JPH058900A - シート厚検出装置を有する画像形成装置 - Google Patents

シート厚検出装置を有する画像形成装置

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JPH058900A
JPH058900A JP3162250A JP16225091A JPH058900A JP H058900 A JPH058900 A JP H058900A JP 3162250 A JP3162250 A JP 3162250A JP 16225091 A JP16225091 A JP 16225091A JP H058900 A JPH058900 A JP H058900A
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JP
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JP3162250A
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Koji Nakamori
弘司 中森
Koichi Murakami
晃一 村上
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Canon Finetech Nisca Inc
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Canon Inc
Canon Aptex Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像形成装置において搬送される原稿及び複写
用シートの厚さに基づき、最適のシステム制御を行う。 【構成】原稿MまたはシートPの搬送路に駆動ローラ1
2と、これに対向して搬送する原稿MまたはシートPの
厚さに応じて上下動する従動ローラ13を設け、そし
て、この従動ローラ13の側部にマグネットMGを取付
けると共に、ホール素子を従動ローラ13の近傍に設け
る。そして、マグネットMGが発する磁束密度Hの変化
によりホール素子15に発生電圧VHの振幅で厚さを、
周波数で搬送速度を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等の画像形成装
置に係り、詳しくは画像形成装置にシート厚検出装置を
設けて、検出されたシート厚信号により、画像形成シス
テムを所定の状態に切換える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置においては、搬送路
に搬送される原稿または複写するシートの厚さを検出す
るシート厚検出装置を有して、その出力信号により、画
像形成システム中のシート搬送状態を所定の状態に切換
えるようなものは知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、原稿給送装置で使用できる原稿の坪量は一般的に平
米当りのグラムが50〜100の範囲である。もし、誤
って坪量の少い原稿を使用した場合には、原稿のコシが
弱すぎて原稿の座屈が起こり、紙づまり(ジャム)が発
生したり、また、坪量が多い場合には、コシが強すぎて
原稿の斜行を除去するためのループの作成がうまくいか
ず斜行が発生したり、ジャムが発生したりしていた。ま
た、原稿の坪量が前記範囲内であっても例えば坪量が平
米当り50グラムの原稿と110グラムの原稿とでは、
以下〜のように制御を変えた方が機械的な構成上、
好都合である場合が多い。
【0004】原稿の斜行を除去するためのループ作成
制御。
【0005】1枚ずつ分離給送する時の分離スピード
制御と搬送スピード制御。
【0006】給送または排紙のパスが複数ある場合は
坪量に応じた最適なパスを選択制御する。
【0007】また、画像形成装置本体で使用する複写用
のシートの坪量が判別された場合は上記、の制御を
行う他に、坪量に応じて画像形成後の定着性の制御。
【0008】が考えられる。即ち、坪量が極端に大きい
シートは定着のために奪われる熱量が多くなることから
定着のための温度を上昇させたり、またはシートの搬送
スピードを遅くすることが考えられる。同様に、画像形
成装置から排出された後の処理を行うソータ、製本装置
(フィニシャー)、穴あけ機等のシート後処理装置にお
いても、坪量に応じた好ましい制御方法として、以下に
示す,のようにすることが考えられる。
【0009】ソータにおいては、シートの坪量とサイ
ズに応じてソータビン内への排出スピードを制御して積
載性の向上を計る。
【0010】ステイプル(針綴じ)、または穴あけ機
に関しては、シート坪量に応じて最大枚数等の監視制御
を行う。
【0011】上記のようなことがなされていないと、思
わぬトラブルが起こる虞れがある。
【0012】そこで本発明は、シート厚検出装置を画像
形成装置に設け、その検出信号により所定の装置のシー
ト搬送速度を所定の状態に制御することにより、シート
の搬送速度を調節し、危ない時には停止すると共に装置
を所定の状態に調整するシート厚検出装置を有する画像
形成装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の事情に
鑑みてなされたものであって、例えば図1乃至図4を参
照して示すと、原稿給送部(300)またはシート後処
理部(1)、を備えた画像形成装置(100)におい
て、原稿(M)またはシート(P)を搬送する搬送路
(22,23)に該原稿(M)またはシート(P)の厚
さ及び搬送速度を検出するシート厚検出装置(11)を
設け、該シート厚検出装置(11)の検出信号を受け
て、前記原稿給送部(300)またはシート後処理部
(1)または画像形成装置本体(100)に指示信号を
送信し、該原稿給送部(300)またはシート後処理部
(1)または画像形成装置本体(100)における前記
原稿(M)またはシート(P)の搬送状態を所定の状態
に切換える制御部(17)を設けてなることを特徴とす
る。
【0014】
【作用】以上の構成に基づき、原稿(M)またはシート
(P)の搬送路(22,23)において、原稿(M)ま
たはシート(P)の厚さ及び搬送速度をシート厚検出装
置(11)が検出し、その検出信号を制御部(17)に
送ると、制御部(17)は状況を判断して、原稿給送部
(300)、シート後処理部(1)、または画像形成装
置本体(100)に指示信号を送信して、原稿給送部
(300)、シート後処理部(1)、または本体(10
0)における原稿(M)またはシート(P)の搬送状態
を所定の状態に切換える。
【0015】なお、前記カッコ内の符号は図面を参照す
るもので、何等本発明の構成を限定するものではない。
【0016】
【実施例】以下図面に沿って本発明の実施例を説明す
る。
【0017】図4は本発明のシート厚検出装置を備えた
画像形成装置の一例である。
【0018】画像形成装置本体100において、101
は原稿を載置するプラテンガラス、103は、原稿を照
明する照明ランプ(露光ランプ)、105、107、1
09はそれぞれ原稿の光路を変更する走査ミラー、11
1は合焦及び変倍機能を有するレンズ、113は光路を
変更する反射ミラー(走査ミラー)、115は光学系を
駆動する光学系モータ、117及び121はそれぞれセ
ンサである。
【0019】131は感光ドラム、133は感光ドラム
131を駆動するメインモータ、135は高圧ユニッ
ト、137はブランク露光ユニット、139は現像器、
140は現像ローラ、141は転写帯電器、143は分
離帯電器、及び145はクリーニング装置である。
【0020】151は上段カセット、153は下段カセ
ット、171は手差し給紙口、155及び157は給紙
ローラ、159はレジストローラである。また、161
は画像記録されたシートPを定着側へ搬送する搬送ベル
ト、163は搬送されてきたシートを熱圧着で定着させ
る定着器、165は定着済のシートPを後述するペディ
スタルに送り出すローラ、167は両面多重記録の際に
シート検出に用いられるセンサである。
【0021】上記の感光ドラム131の表面は光導電体
と導電体を用いたシームレス感光体からなり、この感光
ドラム131は回動可能に軸支されていて、複写開始キ
ーの押下に応答して作動するメインモータ133によ
り、矢印の方向に回転を開始する。ついで、ドラム13
1の所定回転制御及び電位制御処理(前処理)が終了す
ると、プラテンガラス101上に置かれた原稿Mは、第
1走査ミラー105と一体に構成された照明ランプ10
3により照明され、その原稿Mから反射光がミラー10
5、ミラー107、ミラー109、レンズ111、及び
ミラー113を経てドラム131上に結象される。
【0022】ドラム131は高圧ユニット135により
コロナ帯電され、その後、照明ランプ103により照射
された像(原稿画像)がスリット露光され、公知のカー
ルソン方式でドラム131上に静電画像として形成され
る。
【0023】次に、感光ドラム131上の静電画像は現
像器139の現像ローラ140により現像され、トナー
像として可視化され、そのトナー像が転写帯電器141
により後述のようにシートP上に転写される。
【0024】一方、上段カセット151もしくは下段カ
セット153内のシートPまたは手差し給紙口171に
手差しされたシートPは、給紙ローラ155,157、
または154により本体装置内に送られ、更にレジスト
ローラ159により正確なタイミングをもって感光ドラ
ム131に向けて給送され、潜像先端とシートPの先端
とが一致される。その後、転写帯電器141とドラム1
31との間をシートPが通過することにより、ドラム1
31上のトナー像がシートP上に転写される。この転写
終了後、シートPはドラム131から分離帯電器143
により分離され、搬送ベルト161により定着器163
に導かれ、加圧及び加熱により定着された後、排出ロー
ラ165により本体100の外に排出される。
【0025】なお、転写後のドラム131は、そのまま
回転を続行して、クリーニングローラ及び弾性ブレード
で構成されたクリーニング装置145により、その表面
が清掃される。
【0026】200は複写機本体100から送出された
シートPをいったん受入れて後処理のために保持するペ
ディスタルであり、ペディスタル200は、本体100
から切り離すことができ、約2000枚のシートPを収
納し得るデッキ201及び両面コピー用の中間トレイ2
03とを有している。また、その約2000枚収納可能
なデッキ201のリフタ205は給紙ローラ207に常
にシートPが当接するように、シートPの量に応じて上
昇する。
【0027】また、211は両面記録側乃至多重記録側
の経路と排出側経路との経路を切換えるフラッパ、21
3,215は搬送ベルトの搬送路、217はシート押え
用の中間トレイおもりであり、排紙フラッパ211、及
び搬送路213、215を通った転写紙は裏返しされて
両面コピー用中間トレイ203に収納される。219は
両面記録と多重記録の経路を切換える多重フラッパであ
り、搬送路213と215との間に配設され、上方に回
動することによりシートPを多重記録用搬送路211に
導くことができる。223は多重フラッパ219が駆動
されたときにシートPの末端を検知する多重排紙センサ
である。225は経路227を通じてシートPをドラム
131側へ再給紙する給紙ローラ、229は機外にシー
トPを排出する排出ローラである。
【0028】両面記録(両面複写)時や多重記録(多重
複写)時には、まず、本体100の排紙フラッパ211
を上方に回動させて複写済みのシートPをページディス
タル200の搬送路213または215を介して中間ト
レイ203に格納する。なおこの時、両面記録の場合に
は多重フラッパ219を下げておき、多重記録の場合に
は多重フラッパを上げておく。この中間トレイ203
は、例えば99枚までのシートPを格納することがで
き、中間トレイ203に格納されたシートPは中間トレ
イおもり217により押えられる。そして、次に行われ
る裏面記録時、または多重記録時には、中間トレイ20
3に格納されているシートPが、下から1枚ずつ給紙ロ
ーラ225とおもり217との作用により、経路227
を介して本体100のレジストローラ159へ導かれ
る。
【0029】300は循環式に原稿Mを順次給送する循
環式原稿給送装置(以下でRDFという)であり、RD
F300において、305は原稿Mの束をセットする積
載トレイである。積載トレイにおいてはまず片面原稿時
に不図示の分離モータが駆動されることにより、半月ロ
ーラ307、分離搬送ローラ309、及び分離ベルト3
10によって、原稿Mの束の最下部から一枚ずつ原稿M
が分離され、ベルトモータ302が駆動されることによ
り、レジストローラ312及び全面ベルト303により
プラテンガラス101上の露光位置まで搬送された後停
止し、複写動作がスタートする。そして複写終了後は、
再度モータ302が駆動されることにより、搬送大ロー
ラ315によってパスVに導かれ、更に、排紙ローラ3
17により、再び原稿Mの束の上面に戻される。306
は原稿の一循環を検知するリサイクルレバーであり、原
稿給送開始時に原稿Mの束の上部に載置された状態に保
たれており、原稿Mが順次給送されて最終原稿の後端が
リサイクルレバー306を抜ける時に、自重で落下した
ことで原稿の一循環を検知する。
【0030】また、1は画像形成装置から排出されたシ
ートPの後処理装置(ソータ、製本機、穴あけ機等が接
続される)である。
【0031】次に、RDF300において、給送される
原稿Mに対するシート厚検出装置11を図2に示し、カ
セット151,153、デッキ201から給紙されたシ
ートPまたは手差しされたシートPに対するシート厚検
出装置11を図3に示す。そして、図2においては、レ
ジストローラ312の上流側の搬送路22に、図3にお
いてはレジストローラ159の上流側の搬送路23に設
けられている。そして、搬送路上に少し覗いて、回転自
在に、かつ軸心位置が固定された駆動ローラ12が設け
られていて、この駆動ローラ12に対向して、搬送する
原稿MまたはシートPの厚さに応じて上下動する従動ロ
ーラ13が設けられている。そして、この従動ローラ1
3の側部にマグネットMGが取付けられており、この従
動ローラ13の近傍に(図上は上方に)ホール素子15
が設けられている。そして、ホール素子15が増幅器1
6を介して、制御回路17に接続されてあると共に、制
御回路17からの信号線が原稿給送装置300、画像形
成装置の本体100、シート後処理装置1の所定の機器
に接続されている。
【0032】次に、シート厚検出装置11の作用を図
1、図5、図6を参照して説明する。
【0033】原稿MまたはシートPが給送されて、この
シート厚検出装置11を通過すると、従動ローラ13が
原稿M、またはシートPの厚さに応じて上方(矢印X方
向)に移動すると共に、原稿MまたはシートPの搬送速
度に応じて回転する。この結果、マグネットMGの磁束
密度HはマグネットMGがホール素子15に近づくほど
ホール素子15の発生電圧VHが大きくなる。図5にお
いては、ローラ13の回転速度を同じとしたときの状態
が示されている。ローラ13の回転に伴いマグネットM
Gの回転により、ホール素子15に発生する電圧VHが
増減するが、これを時間を横軸として示すと、図5の波
形となる。そして、原稿MまたはシートPの厚さが厚い
程、マグネットMGがホール素子15に近づき波形の山
は高くなる。点線表示のものは厚さの薄い原稿Mまたは
シートPに対する波形である。
【0034】また、図6に示すように、原稿Mまたはシ
ートPの搬送速度が早いときには、波形のピッチが短
く、遅い時には、波形のピッチが長くなるので、原稿M
またはシートPの搬送速度を検出できる。これ等の、原
稿MまたはシートPが従動ローラ13によりマグネット
MGを回転させることにより発生する電圧VHを増幅器
16により増幅した信号を制御回路17が受信し、この
電圧信号の高さと、波形の周波数とにより、原稿Mまた
はシートPの厚さと、搬送速度との情報を得た結果によ
り判断して、信号をRDF300、画像形成装置本体1
00、シート後処理装置1に発して、次に述べるような
制御を行う。
【0035】原稿MまたはシートPの斜行を除去する
ループ作成制御 これはレジストローラ312または159に原稿Mまた
はシートPを突き当てるもので、シート厚検出装置11
は分離・給送装置の直後に配設して、レジストローラ3
12または159までに所定の距離を保有しなければな
らない。そして、原稿MまたはシートPの搬送速度と厚
さとの情報を得ると、制御回路17において、記憶され
ている最適な条件の搬送速度と突き当て量になるように
給紙ローラ154,155,157,207,309の
搬送速度と搬送量とを調整する。一般的に厚紙の場合
は、搬送速度を遅く搬送量(ループ量)を少なくし、薄
紙の場合は搬送速度は同様に遅くし搬送量(ループ量)
を多くするものである。
【0036】1枚ずつ分離給送するときの分離スピー
ドと搬送スピードとの制御 シート厚検出装置11が分離・給送装置の下流に設けら
れているので、最初の原稿MまたはシートPに対しては
途中から制御でき、同じグループの2枚目の原稿Mまた
はシートPに対して有効である。また、最初のシートP
に対しても再給紙時には有効である。なお、シートPま
たは原稿Mの厚さにより摩擦及び負荷が変化するから、
厚さの信号を受けた制御回路17は、原稿給送装置30
0においては半月ローラ307、分離搬送ローラ309
及び分離ベルト310に対し、画像形成装置本体100
においては給紙ローラ155,157または154に対
し、更にデッキ201においては給紙ローラ207に対
して、分離・搬送スピードの減速を指示する。
【0037】給送または排紙のための搬送路が複数あ
る場合には、原稿またはシートの厚さに応じた最適な搬
送路の選択 誤って、厚い原稿MまたはシートPが給送された場合、
搬送路の曲りの程度と、その曲り度に対応した搬送速度
との関係を制御回路17に記憶させておき、搬送路に適
合しない、原稿MまたはシートPが搬送された場合に
は、搬送速度の調整により搬送可能なものは搬送速度を
調節し、不可能な厚さの原稿MまたはシートPに対して
は直ちに搬送を停止すると共に、できればその旨の表示
を出す。初期において搬送停止することによりジャム処
理を容易にする。
【0038】坪量に応じて画像形成後の定着性の制御 シートPが厚いと、定着器163の発熱容量に依存する
シートPの適切な厚さと搬送速度との関係を制御回路1
7に記憶させておき、シート厚検出装置11からの信号
を受けた制御回路17はシートPの搬送速度を調整す
る。または、厚さに対して搬送速度の速いシートPに対
しては、もし定着器163の発熱容量を増加できる場合
には、その搬送速度とシート厚さとに対応するように定
着器の発熱量を増大するように制御回路17は定着器1
63に指示する。
【0039】ソータにおいてシートの坪量とサイズと
に応じてソータのビンへの排出速度を制御して積載性を
向上させる シートPの厚さと搬送速度との検知信号を受けた制御回
路17はそのサイズデータとも合わせ判断し、後処理装
置1に信号を発してシート材Pが厚い場合にはその排出
速度を速めにし、積載性をよくするようにする。
【0040】後処理装置のステイプラまたは穴あけ器
に対してシートの坪量に応じて最大処理枚数の制御を行
う。シートPの厚さをシート検出装置11が検出すると
その信号を受けた、制御回路11はそのステイプラまた
は穴あけ器にその最大処理枚数を制限する。
【0041】次に、図7及び図8を参照して、他の実施
例を説明する。
【0042】本実施例においては、図1に示す実施例に
おけるホール素子15の代りに、磁気抵抗素子19が配
設されている。磁気抵抗素子19は磁束密度Hの増減に
応じて、抵抗値RHが増減する。従って、この抵抗値R
Hを増幅器16により増幅して制御回路17に送信す
る。
【0043】なお、図8(a) は前記実施例の図5に対応
し、図8(b) は図6に対応する。
【0044】また、本実施例の作用・効果は前記実施例
と同様である。
【0045】次に、図9及び図10を参照して、更に他
の実施例を説明する。
【0046】本実施例においては、図1の従動ローラ1
3の代りに、表面が凹凸して、N,S極が交互に配置さ
れた磁化されたローラ体20であり、このローラ体20
に近接して鉄心に導線を巻きつけたコイル21が配設さ
れている。
【0047】ローラ体20が回転することによりコイル
21に磁束Hの方向が凸部に対応するごとに変化するの
でコイル内に電圧VHが誘起される。この電圧VHは図
10に示すように交流波形になる。そして、シート厚さ
が厚くなる程、磁束Hが強くなるため、その振幅は大き
くなると共に回転が早くなる程周波数が大きくなるの
で、この実施例の作用・効果は前記図1に示す実施例と
同じである。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
搬送路において、原稿またはシートの厚さ及び搬送速度
をシート厚検出装置が検出し、その検出信号を制御部に
送ると、制御部はその状況を判断して、原稿給送部、シ
ート後処理部または画像形成装置本体を所定の状態に切
換えるので、画像形成装置において最適のシステム制御
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるシート厚検出装置を示
すブロック図。
【図2】その原稿給送装置にシート厚検出装置を適用し
た状態を示す側面図。
【図3】その画像形成装置本体にシート厚検出装置を適
用した状態を示す側面図。
【図4】本発明を適用する画像形成装置の断面側面図。
【図5】本発明のシート厚検出装置がシート厚に対応し
て発する検出信号を示す線図。
【図6】そのシート厚に対応して発する検出信号の周波
数差を示す線図。
【図7】他の実施例のシート厚検出装置のブロック図。
【図8】(a) は、そのシート厚に対応して発する検出信
号を示す線図、(b) は、そのシート厚に地対応して発す
る周波数差を示す線図。
【図9】(a) は更に他の実施例のシート厚検出装置のブ
ロック図、(b) は多極に磁化されたローラ体とコイルと
の関係を示す側面図。
【図10】その検出信号の波形を示す線図。
【符号の説明】
1 シート後処理部(後処理装置) 11 シート厚検出装置 17 制御部(制御回路) 22,23 搬送路 100 画像形成装置本体 300 原稿給送部(原稿給送装置) M 原稿 P シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/20 109 6830−2H

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】原稿給送部またはシート後処理部、を備え
    た画像形成装置において、 原稿またはシートを搬送する搬送路に該原稿またはシー
    トの厚さ及び搬送速度を検出するシート厚検出装置を設
    け、 該シート厚検出装置の検出信号を受けて、前記原稿給送
    部またはシート後処理部または画像形成装置本体に指示
    信号を送信し、該原稿給送部またはシート後処理部また
    は画像形成装置本体における前記原稿またはシートの搬
    送状態を所定の状態に切換える制御部を設けてなる、 シート厚検出装置を有する画像形成装置。
JP3162250A 1991-06-06 1991-06-06 シート厚検出装置を有する画像形成装置 Withdrawn JPH058900A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08305210A (ja) * 1995-04-28 1996-11-22 Canon Inc 画像形成装置
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