材として導電プラスチック 基材を使用するとともに、液晶表示素子と外部入力装置をかばんの内部に収容で きるようにしたので、比較的過酷な状況下で使用しても表示素子や外部入力装置 等の部材が誤動作したり故障したりしにくく、しかも軽くて持ち運びやすいもの である。したがって本考案のかばんは、コンピュータ、ワードプロセッサ、電子 手帳等の機能を、通勤、通学等の電車内や出張時の飛行機内等で手軽に利用でき る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のかばんの一実施例の外観を示す斜視図
である。
【図2】上記実施例のかばんにおいて、液晶表示素子と
外部入力装置としてのキーボードを収納した状態を示す
斜視図である。
【図3】実施例に使用される液晶表示素子の層構成を示
す断面図である。
【図4】実施例の回路構成を示すブロック図である。
【図5】液晶表示素子とマイコンとをFPCで接続した
状態を示す図である。
【符号の説明】
1 かばん本体 11 (背)面板 14 蓋体 4 液晶表示素子 5 外部入力装置(キーボード) 6 マイコン 8 電源 L 液晶膜 D 導電プラスチック基材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高田 憲作 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示素子、マイコン、外部入力装置お
    よび駆動用の電源を備え、液晶表示素子が、液晶膜を一
    対の導電プラスチック基材で挟着して構成されており、
    当該液晶表示素子が、かばん本体の面板に回動開閉自在
    に設けた蓋体の内側面に配置されているとともに、面板
    の、蓋体を開いた際に外部に露出される部分に外部入力
    装置が配置されていることを特徴とするかばん。
JP3148392U 1992-05-13 1992-05-13 かばん Pending JPH0591424U (ja)

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JP3148392U JPH0591424U (ja) 1992-05-13 1992-05-13 かばん

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JP3148392U JPH0591424U (ja) 1992-05-13 1992-05-13 かばん

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015217034A (ja) * 2014-05-15 2015-12-07 株式会社ティーアンドエス スーツケース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015217034A (ja) * 2014-05-15 2015-12-07 株式会社ティーアンドエス スーツケース

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