JPH0588744A - 調節計 - Google Patents

調節計

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JPH0588744A
JPH0588744A JP3251576A JP25157691A JPH0588744A JP H0588744 A JPH0588744 A JP H0588744A JP 3251576 A JP3251576 A JP 3251576A JP 25157691 A JP25157691 A JP 25157691A JP H0588744 A JPH0588744 A JP H0588744A
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JP3251576A
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English (en)
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Yoshikatsu Sakai
芳克 酒井
Kenji Yamaguchi
賢治 山口
Masayuki Nakagawa
正幸 中川
Masao Yokomori
政夫 横森
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Priority to KR1019920015840A priority patent/KR970004089B1/ko
Priority to CN92112138A priority patent/CN1057851C/zh
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Abstract

(57)【要約】 【目的】少ない操作キーで、制御運転や各種パラメータ
を設定するための情報を表示でき、操作性の良好な調節
計を実現する。 【構成】フルドットの表示器と、画面展開キーと、複数
の操作キーと、少なくともプロセス量と制御出力量を前
記表示器にバーグラフとして表示する運転画面作成手段
と、プロセス量の推移をトレンドグラフとして表示する
トレンドグラフ画面作成手段と、制御パラメータを調整
するための情報を表示器に表示するチューニング画面作
成手段と、画面展開キーからの信号を受けた場合は、表
示器に運転画面と、トレンドグラフ画面とを切替え可能
に表示し、画面展開キーと操作キーの中の特定な操作キ
ーからの信号を同時に受けた場合は、表示器にチューニ
ング画面を表示する表示制御手段と、表示器への画面展
開を受け前記複数の操作キーの機能を変更する操作キー
機能変更手段とを設けて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロセスの制御などに
用いられる調節計に関し、さらに詳しくは、前面の操作
パネルにフルドットの表示器を用い、その表示器に制御
運転の為の各種の情報を切替えて表示できるようにする
と共に、操作キーからの信号に基づいて制御運転や画面
の切替え、各種パラメータの設定などが行えるようにし
た高い機能と良好なマンマシンインターフェイス機能を
有する調節計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、マイクロプロセッサを用いた
シングルループ調節計が広く実用化されている。この様
なシングルループ調節計は、分散形制御システム(DC
S)に比べてエンジニアリング負担が少なく、操作性が
良好であるという利点を持っている。これまでのシング
ルループ調節計は、例えば、特公昭57−57721号
公報に見られるように、その前面の操作パネルには、制
御に必要な情報(プロセス量PVや設定値SV、制御出
力MV)を表示する指示計、設定値を変更する操作キー
や調節モード(自動調節モード,手動調節モードなど)
を変更する操作キーなどが配列され、制御演算のための
各種のパラメータの設定や、各種の機能の指定,補正演
算の指定などの設定手段は、計器の側面などに用意して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来の調節計
は、アナログ調節計と変わらない操作性を維持できると
いう特長があるが、各種のパラメータの設定は、計器を
ラックから引き出して側面に設けられた設定手段を操作
しなければならないという課題があった。また、前面パ
ネルは、制御に必要な最小限の指示計と操作キーを設け
ただけであるために、制御運転に参考となる例えばプロ
セス量PVの推移(トレンド)情報などは、調節計とは
別にレコーダを用意する必要があった。本発明は、これ
らの点に鑑みてなされたもので、限られた面積の調節計
前面パネルに、プロセスの制御運転を行うに必要な各種
オペレーション情報や、プロセス量PVのトレンド情
報,調節計の各種制御パラメータを設定するための情報
等を簡単なキー操作で表示できるようにすると共に、前
面パネルに設けるキーの数を少なくし、操作性の良好な
調節計を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明は、プロセスからのプロセス量を入力し設定さ
れた制御パラメータに基づいて制御演算を実行し制御出
力をプロセスに出力するようにした調節計において、調
節計前面に設けられ文字,図形などを混在して表示可能
の表示器と、調節計前面に設けられ前記表示器に表示す
る画面の展開を指示する画面展開キーと、調節計前面に
設けられ制御運転や各種パラメータの設定に利用される
複数の操作キーと、少なくともプロセス量と制御出力量
を前記表示器にバーグラフとして表示する運転画面作成
手段と、プロセス量の推移をトレンドグラフとして前記
表示器に表示するトレンドグラフ画面作成手段と、前記
制御演算に用いられる制御パラメータを調整するための
情報を前記表示器に表示するチューニング画面作成手段
と、前記画面展開キーからの信号を受けた場合は、前記
表示器に運転画面作成手段でつくられた運転画面と、ト
レンドグラフ画面作成手段で作られたトレンドグラフ画
面とを切り替え可能に表示し、画面展開指示キーと前記
操作キーの中の特定な操作キーからの信号を同時に受け
た場合は、前記表示器にチューニング画面作成手段でつ
くられたチューニング画面を表示するように画面の展開
を行う表示制御手段と、表示手段による画面展開を受け
前記複数の操作キーの機能を変更する操作キー機能変更
手段とを設けたことを特徴とする調節計である。
【0005】
【作用】表示器には、画面展開キーの操作により、制御
運転やその監視に必要な運転画面と、トレンドグラフ画
面が表示される。この様な状態から、画面展開キーの操
作と、操作キーの中の特定なキーを同時に操作すると、
PID演算パラメータなどを設定するためのチューニン
グ画面が表示器に表示される。操作キー機能変更手段
は、表示器に表示される画面に応じて、複数の操作キー
の機能を変更する。これにより、少ない操作キーの数で
多くの情報の表示が行えると共に操作性を良好にする。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は、本発明に係わる調節計の外観の一例
を示す構成斜視図である。図において、CLは調節計本
体、PLは調節計の前面パネルで、ここには、例えばバ
ックライト付きのフルドット液晶表示器10と、この表
示器10の横に並ぶように複数の操作キーKY1〜KY
7が、また表示器10の下部に並ぶように操作キーKY
8〜KY10が設けてある。表示器10は、小型CRT
並みに、文字,図形などを混在して表示可能のように構
成され、また、各操作キーは、例えば押しボタンスイッ
チなどにより構成されている。調節計の側面には、従来
装置のようにパラメータ設定のための操作キーや表示器
あるいは各種の設定スイッチなどは設置されていない。
【0007】図2は、本発明調節計の一実施例を示す構
成ブロック図である。この図において、1はプロセス量
(測定値)PVを格納する測定値レジスタ、2は設定値
SVを格納する設定値レジスタ、3は測定値PVと設定
値SVとの偏差にPIDなどの制御演算を行う制御演算
部、4は制御演算部3に用いられるPIDなどの各種パ
ラメータが格納されるレジスタを含み、PIDパラメー
タなどを制御演算部3に設定するパラメータ設定手段、
5は制御演算部3で演算した制御出力(操作量)MVを
格納する出力レジスタで、これらの各機能はいずれもマ
イクロプロセッサにインストールしたソフトウェアによ
って実現される。6は制御出力MVを手動によって調節
するための手動調節手段で、手動モードにおいて有効と
なり、操作キーKY8〜KY10からの指示に基づいて
手動出力が調節できるように構成してある。71,72
は運転モードの切替えスイッチで、後で説明するモード
切替えの操作キーKY1〜KY3からの指示を受けて、
上位計算機による運転モード,自動運転モード,手動運
転モードなどに切り替えるように構成されている。これ
らの構成は、従来のマイクロプロセッサを用いた調節計
の構成とほぼ同様となっている。10は調節計の前面パ
ネルに設けられた、図1でも示されている表示器、KB
はこの表示器10の周囲に設置した操作キーボードで、
複数の操作キーKY1〜KY10が設けられている。こ
れらの操作キーの中で、操作キーKY7は、表示器10
に表示する画面の展開を指示する画面展開キーとしての
機能が割り付けてある。
【0008】8は表示器10に表示する各種の画面を作
成する画面作成手段で、測定値PV,設定値SV,制御
出力MVをそれぞれ入力すると共に、操作キーボードK
Bからの信号を入力している。この画面作成手段8にお
いて、81は運転画面の作成手段で、測定値PVと制御
出力MVの値をそれぞれバーグラフで、設定値SVの値
を測定値PVと関連付けて表示器10に表示するような
画面作成機能を有している。82は表示器10に測定値
PVの推移をトレンドグラフとして表示するトレンドグ
ラフ画面の作成手段、83は制御演算部3に設定する各
種制御演算パラメータを調整・設定するためのチューニ
ング画面の作成手段である。9は表示器10への画面表
示(画面展開)を制御する表示制御手段である。この表
示制御手段は、画面展開キーKY7からの信号を受け、
表示器10に運転画面作成手段81で作られた運転画
面、トレンドグラフ画面作成手段82で作られたトレン
ドグラフ画面を表示し、画面展開キーKY7とこれとは
別の特定な操作キー、例えばKY9からの信号を同時に
受けた場合、表示器10にチューニング画面作成手段8
3で作られたチューニング画面を表示するように画面展
開の制御を行う。11は表示制御手段9による表示器1
0での画面展開を受け、複数の操作キー、例えばKY1
〜KY10の機能を変更する操作キー機能変更手段であ
る。この操作キー機能変更手段11は、例えば表示器1
0に運転画面が表示されている場合は、各操作キーKY
1〜KY6は、制御モードを変更したり、設定値を変更
したりするための操作キーとして機能するように、ま
た、チューニング画面が表示されている場合は、パラメ
ータの種類の選択やパラメータ値の設定を行う操作キー
として機能するように各操作キーの機能を変更するよう
に構成してある。
【0009】図3は、運転画面作成手段81でつくられ
る運転画面と、この画面が表示されている場合に各操作
キーに割り付けらる各機能を示す図である。表示器10
に表示される運転画面は、画面のほぼ中央付近に測定値
PVがその値に応じて上下方向に伸び縮むバーグラフB
G1で表示され、画面の下側には、制御出力MVがその
値に応じて左右方向に伸び縮むようにバーグラフBG2
で表示されている。この制御出力MVを示すバーグラフ
において、左側の「C」の符号は制御出力MVが小さく
なって例えばバルブをクローズする方向であることを意
味し、また右側の「O」の符号は、バルブが開く方向で
あることを意味している。また、設定値SVを、測定値
PVを示すバーグラフBG1と同じスケール上に関連づ
けて三角形状の指示マークMKで表示してある。この指
示マークの位置は、設定値の変更(操作キーKY4,K
Y5の操作)と共にスケールSLに沿って上下するよう
になっている。この様な表示形態は、従来の調節計の前
面パネル面(計器図)を模擬したもので、従来の調節計
に馴れ親しんだオペレータでも違和感無く、制御運転状
況の監視や操作を行えるように考慮してある。運転画面
内には、PV値,SV値,MV値がディジタル数値とし
ても表示されている。また、画面の上部にはこの調節計
が担当している制御ループに付されているタグナンバー
(TIC−1000)が表示されている。この様な運転
画面によれば、調節計から離れて監視する場合、主要な
データであるPV値,SV値,MV値はアナログ表示で
認識することができ、調節計に接近すると各データの具
体的な数値をディジタル表示で認識することができる。
【0010】キーボードKBにおいて、操作キーKY1
〜KY3は運転モードの切替えを行うための機能が割り
付けられていて、これらの操作キーからの信号に従って
図2のスイッチ手段71,72が駆動されるようになっ
ている。すなわち、操作キーKY1を押すと、上位の計
算機から設定値SVが与えられて制御運転が行われる上
位計算機運転モードになり、操作キーKY2を押すとこ
の調節計単独で制御運転を行う自動運転モードになり、
操作キーKY3を押すと制御出力MVを手動により調節
できる手動調節モードとなる。操作キーKY4,KY5
は設定値SVを設定するための機能が割り付けられ、こ
れらの操作キーを押すことで、設定値レジスタ2の値が
変更できるようになる。この設定値レジスタ2の値は、
表示器10の設定値マークMKの位置として認識でき
る。操作キーKY8〜KY10は、手動調節モードに切
り替えられたときに制御出力MVを変更するための機能
が割り付けてある。すなわち、手動調節モードに切り替
えられた状態では、これらの操作キーからの信号は手動
調節手段6に与えられる。ここでは、操作キーKY8を
押すことにより制御出力MVを減少、操作キーKY10
を押すことにより制御出力MVを増大できるようにして
ある。また、操作キーKY8またはKY10と、操作キ
ー(増速キー)KY9を同時に押すことにより制御出力
MVの減少または増加の速度を早くして迅速に所望の制
御出力値に変更できるようにしてある。
【0011】図4は、トレンドグラフ画面作成手段82
で作られる画面と、この画面が表示されている場合に各
操作キーに割り付けらる各機能を示す図である。このト
レンドグラフ画面では、調節計が担当している制御ルー
プの測定値PVを、現在時刻から例えば最大48時間前
までの過去のデータをトレンドグラフTGとして表示し
ている。また、現在のデータ及び設定値SVについて
は、トレンドグラフの最新時刻位置にバーグラフBG1
および設定値指示マークMKとして表示している。この
様なトレンドグラフは、スタートアップ時のプロセスの
挙動の把握や、安定操業時の監視、夜間や週末の無人運
転状況を翌朝に確認する場合などに便利で、例えば、あ
る所定の記録周期内に発生するプロセス値PVの最大値
と最小値を棒状に記録することで、短周期で発生するデ
ータの急変も認識できるように工夫してある。画面の下
側には、制御出力MVがその値に応じて左右方向に伸び
縮むようにバーグラフBG2で表示されている。このバ
ーグラフ表示は、運転画面と同様である。また画面の上
部には、現在時刻でのPV値,SV値,MV値がディジ
タル数値としても表示されている。キーボードKBの各
操作キーの中で、操作キーKY1〜KY10には、運転
画面が表示されているときと同様の機能が割り付けられ
ている。なお、操作キーK8〜KY10に、トレンドグ
ラフの時間軸の縮小拡大を指示する機能、例えば操作キ
ーKY4,KY5にレンジ(振幅方向)の拡大,縮小す
る機能をそれぞれ割り付けるようにしてもよい。
【0012】図5は、チューニング画面作成手段83で
作られる画面の一例を示す図と、この画面が表示されて
いる場合に各操作キーに割り付けらる各機能を示す図で
ある。 調節計におけるチューニング要素としては、P
ID演算パラメータのチューニングや、例えばPID演
算パラメータをセルフチューニング(STC)する場合
のチューニングなどがあるが、ここでは、PID演算パ
ラメータなどの設定画面を示している。この画面には、
チューニングメニュー画面から選択されることとなる。
このPID演算パラメータのチューニング画面は、PI
D演算パラメータに関連する多数のパラメータを同時に
表示すると共に、設定項目とそのパラメータ設定値は、
上方部分の拡大窓に表示している。これにより、設定す
るパラメータと他のパラメータとの相互の関連を把握し
ながら、目的とするパラメータの設定ができるようにし
てある。また、画面の右側の各操作キーに対応する位置
には、その操作キーに割り付けた機能を示す記号が表示
されている。すなわち、KY1,KY2はカーソル位置
(反転表示部分)の移動用のキー、KY3はセーブキ
ー、KY4,KY5はパラメータ設定値の増減キー、K
Y6はチェンジキーとしての機能が表示してある。
【0013】ここで、チェンジキーKY6は、PID演
算パラメータのチューニング画面の状態で、このキーK
Y6を操作すると(押すと)、操作している間だけ(押
している間だけ)運転画面またはトレンドグラフ画面
(チューニング画面へ展開を行う前に表示していた方の
画面)を監視できる機能である。このようなチェンジキ
ーを設けることにより、チューニング結果を同一の表示
器10の画面に、運転画面またはトレンドグラフ画面を
表示して、監視しながらパラメータの値を変更・調整で
きるようになる。チューニング画面への展開により、各
操作キーの機能は、操作キー機能変更手段11により画
面に表示されているような各機能に変更される。このチ
ューニング画面において、設定したい項目は、カーソル
(反転表示)を操作キーKY1,KY2(カーソル移動
キー)を用い移動して選択する。このとき選択した項目
は、上部の拡大窓に拡大表示して分かり易くしている。
この例では比例帯PBが選択されている状態を示してい
る。次に、操作キーKY4またはKY5(増減キー)を
操作することにより、パラメータの値(ここでは45
0.0の値)をその値から増加、または減少することで
希望する値に変更する。このように設定されたパラメー
タの値は、このままでも有効であるが、操作キーKY3
(セーブキー)を操作することにより、パラメータ設定
手段4内に設けられている不揮発性メモリ(レジスタ)
などに記憶されるようにしてある。
【0014】図6は、画面の展開を示す図である。はじ
めに、図3に示されるような運転画面が、標準の画面と
して表示器10に表示されるようになっている。この運
転画面(標準画面)が表示されている状態で、画面展開
キーKY7を操作すると、図4に示すトレンドグラフ画
面が表示される。トレンドグラフ画面が表示されている
状態で、再び画面展開キーKY7を操作すると、運転画
面に戻る。この例では、調節計は一つの制御ループを担
当している場合であるが、複数の制御ループを並列して
担当するように構成した場合、他の制御ループに関して
も同じように運転画面とトレンドグラフ画面が破線に示
すように表示できるように構成する。運転画面またはト
レンドグラフ画面が表示されている状態から、画面展開
キーKY7と増速キーKY9を同時に押すと、図5に示
されるようなチューニング画面に展開するためのチュー
ニングメニュー画面が表示され、ここで例えばPID演
算パラメータのチューニング画面を指定(選択)すれ
ば、図5に示すような画面が表示される。ここで、チュ
ーニングメニュー画面において、所望のチューニング画
面への選択は、各操作キーKY1〜KY6にそれぞれの
選択項目をソフトキーとして割り付けることで、6項目
の選択が行えるようにしてある。チューニング画面が表
示されている状態で、チェンジキーKY6を押すと、そ
のキーを押している間は、運転画面またはトレンドグラ
フ画面が表示される。チェンジキーKY6を押した時
に、運転画面またはトレンドグラフ画面のいずれが表示
されるかは、チューニングメニュー画面に遷移する直前
に、どちらの画面が開かれていたかに依存する。すなわ
ち、運転画面からチューニング画面へ展開していれば、
チェンジキーKY6を押した時には、運転画面が表示さ
れる。チェンジキーKY6を離せば元のチューニング設
定画面に戻る。チューニング画面が表示されている状態
で、画面展開キーKY7と増速キーKY9を同時に押す
と、運転画面またはトレンドグラフ画面に戻り、これら
のキーを離した後も、これらの画面のままとなる。
【0015】図7は、本発明の他の実施例を示す構成ブ
ロック図である。この実施例では、画面作成手段8に、
運転画面やトレンドグラフ画面と同じレベルで各種のア
ラーム情報を表示するためのアラーム画面の作成手段8
4を設けると共に、チューニング画面の更に下位のレベ
ルに、調節計の機能の選択や、入力レンジの設定、通信
機能の設定など、主としてエンジニアリングの時に用い
るエンジニアリング画面の作成手段85を設けたもので
ある。図8は、アラーム画面作成手段84で作られるア
ラーム画面の一例を示す図と、この画面が表示されてい
る場合に各操作キーに割り付けらる各機能を示す図であ
る。このアラーム画面には、例えばトレンドグラフ画面
から画面展開キーKY6の操作で画面展開が行われるよ
うにしてある。調節計には、例えばプロセス量PVがあ
る上下限の値以上になっていないか監視したり、PID
演算パラメータをセルフチューニングするような場合、
それらのパラメータが正しくチューニングされているか
監視したり、また、調節計自身の動作が正常であるかな
どのシステム監視を行う機能が各種備えられている。
【0016】アラーム画面は、これらの監視結果を認識
したり、確認したりする場合に用いられる画面であっ
て、プロセスアラーム表示領域AR1,セルフチューニ
ングエラー表示領域AR2,システムアラーム領域AR
3などが用意してある。また、画面の右側の下部付近の
操作キーKY6に対応する位置には、その操作キーに割
り付けたクリア機能を示す記号(CLR)が表示されて
いる。各アラーム領域には、対応するアラーム項目が表
示される。ここで反転表示された項目「PL1」は、現
在発生中の項目を示している。非反転表示の項目は、過
去に発生した項目を示している。各項目の頭に表示され
ている*マークは、オペレータの確認を促すマークであ
る。クリア機能が割り付けられた操作キーKY6を操作
すると、発生したアラームを確認したと言う意味にな
り、*マークの表示が消えるようにしてある。
【0017】図9は、エンジニアリング画面作成手段8
5で作られるエンジニアリング画面の一例を示す図と、
この画面が表示されている場合に各操作キーに割り付け
らる各機能を示す図である。このエンジニアリング画面
には、チューニング画面から画面展開キーKY6と増速
キーKY9との同時操作で、はじめにエンジニアリング
画面選択の為のメニュー画面が表示され、そのメニュー
画面から図9に示されるような、エンジニアリング画面
が選択されることとなる。図9には、調節計に接続され
るセンサ入力のタイプやレンジ等を設定するためのシグ
ナルコンディショニング画面を示している。通常、これ
らのエンジニアリング画面は、調節計の動作を開始する
に先立って用いられるもので、制御演算を停止した状態
で設定される。従って、この画面では、プロセスを監視
するための制御出力MVを示すバーグラフ表示はされて
いない。また、この画面の場合、設定と同時にその設定
値が内部のメモリに自動セーブされるようにしてあり、
セーブキーとしての機能は、どの操作キーにも割り付け
てない。このシグナルコンディショニング画面におい
て、91は画面タイトル、92は設定が可能か否かの表
示、93は設定項目名で、ここではゼロ点を調節する項
目名を表示している。94はデータ、95は単位を示す
表示である。操作キーKY1は、メニューキー(大項目
選択キー)の機能が割り付けてあり、以下、操作キーK
Y2はパラメータキー(小項目選択キー)、操作キーK
Y3はカーソルキー、操作キーKY4,KY5は設定値
増減キー、操作キーKY6は設定データ書き込みキーと
しての機能がそれぞれ割り付けてある。
【0018】このシグナルコンディショニング画面で
は、調節計の信号入力回路に設けられるシグナルコンデ
ィショナユニット内の設定データを読出しながら、その
値を変更することで設定や、操作指令を行えるようにな
っている。シグナルコンディショナユニットには、各項
目が大項目,小項目の2階層に分類されており、メニュ
ーキーKY1とパラメータキーKY2で、ページをめく
るように次々と読み出すことができる。カーソルキーK
Y3により、読出したデータを1桁ごとに桁選択し、そ
の値のデータ変更を増減キーKY4,KY5で行う。所
望のデータになったところで、最後に書き込みキーKY
6により、シグナルコンディショナユニット内のメモリ
に書き込む。エンジニアリング画面でのデータ設定は、
調節計の制御演算を停止させ、非操業モードにしてから
行う必要がある。したがって、エンジニアリング画面に
最初に展開された時点(開かれた時点)では、設定が可
能か否かの表示部92には、設定が不可能であることを
示す「SET INHIBIT」が表示されている状態
(操業状態)にある。この状態で、カーソルキーKY3
を操作すると、設定が可能の状態「SETENABL
E」となり、制御演算が停止し、シグナルコンディショ
ナユニット内の設定データを読出すことができるように
してある。なお、これらのエンジニアリング画面の中に
は、エンジニアリング画面の中でのパラメータを変更す
る操作を、誰でも自由に行えないように、パスワードを
設定する画面を用意してある。ここで、特定なパスワー
ド(例えば4桁の数字で構成される)を設定すると、各
エンジニアリング画面を開いてパラメータを変更する際
に、パスワードの入力が必要となる。
【0019】図10は、図7の実施例装置における画面
展開の様子を示す図である。図6に示した画面展開と異
なる点は、運転画面,トレンドグラフ画面から、画面展
開キーKY7の操作で、図8に示されるようなアラーム
画面が表示される点である。また、チューニング設定画
面が表示されている状態で、操作キーKY7と操作キー
KY9を同時に操作すると、図9に示されるようなエン
ジニアリング画面に展開する点である。
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
調節計の前面パネルにフルドットの表示器を設けると共
に、限られた数の操作キーに画面が展開されるごとにそ
の画面に特有の機能を割り付け、画面展開の機能を割り
付けたキーの操作で、制御運転に必要な各種画面への展
開を行い、画面展開キーと他の特定なキーとの同時操作
で、次元(レベル)の違うチューニング画面やエンジニ
アリング画面ヘの展開を行うように構成したものであ
る。従って、本発明によれば限られた数の操作キーによ
り制御運転の為の操作や、各種パラメータの設定などを
行うことの可能な操作性の良い調節計を提供できる。ま
た、チューニング設定画面でチェジキーを設けること
で、同一の表示器で制御の運転状況を確認しながら、各
種パラメータを設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる調節計の外観の一例を示す構成
斜視図である。
【図2】本発明調節計の一実施例を示す構成ブロック図
である。
【図3】運転画面と各操作キーに割り付けらる各機能を
示す図である。
【図4】トレンドグラフ画面と各操作キーに割り付けら
る各機能を示す図である。
【図5】チューニング画面と各操作キーに割り付けらる
各機能を示す図である。
【図6】図2の装置における画面の展開を示す図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図8】アラーム画面と各操作キーに割り付けらる各機
能を示す図である。
【図9】シグナルコンディショニング画面を示す図であ
る。
【図10】図7の実施例装置における画面展開の様子を
示す図である。
【符号の説明】
3 PID制御演算部 4 パラメータ設定手段 8 画面作成手段 81 運転画面作成手段 82 トレンドグラフ画面作成手段 83 チューニング画面作成手段 84 アラーム画面作成手段 85 エンジニアリング画面作成手段 9 表示制御手段 10 表示器 11 操作キー機能変更手段 KB 操作キーボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横森 政夫 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセスからのプロセス量を入力し設定
    された制御パラメータに基づいて制御演算を実行し制御
    出力をプロセスに出力するようにした調節計において、 調節計前面に設けられ、文字,図形などを混在して表示
    可能の表示器と、 調節計前面に設けられ、前記表示器に表示する画面の展
    開を指示する画面展開キーと、 調節計前面に設けられ制御運転や各種パラメータの設定
    に用られる複数の操作キーと、 少なくともプロセス量と制御出力量を前記表示器にバー
    グラフとして表示する運転画面作成手段と、 プロセス量の推移をトレンドグラフとして前記表示器に
    表示するトレンドグラフ画面作成手段と、 前記制御演算に用いられる制御パラメータを調整するた
    めの情報を前記表示器に表示するチューニング画面作成
    手段と、 前記画面展開キーからの信号を受けた場合は、前記表示
    器に運転画面作成手段でつくられた運転画面と、トレン
    ドグラフ画面作成手段で作られたトレンドグラフ画面と
    を切替え可能に表示し、画面展開キーと前記操作キーの
    中の特定な操作キーからの信号を同時に受けた場合は、
    前記表示器にチューニング画面作成手段でつくられたチ
    ューニング画面を表示する表示制御手段と、 表示器への画面展開を受け前記複数の操作キーの機能を
    変更する操作キー機能変更手段とを設けたことを特徴と
    する調節計。
  2. 【請求項2】表示器にチューニング画面を表示している
    状態で、操作キーの一つにチェンジキーの機能を割り付
    け、当該チェンジキーを押している間は、運転画面また
    はトレンドグラフ画面を表示するようにしたことを特徴
    とする請求項1の調節計。
  3. 【請求項3】各種のアラーム情報を表示器に表示するた
    めのアラーム画面作成手段を設け、表示制御手段は、運
    転画面またはトレンドグラフ画面が表示されている状態
    で、画面展開キーからの信号を受けた場合、前記アラー
    ム画面を表示することを特徴とする請求項1の調節計。
  4. 【請求項4】調節計の機能の選択、入力レンジの設定、
    通信機能の設定など主としてエンジニアリングの時に用
    いるエンジニアリング画面作成手段を設け、表示制御手
    段は、表示器にチューニング画面が表示されている状態
    で、画面展開キーと操作キーの中の特定な操作キーから
    の信号を同時に受けた場合、前記表示器に前記エンジニ
    アリング画面を表示することを特徴とする請求項1の調
    節計。
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