JPH0588658A - 表示制御装置 - Google Patents
表示制御装置Info
- Publication number
- JPH0588658A JPH0588658A JP3247264A JP24726491A JPH0588658A JP H0588658 A JPH0588658 A JP H0588658A JP 3247264 A JP3247264 A JP 3247264A JP 24726491 A JP24726491 A JP 24726491A JP H0588658 A JPH0588658 A JP H0588658A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- raster operation
- plotting
- frame memory
- processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Digital Computer Display Output (AREA)
- Image Generation (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラスタオペレーション機能を有するグラフイ
ック表示装置において、同時に複数の描画処理に対応で
きることを目的とする。 【構成】 描画される描画データを格納するフレームメ
モリ部101と、描画を行なうためにフレームメモリ部101
のアドレスと描画データと描画時のラスタオペレーショ
ンの種類を出力する描画要求部102と、描画要求部102の
出力であるラスタオペレーションの種類を格納するラス
タオペレーション格納部103,104を有し処理起動信号を
入力した場合に描画要求部102の出力である描画データ
に対してラスタオペレーション格納部に格納されている
ラスタオペレーション操作を行ないながらフレームメモ
リ部101に描画する複数の処理主体を有する描画処理部1
05,106と、描画要求部102の出力であるアドレスをデコ
ードして描画処理部105,106の１つの処理主体に対して
描画処理の開始を要求する前記処理起動信号を出力する
アドレスデコード部107と、フレームメモリ部101に格納
されている描画データを読みだし表示する表示部108を
有する。
ック表示装置において、同時に複数の描画処理に対応で
きることを目的とする。 【構成】 描画される描画データを格納するフレームメ
モリ部101と、描画を行なうためにフレームメモリ部101
のアドレスと描画データと描画時のラスタオペレーショ
ンの種類を出力する描画要求部102と、描画要求部102の
出力であるラスタオペレーションの種類を格納するラス
タオペレーション格納部103,104を有し処理起動信号を
入力した場合に描画要求部102の出力である描画データ
に対してラスタオペレーション格納部に格納されている
ラスタオペレーション操作を行ないながらフレームメモ
リ部101に描画する複数の処理主体を有する描画処理部1
05,106と、描画要求部102の出力であるアドレスをデコ
ードして描画処理部105,106の１つの処理主体に対して
描画処理の開始を要求する前記処理起動信号を出力する
アドレスデコード部107と、フレームメモリ部101に格納
されている描画データを読みだし表示する表示部108を
有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は計算機システムにおける
マルチウインドウの表示装置に関する。
マルチウインドウの表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年ビットマップディスプレイやポイン
ティングデバイスなどの普及により、システムで唯一の
ディスプレイをウインドウと呼ばれる複数の領域に分割
して各ウインドウを１つの仮想端末とみなすマルチウイ
ンドウ機能を有する計算機システムが広く利用されてい
る。
ティングデバイスなどの普及により、システムで唯一の
ディスプレイをウインドウと呼ばれる複数の領域に分割
して各ウインドウを１つの仮想端末とみなすマルチウイ
ンドウ機能を有する計算機システムが広く利用されてい
る。
【０００３】図４は従来の表示制御装置の構成図であ
る。図中、201はフレームメモリ部であり、描画される
描画データを格納するものである。202は描画要求部で
あり、オペレータの操作または適用業務プログラム内に
記述されたコマンドに従ってフレームメモリ部201のア
ドレスと描画データと描画時のラスタオペレーションの
種類を出力することにより描画の要求を行なうものであ
る。203はラスタオペレーション格納部であり、描画要
求部202の出力であるラスタオペレーションの種類を格
納する。204は描画処理部であり、ラスタオペレーショ
ン格納部203を有し、処理起動信号を入力した場合に描
画要求部202の出力である描画データに対して、ラスタ
オペレーション格納部203に格納されているラスタオペ
レーション操作を行ないながらフレームメモリ部201に
描画するものである。205はアドレスコード部であり、
描画要求部202の出力であるアドレスをデコードして描
画処理部202に対して処理起動信号を出力する。206は表
示部であり、フレームメモリ部201に格納されている描
画データを読みだし表示する。実際には、これ以外にも
ウインドウを生成する機能等種々の構成要素を必要とす
るが、本発明の主眼ではないので省略する。
る。図中、201はフレームメモリ部であり、描画される
描画データを格納するものである。202は描画要求部で
あり、オペレータの操作または適用業務プログラム内に
記述されたコマンドに従ってフレームメモリ部201のア
ドレスと描画データと描画時のラスタオペレーションの
種類を出力することにより描画の要求を行なうものであ
る。203はラスタオペレーション格納部であり、描画要
求部202の出力であるラスタオペレーションの種類を格
納する。204は描画処理部であり、ラスタオペレーショ
ン格納部203を有し、処理起動信号を入力した場合に描
画要求部202の出力である描画データに対して、ラスタ
オペレーション格納部203に格納されているラスタオペ
レーション操作を行ないながらフレームメモリ部201に
描画するものである。205はアドレスコード部であり、
描画要求部202の出力であるアドレスをデコードして描
画処理部202に対して処理起動信号を出力する。206は表
示部であり、フレームメモリ部201に格納されている描
画データを読みだし表示する。実際には、これ以外にも
ウインドウを生成する機能等種々の構成要素を必要とす
るが、本発明の主眼ではないので省略する。
【０００４】前述のように構成された従来の表示制御装
置の動作を以下に説明する。 （１）オペレータは描画を行なうための操作を行なう。
または、適用業務プログラムはその内部に記述された描
画を行なうためのコマンドを実行する。 （２）これに対し、描画要求部202は描画時のラスタオ
ペレーションの種類を出力し、フレームメモリ部201内
のアドレスと描画データを出力することによって描画の
要求を行なう。 （３）ラスタオペレーション格納部203では、描画要求
部202から出力された描画時のラスタオペレーションの
種類を保持する。 （４）アドレスデコード部205では、描画要求部202から
出力されたアドレスをデコードし、当該アドレスがフレ
ームメモリ部201内にあれば描画処理部204に対して処理
起動信号を出力する。 （５）描画処理部204では、処理起動信号を入力した場
合に描画要求部202の出力である描画データに対して、
ラスタオペレーション格納部に格納されているラスタオ
ペレーション操作を行ないながら、描画要求部202で指
定されたアドレスに描画を行なう。 （６）フレームメモリ部201では、描画処理部204によっ
て描画された描画データを保持する。 （７）表示部206では、フレームメモリ部201に格納され
た描画データを提起的に読み出すことにより表示を行な
う。（おわり）
置の動作を以下に説明する。 （１）オペレータは描画を行なうための操作を行なう。
または、適用業務プログラムはその内部に記述された描
画を行なうためのコマンドを実行する。 （２）これに対し、描画要求部202は描画時のラスタオ
ペレーションの種類を出力し、フレームメモリ部201内
のアドレスと描画データを出力することによって描画の
要求を行なう。 （３）ラスタオペレーション格納部203では、描画要求
部202から出力された描画時のラスタオペレーションの
種類を保持する。 （４）アドレスデコード部205では、描画要求部202から
出力されたアドレスをデコードし、当該アドレスがフレ
ームメモリ部201内にあれば描画処理部204に対して処理
起動信号を出力する。 （５）描画処理部204では、処理起動信号を入力した場
合に描画要求部202の出力である描画データに対して、
ラスタオペレーション格納部に格納されているラスタオ
ペレーション操作を行ないながら、描画要求部202で指
定されたアドレスに描画を行なう。 （６）フレームメモリ部201では、描画処理部204によっ
て描画された描画データを保持する。 （７）表示部206では、フレームメモリ部201に格納され
た描画データを提起的に読み出すことにより表示を行な
う。（おわり）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の表示制御装置に
おいては前述の具体例で示したように、ラスタオペレー
ション格納部にラスタオペレーションの種類を格納して
おき、その後で描画データと当該描画データを描画する
フレームメモリ部内のアドレスを出力することにより描
画処理を起動する。しかしこのような構成においては、
ある描画要求に対する描画処理を行なっている時に、タ
ススイッチにより異なる描画要求に対する描画処理が起
動されるということが生じるため、異なる描画処理の中
で設定されたラスタオペレーションの指定を使用してし
まい、意図しない描画データが得られるという問題点が
あった。
おいては前述の具体例で示したように、ラスタオペレー
ション格納部にラスタオペレーションの種類を格納して
おき、その後で描画データと当該描画データを描画する
フレームメモリ部内のアドレスを出力することにより描
画処理を起動する。しかしこのような構成においては、
ある描画要求に対する描画処理を行なっている時に、タ
ススイッチにより異なる描画要求に対する描画処理が起
動されるということが生じるため、異なる描画処理の中
で設定されたラスタオペレーションの指定を使用してし
まい、意図しない描画データが得られるという問題点が
あった。
【０００６】本発明は、従来の表示制御装置が有してい
た前記の問題点に鑑み、同時に複数の描画要求が発生し
たような場合においても、それぞれの描画要求の中で指
定されたラスタオペレーションを使用して描画処理を行
なうことが可能な表示制御装置を提供することを目的と
する。
た前記の問題点に鑑み、同時に複数の描画要求が発生し
たような場合においても、それぞれの描画要求の中で指
定されたラスタオペレーションを使用して描画処理を行
なうことが可能な表示制御装置を提供することを目的と
する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、描画される描
画データを格納するフレームメモリ部と、描画を行なう
ために前記フレームメモリ部のアドレスと描画データと
描画時のラスタオペレーションの種類を出力する描画要
求部と、前記描画要求部の出力であるラスタオペレーシ
ョンの種類を格納するラスタオペレーション格納部を有
し処理起動信号を入力した場合に前記描画要求部の出力
である描画データに対して前記ラスタオペレーション格
納部に格納されているラスタオペレーション操作を行な
いながら前記フレームメモリ部に描画する複数の処理主
体を有する描画処理部と、前記描画要求部の出力である
アドレスをデコードして前記描画処理部の１つの処理主
体に対して描画処理の開始を要求する前記処理起動信号
を出力するアドレスデコード部と、前記フレームメモリ
部に格納されている描画データを読みだし表示する表示
部を有する表示制御装置である。
画データを格納するフレームメモリ部と、描画を行なう
ために前記フレームメモリ部のアドレスと描画データと
描画時のラスタオペレーションの種類を出力する描画要
求部と、前記描画要求部の出力であるラスタオペレーシ
ョンの種類を格納するラスタオペレーション格納部を有
し処理起動信号を入力した場合に前記描画要求部の出力
である描画データに対して前記ラスタオペレーション格
納部に格納されているラスタオペレーション操作を行な
いながら前記フレームメモリ部に描画する複数の処理主
体を有する描画処理部と、前記描画要求部の出力である
アドレスをデコードして前記描画処理部の１つの処理主
体に対して描画処理の開始を要求する前記処理起動信号
を出力するアドレスデコード部と、前記フレームメモリ
部に格納されている描画データを読みだし表示する表示
部を有する表示制御装置である。
【０００８】
【作用】本発明の表示制御装置は前記した構成により、
描画要求部がフレームメモリ部のアドレスと描画データ
と描画時のラスタオペレーションの種類を出力すること
により描画の要求を行なうと、アドレスデコード部にお
いてフレームメモリ部のアドレスを考慮して描画要求を
処理すべき処理主体を決定して当該処理主体を有する描
画処理部へ処理起動信号を出力し、処理起動信号を入力
した描画処理部において描画要求部の出力である描画デ
ータに対してラスタオペレーション格納部に格納されて
いるラスタオペレーション操作を行ないながらフレーム
メモリ部に描画し、表示部においてフレームメモリ部に
格納されている描画データを読みだし表示する。
描画要求部がフレームメモリ部のアドレスと描画データ
と描画時のラスタオペレーションの種類を出力すること
により描画の要求を行なうと、アドレスデコード部にお
いてフレームメモリ部のアドレスを考慮して描画要求を
処理すべき処理主体を決定して当該処理主体を有する描
画処理部へ処理起動信号を出力し、処理起動信号を入力
した描画処理部において描画要求部の出力である描画デ
ータに対してラスタオペレーション格納部に格納されて
いるラスタオペレーション操作を行ないながらフレーム
メモリ部に描画し、表示部においてフレームメモリ部に
格納されている描画データを読みだし表示する。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の表示制御装置の一実施例を図
面を用いて説明する。
面を用いて説明する。
【００１０】（実施例１）図１は本発明の一実施例にお
ける表示制御装置の構成図である。図中、101はフレー
ムメモリ部であり、描画される描画データを格納するも
のである。102は描画要求部であり、オペレータの操作
または適用業務プログラム内に記述されたコマンドに従
ってフレームメモリ部101のアドレスと描画データと描
画時のラスタオペレーションの種類を出力することによ
り描画の要求を行なうものである。103は第１ラスタオ
ペレーション格納部であり、描画要求部102の出力であ
るラスタオペレーションの種類を格納する。104は第２
ラスタオペレーション格納部であり、描画要求部102の
出力であるラスタオペレーションの種類を格納する。10
5は第１描画処理部であり、第１ラスタオペレーション
格納部103を有し、処理起動信号を入力した場合に描画
要求部102の出力である描画データに対して、ラスタオ
ペレーション格納部103に格納されているラスタオペレ
ーション操作を行ないながらフレームメモリ部101に描
画するものである。106は第２描画処理部であり、第２
ラスタオペレーション格納部104を有し、処理起動信号
を入力した場合に描画要求部102の出力である描画デー
タに対して、ラスタオペレーション格納部104に格納さ
れているラスタオペレーション操作を行ないながらフレ
ームメモリ部101に描画するものである。107はアドレス
デコード部であり、描画要求部102の出力であるアドレ
スをデコードして描画処理部105と第２描画処理部106の
どちらかに処理起動信号を出力する。108は表示部であ
り、フレームメモリ部101に格納されている描画データ
を読みだし表示する。
ける表示制御装置の構成図である。図中、101はフレー
ムメモリ部であり、描画される描画データを格納するも
のである。102は描画要求部であり、オペレータの操作
または適用業務プログラム内に記述されたコマンドに従
ってフレームメモリ部101のアドレスと描画データと描
画時のラスタオペレーションの種類を出力することによ
り描画の要求を行なうものである。103は第１ラスタオ
ペレーション格納部であり、描画要求部102の出力であ
るラスタオペレーションの種類を格納する。104は第２
ラスタオペレーション格納部であり、描画要求部102の
出力であるラスタオペレーションの種類を格納する。10
5は第１描画処理部であり、第１ラスタオペレーション
格納部103を有し、処理起動信号を入力した場合に描画
要求部102の出力である描画データに対して、ラスタオ
ペレーション格納部103に格納されているラスタオペレ
ーション操作を行ないながらフレームメモリ部101に描
画するものである。106は第２描画処理部であり、第２
ラスタオペレーション格納部104を有し、処理起動信号
を入力した場合に描画要求部102の出力である描画デー
タに対して、ラスタオペレーション格納部104に格納さ
れているラスタオペレーション操作を行ないながらフレ
ームメモリ部101に描画するものである。107はアドレス
デコード部であり、描画要求部102の出力であるアドレ
スをデコードして描画処理部105と第２描画処理部106の
どちらかに処理起動信号を出力する。108は表示部であ
り、フレームメモリ部101に格納されている描画データ
を読みだし表示する。
【００１１】尚、請求項に記述した描画処理部は、第１
描画処理部105と第２描画処理部106を指す。実際にはこ
れ以外にもウインドウを生成する機能などを実現するた
めの種々の構成要素を必要とするが、本発明の主眼では
ないので省略する。
描画処理部105と第２描画処理部106を指す。実際にはこ
れ以外にもウインドウを生成する機能などを実現するた
めの種々の構成要素を必要とするが、本発明の主眼では
ないので省略する。
【００１２】前述のように構成された従来の表示制御装
置の動作を以下に具体的に説明する。上記のような構成
において、例えば図２で示されるように1000×1000の解
像度を有するフレームメモリ部101に対して、第１描画
データと第２描画データの２つの描画要求が発生して描
画が行なわれる場合を考える。 （１）オペレータは描画のための操作を行なう。また
は、適用業務プログラムはその内部に記述された描画を
行なうためのコマンドを実行する。 （２）これに対し、描画要求部102は第１描画要求の発
行のために、第１ラスタオペレーション格納部103にラ
スタオペレーションの種類を格納する。ここでは、排他
的論理和を指定するものとする。また、描画要求部102
は第２描画要求の発行のために、第２ラスタオペレーシ
ョン格納部104にラスタオペレーションの種類を格納す
る。ここでは、論理積を指定するものとする。次に、描
画要求部102は矩形データである第１描画データと第１
描画データのフレームメモリ部101内での左上端の２次
元アドレス（100,400）を出力する。また、描画要求部1
02は矩形データである第２描画データと第２描画データ
のフレームメモリ部101内での左上端の２次元アドレス
（700,100）を出力する。 （３）アドレスデコード部107では、描画要求部102で出
力されたアドレスを検知し、そのアドレスのＹ座標値が
500未満であれば第１描画処理部105へ処理起動信号を出
力し、500以上であれば第１描画処理部106へ処理起動信
号を出力する。したがって、第１描画要求の場合には第
１描画処理部105へ処理起動信号を出力し、第２描画要
求の場合には第２描画処理部106へ処理起動信号を出力
する。 （４）第１描画処理部105では、アドレスデコード部107
から処理起動信号を入力した場合、描画要求部102から
入力した第１描画データとフレームメモリ部101内にお
いて第１描画データが描画される領域の画像データとの
間で、第１ラスタオペレーション格納部103に格納され
ているラスタオペレーションの種類である排他的論理和
を施しながらフレームメモリ部101に描画を行なう。 （５）第２描画処理部106では、アドレスデコード部107
から処理起動信号を入力して、描画要求部102から入力
した第２描画データとフレームメモリ部101内において
第２描画データが描画される領域の画像データとの間
で、第２ラスタオペレーション格納部104に格納されて
いるラスタオペレーションの種類である論理積を施しな
がらフレームメモリ部101に描画を行なう。 （６）表示部108では、フレームメモリ部101に格納され
ている描画データを定期的に読みだし、ＣＲＴ等の表示
装置に図３のように表示を行なう。（おわり）
置の動作を以下に具体的に説明する。上記のような構成
において、例えば図２で示されるように1000×1000の解
像度を有するフレームメモリ部101に対して、第１描画
データと第２描画データの２つの描画要求が発生して描
画が行なわれる場合を考える。 （１）オペレータは描画のための操作を行なう。また
は、適用業務プログラムはその内部に記述された描画を
行なうためのコマンドを実行する。 （２）これに対し、描画要求部102は第１描画要求の発
行のために、第１ラスタオペレーション格納部103にラ
スタオペレーションの種類を格納する。ここでは、排他
的論理和を指定するものとする。また、描画要求部102
は第２描画要求の発行のために、第２ラスタオペレーシ
ョン格納部104にラスタオペレーションの種類を格納す
る。ここでは、論理積を指定するものとする。次に、描
画要求部102は矩形データである第１描画データと第１
描画データのフレームメモリ部101内での左上端の２次
元アドレス（100,400）を出力する。また、描画要求部1
02は矩形データである第２描画データと第２描画データ
のフレームメモリ部101内での左上端の２次元アドレス
（700,100）を出力する。 （３）アドレスデコード部107では、描画要求部102で出
力されたアドレスを検知し、そのアドレスのＹ座標値が
500未満であれば第１描画処理部105へ処理起動信号を出
力し、500以上であれば第１描画処理部106へ処理起動信
号を出力する。したがって、第１描画要求の場合には第
１描画処理部105へ処理起動信号を出力し、第２描画要
求の場合には第２描画処理部106へ処理起動信号を出力
する。 （４）第１描画処理部105では、アドレスデコード部107
から処理起動信号を入力した場合、描画要求部102から
入力した第１描画データとフレームメモリ部101内にお
いて第１描画データが描画される領域の画像データとの
間で、第１ラスタオペレーション格納部103に格納され
ているラスタオペレーションの種類である排他的論理和
を施しながらフレームメモリ部101に描画を行なう。 （５）第２描画処理部106では、アドレスデコード部107
から処理起動信号を入力して、描画要求部102から入力
した第２描画データとフレームメモリ部101内において
第２描画データが描画される領域の画像データとの間
で、第２ラスタオペレーション格納部104に格納されて
いるラスタオペレーションの種類である論理積を施しな
がらフレームメモリ部101に描画を行なう。 （６）表示部108では、フレームメモリ部101に格納され
ている描画データを定期的に読みだし、ＣＲＴ等の表示
装置に図３のように表示を行なう。（おわり）
【００１３】
【発明の効果】本発明の表示制御装置においては、複数
の描画処理部とそれに付随したラスタオペレーション格
納部を有しているので、１つの描画要求が完結する前に
別の描画要求が発行されるような状況においても、正確
に描画要求に対するラスタオペレーション操作を行ない
ながら描画を行なうことが可能であるので実用的効果は
大きい。
の描画処理部とそれに付随したラスタオペレーション格
納部を有しているので、１つの描画要求が完結する前に
別の描画要求が発行されるような状況においても、正確
に描画要求に対するラスタオペレーション操作を行ない
ながら描画を行なうことが可能であるので実用的効果は
大きい。
【図１】本発明の一実施例の表示制御装置の構成図
【図２】本発明の一実施例の表示制御装置に入力される
描画要求を示す説明図
描画要求を示す説明図
【図３】本発明の一実施例の表示制御装置の表示結果を
示す説明図
示す説明図
【図４】従来の表示制御装置の構成図
101 フレームメモリ部 102 描画要求部 103 第１ラスタオペレーション格納部 104 第２ラスタオペレーション格納部 105 第１描画処理部 106 第２描画処理部 107 アドレスデコード部 108 表示部
Claims (1)
- 【請求項１】描画される描画データを格納するフレーム
メモリ部と、 描画を行なうために前記フレームメモリ部のアドレスと
描画データと描画時のラスタオペレーションの種類を出
力する描画要求部と、 前記描画要求部の出力であるラスタオペレーションの種
類を格納するラスタオペレーション格納部を有し処理起
動信号を入力した場合に前記描画要求部の出力である描
画データに対して前記ラスタオペレーション格納部に格
納されているラスタオペレーション操作を行ないながら
前記フレームメモリ部に描画する複数の処理主体を有す
る描画処理部と、 前記描画要求部の出力であるアドレスをデコードして前
記描画処理部の１つの処理主体に対して描画処理の開始
を要求する前記処理起動信号を出力するアドレスデコー
ド部と、 前記フレームメモリ部に格納されている描画データを読
みだし表示する表示部を有することを特徴とする表示制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3247264A JPH0588658A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 表示制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3247264A JPH0588658A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 表示制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0588658A true JPH0588658A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17160892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3247264A Pending JPH0588658A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 表示制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0588658A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017026186A1 (ja) * | 2015-08-07 | 2017-02-16 | 株式会社東海理化電機製作所 | シフト装置 |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP3247264A patent/JPH0588658A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017026186A1 (ja) * | 2015-08-07 | 2017-02-16 | 株式会社東海理化電機製作所 | シフト装置 |
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